JP2706824B2 - ラベル類の貼着方法と装置 - Google Patents

ラベル類の貼着方法と装置

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JP2706824B2 JP19377589A JP19377589A JP2706824B2 JP 2706824 B2 JP2706824 B2 JP 2706824B2 JP 19377589 A JP19377589 A JP 19377589A JP 19377589 A JP19377589 A JP 19377589A JP 2706824 B2 JP2706824 B2 JP 2706824B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ラベル類を曲面を有する被着体に貼着する
方法と装置、さらに詳しくは、たとえば2室の中間にラ
ベルを仮貼着した仮支持シートを保持し、この仮支持シ
ートを仕切材として2室に圧力差を与えて前記仮支持シ
ートを伸び撓ませ、曲面を有する被着体にラベルを良好
に貼着する方法と装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、各種の容器、食器、ディスプレイ、スポーツ用
具等の複雑な3次元曲面を有する部材の装飾の為にラベ
ルを貼着することが行なわれてきた。このラベルの貼り
付けは専ら人手による作業で行なわれてきた。
かかる人手作業によるラベルの貼り付けを、自動化す
る提案として、上下2室の中間にラベルを貼着した仮支
持シートを保持し、2室の圧力差を利用して、仮支持シ
ートを伸び撓ませ、曲面を有する被着体にラベルを貼着
させることを、本出願人は先に開発し、その際に用いる
仮支持シートを特願昭63−143254号(以下第1先行例と
いう)として提案した。
ここにおける思想は、可撓性基材に仮支持用貼着剤が
塗布された仮支持シートの周囲に保持すると共に、その
仮支持用粘着剤面に、基材に貼り付け用粘着剤が塗布さ
れたラベルが、その貼り付け用粘着剤側と反対側の面に
おいて前記仮支持シートの中央部に貼着された状態で、
可撓性基材を両面における圧力差を与えて伸び撓ませ、
前記ラベルを貼り付け用粘着剤を介して前記被着体表面
に貼り付け・転着し、前記圧力差が解放されたとき、前
記可撓性基材が復元するようにしたものである。
他方、特開昭60−23133号には、ラベル類をワークに
対して、その貼着曲面に対応した形状の曲面を有する治
具を用いて貼着すること(以下第2先行例という)が開
示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記の第1先行例において、たとえば第10図のよう
に、被着体Mが鉢のように周部に凸部を有し、内部が凹
部となっているような形状である場合、圧力差によって
伸び撓まされた仮支持シートSの粘着剤が被着体Mの外
周部の凸部に初めに接触接着することによって、仮支持
シートの伸張を制限してしまい所定の凹部面にラベルを
貼り付け・転着することができないとともに、被着体M
の外周部の凸部に仮支持シートSが接触接着することに
よって被着体Mの中央の凹部を密封し、その凹部と仮支
持シートSとの間の空気を逃がすことができず、たとえ
被着体Mに仮支持シートSを貼着できたとしても、ピン
ホールの入った状態で貼着されていまう。
他方、第2先行例では、治具を用いるとしても、貼着
の作業性には優れるものの、ピンホールを生じることな
く貼着できることは到底望めない。
そこで、本発明の主たる目的は、凹面を有する被着体
の凹面にラベル類をピンホールの発生なしで、所定の位
置に、さらに安定して貼着できる貼着方法と装置を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するための本発明方法は、可撓性かつ
伸長性の基材に仮支持用貼着剤が塗布された仮支持シー
トに、前記仮支持貼着剤に仮支持させてかつその反対側
に被着体に対するラベル貼着用粘着剤を有するラベルを
設け、このラベル側に曲面を有する被着体を配設し、前
記仮支持シートの前記被着体と反対側に被着体の曲面と
実質的に対応する曲面を有する当て体を設け、まず仮支
持シートを当て体の曲面に相対的に密着させ、この当接
状態で当て体と被着体とを相対的に接近させた後、前記
仮支持シートの当て体側をX、被着体側をYとしたと
き、前記仮支持シートの周囲を保持した状態でX側圧力
とY側圧力とに圧力差を与えて仮支持シートを膨出およ
び伸び撓ませてラベルを被着体の曲面に接着させ、次い
で当て体と被着体とを相対的に離間させるとともに、前
記逆の圧力差を開放して前記ラベルを被着体の曲面上に
残すことを特徴とするものである。
また、本発明法に他の例は、可撓性かつ伸長性の基材
に仮支持用貼着剤が塗布された仮支持シートに、前記仮
支持貼着剤に仮支持させてかつその反対側に被着体に対
するラベル貼着用粘着剤を有するラベルを設け、このラ
ベル側に曲面を有する被着体を配設し、前記仮支持シー
トの前記被着体と反対側に被着体の曲面と実質的に対応
する曲面を有する当て体を設け、前記仮支持シートの当
て体側をX、被着体側をYとしたとき、まず前記仮支持
シートの周囲を保持した状態でX側圧力とY側圧力とに
圧力差を与えて仮支持シートを当て体の曲面に当接さ
せ、この当接状態で当て体と被着体とを相対的に接近さ
せた後、前記の圧力差と逆の圧力差を与えて仮支持シー
トを介してラベルを被着体の曲面に被着させ、次いで当
て体と被着体とを相対的に離間させるとともに、前記逆
の圧力差を開放して前記ラベルを被着体の曲面上に残す
ことを特徴とするものである。
さらに、本発明装置は、可撓性かつ伸長性の基材に仮
支持用粘着剤が塗布された仮支持シートと、この仮支持
シートの周囲を保持する保持手段と、前記仮支持粘着剤
に仮支持させてかつその反対側に被着体に対するラベル
貼着用粘着剤を有するラベルと、このラベル側に配設さ
れた凹面を有する被着体と、前記仮支持シートの前記被
着体と反対側に設けられ被着体の凹面と実質的に対応す
る凸面を有する当て体と、前記仮支持シートの両側の少
なくとも一方を取り囲む圧力差保持室と、仮支持シート
の両側に圧力差を与える圧力差付与手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
〔作 用〕
本発明では、凹面を有する被着体へのラベル類の貼着
にあたり、被着体の凹面に実質的に対応する凸面を有す
る当て体を利用することを主要点としている。また、本
発明において、被着体が凸面を有し、当て体が凹面を有
していてもよい。かかる当て体の存在により、この当て
体が凸面を有するものであるときは、その凸面に仮支持
シートを馴染ませることで、仮支持シートを被着体の凹
面に対応して予め変形させた状態で、被着体の凹面に貼
着できるので、被着体周囲の凸部に接触することなく確
実に凹面に貼着できる。
しかも、前記先行例2のように、単にワークと治具と
の関係のみを有するものでなく、最終的なラベルの貼着
には、仮支持シートに対する圧力差により貼着するもの
であるから、ピンホールの発生なしで、人力によること
なく良好にラベルの貼着が可能である。
〔発明の具体的構成〕
以下本発明を具体的に説明する。
第1図は、仮支持体Tの構成例をした断面図で、仮支
持体Tは、保持枠1と、仮支持シートSとから構成され
る。保持枠1は、アルミ、木等の適宜の材質のもので形
成され、貼着装置に適した適宜の形状で設計される。
仮支持シートSは、伸張性および復元性を有する可撓
性基材2の片面に、再剥離タイプの仮支持用粘着剤3を
塗工したものである。仮支持体Tは、保持枠1に仮支持
シートSを、仮支持用粘着剤3で接着して構成される。
Lは、可撓性基材2に仮支持用粘着剤3によって支持さ
れたラベルであって、ラベル基材5の上面には適宜の印
刷層4が、下面には貼着用粘着剤層6が設けられてい
る。
仮支持シートの可撓性基材には、工業的に繰り返し使
用する点から、十分な伸びを有するものは勿論、ある程
度抗張力が大きく復元性を有するものが使用され、ウレ
タンフィルム等のプラスチックフィルムまたはシリコン
ゴム、天然ゴム、合成ゴム等のゴムシート等が好適であ
る。
第2図は、ラベル貼着装置の模型的断面図である。こ
の貼着装置は、下槽10と仮支持体Tによって仕切られた
上槽11とを備え、下槽10に導路12A、12Bが連通し、上槽
11に導路12C、12Dが連通して設けられ、これら導路12A
〜12DにバルブV10〜V13が取付けられている。
かかる貼着装置が用意された下で、第2図のように、
下槽10内に凹面を有する、実施例では鉢状の被着体Mが
搬入されると共に、下槽10と上槽11との間に被着体Mに
対向してラベルLが保持された仮支持体Tが上槽11の開
口下部に固定される。上槽11内には、被着体Mと雌雄関
係をもって凸面を有する、実施例では鉢状の当て体Jが
収容される。当て体Jの凸面形状は、被着体Mの凹面形
状に対応して同一でなくともよく(もちろん若干小さい
相似形が好ましいけれども)、適宜設計される。
この後、バルブV11、V13が閉とされ、バルブV10、V12
が開となり真空ポンプが起動し、X、Y室共、同気圧に
減圧される。
次いで、第3図のように、バルブV10、V12、V13を閉
め、バルブV11のみ開とし導路12Bから外気を取り入れる
と、Y室圧の方がX室圧よりも高くなり、もって仮支持
体Tの仮支持シートSがX室側に伸び撓わみ、仮支持シ
ートSが当て体Jに密着する。この状態の後、バルブV
11を閉じ、第2図の状態と同様に、X、Y室共に同気圧
に減圧する。
次に、第4図のように、仮支持シートSが当て体Jに
密着している状態で、上槽11と仮支持体Tとを、Y室側
に移動させ、ラベルLが被着体Mにラベル部位における
離間間隔が10mm以下、より好ましくは1〜5mmとなるま
で接近させる。
次いで、第5図のように、バルブV10、V11、V12を開
とし、バルブV13のみ開とし、X室圧をY室圧よりも高
くし、仮支持シートSを被着体M側に膨出させ伸び撓ま
せ、仮支持シートSを介してラベルLを被着体Mの曲面
に接着させる。この場合、仮支持シートSの被着体M側
への膨出がジワジワとゆっくり行われ、その際ラベルL
と被着体Mの凹面との間の空気を吐き出すように貼着が
なされるので、ピンホールの発生を防止できる。
この接着が完了したならば、第6図のように、バルブ
V13を閉じる。
続いて、バルブV12を開いて、X室を減圧すると、仮
支持シートSは、ラベルLを被着体Mに残しながら復元
する。このとき、当て体Jも浮かせるようにするとよ
い。
次に、第7図のように、上槽11および仮支持体Tなら
びに当て体Jを上方に移動させるとともに、バルブV12
を閉め、バルブV11、バルブV13を開き、X室圧とY室圧
とを同一とする。
かくして、ラベルLの貼着が完了した被着体Mは下層
10から外部に取り出し、新たな被着体を搬入する。かか
る工程が、順次繰り返される。
上記例では、上槽11が移動するようにしてあるが、下
層10が移動する、あるいは両槽10、11が移動する態様で
あってもよい。また、上槽11および下層10の移動は、仮
支持体Tの移動を円滑にするために構成したのであるか
ら、もし仮支持体Tが上槽11および下層10と独立して移
動するものであれば、上槽11および下層10の移動は必須
ではない。
また、第8図および第9図のように、本発明において
は、仮支持シートSの両面に圧力差を与えれば足りるの
で、槽は一つでもよい。この場合、槽内を減圧または加
圧の設定によって、前記例の貼着作業が可能である。
当て体Jや下層10およびまたは上槽11の移動は、適宜
の態様を採用できる。
他方、前記各例では、被着体Mが凹面を有し、当て体
Jが凸面を有したものであるが、第11図のように、凹凸
が逆であっても、仮支持シートSのX室側には、貼着剤
形成されていないので、仮支持シートSを当て体Jの形
状に対応して当接させることができる。また、被着体M
および当て体Jの曲面内において凹凸の両者を有してい
てもよい。
さらに、当て体Jへの仮支持シートSの密着を、第3
図の工程を経ることなく、当て体Jの下方への移動のみ
で、第4図の状態にすることも可能である。
また、当て体Jへの仮支持シートSの密着は当て体J
の曲面全体において行うことなく、少なくともラベルL
部分において行われていればよい。
〔実施例〕
次に実施例により本発明の効果を明らかにする。
(実施例1) (1)ラベルの作成 大日本インキ化学工業社製ウレタン樹脂(商品名:ク
リスボンNY331)と同社製ウレタン樹脂(商品名:クリ
スボン3863H)とを、配合比60:40にて配合し、キャステ
ィング法で膜厚35μmにて成膜したフィルムに、下記粘
着剤Aを乾燥後の塗布厚25μmを塗布したものに、東洋
インキ製造(株)製スクリーン印刷インクSS8/赤をスク
リーン印刷法で印刷し、70mmφの大きさの円形に打ち抜
きしてラベルを作成した。
粘着剤A:アクリル酸−n−ブチル70重量部、メタアク
リル酸イソブチル25重量部、アクリル酸5重量部、酢酸
エチル/トルエン(2/1)150重量部をフラスコに仕込
み、N2ガスを吹込みながら、70℃に昇温・攪拌して、過
酸化ベンゾイル0.3重量部を添加して3時間反応してえ
られた粘着剤溶液100重量部に対して、架橋剤としてコ
ロネートHLを固形分比で1.0重量部添加混合した。
(2)仮支持シートの作成 日本マタイ社製ウレタン押出しフィルム(商品名:エ
スマーURS/フィルム厚:75μm)に、下記粘着剤Bを乾
燥後の塗布厚25μmを塗布したものを、寸法420×570mm
に裁断して仮支持シートとした。
粘着剤B:共重合成分を2エチルヘキシルアクリレート
92重量部、アクリル酸8重量部に、架橋剤をデスモジュ
ールRFにかえた他はAと同様にした。
(3)仮支持体の作成 保持枠に長方形のアルミ製スクリーン印刷用紗枠(内
枠400×500mm)を使用し、この枠体に、上の仮支持シー
トを接着し、その中心部に上のラベルを接着して仮支持
体を作成した。
(4)貼着作業 被着体として、間口の半径240mmφ、底部の半径100mm
φ、深さ70mmのステンレス製のほぼ半球形のボウルを使
用し、治具としても同じボウルを使用し、上述した方法
に従って、ラベルをボウルの底部に貼り付け、その結果
を考察した。
(5)比較例1 当て体Jを使用せず、上述第3図および第4図の工程
を省略する以外は、上記と同様にして、貼着作業を行っ
た。
(6)比較例2 圧力差を全く与えることなく、第2図の状態から、第
4図の状態へ、さらに当て体Jの移動を進めてラベルを
貼着した。
(結果の考察) 当て体Jを使用した場合、仮支持シートがボウルの縁
に接触することなしに、ラベルをボウルの底に貼着でき
た。
一方、比較例1に従って、当て体Jを使用しない場合
は、仮支持シートがボウルの縁に接着してしまい、ラベ
ルLがボウルの底に到達せず、ラベルLの転着ができな
かった。
また、比較例2の場合には、多くのピンホールの発生
が認められた。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、凹面を有する被着体の
凹面にラベル類をピンホールの発生なしで、所定の位置
に、さらに安定して貼着できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は仮支持体の断面図、第2図〜第7図は本発明を
工程順に示す断面図、第8図および第9図は他の例の断
面図、第10図は比較例の断面図、第11図は本発明の他の
例の断面図である。 S……仮支持シート、T……仮支持体 L……ラベル、M……被着体 J……当て体、1……保持枠 2……可撓性基材、3……仮支持用粘着材 5……貼着用粘着材

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性かつ伸長性の基材に仮支持用貼着剤
    が塗布された仮支持シートに、前記仮支持貼着剤に仮支
    持させてかつその反対側に被着体に対するラベル貼着用
    粘着剤を有するラベルを設け、このラベル側に曲面を有
    する被着体を配設し、前記仮支持シートの前記被着体と
    反対側に被着体の曲面と実質的に対応する曲面を有する
    当て体を設け、まず仮支持シートを当て体の曲面に相対
    的に密着させ、この当接状態で当て体と被着体とを相対
    的に接近させた後、前記仮支持シートの当て体側をX、
    被着体側をYとしたとき、前記仮支持シートの周囲を保
    持した状態でX側圧力とY側圧力とに圧力差を与えて仮
    支持シートを膨出および伸び撓ませてラベルを被着体の
    曲面に接着させ、次いで当て体と被着体とを相対的に離
    間させるとともに、前記逆の圧力差を開放して前記ラベ
    ルを被着体の曲面上に残すことを特徴とするラベル類の
    貼着方法。
  2. 【請求項2】可撓性かつ伸長性の基材に仮支持用貼着剤
    が塗布された仮支持シートに、前記仮支持貼着剤に仮支
    持させてかつその反対側に被着体に対するラベル貼着用
    粘着剤を有するラベルを設け、このラベル側に曲面を有
    する被着体を配設し、前記仮支持シートの前記被着体と
    反対側に被着体の曲面と実質的に対応する曲面を有する
    当て体を設け、前記仮支持シート側の当て体側をX、被
    着体側をYとしたとき、まず前記仮支持シートの周囲を
    保持した状態でX側圧力とY側圧力とに圧力差を与えて
    仮支持シートを当て体の曲面に当接させ、この当接状態
    で当て体と被着体とを相対的に接近させた後、前記の圧
    力差と逆の圧力差を与えて仮支持シートを介してラベル
    を被着体の曲面に被着させ、次いで当て体と被着体とを
    相対的に離間させるとともに、前記逆の圧力差を開放し
    て前記ラベルを被着体の曲面上に残すことを特徴とする
    ラベル類の貼着方法。
  3. 【請求項3】前記接近距離として、相対的なラベル部位
    における離間間隔が10mm以下となるまで、接近させる請
    求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】可撓性かつ伸長性の基材に仮支持用粘着剤
    が塗布された仮支持シートと、この仮支持シートの周囲
    を保持する保持手段と、前記仮支持粘着剤に仮支持させ
    てかつその反対側に被着体に対するラベル貼着用粘着剤
    を有するラベルと、このラベル側に配設された凹面を有
    する被着体と、前記仮支持シートの前記被着体と反対側
    に設けられ被着体の凹面と実質的に対応する凸面を有す
    る当て体と、前記仮支持シートの両側の少なくとも一方
    を取り囲む圧力差保持室と、仮支持シートの両側に圧力
    差を与える圧力差付与手段とを備えたことを特徴とする
    ラベル類の貼着装置。
  5. 【請求項5】前記圧力差付与手段は、仮支持シートの両
    側に正逆両方の圧力差を与えることが可能である請求項
    4記載の装置。
  6. 【請求項6】圧力差保持室は、仮支持シートを境界とし
    てその両側にそれぞれ形成されている請求項4記載の装
    置。
  7. 【請求項7】圧力差保持室のそれぞれに空気の出入り口
    が形成されている請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】仮支持シートの保持手段が被着体と当て体
    とを結ぶ方向に移動自在となっている請求項4記載の装
    置。
  9. 【請求項9】仮支持シートは圧力差保持室の一方の開口
    部に設けられている請求項4記載の装置。
  10. 【請求項10】圧力差保持室は、仮支持シートを境界と
    してその両側にそれぞれ形成され、仮支持シートは圧力
    差保持室の一方の開口部に設けられ、前記圧力差保持室
    が相対的に接近および離間自在となっている請求項4記
    載の装置。
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JPH0385239A JPH0385239A (ja) 1991-04-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012131529A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Bandai Co Ltd シール貼付治具

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