JP2706506B2 - 連結アームの移動制御装置 - Google Patents

連結アームの移動制御装置

Info

Publication number
JP2706506B2
JP2706506B2 JP1042888A JP4288889A JP2706506B2 JP 2706506 B2 JP2706506 B2 JP 2706506B2 JP 1042888 A JP1042888 A JP 1042888A JP 4288889 A JP4288889 A JP 4288889A JP 2706506 B2 JP2706506 B2 JP 2706506B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
arm
controller
arm segment
movement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1042888A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01310878A (ja
Inventor
ドナルド ローレンス ピーター
ボーン ロス ロバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
University of British Columbia
Original Assignee
University of British Columbia
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by University of British Columbia filed Critical University of British Columbia
Publication of JPH01310878A publication Critical patent/JPH01310878A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2706506B2 publication Critical patent/JP2706506B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/26Indicating devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J13/00Controls for manipulators
    • B25J13/08Controls for manipulators by means of sensing devices, e.g. viewing or touching devices
    • B25J13/088Controls for manipulators by means of sensing devices, e.g. viewing or touching devices with position, velocity or acceleration sensors
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/42Drives for dippers, buckets, dipper-arms or bucket-arms
    • E02F3/43Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations
    • E02F3/435Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for dipper-arms, backhoes or the like
    • E02F3/437Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for dipper-arms, backhoes or the like providing automatic sequences of movements, e.g. linear excavation, keeping dipper angle constant

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Paleontology (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)
  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は関節式の連結セグメント(articulated inte
rconnected segments)によって形成されるアーム継手
の制御に関する。より具体的には、本発明は、アームの
自由端近傍の位置に1つの点を選択し、該点位置を、
x、y、又はz方向の中から選択した1つの方向に独立
して動かすことができるようにするための、関節式連結
セグメントの独立した制御に関するものである。
(発明の背景) 座標制御(coordinated controls)は、これまでに様
々の方式が提案されており、バックホーの如き建設機械
の制御(1979年8月14日発行、カナダ特許第1,060,562
号)や、削岩機の掘削ドリルの位置決めを行なう油圧ブ
ームの方向制御(1986年4月15日発行、カナダ特許第1,
203,309号)に用いられている。
カナダ特許第1,060,562号は、位置決めセンサーとア
クチベータを組み合わせることによって、フレームに対
する位置設定を自動的に行なえる装置を開示している。
カナダ特許第1,203,309号は、ドリルをある位置から
別の位置に移動させるとき、ドリルを運ぶアームの自由
端部を一定の方向に維持する装置を開示している。即
ち、掘削穴を変更する場合、アームは水平方向に対して
同じ角度に維持される。この特許の考え方は、適当な方
向を維持しながら、先ず第2の位置を選択し、次にブー
ムを第2の位置に移動させるという点にある。
その他、農業機械においても、機械装置の方向を維持
する装置は採用されている。例えば、1985年5月21日発
行のアメリカ特許第4,518,044号には、コンバインにお
いて刈取り機とピックアップ装置の方向とスペースの関
係を維持する装置が開示されている。
ロボット装置のように、ロボットの多関節アームを、
予めプログラムを作成した座標上に指定した点と点の間
を移動させたり、点と点との間に指定した軌道上を移動
させることにより、同じ仕事を繰り返し行なうことにつ
いても広く知られている。
建設機械に適用されたその他の制御技術として、例え
ば米国特許第3,339,763号及び第3,414,146号にはバック
ホーにおける操作を自動的に選択して行なえる油圧回路
が開示されている。又、米国特許第3,698,580号には、
油圧制御ではなく、電気制御によって同様な操作を行な
う技術が開示されている。
(技術的手段及び作用) 本発明は、複数のアームセグメントが連結して構成さ
れるアームの自由端部の動きを制御するものであって、
自由端部が、x、y又はz方向の中から選択した1つの
方向に独立して移動できるようにした制御装置を提供す
ることを目的とする。
広い意味において、本発明は、複数のアームセグメン
トが連結して構成されるアームの自由端部近傍に位置す
る点が少なくとも3軸の上を移動するに際し、その移動
を制御する装置に関するものであって、その少なくとも
1軸をz軸として、互いに直交するx、y、z方向の中
から任意に選択された1つの方向に前記一点を移動させ
るものであって、x方向は前記一点とz軸との間に亘っ
て伸びる直線に常に沿う方向、y方向はz軸の回りを回
転する方向、z方向はz軸と略平行な方向であり、当該
移動制御装置は、コントロール手段と、コンピュータ手
段と、アームセグメントを各軸の回りに独立して動かす
手段を備えており、コントロール手段は、x方向、y方
向又はz方向を調節するため、独立した信号を送る信号
供給手段を備えており、コンピュータは、アームセグメ
ントを軸の回りを独立して動かす手段の座標を設定する
ことにより、コントロール手段からx信号だけが供給さ
れる場合はx方向にだけ前記点位置を移動させ、コント
ロール手段からy信号だけが供給される場合はy方向に
だけ前記点位置を移動させ、コントロール手段からz信
号だけが供給される場合はz方向にだけ前記点位置を移
動させることができるようにしている。
本発明にかかる装置は、第1の軸の回りを旋回可能な
基台と、一端部が基台に枢止され、前記第1の軸と略直
交する平面内にある第2の軸の回りを回動可能なブーム
(第1のアームセグメント)と、ブームの前記端部とは
反対側の端部に取り付けられ、第3の軸の上をブームに
対して可動なスティック(第2のアームセグメント)
と、独立したx、y又はz制御信号を発生する手段を有
し、互いに直交するx、y又はz方向において、ブーム
から遠い方のスティックの端部近傍における点位置を制
御する手動操作可能なコントローラと、該コントローラ
に連繋されたコンピュータ手段と、基台、ブーム及びス
ティックを第1、第2及び第3の軸の上で相対的に移動
させる個々のアクチュエータ手段とから構成されてお
り、x方向は前記点位置とz軸との間におけるz軸の略
半径線に沿う方向を常に移動する方向、y方向はz軸の
回りを移動する方向、z方向はz軸と略平行に移動する
方向としており、コンピュータ手段は個々のアクチュエ
ータ手段を作動させ、コントローラを操作してx方向に
だけ移動する信号が供給されたとき、ブームとスティッ
クを第2及び第3の軸の回りを動かして前記点位置をx
方向にだけ移動させ、コントローラを操作してy方向に
だけ移動させる信号が供給されたとき、z方向又は第1
の軸に対して動かして前記点位置をy方向にだけ移動さ
せるようにしている。
第2及び第3の軸は略平行にすることが望ましい。
作業者から見た場合、点位置とコントローラは、カメ
ラを用いて作業者又は作業者の視野を回転させることに
より略一定になるであろう。このため、コントローラ操
作ハンドルを動かすと、点位置は作業者の視点から見
て、操作ハンドルと同様な方向に移動する。
必要に応じて、更に別の軸の回りを動かすため、ステ
ィックの自由端に追加のセグメント又は要素を連結し、
コントローラには、追加のセグメント又は要素の前記別
の軸に対する動きを個々に制御する独立した手段を設け
ることもできる。
(望ましい実施例の説明) 第1図は、例えばバックホーにおける連結アーム構造
を簡略化して示した図であって、基台(10)が第1の軸
(12)の回りを回転可能に設けられている。図示の実施
例では、第1の軸(12)はz軸(垂直軸)である。基台
(10)には第1のアームセグメント(ブーム)(14)
が、第1の軸(12)と直交する平面内にある軸(16)の
周りを回転可能に取り付けられている。第2のアームセ
グメント(スティック)(18)はブーム(14)の端部い
枢止され、軸(16)と実質的に平行な軸(20)の回りを
回動可能としている。スティック(18)の自由端部近傍
の基準点を符号(12)で表わし、x印を円で囲んで示し
ている。
基台(10)は機械のフレーム(図示せず)上に取り付
けられ、適当な駆動手段によって矢印(24)で示すよう
に機械フレームに対して第1の軸(12)の回りを旋回で
きる。ブーム(14)は適当な駆動手段によって矢印(2
6)で示すように軸(16)の回りを回動できる。同様
に、スティック(18)は適当な駆動手段によって矢印
(28)で示すように軸(20)の上を回動できる。z軸と
して定義した第1の軸(12)に対する角度変位は、符号
(30)で示す適当な測定又は検出装置によって測定され
る。同じようにして、軸(16)に対するブーム(14)の
角度変位(角度B)はセンサー(32)によって測定さ
れ、スティック(18)のブーム(14)に対する角度変位
(角度C)はセンサー(34)によって測定される。
第4図に示す角度Aは、機械フレーム上の設定基準方
向に対する軸(12)(第4図参照)回りの角度変位を測
定したものである。なお、機械は通常の場合、地面に固
定されているが、当然のことながら機械は可動であって
位置の再設定はできる。角度Aは、z軸(12)及びその
近傍が作業者の視野から外れるときだけ、遠隔操作が必
要となる。角度Bは、ブーム(14)と、軸(12)に直交
する平面との間に形成される角度を意味し、軸(12)が
垂直であるとき、ブーム(14)の長手方向の角度は水平
面に対する角度となる。角度Cは、ブーム(14)の長手
方向と、スティック(18)の長手方向との間に形成され
る角度、即ち軸(20)における角度を表わす。
第2図に示す構成では、z方向における枢軸(16)の
軸位置は、基台(10)より高い位置になるように調節さ
れ、アームセグメント(18)の代わりに他のアームセグ
メント(36)を用いている。このアームセグメント(3
6)は、アームセグメント(14)の自由端部に枢止する
代わりに、適当な駆動手段によって矢印(38)で示すよ
うにアームセグメント(14)に沿って長手方向に摺動可
能に設けたものである。第2図の実施例におけるアーム
セグメント(14)(36)の相対位置は、適当なセンサー
手段(40)によって検出される。
第1図及び第2図の実施例において、基台(10)、第
1のアームセグメント(ブーム)(14)及び第2のアー
ムセグメント(スティック)(18)(36)は、全て独立
してコントロールされモニターされることは明白であろ
う。
本発明の実施にあたって、アーム(14)(18)(36)
がどのように制御されるかについて、第3図、第4図及
び第5図を参照しながら説明する。
説明は、点位置(22)がx,y及びz方向に対する動き
について行なうものであって、これらのx、y及びz方
向は互いに直交する関係にある。しかしながら、点位置
(22)のx方向はz軸に対して常に接近離間するもので
ある。従って、装置がz軸の回りを回転したとき、即
ち、基台(10)と共に回転し作業者がy方向であると認
識する方向に向けて移動するとき、x方向は、初期のx
−x方向から、選択されたx1−x1方向(第4図)に変化
する。このようにx軸が変化するから、作業者がz軸上
又はその近傍にて基台(10)から見て、z軸(作業者)
に接近又はz軸から離間する方向は、常にx方向とな
る。アームセグメント(14)がz軸から僅かな間隔を存
して回動可能に取り付けられるのが通常であるが、この
場合、x方向は正確にはz軸の方向を向かないが、事実
上アーム(14)の回転軸(軸16))に直交してアーム
(14)及び(18)の線上にある(但し、これらのアーム
は同一線上に揃っているものと仮定した場合)。説明の
都合上、この方向は、点位置(22)が、点位置(22)と
z軸との間のラインに沿って移動する方向又はx方向に
移動する方向と略同等であるとみなしている。
第3図において、選択した基準点位置(22)をx−x
方向だけに移動させたい場合、作業者は自分がまるで軸
(12)上の基台(10)又はその軸(12)の近傍に位置し
ているかのように見えるため、角度B及びC、即ち軸
(16)に対するブーム(14)の回転角度及び軸(20)に
対するスティック(18)の回転角度(第1図の実施例の
場合)を調節する必要がある。角度変化の適切なコント
ロールを行なうことによって、点位置(22)をx−x線
に沿う方向だけに移動させることができることは明白で
あろう。
作業者は常に基台(10)、即ちz軸(12)近傍の位置
から見ていることを念頭におくと、基台(10)が軸(1
2)の回りを回転(y方向の移動)することにより、x
軸即ちx方向は、基台(10)が回転した角度(第4図の
角度A)だけ変化し、x1−x1線がx方向となる。換言す
れは、第4図において角度Aだけ地面、即ち外部環境
(outside environment)に対して変化するけれども、
点位置(22)はy方向に移動しても、x方向の作業者に
対する位置は全く変化しない。
もし、点位置(22)を、第4図のy線によって示され
るように、外部環境(x方向と略直交する方向)に対し
てxy平面内のy方向にだけ移動させたい場合、角度B及
び角度Cの各々を一定に保持し、駆動手段即ちアクチュ
エータ(24)を作動させ、基台(10)を軸(12)の回り
で回転させることにより行なうことができる。基台(1
0)の移動によって、点位置(22)はxy平面に沿ってy
方向に円弧状に移動する。x方向を、点位置(22)とz
軸との間の線に常に沿う方向であると規定したから、軸
(12)の回りを円弧状に移動すればx方向が再び規定さ
れることになり、x方向の移動はゼロとなる。
第4図において、点位置(22)がy線に沿って移動す
ると、外部環境に対してxy平面内を移動したことにな
る。しかし、作業者から見ると、通常は作業者自身が基
台(10)と共に回転するから、x方向は依然として変化
せず、地面に対しては角度Aだけ回転する。x1−x1線が
作業者に対する方向(作業者又はz軸から点位置(22)
への方向)は同じであるが、x1−x1で示すように地面に
対して異なる方向に向いており、xy平面はxy1平面とな
る。
第5図はz方向に沿う動き、即ち垂直面内の動きを示
している。第5図のz−z線上に点位置(22)を保持す
るには、角度B及び角度Cの両角度を同時に調節しなけ
ればならない。
第2図の実施例を採用する場合、角度Cを調節する代
わりに、スティック(36)の長さを適当に調節すればよ
い。即ち、スティック(36)がブーム(14)から突出す
る長さを調節することにより角度Cの調節に代えること
ができる。
本発明は第6図の説明によって一層明らかなものであ
ろう。第6図では、垂直なz面がxz−xzであり、水平な
y面がxy−xyである。
本発明によれば、第6図においてxy面及びxz面上の点
として図示した点位置(22)を移動させることができ
る。点位置(22)は、角度B及びCを適当に調節するこ
とにより、線(42)(y面とz面の交線)に沿って、x
方向にだけ移動させたり、(即ちz軸へ接近離間し)、
xz面で線(44)によって示された様に垂直なz方向にだ
け移動させたり、軸(12)を中心にした円弧(46)に沿
うy方向にだけ移動させるなど、選択的に移動できる。
y方向の移動は、前述したように、地面に対して相対的
なものであって、基台(10)が回転したときに再び方向
づけられる作業者の視点(perspective)に対して相対
的に移動するものではない。従って、作業者らは、x−
x線は点位置(22)とz軸を結ぶ線として、常に真直
(straight)のままである。
更に又、3つの方向、即ちx、y及びz方向を全て同
時に移動させて点位置(22)を位置決めすることもでき
る。これについては、多くの場合は、コントローラ(後
で説明する)を同時に作動させて、x、y及びz方向の
信号を送ることによって行なうこおができる。
本発明において使用することのできる簡単な手動コン
トローラを第7図に示している。図示したジョイスティ
ック(50)は、ハンドル部(52)が矢印(54)で示すよ
うに軸方向に可動であり、その移動はセンサー(56)に
よって検出され、連結ラインを通じてコンピュータ制御
部(これについては後で説明する)に送られる。
ハンドル部(52)が、矢印(54)で示すように垂直な
z軸方向に移動すると、これを利用して、点位置(22)
のz方向だけの移動を制御するための信号を発生させる
のが望ましい。これによってz方向のコントロールを行
なうことができる。
ハンドル(52)は、ロッキングシャフト(60)の上に
取り付けられており、作業者がジョイスティック(50)
に対して後記する位置にいると仮定すると、ハンドル
は、矢印(62)で示すように左右に揺動させることがで
きる。この揺動はセンサー(64)によって検出され、ラ
イン(65)を通じてコンピュータ制御部(後記する)に
転送される。この左右運動(y方向の移動)を利用し
て、点位置(22)のy方向の移動だけを制御する信号を
発生させるのが望ましい。
ロッキングシャフト(60)はフレーム(68)の中に回
動可能に取り付けられ、該フレームは軸(60)の回転軸
と略直交する軸線上に軸(70)を上を、矢印(72)で示
すように回動可能である。適当なセンサー(74)によっ
てフレーム(68)の角度変位を検出し、この情報はライ
ン(76)を通じてコンピュータ制御部に送られる。軸
(70)の回りの運動は、作業者のx方向に関して前後
(fore and aft)方向に行なわれ、点位置(22)のx方
向の移動だけを制御する信号を発生する。
ロッカー(60)に加えられる揺動運動(左右の動き)
を利用して、y方向の動きだけをコントロールすること
ができる。なお、矢印(72)で示すように箱型フレーム
(68)の回動によって、点位置(22)をx方向にだけ移
動させ、ハンドル(52)を垂直方向に移動させることに
よって、点位置(22)をz方向にだけ移動させる。
作業者がアームの動きを見ながら点位置(22)の移動
方向に対応させてコントローラを操作できるようにジョ
イスティック(50)を位置決めすることは、操作を容易
にする上で重要なことである。例えば、ジョイスティッ
ク(50)を基台(10)のキャブに配置する場合、作業者
O(第13図)がキャブの窓から見ることができるように
ジョイスティック(50)を設置する。この結果、x、y
及びz方向の移動は、作業者がフロントガラスから見る
のと同じ座標系になるであろう。前述したように、作業
者の見通しはx方向及びジョイスティックに対して一定
である。ジョイスティックの方向は作業者に対して一定
である。作業者から見た場合、ジョイスティックのx方
向の動きが点位置(22)のx方向の動きと常に略同じ線
上となるようにしている。
或は又、図示はしないが、カメラを基台(10)の適当
な位置に取り付け、モニターに映し出された画像が基台
又はプラットフォーム(10)にいる作業者から見える内
容と実質的に同じとなるように、ジョイスティック(5
0)を配置することもできる。
x、y及びz方向を別個にコントロールすることは、
前述したように作業者の見通し、即ち視野と一致しない
場合でも適用できるし、利点もある。
前述の説明は3つの角度が自由は装置の場合について
行なったものである。もし、バックホーに用いる場合、
第10図において符号(78)で示すように、点位置(22)
の替りに適当なバケットをスティック(18)又は(36)
に枢止すればよい。図示のバケット(78)は、軸(16)
と略平行行な軸(80)上に枢止されている。スティック
(18)又は(36)と、バケット(78)上に選択された線
との間の角度Dは、適当なセンサー(82)によって検出
される。
バケット(78)又はこれと同等な物をスティック(1
8)又は(36)の自由端部に設ける場合、第8図に示す
ようなコントローラを配備することができる。この実施
例では、円筒状のノブ(84)がハンドル(52)の頂部に
回転可能に取り付けられ、矢印(86)で示すように、ハ
ンドル(52)のz方向移動と略直交する方向の軸、即ち
y軸の上を回転可能である。ノブ(84)の角度変位は適
当なセンサー(88)によって検出され、この情報はライ
ン(90)を通じてコンピュータ制御部に送られ、望まし
は軸(12)に対するバケット(78)の姿勢がコントロー
ルされる。
第9図に他の実施例を示しており、トリガー(92)
は、頂部ハンドル(52)に取り付けられたハンドグリッ
プ(94)の中を摺動可能(回転可能に取り付けた場合も
同様である)である。トリガー(92)の位置はセンサー
(96)によってモニターされ、この情報はライン(98)
(第8図の実施例におけるライン(90)に相当する)を
通じてコンピュータ制御部に送られる。トリガー(92)
はノブ(84)に代わるものであって、ノブと実質的に同
じ機能を果たす。
第12図において、他の自由度(degree of freedom)
を、軸(80)に直交する軸(100)によって示してい
る。軸(100)の角度変位はセンサー(102)によってモ
ニターされ、この情報はライン(104)を通じてコンピ
ュータに送られる。
第12図に示した自由度は、例えば第9図に示す機構に
よってコントロールすることができる。即ち、ハンドグ
リップ(94)を、矢印(106)で示すように、シャフト
(52)のz方向と平行な方向の軸の回りを揺動するとに
よって行なうことができる。この揺動作用は、センサー
(108)によってモニターされ、ハンドル(94)の角度
変位を検出し、この情報はライン(110)を通じてコン
ピュータ制御部に送られる。
必要に応じてノブ(84)の代わりにハンドグリップ
(94)を用いることが出来、この場合、グリップ(94)
はハンドル(52)のz方向の動きと直交する軸、即ちy
軸の回りに回転可能に取り付けられる。或いは又、更に
自由度が必要な場合、望ましくはz軸の上に追加の軸を
設け、グリップ(94)をハンドル(52)のz方向と平行
な軸の上、及び/又はz方向と直交する軸の上にハンド
ル(52)に対して回動可能に取り付け、ハンドグリップ
(94)のこれらの動きを利用してアームの自由度をコン
トロールすることもできる。
前述したコンピュータ制御部は第14図において符号
(200)にして表わしており、コントローラ(50)のセ
ンサー(56)(64)(74)の情報が入力される。該制御
部は更に、軸(12)(16)(20)上の角度変位を夫々示
すセンサー(30)(32)(34)からの情報が入力され
る。センサー(56)(64)(74)からの信号変化はコン
ピュータ制御部(200)に送られ、種々の作動機構(2
4)(26)(28)に信号を送り、角度A及び角度Bの調
節をしたり、軸(12)の回りの回転を調節することがで
きる。
角度A及び角度B並びに軸(12)の回りの回転を調節
する具体的な制御方法の変更は可能であって、例えば位
置コントロール方式でもよいが、速度コントロール方式
に基づいてコントロールを行なうのがより望ましい。こ
の速度コントロールによれば、コントローラ(50)、即
ちx、y又はz方向の変位角度によって設定される任意
の方向における速度をコントロールするもので、センサ
ー(56)(64)(74)の1つが信号を送らない場合、即
ちコントローラ(50)の当該部分がニュートラル位置に
ある場合、点位置(22)はセンサーによって制御された
方向には移動しない。必要に応じて、点位置(22)の位
置に合わせてコントロール機能を変更することができ
る。例えば、点位置(22)の位置又は仕事に応じて、速
度コントロールから位置コントロールに、又はその反対
に変えることができる。
z軸回りの回転のとき、点のスペース変化を制御し、
角度変化は制御しないようにコントローラを設定するこ
とが望ましい。y方向の制御を行なうため、角速度を調
節して点位置(22)のz軸からの距離、即ちx方向にお
ける長さが補正(compensate)される。
本発明の装置を、例えばバックホーに用いた場合、ブ
ーム及びスティックが移動するとき、バケットをアーム
(18)(36)の自由端部に所定の水平角度にて保持する
ことが望ましく、これについても角度D(第10図)を適
当に制御することによって簡単に行なうことができる。
コンピュータ制御部(200)は逆運動学(inverse kin
ematics)を用い、コントローラ(50)の操作によって
生じる入力に基づいて、アーム(14)(18)(又は(3
6))及び基台(10)の位置を調節するのが望ましい。
前述した角度A、B及びCの計算方法を、第1の位置
(下付記号(old)を付している)から移動する場合に
ついて以下に説明する。なお、xはx方向の座標、zは
z方向の座標であり、△x、△y及び△zは本発明装置
のクロックタイムにおいて作業者が必要とする位置の増
分(increments)である。
但し、LBは軸(16)と軸(20)間のブーム(14)の長
さであり、LSは軸(20)と点位置(22)間のスティック
(18)の長さを表わしている。
本発明を詳細に説明したが、当該分野の専門家であれ
ば特許請求の範囲に規定された本発明の範囲から逸脱す
ることなく変形をなせることは明白であろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は回動可能に連結した一対の連結アームの説明
図、第2図は摺動可能に連結した一対のアームを示す説
明図、第3図はアームの自由端部近傍における点がx−
z平面内だけをx方向に移動する状態を示す説明図、第
4図はアームの自由端部近傍における点がx−y平面内
だけをy方向に移動する状態を示す説明図、第5図はア
ームの自由端部近傍における点がx−z平面内だけをz
方向に移動する状態を示す説明図、第6図はx、y又は
z方向における点の動きを表わしたx−x面及びz−z
面の説明図、第7図は本発明に使用されるジョイスティ
ックのコントローラの一実施例を示す斜視図、第8図は
第7図に示すジョイスティックの他の実施例であって更
に独立した制御を行なえるようにしたコントローラの説
明図、第9図は第8図に示すコントローラに更に追加の
制御を行なえるようにしたコントローラの説明図、第10
図は第8図及び第9図のコントローラを用いて制御でき
る追加要素の説明図、第11図は第8図及び第9図のコン
トローラの他の実施例であって更に別の自由度をコント
ロールできるようにしたコントローラの説明図、第12図
は第11図のコントローラを用いて制御できる自由度を説
明する図、第13図はコントローラに対する作業者の位置
及び作業者から制御中のアームが見える範囲を説明する
図、及び第14図はコンピュータ制御部への出入力の説明
図である。 (10)……基台、(12)……第1の軸 (14)……ブーム、(16)(20)……軸 (18)……スティック、(22)……点位置 (50)……ジョイスティック (52)……ハンドル (60)……ロッキングシャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート ボーン ロス カナダ国 ブイ5エス 1ティー7 ブ リティッシュ コロンビア,バンクーバ ー・イースト ヒフティセカンド アベ ニュー 3191 (56)参考文献 特開 昭60−123628(JP,A) 特開 昭49−118158(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアームセグメントを連結して構成さ
    れるアームの移動を制御するための装置であって、アー
    ムセグメントは少なくとも3つの分離した軸の上を移動
    できるように取り付けられ、該軸の1つはz軸であっ
    て、アームの自由端部近傍に位置する点がx方向、y方
    向及びz方向を選択的に移動できるようにしており、x
    方向、y方向及びz方向は互いに直交し、x方向は前記
    点位置とz軸との間に亘って伸びる直線に常に沿う方向
    であり、y方向は任意に選択された一定半径のアームが
    z軸の回りに存在する方向であり、z方向はz軸と略平
    行な方向であり、該装置は、 手動で操作ができるコントローラと、 コンピュータ制御手段と、 アームセグメントを各軸の上を移動させるための独立し
    た手段を備えており、 コントローラは、独立したx方向制御手段、独立したy
    方向制御手段及び独立したz方向制御手段を備え、x方
    向、y方向及びz方向の制御は独立して実行可能であっ
    て、夫々の方向変位量によって変動するx信号、y信号
    及びz信号を夫々コンピュータ制御手段に供給できるよ
    うにしており、 コンピュータ制御手段は、コントローラが作動してx、
    y又はz方向に夫々単独で移動させるための信号が該コ
    ンピュータ制御手段に送られたとき、前記軸に対するア
    ームセグメントの移動を制御することによって、x、y
    又はz方向の中から選択した1つの方向にだけ前記点位
    置を移動させることができるようにし、独立したx、y
    及びz方向制御部の夫々の変位に応じてx、y及びz方
    向における前記点位置の速度を制御できるようにしてお
    り、 コントローラは、少なくとも、独立したx方向制御手段
    及び独立したy方向制御手段によって操作されるx方向
    及びy方向が、該コントローラを操作する作業者から見
    える前記点位置の移動方向と略同じ方向になるように配
    置されている、 ことを特徴とする連結アームの移動制御装置。
  2. 【請求項2】第1のアクチュエータ手段によって第1の
    軸の回りを旋回可能な基台と、 基台に枢止され、前記第1の軸の略半径方向の平面内に
    ある第2の軸の回りを、第2のアクチュエータ手段によ
    って回動可能な第1のアームセグメントと、 第1のアームセグメントの端部の内、基台から遠い側の
    端部に取り付けられ、第3のアクチュエータ手段によっ
    て、第3の軸の上を第1のアームセグメントに対して可
    動な第2のアームセグメントと、 x方向移動、y方向移動又はz方向移動のための個々の
    信号を夫々形成し、変位度に対応して独立した信号を形
    成できるようにした手動操作可能なコントローラと、 コンピュータ制御手段を備えており、 コンピュータ制御手段は、コントローラからx信号、y
    信号又はz信号を受け、該コントローラから受けたx、
    y又はz方向の移動を示す信号に基づき、アクチュエー
    タ手段を作動させることにより、基台は第1の軸の回り
    を、第1のアームセグメントは第2の軸の回りを、第2
    のアームセグメントは第3の軸の上を第1のアームセグ
    メントに対して動かし、第2のアームセグメントの端部
    の内、第1のアームセグメントとは遠い側の自由端部近
    傍に位置する点が、コントローラの信号発生手段の操作
    によって発生した、x、y又はz信号に応じて、選択さ
    れたx、y及びz方向の要素を有する速度にて、x、y
    又はz方向の中心から選択した1つの方向にだけ動くよ
    うにアクチュエータ手段を制御するものであって、x方
    向は前記一点と第1の軸との間に亘って伸びる直線に常
    に沿う方向であり、y方向は第1の軸の回りにて任意に
    選択された一定半径の円弧に沿う方向であり、z方向は
    第1の軸と略平行な方向であり、 コントローラは、信号発生手段を手動操作して前記点位
    置の少なくともx方向及びy方向にx、y及びz信号を
    発生させたとき、該信号発生手段のx方向及びy方向に
    おける変位に対応した速度にて、作業者から見てy方向
    に夫々前記点位置を動かすことができるように、作業者
    及び該作業者から見えるアームに対して配置される、 ことを特徴とする動作制御装置。
  3. 【請求項3】作業者の位置とコントローラとの関係は、
    点位置がx方向に移動しても一定である請求項1又は2
    に記載の装置。
  4. 【請求項4】第2のアームセグメントは第3の軸の回り
    を回動し、第1のアームセグメントに対して相対移動で
    きるように取り付けられている請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の装置。
  5. 【請求項5】コントローラはジョイスティックを含んで
    おり、該ジョイスティックはx、y及びz方向の制御手
    段を備え、作業者が点位置をx、y及びz方向に移動さ
    せたとき、x、y及びz信号が夫々形成される請求項1
    又は2に記載の装置。
JP1042888A 1988-02-23 1989-02-22 連結アームの移動制御装置 Expired - Lifetime JP2706506B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15873188A 1988-02-23 1988-02-23
US158731 1988-02-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01310878A JPH01310878A (ja) 1989-12-14
JP2706506B2 true JP2706506B2 (ja) 1998-01-28

Family

ID=22569441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1042888A Expired - Lifetime JP2706506B2 (ja) 1988-02-23 1989-02-22 連結アームの移動制御装置

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0330383B1 (ja)
JP (1) JP2706506B2 (ja)
AT (1) ATE122804T1 (ja)
CA (1) CA1332967C (ja)
DE (1) DE68922638T2 (ja)
FI (1) FI100620B (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK122470B (da) * 1964-11-21 1972-03-06 Elektrohydraulische Anlagen An Manøvremekanisme til hydrauliske anlæg.
FR1497311A (fr) * 1966-10-21 1967-10-06 Westinghouse Electric Corp Commande de pelle mécanique
JPS49118158A (ja) * 1973-03-17 1974-11-12
JPS60123628A (ja) * 1983-12-06 1985-07-02 Hitachi Constr Mach Co Ltd マニピユレ−タの作業機構姿勢制御装置
US4722044A (en) * 1985-03-19 1988-01-26 Sundstrand Corporation Boom control system

Also Published As

Publication number Publication date
CA1332967C (en) 1994-11-08
FI890850A (fi) 1989-08-24
DE68922638D1 (de) 1995-06-22
EP0330383A3 (en) 1990-10-03
FI100620B (fi) 1998-01-15
DE68922638T2 (de) 1995-10-05
ATE122804T1 (de) 1995-06-15
JPH01310878A (ja) 1989-12-14
FI890850A0 (fi) 1989-02-22
EP0330383B1 (en) 1995-05-17
EP0330383A2 (en) 1989-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2736569B2 (ja) 油圧パワーショベルの操作方法
KR100240085B1 (ko) 굴삭기의 조작장치
CN111819331B (zh) 工程机械
US5062755A (en) Articulated arm control
JPH09268602A (ja) 掘削機の制御装置
CN111794298B (zh) 用于控制挖掘机的多个连杆的移动的系统
JP2019214836A (ja) 作業機械の遠隔制御システム
JP2706506B2 (ja) 連結アームの移動制御装置
WO1998036132A1 (fr) Dispositif de commande du fonctionnement d'une excavatrice du type a trois articulations
JPH093978A (ja) 作業機械
JP2019094665A (ja) 穿孔支援装置
JPH10202568A (ja) 産業用ロボットおよびその教示方法
JPH0762803B2 (ja) アーム式作業機の駆動制御装置
KR100335363B1 (ko) 굴삭기의제어장치
JP3657894B2 (ja) 油圧ショベルの手動操作
JP2824167B2 (ja) 油圧ショベルの操作性向上のための手動操作装置
JP3250300B2 (ja) 産業用マニプレータの制御装置
JP2001206694A (ja) 高所作業車の制御装置
JP2568422Y2 (ja) 多関節建設機械の作業機操作装置
JPH0724754A (ja) 作業用ロボット及びその制御方法
JP2628276B2 (ja) 高所作業車乗用バケットの移動制御方法および装置
JP2852984B2 (ja) 建設機械の並進操作方法
JP2628276C (ja)
JPH0791844B2 (ja) 作業機の制御装置
JPH0445305B2 (ja)