JP2824167B2 - 油圧ショベルの操作性向上のための手動操作装置 - Google Patents

油圧ショベルの操作性向上のための手動操作装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作性を改善した油圧
ショベルの手動操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられている油圧ショベル
は、動力伝達がすべて油圧駆動のため、重量に対する伝
達馬力が大きく、その自由度の多さと適応性の広さか
ら、主流のものとなっている。この油圧ショベルの基本
的構成は、図1に示すように、バケット1、アーム2、
ブーム3、本体4、クローラ部5から成り、動力源とし
てエンジンを用いて、これにより油圧ポンプを駆動し、
その圧油をバケット、アーム、ブームの各シリンダや、
本体の旋回用のモータ、移動用のクローラの走行用モー
タに送り、それらを駆動するようにしている。
【0003】しかし、図2からわかるように、手動操作
用の複数のレバーの操作により、上記バケット1、アー
ム2、ブーム3の各シリンダやモータを駆動する弁を個
別的に開閉するので、各シリンダの駆動により、バケッ
ト、アーム、ブームが独立して動作する。従って、それ
らのシリンダやモータの動作の複合によりバケット1に
必要な動作を行わせるには、その操作に十分に経験を積
んだオペレータが必要になる。
【0004】即ち、操作用レバーの1自由度に対して各
関節は1対1に対応して独自に動き、また、バケット自
体の空間的な動きと操作用レバーの動きにも関連性がな
いため、人間が操作用レバーの動きに対応するバケット
の動きを直感的に予測することができない。しかも、上
記バケットを操作するには、油圧ショベルの作業時で4
自由度のうちいくつかの自由度を同時に操作しなければ
ならず、さらに上記バケット、アーム、ブーム等は関節
構造により連結されているため、バケット1を水平や法
面などに沿う直線状に駆動することは、経験を積んだオ
ペレータでないと不可能である。このような問題に対処
し、例えば、実開昭61−155451号公報におい
て、1本のレバーによってパワーショベルのアームの先
端を任意の位置に移動させ得るようにした操作指令信号
発生装置は既に知られているが、アーム先端の位置が変
わるのに伴ってバケットの向きが変わるため、必ずしも
満足できるものではない。
【0005】また、操作用のレバーによるオペレータの
指令は、機械に送られるだけで、機械からの情報(先端
の力の情報など)はオペレータに分からないため、硬い
土質や岩石の有無などの作業現場の状態を把握しにく
く、この点でも操作が困難になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、上記油圧ショベルのバケットの操作性を一層向上さ
ることにより、その操作を誰もが容易に行えるように
、且つ、バケットに加えられる外界からの反力をオペ
レータに適切にフィードバックできるようにした手動操
作装置を得ることにある。また、本発明の他の技術的課
題は、溝の掘削や整地、法面の成形等における各種の操
作態様に適合させるため、それに適した動作モードに切
り換えることを可能にして、操作性を一層向上させるこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の油圧ショベル用手動操作装置は、バケット、
アーム、ブームを動作させる各シリンダを油圧によって
駆動する油圧ショベルのための手動操作装置であって、
水平方向、垂直方向、及びグリップの回転の3自由度以
上を持って側方に突出する単一のコントロールレバー
と、そのコントロールレバーの出力に基づいて上記シリ
ンダに圧油を供給するための弁に制御信号を出力する駆
動制御装置とを備え、上記駆動制御装置は、少なくと
も、上記コントロールレバーの垂直または水平方向操作
によって出力される信号に対応して、バケットを油圧シ
ョベル本体に対して一定の姿勢を保持しながら垂直また
は水平方向に直線的に平行移動させるための制御信号
を、所要のシリンダを油圧駆動する弁に出力し、且つコ
ントロールレバーのグリップの回転操作によって出力さ
れる信号に対応して、バケットを回転させるための制御
信号をバケット駆動用のシリンダに圧油を供給する弁に
出力するものとし、上記各シリンダに、それらのシリン
ダ内部の圧力によりバケットに加えられる外界からの反
力を検出する圧力検出器を設けると共に、コントロール
レバーに、上記反力をフィードバックするバイラテラル
制御のためのモータを付設し、上記駆動制御装置に、コ
ントロールレバー側と被駆動側の油圧ショベル側との異
なる関節構造間のバイラテラル制御のための座標変換を
行う機能を持たせ、且つモード設定用の入力装置からの
指定により上記コントロールレバーによる動作モードと
は異なるモードでもバケットを動作させ得る機能を持た
せた点に特徴を有するものである。
【0008】
【作用】上記手動操作装置においては、機体から側方に
突出する単一のコントロールレバーの操作により、駆動
制御装置において所要の演算を行って、アーム、ブーム
及びバケットが複合的に駆動され、結果的にバケットを
油圧ショベル本体に対して一定の姿勢を保持しながら垂
直または水平方向に直線的に平行移動させることができ
る。しかも、コントロールレバーの操作方向をバケット
の動きの方向と近似させているため、オペレータがバケ
ットの動きを直感的に把握できる。 また、機体から側方
に突出する単一のコントロールレバーによって複合的に
駆動されるシリンダの内部の圧力を圧力検出器で検出
し、コントロールレバー側と油圧ショベル側との異なる
関節構造間の座標変換を行ってバイラテラル制御するよ
うにしているので、バケットに加えられる外界からの反
力が単一のコントロールレバーを通してオペレータにフ
ィードバックされ、しかもその反力が単一のコントロー
ルレバーにおける3自由度の方向に作用するので、コン
トロールレバーを通してオペレータがバケットに作用す
る外界の力情報を、その方向を含めて感じ取ることが可
能になる。
【0009】さらに、上記駆動制御装置にモード設定用
の入力装置からの指定により上記コントロールレバーに
よる動作モードとは異なるモードでもバケットを動作さ
せ得る機能を持たせているので、バケットの動作を溝の
掘削や整地、法面の成形等における各種の操作態様に適
合させることが可能になり、それらの作業に適した動作
モードで操作性よく油圧ショベルを使用することができ
る。
【0010】
【実施例】図3は本発明に係る油圧ショベルの手動操作
装置の実施例の基本的構成を示している。この手動操作
装置は、図1に示したようなクローラ部5に対して旋回
する油圧ショベル本体4を備えた油圧ショベルにおい
て、そのバケット1、アーム2、ブーム3を動作させる
ため、それらのシリンダの駆動を制御するためのもので
あって、少なくとも、オペレータからみて前後の水平方
向(a方向)、上下垂直方向(c方向)、及びグリップ
11の回転(φ方向)の3自由度を持つコントロールレ
バー10とを備え、さらにそのコントロールレバー10
の出力に基づいて上記シリンダに圧油を供給するための
弁(図示省略)に制御信号を出力する駆動制御装置20
とを備えている。
【0011】また、運転席には、後述するように、バケ
ット1の駆動を開始する位置やバケット1を動かす方向
の傾斜角度を指定する必要がある場合に、それらを駆動
制御装置20に入力するための簡単なキーボード等の入
力装置15、図2に示したのと同様な左右キャタピラ
(クローラ部)の操作用レバー16、クローラ部5に対
する本体4の旋回操作用レバー17などの必要な操作機
器を備えている。
【0012】図4は、上記コントロールレバー10の一
例を示すもので、バケット1に加わる外力を感知するた
めの機能を付加したバイラテラル制御用のものである。
【0013】このコントロールレバー10は、それが上
述のように水平方向(a方向)、垂直方向(c方向)に
傾動可能に支持されると共に、グリップ11を回転可能
(φ方向)に支持されたもので、それぞれの方向への操
作量を検出するためのポテンショメータあるいはエンコ
ーダ等の回転検出器12a,12b,12cを付設して
いる。また、それぞれの回転方向に対し、バケット1に
加えられる外界からの反力をオペレータへフィードバッ
クするバイラテラル制御のための減速装置付きのモータ
13a,13b,13cを付設している。また、グリッ
プ11上には、モード切換え用の必要数のスイッチ14
を設けている。
【0014】なお、このコントロールレバー10をそれ
自体の軸方向(b方向)にも摺動可能な4自由度を有す
るものとして、前記旋回操作用レバー17に代えて、そ
の軸方向の摺動により前記クローラ部5に対する本体4
の旋回操作を行うようにすることもできる。あるいは、
旋回動作等を指示する指令を、各種操作レバー、ペダル
等を用いて、手、足、あるいはひざなどで操作可能にす
ることもできる。
【0015】図3の駆動制御装置20は、上記コントロ
ールレバー10の回転検出器の出力に基づき、必要な演
算を行って、バケット1の駆動に必要な制御信号を所要
のシリンダを油圧駆動するための単一または複数の弁に
出力するもので、この制御信号によって所要の弁の開度
が調整され、バケットが予め決められた動作態様で指定
の位置まで駆動される。この場合に、駆動制御装置20
においては、少なくとも、コントロールレバーの垂直ま
たは水平方向操作によって出力される信号に対応して、
バケット1を油圧ショベル本体4に対して一定の姿勢を
保持しながら垂直または水平方向に直線的に平行移動さ
せるような制御を行い、且つコントロールレバーのグリ
ップ11の回転操作によって出力される信号に対応し
て、バケットを回転させるように制御する。
【0016】例えば、コントロールレバー10の操作
が、図5のA及びBに示すように、油圧ショベルのバケ
ットの根元回転部の移動速度(Vx,Vy,Vz)に対
する動作指令を示すものとすると、この動きを実現する
ための油圧ショベルの関節の各角度(θ,θ
θ)の回転角速度は次式で与えられる。
【0017】
【数1】
【0018】油圧ショベルにこのような回転角速度を実
際に与えることができるようにするためには、シリンダ
駆動用の油圧弁は、例えば電気油圧サーボ弁のようなも
のが望ましい。
【0019】さらに、図6に示すような溝の掘削や整
地、図7に示すような法面の成形等における各種の操作
態様に適合させるため、動作モードを切り換えるための
スイッチ14を設け、以下に詳述するように、駆動制御
装置20においてスイッチ14により切換えられた各種
モードでバケットを駆動するための制御を行えるように
している。上記動作モードとしては、種々のモードが考
えられるが、ここでは、普通モード、直線的移動モード
について説明する。
【0020】〈普通モード〉このモードでは、コントロ
ールレバー10の前後水平方向の操作で、バケット1が
ブーム及びアームの協働で水平に動くように、また同垂
直方向の操作ではバケット1が同じく垂直に動くように
制御し、さらにコントロールレバー10の回転操作では
バケット1を回転するように制御する。レバー10の操
作方向とバケット1の移動方向との対応関係は次の表1
及び図3に示す通りである。
【0021】
【0022】即ち、駆動制御装置20においては、コン
トロールレバー10のa方向の操作があった場台、それ
に対応し、ブーム及びアームのシリンダをどのように駆
動すればバケットをx方向に直線的に駆動できるかを演
算し、その演算結果に基づいてシリンダへの圧油の供給
を制御する各弁に開口量を制御するための信号を出力す
る。なお、コントロールレバー10の水平及び垂直方向
の操作では、バケット1を本体4に対して一定の姿勢に
保持しながら所要の方向に移動するように制御するが、
これにより整地などの作業も極めて容易に行うことがで
きる。
【0023】コントロールレバー10の操作によって上
述したような制御を可能にすると、コントロールレバー
の操作方向がバケット1の動きの方向と近似するため、
オペレータがバケットの動きを直感的に把握でき、非熟
練者でも簡単に所望の操作を行うことができる。また、
コントロールレバー10を簡単な構成のものにできると
いう点においても有利である。
【0024】(直線的移動モード) このモードは、図7に示すような法面などの斜面成形に
有利なもので、コントロールレバー10の水平方向の操
作は無効とし、コントロールレバー10の垂直方向の操
作ではバケット1が指定された傾斜角度で直線的に動く
ように制御し、コントロールレバー10のグリップの回
転操作では、上述した場合と同様にバケット1を回転す
るように制御する。このモードを採用する場合には、こ
のモードによるバケットの駆動を開始する位置とバケッ
トを動かす方向の傾斜角度を指定する簡単なキーボード
等の入力装置15を駆動制御装置に付設する必要があ
る。また、このモードでは、スイッチによりグリップの
回転操作によるバケットの回転を有効または無効に切換
え可能とし、グリップの回転操作を無効にした場合に
は、バケット1の姿勢をその動きにかかわらず常に一定
に保持できるようにする。
【0025】このモードにおけるレバー10の操作方向
とバケット1の移動方向との対応関係は、次の表2並び
に図3及び図7に示す通りである。
【0026】従って、コントロールレバーを動かした場
合に、駆動制御装置においては、水平のa方向の操作は
無視し、垂直のb方向の操作量に基づき、予め入力装置
により指定された位置から、指定されたs方向にバケッ
トを移動させる。この場合に、駆動制御装置において、
コントロールレバー10の操作に対応し、ブーム及びア
ームのシリンダをどのように駆動すればバケットを指定
の方向に直線的に駆動できるかを演算し、その演算結果
に基づいて各シリンダへの圧油の供給を制御する各弁に
開口量を制御するための信号が出力される。
【0027】なお、上記モードの他に、例えば、粗動作
と精動作の切換えを行うスイッチを設けることもでき
る。また、上述した手動操作装置による油圧ショベルの
駆動制御では、慣性や重力などによってバケット、アー
ム、ブームの状態が時々刻々変化するので、図8に示す
ように、コントロールレバーの一つの入力を読み込んだ
後、バケット、アーム、ブーム等の状態を検出し、位置
偏差、速度偏差を求めて、それらをバケット等の駆動系
に出力することにより系の安定化を図り、また位置偏差
を以下に説明するバイラテラル制御のために用いること
もできる。
【0028】次に、バイラテラル制御について説明す
る。バイラテラル制御とは、作業機械に対し効果的な動
作指令を与えるため、その作業機械が外界から受ける反
力をオペレータへフィードバックする制御である。通常
の油圧ショベルでは、バケット1が堅い岩等にぶつかっ
てもオペレータには分からず、操作しにくいが、このバ
イラテラル制御を行えば、操作指令の一方通行ではな
く、オペレータが力を感じ取ることが可能になる。
【0029】上記バイラテラル制御は、各関節のシリン
ダ内の圧力をそれらに設けた圧力検出器により検出し、
それらの出力に必要な変換を施した上で前記モータ13
a,13b,13cを通じてコントロールレバー10に
フィードバックすればよい。即ち、図3及び図4に示す
ようなコントロールレバー10を用いた場合、動作の指
令側と被駆動側の油圧ショベルが異なる関節構造を有し
ていることから、異構造間のバイラテラル制御となり、
そのため駆動制御装置において座標変換を行う必要があ
る。異構造間のバイラテラル制御については、本発明者
の1人が特開昭59−63983、特開昭 59−69
384として提案した手段を用いることができ、本発明
はそれらの既提案の発明の好適な具体的適用例である。
【0030】また、機体から側方に突出する単一のコン
トロールレバー10によって複合的に駆動されるシリン
ダの内部の圧力を圧力検出器で検出し、コントロールレ
バー側と油圧ショベル側との異なる関節構造間の座標変
換を行ってバイラテラル制御するようにしているので、
バケット1に加えられる外界からの反力が単一のコント
ロールレバー10を通してオペレータにフィードバック
され、しかもその反力が単一のコントロールレバーにお
ける3自由度の方向に作用するので、コントロールレバ
ーを通してオペレータがバケットに作用する外界の力情
報を、その方向を含めて感じ取ることが可能になる。
【0031】
【発明の効果】このような本発明の油圧ショベルの手動
操作装置によれば、従来の油圧ショベルの操作性を改善
し、今まで多くの経験を必要とした手動操作装置の操作
を、誰もが容易に行えるように、即ち回りの安全性を確
保しつつ感覚的に使い易いものにすることができる。
た、本発明によれば、バケットに加えられる外界からの
反力を単一のコントロールレバーを通してオペレータに
適切にフィードバックしているので、バケットに作用す
る外界の力情報を、その方向を含めて感じ取ることが可
能になる。さらに、動作モードの切り換えを可能にして
いるので、溝の掘削や整地、法面の成形等における各種
の操作態様に適合させ、操作性を一層高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な油圧ショベルの構成を示す側面図であ
る。
【図2】従来の油圧ショベルにおける操作レバーの構成
を示す説明図である。
【図3】本発明の油圧ショベルにおける手動操作装置の
基本的構成を示す説明図である。
【図4】上記手動操作装置におけるコントロールレバー
の一例の斜視図である。
【図5】コントロールレバーの操作と油圧ショベルのバ
ケットの動作についての説明図である。
【図6】普通モードに適した油圧ショベルの動作状態を
示す側面図である。
【図7】直線的移動モードに適した油圧ショベルの動作
状態を示す側面図である。
【図8】本発明における油圧ショベルの駆動制御の一例
について説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1 バケット、 2 アーム、3
ブーム、 10 コントロール
レバー、11 グリップ、 14
スイッチ、20 駆動制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−14328(JP,A) 特開 平3−240113(JP,A) 特開 昭60−207782(JP,A) 実開 昭62−110359(JP,U) 実開 昭61−155451(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 3/43 E02F 9/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バケット、アーム、ブームを動作させる各
    シリンダを油圧によって駆動する油圧ショベルのための
    手動操作装置であって、 水平方向、垂直方向、及びグリップの回転の3自由度以
    上を持って側方に突出する単一のコントロールレバー
    と、そのコントロールレバーの出力に基づいて上記シリ
    ンダに圧油を供給するための弁に制御信号を出力する駆
    動制御装置とを備え、 上記駆動制御装置は、少なくとも、上記コントロールレ
    バーの垂直または水平方向操作によって出力される信号
    に対応して、バケットを油圧ショベル本体に対して一定
    の姿勢を保持しながら垂直または水平方向に直線的に平
    行移動させるための制御信号を、所要のシリンダを油圧
    駆動する弁に出力し、且つコントロールレバーのグリッ
    プの回転操作によって出力される信号に対応して、バケ
    ットを回転させるための制御信号をバケット駆動用のシ
    リンダに圧油を供給する弁に出力するものとし、 上記各シリンダに、それらのシリンダ内部の圧力により
    バケットに加えられる外界からの反力を検出する圧力検
    出器を設けると共に、コントロールレバーに、上記反力
    をフィードバックするバイラテラル制御のためのモータ
    を付設し、上記駆動制御装置に、コントロールレバー側と被駆動側
    の油圧ショベル側との異なる関節構造間のバイラテラル
    制御のための座標変換を行う機能を持たせ、且つモード
    設定用の入力装置からの指定により上記コントロールレ
    バーによる動作モードとは異なるモードでもバケットを
    動作させ得る機能を持たせた、 ことを特徴とする油圧ショベルの操作性向上のための手
    動操作装置。
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