JP2021110098A - 建設機械 - Google Patents

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宏政 高橋
哲平 齋藤
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哲平 齋藤
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賢二 平工
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Abstract

【課題】組立作業中にオペレータの意図しない操作によって組立作業性の低下を防止することが可能な建設機械を提供する。【解決手段】コントローラ41は、作業モード切替装置14により組立作業モードが指示された場合は、操作レバー12L(13L)が第1の方向および第2の方向でそれぞれ中立不感帯81a(81b)を越えて操作されたときに、前記第1の方向および前記第2の方向のうち一方の操作を無効とする。【選択図】 図10

Description

本発明は、複数の閉回路ポンプに閉回路接続された複数のアクチュエータを備えた建設機械に関する。
近年、環境意識の高まりなどから建設機械の省エネルギー化が求められている。油圧ショベルやホイールローダ等の建設機械においては機械を駆動させるための油圧システムの省エネルギー化が重要であり、様々な油圧システムがこれまでに提案されている。
油圧ショベルに適用可能な省エネルギーシステムとして、絞り弁を介さずに油圧ポンプと油圧アクチュエータを閉回路接続し、油圧ポンプの吐出油により油圧アクチュエータを直接駆動する油圧システムの適用が検討されている。この油圧システムではアクチュエータが必要とする流量のみをポンプが吐出するため絞り損失がない。
このような油圧システムを備えた建設機械を開示するものとして特許文献1がある。特許文献1に記載の油圧システムは、複数の閉回路ポンプに閉回路接続された複数のアクチュエータと、複数の閉回路ポンプと複数のアクチュエータとの間にそれぞれ配置され、複数の閉回路ポンプと複数のアクチュエータとの間のそれぞれの閉回路の遮断及び連通を切り換える複数の切換弁とを備える構成としている。
特開2015−48899号公報
特許文献1に記載の油圧システムを搭載した油圧ショベルにおいては、以下の手順でアームやバケットなどを有するフロント装置の組立を行う。
まず、旋回体にブームのみが取り付けられた状態で、アームの取り付けおよびバケットの取り付けを順次行う。バケットの取り付け時にはまずバケットを台に置くなどして安置する。そしてブームシリンダおよびアームシリンダを駆動してアームのピン穴の軸がバケットのピン穴の軸と合うよう微調整を行い、軸が合ったところでピンを通しアームとバケットを結合する。そのため、組立作業にはブームおよびアームの微操作性が要求される。
ここで、油圧ショベルの操作においてはオペレータがレバー操作を誤ることがある。例えばアームを駆動しようとしてレバーを所定の方向に倒したつもりがレバーを腕で巻き込むように操作した結果、当該所定の方向と直行する方向にもレバーを倒してしまい、アームとレバーを共有する旋回体もわずかに駆動されるといったことが起こりうる。組立作業中にこのような誤操作がされると、アームの位置決めの際に旋回動作を行ってしまうことになり、組立作業性を著しく損なう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、組立作業中にオペレータの意図しない操作による組立作業性の低下を防止することが可能な建設機械を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、複数の閉回路ポンプと、前記複数の閉回路ポンプに閉回路接続された複数のアクチュエータと、前記複数の閉回路ポンプと前記複数のアクチュエータとの間にそれぞれ配置され、前記複数の閉回路ポンプと前記複数のアクチュエータとの間のそれぞれの閉回路の遮断及び連通を切り換える複数の切換弁と、前記複数のアクチュエータの動作を指示する複数の操作装置と、前記複数の操作装置のそれぞれの操作信号を入力し、前記操作信号から演算された前記複数の操作装置のそれぞれの操作量と予め設定された複数の要求流量特性とに基づいて前記複数のアクチュエータの要求流量を算出し、この要求流量に応じて前記複数の切換弁および前記複数の閉回路ポンプを制御するコントローラとを備え、前記複数の操作装置は、前記複数のアクチュエータに含まれる第1アクチュエータと第2アクチュエータの動作を指示することが可能な操作レバーを含み、前記コントローラは、前記操作レバーが第1の方向において中立不感帯を越えて操作されたときは前記第1の方向の操作量に応じて前記第1アクチュエータの要求流量を算出するともに、前記操作レバーが前記第1の方向に直交する第2の方向において前記中立不感帯を越えて操作されたときは前記第2の方向の操作量に応じて前記第2アクチュエータの要求流量を算出するように構成された建設機械において、前記建設機械が通常作業を行う際に使用する通常作業モード、または、前記建設機械の組立作業を行う際に使用する組立作業モードを前記コントローラに指示する作業モード切替装置を備え、前記コントローラは、前記作業モード切替装置により前記組立作業モードが指示された場合は、前記操作レバーが前記第1の方向および前記第2の方向のそれぞれにおいて前記中立不感帯を越えて操作されたときに、前記第1の方向における操作および前記第2の方向における操作のうち一方の操作を無効とするものとする。
以上のように構成した本発明によれば、組立作業モードが選択された場合に、同一の操作レバーで操作可能な2つのアクチュエータのうちの一方の操作が無効となる。これにより、一方のアクチュエータの操作中に他方のアクチュエータが動作することが無くなるため、オペレータの意図しない操作による組立作業性の低下を防止することが可能となる。
本発明に係る建設機械によれば、組立作業中にオペレータの意図しない操作による組立作業性の低下を防止することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る建設機械である油圧ショベルの側面図である。 図1に示す油圧ショベルに搭載された油圧システムの回路構成を示す図である。 操作レバー装置の配置と操作態様を示す図である。 コントローラの処理機能を示す機能ブロック図である。 要求流量の演算に用いる、左右の操作レバーの操作量(レバー操作量)に対するアクチュエータ(ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダ、旋回モータ)の要求流量特性の一例を示す図である。 バルブ切換制御とポンプ吐出流量制御に用いる閉回路ポンプとアクチュエータとの接続関係の優先順位を規定したテーブル(優先テーブル)の一例を示す図である。 バルブ・ポンプ指令演算部の一制御周期におけるポンプ割り当て演算処理を示すフローチャートである。 通常作業モードにおける操作レバーの操作量(位置)とアクチュエータの動作との対応関係を示す図である。 操作量補正部の一制御周期における演算処理を示すフローチャートである。 組立作業モードにおける操作レバーの操作量(位置)とアクチュエータの動作との対応関係を示す図である。 組立作業モードにおける操作レバーの操作量(位置)とアクチュエータの動作との対応関係(変形例)を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係る建設機械として油圧ショベルを例に挙げ、図面を参照して説明する。なお、各図中、同等の部材には同一の符号を付し、重複した説明は適宜省略する。
図1は、本実施の形態に係る建設機械である油圧ショベルの側面図である。
図1において、油圧ショベルは、フロント装置1A、上部旋回体1B、および下部走行体1Cを備えている。フロント装置1Aは、ブーム1、アーム2、およびバケット3を有している。また、油圧ショベルは、ブーム1を動作させるためのブームシリンダ4、アーム2を動作させるためのアームシリンダ5、バケット3を動作させるためのバケットシリンダ6、上部旋回体1Bを旋回させるための旋回モータ7、および下部走行体1Cを走行させるための左右の走行モータ8A,8Bを備えている。
図2は、図1に示す油圧ショベルに搭載された油圧システムの回路構成を示す図である。
図2において、油圧システムは、複数の閉回路ポンプP1〜P4と、複数の閉回路ポンプP1〜P4に閉回路接続された複数の油圧アクチュエータA1〜A4と、複数の閉回路ポンプP1〜P4と複数の油圧アクチュエータA1〜A4との間にそれぞれ配置され、複数の閉回路ポンプP1〜P4と複数の油圧アクチュエータA1〜A4との間のそれぞれの閉回路の遮断及び連通を切り換える複数の切換弁V11〜V14、V21〜V24,V31〜V34、V41〜V44と、複数の油圧アクチュエータA1〜A4の動作を指示する複数の操作装置12,13と、油圧ショベルの作業モードの切替を指示するための作業モード切替装置14とを備えている。
閉回路ポンプP1〜P4は、それぞれ、両傾転型でありかつ2つの吐出ポートを有する可変容量型の油圧ポンプであり、図示しない原動機(例えばディーゼルエンジン)により駆動される。また、閉回路ポンプP1〜P4は、それぞれ、ポンプ容量を調整するためのレギュレータR1〜R4を有し、それぞれのポンプ容量を調整することで吐出流量が制御される。閉回路ポンプP1〜P4は最大吐出流量が全て等しいポンプである。
また、油圧システムは、片傾転固定容量ポンプであるチャージポンプ21を有し、チャージポンプ21は図示しない原動機により駆動される。
閉回路ポンプP1は、切換弁V11〜V14を介して油圧アクチュエータA1〜A4の2つのポートの一方から圧油を吸い込み他方に吐出するよう接続され、油圧アクチュエータA1〜A4のそれぞれと閉回路を構成している。閉回路ポンプP2は、切換弁V21〜V24を介して油圧アクチュエータA1〜A4の2つのポートの一方から圧油を吸い込み他方に吐出するよう接続され、油圧アクチュエータA1〜A4のそれぞれと閉回路を構成している。閉回路ポンプP3は、切換弁V31〜V34を介して油圧アクチュエータA1〜A4の2つのポートの一方から油を吸い込み他方に吐出するよう接続され、油圧アクチュエータA1〜A4のそれぞれと閉回路を構成している。閉回路ポンプP4は、切換弁V41〜V44を介して油圧アクチュエータA1〜A4の2つのポートの一方から油を吸い込み他方に吐出するよう接続され、油圧アクチュエータA1〜A4のそれぞれと閉回路を構成している。
油圧アクチュエータA1は例えば図1に示すブームシリンダ4であり、油圧アクチュエータA2は例えば図1に示すアームシリンダ5であり、油圧アクチュエータA3は例えば図1に示すバケットシリンダ6であり、油圧アクチュエータA4は例えば図1に示す旋回モータ7である。
チャージポンプ21は油タンク22から油を吸い込み、チャージ油路27及びメイクアップ弁23a〜23hを介してそれぞれの閉回路に油を補充する。フラッシング弁24a〜24dは閉回路の余剰油(例えば油圧シリンダA1〜A3のキャップ室とロッド室の受圧面積差によって生じる閉回路の余剰油)を、チャージ油路27を介して油タンク22に排出する。メインリリーフ弁25a〜25hはそれぞれの閉回路の最大圧力を設定し、チャージリリーフ弁26はチャージ油路27の最大圧力を設定する。
レギュレータR1〜R4及び切換弁V11〜V14、V21〜V24,V31〜V34、V41〜V44はコントローラ41に電気的に接続され、コントローラ41からの指令信号により動作し、ポンプ容量の調整及び閉回路の遮断及び連通の切り換えを行う。
また、操作装置12,13は操作レバー式の操作装置であり、コントローラ41に電気的に接続され、操作装置12,13からコントローラ41に操作信号が入力される。
図2の油圧回路には、ブームシリンダ4、アームシリンダ5、バケットシリンダ6及び旋回モータ7に係わる部分のみを示し、左右の走行モータ8A,8Bに係わる部分は図示を省略している。また、アクチュエータの動作を指示する操作装置についても、ブームシリンダ4、アームシリンダ5、バケットシリンダ6及び旋回モータ7の操作装置12,13のみを示し、左右の走行モータ8A,8Bの操作装置は図示を省略している。以下の説明では、全てのアクチュエータの操作装置を総称するときは、単に操作装置と言い、ブームシリンダ4、アームシリンダ5、バケットシリンダ6及び旋回モータ7の操作装置12,13は操作レバー装置と言う。
図3は、操作レバー装置12,13の配置と操作態様を示す図である。操作レバー装置12,13は、図1に示す油圧ショベルの運転室(キャビン)9内の運転席10の前部左右に設置されており、それぞれ、左右の操作レバー12L,13Lを有している。オペレータは左手で左の操作レバー12Lを、右手で右の操作レバー13Lを操作する。
操作レバー装置12,13は、それぞれ、1つの操作レバー12L,13Lで2つのアクチュエータの動作を指示することができる操作レバー装置である。操作レバー12Lの左右方向の操作はアームシリンダ5の動作指示に対応し、操作レバー12Lの上下方向の操作は旋回モータ7の動作指示に対応し、操作レバー13Lの左右方向の操作はバケットシリンダ6の動作指示に対応し、操作レバー13Lの上下方向の操作はブームシリンダ4の動作指示に対応する。
このように操作レバー装置12は、操作レバー12Lが左右方向(第1の方向)に操作されたときは2つのアクチュエータの一方(アームシリンダ5)の動作を指示し、操作レバー12Lが上下方向(第1の方向に直交する第2の方向)に操作されたときは2つのアクチュエータの他方(旋回モータ7)の動作を指示する。同様に、操作レバー装置13は、操作レバー13Lが左右方向(第1の方向)に操作されたときは2つのアクチュエータの一方(バケットシリンダ6)の動作を指示し、操作レバー13Lが上下方向(第1の方向に直交する第2の方向)に操作されたときは2つのアクチュエータの他方(ブームシリンダ4)の動作を指示する。
コントローラ41は、複数の操作装置(操作レバー装置12,13)のそれぞれの操作信号を入力し、操作信号から演算された複数の操作装置のそれぞれの操作量と予め設定された複数の要求流量特性(後述)とに基づいて複数のアクチュエータ4〜7の要求流量を演算し、この要求流量に応じて閉回路ポンプP1〜P4および複数の切換弁V11〜V14、V21〜V24,V31〜V34,V41〜V44を制御する。
図4は、コントローラ41の処理機能を示す機能ブロック図である。
コントローラ41は、操作量補正部42と、要求流量演算部43と、バルブ・ポンプ指令演算部44とを有している。
コントローラ41は操作レバー装置12,13の操作信号を入力し、その操作信号から操作レバー12L,13Lの操作量を演算し、レバー操作量の情報を取得する。また、コントローラ41は作業モード切替装置14からの切替信号を入力し、その切替信号から作業モードを判定し、作業モードの情報を取得する。作業モード切替装置14は、例えば運転室(キャビン)9内に配置されたタッチパネルやスイッチ等で構成される。本実施の形態における油圧ショベルは、掘削作業等の通常作業を行う際に使用する通常作業モードと、油圧ショベルの組立作業を行う際に使用する組立作業モードとを備える。
操作量補正部42は、作業モードが通常作業モードの場合は、レバー操作量を補正することなく、そのまま要求流量演算部43に入力する。一方、作業モードが組立作業モードの場合は、レバー操作量を補正し、要求流量演算部43に入力する。操作量補正部42の処理の詳細については後述する。
要求流量演算部43は、操作量補正部42から入力されたレバー操作量に応じてブームシリンダ4、アームシリンダ5、バケットシリンダ6及び旋回モータ7のそれぞれの要求流量を演算する。図5は、その要求流量の演算に用いる、操作レバー12L,13Lの操作量(レバー操作量)に対するアクチュエータ(ブームシリンダ4,アームシリンダ5,バケットシリンダ6、旋回モータ7)の要求流量特性の一例を示す図である。ここで、従来の油圧ショベルのコントローラは、操作量補正部42を備えておらず、要求流量演算部43とバルブ・ポンプ指令演算部44だけを備えており、操作レバー装置12,13の操作信号から求めたレバー操作量は、直接、要求流量演算部43に入力される。
要求流量演算部43には、図5に示すようなブームシリンダ4の要求流量特性DFaと、アームシリンダ5の要求流量特性DFbと、バケットシリンダ6の要求流量特性DFcと、旋回モータ7の要求流量特性DFdが設定されている。図5において、各要求流量特性DFa〜DFdはレバー操作量に対する要求流量を規定しており、要求流量はポンプ1台分の流量を単位として表している。要求流量特性DFa〜DFdは、それぞれ、例えば、レバー操作量0〜20%の間は不感帯で、要求流量はゼロであり、レバー操作量が20%から100%に増大するに従って要求流量は線形的に増大するように設定されている。なお、図5では全てのアクチュエータの要求流量特性が同じであり、かつ操作レバー12L,13Lの同じアクチュエータの反対方向の操作での要求流量特性が同じであるとしたが、これらは異なっていてもよい。
バルブ・ポンプ指令演算部44は、要求流量演算部43で演算された要求流量に基づいて切換弁V11〜V14,V21〜V24,V31〜V34,V41〜V44のON/OFF(開閉)のバルブ切換制御と、レギュレータR1〜R4による閉回路ポンプP1〜P4の吐出流量制御を行う。図6は、そのバルブ切換制御とポンプ吐出流量制御に用いる閉回路ポンプP1〜P4とアクチュエータ4〜7との接続関係の優先順位を規定したテーブル(優先テーブル)PTの一例を示す図であり、縦列の数値はアクチュエータ側から見たポンプ接続の優先順位を、横列の数値はポンプ側から見たアクチュエータ接続の優先順位を示している。
バルブ・ポンプ指令演算部44は、要求流量演算部43で演算された要求流量に応じて図6に示した優先テーブルPTを用いて閉回路ポンプP1〜P4をどのアクチュエータに接続するかを決めるポンプ割り当て演算処理を行い、その演算結果に応じて切換弁V11〜V14,V21〜V24,V31〜V34,V41〜V44のON/OFF(開閉)の切換制御を行うバルブ指令信号と、閉回路ポンプP1〜P4の吐出流量の制御を行うポンプ指令信号とを生成し、バルブ指令信号を切換弁V11〜V14,V21〜V24,V31〜V34,V41〜V44に出力し、ポンプ指令信号をレギュレータR1〜R4に出力する。
以下に、要求流量演算部43とバルブ・ポンプ指令演算部44の処理内容の詳細を、油圧ショベルの動作例を用いて説明する。この動作例では、左の操作レバー13Lのバケットダンプの操作量が100%、左の操作レバー13Lのブームの操作量が0%、右の操作レバー12Lのアームおよび旋回の操作量が0%で入力されているものとする。
まず、要求流量演算部43は、図5に示した要求流量特性DFa〜DFdを用い、操作レバー12L,13Lの操作量に応じたアクチュエータ4〜7の要求流量を演算する。本動作例ではバケットダンプの操作量が100%であるため、特性DFcより、バケットダンプの要求流量が4.0と決定される。ここで、要求流量が4.0であることは、最大吐出流量にある4台のポンプP1〜P4の流量を要求することを意味する。
このようにブーム、アーム、バケット、旋回の要求流量がそれぞれ0,0,4.0,0であると決定されると、次にバルブ・ポンプ指令演算部44の処理に進む。バルブ・ポンプ指令演算部44は、要求流量演算部43の演算結果である要求流量および図6に示した優先テーブルPTのポンプとアクチュエータの優先接続順位にしたがって、アクチュエータ4〜7にポンプP1〜P4を割り当てる。
図7は、バルブ・ポンプ指令演算部44の一制御周期におけるポンプ割り当て演算処理を示すフローチャートである。
まず、バルブ・ポンプ指令演算部44は、ステップS11において、残り要求流量に現在の要求流量を代入する。ここでいう残り要求流量とは、要求流量からポンプに割り当てた流量を差し引いた流量である。ステップS11の時点では、ポンプに流量が割り当てられていないため、残り要求流量は要求流量と等しくなる。本動作例では、ブーム、アーム、バケット、旋回の要求流量が(0,0,4.0,0)であるため、ステップS11における残り要求流量は(0,0,4.0,0)となる。
次のステップS12では、ステップS11で演算した残り要求流量を、優先テーブルPTを用い、アクチュエータ4〜7側から見た優先順位に従い仮割り当てを行う。本動作例では、バケットシリンダ6の残り要求流量が4.0であるため、優先テーブルPTの優先順位に従い、バケットシリンダ6にポンプP3(順位1)を流量1.0で、ポンプP4(順位2)を流量1.0で、ポンプP1(順位1)を流量1.0で、ポンプP2(順位4)を流量1.0で仮に割り当てる。
次のステップS13では、ステップS12で演算した仮割り当てに対し、優先テーブルPTの優先順位においてポンプP1〜P4側から見た優先順位に従い割り当ての調整を行う。すなわち、ポンプP1〜P4側から見て接続されるアクチュエータが複数ある場合、そのポンプを優先順位がより高い(数字がより小さい)アクチュエータにのみ接続する処理を行う。本動作例では全てのポンプP1〜P4がバケットシリンダ6にのみ接続されているため、調整はされず、次のステップS14に進む。
ステップS14では、残り要求流量とこれまでの処理で割り当てた流量との差を演算し、残り要求流量に代入する。本動作例では割り当て流量は(0,0,4.0,0)であるため、残り要求流量との差は(0,0,4.0,0)−(0,0,4.0,0)=(0,0,0,0)となり、代入後の残り要求流量は(0,0,0,0)となる。
次のステップS15では、残り要求流量が全てゼロか否かの判定を行い、全てゼロであれば当制御周期における処理を終了し、全てゼロでなければステップS16に進む。
ステップS16では残りポンプがあるか否かの判断を行い、残りポンプがまだあればステップS12に戻り、残りポンプがなければ割当演算処理を終了する。本動作例ではステップS14における残り要求流量は(0,0,0,0)と全てゼロであるため、当制御周期における処理を終了する。
以上のような処理の結果、バケットシリンダ6に全てのポンプP1〜P4が流量1.0で割り当てられる。よって、コントローラ41は、切換弁V13,V23,V33,V43に開弁指令を出力し、それ以外の切換弁には開弁指令を出力しない。また、ポンプP1〜P4の全てに流量1.0の指令を行う。これによりバケットシリンダ6にレバー操作量に応じた圧油の流量が供給され、バケットシリンダ6はレバー操作量に応じた速度で駆動される。
次に、図4に示した操作量補正部42の処理について説明する。
図8は、操作量補正部42において操作レバー12L,13Lの操作量を補正しない場合(通常作業モードが選択された場合)の操作レバー12L,13Lの操作量(位置)とアクチュエータ4〜7の動作との対応関係を示す図である。
図8の左図は左の操作レバー12Lの操作量(位置)とアームシリンダ5および旋回モータ7の動作との対応関係を示し、右図は右の操作レバー13Lの操作量(位置)とバケットシリンダ6およびブームシリンダ4の動作との対応関係を示す。
左の操作レバー12Lにより4つの動作象限L1,L2,L3,L4が形成され、右の操作レバー13Lにより4つの動作象限R1,R2,R3,R4が形成される。動作象限L1はアームクラウドと右旋回の操作領域であり、動作象限L2はアームダンプと右旋回の操作領域であり、動作象限L3はアームダンプと左旋回の操作領域であり、動作象限L4はアームクラウドと左旋回の操作領域である。
図8中の無模様で示される矩形の領域81a(81b)は2つのアクチュエータ5,7(6,4)のどちらも動作しない領域(中立不感帯)、斜線で示される領域82a(82b)は一方のアクチュエータ5(6)のみが動作する領域(単独動作領域)、斜線で示される領域83a(83b)は他方のアクチュエータ7(4)のみが動作する領域(単独動作領域)、破線で示される領域84a(84b)は2つのアクチュエータ5,7(6,4)のいずれも動作する領域(複合動作領域)を示す。なお、図8に示す対応関係は、従来技術における操作レバー12L,13Lの操作量(位置)とアクチュエータ4〜7の動作との対応関係と同様である。
<従来技術の課題>
ここで、図8に示す対応関係において、アーム2にバケット3を取り付ける組立作業で、アーム2を駆動させるため左の操作レバー12Lが図8の点Aに示す位置に操作されたとする。点Aはアームクラウドの単独動作領域にあるため、オペレータの意図通りアーム2のみが動作する。ここで、点Aからさらにアーム2の速度を上げようとした場合を考える。この場合、オペレータが左の操作レバー12Lを自分の体に寄せるように操作してしまうと、点Aから点Bの位置に左の操作レバー12Lが移動する。点Bはアームクラウドと左旋回の複合動作領域にあるため、アーム2の位置を調整しようとしてアーム2のみを動作させたつもりが、オペレータの意図に反し、上部旋回体1Bも動作してしまう。このような組立作業中の意図しない複合動作は、組立作業性を著しく損なう。
なお、あるアクチュエータを高速で操作しようとしてレバーを所定の方向に大きく倒すときに、当該所定の方向と直行する方向にもレバーを倒してしまい、別のアクチュエータを意図せず駆動してしまうことは実稼働中にも起こっている。これは、あるアクチュエータを高速で操作していると当該アクチュエータにオペレータの意識が集中し、別のアクチュエータにまで意識が回らないことが原因と考えられる。
以上述べた通り、操作レバー装置12,13からの操作信号に基づいて得られたレバー操作量をそのまま用いて要求流量を演算した場合は、意図せずに誤って行った微操作によって意図しないアクチュエータの動作が発生し、組立作業性を損なうという課題がある。
そこで、本実施の形態では、作業モードとして組立作業モードが選択された場合に、操作量補正部42においてレバー操作量を補正することにより、上記の課題を解決する。
以下に、操作量補正部42の処理の詳細を、油圧ショベルの動作例を用いて説明する。この動作例では、図8における点B(アームクラウドと左旋回の複合)の操作が行われたとする。
図9は、操作量補正部42の一制御周期における演算処理を示すフローチャートである。
まず、操作量補正部42は、ステップS21において、作業モードが組立作業モードであるか否かの判定を行う。ステップS21でYes(作業モードが組立作業モードである)と判定した場合は、ステップS22に進み、No(作業モードが組立作業モードでない)と判定した場合は、当制御周期の処理を終了する。
ステップS22において、操作レバー12Lを介して操作される第1アクチュエータ(アームシリンダ5)の操作量を変数x1に代入し、操作レバー12Lを介して操作される第2アクチュエータ(旋回モータ7)の操作量を変数x2に代入する。ここで、アームクラウドの操作量x1を95%(0.95)、旋回の操作量x2を5%(0.05)とする。
次に、ステップS23において、操作量x1が操作量x2以上であるか否かの判定を行う。ステップS23でYes(操作量x1が操作量x2以上)と判定した場合は、ステップS24で操作量x2を0に設定し、当制御周期の処理を終了する。一方、ステップS23でNo(操作量x1が操作量x2未満)と判定した場合は、ステップS25で操作量x1を0に設定し、当制御周期の処理を終了する。本動作例では、操作量x1が0.95であり操作量x2が0.05であるため、ステップS23でYesと判定され、ステップS24に進む。
ステップS24において、旋回の操作量x2を0に設定する。以上により操作量補正部42の処理を終了し、要求流量演算部43の処理に進む。本動作例では旋回の操作量が0となっているため、要求流量演算部43およびバルブ・ポンプ指令演算部44の処理の結果、旋回モータ7は駆動されず、アームシリンダ5のみが駆動されることになる。
図10に、組立作業モードにおけるレバー操作量と動作の対応関係を示す。図10に示すように、組立作業モードでは、左の操作レバー12Lにおいて、アームシリンダ5のレバー操作量が増大するに対従って旋回モータ7の不感帯が拡大すると共に、旋回モータ7のレバー操作量が増大するに従ってアームシリンダ5の不感帯が拡大する。同様に、右の操作レバー13Lにおいて、バケットシリンダ6のレバー操作量が増大するに対従ってブームシリンダ4の不感帯が拡大すると共に、ブームシリンダ4のレバー操作量が増大するに従ってバケットシリンダ6の不感帯が拡大する。そのため、左右の操作レバー12L,13Lのそれぞれにおいて、2つのアクチュエータが同時に動作する複合動作領域が存在しない。これにより、例えば左の操作レバー12Lが点Aから点Bに操作されたとしても、点Bはアームクラウドの単独動作領域にあるため、オペレータの意図に反して上部旋回体1Bが駆動されることはない。
本実施の形態では、複数の閉回路ポンプP1〜P4と、複数の閉回路ポンプP1〜P4に閉回路接続された複数のアクチュエータ4〜7と、複数の閉回路ポンプP1〜P4と複数のアクチュエータ4〜7との間にそれぞれ配置され、複数の閉回路ポンプP1〜P4と複数のアクチュエータA1〜A4との間のそれぞれの閉回路の遮断及び連通を切り換える複数の切換弁V11〜V14,V21〜V24,V31〜V34,V41〜V44と、複数のアクチュエータ4〜7の動作を指示する複数の操作装置12,13と、複数の操作装置12,13のそれぞれの操作信号を入力し、前記操作信号から演算された複数の操作装置12,13のそれぞれの操作量と予め設定された複数の要求流量特性とに基づいて複数のアクチュエータ4〜7の要求流量を算出し、前記要求流量に応じて複数の切換弁V11〜V14,V21〜V24,V31〜V34,V41〜V44および複数の閉回路ポンプP1〜P4を制御するコントローラ41とを備え、複数の操作装置12,13は、複数のアクチュエータ4〜7に含まれる第1アクチュエータ5(6)と第2アクチュエータ7(4)の動作を指示することが可能な操作レバー12L(13L)を含み、コントローラ41は、操作レバー12L(13L)が第1の方向において中立不感帯81a(81b)を越えて操作されたときは前記第1の方向の操作量に応じて前記第1アクチュエータ5(6)の要求流量を算出するともに、操作レバー12L(13L)が前記第1の方向に直交する第2の方向において中立不感帯81a(81b)を越えて操作されたときは前記第2の方向の操作量に応じて第2アクチュエータ7(4)の要求流量を算出するように構成された建設機械において、前記建設機械が通常作業を行う際に使用する通常作業モード、または、前記建設機械の組立作業を行う際に使用する組立作業モードをコントローラ41に指示する作業モード切替装置14を備え、コントローラ41は、作業モード切替装置14により組立作業モードが指示された場合は、操作レバー12L(13L)が前記第1の方向および前記第2の方向のそれぞれにおいて中立不感帯81a(81b)を越えて操作されたときに、前記第1の方向における操作および前記第2の方向における操作のうち一方の操作を無効とする。
ここで、本実施の形態におけるコントローラ41は、作業モード切替装置14を介して組立作業モードが指示された場合は、操作レバー12L(13L)が前記第1の方向および前記第2の方向のそれぞれにおいて中立不感帯81a(81b)を越えて操作されたときに、前記第1の方向における操作および前記第2の方向における操作のうち操作量が小さい方の操作を無効とする。
以上のように構成した本実施の形態によれば、組立作業モードにおいて、同一の操作レバー12L(13L)で操作可能な2つのアクチュエータ5,7(4,6)のうちの一方の操作が無効となる。これにより、一方のアクチュエータの操作中に他方のアクチュエータが動作することが無くなるため、オペレータの意図しない操作による組立作業性の低下を防止することが可能となる。
また、本実施の形態に係る建設機械は、下部走行体1Cと、下部走行体1C上に旋回可能に搭載された上部旋回体1Bと、上部旋回体1Bに回動可能に取り付けられたブーム1と、ブーム1の先端に回動可能に取り付けられたアーム2と、アーム2の先端に回動可能に取り付けられたバケット3とを備え、複数のアクチュエータ4〜7は、上部旋回体1Bを駆動する旋回モータ7と、ブーム1を駆動するブームシリンダ4と、アーム2を駆動するアームシリンダ5と、バケット3を駆動するバケットシリンダ6とを含み、複数の操作装置12,13は、旋回モータ7とアームシリンダ5の動作を指示することが可能な第1操作レバー12Lと、ブームシリンダ4とバケットシリンダ6の動作を指示することが可能な第2操作レバー13Lとを含む。
これにより、操作レバー12Lを介してアーム操作が行われているときは、旋回操作が無効となるため、意図しない旋回動作によってアーム2の位置決めが阻害されることを防止できる。
なお、本実施の形態では、図10に示すように、第1の方向における操作および第2の方向における操作のうち操作量が小さい方の操作を無効とすることで複合動作を不能としているが、例えば図11に示すように、通常作業モードにおける複合動作領域84a,84bを不感帯111a,111bに置き換えることで複合動作を不能としても良い。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1A…フロント装置、1B…上部旋回体、1C…下部走行体、1…ブーム、2…アーム、3…バケット、4…ブームシリンダ(アクチュエータ)、5…アームシリンダ(アクチュエータ)、6…バケットシリンダ(アクチュエータ)、7…旋回モータ(アクチュエータ)、12,13…操作レバー装置(操作装置)、12L,13L…操作レバー、21…チャージポンプ、22…油タンク、23a〜24h…メイクアップ弁、24a〜24d…フラッシング弁、25a〜25h…メインリリーフ弁、26…チャージリリーフ弁、27…チャージ油路、41…コントローラ、42…操作量補正部、43…要求流量演算部、44…バルブ・ポンプ指令演算部、81a,81b…中立不感帯、82a,82b,83a,83b…単独動作領域、84a,84b…複合動作領域、111a,111b…不感帯、A1〜A4…アクチュエータ、DFa〜DFd…要求流量特性、P1〜P4…閉回路ポンプ、PT…優先テーブル、V11〜V14,V21〜V24,V31〜V34,V41〜V44…切換弁。

Claims (3)

  1. 複数の閉回路ポンプと、
    前記複数の閉回路ポンプに閉回路接続された複数のアクチュエータと、
    前記複数の閉回路ポンプと前記複数のアクチュエータとの間にそれぞれ配置され、前記複数の閉回路ポンプと前記複数のアクチュエータとの間のそれぞれの閉回路の遮断及び連通を切り換える複数の切換弁と、
    前記複数のアクチュエータの動作を指示する複数の操作装置と、
    前記複数の操作装置のそれぞれの操作信号を入力し、前記操作信号から演算された前記複数の操作装置のそれぞれの操作量と予め設定された複数の要求流量特性とに基づいて前記複数のアクチュエータの要求流量を算出し、この要求流量に応じて前記複数の切換弁および前記複数の閉回路ポンプを制御するコントローラとを備え、
    前記複数の操作装置は、前記複数のアクチュエータに含まれる第1アクチュエータと第2アクチュエータの動作を指示することが可能な操作レバーを含み、
    前記コントローラは、前記操作レバーが第1の方向において中立不感帯を越えて操作されたときは前記第1の方向の操作量に応じて前記第1アクチュエータの要求流量を算出するともに、前記操作レバーが前記第1の方向に直交する第2の方向において前記中立不感帯を越えて操作されたときは前記第2の方向の操作量に応じて前記第2アクチュエータの要求流量を算出するように構成された建設機械において、
    前記建設機械が通常作業を行う際に使用する通常作業モード、または、前記建設機械の組立作業を行う際に使用する組立作業モードを前記コントローラに指示する作業モード切替装置を備え、
    前記コントローラは、前記作業モード切替装置により前記組立作業モードが指示された場合は、前記操作レバーが前記第1の方向および前記第2の方向のそれぞれにおいて前記中立不感帯を越えて操作されたときに、前記第1の方向における操作および前記第2の方向における操作のうち一方の操作を無効とする
    ことを特徴とする建設機械。
  2. 請求項1に記載の建設機械において、
    前記コントローラは、前記作業モード切替装置を介して前記組立作業モードが指示された場合は、前記操作レバーが前記第1の方向および前記第2の方向のそれぞれにおいて前記中立不感帯を越えて操作されたときに、前記第1の方向および前記第2の方向のうち操作量が小さい方の操作を無効とする
    ことを特徴とする建設機械。
  3. 請求項1に記載の建設機械において、
    下部走行体と、
    前記下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、
    前記上部旋回体に回動可能に取り付けられたブームと、
    前記ブームの先端に回動可能に取り付けられたアームと、
    前記アームの先端に回動可能に取り付けられたバケットとを備え、
    前記複数のアクチュエータは、前記上部旋回体を駆動する旋回モータと、前記ブームを駆動するブームシリンダと、前記アームを駆動するアームシリンダと、前記バケットを駆動するバケットシリンダとを含み、
    前記複数の操作装置は、前記旋回モータと前記アームシリンダの動作を指示することが可能な第1操作レバーと、前記ブームシリンダと前記バケットシリンダの動作を指示することが可能な第2操作レバーとを含む
    ことを特徴とする建設機械。
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