JP2007100779A - 油圧制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】優先アクチュエータPAと増速アクチュエータIAとを備えるとともに、優先アクチュエータPAにポンプ吐出油を優先的に供給するようにしたものである。
【解決手段】 第ポンプP1の最大吐出量をQp1maxとし、優先アクチュエータPAの要求流量をQm1とし、第1ポンプP1から増速アクチュエータIAに振り分けるための分流要求流量をQdとしたとき、コントローラCは、上記(Qm1+Qd)<Qp1maxのとき、合流制御弁S2を、上記分流要求流量Qdを通過させるのに必要な開度に制御する機能と、上記(Qm1+Qd)>Qp1maxのとき、合流制御弁S2を、{Qd−(Qm1+Qd−Qp1max)}の流量を通過させるのに必要な開度に制御する機能と、(Qm1+Qd)<Qp1maxの範囲内で第1ポンプP1の吐出量を制御する機能とを備えている。
【選択図】 図2
【解決手段】 第ポンプP1の最大吐出量をQp1maxとし、優先アクチュエータPAの要求流量をQm1とし、第1ポンプP1から増速アクチュエータIAに振り分けるための分流要求流量をQdとしたとき、コントローラCは、上記(Qm1+Qd)<Qp1maxのとき、合流制御弁S2を、上記分流要求流量Qdを通過させるのに必要な開度に制御する機能と、上記(Qm1+Qd)>Qp1maxのとき、合流制御弁S2を、{Qd−(Qm1+Qd−Qp1max)}の流量を通過させるのに必要な開度に制御する機能と、(Qm1+Qd)<Qp1maxの範囲内で第1ポンプP1の吐出量を制御する機能とを備えている。
【選択図】 図2
Description
この発明は、特定のアクチュエータに対して、一対のポンプの吐出量を合流させて使用する油圧制御装置に関する。
この種の装置として、例えば図3に示すものが従来から知られている。この従来の油圧制御装置は、パワーショベルに関するもので、一対の可変吐出量形ポンプからなる第1,2ポンプP1,P2を備えるとともに、第1ポンプP1には、バケットシリンダ1に接続するとともに、その接続過程に、このバケットシリンダ1を制御するセンタークローズドタイプの切換弁2を接続している。この切換弁2は、そのパイロット室2aに導かれたパイロット圧の作用で切り換わるものである。
また、上記第1ポンプP1には、センタークローズドタイプの合流制御弁3を介してアームシリンダ4にも接続しているが、この合流制御弁3は、第1ポンプP1に対して、切換弁2と並列に接続している。このようにした合流制御弁3と第1ポンプP1との間には、優先弁5を接続している。上記合流制御弁3は、そのパイロット室3aに導かれたパイロット圧の作用で切り換わるもので、第1ポンプP1の吐出量をアームシリンダ4に導くためのものである。また、上記優先弁5は、パイロット室5aに導かれたパイロット圧の作用で切り換わるが、この優先弁5が図示の中立位置にあるとき、第1ポンプP1から合流弁3への流通は自由流れとなる。そして、上記中立位置から左右いずれかに切り換わると、第1ポンプP1から合流制御弁3への流通は、絞り抵抗が付与されるようにしている。
上記のようにした切換弁2のパイロット室2aと、優先弁5のパイロット室5aとのそれぞれは、同一のパイロット圧源に連通させ、それらが同期して切り換えられるようにしている。つまり、切換弁2が図示の中立位置にあるときには、優先弁5も図示の中立位置を保ち、切換弁2が左右いずれかに切り換わったときには、優先弁5も左右いずれかに切り換わる構成にしている。そして、優先弁5が中立位置にあるときには、第1ポンプP1から合流制御弁3までの流通が自由流れとなり、優先弁5がその中立位置から左右いずれかに切り換わると、第1ポンプP1から合流制御弁3までの流通に絞り抵抗が付与されるようにしている。
また、第2ポンプP2には、センタークローズドタイプの切換弁6を介して上記アームシリンダ4に接続しているが、この切換弁6は、そのパイロット室6aに導かれたパイロット圧の作用で切り換わるものである。そして、上記した合流制御弁3とこの切換弁6とのそれぞれが、中立位置から左右いずれかに切り換えられると、第1ポンプP1と第2ポンプP2との吐出油が合流してアームシリンダ4に供給されることになる。
ただし、バケットシリンダ1の負荷に対して、アームシリンダ4の負荷の方が小さい場合があり、切換弁2と合流制御弁3とが同時に開位置を保ったときには、負荷の小さなアームシリンダ4に、第1ポンプP1の吐出油が優先的に供給されてしまうが、それを阻止するのが上記優先弁5である。すなわち、切換弁2と優先弁5とは、上記したように同期して切り換わるので、切換弁2が中立位置以外の位置に切り換えられたときには、優先弁5も中立位置以外の位置に切り換わる。したがって、第1ポンプP1と合流制御弁3との間では絞り抵抗が付与され、第1ポンプP1の吐出油は、バケットシリンダ1に優先的に供給されることになる。
なお、図中符号7および8は、第1,2ポンプP1,P2のそれぞれに接続したブリードオフ弁で、切換弁2,6および合流弁3が図示の中立位置にあるとき、第1,2ポンプP1,P2の吐出油をタンクTに返戻するものである。
特開2005−127413号公報
上記のようにした従来の油圧制御装置では、バケットシリンダ1への供給流量を優先させるために、優先弁5を必要とするので、その優先弁5の分だけ部品点数が多くなり、それだけ組み付け作業が複雑化するという問題があった。また、組み付け作業が複雑化するだけでなく、優先弁5の分だけ取り付けスペースを多く必要とするという問題もあった。
この発明の目的は、優先弁を用いなくても、所定のアクチュエータを優先的に作動させうる油圧制御装置を提供することである。
この発明は、必要時に合流流量で増速作動される増速アクチュエータIAと、この増速アクチュエータIAに対して優先して作動される優先アクチュエータPAと、上記各アクチュエータにそれぞれ切換制御弁S1,S3を介して接続された可変吐出量型の一対のポンプP1,P2と、上記優先アクチュエータPAに供給される第1ポンプP1からの吐出油の一部を上記増速アクチュエータIAに供給する合流制御弁S2とを有する油圧回路と、上記増速アクチュエータIAへの供給流量を制御するコントローラとを備えた油圧制御装置を前提にするものである。
上記の装置を前提にしつつ、第1の発明は、上記コントローラが、優先アクチュエータ用の切換制御弁S1を制御する操作レバーL1の操作量が入力されたとき、その操作量に応じた優先アクチュエータの要求流量Qm1を演算する機能と、合流制御弁S2および増切換制御弁S3を御する操作レバーL2の操作量が入力されたとき、その操作量に応じた増速アクチュエータの要求流量Qm2を演算する機能と、上記各操作レバーの操作量に対応した信号または演算された各アクチュエータの要求流量に応じて、合流制御弁の開度と第1ポンプの吐出量とを制御する機能とを備えた点に特徴を有する。
第2の発明は、上記コントローラが、増速アクチュエータを制御する操作レバーL2の操作量に応じて、第1ポンプから増速アクチュエータIAへの分流要求流量Qdを演算し、優先アクチュエータの要求流量Qm1と増速アクチュエータIAへの分流要求流量Qdとの和が、第1ポンプP1の最大吐出量Qp1maxより小さいときには、合流制御弁S2の開度を分流要求流量Qdが通過できる開度に制御し、上記和が最大吐出量Qp1maxより大きいときには、合流制御弁S2の開度を{Qd−(Qm1+Qd−Qp1max)}が通過できる開度に制御するとともに、Qp1maxを限度として、(Qm1+Qd)に応じて第1ポンプP1の吐出量を制御する機能を有する点に特徴を有する。
第3の発明は、上記第1,2ポンプP1,P2に、上記コントローラで開閉制御されるブリードオフ弁を接続するとともに、このブリードオフ弁は、上記切換制御弁S1,合流制御弁S2あるいは切換制御弁S3が中立位置にあって閉状態にあるとき、第1,2ポンプP1,P2の吐出量をタンクに返戻する一方、上記第1,2ポンプP1,P2は、上記要求流量Qm1あるいはQm2がゼロから所定範囲まで、微少流量を吐出するとともに、この微量流量を上記ブリードオフ弁でタンクに返戻する構成にした点に特徴を有する。
第1の発明によれば、コントローラが合流制御弁S2の開度を制御するようにしたので、この制御開度を、従来の絞り効果を得るのと同じ開度に設定しておけば、従来のような優先弁5を必要としない。このように優先弁5を必要としないので、当該装置の組み付け作業も効率的になるし、省スペース化を図ることができる。
第2の発明によれば、操作レバーL2を所定の操作量以上操作したときだけ、合流制御弁S2が動作するので、無駄な流量を増速用に消費することがなくなる。
第3の発明によれば、上記第1,2ポンプP1,P2が、常に、微少流量を吐出するとともに、この微少流量を、ブリードオフ弁を介してタンクに返戻させるようにしたので、ポンプの脈動の影響を最小限に抑えることができる。すなわち、ポンプはその回転数が低い領域で脈動が強く現れるのが一般的であるが、この第3の発明では、脈動が強くなる微低速回転時のポンプ吐出量を、ブリードオフ弁を介してタンクに返戻し、ポンプの微低速回転以上の吐出量をアクチュエータに供給するようにしたので、アクチュエータに対するポンプの脈動の影響を最小限に抑えることができる。
図1(a)および図2に示した第1実施形態は、一対の可変吐出量形ポンプからなる第1,2ポンプP1,P2を備えるとともに、この第1ポンプP1には、センタークローズドタイプの切換制御弁S1と合流制御弁S2とを並列に接続している。そして、上記切換制御弁S1には、この発明の優先アクチュエータであるバケットシリンダPAを接続している。また、上記合流制御弁S2には、この発明の増速アクチュエータであるアームシリンダIAを接続している。
また、上記第2ポンプP2には、アームシリンダIA用であって、センタークローズドタイプの切換制御弁S3を接続し、この切換制御弁S3を介して、第2ポンプP2の吐出油を、アームシリンダIAに供給するようにしている。
さらに、上記両ポンプP1,P2のそれぞれには、電磁作用で切り換わるブリードオフ弁9,10を接続しているが、これらブリードオフ弁9,10は、図示のノーマル位置にあるとき、第1,2ポンプP1,P2の吐出油をタンクTに返戻し、上記ノーマル位置から切り換わったとき、第1,2ポンプP1,P2とタンクTとの連通を遮断するものである。
上記のようにした第1,2ポンプP1,P2の吐出量制御、切換制御弁S1,S3の切り換え制御、合流制御弁S2の切り換え制御、およびブリードオフ弁9,10の切り換え制御を実行するのが、図2に示したコントローラCであるが、このコントローラCには、操作機器11,12を電気的に接続し、操作機器11,12の操作レバーL1およびL2の操作量が、電気信号に変換されてコントローラCに入力される構成にしている。そして、このコントローラCは、図1(a)に示すように、両ポンプP1,P2の傾転角を制御する制御機構(図示していない)、切換制御弁S1、合流制御弁S2、切換制御弁S3およびブリードオフ弁9,10のそれぞれに電気的に接続している。
次に、上記コントローラCの制御機能を詳しく説明する。
まず、上記コントローラCには、バケットシリンダPAの要求流量Qm1を特定するための電気信号を出力する操作機器11およびアームシリンダIAの要求流量Qm2を特定するための電気信号を出力する操作機器12を接続している。そして、これら、各操作機器11,12は、その操作レバーL1,L2を傾けることによって、その傾け量すなわち操作量に応じた電気信号を出力する。したがって、実際には、この操作レバーL1,L2の操作角度に応じて、バケットシリンダPAおよびアームシリンダIAの要求流量Qm1およびQm2が特定されることになる。
まず、上記コントローラCには、バケットシリンダPAの要求流量Qm1を特定するための電気信号を出力する操作機器11およびアームシリンダIAの要求流量Qm2を特定するための電気信号を出力する操作機器12を接続している。そして、これら、各操作機器11,12は、その操作レバーL1,L2を傾けることによって、その傾け量すなわち操作量に応じた電気信号を出力する。したがって、実際には、この操作レバーL1,L2の操作角度に応じて、バケットシリンダPAおよびアームシリンダIAの要求流量Qm1およびQm2が特定されることになる。
今、操作レバーL1および操作レバーL2を操作した場合を図2に基づいて説明する。コントローラCは、まず、操作レバーL1の操作量に応じて、バケットシリンダPAの要求流量Qm1を演算するとともに、操作レバーL2の操作量によって、アームシリンダIAの要求流量Qm2を演算する(ステップI〜III)。また、上記操作レバーL1の操作量に応じて、バケットシリンダPAを制御する切換制御弁S1の開度を制御する(ステップIV)。さらに、ステップIIで演算した結果に応じて、アームシリンダIAを制御する切換制御弁S3の開度を制御する電気信号を出力する(ステップV)。
ただし、上記ステップIIIでは、アームシリンダIAに対する、第1ポンプP1からの分流要求量Qdを演算する。そして、このステップIIIからも明らかなように、操作レバーL2の操作量がLxに到達する前では、上記分流要求流量Qdはゼロを出力し、上記操作量Lxを超えた時点で、分流要求流量Qdはゼロ以上の値を出力するようにしている。
さらに、コントローラCは、上記要求流量Qm1およびQm2に応じて、第1,2ポンプP1,P2の吐出量Qp1およびQp2を制御する(ステップVIおよびステップVII)。
そして、操作レバーL2の操作量が、上記Lx以下であれば、コントローラCは、合流制御弁S2を中立に保って、バケットシリンダPA用の切換制御弁S1およびアームシリンダIA用の切換制御弁S3を、中立位置から左右いずれかに切り換える。すなわち、合流制御弁S2を閉状態に保って、切換制御弁S1,S3のみを、中立位置から左右いずれかに切り換える。このとき、コントローラCは、切換制御弁S3の切換量を、上記Qm2−Qdに応じて制御する(ステップV)。
上記のように合流制御弁S2が閉位置を保った状態で、切換制御弁S1,S3のみが、中立位置から切り換えられると、バケットシリンダPAには、そのときの第1ポンプP1の吐出量Qp1全量が供給されるとともに、アームシリンダIAにも、そのときの第2ポンプP2の吐出量Qp2全量が供給されることになる。
また、操作レバーL2の操作角が、ステップIIIで示す上記Lxを超えると、コントローラCは次のような制御をする。まず、コントローラCは、ステップVIIIでバケットシリンダPAの要求流量と上記分流要求流量Qdとの和である(Qm1+Qd)を演算する。そして、その演算結果に応じて、上記ステップVIに示すように第1ポンプP1の吐出量Qp1を制御する。ただし、このときには、ステップIXにおいて、上記(Qm1+Qd)から第1ポンプP1の最大吐出量Qp1maxを差し引いた値(Qm1+Qd−Qp1max)を演算する。そして、この(Qm1+Qd−Qp1max)の値がゼロ以上、言い換えると、Qm1+Qd>Qp1maxであれば、ステップXにおいてそれをYの値として出力する。ただし、(Qm1+Qd−Qp1max)の値がマイナスのとき、言い換えると、Qm1+Qd<Qp1maxのときには、ゼロの値を出力する(ステップX)。
さらに、ステップXIにおいて、{Qd−(Qm1+Qd−Qp1max)}の値が演算され、上記(Qm1+Qd−Qp1max)がゼロであれば、ステップIIIで出力された分流要求流量Qdの値が、合流制御弁S2の開度制御信号として出力される(ステップXII)。また、(Qm1+Qd−Qp1max)がゼロ以上であれば、分流要求流量Qdは、分流要求流量Qdから(Qm1+Qd−Qp1max)分が差し引かれた値が、合流制御弁S2の開度制御信号として出力される(ステップXII)。
そして、(Qm1+Qd−Qp1max)あるいは{Qd−(Qm1+Qd−Qp1max)}が出力されれば、コントローラCは、上記(Qm1+Qd)<Qp1maxのとき、上記分流要求流量Qdを通過させるのに必要な開度に合流制御弁S2を制御する。また、(Qm1+Qd)>Qp1maxのときには、{Qd−(Qm1+Qd−Qp1max)}の流量を通過させるのに必要な開度に合流制御弁S2を制御する。しかも、このときの第1ポンプP1の吐出量Qp1は、(Qm1+Qd)<Qp1maxの範囲内で第1ポンプP1の吐出量を制御する。
上記のように第1実施形態によれば、合流制御弁S2の開度が、{Qd−(Qm1+Qd−Qp1max)}の値に応じて制御されるが、このときの開度設定を、従来の優先弁5に設けた絞りを想定したものにしておけば、バケットシリンダPAを優先的に作動させることができる。
また、上記ブリードオフ弁9,10は、上記切換制御弁S1および合流制御弁S2、あるいは切換制御弁S3が中立位置にあって閉状態にあるとき、その開度を最大にして第1,2ポンプP1,P2の吐出量をタンクTに返戻する(ステップXIIIおよびXIV)。一方、上記第1,2ポンプP1,P2は、上記要求流量Qm1あるいはQm2がゼロから微少範囲まで増加する領域で、微少流量を吐出するとともに、この微少流量を上記ブリードオフ弁9,10でタンクTに返戻する。このように第1,2ポンプP1,P2に微少流量を吐出させるようにしたのは、次の理由からである。
すなわち、ポンプはその回転数が低い領域で脈動が強く現れるのが一般的であるが、この実施形態では、脈動が強く現れるポンプの微低速回転域において一定の吐出量を確保するとともに、その吐出量を、ブリードオフ弁9,10を介してタンクTに返戻することによって、上記微低速回転領域以上の吐出量を実質的に有効な吐出量としたものである。このようにすることによって、アクチュエータに対するポンプの脈動の影響を最小限に抑えることができる。
上記第1実施形態は、操作レバーL1およびL2の操作量を電気信号に変換して、それをコントローラCに入力するようにしたが、図1(b)に示した第2実施形態の操作機器11,12は、操作レバーL1,L2の操作量に比例したパイロット圧を出力する構成にするとともに、そのパイロット圧信号を、圧力センサー13,14を介して電気信号に変換し、それをコントローラCに入力するようにしたものである。また、上記操作レバーL1を備えた操作機器11は、切換制御弁S1のパイロット室に接続している。言い換えると、この第2実施形態において、優先用の切換制御弁S1は、上記操作機器11から出力されたパイロット圧に比例して切り換わるようにしている。
また、上記操作機器11は、電磁逆比例減圧弁15を介して合流制御弁S2のパイロット室に接続しているが、この電磁逆比例減圧弁15は、コントローラCによってその開度が制御される構成にしている。一方、もう一つの操作機器12は、アームシリンダIAを制御する切換制御弁S3のパイロット室に接続し、上記操作機器12から出力されたパイロット圧に比例して、この切換制御弁S3が切り換わるようにしている。つまり、この第2実施形態において、上記切換制御弁S1およびS3は、直接作用するパイロット圧によって切り換わる構成にしている。
なお、分流要求流量Qdを制御する合流制御弁S2は、そのパイロット室を、電磁逆比例減圧弁15を介して操作機器11に接続している。また、上記コントローラCは、上記電磁逆比例弁15の外に、第1,2ポンプP1,P2およびブリードオフ弁9,10を電気的に制御するものである。
次に、この第2実施形態における作用を説明するが、その実体は、前記した第1実施形態と同様である。ただし、以下に、第1実施形態と同様な部分も含めてその作用を詳しく説明する。
まず、操作機器11,12の操作レバーL1,L2を操作すると、その操作量に比例したパイロット圧が出力されるが、操作機器11が出力したパイロット圧は切換制御弁S1のパイロット室に導かれる。また、操作機器12から出力されたパイロット圧は、アームシリンダIAを制御する切換制御弁S3のパイロット室に導かれる。したがって、上記切換制御弁S1およびS3のそれぞれは、上記操作機器11,12の操作レバーL1,L2の操作量に比例して、その切換量が制御されることになる。
まず、操作機器11,12の操作レバーL1,L2を操作すると、その操作量に比例したパイロット圧が出力されるが、操作機器11が出力したパイロット圧は切換制御弁S1のパイロット室に導かれる。また、操作機器12から出力されたパイロット圧は、アームシリンダIAを制御する切換制御弁S3のパイロット室に導かれる。したがって、上記切換制御弁S1およびS3のそれぞれは、上記操作機器11,12の操作レバーL1,L2の操作量に比例して、その切換量が制御されることになる。
また、コントローラCは圧力センサー13,14を介して、上記操作レバーL1,L2の操作量を認識するとともに、その操作量に応じてバケットシリンダPAとアームシリンダIAに対する要求流量を演算する。そして、コントローラCは、第1実施形態と同様に、アームシリンダIAに対する、第1ポンプP1からの分流要求流量Qdを演算するが、上記パイロット圧から換算した操作レバーL2の操作量がLxに到達する前では、上記分流要求流量Qdはゼロを出力し、上記操作量Lxを超えた時点で、分流要求流量Qdはゼロ以上の値を出力するようにしている。なお、この第2実施形態において、上記操作レバーL1,L2の操作量が決まった段階で、切換制御弁S1とS3との開度が決まるので、コントローラCの制御としては、第1実施形態のステップIVとVは省略されることになる。
さらに、コントローラCは、パイロット圧から換算した上記要求流量Qm1およびQm2に応じて、第1,2ポンプP1,P2の吐出量Qp1およびQp2を制御する。
そして、操作レバーL2の操作量が、上記Lx以下であれば、コントローラCが電磁逆比例減圧弁15を制御して、合流制御弁S2を中立に保つために必要なパイロット圧を出力する。したがって、合流制御弁2は、操作レバーL2の操作量がLx以下であれば、図示の中立位置を保つことになる。したがって、このときには、切換制御弁S1,S3のみを、中立位置から左右いずれかに切り換える。
上記のように合流制御弁S2が閉位置を保った状態で、切換制御弁S1,S3のみが、中立位置から切り換えられると、バケットシリンダPAには、そのときの第1ポンプP1の吐出量Qp1全量が供給されるとともに、アームシリンダIAにも、そのときの第2ポンプP2の吐出量Qp2全量が供給されることになる。
また、操作レバーL2の操作角が上記Lxを超えると、コントローラCは次のような制御をする。まず、コントローラCは、でバケットシリンダPAの要求流量と上記分流要求流量Qdとの和である(Qm1+Qd)を演算する。そして、その演算結果に応じて、第1ポンプP1の吐出量Qp1を制御する。ただし、このときには、上記(Qm1+Qd)から第1ポンプP1の最大吐出量Qp1maxを差し引いた値(Qm1+Qd−Qp1max)を演算する。そして、この(Qm1+Qd−Qp1max)の値がゼロ以上、言い換えると、Qm1+Qd>Qp1maxであればそれをYの値として出力する。ただし、(Qm1+Qd−Qp1max)の値がマイナスのとき、言い換えると、Qm1+Qd<Qp1maxのときには、ゼロの値を出力する。
上記のように{Qd−(Qm1+Qd−Qp1max)}の値が演算され、上記(Qm1+Qd−Qp1max)がゼロであれば、コントローラCは、分流要求流量Qdに対応する電気信号を、電磁逆比例減圧弁15の開度制御信号として出力する。また、(Qm1+Qd−Qp1max)がゼロ以上であれば、分流要求流量Qdから(Qm1+Qd−Qp1max)分が差し引かれた電気信号が、電磁逆比例減圧弁15の開度制御信号として出力される。このように電磁逆比例減圧弁15の開度に応じてパイロット圧が制御されるが、このパイロット圧に応じて、合流制御弁S2の開度が制御されることになる。
そして、(Qm1+Qd−Qp1max)あるいは{Qd−(Qm1+Qd−Qp1max)}が出力されれば、コントローラCは、上記(Qm1+Qd)<Qp1maxのとき、合流制御弁S2に上記分流要求流量Qdを通過させるのに必要なパイロット圧を出力するために電磁逆比例減圧弁15を制御する。また、(Qm1+Qd)>Qp1maxのときには、合流制御弁S2に{Qd−(Qm1+Qd−Qp1max)}の流量を通過させるのに必要なパイロット圧を出力するために電磁逆比例減圧弁15を制御する。しかも、このときの第1ポンプP1の吐出量Qp1は、(Qm1+Qd)<Qp1maxの範囲内で第1ポンプP1の吐出量を制御する。
上記のようにこの実施形態によれば、合流制御弁S2の開度が、{Qd−(Qm1+Qd−Qp1max)}の値に応じて制御されるが、このときの開度設定を、従来の優先弁5に設けた絞りを想定したものにしておけば、バケットシリンダPAを優先的に作動させることができる。なお、上記ブリードオフ弁9,10の制御は、第1実施形態と全く同様なので、その詳細な説明は省略する。
なお、上記第1,2実施形態における第1ポンプP1およびP2は、可変吐出量形ポンプであるが、そのポンプは定容量型ポンプであってもよいし、可変容量型ポンプであってもよい。例えば、一回転当たりの吐出量が一定な定容量型ポンプであっても、電動モータを駆動源とすれば、その電動モータの回転数を制御することによって、単位時間当たりの吐出量を可変にすることができる。また、一回転当たりの吐出量を可変にできる可変容量型ポンプの場合には、その傾転角を電気的に制御することによって、吐出量を可変にすることができる。いずれの場合であっても、ポンプの吐出量を可変にすることができる。
また、上記第1,2実施形態では、アクチュエータをバケットシリンダPAおよびアームシリンダIAの対応関係だけで説明したが、この発明においては、これら両アクチュエータが、上記のようにした対応関係を保っていれば、第1,2ポンプP1,P2に、さらに別のアクチュエータを接続してもよいこと当然である。また、この発明において、上記対応関係を保つアクチュエータがバケットシリンダあるいはアームシリンダに限定されるものではない。要するに、一方のアクチュエータを優先的に作動させながら、他のアクチュエータを増速させる必要があるアクチュエータであれば、どのようなアクチュエータにも適用できる。言い換えると、優先アクチュエータと増速アクチュエータとを制御するものには、この発明をすべて適用できる。
PA 優先アクチュエータであるバケットシリンダ
IA 増速アクチュエータであるアームシリンダ
S1 バケットシリンダを制御する切換制御弁
S2 合流制御弁
S3 アームシリンダを制御する切換制御弁
L1 バケットシリンダを制御するための操作レバー
L2 アームシリンダを制御するための操作レバー
9,10 ブリードオフ弁
C コントローラ
IA 増速アクチュエータであるアームシリンダ
S1 バケットシリンダを制御する切換制御弁
S2 合流制御弁
S3 アームシリンダを制御する切換制御弁
L1 バケットシリンダを制御するための操作レバー
L2 アームシリンダを制御するための操作レバー
9,10 ブリードオフ弁
C コントローラ
Claims (3)
- 必要時に合流流量で増速作動される増速アクチュエータIAと、この増速アクチュエータIAに対して優先して作動される優先アクチュエータPAと、上記各アクチュエータにそれぞれ切換制御弁S1,S3を介して接続された可変吐出量型の一対のポンプP1,P2と、上記優先アクチュエータPAに供給される第1ポンプP1からの吐出油の一部を上記増速アクチュエータIAに供給する合流制御弁S2とを有する油圧回路と、上記増速アクチュエータIAへの供給流量を制御するコントローラとを備えた油圧制御装置において、
上記コントローラが、優先アクチュエータ用の切換制御弁S1を制御する操作レバーL1の操作量が入力されたとき、その操作量に応じた優先アクチュエータの要求流量Qm1を演算する機能と、合流制御弁S2および上記切換制御弁S3を制御する操作レバーL2の操作量が入力されたとき、その操作量に応じた増速アクチュエータの要求流量Qm2を演算する機能と、上記各操作レバーの操作量に対応した信号または演算された各アクチュエータの要求流量に応じて、合流制御弁の開度と第1ポンプの吐出量とを制御する機能とを備えたことを特徴とする油圧制御装置。 - 上記コントローラが、増速アクチュエータを制御する操作レバーL2の操作量に応じて、第1ポンプから増速アクチュエータIAへの分流要求流量Qdを演算し、優先アクチュエータの要求流量Qm1と増速アクチュエータIAへの分流要求流量Qdとの和が、第1ポンプP1の最大吐出量Qp1maxより小さいときには、合流制御弁S2の開度を分流要求流量Qdが通過できる開度に制御し、上記和が最大吐出量Qp1maxより大きいときには、合流制御弁S2の開度を{Qd−(Qm1+Qd−Qp1max)}が通過できる開度に制御するとともに、Qp1maxを限度として、(Qm1+Qd)に応じて第1ポンプP1の吐出量を制御する機能を有することを特徴とする請求項1記載の油圧制御装置。
- 上記第1,2ポンプP1,P2に、上記コントローラで開閉制御されるブリードオフ弁を接続するとともに、このブリードオフ弁は、上記切換制御弁S1,合流制御弁S2あるいは切換制御弁S3が中立位置にあって閉状態にあるとき、第1,2ポンプP1,P2の吐出量をタンクに返戻する一方、上記第1,2ポンプP1,P2は、上記要求流量Qm1あるいはQm2がゼロから所定範囲まで増加する領域で、微少流量を吐出するとともに、この微少流量を上記ブリードオフ弁でタンクに返戻する構成にした請求項1または2記載の油圧制御装置。
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