JP2705163B2 - 電子リズム楽器 - Google Patents

電子リズム楽器

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JP2705163B2
JP2705163B2 JP63303552A JP30355288A JP2705163B2 JP 2705163 B2 JP2705163 B2 JP 2705163B2 JP 63303552 A JP63303552 A JP 63303552A JP 30355288 A JP30355288 A JP 30355288A JP 2705163 B2 JP2705163 B2 JP 2705163B2
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits
    • G10H1/183Channel-assigning means for polyphonic instruments
    • G10H1/185Channel-assigning means for polyphonic instruments associated with key multiplexing
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/36Accompaniment arrangements
    • G10H1/40Rhythm
    • G10H1/42Rhythm comprising tone forming circuits
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S84/00Music
    • Y10S84/12Side; rhythm and percussion devices

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、パネル面に設けられたリズムスイッチを
操作すると、操作されたリズムスイッチに対応するリズ
ム音が発生する電子リズム楽器に関する。 「従来の技術」 従来この種のリズム楽器として、特開昭61−282896号
公報に記載されたものが知られている。このリズム楽器
においては、鍵盤の各キーがリズムスイッチとして用い
られている。すなわち、各リズム音(タムタム、バスド
ラム等)が、予め上鍵盤の各キーに割り当てられてお
り、上鍵盤のいずれかのキーを押すと、そのキーに割り
当てられているリズム音が発生する。また、各リズム音
を下鍵盤の任意のキーに割り当てる機能が付加されてお
り、ユーザは最も使用しやすい配列にリズム音の順序を
並べ変えることができるようになっている。なお、リズ
ムスイッチ(鍵盤キー)を操作してリズム演奏を行うこ
とをハンドパーカッションという。 「発明が解決しようとする課題」 この発明は上述した従来のリズム楽器とは異なる新規
な割当機能、すなわち、リズム音の音高または音量を、
リズム音の種類を指定するためのリズムスイッチに割り
当てる機能を有する電子リズム楽器を提供することを目
的としている。 「課題を解決するための手段」 この発明は、複数のリズムスイッチと、前記複数のリ
ズムスイッチに対応して1つのリズム音を設定するリズ
ム音設定手段と、前記複数のリズムスイッチに各々異な
る音高または音量を示すパラメータを設定するパラメー
タ設定手段と、前記パラメータ設定手段によって設定さ
れたパラメータが所定範囲外のとき、操作者に警告を報
知する報知手段と、前記リズムスイッチが操作されたと
き、前記パラメータ設定手段によって設定されたパラメ
ータに基づいた音高または音量に従って、前記リズム音
設定手段によって設定されたリズム音を生成する生成手
段とを具備することを特徴としている。 「作用」 この発明によれば、各リズムスイッチに、段階的に変
化する複数の音高または音量データを割り当てることが
できる。そして、このような割り当てを行った場合は、
特定のリズム音を種々の異なる音高あるいは音量で発生
することが可能となる。また、ここで割り当てられた音
高または音量データが所定範囲外の場合は、操作者に警
告を報知する。例えば、各リズムスイッチに、段階的に
変化する音高を割り当てた場合には、リズム音によって
メロディを演奏することが可能となる。また、音量を割
り当てた場合には、ハンドパーカッション演奏におい
て、従来以上にバラエティに富んだ演奏が可能となる。 「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の一実施例について説
明する。第1図はこの発明の一実施例によるリズム楽器
の構成を示すブロック図である。
【動作モード】
最初に、このリズム楽器の動作モードを説明する。第
2図はこのリズム楽器の操作パネル図であり、この図に
おいて、1は電源スイッチ、2は音量調整用ヴォリュー
ム、3はオート(自動)リズム演奏時のテンポ調整用ヴ
ォリューム、4は液晶表示器である。MK,MS,MO,MMは各
々モード設定スイッチ、STAT,STOPは各々スタートスイ
ッチおよびストップスイッチ、D1,D2は各々データ変更
スイッチ、DJ1,DJ2は各々JOB変更スイッチ、ACC,PITは
各々アクセントスイッチおよびピッチスイッチ、RZ1〜R
Z12は各々リズムスイッチである。 このリズム楽器は次の4つの動作モードを有してい
る。 (A)KB(キーボード)パーカッションモード モード設定スイッチMKを押すと、スイッチ内部に設け
られたランプが点灯し、この動作モードに設定される。
この動作モードにおいて、操作者がリズムスイッチRZ1
〜RZ12のいずれかをオンとすると、オンとされたリズム
スイッチに対応するリズム音が発生する。例えば、リズ
ムスイッチRZ2をオンとすると、トムトム2の音が発生
し、また、例えばリズムスイッチRZ7をオンとすると、
バスドラムの音が発生する。 また、アクセントスイッチACCをオンとした状態でリ
ズムスイッチRZ1〜RZ12のいずれかをオンとすると、予
め内部に設定されているリズム音が、オンとされたリズ
ムスイッチに対応する音量で発生する。すなわち、この
場合、リズムスイッチRZ1〜RZ12が音量指定スイッチと
して機能する。 また、ピッチスイッチPITをオンとした状態でリズム
スイッチRZ1〜RZ12のいずれかをオンとすると、予め内
部に設定されているリズム音が、オンとされたリズムス
イッチに対応する音高で発生する。この場合、相隣り合
うリズムスイッチに基づくリズム音の音高差は100セン
トとなっている。そして、この場合、リズムスイッチRZ
1〜RZ12が音高指定スイッチとして機能する。 (B)ステップ入力モード モード設定スイッチMSをオンとすると、スイッチ内の
ランプが点灯し、この動作モードに設定される。この動
作モードにおいてはリズムパターンの設定が行なわれ
る。すなわち、操作者がリズムスイッチRZ1〜RZ12を操
作する毎に、操作されたスイッチに対応するリズム音
が、標準音高データおよび標準音量データと共にメモリ
内に順次設定される。また、アクセントスイッチACCを
オンとし、そして、リズムスイッチRZ1〜RZ12のいずれ
かをオンとした場合は、予め内部に設定されているリズ
ム音が、標準音高データおよびオンとされたリズムスイ
ッチに対応する音量データと共にメモリ内に設定され
る。(この場合、リズムスイッチが音量指定スイッチと
して使用される。)同様に、ピッチスイッチPITをオン
とし、そして、リズムスイッチRZ1〜RZ12のいずれかを
オンとした場合は、予め内部に設定されているリズム音
が、標準音量データおよびオンとされたリズムスイッチ
に対応する音高データと共にメモリ内に設定される。
(この場合、リズムスイッチが音高指定スイッチとして
使用される。) (C)オートリズムモード モード設定スイッチMOを押すと、スイッチ内部に設け
られたランプが点灯し、この動作モードに設定される。
この動作モードにおいて、操作者がスタートスイッチST
ATをオンとすると、ステップ入力モードによって設定さ
れたリズムパターンに基づく自動リズム演奏が行なわ
れ、ストップスイッチSTOPをオンとすると、自動リズム
演奏が停止する。 (D)マルチアサインモード モード設定スイッチMMをオンとすると、スイッチ内部
に設けられたランプが点灯し、この動作モードに設定さ
れる。上述したように、KBパーカッションモードあるい
はステップ入力モードにおいては、アクセントスイッチ
ACCあるいはピッチスイッチPITがオンとされた場合に、
リズムスイッチRZ1〜RZ12が音量あるいは音高指定スイ
ッチとして使用される。このマルチアサインモードは、
このような使用のために、リズム音の設定を行い、ま
た、12段階の音量制御データおよび音高制御データを各
々リズムスイッチRZ1〜RZ12に対応して設定する場合の
モードである。
【構成】
第1図において、符号11はマイクロコンピュータであ
り、CPU(中央処理装置)12と、プログラムおよび固定
データが記憶されたROM13と、データ一時記憶用のRAM14
とから構成されている。第3図は上記ROM13内に予め記
憶されている固定データを示す図である。この図に示す
各データは各々次のデータであり、リズムスイッチRZ1
〜RZ12に各々対応して設定されている。 PIT・F( ):標準音高(ピッチ)データ、 ACC・F( ):標準音量(アクセント)データ、 PITMX( ):最大音高データ ACCMX( ):最大音量データ RYNAME( ):リズム名データ 15はRAMであり、リズムパターンが記憶されるリズム
パターンエリア15aおよび各種レジスタが設定されてい
るレジスタエリア15bが設けられている。第4図にレジ
スタエリア15b内に設定されているレジスタを示す。16
はテンポ発振器であり、オートリズム演奏の基準となる
テンポクロックTCを発生し、バスラインBへ出力する。
17は第2図に示す操作パネル、18は操作パネル17をバス
ラインBに接続するインターフェイス回路である。この
インターフェイス回路18内に、液晶表示器4を駆動する
駆動回路も含まれている。19はバスラインBを介して供
給されるリズム音番号、音量データ、音高データに基づ
いてリズム音信号を発生するリズム音信号発生回路であ
り、このリズム信号発生回路19から出力されたリズム音
信号が出力端子20へ供給される。21,22は各々外部に設
けられたアンプおよびスピーカであり、出力端子20にケ
ーブルを介して接続され、リズム音信号に基づくリズム
音を発生する。
【動作】
次に、CPU12の処理を第5図〜第11図に示すフローチ
ャートを参照して説明する。 (1)メインルーチン 第5図はメインルーチンを示すフローチャートであ
る。電源スイッチ1がオンとされると、CPU12の処理が
ステップSa1へ進む。このステップSa1では、RAM15のリ
ズムパターンエリア15aがクリアされ、また、レジスタ
エリア15b内の各レジスタが初期設定される。ここで、
レジスタJOB,ACCSTP,ASSは「1」に、また、他のレジス
タはいずれも「0」に初期設定される。 次に、ステップSa2へ進むと、モードスイッチMK,MS,M
O,MMの各出力がRAM14内に読み込まれる。次にステップS
a3へ進むと、マルチアサインモードか否か(スイッチMM
がオンか否か)が判断される。そして、この判断結果が
「YES」の場合はマルチアサイン処理ルーチンMAR(第6
図〜第9図参照)へ進み、このルーチンMARが実行さ
れ、「NO」の場合はステップSa4へ進む。ステップSa4で
は、KBパーカッションモードか否かが判断され、その判
断結果が「YES」の場合はKBパーカッション処理ルーチ
ンKPR(第10図)が実行され、「NO」の場合はステップS
a5へ進む。ステップSa5では、ステップ入力モードか否
かが判断され、その判断結果が「YES」の場合はステッ
プ入力処理ルーチンSNR(第11図)が実行され、「NO」
の場合はステップSa6へ進む。ステップSa6では、オート
リズムモードか否かが判断される。そして、その判断結
果が「YES」の場合はオートリズム処理ルーチンARRへ進
み、「NO」の場合はルーチンRRへ進む。このルーチンRR
では、その他の処理が行なわれる。そして、再びステッ
プSa2へ戻り、以下、上記の過程が繰り返し実行され
る。 次に、上述した各ルーチンMAR、KPR,SNR,ARRを順次説
明する。 (2)マルチアサイン処理ルーチンMAR 第6図〜第9図はこのマルチアサイン処理ルーチンMA
Rのフローチャートである。このマルチアサイン処理ル
ーチンMARは、大きく分けると3つの処理ルーチンを含
んでおり、RAM15内のレジスタJOB内のデータが1〜3の
いずれであるかに応じて各処理ルーチンが実行される。
以下、各処理ルーチンを順次説明する。 (2−1)リズム音設定ルーチン 前述したように、KBパーカッションモードあるいはス
テップ入力モードにおいては、リズムスイッチRZ1〜RZ1
2が音量または音高指定スイッチとして使用されること
があり、この場合、発音されるリズム音あるいはリズム
パターンエリア15aに登録されるリズム音は内部に設定
されているリズム音となる。このリズム音設定ルーチン
は、この場合のリズム音を設定するルーチンである。 CPU14の処理が第6図のマルチアサイン処理ルーチンM
ARへ進むと、まず、ステップSb1へ進む。このステップS
b1では、RAM15内のレジスタJOBの内容が「1」か否が判
断される。初期状態においてはレジスタJOBが「1」に
設定され、したがって、このステップSb1の判断結果が
「YES」となり、ステップSb2へ進む。ステップSb2で
は、レジスタASS内のデータが「3」か否かが判断され
る。このレジスタASSは初期状態において「1」に設定
されており、したがって、ステップSb2の判断結果が「N
O」となり、ステップSb3へ進む。ステップSb3では、レ
ジスタASS内のデータが「2」か否かが判断される。そ
して、その判断結果が「NO」の場合は、ステップSb4へ
進む。 ステップSb4では、レジスタDISP1,DISP4,DISP5に各
々、「SELECT VOICE」、「MULTI」、「1234」、なる文
字がセットされ、また、レジスタDISP6にデータ「1」
がセットされる。次にステップSb5へ進むと、レジスタD
ISP1,4,5,6内のデータがインターフェイス回路18を介し
て操作パネル17の液晶表示器4へ出力される。これによ
り、液晶表示器4において、第12図(イ)に示す表示が
行なわれる。ここで、レジスタDISP6内のデータは、レ
ジスタDISP5内の数字の中でブリンクさせる数字を示し
ている。また、第12図(イ)における「#」がブリンク
を示している。 次にステップSb6へ進むと、JOB変更スイッチDJ2がオ
ンとされたか否かが判断される。そして、この判断結果
が「NO」の場合はステップSb7へ進む。ステップSb7で
は、リズムスイッチRZ1〜RZ12のいずれかがオンとされ
たか否かが判断される。そして、この判断結果が「NO」
の場合はステップSb5へ戻り、以後、JOB変更スイッチDJ
2またはリズムスイッチRZ1〜RZ12が操作されるまで、ス
テップSb5〜7が繰り返し実行される。 ここで、操作者は設定しようと思うリズム音に対応す
るリズムスイッチRZ1〜RZ12をオンとする。リズムスイ
ッチRZ1〜RZ12のいずれかがオンとされると、ステップS
b7の判断結果が「YES」となり、ステップS8bへ進む。ス
テップSb8では、レジスタASS内のデータが「3」か否か
が判断される。そして、この判断結果が「NO」の場合は
ステップSb9へ進む。ステップSb9では、レジスタASS内
のデータが「2」か否かが判断され、その判断結果が
「NO」の場合は、ステップSb10へ進む。ステップSb10で
は、オンとされたリズムスイッチが示すリズム番号がレ
ジスタSOUNDに書き込まれる。例えば、リズムスイッチR
Z7がオンとされた場合は、バスドラム(BD)のリズム番
号「7」がレジスタSOUNDに書き込まれる。次にステッ
プSb11へ進むと、レジスタSOUND内のリズム番号に対応
するリズム名がレジスタDISP4に書き込まれる。 次にステップSb12へ進むと、レジスタSOUND内のリズ
ム番号、レジスタSOUND内のリズム番号に対応する標準
音量データACC・F(SOUND)(第3図参照)、レジスタ
SOUND内のリズム番号に対応する標準音高データPIT・F
(SOUND)が各々リズム音信号発生回路19へ出力され
る。これにより、レジスタSOUND内のリズム番号のリズ
ム音が標準音量、標準音高で発音される。次にステップ
Sb13へ進むと、レジスタSHF内のデータが「1」か否か
が判断される。このレジスタSHFは初期状態においてク
リアされており、したがって、判断結果が「NO」とな
り、ステップSb5へ戻る。ステップSb5では、レジスタDI
SP1,DISP4〜6内のデータが液晶表示器4へ出力され
る。この場合、ステップSb11においてレジスタDISP4内
のデータが変わっており、この結果、例えば第12図
(ロ)の表示が行なわれる。 以上が、リズム音をレジスタSOUND内に設定するルー
チンである。以後、操作者が次の操作を行うまで、ステ
ップSb5〜Sb7が繰り返し実行される。そして、操作者が
JOB変更スイッチDJ2をオンとすると、ステップSb6の判
断結果が「YES」となり、ステップSb14へ進む。ステッ
プSb14では、レジスタJOB内のデータがインクリメント
され、この場合「2」となる。そして、ステップSb1へ
戻る。 (2−2)音高制御データ割り当てルーチン このルーチンは、リズムスイッチRZ1〜RZ12に音高制
御データ(偏差データ)を割り当てるルーチンであり、
具体的には、リズムスイッチRZ1〜RZ12に各々対応する
レジスタPIT(1)〜PIT(12)(第4図)内に音高制御
データを設定するルーチンである。 レジスタJOB内のデータが「2」の状態において、ス
テップSb1へ戻ると、同ステップSb1の判断結果が「NO」
となり、第8図のステップSb21へ進む。ステップSb21で
は、レジスタJOB内のデータが「2」か否かが判断され
る。そして、この場合判断結果が「YES」となることか
ら、ステップSb22へ進む。ステップSb22では、レジスタ
DISP1に文字「PITCH」が、レジスタDISP4にレジスタSOU
ND内のリズム番号に対応するリズム名が、レジスタDISP
5に文字「1234」が、また、レジスタDISP6にデータ
「2」が各々書き込まれる。次にステップSb23へ進む
と、レジスタDISP2にレジスタPIT(1)内のデータが、
また、レジスタDISP3内にデータ「PIT(1)+11(演算
結果)」が各々書き込まれる。ここで、レジスタPIT
(1)内のデータは初期状態においてクリアされ、
「0」となっている。したがって、この場合、レジスタ
DISP2,DISP3内に各々データ「0」,「11」が書き込ま
れる。次にステップSb24へ進むと、レジスタDISP1〜6
内の各データが液晶表示器4へ出力される。これによ
り、第12図(ハ)に示す表示が行なわれる。次にステッ
プSb25へ進むと、レジスタn内にデータ「1」が設定さ
れる。 次に、ステップSb26へ進むと、レジスタn内のデータ
が「12」か否かが判断される。そして、この判断結果が
「NO」の場合は、ステップSb27へ進む。ステップSb27で
は、まず、レジスタn内のデータがインクリメントさ
れ、この場合「2」となる。次に、レジスタPIT(n−
1)内のデータに「1」が加算され、その結果がレジス
タPIT(n)に書き込まれる。この場合、レジスタPIT
(1)内のデータ「0」に「1」が加算され、その加算
結果「1」がレジスタPIT(2)内に書き込まれる。次
に、ステップSb28へ進むと、レジスタPIT(n)内のデ
ータ{この場合、PIT(2)内のデータ}が、ROM13内に
記憶されている最大音高データPITMX(SOUND)より大か
否かが判断される。ここで、データPITMX(SOUND)はレ
ジスタSOUND内に設定されているリズム番号に対応する
最大音高データであり、例えば、レジスタSOUND内にリ
ズム番号「5」が設定されていた場合は、第3図のデー
タPITMX(5)が読み出され、レジスタPIT(n)内のデ
ータと比較される。そして、ステップSb28の判断結果が
「NO」の場合は、ステップSb26へ戻る。以後、ステップ
Sb26〜Sb28が繰り返し実行され、これにより、レジスタ
PIT(1)〜PIT(12)に0,1,……11なるデータが音高制
御データとして書き込まれる。 そして、ステップSb27の処理においてn=12になり、
ステップSb28を介してステップSb26へ戻ると、この場合
ステップSb26の判断結果が「YES」となることから、ス
テップSb29へ進む。ステップSb29ではデータ変更スイッ
チD2がオンとされたか否かが判断される。そして、この
判断結果が「NO」の場合はステップSb30へ進む。ステッ
プSb30ではデータ変更スイッチD1がオンとされたか否か
が判断される。そして、このは断結果が「NO」の場合は
ステップSb31へ進む。ステップSb31では、JOB変更スイ
ッチDJ2がオンとされたか否かが判断され、この判断結
果が「NO」の場合はステップSb32へ進む。ステップSb32
では、JOB変更スイッチDJ1がオンとされたか否かが判断
され、この判断結果が「NO」の場合はステップSb33へ進
む。ステップSb33では、リズムスイッチRZ1〜RZ12のい
ずれかがオンとされたか否かが判断される。そして、こ
の判断結果が「NO」の場合はステップSb29へ戻り、以
後、上述したスイッチのいずれかがオンとされるまでス
テップSb29〜Sb33が繰り返し実行される。 そして、データ変更スイッチD2がオンとされた場合
は、ステップSb29の判断結果が「YES」となり、ステッ
プSb34へ進む。ステップSb34では、レジスタPIT(1)
内のデータがインクリメントされ、この場合「1」とな
る。次いでステップSb23,Sb24が実行され、これによ
り、第12図(ニ)に示す表示が行なわれる。次にステッ
プSb25が実行され、次いでステップSb26〜Sb28が繰り返
し実行され、これによりレジスタPIT(1)〜PIT(12)
に1,2,……12なるデータが書き込まれる。そして、再び
ステップSb29〜Sb33へ進む。ここで、再び同じデータ変
更スイッチD2がオンとされると、表示変更が行なわれる
と共に、レジスタPIT(1)〜PIT(12)に2,3,……13な
るデータが書き込まれる。 このように、データ変更スイッチD2がオンとされる毎
に、レジスタPIT(1)〜PIT(12)内のデータが「1」
ずつシフトされる。但し、このシフト処理の過程におい
て、レジスタPIT(n)へ書き込んだデータがデータPIT
MX(SOUND)より大きくなった場合は、ステップSb28の
判断結果が「YES」となり、ステップSb35へ進む。ステ
ップSb35では、レジスタPIT(n−1)内のデータ{レ
ジスタPIT(n)内のデータより「1」小さいデータで
あり、データPITMX(SOUND)に等しいデータ}がレジス
タPIT(n)内に書き込まれる。すなわち、レジスタPIT
(n)内のデータが最大音高データPITMX(SOUND)に達
すると、以後、そのデータPITMX(SOUND)がレジスタPI
T(n)に書き込まれる。またこの場合、「!」なる表
示が行なわれる(第12図(ホ)参照)。 一方、データ変更スイッチD1がオンとされた場合は、
ステップSb30の判断結果が「YES」となり、ステップSb3
6へ進む。ステップSb36では、レジスタPIT(1)内のデ
ータがデクリメントされる。そして、ステップSb23へ戻
り、以後、ステップSb23〜Sb28の処理が行なわれる。す
なわち、この場合、表示変更が行なわれると共に、レジ
スタPIT(1)〜PIT(12)内のデータが「1」だけマイ
ナス方向へシフトされる。 しかして、上述したデータ変更スイッチD1,D2を操作
することによって、レジスタPIT(1)〜PIT(12)内の
データを望みの値に設定することができる。 次に、JOB変更スイッチDJ2がオンとされると、ステッ
プSb31の判断結果が「YES」となり、ステップSb37へ進
む。ステップSb37では、レジスタJOB内のデータがイン
クリメントされ、「3」となる。次に、ステップSb38へ
進むと、レジスタASS内のデータが「3」か否かが判断
される。そして、この判断結果が「YES」の場合はステ
ップSb1(第6図)へ戻り、「NO」の場合はステップSb4
0へ進む。ステップSb40では、レジスタASS内に「2」が
設定され、そして、ステップSb1へ戻る。 また、JOB変更スイッチDJ1がオンとされた場合はステ
ップSb32の判断結果が「YES」となり、ステップSb39へ
進む。ステップSb39では、レジスタJOB内のデータがデ
クリメントされ、「1」となる。そして、ステップSb38
へ進む。 また、操作者が、データ変更スイッチD1,D2によって
レジスタPIT(n)内に音高制御データの設定を行った
後、設定したデータに基づく音を聞いてみたい場合は、
リズムスイッチRZ1〜RZ12のいずれかをオンとする。い
ま、例えばリズムスイッチRZ3がオンとされると、ステ
ップSb33の判断結果が「YES」となり、ステップSb41へ
進む。ステップSb41では、ROM13内の標準音高データPIT
(SOUND)にレジスタPIT(3)内のデータが加算され、
この加算結果がレジスタPITBUF内に書き込まれる。次
に、ステップSb42へ進むと、レジスタSOUND内に設定さ
れているリズム番号、レジスタPITBUF内の音高データお
よびROM13内の標準音量データACC・F(SONUD)がリズ
ム音信号発生回路19へ出力される。これにより、リズム
音信号発生回路19においてリズム音信号が形成され、形
成されたリズム音がスピーカ22によって発音される。こ
のステップSb42が実行されると、再びステップSb29へ戻
る。 (2−3)音量制御データ割り当てルーチン このルーチンは、リズムスイッチRZ1〜RZ12に音量制
御データ(偏差データ)を割り当てるルーチンであり、
具体的には、リズムスイッチRZ1〜RZ12に各々対応する
レジスタACC(1)〜ACC(12)に音量制御データを設定
するルーチンである。 上述した音高制御データの設定が終了すると、操作者
はJOB変更スイッチDJ2をオンとする。これにより、CPU1
2の処理がステップSb37(第8図)へ進み、レジスタJOB
内のデータが「3」とされ、次いで、ステップSb38,Sb4
0を介してステップSb1(第6図)へ戻る。そして、この
場合、ステップSb1の判断結果が「NO」となることか
ら、ステップSb21へ進み、このステップSb21の判断結果
も「NO」となることから、ステップSb52(第9図)以降
の音量制御データ割り当てルーチンへ進む。 このルーチンにおいては、まず、ステップSb52におい
て、レジスタDISP1,4,5,6のセットが行なわれ、次い
で、ステップSb53へ進むと、レジスタACCSTP内のデータ
がレジスタDISP3に書き込まれる。ここで、レジスタACC
STP内のデータは初期設定によって「1」となってお
り、この場合、このデータ「1」がレジスタDISP3内に
書き込まれる。次に、ステップSb54へ進むと、レジスタ
DISP1,3〜6内のデータが液晶表示器4へ出力され、こ
れにより、第12図(ヘ)の表示が行なわれる。 次に、ステップSb55においてレジスタn内にデータ
「1」がセットされる。次いで、ステップSb56〜Sb58が
繰り返し実行され、これにより、レジスタACC(1)〜A
CC(12)内に、0,1,2,……11なるデータが音量制御デー
タとして設定される。そして、レジスタACC(12)内の
設定が終了すると、レジスタn内のデータが「12」とな
り、ステップSb56の判断結果が「YES」となってステッ
プSb59へ進む。ステップSb59では、レジスタASS内に
「3」が設定される。そして、ステップSb60へ進む。以
後、操作者によってスイッチ操作が行なわれるまで、ス
テップSb60〜Sb64が繰り返し実行される。ここで、操作
者が、データ変更スイッチD2をオンとすると、ステップ
Sb60の判断結果が「YES」となり、ステップSb65へ進
む。ステップSb65では、レジスタACCSTP内のデータがイ
ンクリメントされる。この場合、この処理によりレジス
タACCSTP内のデータが「2」となる。そして、ステップ
Sb53へ戻る。以後、ステップSb53,Sb54の処理によって
表示の変更が行なわれ、次いで、ステップSb56〜Sb58が
繰り返し実行され、これにより、レジスタACC(1)〜A
CC(12)内に0,2,4……22なるデータが設定される。こ
の後、さらにデータ変更スイッチD2がオンとされると、
レジスタACC(1)〜ACC(12)内に0,3,6,……33なるデ
ータが設定され、以下、同様である。 また、上述した音量制御データ設定の過程において、
レジスタACC(n)へ書き込んだデータがROM13内の最大
音量データACCMX(SOUND)より大きくなった場合は、ス
テップSb58の判断結果が「YES」となり、ステップSb66
へ進む。ステップSb66では、レジスタACC(n−1)内
のデータがレジスタACC(n)内に書き込まれる。すな
わち、レジスタACC(n)内のデータが最大音量データA
CCMX(SOUND)を越えた場合は、最大音量データACCMX
(SOUND)がレジスタACC(n)に書き込まれる。またこ
の場合、「!」なる表示が行なわれる(第12図(ト)参
照)。 一方、データ変更スイッチD1がオンとされた場合は、
ステップSb61の判断結果が「YES」となり、ステップSb6
7へ進む。ステップSb67では、、レジスタACCSTP内のデ
ータがデクリメントされる。そして、ステップSb53へ戻
り、以後、ステップSb53〜Sb58の処理が行なわれる。こ
の場合において、ステップSb67の処理により、例えば、
レジスタACCSTP内のデータが「0」になると、レジスタ
ACC(1)〜ACC(12)内のデータは全て「0」となり、
レジスタACCSTP内のデータが「−1」になると、レジス
タACC(1)〜ACC(12)内のデータが各々0,−1,−2,…
…−11となる。 しかして、上述したデータ変更スイッチD1,D2を操作
することによって、レジスタACC(1)〜ACC(12)内の
音量制御データを種々変更することができる。 また、JOB変更スイッチDJ2がオンとされた場合は、ス
テップSb68へ進み、レジスタJOBおよびASSに各々「1」
がセットされる。そして、メインルーチンのKBパーカッ
ション処理KPR(第5図)へ進む。また、JOB変更スイッ
チDJ1がオンとされた場合は、ステップSb69へ進み、レ
ジスタJOB内のデータがデクリメントされ、この場合
「2」となる。そして、ステップSb1へ戻る。この場
合、以後、音高制御データ設定ルーチンが再度実行され
ることになる。 また、操作者が、データ変更スイッチD1,D2によって
レジスタACC(n)内に音量制御データの設定を行った
後、設定したデータに基づく音を聞いてみたい場合は、
リズムスイッチRZ1〜RZ12のいずれかをオンとする。い
ま、例えばリズムスイッチRZ3がオンとされると、ステ
ップSb64の判断結果が「YES」となり、ステップSb70へ
進む。ステップSb70では、ROM13内の標準音高データACC
(SOUND)にレジスタACC(3)内のデータが加算され、
この加算結果がレジスタACCBUF内に書き込まれる。次
に、ステップSb71へ進むと、レジスタSOUND内に設定さ
れているリズム番号、レジスタACCBUF内の音量データお
よびROM13内の標準音高データPIT・F(SOUND)がリズ
ム音信号発生回路19へ出力される。これにより、リズム
音信号発生回路19においてリズム音信号が形成され、形
成されたリズム音がスピーカ22によって発音される。こ
のステップSb71が実行されると、再びステップSb60へ戻
る。 (3)KBパーカッション処理ルーチンKPR 第10図はこのKBパーカッション処理ルーチンKPRのフ
ローチャートである。まず、ステップSc1へ進むと、液
晶表示器4にKBパーカッションモードであることが表示
される。次にステップSc2へ進むと、アクセントスイッ
チACC(第2図)がオンとされたか否かが判断される。
そして、その判断結果が「NO」の場合はステップSc3へ
進む。ステップSc3では、ピッチスイッチPITがオンとさ
れたか否かが判断される。そして、その判断結果が「N
O」の場合はステップSc4へ進む。ステップSc4では、リ
ズムスイッチRZ1〜RZ12のいずれかがオンとされたか否
かが判断される。そして、その判断結果が「NO」の場合
はステップSc5へ進む。ステップSc5では、他のモード設
定スイッチMS,MO,MMのいずれかがオンとされたか否かが
判断される。そして、その判断結果が「NO」の場合はス
テップSc1へ戻る。以後、アクセントスイッチACC、ピッ
チスイッチPIT、リズムスイッチRZ1〜RZ12、モード設定
スイッチMS,MO,MMのいずれかがオンとされるまで、ステ
ップSc1〜Sc5の判断が繰り返し実行される。 次に、例えば、リズムスイッチRZ5(ボンゴ)がオン
とあれると、ステップSc4の判断結果が「YES」となり、
ステップSc6へ進む。ステップSc6では、オンとされたリ
ズムスイッチRZ5が示すリズム番号「5」、ROM13内の標
準音高データPIT・F(5)およびROM13内の標準音量デ
ータACC・F(5)が各々リズム音信号発生回路19へ出
力される。これにより、リズム音信号発生回路19におい
て、リズム番号「5」に対応するリズム音信号(ボンゴ
のリズム音信号)であって、標準の音量かつ標準の音高
のリズム音信号が形成され、増幅器21を介してスピーカ
22へ供給され、スピーカ22からボンゴの音が発生する。
同様に、例えば、リズムスイッチRZ7をオンとすると、
バスドラムの音が発生し、リズムスイッチRZ1をオンと
すると、トムトム1の音が発生する。 次に、アクセントスイッチACCをオンとした状態にお
いて、リズムスイッチRZ1〜RZ12のいずれかをオンとす
ると、前述したように、リズムスイッチRZ1〜RZ12が音
量指定スイッチとして機能する。以下、この場合につい
て説明する。アクセントスイッチACCがオンとされる
と、ステップSc2の判断結果が「YES」となり、ステップ
Sc7へ進む。ステップSc7では、レジスタASSに「3」が
セットされる。次に、ステップSc8へ進むと、レジスタS
HFに「1」がセットされる。そして、第6図のマルチア
サイン処理ルーチンMARへ進む。このマルチアサイン処
理ルーチンMARでは、まず、ステップSb1、Sb2を介して
ステップSb16へ進む。ステップSb16では、レジスタDISP
1,DISP3〜DISP6のセットが行なわれ、次いでステップSb
17へ進むと、それらのレジスタDISP1,DISP3〜DISP6内の
データが液晶表示器4へ出力される。これにより、第12
図(ヘ)と同様の表示が行なわれる。 次に、ステップSb6,Sb7,Sb8を介してステップSb19へ
進むと、ROM13内の標準音量データACC・F(SOUND)に
レジスタACC(k)内の音量制御データが加算され、そ
の加算結果がレジスタACCBUF内に書き込まれる。例え
ば、レジスタSOUND内に設定されているリズム番号が
「2」で、オンとされたリズムスイッチがRZ7であった
場合は、データACC・F(2)とレジスタACC(7)内の
データとが加算される。次にステップSb20へ進むと、レ
ジスタSOUND内のリズム番号、レジスタPITBUF内の音高
データおよびレジスタACCBUF内の音量データがリズム音
信号発生回路19へ出力される。これにより、オンとされ
たリズムスイッチRZkに対応する音量のリズム音が発生
する。そして、ステップSb13(第7図)へ進む。ステッ
プSb13では、レジスタSHF内のデータが「1」か否かが
判断される。この場合、判断結果が「YES」となり(第1
0図のステップSc8参照)、ステップSb21へ進む。ステッ
プSb21では、レジスタSHF内に「0」が書き込まれる。
次にステップSb22へ進むと、レジスタSTP内のデータが
「1」か否かが判断される。ここで、レジスタSTPは初
期状態においてクリアされており、したがって、この場
合、判断結果が「NO」となり、第10図のKBパーカッショ
ン処理ルーチンへ戻る。 次に、ピッチスイッチPITをオンとした状態で、リズ
ムスイッチRZ1〜RZ12のいずれかをオンとすると、リズ
ムスイッチRZ1〜RZ12が音高指定スイッチとして機能す
る。すなわち、ピッチスイッチPITがオンとされると、
ステップSc3の判断結果が「YES」となり、ステップSc9
へ進む。ステップSc9ではレジスタASS内に2がセットさ
れる。次に、ステップSc8が実行され、そして、マルチ
アサイン処理ルーチンMARへ進む。このマルチアサイン
処理ルーチンMARでは、まず、ステップSb1、Sb2、Sb3を
介してステップSb23へ進む。ステップSb23では、レジス
タDISP1〜DISP6のセットが行なわれ、次いでステップSb
24へ進むと、それらのレジスタDISP1〜DISP6内のデータ
が液晶表示器4へ出力される。これにより、第12図
(ニ)と同様の表示が行なわれる。 次に、ステップSb6,Sb7,Sb8,S9bを介してステップSb2
5へ進むと、ROM13内の標準音高データPIT・F(SOUND)
にレジスタPIT(k)内の音量制御データが加算され、
その加算結果がレジスタPITBUF内に書き込まれる。次に
ステップSb26へ進むと、レジスタSOUND内のリズム番
号、レジスタPITBUF内の音高データおよびROM13内の標
準音量データACC・F(SOUND)がリズム音信号発生回路
19へ出力される。これにより、オンとされたリズムスイ
ッチRZkに対応する音高のリズム音が発生する。そし
て、ステップSb13、Sb21、Sb22を介して第10図のKBパー
カッション処理ルーチンへ戻る。 以上がKBパーカッションモードにおけるCPU12の処理
である。このKBパーカッションモードから他のモードへ
移る場合は、他のモード設定スイッチMS,MO,MMのいずれ
かをオンとする。これにより、ステップSc5の判断結果
が「YES」となり、第5図のステップSa2へ戻る。 (4)ステップ入力処理ルーチンSNR モード設定スイッチMSがオンとされると、このステッ
プ入力処理ルーチンSNRへ進む。第11図はこのルーチンS
NRのフローチャートである。まず、ステップSd1へ進む
と、液晶表示器4にステップ入力モードであることが表
示される。次にステップSd2へ進むと、アクセントスイ
ッチACCがオンとされたか否かが判断される。そして、
その判断結果が「NO」の場合はステップSd3へ進む。ス
テップSd3では、ピッチスイッチPITがオンとされたか否
かが判断される。そして、その判断結果が「NO」の場合
はステップSd4へ進む。ステップSd4では、他のモード設
定スイッチMK,MO,MMのいずれかがオンとされたか否かが
判断される。そして、その判断結果が「NO」の場合はス
テップSd5へ進む。ステップSd5では、リズムスイッチRZ
1〜RZ12のいずれかがオンとされたか否かが判断され
る。そして、その判断結果が「NO」の場合はSc1へ戻
る。以後、アクセントスイッチACC、ピッチスイッチPI
T、リズムスイッチRZ1〜RZ12、モード設定スイッチMS,M
O,MMのいずれかがオンとされるまで、ステップSd1〜Sd5
の判断が繰り返し実行される。 次に、例えば、リズムスイッチRZ5(ボンゴ)がオン
とされると、ステップSd5の判断結果が「YES」となり、
ステップSd6へ進む。ステップSd6では、オンとされたリ
ズムスイッチRZ5が示すリズム番号「5」、ROM13内の標
準音高データPIT・F(5)およびROM13内の標準音量デ
ータACC・F(5)が各々リズム音信号発生回路19へ出
力される。これにより、スピーカ22からボンゴの音が発
生する。次にステップSd7へ進むと、上述したリズム番
号「5」、標準音高データPIT・F(5)および標準音
量データACC・F(5)が各々RAM15のリズムパターンエ
リア15aに書き込まれる。そして、ステップSd2へ戻る。
以下、リズムスイッチRZ1〜RZ12を次々にオンとする
と、オンする毎にそのリズムスイッチに対応するリズム
音が発生し、また、リズム番号および音高,音量データ
がリズムパターンエリア15a内に順次書き込まれる。 次に、アクセントスイッチACCをオンとした状態にお
いて、リズムスイッチRZ1〜RZ12のいずれかをオンとす
ると、ステップSd2の判断結果が「YES」となり、ステッ
プSd8へ進む。ステップSd8では、レジスタASSに「3」
がセットされる。次に、ステップSd9へ進むと、レジス
タSHFおよびSTPに各々「1」がセットされる。そして、
第6図のマルチアサインルーチンMARへ進む。このマル
チアサインルーチンMARでは、前述したKBパーカッショ
ン処理の場合と同様に、ステップSb1,Sd2,Sd16,Sd17,Sd
6,Sd7,Sd8,Sd19,Sd20,Sd13,Sd21が順次実行され、これ
により、表示およびリズム音の発生が行なわれる。次
に、ステップSb22へ進むと、レジスタSTP内のデータが
「1」か否かが判断される。そして、この場合判断結果
が「YES」となることから(第11図のステップSd9参
照)、第11図のステップSd10へ進む。ステップSd10で
は、レジスタSOUND内のリズム番号、レジスタPITBUF内
の音高データ、レジスタACCBUF内の音量データが各々リ
ズムパターンエリア15a内に書き込まれる。そして、ス
テップSd2へ戻る。 次に、ピッチスイッチPITをオンとした状態で、リズ
ムスイッチRZ1〜RZ12のいずれかをオンとすると、ステ
ップSd3の判断結果が「YES」となり、ステップSd11へ進
む。ステップSd11ではレジスタASS内に2がセットされ
る。次に、ステップSd9が実行され、そして、マルチア
サインルーチンMARへ進む。このマルチアサインルーチ
ンMARでは、KBパーカッション処理の場合と同様に、ス
テップSb1,Sb2,Sb3,Sb23,Sb24,Sb6,Sb7,Sb8,Sb9,Sb25,S
b26,Sb13、Sb21、Sb22が順次実行され、次いで、第11図
のステップSd10が実行され、そして、ステップSd2へ戻
る。 以上がステップ入力モードにおけるCPU12の処理であ
る。このステップ入力モードから他のモードへ移る場合
は、他のモード設定スイッチMK,MO,MMのいずれかをオン
とする。これにより、ステップSd4の判断結果が「YES」
となり、第5図のステップSa2へ戻る。 (5)オートリズム処理ルーチンARR モード設定スイッチMOをオンとすると、CPU12の処理
がこのルーチンARRへ進む。このルーチンARRでは、CPU1
2が、テンポ発振器16からテンポクロックTCが出力され
る毎に、RAM15のリズムパターンエリア15aからリズム番
号、音高データ、音量データを読み出し、リズム音信号
発生回路19へ出力する。これにより、リズムパターンエ
リア15a内に設定されているリズム音に基づく自動リズ
ム演奏が行なわれる。 「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、各リズムス
イッチに、段階的に変化する複数の音高または音量デー
タを割り当てることができ、これにより、特定のリズム
音を種々の異なる音高あるいは音量で発生することが可
能となる。この結果、リズム音によってメロディを演奏
することが可能となる等、ハンドパーカッション演奏に
おいて、従来以上にバラエティに富んだ演奏が可能とな
る効果がある。 また、各スイッチに割り当てられた音高または音量デ
ータが所定範囲外の時、それを知らせる警告を報知し、
これにより、操作者は設定したデータが所定範囲外であ
ったことを認識できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図は同実施例における操作パネルを示す図、第3図
はROM13内に記憶されている固定データを示す図、第4
図はRAM15内に設定されているレジスタを示す図、第5
図〜第11図はCPU12のプログラムのフローチャートであ
り、第5図はメインルーチンを示すフローチャート、第
6図〜第9図はマルチアサイン処理ルーチンのフローチ
ャート、第10図はKBパーカッション処理ルーチンのフロ
ーチャート、第11図はステップ入力処理ルーチンのフロ
ーチャート、第12図は液晶表示器4における表示例を示
す図である。 19……リズム音信号発生回路、12……CPU,13……ROM、R
Z1〜RZ12……リズムスイッチ、PIT(1)〜PIT(12),A
CC(1)〜ACC(12)……レジスタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のリズムスイッチと、 前記複数のリズムスイッチに対応して1つのリズム音を
    設定するリズム音設定手段と、 前記複数のリズムスイッチに各々異なる音高または音量
    を示すパラメータを設定するパラメータ設定手段と、 前記パラメータ設定手段によって設定されたパラメータ
    が所定範囲外のとき、操作者に警告を報知する報知手段
    と、 前記リズムスイッチが操作されたとき、前記パラメータ
    設定手段によって設定されたパラメータに基づいた音高
    または音量に従って、前記リズム音設定手段によって設
    定されたリズム音を生成する生成手段と を具備することを特徴とする電子リズム楽器。
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