JP3882736B2 - 演奏装置及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術の分野】
本発明は、テンポ、コード、歌詞等の演奏に関し時間的に変化する複数の情報を画面表示させる演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、下記特許文献1や下記非特許文献1に示されるように、テンポ、コード、歌詞等、演奏に関し時間的に変化する種々の情報をLCD等の表示部に表示させる鍵盤楽器等の演奏装置が知られている。この装置では、少なくとも一部のユーザにとって必要と思われる項目については、その情報が演奏進行に伴ってすべて画面表示される。
【0003】
また、カラオケ装置等の演奏装置では、例えば、「楽譜及び歌詞」と「ワイプ機能付きで歌詞のみ」のいずれかを選択させて表示するものもある。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−253778号公報
【非特許文献1】
クラビノーバCVP−209/207の取り扱い説明書(第50、75、81〜84ページ)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、演奏装置の利用態様やユーザの習熟度等によって、ユーザが最も必要とする情報は異なる。従って、従来の装置のように、必要な情報があまり必要でない情報と常に同様の表示態様である場合は、全体として情報量が多く、特に必要な情報については見やすいものとはいえなかった。
【0006】
一方、従来においても、特定の項目については、その項目に関する設定画面に移行して、その情報のみを個別表示させることは可能であったが、その設定画面に入らなければ個別表示はできず、演奏進行に合わせて表示されるものではない。
【0007】
従って、ユーザにとって演奏時において有用な情報の視認性を向上させる上で改善の余地があった。
【0008】
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、一部の項目の情報量を拡大して表示して視認性を高めることができる演奏装置及びプログラムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の請求項1の演奏装置は、演奏に関し時間的に変化する複数項目を演奏進行に伴って表示部に画面表示させる表示制御手段と、前記複数項目のすべてを前記表示部において一画面に表示させる第1モードと前記複数項目のうち一部の項目をその情報量を拡大して前記表示部において一画面に表示させる第2モードのいずれかの表示モードを選択的に設定する表示モード設定手段とを有し、前記表示制御手段は、前記表示モード設定手段により設定された表示モードに従って、前記複数項目の前記表示部への表示を制御することを特徴とする。
【0010】
この構成によれば、設定された表示モードに従って、第1モードでは、複数項目のすべてが表示部において一画面に表示され、第2モードでは、一部の項目がその情報量が拡大されて表示部において一画面に表示されるように制御される。よって、一部の項目の情報量を拡大して表示して視認性を高めることができる。
【0011】
上記目的を達成するために本発明の請求項5のプログラムは、演奏に関し時間的に変化する複数項目を演奏進行に伴って表示部に画面表示させる表示制御ステップと、前記複数項目のすべてを前記表示部において一画面に表示させる第1モードと前記複数項目のうち一部の項目をその情報量を拡大して前記表示部において一画面に表示させる第2モードのいずれかの表示モードを選択的に設定する表示モード設定ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記表示制御ステップは、前記表示モード設定ステップにより設定された表示モードに従って、前記複数項目の前記表示部への表示を制御することを特徴とする。
【0012】
この構成によれば、請求項1と同様の作用効果を奏する。
【0013】
なお、請求項5記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、本発明を構成する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0015】
図1は、本発明の一実施の形態に係る演奏装置の全体構成を示すブロック図である。本装置は、例えば、電子鍵盤楽器として構成される。
【0016】
本装置は、検出回路3、パネル操作子2、ROM6、RAM7、タイマ8、記憶入出力装置10、MIDIインターフェイス13、通信インターフェイス14、音源回路15、サウンドシステム16及び表示部19が、バス18を介してCPU5にそれぞれ接続されて構成される。
【0017】
CPU5は、本装置全体の制御を司る。ROM6は、OS(オペレーティングシステム)のほか、CPU5が実行する制御プログラムや各種テーブルデータ等を記憶する。RAM7は、テキストデータ等の各種入力情報、各種フラグや各種レジスタ及び演算結果等を一時的に記憶する。タイマ8はCPU5に接続され、タイマ割り込み処理における割り込み時間や各種時間を計時する。
【0018】
検出回路3には鍵盤1が接続され、検出回路3は鍵盤1の各鍵(不図示)の押鍵状態を検出する。パネル操作子2は、各種情報を入力するための不図示の複数のスイッチを備える。表示部19はLCD等で構成され、各種設定に関する情報、楽譜等の各種情報を表示する。通信インターフェイス14は、インターネット等に接続し、データの送受信を可能にする。MIDII/F13は、外部MIDI機器とMIDIデータの送受信を行う。
【0019】
記憶入出力装置10は、ハードディスク、フロッピ(登録商標)ディスク、スマートメディア及びMO等の記憶媒体11をドライブする各種ドライブを備える。記憶媒体11には上記制御プログラムの他、各種プログラムや各種データを記憶することができる。なお、記憶媒体11は内蔵のハードディスクであってもよい。音源回路15は、記憶媒体11またはMIDII/F13等から入力された自動演奏データ等の楽曲データを楽音信号に変換する。サウンドシステム16は、音源回路15から入力される楽音信号に各種効果を付与して音響に変換する。
【0020】
図2は、自動演奏を行うための複数の楽曲データのデータ構成の一例を示す図である。楽曲データは例えば記憶媒体11に格納される。1曲分の楽曲データは、例えばMIDIコードで構成され、同図に示すように、ヘッダ21、楽音データ22、表示用データ23から構成される。上記ヘッダ21には、曲目名、作詞者、作曲者名、拍子を表す拍子データ及び初期的なテンポ値を表すテンポデータ等の情報が含まれる。上記楽音データ22には、タイミングデータ、キーオン/キーオフデータ(及び対応するノートナンバ、ベロシティ)、プログラムチェンジデータ、コントロールチェンジデータ、エンドデータ等のイベントデータが含まれる。上記楽音データ22にはさらに、楽曲の進行に応じて表示されるべき画像データを表示用データ23の中から特定するためのアドレスデータが含まれている。
【0021】
上記表示用データ23には、楽曲の進行に対応して楽譜、テンポ、コード、音色等を表示するための画像データが含まれ、各画像データには、ヘッダが対応している。各画像データは、例えば、4小節単位で構成される。楽音データ22中のアドレスデータと表示用データ23中のヘッダとの対応関係によって、演奏進行に伴って表示されるべき楽譜等の画像データが特定される。
【0022】
図3は、本実施の形態におけるメインルーチンのフローチャートを示す図である。本処理は電源のオン時に開始される。
【0023】
まず、初期化を実行、すなわち所定プログラムの実行を開始し、RAM7等の各種レジスタをクリアして初期設定を行う(ステップS301)。次いで、後述する図4のパネル処理を実行、すなわちパネル操作子2や鍵盤1等の操作を受け付け、機器の設定や楽曲データの選択等の指示の処理を実行する(ステップS302)。次いで、後述する図6の演奏処理、すなわち、各種設定に従って、信号を生成して発音処理を実行する(ステップS303)。その後、前記ステップS302に戻る。
【0024】
図4は、図3のステップS302で実行されるパネル処理のフローチャートを示す図である。
【0025】
まず、パネル操作子2等により何らかの入力があったか否かを判別し(ステップS401)、入力がない場合は、直ちに本処理を終了する一方、何らかの入力があった場合は、それが楽譜表示の設定に関するスイッチ操作であるか否かを判別する(ステップS402)。その判別の結果、楽譜表示の設定に関するスイッチ操作である場合は、楽譜表示設定処理、すなわち、楽譜表示設定モードに入り、設定状態の表示、設定変更の受け付け、受け付けた設定変更に基づく楽譜表示の変更等の処理を行って(ステップS403)、本処理を終了する。
【0026】
一方、前記ステップS402の判別の結果、入力が楽譜表示の設定に関するスイッチ操作でない場合は、入力が歌詞表示の設定に関するスイッチ操作であるか否かを判別し(ステップS404)、そうである場合は、上記楽譜表示設定処理と同様に歌詞表示設定処理を行って(ステップS405)、本処理を終了する。なお、楽譜表示や歌詞表示に限らず、種々の機器の設定、演奏情報の設定についてもこれらと同様に行ってもよい。
【0027】
前記ステップS404の判別の結果、入力が歌詞表示の設定に関するスイッチ操作でない場合は、入力が自動演奏に関する操作であるか否かを判別する(ステップS406)。そして、自動演奏に関する操作である場合は、その入力操作がパネル操作子2の不図示のスタートボタンのオン操作であるか否かを判別し(ステップS407)、そうでない場合はステップS410に進む一方、そうである場合は、後述する表示モードに従って、演奏情報を表示部19に表示させる(ステップS408)。ここで表示される演奏情報は、図2に示す表示用データ23に含まれる楽譜、テンポ、コード等の画像データである。なお、後述するように、表示モードには「標準表示モード(第1モード)」と「拡大表示モード(第2モード)」とがあり、図4のステップS423で設定される。次に、演奏開始処理、すなわち、演奏実行フラグを「1」に設定して(ステップS409)、本処理を終了する。
【0028】
前記ステップS410では、入力操作がパネル操作子2の不図示のストップボタンのオン操作であるか否かを判別し、そうでない場合はステップS412に進む一方、そうである場合は、演奏停止処理、すなわち、現在演奏中の自動演奏を停止させるべく、演奏実行フラグを「0」に設定して(ステップS411)、本処理を終了する。
【0029】
前記ステップS412では、入力操作が曲変更の指示であるか否かを判別し、そうでない場合は、入力操作に従って、その他の指示の処理を実行して(ステップS413)、本処理を終了する一方、入力操作が曲変更の指示である場合は、記憶媒体11に記憶されている楽曲データの曲目の一覧をリスト表示させ(ステップS414)、そのリストの中から任意の曲目の選択を受け付けて(ステップS415)、受け付けた曲目の楽曲データを演奏できるようにRAM7に記憶させることによってセットする(ステップS416)。次に、後述する標準表示モードでの曲情報の表示を行う(ステップS417)。ここでは、標準表示モードに従い、少なくとも表示用データ23に含まれる項目(楽譜、テンポ、コード、音色等)のすべての情報と、ヘッダ21中の曲目名、作詞者、作曲者名等すべての情報が表示部19に一画面表示されるものとする。表示の態様は公知の態様である。その後、本処理を終了する。
【0030】
前記ステップS406の判別の結果、入力が自動演奏に関する操作でない場合は、入力が拡大表示モードに関する設定であるか否かを判別し(ステップS418)、そうでない場合は、入力が表示モードの切り替え指示であるか否かを判別する(ステップS422)。その判別の結果、入力が表示モードの切り替え指示である場合は、その切り替え指示に従い、表示モードを「標準表示モード」と「拡大表示モード」との間で切り替え設定して(ステップS423)、本処理を終了する。一方、入力が表示モードの切り替え指示でない場合は、その入力に従って、その他の入力事項を実行する(ステップS424)。例えば、リアルタイム演奏処理では、押鍵された鍵に対応するキーコード、ベロシティ、及びキーオン/オフの信号が音源回路15に送信され、そのとき指定されている音色の楽音が再生される。その後、本処理を終了する。
【0031】
前記ステップS418の判別の結果、入力が拡大表示モードに関する設定である場合は、現在の拡大表示モードの設定状態を表示部19に表示させ(ステップS419)、パネル操作子2により表示レイアウトの設定を受け付ける(ステップS420)。ここで、表示レイアウトの設定では、画面形式、項目の選択、選択された項目の割り当て(配置)、拡大率が設定される。
【0032】
図5は、拡大表示モードにおける表示部19の画面表示レイアウトの設定例を示す図である。同図に示すa、b、c、dは拡大表示される項目であり、例えば、aが楽譜、bが歌詞である。同図(a)は4分割のセルに等分し、各セルに項目a〜dを割り当てた例を示す。同様に、同図(b)では、不均等に3分割した各セルに項目a、b、cが割り当てられ、同図(c)では、上下に2分割した各セルに項目a、bが割り当てられている。
【0033】
このように表示領域をどのように分割するか(画面形式)、そして、どの項目を選択してどのセルに割り当てるか(項目の選択と配置)について、ユーザの任意により所望の設定が可能である。さらには、各項目について、標準表示モード時に比しどの程度拡大して表示するかという拡大率も各項目毎にユーザにより設定される。なお、本実施の形態では、拡大表示の態様は文字表示の大きさ(ポイント)の拡大であるとする。また、拡大表示すべき項目の選択は、非表示の項目を選択して消去していく態様でもよい。さらに、表示領域を分割することなく、1つの項目のみを拡大表示の対象としてもよい。
【0034】
図4に戻り、前記ステップS420の処理後は、受け付けた表示レイアウトの設定を記憶して(ステップS421)、本処理を終了する。
【0035】
図6は、図3のステップS303で実行される演奏処理のフローチャートを示す図である。
【0036】
まず、自動演奏実行中か否かを判別する(ステップS601)。この判別は、図4のパネル設定処理で設定される演奏実行フラグに基づきなされ、演奏実行フラグが「1」に設定されているとき、自動演奏実行中であると判別される。その判別の結果、自動演奏実行中である場合は直ちに本処理を終了する一方、自動演奏実行中でない場合は、自動演奏を行うべき楽曲データをRAM7から読み出すことで取得する(ステップS602)。
【0037】
次に、上記読み出した楽曲データに基づき、演奏情報の表示を更新する(ステップS603)。ここでは、図4のステップS423で設定された表示モード、及びステップS420で設定された画面表示レイアウトの設定に従って、表示部19の画面表示が更新される。
【0038】
例えば、表示モードが拡大表示モードで、表示レイアウトでの画面形式が図5(b)に示すような3分割の設定であるとすると、項目a、b、cが、設定された拡大率で拡大表示される。選択された各項目の表示は、処理ループの繰り返しにより、楽曲データの読み出しに従って曲の後方へ向かって次々と切り替わっていく。これにより、所望の項目の視認性が個別的に向上する。
【0039】
次に、読み出した楽曲データ中に、現タイミングで処理すべきデータがあるか否かを判別し(ステップS604)、ない場合は直ちに本処理を終了する一方、ある場合は、そのデータが発音開始指示データ(キーオン)であるか否かを判別する(ステップS605)。その判別の結果、発音開始指示データである場合は、それに対応する演奏信号を生成して(ステップS606)、ステップS607に進む。一方、現タイミングで処理すべきデータが発音開始指示データでない場合は、そのデータが発音停止指示データ(キーオフ)であるか否かを判別する(ステップS608)。
【0040】
その判別の結果、そのデータが発音停止指示データである場合は、それに対応する演奏信号を停止して(ステップS609)、前記ステップS607に進む。一方、現タイミングで処理すべきデータが発音停止指示データでない場合は、その他演奏処理、すなわち、そのデータに応じた演奏処理(ピッチベンド等の効果の付与等)を行って(ステップS610)、前記ステップS607に進む。
【0041】
ステップS607では、前記ステップS606、S609、S610で処理された演奏信号に従って、音源回路15、サウンドシステム16による発音処理を実行して、本処理を終了する。
【0042】
本実施の形態によれば、「標準表示モード」では、所定の項目のすべてが一画面に表示されると共に、「拡大表示モード」では、選択された項目の情報が演奏進行に従って一画面に拡大表示されるので、所望の項目について視認性を高めることができる。しかも、「拡大表示モード」では、設定された表示レイアウト(画面形式、項目の選択と割り当て、拡大率)に従って拡大表示されるので、所望の項目の組み合わせ及びレイアウトによりユーザにとってより視認しやすい表示を確保することができる。
【0043】
なお、本実施の形態では、「拡大表示モード」における拡大表示の態様は文字表示の大きさの拡大であるとしたが、これに限られるものではなく、選択された項目の情報量を拡大して表示するようにしてもよい。例えば、楽譜や歌詞でいえば、曲の進行方向について表示範囲を時間的に延ばすことで、「標準表示モード」時よりも曲の主に先の部分の楽譜、歌詞が早くみられるようにしてもよい。あるいは、同時間帯における情報密度を高くしてもよく、例えば、楽譜でいえば、「標準表示モード」時では自己のパートのみの表示であったが、「拡大表示モード」時には他のパートの楽譜表示を加えるようにすることで、情報量を拡大してもよい。また、情報量を拡大する場合は、上記双方、すなわち、情報の範囲を時間的に延ばすこと、及び同時間帯における情報密度を高くすることの双方を適用してもよい。このようにすれば、項目に応じて必要な範囲の情報を表示させることができ、柔軟成が高く、個別的に視認性を高めて使い勝手を向上させることができる。
【0044】
なお、拡大表示の対象となる情報には、楽譜等の演奏に関し時間的に変化する情報だけでなく、固定的な情報を含めてもよい。
【0045】
なお、図4のステップS417で表示される項目は、拡大表示モードに従うようにしてもよい。
【0046】
また、本発明の目的は、実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、一部の項目の情報量を拡大して表示して視認性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る演奏装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】 自動演奏を行うための複数の楽曲データのデータ構成の一例を示す図である。
【図3】 本実施の形態におけるメインルーチンのフローチャートを示す図である。
【図4】 図3のステップS302で実行されるパネル処理のフローチャートを示す図である。
【図5】 拡大表示モードにおける表示部の画面表示レイアウトの設定例を示す図である。
【図6】 図3のステップS303で実行される演奏処理のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
5 CPU(表示制御手段)、 2 パネル操作子(表示モード設定手段、レイアウト設定手段)、 11 記憶媒体、 15 音源回路、 19 表示部
Claims (5)
- 演奏に関し時間的に変化する複数項目を演奏進行に伴って表示部に画面表示させる表示制御手段と、
前記複数項目のすべてを前記表示部において一画面に表示させる第1モードと前記複数項目のうち一部の項目をその情報量を拡大して前記表示部において一画面に表示させる第2モードのいずれかの表示モードを選択的に設定する表示モード設定手段とを有し、
前記表示制御手段は、前記表示モード設定手段により設定された表示モードに従って、前記複数項目の前記表示部への表示を制御することを特徴とする演奏装置。 - 前記第2モードにおける前記一部の項目の前記表示部上の表示レイアウトを設定するレイアウト設定手段を有し、前記表示制御手段は、前記第2モード時には、前記レイアウト設定手段により設定された表示レイアウトに従って、前記一部の項目の前記表示部への表示を制御することを特徴とする請求項1記載の演奏装置。
- 前記表示制御手段は、前記第2モード時において前記一部の項目の情報量を拡大する場合は、前記一部の項目の表示範囲が、前記第1モード時に比し演奏進行におけるより長い時間分の表示範囲となるように制御することで、前記情報量を拡大することを特徴とする請求項1または2記載の演奏装置。
- 前記表示制御手段は、前記第2モード時において前記一部の項目の情報量を拡大する場合は、前記第1モードにおいて表示させる演奏パートに加えて他の演奏パートにおける前記一部の項目に相当する項目を表示させるように制御することで、前記情報量を拡大することを特徴とする請求項1または2記載の演奏装置。
- 演奏に関し時間的に変化する複数項目を演奏進行に伴って表示部に画面表示させる表示制御ステップと、
前記複数項目のすべてを前記表示部において一画面に表示させる第1モードと前記複数項目のうち一部の項目をその情報量を拡大して前記表示部において一画面に表示させる第2モードのいずれかの表示モードを選択的に設定する表示モード設定ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記表示制御ステップは、前記表示モード設定ステップにより設定された表示モードに従って、前記複数項目の前記表示部への表示を制御することを特徴とするプログラム。
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