JP3500750B2 - 自動伴奏装置 - Google Patents

自動伴奏装置

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JP3500750B2
JP3500750B2 JP33935594A JP33935594A JP3500750B2 JP 3500750 B2 JP3500750 B2 JP 3500750B2 JP 33935594 A JP33935594 A JP 33935594A JP 33935594 A JP33935594 A JP 33935594A JP 3500750 B2 JP3500750 B2 JP 3500750B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、極めて操作性良く伴奏
パターンを選択でき、しかも選択した伴奏形態を表示画
面上に表示し得る自動伴奏装置に関する。 【0002】 【従来の技術】周知のように、自動伴奏装置には、例え
ば、「ロック」、「ポップス」あるいは「ディスコ」と
いった複数のリズム種類毎に、複数の伴奏パターンが予
め記憶されている。伴奏パターンとは、演奏すべき各音
の音高や発音タイミング等を表わすデータから構成され
るものであって、各伴奏パターンは、例えば、所定小節
分の楽曲を表わすノーマルパターンや、ノーマルパター
ンの序奏部に相当するイントロパターン、ノーマルパタ
ーンの途中に介挿されるフィルインパターン、あるいは
ノーマルパターンの終結部に付加されるエンディングパ
ターン等から形成される。 【0003】従来、この種の装置においては、多種多様
な自動伴奏態様を得るべく、階層構造をなした自動伴奏
パラメータがプリセットされている場合が多い。ここで
言う自動伴奏パラメータとは、各種伴奏スタイルに対応
したリズム種類、このリズム種類に割り当てられるリズ
ム番号毎に設けられて各伴奏パートの内容を指定する情
報、そして、これら各伴奏パート毎にアサインされる伴
奏パターンとから形成される。したがって、多種多様な
自動伴奏パラメータの内から所望の伴奏スタイル下で所
望のパート構成による自動伴奏形態を選択するには、先
ず、数多くのリズム種類の内から所望のリズム(伴奏ス
タイル)を選び、選んだリズムに基づいて自動伴奏させ
たい伴奏パート(例えば、ドラムパート、ベースパート
やコードバッキングパート)を指定する。そして、こう
した一連の選択操作に応じてセットされる伴奏パターン
を楽曲の進行に応じて再生することで所望の自動伴奏が
なされる訳である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】さて、従来の自動伴奏
装置では、上述した一連の選択操作を複数のスイッチを
用いて行う訳であるが、その場合にはスイッチ操作が非
常に複雑になり、操作に不慣れな初心者ユーザーでは何
をどのように選択して良いのかも解らないということも
起こり得る。また、各種リズムに対応した各パート毎の
伴奏パターンが番号で表示される場合には、何番がどの
ような伴奏形態であるかを憶えておかないと、所望の伴
奏パターンを選択できないという弊害も生じている。そ
のため、初心者ユーザーであっても極めて操作性良く伴
奏パターンを選択でき、しかも選択した伴奏形態が一目
瞭然となる自動伴奏装置が望まれている。 【0005】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、極めて操作性良く伴奏パターンを選択でき、し
かも選択した伴奏形態を一目瞭然にすることができる自
動伴奏装置を提供することを目的としている。 【0006】 【0007】 【0008】 【0009】 【0010】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、パート毎に複数の伴奏パターンを記憶
する伴奏パターン記憶手段と、複数種類のリズムのそれ
ぞれが複数のパートからなり、各リズムの各パートに対
して前記伴奏パターン記憶手段に記憶されている複数の
伴奏パターンのうちのいずれかを対応付ける伴奏パター
ン対応付け手段と、前記伴奏パターン記憶手段に記憶さ
れている複数の伴奏パターンのそれぞれの特徴を表わす
情報を記憶する特徴情報記憶手段と、前記複数種類のリ
ズムのいずれか1つを選択するリズム選択手段と、該リ
ズム選択手段にて選択されたリズムを構成する複数のパ
ートのそれぞれに対する伴奏パターンを、前記伴奏パタ
ーン対応付け手段の対応付け状態に応じて設定するリズ
ム設定手段と、前記特徴情報記憶手段に記憶されてい
特徴情報を検索キーとして対応する伴奏パターンを検
索する伴奏パターン検索手段と、該伴奏パターン検索手
段にて検索された伴奏パターンの特徴情報に基いて、当
該検索伴奏パターンを含むように、前記リズム設定手段
の設定内容を変更する設定変更手段と、前記リズム設定
手段にて設定されている複数パートの伴奏パターンを前
記伴奏パターン記憶手段から読み出して自動伴奏を指示
する自動伴奏指示手段と、前記リズム設定手段による設
定時、および前記伴奏パターン検索手段による検索時
に、それぞれの伴奏パターンの特徴情報に対応する画像
表示画面上へ表示させる画像表示指示手段と を具
備することを特徴としている。 【0011】 【作用】本発明では、リズムの種類(例えば、ロック,
ジャズ,…)ならびにパート(例えば、ドラム,ベー
ス,…)に対応付けられている伴奏パターンが伴奏パタ
ーン記憶手段に複数記憶されており、ユーザがリズム選
択手段により所望のリズムを選択するだけで、複数パー
トからなる伴奏をリズム設定手段が設定する。また、設
定変更手段は、ユーザの指示によって検索手段で検索さ
れた伴奏パターンを、ユーザの一旦設定した伴奏に追加
したり、入れ替えたりすることで設定内容を変更するこ
とができる。さらに、各伴奏パターンにはその特徴を表
わす特徴情報(例えば、パート奏者の似顔絵やプロフィ
ール)が特徴情報記憶手段に記憶されており、ユーザが
所望の伴奏を設定したり、伴奏パターンを検索したりす
る際に、画像表示指示手段がその伴奏の特徴を絵素や文
字にて画像表示させる。そして、自動伴奏指示手段によ
り、現在設定されている伴奏に対応する伴奏パターンを
読み出して自動伴奏させる。このように、伴奏パターン
の内容が画面に表示されると共に、必要に応じて伴奏
設定内容を部分的に変更して、それに対応する伴奏パタ
ーンに従って自動伴奏を指示するため、極めて操作性良
く伴奏パターンを選択でき、しかも選択した伴奏形態を
一目瞭然にすることが可能になる。 【0012】 【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。 A.全体構成 図1は、本発明の実施例による自動伴奏装置を具備した
電子楽器の全体構成を示すブロック図である。この図に
おいて、1は鍵盤であり、各鍵毎の押離鍵操作および押
離鍵速度を検出してキーオン信号、キーナンバ、キーオ
フ信号、あるいは押離タッチを表すベロシティ等の演奏
情報を出力する。2は本実施例による電子楽器のコンソ
ールパネル上に配設されるパネルスイッチである。この
パネルスイッチ2の内には、電源スイッチや音色を指定
する音色スイッチの他、自動伴奏させる際の各種伴奏パ
ラメータを設定したり編集する際に用いられるパラメー
タ設定スイッチ群が配設されている。 【0013】ここで、図2を参照してパネルスイッチ2
に設けられるパラメータ設定スイッチ群について説明す
る。図2において、10はファンクションキーであり、
セーブキー10a、ロードキー10b、スタート/スト
ップキー10c、メンバーサーチキー10dおよびメン
バーチェンジキー10eから構成される。なお、これら
各キー10a〜10eの意図するところについては追っ
て説明する。11は上記ファンクションキー10にて指
定された各機能を中止するキャンセルキーである。12
は入力確定する際に操作されるエンターキー、13はバ
ンドフィクスキーである。これらキー12,13の機能
については、上記ファンクションキー10と同様に追っ
て説明する。14はディスプレイ8の表示画面上に表示
されるカーソル位置を上下左右方向へ移動させるカーソ
ルキーであり、それぞれ図中に示す方向へ移動させる上
下左右キー14a〜14dからなる。 【0014】3は楽器各部を制御するCPUであり、そ
の動作については後述する。CPU3は、テンポクロッ
ク発生回路を備えており、自動伴奏時には伴奏パターン
読み出しに用いられるテンポクロックを生成するように
なっている。4はCPU3にロードされる各種制御プロ
グラムの他、自動伴奏パラメータや、当該自動伴奏パラ
メータに対応付けられた各種画像データが記憶されるR
OMである。ここで、自動伴奏パラメータとは、各種伴
奏スタイルに対応したリズム名(リズム種類)、このリ
ズム名に対応したリズム番号毎に設けられて伴奏パート
の内容を指定する情報および各伴奏パート毎にアサイン
される伴奏パターンとを含む各種データテーブルであ
り、その詳細については後述する。また、画像データと
は、自動伴奏パラメータを擬人化して表示画面上に表示
する際に用いられる情報であり、これについても後述す
る。 【0015】5はCPU3のワークエリアとして使用さ
れるRAMであり、各種レジスタ/フラグデータが一時
記憶される。このRAM5に設けられるレジスタエリア
には、後述するCPU3の動作に基づき、ROM4から
読み出された自動演奏パラメータの一部が一時記憶され
る。6は周知の波形メモリ読み出し方式で構成される音
源であり、通常のメロディ演奏に応じた楽音を発生する
ノーマル音源の他、伴奏音源を備えている。伴奏音源
は、後述する処理によって設定される伴奏パターンを、
テンポクロックに同期して順次再生して伴奏音を生成す
る。7は音源6から出力される楽音信号をD/A変換し
た後に増幅してスピーカより発音させるサウンドシステ
ムである。ディスプレイ8は、CPU3の制御の下に、
前述した画像データを画面表示する。なお、この実施例
では、ディスプレイ8を設けているが、これに替えて画
像信号発生回路を設けておき、この発生回路から出力さ
れるビデオ信号をテレビジョン受像機などの外部ディス
プレイに表示させる態様としても良い。 【0016】B.実施例の概要 本実施例では、CPU3の制御の下に、自動伴奏に先立
ってなされる伴奏パラメータの設定/変更をディスプレ
イ8に画像表示しながら行うことに特徴を有しており、
以下、これについて説明する。図3は、伴奏パラメータ
を設定/変更する際に、ディスプレイ8に表示されるノ
ーマル画面の一例を示す図である。この図に示すよう
に、ディスプレイ8では、画面右側に伴奏スタイルを表
わす各種の「リズム名」が表示され、その内のカーソル
が位置する「リズム名」に対応する「バンドメンバー」
のポートレイト(似顔絵)が表示されるようになってい
る。 【0017】「バンドメンバー」は、「Drum(ドラ
ム)」、「Bass(ベース)」、「Accomp1
(伴奏1)」、「Accomp2(伴奏2)」および
「Accomp3(伴奏3)」の各パート奏者からな
る。これら各パート奏者には、予め楽器音の種別や伴奏
パターン(リズムパターン)が割り付けされている。こ
のように各パート奏者の似顔絵に、楽器音の種別や伴奏
パターン(リズムパターン)を割り付けておき、リズム
名を選択する毎に、様々なパート奏者で構成される「バ
ンドメンバー」を構成することで、多種多様な伴奏パタ
ーンの設定/変更が極めて操作性良く行え、しかも「バ
ンドメンバー」が表示されるので、その伴奏形態が一目
瞭然になる訳である。以下、伴奏パラメータの設定に応
じて伴奏形態を画像表示する実施例の詳細について説明
を進める。 【0018】C.データ構成および概念構成 ここでは、ROM4に記憶され、伴奏パラメータの設定
/変更に用いられる各種データテーブルの構成と、これ
らデータテーブルを用いて伴奏パラメータを設定/変更
すると共に、設定された各パート奏者を似顔絵表示する
概念構成とについて図4〜図18を参照して順次説明す
る。 (1)メンバーテーブルMBTの構成 図4は、メンバーテーブルMBTの構成を示す図であ
る。この図に示すように、メンバーテーブルMBTは、
各種伴奏スタイル(リズム種類)に対応付けられたリズ
ム番号Ry0〜Ry99毎に登録されるバンドメンバー
の内容を表わすメンバー識別子MIDが格納されてい
る。すなわち、メンバー識別子MIDは、バンドメンバ
ーを構成する「ドラム」、「ベース」、「伴奏1」、
「伴奏2」および「伴奏3」の各パート内容を識別する
ものである。したがって、このメンバーテーブルMBT
では、リズム番号Ry0〜Ry99に応じたメンバー識
別子MIDがテーブル読み出しされることになる。 【0019】(2)パターンヘッダテーブルPHTの構
成 パターンヘッダテーブルPHTは、上記リズム番号Ry
0〜Ry99毎に定義されるデータテーブルである。こ
のテーブルPHTは、図5に示すように、選択されるリ
ズム番号の伴奏パターン形態を示すものである。伴奏パ
ターンは、通常、所定小節分の楽曲を表わすノーマルパ
ターンと、このノーマルパターンの序奏部に相当するイ
ントロパターンと、ノーマルパターンの途中に介挿され
るフィルインパターンと、あるいはノーマルパターンの
終結部に付加されるエンディングパターンとから構成さ
れており、本テーブルPHTではこれら「ノーマルパタ
ーン」、「フィルインパターン」、「イントロパター
ン」および「エンディングパターン」を定義するパター
ンヘッダ情報PHDが格納されている。 【0020】すなわち、テーブルPHTにおいて、「N
ormal Bar」はノーマルパターンの小節数を表
わし、「Normal Bar1 Adress〜No
rmal Bar4 Adress」は、後述する伴奏
パターンテーブルAPT(図7参照)に格納されるノー
マルパターンの各小節に対応するパターンデータPAD
の読み出しアドレスを表わす。「Fill-in Ba
r」はフィルインパターンの小節数を表わし、「Fil
l-in Bar Adress」は、フィルインパタ
ーンの各小節に対応するパターンデータPADの読み出
しアドレスを表わす。以下、同様に、イントロパターン
やエンディングパターンの小節数および各小節に対応す
るパターンデータPADの読み出しアドレスがパターン
ヘッダ情報PHDとして登録されている。 【0021】(3)メンバーパターンテーブルMPTの
構成 次に、図6はメンバーパターンテーブルMPTの構成を
示す図である。メンバーパターンテーブルMPTは、リ
ズム番号Ry0〜Ry99にそれぞれ対応するリズム名
(リズム種類)毎のメンバパターンが割り当てられるテ
ーブルである。メンバーパターンとは、各パートに割り
当てられる伴奏パターン番号を指す。例えば、この図に
おいて、リズム番号Ry0に対応するリズム名「Roc
k1」のドラムメンバーでは、”D0”〜”D9”の1
0種の伴奏パターン番号がアサインされており、この内
の1種が「メンバー」として前述したメンバーテーブル
MBTに登録されている。したがって、後述する動作に
よってメンバーテーブルMBTに登録される「メンバ
ー」が変更された時には、その変更された「メンバー」
に対応する伴奏パターン番号が、本テーブルMPTを参
照することによって読み出される。なお、このメンバー
パターンテーブルMPTでは、各メンバー毎に10種類
の伴奏パターン番号が登録される。 【0022】(4)伴奏パターンデータテーブルAPT
の構成 図7に示す伴奏パターンデータテーブルAPTは、上記
メンバーパターンテーブルMPTから読み出される伴奏
パターン番号に対応付けられた複数の伴奏パターンデー
タAPDから形成されている。各伴奏パターンデータA
PDは、図7に図示する通り、発音タイミングTim
e、音量Vlocity、音高Pitchおよび音長G
ateTimeを1組としたデータPADが楽曲の小節
分格納されている。この伴奏パターンデータAPDの読
み出しアドレスは、前述したパターンヘッダテーブルP
HTの出力によって規定される。 【0023】(5)伴奏パターン発生系の構成 以上に説明したパターンヘッダテーブルPHT(図5参
照)と、メンバーパターンテーブルMPT(図6参照)
と、伴奏パターンデータテーブルAPT(図7参照)と
は、図8に示す伴奏パターン発生系を構成する。すなわ
ち、後述する伴奏パターン設定系(図15参照)から供
給されるリズム番号RN、すなわち、表示画面上におけ
るカーソル操作にて指定されるリズム種類に応じて定ま
るリズム番号RNに基づいてパターンヘッダテーブルP
HTが対応するパターンヘッダ情報PHDを読み出し、
一方、このリズム番号RNとメンバー識別子MIDとに
応じてメンバーパターンテーブルMPTが各パート毎の
伴奏パターン番号を表わすメンバーパターンMPを読み
出すと、伴奏パターンデータテーブルAPTが、パター
ンヘッダ情報PHDとメンバーパターンMPとに応じて
各パート毎の伴奏パターンデータAPDを読み出して音
源6に供給する。なお、音源6には、伴奏パターンデー
タAPDに対応する音色TCが、図15に図示する伴奏
パターン設定系から与えられる。 【0024】(6)メンバーヘッダーテーブルMHTの
構成 図9は、メンバーヘッダーテーブルMHTの構成を示す
図である。メンバーヘッダーテーブルMHTは、各メン
バー識別子MID毎に音色TCとキャラクタアドレスC
Aとが対応付けられたテーブルである。つまり、選択し
たリズム番号RNに応じたバンドメンバの各メンバー識
別子MIDが前述したメンバーテーブルMBTを参照し
て読み出され、読み出された各メンバー識別子MIDに
基づき本テーブルMHTを参照して対応する音色TCお
よびキャラクタアドレスCAが生成される。ここで、キ
ャラクタアドレスCAとは、各バンドメンバーを似顔絵
表示する際に用いられる画像データの格納エリアを指定
するものであり、これについては追って説明する。な
お、このテーブルMHTから読み出される音色TCは、
図8に図示したように音源6側に供給され、一方、キャ
ラクタアドレスCAは後述するキャラクタデータテーブ
ルCDTに与えられる。 【0025】(7)キャラクタデータテーブルCDTの
構成 次に、図10はキャラクタデータテーブルCDTの構成
を示す図である。キャラクタデータテーブルCDTは、
メンバー識別子MIDで表現される各パート奏者毎に設
けられているテーブルであり、パート奏者の似顔絵を生
成するための「表示色」、「背景」、「プロフィールア
ドレスPA」および「顔表示データFDD」から形成さ
れる。ここで、顔表示データFDDがパート奏者一人分
の似顔絵を生成するための画像情報となる。また、プロ
フィールアドレスPAとは、該当パート奏者の紹介文
(プロフィール)が格納されたプロフィールデータテー
ブルPDT(後述する)の読み出しアドレスを指す。 【0026】(8)プロフィールデータテーブルPDT
の構成 図11は、プロフィールデータテーブルPDTの構成を
示す図である。このテーブルPDTは、上記キャラクタ
データテーブルCDTによって指定されるプロフィール
アドレスPAに基づき「プロフィール1」および「プロ
フィール2」からなるプロフィールデータPDが読み出
される。ここで、「プロフィール1」および「プロフィ
ール2」とは、該当パート奏者が得意とする”パート”
を表わす。 【0027】(9)プロフィール表示データテーブルP
DTの構成 次に、図12は、プロフィール表示データテーブルPD
Tの構成を示す図である。この図に示すように、プロフ
ィール表示データテーブルPDTには、上記プロフィー
ルデータテーブルPDTから読み出されるプロフィール
データPDを表示画面上に表示させるためのプロフィー
ル表示データPRFDが格納されている。 【0028】(10)画像発生系の構成 以上に説明したメンバーヘッダーテーブルMHT(図9
参照)と、キャラクタデータテーブルCDT(図10参
照)と、プロフィールデータテーブルPDT(図11参
照)と、プロフィール表示データテーブルPRFT(図
12参照)とは、図13に示す画像発生系を構成する。
すなわち、後述する伴奏パターン設定系(図15参照)
から供給されるメンバー識別子MID(あるいは後述す
るメンバーチェンジ識別子MCID)に基づいて指定さ
れる「メンバー」の音色TCおよびキャラクタアドレス
CAがメンバーヘッダーテーブルMHTから読み出され
る。この内、音色TCは前述した伴奏パターン発生系
(図8参照)において音源6に供給され、一方、キャラ
クタアドレスCAはキャラクタデータテーブルCDTに
供給される。 【0029】キャラクタデータテーブルCDTでは、こ
のキャラクタアドレスCAに従って該当メンバーの似顔
絵を表示するための顔表示データFDDと、該当メンバ
ーのプロフィールを指定するプロフィールアドレスPA
とを読み出す。顔表示データFDDは、後述する表示処
理系(図17参照)に供給される。一方、プロフィール
アドレスPAは、プロフィールデータテーブルPDTに
供給される。プロフィールデータテーブルPDTは、プ
ロフィールアドレスPAに対応したプロフィールデータ
PDを読み出してプロフィール表示データテーブルPR
FTに与え、当該テーブルPRFTよりプロフィール表
示データPRFDを出力させる。プロフィール表示デー
タPRFDは、後述する表示処理系(図17参照)に供
給される。 【0030】この図に示す画像発生系では、上述した各
テーブルMHT,CDT,PDTおよびPRFTに従っ
て選択されたメンバー(パート奏者)の似顔絵を形成す
る顔表示データFDDと、当該メンバーのプロフィール
文を表示するためのプロフィール表示データPRFDと
を発生する一方、メンバーサーチ部を含む。メンバーサ
ーチ部は、プロフィール選択機能PRFS、レジスタR
G3および検索機能SRから形成される。プロフィール
選択機能PRFSは、前述したメンバーサーチキー10
dが操作された場合に機能するものであり、バンドメン
バーとして登録されるメンバー群のプロフィールから特
定のプロフィールデータPDを選択する。 【0031】レジスタRG3は、先に選択されたプロフ
ィールデータPDを一時記憶するレジスタRG3−1
と、次に選択されたプロフィールデータPDを一時記憶
するレジスタRG3−2とからなる。エンターキー12
の操作に応じて生成される確定信号が供給された場合に
レジスタRG3−2にストアされているプロフィールデ
ータPDが次段の検索機能SRにセットされる。検索機
能SRは、レジスタRG3から供給されるプロフィール
データPDに基づき、プロフィールデータテーブルPD
Tを逆引きして対応するメンバー識別子MIDを検索し
て出力する。 【0032】(11)バンドメンバーリストテーブルB
MLの構成 次に、伴奏パターン設定系(後述する)において用いら
れるバンドメンバーリストテーブルBMLの構成につい
て図14を参照して説明する。このテーブルBMLは、
バンド名BN毎に各パート奏者のメンバー識別子MID
がバンド単位で登録されており、バンド名BNを選択す
ることで、対応するバンドの各パート奏者全員のメンバ
ー識別子MIDが読み出される。 【0033】(12)伴奏パターン設定系の構成 図15は、ユーザーの選択操作に応じた伴奏パターンを
設定/変更する伴奏パターン設定系の構成を示す図であ
る。この設定系では、ユーザーの選択操作に基づくモー
ドとして「リズム選択」、「バンド選択」、「メンバー
チェンジ選択」および「ユーザーバンド登録」がなされ
るようになっており、以下、こうした各機能毎について
説明する。 【0034】リズム選択機能 リズム選択RSでは、各種伴奏スタイルを表わすリズム
種類のいずれかが選択操作された場合、その選択された
リズム種類に対応するリズム番号RNを発生し、前述し
たメンバーテーブルMBT(図4参照)に供給する一
方、伴奏パターン発生系におけるパターンヘッダテーブ
ルPHTおよびメンバーパターンテーブルMPT(図5
および図6参照)に供給する。そして、メンバーテーブ
ルMBTから選択されたリズム番号RNに対応してプリ
セットされている各バンドメンバー全員のメンバー識別
子MIDが切換選択部SELを介してレジスタRG1に
ストアされる。レジスタRG1に格納される各バンドメ
ンバーのメンバー識別子MIDは、メンバーパターンテ
ーブルMPT(図6参照)およびメンバーヘッダーテー
ブルMHT(図9参照)に与えられる。これにより、リ
ズム種類毎に予めプリセットされるバンドメンバーに対
応した伴奏パターンデータAPDおよび音色TCが伴奏
パターン発生系(図8参照)において生成される一方、
画像発生系(図13参照)に各バンドメンバーのメンバ
ー識別子MIDが供給される。なお、リズム種類毎に予
めプリセットされるバンドメンバーを以下、オリジナル
メンバーと称す。 【0035】バンド選択機能 上記リズム選択過程において、バンドを設定するバンド
フィクスBFが機能すると、切換選択部SELがテーブ
ルBMLの出力側を選択し、バンド選択BSによりバン
ド名を選択し得る。すなわち、リズム種類を選択した状
態でバンド名を選択すると、選択操作に応じたバンド名
BSがバンドメンバーリストテーブルBMLに与えら
れ、これに応じて当該テーブルBMLよりバンド名BN
に対応する各パート奏者のメンバー識別子MIDが読み
出される。 【0036】そして、このメンバー識別子MIDがレジ
スタRG1にストアされる。この状態でエンターキー1
2の操作によりリズム選択を確定させた場合、当該レジ
スタRG1に格納される各バンドメンバーのメンバー識
別子MIDが読み出されて、メンバーパターンテーブル
MPT(図6参照)およびメンバーヘッダーテーブルM
HT(図9参照)に与えられる一方、画像発生系(図1
3参照)に各バンドメンバのメンバー識別子MIDが供
給される。 【0037】メンバーチェンジ選択機能 上記リズム選択あるいはバンド選択によりレジスタRG
1に格納されたバンドメンバーを交替させる際には、チ
ェンジメンバー選択MCSを機能させる。チェンジメン
バー選択MCSでは、レジスタRG2にメンバーチェン
ジ対象のメンバー識別子MCID(MID)と新たに登
録するメンバーを表わすメンバーチェンジ識別子MCI
D(MID)とをストアしておき、レジスタRG1に格
納されているメンバー識別子MIDをメンバーチェンジ
識別子MCID(MID)に更新する一方、このメンバ
ーチェンジ識別子MCID(MID)を画像発生系(図
13参照)に供給する。なお、レジスタRG1において
所定パートのみメンバーチェンジ識別子MCID(MI
D)に更新された各バンドメンバーのメンバー識別子M
IDは、伴奏パターン発生系および画像発生系に与えら
れる。この結果、バンドメンバー中の所定パートのメン
バーを他のメンバーに入れ替えることが可能になる。 【0038】ユーザーバンド登録 セーブSV機能時において、ユーザーバンド記憶領域選
択UMSは、レジスタRG4を介してレジスタUB1〜
UB16に16種のユーザーバンドを登録する。なお、
レジスタUB1〜UB16は、電気的に書き換え可能な
不揮発性メモリで構成される。また、ユーザーバンドと
は、各パート奏者を好みに応じて選択して組み合わせた
バンドである。レジスタUB1〜UB16に登録された
ユーザーバンドは、バンドフィクスBF機能時かつロー
ド機能時において、レジスタRG4にストアされる値を
読み出しアドレスとしてレジスタUB1〜UB16から
読み出され、レジスタRG1にセットされる。そして、
当該レジスタRG1に格納されたユーザーバンドの各パ
ート奏者を表わすメンバー識別子MIDが読み出され、
伴奏パターン発生系および画像発生系に与えられる。こ
の結果、ユーザーの好みに応じて設定されたバンドメン
バーに対応した伴奏パターンが生成されると共に、ユー
ザーバンドが表示画面に似顔絵表示されることになる。 【0039】(13)モード制御系の構成 次に、上述した伴奏パターン設定系および表示処理系
(後述する)の処理モードを制御するモード制御系の構
成について図16を参照して説明する。図において、確
定機能ENTは、エンターキー12(図2参照)が操作
された場合に確定信号を発生する。取消機能CNCL
は、キャンセルキー11が操作された場合に取消信号を
発生する。カーソル機能CURは、カーソルキー14a
〜14dに応じて上下左右方向へカーソルを移動指示す
るカーソル信号を発生する。モード選択機能MODS
は、ファンクションキー10の操作態様に応じてノーマ
ルモードNM、メンバーチェンジモードMCおよびメン
バーサーチモードMSのいずれかを指定する。メンバー
チェンジモードMCでは、チェンジメンバー選択機能M
CSが後述する点滅信号Iを発生する。 【0040】(14)表示制御系の構成 図17は表示制御系の概念構成を示す図である。表示制
御系は、表示切換部DSELの指示に応じてディスプレ
イ8に表示される画面を「通常画面DSP1」、「ユー
ザーバンド画面DSP2」および「メンバーサーチ画面
DSP3」に切換える。なお、通常画面DSP1は、上
述したモード制御系が指定するモードに従ってノーマル
NM、バンドフィクスBFおよびメンバーチェンジMC
に対応する画面となる。表示切換部DSELは、前述し
た伴奏パターン発生系および画像発生系から供給される
データ、すなわち、「バンド名BN」、「顔表示データ
FDD」、「プロフィール表示データPRFD」、「点
滅信号I」および「リズム番号RN」を、各種モード信
号(NM,MS)や制御信号(取消、確定、Load/
Save)に従って上記各画面DSP1〜DSP3を画
面表示する。 【0041】(15)表示処理系の構成 次に、図18は上記表示制御系の指示の下にディスプレ
イ8に対応する画面を表示させる表示処理系の構成を示
す図である。この図において、G1〜G3はゲートであ
る。ゲートG1,G2はそれぞれモード信号MC(メン
バーチェンジモード)に応じて顔表示データFDD、プ
ロフィール表示データPRFDを表示/非表示制御す
る。ゲートG3はバンドフィクス時にのみバンド名BN
を表示させる。W1〜W6はそれぞれ表示画面DSP上
に設けられる表示エリアである。表示エリアW1には、
リズム番号RNに対応するリズム種類が表示される。表
示エリアW2には、バンドメンバー各人の似顔絵が顔表
示データFDDに応じて表示される。表示エリアW3に
は、各パート名称が表示されると共に、各パート名称を
選択した時に対応するパートを、点滅信号Iに応じてブ
リンキング表示する。表示エリアW4には、メンバーチ
ェンジMCモード下でメンバー交替候補となるパート奏
者の似顔絵が顔表示データFDDに応じて表示される。
表示エリアW5には、バンドフィクスBFモード下にて
バンド名が表示される。表示エリアW6には、メンバー
チェンジMCモード下でメンバー交替候補となるパート
奏者のプロフィールがプロフィール表示データPRFD
に応じて表示される。 【0042】D.実施例の動作 次に、図19〜図36を参照して本実施例の動作につい
て説明する。ここでは、最初に、概略動作としてメイン
ルーチンの動作について説明した後、同メインルーチン
においてコールされる各種処理ルーチンの動作を、操作
態様に応じて場合分けして説明する。 【0043】(1)メインルーチンの動作(概略動作) まず、本実施例による電子楽器に電源が投入されると、
CPU3はROM4から所定の制御プログラムをロード
し、図19に示すメインルーチンを実行してステップS
A2に処理を進める。ステップSA2では、RAM5に
設けられる各種レジスタやフラグ類をリセットすると共
に、ROM4に記憶されている各種データテーブルを読
み出してRAM5の所定エリアに初期値として格納す
る。また、このステップSA2において、CPU3は音
源6に対して発音チャンネルレジスタをゼロクリアする
よう指示する。発音チャンネルレジスタとは、音源6内
部に設けられるレジスタであって、CPU4の指示の下
に各発音チャンネル毎に割り当てられる楽音パラメータ
を一時記憶するものである。 【0044】こうして各種レジスタ類を初期化したり、
初期値をセットしたりするイニシャライズが完了する
と、CPU3は次のステップSA4に処理を進め、コン
ソール上に配設される各種パネルスイッチ2の操作に応
じたスイッチ処理、例えば、カーソルキー14の操作に
より自動伴奏パラメータを選択する等の処理を行い、続
いて、ステップSA6に進むと、上記ステップSA4に
おいて自動伴奏開始が設定されていれば、予め設定され
た自動伴奏パラメータに応じて伴奏音の発音を指示する
自動伴奏処理を行う。次に、ステップSA8に進むと、
通常の鍵盤操作に応じた楽音の発生を指示する鍵盤処理
を行う。そして、この後、ステップSA10に処理を進
め、例えば、コンソール上に配設される各種パネルスイ
ッチ2の操作を検出するためのスイッチ走査を行う等、
その他の処理を行う。次いで、CPU3はステップSA
4に処理を戻し、以後ステップSA4〜SA10を繰り
返して押離鍵操作やスイッチ操作の内容に従って音源6
に楽音あるいは伴奏音の発生を指示する。 【0045】(2)スイッチ処理ルーチンの基本動作 ここでは、最初に、パネルスイッチ2が何等操作されな
い場合におけるスイッチ処理ルーチンの基本的な動作に
ついて説明する。上述したメインルーチンのステップS
A4を介して図20に示すスイッチ処理ルーチンが起動
されると、CPU3はステップSB2に進み、スイッチ
操作の有無を判断する。ここで、ユーザーが何等スイッ
チ操作を行わないと、スイッチイベントが発生しないか
ら、判断結果は「NO」となり、図21に示すステップ
SB16に処理を進める。ステップSB16では、後述
するフラグMCFが「1」であるか否かを判断するが、
この場合、何等スイッチ操作されていないので、全フラ
グは「0」となっているため、ここでの判断結果は「N
O」となり、図22に示すステップSB28に進む。 【0046】ステップSB28では、フラグMSFが
「1」であるか否かを判断するが、この場合も判断結果
は「NO」となり、図23に示すステップSB34に進
む。ステップSB34に進むと、CPU3はフラグLD
Fが「1」であるか否かを判断するが、ここでも判断結
果は「NO」となり、図24に示すステップSB42に
進む。ステップSB42では、フラグSAFが「1」で
あるか否かを判断するが、この場合も判断結果は「N
O」となり、次のステップSB44に進む。そして、ス
テップSB44では、さらにフラグBFFが「1」であ
るか否かを判断するが、ここでの判断結果は「NO」と
なるので、次のステップSB46に進む。ステップSB
46に進むと、CPU3は前述した表示切換部DSEL
(図17参照)に対して画面DSP1を表示させるよう
指示する。 【0047】次いで、ステップSB48に進むと、表示
エリアW2(図18参照)にレジスタRG1の値に対応
するバンドメンバー表示を指示する。なお、この場合、
レジスタRG1(図15参照)には、オリジナルメンバ
ーを表わすメンバー識別子MIDがイニシャライズ時点
でストアされるものとしている。そして、次のステップ
SB50では、表示エリアW1においてリズム番号RN
に対応するカーソル位置部分を点滅表示するよう指示す
る。これにより、デイスプレイ8には図3に図示するノ
ーマル画面(通常画面DSP1)が表示されることにな
る。このように、スイッチ処理ルーチンでは、パネルス
イッチ2が何等操作されない場合、イニシャライズ時点
でセットされる初期伴奏パラメータを、各バンドメンバ
ーの似顔絵として画面表示するようになっており、こう
した画面表示は後述する各種パネルスイッチ2の操作に
応じて設定される伴奏パラメータに伴って変更される。
以下、それについて順次説明する。 【0048】(3)スイッチ処理ルーチンにおける各種
動作 ここでは、パネルスイッチ2に配設されるファンクショ
ンキー10,キャンセルキー11,エンターキー12,
バンドフィクスキー13およびカーソルキー14の操作
に応じて実行される各種動作について説明する。 リズム選択する時の動作 (a)カーソルキー14の操作 上述した基本動作によって、デイスプレイ8に図3に図
示するノーマル画面(通常画面DSP1)が表示されて
いる時、ユーザーが所望のリズム種類を選択すべくカー
ソルキー14を操作したとする。そうすると、このキー
操作に応じて図20に示すステップSB2の判断結果が
「YES」となり、CPU3はステップSB4に処理を
進める。ステップSB4では、発生したイベントに基づ
き、パネルスイッチ2のどれが操作されたかを判断す
る。この場合、カーソルキー14が操作されたので、ス
テップSB14に進み、図30に示すカーソル処理ルー
チンを実行してステップSG2に処理を進める。 【0049】ステップSG2では、現在のモードを判断
する。この場合、ノーマルNMモードであるから、CP
U3はステップSG4に処理を進める。ステップSG4
では、フラグBFFが「1」、すなわち、バンドフィク
スモードBF下にあるか否かを判断するが、この場合、
バンドフィクスキー13は操作されていないので、判断
結果は「NO」となり、ステップSG14に進む。ステ
ップSG14では、操作されたカーソルキー14が上下
移動させるキー14a,14bのいずれかが操作された
かどうかを判断する。この場合、表示エリアW1に表示
されるリズム種類を選択するため、上下移動させるキー
14a,14bが操作される。 【0050】したがって、ここでの判断結果は「YE
S」となり、ステップSG16に処理を進める。ステッ
プSG16では、このキー14aあるいはキー14bの
操作に応じて指定されるリズム種類に対応するリズム番
号RNに基づき、メンバーテーブルMBT(図4参照)
が読み出され、当該リズム番号RNに対応するメンバー
識別子MIDがレジスタRG1にストアされ、レジスタ
RG1の内容が更新される。そして、この後、CPU3
は一旦、このカーソル処理ルーチンを終了してスイッチ
処理ルーチンへ復帰する。 【0051】(b)表示処理 一方、CPU3は前述したスイッチ処理ルーチンの基本
動作動作と同様に、ステップSB16,SB28,SB
34,SB42およびSB44の判断結果をいずれも
「NO」としてステップSB46〜SB50を実行し、
表示エリアW2にレジスタRG1に格納されたメンバー
識別子MIDに対応するバンドメンバー表示を指示する
と共に、表示エリアW1においてリズム番号RNに対応
するカーソル位置部分を点滅表示するよう指示する。こ
れにより、図3に示す一例のように、表示エリアW1内
のカーソル位置でリズム種類が選択される。 【0052】バンド選択する時の動作 (a)バンドフィクスキー13の操作 次に、バンド選択するには、バンドフィクスキー13を
操作する。バンドフィクスキー13が操作されると、ス
テップSB2(図20)の判断結果が「YES」とな
り、ステップSB4の判断を介してステップSB8に進
み、図27に示すバンドフィクス処理ルーチンを実行し
てステップSD2に処理を進める。ステップSD2に進
むと、CPU3はレジスタBFFに格納されるバンドフ
ィクスフラグBFFを反転させる。この場合、バンドフ
ィクスフラグBFFは、バンドフィクスキー13がオン
状態を表わす「1」にセットされる。 【0053】バンドフィクスフラグBFFが「1」にな
ると、図24に示すステップSB44の判断結果が「Y
ES」となり、図25に示すステップSB52に処理を
進める。ステップSB52では、表示切換部DSEL
(図17参照)に画面DSP1表示を指示し、続く、ス
テップSB54ではバンドフィクスキー13の操作に応
じて生成される信号Fixに基づきゲートG3(図18
参照)がオンされて表示エリアW5の表示を可能にする
一方、同エリアW5にバンド名BNに対応するバンド名
表示位置を点滅表示する。次いで、ステップSB56に
進むと、表示エリアW1にてリズム番号RNに対応する
リズム種類位置を点滅表示させる。これにより、ディス
プレイ8には、図31に図示するノーマル画面(バンド
フィクス)が表示される。 【0054】(b)カーソルキー14の操作 そして、この状態でカーソルキー14を操作すると、ス
テップSB14(図20参照)を介して図30のカーソ
ル処理ルーチンが実行され、この場合、バンドフィクス
状態にあるから、ステップSG4に進み、フラグBFF
が「1」であるか否かを判断する。そして、いま、フラ
グBFFは「1」であるので、判断結果は「YES」と
なり、ステップSG6に進む。ステップSG6では、カ
ーソルキー14の向きに応じて処理を分岐する。ここ
で、左キー14dが操作された時には、ステップSG1
0に進み、リズム種類が変更可能となるべく設定する。
また、右キー14cが操作された時には、ステップSG
8に進み、バンド名BNが変更可能となるべく設定す
る。 【0055】一方、カーソルを上下方向へ移動させる上
下キー14a,14bが操作された時には、ステップS
G12に進み、キー操作に連れて表示エリアW1若しく
はW5内を上に移動(あるいは下に移動)する。つま
り、既にステップSG10の処理により、リズム種類が
変更可能に設定されていれば、上下キー14a,14b
の操作によてリズム種類が選択され、選択されたリズム
種類に対応するリズム番号RNが伴奏パターン発生系
(図8参照)へ送出される。(この時、2つのリズム番
号RNおよびメンバーテーブルMBTに基づいてオリジ
ナルメンバーが出力されるが、バンドフィクス時は切換
選択部SELがバンドメンバーリズトテーブルBMLの
出力側を選択しているので、オリジナルメンバーはレジ
スタRG1にはセットされない。(図15参照))ま
た、既にステップSG8の処理によりバンド名が変更可
能に設定されていれば、バンド名BNが選択され、選択
されたバンド名BNおよびバンドメンバーリストテーブ
ルBMLに基づいて全メンバーのメンバー識別子MID
がレジスタRG1にセットされる。これにより、リズム
種類に関係なく所望のバンド名BNが設定される。 【0056】メンバ−チェンジ時の動作 (a)メンバーチェンジキー10eの操作 次に、バンド選択した後に、所望のパートのメンバを新
たなメンバーに変更するメンバ−チェンジ動作について
説明する。メンバ−チェンジするには、メンバーチェン
ジキー10eを操作する。メンバーチェンジキー10e
が操作されると、CPU3は、図20に示すステップS
B2,SB4を介してステップSB6に処理を進め、図
26に示すファンクションキー処理ルーチンを実行して
ステップSC2に処理を進める。ステップSC2では、
選択された機能に応じて処理を分岐させ、この場合、メ
ンバーチェンジキー10eの操作に応じてステップSC
18に進む。ステップSC18では、前述したレジスタ
RG2−1,RG2−2(図15参照)をそれぞれゼロ
リセットし、続く、ステップSC20では、レジスタM
CFに格納されるメンバーチェンジフラグMCFを
「1」にセットする。 【0057】(b)カーソルキー14の操作 次いで、チェンジすべきパートを左右カーソルキー14
c,14dで選択操作すると、図30に示すカーソル処
理ルーチンが実行され、ステップSG2を介してステッ
プSG18に処理を進める。ステップSG18では、ど
の方向のカーソルキーが操作されたかを判断する。この
場合、左右カーソルキー14c,14dが操作されるか
ら、ステップSG20に進む。ステップSG20では、
左右カーソルキー14c,14dの操作で指定されたパ
ート、すなわち、交替すべきパートを表わすメンバーチ
ェンジ識別子MCID(MID)がレジスタRG2−1
に格納される。 【0058】そして、上下カーソルキー14a,14b
を操作してチェンジ候補となるパートを選択すると、再
び図30に示すカーソルキー処理ルーチンが実行されて
ステップSG2を介してステップSG18に進み、この
場合、上下カーソルキー14a,14bが操作されるか
ら、ステップSG22に処理を進める。ステップSG2
2では、上下カーソルキー14a,14bの操作で指定
されたパート、すなわち、新たに登録するパートを表わ
すメンバーチェンジ識別子MCID(MID)がレジス
タRG2−2に格納される。 【0059】(c)キャンセルキー11の操作 なお、この状態でメンバーチェンジを中止する時には、
キャンセルキー11を操作する。そうすると、CPU3
は図20に示すステップSB12を介して図29に示す
キャンセル処理ルーチンが実行されてステップSF2に
処理を進める。ステップSF2では、状態に応じて処理
分岐し、この場合、メンバーチェンジ中であるので、ス
テップSF10に進み、レジスタMCFに格納されるメ
ンバーチェンジフラグMCFを「0」にセットし、続
く、ステップSF12では、レジスタRG2をゼロリセ
ットする。これにより、メンバーチェンジ状態から前述
したノーマル状態に戻る。 【0060】(d)表示処理 一方、上記のように、左右カーソルキー14c,14d
の操作に応じてレジスタRG2−1に交替すべきパート
を表わすメンバーチェンジ識別子MCID(MID)が
ストアされ、上下カーソルキー14a,14bの操作に
応じてレジスタRG2−2に新たに登録するパートを表
わすメンバーチェンジ識別子MCID(MID)が登録
されている状態で、CPU3がスイッチ処理ルーチンに
処理を戻すと、ステップSB16(図21参照)に処理
を進める。ステップSB16では、フラグMCFが
「1」であるかどうかを判断するが、この場合、上記フ
ァンクションキー処理ルーチンにおいて当該フラグMC
Fが「1」とされるため、判断結果が「YES」とな
り、次のステップSB18に処理を進める。ステップS
B18では、表示切換部DSELに画面DSP1を表示
するよう指示し、続く、ステップSB20では、表示エ
リアW2にレジスタRG1の値に対応するバンドメンバ
ーを表示するよう指示する。 【0061】次いで、ステップSB22に進むと、CP
U3はゲートG1,G2(図18参照)をオン状態とし
て表示エリアW4、W6をそれぞれ表示可能とし、表示
エリアW4にはレジスタRG2−2の値に対応した顔表
示データFDDの表示を指示し、一方、表示エリアW6
にはレジスタRG2−2の値に対応したプロフィール表
示データPRFDの表示を指示する。そして、ステップ
SB24に進むと、表示エリアW3にレジスタRG2−
1の値に対応したメンバー位置を点滅表示させ、さら
に、ステップSB26では、表示エリアW1においてリ
ズム番号RNに対応するリズム種類の部分を点滅表示す
る。これにより、ディスプレイ8には図32に図示する
形態で画面表示がなされる。 【0062】(e)エンターキー12の操作 そして、こうしてメンバーチェンジ操作したバンドメン
バーを確定するには、エンターキー12を操作する。エ
ンターキー12が操作されると、CPU3は図20に示
すステップSB2,SB4を介してステップSB10を
実行する。これにより、図28に示すエンター処理ルー
チンが起動され、ステップSE2に処理が進む。ステッ
プSE2では、フラグ状態に応じて処理を分岐させ、こ
の場合には、フラグMCFが「1」であるから、ステッ
プSE14に進む。 【0063】ステップSE14では、レジスタRG2−
1の内容(メンバーチェンジ識別子MCID(MI
D))によって指定されるレジスタRG1のエリア、す
なわち、バンドメンバが記憶されているエリアに、レジ
スタRG2−2に記憶されているメンバーチェンジ識別
子MCIDをストアする。この結果、前述した伴奏パタ
ーン発生系(図8参照)がメンバーチェンジされた全メ
ンバーに対応する伴奏パターンを発生し、音源6に供給
することになる。そして、エンターキー12が操作され
た後、表示画面は図33に図示するように、ノーマル画
面に復帰する。 【0064】ユーザーバンド登録時の動作 (a)セーブキー10aの操作 次いで、上記メンバーチェンジ時の動作により新たなメ
ンバーが編入されたバンドメンバー、すなわち、レジス
タRG1にストアされている各バンドメンバーのメンバ
ー識別子MIDを保存登録するには、セーブキー10a
を操作する。セーブキー10aが操作されると、CPU
3は図20に示すステップSB2,SB4を介してステ
ップSB6を実行する。これにより、図26に示すファ
ンクション処理ルーチンが起動され、ステップSC2に
処理が進む。ステップSC2では、操作状態に応じて処
理を分岐させ、この場合には、セーブキー10aが操作
されるので、ステップSC4に進み、レジスタRG4を
ゼロリセットし、続く、ステップSC6では、レジスタ
SAFに格納されるセーブフラグSAFを「1」にセッ
トする。セーブフラグSAFは「1」の時にセーブ状態
を表わす。 【0065】(b)カーソルキー14の操作 そして、ユーザーバンドを登録する位置に上下キー14
a,14bのいずれかを操作すると、CPU3は図30
に示すカーソル処理ルーチンを実行し、ステップSG2
を介してステップSG30に処理を進める。ステップS
G30では、上下カーソル14a,14bのいずれかが
操作されるか否かを判断し、この場合、操作されるか
ら、判断結果は「YES」となり、次のステップSG3
2に進み、キー14a(あるいはキー14b)の操作で
カーソルが位置する値に応じてレジスタRG4を更新す
る。 【0066】(c)表示処理 一方、上記のように、上下カーソル14a,14bの操
作に応じてレジスタRG4にユーザーバンド登録位置を
表わす値がストアされている状態で、CPU3がスイッ
チ処理ルーチンに処理を戻すと、図24に示すステップ
SB42の判断結果が「YES」となり、図23に示す
ステップSB38に処理を進める。ステップSB38で
は、表示切換部DSELに画面DSP2を表示するよう
指示し、続く、ステップSB40では、レジスタRG4
に格納されるユーザーバンド登録位置に基づき、対応す
る表示位置を点滅表示させる。これにより、図34に示
すユーザーバンド画面がディスプレイ8に表示され、こ
の表示例の場合、「User Band1」の位置が点
滅表示する。 【0067】(d)エンターキー12の操作 そして、こうしてユーザーバンド登録位置が定まり、レ
ジスタRG1にストアされているメンバーチェンジ後の
各メンバー識別子MIDをレジスタUBに登録保存する
には、エンターキー12を操作する。エンターキー12
が操作されると、CPU3は図20に示すステップSB
2,SB4を介してステップSB10を実行する。これ
により、図28に示すエンター処理ルーチンが起動さ
れ、ステップSE2に処理が進む。ステップSE2で
は、フラグ状態に応じて処理を分岐させ、この場合に
は、フラグSAFが「1」であるから、ステップSE4
に進む。ステップSE4では、レジスタRG4の内容を
書込みアドレスとしてレジスタUBにレジスタRG1の
値、すなわち、メンバーチェンジされた後の各メンバー
識別子MIDが順次書き込まれる。なお、図34に示す
一例の場合、レジスタUB1にメンバーチェンジされた
後の各メンバー識別子MIDが書き込まれる。 【0068】(e)キャンセルキー11の操作 ところで、上記エンターキー12を操作する以前に、ユ
ーザーバンド登録を中止したい場合には、キャンセルキ
ー11を操作する。そうすると、CPU3は図20に示
すステップSB12を介して図29に示すキャンセル処
理ルーチンが実行されてステップSF2に処理を進め
る。ステップSF2では、状態に応じて処理分岐し、こ
の場合、セーブ中であるので、ステップSF4に進み、
レジスタSAFに格納されるセーブフラグSAFを
「0」にセットする。これにより、ディスプレイ8の画
面はユーザーバンド画面から前述したノーマル画面に戻
る。 【0069】ユーザーバンド読み出し時(バンドフィ
クス)の動作 次に、上述したユーザーバンド登録においてレジスタU
Bにストアされたバンドメンバー(メンバー識別子MI
D)を読み出す動作について説明する。 (a)バンドフィクスキー13の操作 この場合、前述したバンド選択と同様に、バンドフィク
スキー13を操作する。バンドフィクスキー13が操作
されると、ステップSB2(図20)の判断結果が「Y
ES」となり、ステップSB4の判断を介してステップ
SB8に進み、図27に示すバンドフィクス処理ルーチ
ンを実行してステップSD2に処理を進める。ステップ
SD2に進むと、CPU3はレジスタBFFに格納され
るバンドフィクスフラグBFFを反転させる。ここで、
バンドフィクスフラグBFFは、バンドフィクスキー1
3がオン状態を表わす「1」にセットされたとする。 【0070】(b)ロードキー10bの操作 次に、バンドフィクスフラグBFFが「1」になった状
態でロードキー10bを操作する。そうすると、CPU
3は図20に示すステップSB2,SB4を介してステ
ップSB6を実行する。これにより、図26に示すファ
ンクション処理ルーチンが起動され、ステップSC2に
処理が進む。ステップSC2では、操作状態に応じて処
理を分岐させ、この場合には、ロードキー10bが操作
されているから、ステップSC8に進む。ステップSC
8では、レジスタRG4の内容をゼロリセットし、続
く、ステップSC10では、レジスタLDFに格納され
るロードフラグLDFを「1」にセットする。 【0071】(c)カーソルキー14の操作 そして、ユーザーバンドが登録されている位置に上下キ
ー14a,14bのいずれかを操作して所望のユーザー
バンドを選択操作すると、CPU3は図30に示すカー
ソル処理ルーチンを実行し、ステップSG2を介してス
テップSG30に処理を進める。ステップSG30で
は、上下カーソル14a,14bのいずれかが操作され
るか否かを判断し、この場合、操作されるから、判断結
果は「YES」となり、次のステップSG32に進み、
キー14a(あるいはキー14b)の操作でカーソルが
位置する値に応じてレジスタRG4を更新する。 【0072】(d)表示処理 一方、上記のように、上下カーソル14a,14bの操
作に応じてレジスタRG4にユーザーバンド登録位置を
表わす値がストアされている状態で、CPU3がスイッ
チ処理ルーチンに処理を戻すと、図23に示すステップ
SB34の判断結果が「YES」となり、次のステップ
SB36に処理を進める。ステップSB36では、フラ
グBFFが「1」であるか否かを判断するが、この場
合、バンドフィクス中であるため、判断結果は「YE
S」となり、ステップSB38に進み、表示切換部DS
ELに画面DSP2を表示するよう指示する。次いで、
ステップSB40に進み、レジスタRG4の値に対応す
るバンド登録位置を点滅表示するよう指示する。この結
果、ディスプレイ8には、図34に図示するユーザーバ
ンド画面が表示され、カーソル操作に応じて選択された
ユーザーバンド登録位置がブリンクする。 【0073】(e)エンターキー12の操作 こうしてユーザーバンド登録位置が定まり、レジスタU
Bに登録保存されているユーザーバンドの各メンバー識
別子MIDを、レジスタRG1にロードさせるには、エ
ンターキー12を操作する。エンターキー12が操作さ
れると、CPU3は図20に示すステップSB2,SB
4を介してステップSB10を実行する。これにより、
図28に示すエンター処理ルーチンが起動され、ステッ
プSE2に処理が進む。ステップSE2では、フラグ状
態に応じて処理を分岐させ、この場合には、フラグLD
Fが「1」であるから、ステップSE6に進む。ステッ
プSE6では、レジスタRG4の内容を読み出しアドレ
スとしてレジスタUBから読み出したユーザーバンドの
各メンバー識別子MIDをレジスタRG1にロードす
る。これにより、ユーザーバンドを形成する各パート毎
の伴奏パターンが、前述した伴奏パターン設定系および
伴奏パターン発生系を介して音源6に与えられることに
なる。 【0074】(f)キャンセルキー11の操作 ところで、上記エンターキー12を操作する以前に、ユ
ーザーバンドの読み出しを中止したい場合には、キャン
セルキー11を操作する。そうすると、CPU3は図2
0に示すステップSB12を介して図29に示すキャン
セル処理ルーチンが実行されてステップSF2に処理を
進める。ステップSF2では、状態に応じて処理分岐
し、この場合、ロード中であるので、ステップSF6に
進み、レジスタLDFに格納されるロードフラグLDF
を「0」にセットする。これにより、ディスプレイ8の
画面はユーザーバンド画面から前述したノーマル画面に
戻る。 【0075】メンバーサーチ時の動作 次に、各パート奏者毎に付与されるプロフィールデータ
PD(「プロフィール1」および「プロフィール2」)
に基づいてメンバーを検索するメンバーサーチ時の動作
について説明する。 (a)メンバーサーチキー10dの操作 メンバーサーチ時にはメンバーサーチキー10dを操作
する。メンバーサーチキー10dが操作されると、CP
U3は図20に示すステップSB2,SB4を介してス
テップSB6を実行する。これにより、図26に示すフ
ァンクション処理ルーチンが起動され、ステップSC2
に処理が進む。ステップSC2では、操作状態に応じて
処理を分岐させ、この場合には、メンバーサーチキー1
0dが操作されるので、ステップSC14に進み、レジ
スタRG3−1,RG3−2をゼロリセットし、続く、
ステップSC16では、レジスタMSFに格納されるメ
ンバーサーチフラグMSFを「1」にセットする。 【0076】(b)カーソルキー14の操作 そして、検索対象となる「プロフィール1」あるいは
「プロフィール2」のいずれかを選択すべく左右キー1
4c,14dのいずれかを操作すると、CPU3は図3
0に示すカーソル処理ルーチンを実行し、ステップSG
2を介してステップSG24に処理を進める。ステップ
SG24では、上下左右カーソル14a〜14dのいず
れが操作されたか否かを判断する。この時、左右キー1
4c,14dが操作されるから、ステップSG26に進
み、操作されたのが、左キー14dであれば、「プロフ
ィール1」が変更可能となるべく設定し、右キー14c
であれば、「プロフィール2」が変更可能となるべく設
定する。このように、変更可能に設定された「プロフィ
ール1」あるいは「プロフィール2」を上下キー14
a,14bのいずれかを操作して選択する。つまり、左
キー14dを操作した後に上下キー14a,14bを操
作すると、プロフィール1(楽器)が選択されてレジス
タRG3ー1を更新する。また、右キー14cを操作し
た後に上下キー14a,14bを操作すると、プロフィ
ール2(リズム)が選択されてレジスタRG3ー2を更
新する。 【0077】(c)表示処理 一方、上記のように、上下左右カーソル14a〜14d
の操作に応じてレジスタRG3−1にプロフィール1
が、レジスタRG3−2にプロフィール2がストアされ
ている状態で、CPU3がスイッチ処理ルーチンに処理
を戻すと、図22に示すステップSB28の判断結果が
「YES」となり、次のステップSB30に処理を進め
る。ステップSB30に進むと、CPU3は、表示切換
部DSELに画面DSP3を表示するよう指示し、続
く、ステップSB32では、レジスタRG3−1,3−
2にそれぞれ格納されるプロフィール1とプロフィール
2とに対応する表示位置を点滅表示させる。これによ
り、図35に示すメンバーサーチ画面がディスプレイ8
に表示される。 【0078】(d)エンターキー12の操作 そして、こうして検索対象(プロフィール1およびプロ
フィール2)が定まった状態で検索を開始させるには、
エンターキー12を操作する。エンターキー12が操作
されると、CPU3は図20に示すステップSB2,S
B4を介してステップSB10を実行する。これによ
り、図28に示すエンター処理ルーチンが起動され、ス
テップSE2に処理が進む。ステップSE2では、フラ
グ状態に応じて処理を分岐させ、この場合には、フラグ
MSFが「1」であるから、ステップSE8に進む。ス
テップSE8では、前述した検索機能SR(図13参
照)にレジスタRG3−1,3−2の内容を供給する。 【0079】そして、ステップSE10ではこの検索機
能SRに検索指示を与え、続く、ステップSE12で
は、当該検索機能SRから出力される検索結果Jを、レ
ジスタRG1にストアする。この際、レジスタRG1へ
の書込み位置は、レジスタRG3−1に格納されるプロ
フィール1で指定される。この後、ノーマル表示画面に
復帰し、検索されたメンバーを含む各パート奏者全員の
似顔絵が表示エリアW2に表示されることになる。 【0080】(e)キャンセルキー11の操作 ところで、上記エンターキー12を操作する以前に、メ
ンバーサーチを中止したい場合には、キャンセルキー1
1を操作する。そうすると、CPU3は図20に示すス
テップSB12を介して図29に示すキャンセル処理ル
ーチンが実行されてステップSF2に処理を進める。ス
テップSF2では、状態に応じて処理分岐し、この場
合、メンバーサーチ中であるので、ステップSF8に進
み、レジスタMSFに格納されるメンバーサーチフラグ
MSFを「0」にセットする。これにより、ディスプレ
イ8の画面は、図35に図示したメンバーサーチ画面か
ら前述したノーマル画面(図3参照)に戻る。 【0081】自動伴奏開始時の動作 次に、伴奏パラメータの設定が完了して自動伴奏を開始
させる時には、スタート/ストップキー10cを操作す
る。スタート/ストップキー10cが操作されると、C
PU3は図20に示すステップSB2,SB4を介して
ステップSB6を実行する。これにより、図26に示す
ファンクション処理ルーチンが起動され、ステップSC
2に処理が進む。ステップSC2では、操作状態に応じ
て処理を分岐させ、この場合には、スタート/ストップ
キー10cが操作されるので、ステップSC12に進
み、レジスタROFに格納されるリズムオンフラグRO
Fを「1」にセットする。なお、スタート/ストップキ
ー10cは、操作毎に「スタート指示」と「ストップ指
示」とが交互に入れ替わるものであり、「スタート指
示」の時にはフラグROFを「1」にセットし、「スト
ップ指示」の時にはフラグROFを「0」とするように
している。 【0082】(4)自動伴奏処理ルーチンの動作 スイッチ処理ルーチンにおいてリズムオンフラグROF
が「1」に設定された状態で、CPU3がメインルーチ
ンのステップSA8(図19参照)を介して図36に示
す自動伴奏処理ルーチンを実行すると、まず、ステップ
SH2に進み、リズムオンフラグROFが「1」である
か、すなわち、スタート指示されているかどうかを判断
する。ここで、スタート指示されている時には、ステッ
プSH4に進み、前述したメンバーヘッダーテーブルM
HT(図9参照)から供給される音色TCと、伴奏パタ
ーンデータテーブルAPT(図7参照)から供給される
伴奏パターンデータAPDとに応じた伴奏音の発音を音
源6側の伴奏音源へ指示する。なお、ストップ指示され
た時には、ステップSH6に進み、上記伴奏音源に対し
て消音を指示してこのルーチンを完了する。 【0083】以上のように、本実施例によれば、リズム
選択に応じて予め割り当てられている最適なバンドメン
バー、すなわち、各パートの伴奏パターンが定められる
ので、操作に不慣れなユーザーであっても、容易に伴奏
スタイルにマッチした伴奏パターンを選択し得る。ま
た、この時、各パートは擬人化され、それを似顔絵とし
て表示するので、音楽的な知識を持たないユーザーであ
っても、その似顔絵の組み合わせから伴奏態様が一目瞭
然に理解し得る。 【0084】さらに、バンド選択する際には、予めプリ
セットされたオリジナルメンバーを、リズム種類とは別
に選択することも可能になる。また、選択したバンドメ
ンバーの内から所望のパートのメンバーを、他のメンバ
ーに入れ替えてバンド編成することも可能になる。ま
た、ユーザーの好みに従って、各パート毎のメンバーを
組み合わせてバンドを編成し、これをユーザーバンドと
して登録することも可能になる。そして、こうした伴奏
パラメータの変更作業は、各パート奏者の似顔絵が表示
されるので、単にスイッチ操作を繰り返す従来のものに
比して、格段に操作性が向上し得る。さらに、プロフィ
ールに基づいて最適なパート奏者、つまり、伴奏パター
ンを検索することもでき、音楽的に不自然なパート構成
を作るという虞も回避することが可能になっている。 【0085】なお、上述した実施例では、自動伴奏装置
における伴奏パラメータの設定/変更について開示した
が、本発明の主旨は、伴奏パラメータに限らず、自動演
奏パラメータや、周知の電子楽器における楽音パラメー
タ設定、あるいは楽音信号に効果音を付与する効果付与
装置における効果パラメータ設定など、要は複数の情報
を組み合わせてなる制御パラメータを設定するものに適
用することが可能である。 【0086】 【発明の効果】本発明によれば、階層構造的に対応付け
られている複数の伴奏パターンを伴奏パターン記憶手段
記憶すると共に、伴奏パターン毎にその特徴を表わ
特徴情報を特徴情報記憶手段に記憶しており、さら
に、特徴情報に基づいて検索された伴奏パターンを選択
されたリズム内の複数の伴奏パートの1つとして含ませ
るようにして新たなバンドを編成して、対応する伴奏パ
ターンを読み出して自動伴奏を指示すると共に、伴奏パ
ターンに対応する画像を表示するよう指示するので、極
めて操作性良く伴奏パターンを選択でき、しかも選択し
た伴奏形態を一目瞭然にすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による一実施例の全体構成を示すブロッ
ク図である。 【図2】同実施例におけるパネルスイッチ2の構成を示
す図である。 【図3】同実施例の概略を説明するための表示画面例を
示す図である。 【図4】同実施例におけるメンバーテーブルMHTの構
成を示す図である。 【図5】同実施例におけるパターンヘッダーテーブルP
HTの構成を示す図である。 【図6】同実施例におけるメンバーパターンテーブルM
PTの構成を示す図である。 【図7】同実施例における伴奏パターンデータテーブル
APTの構成を示す図である。 【図8】同実施例における伴奏パターン発生系の構成を
示す概念図である。 【図9】同実施例におけるメンバーヘッダーテーブルM
HTの構成を示す図である。 【図10】同実施例におけるキャラクタデータテーブル
CDTの構成を示す図である。 【図11】同実施例におけるプロフィールデータテーブ
ルPDTの構成を示す図である。 【図12】同実施例におけるプロフィール表示データテ
ーブルPRFTの構成を示す図である。 【図13】同実施例における画像発生系の構成を示す概
念図である。 【図14】同実施例におけるバンドメンバーリストテー
ブルBMLの構成を示す図である。 【図15】同実施例における伴奏パターン設定系の構成
を示す概念図である。 【図16】同実施例におけるモード制御系の構成を示す
概念図である。 【図17】同実施例における表示制御系の構成を示す概
念図である。 【図18】同実施例における表示処理系の構成を示す概
念図である。 【図19】同実施例におけるメインルーチンの動作を説
明するためのフローチャートである。 【図20】同実施例におけるスイッチ処理ルーチンの動
作を説明するためのフローチャートである。 【図21】同実施例におけるスイッチ処理ルーチンの動
作を説明するためのフローチャートである。 【図22】同実施例におけるスイッチ処理ルーチンの動
作を説明するためのフローチャートである。 【図23】同実施例におけるスイッチ処理ルーチンの動
作を説明するためのフローチャートである。 【図24】同実施例におけるスイッチ処理ルーチンの動
作を説明するためのフローチャートである。 【図25】同実施例におけるスイッチ処理ルーチンの動
作を説明するためのフローチャートである。 【図26】同実施例におけるファンクション処理ルーチ
ンの動作を説明するためのフローチャートである。 【図27】同実施例におけるバンドフィクス処理ルーチ
ンの動作を説明するためのフローチャートである。 【図28】同実施例におけるエンター処理ルーチンの動
作を説明するためのフローチャートである。 【図29】同実施例におけるキャンセル処理ルーチンの
動作を説明するためのフローチャートである。 【図30】同実施例におけるカーソル処理ルーチンの動
作を説明するためのフローチャートである。 【図31】バンド選択時における表示画面の一例を示す
図である。 【図32】メンバーチェンジ時における表示画面の一例
を示す図である。 【図33】メンバーチェンジ後における表示画面の一例
を示す図である。 【図34】ユーザバンド画面の一例を示す図である。 【図35】メンバーサーチ画面の一例を示す図である。 【図36】同実施例における自動伴奏処理ルーチンの動
作を説明するためのフローチャートである。 【符号の説明】 1 鍵盤 2 パネルスイッチ 3 CPU(自動伴奏指示手段、表示指示手段) 4 ROM(伴奏パターン記憶手段、画像情報記憶手
段) 5 RAM 6 音源 7 サウンドシステム 8 ディスプレイ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/36 - 1/42 G10H 1/00 101 - 102

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 パート毎に複数の伴奏パターンを記憶す
    る伴奏パターン記憶手段と、複数種類のリズムのそれぞれが複数のパートからなり、
    各リズムの各パートに対して前記伴奏パターン記憶手段
    に記憶されている複数の伴奏パターンのうちのいずれか
    を対応付ける伴奏パターン対応付け手段と、 前記伴奏パターン記憶手段に記憶されている複数の伴奏
    パターンのそれぞれの特徴を表わす情報を記憶する特徴
    情報記憶手段と、前記複数種類のリズムのいずれか1つを選択するリズム
    選択手段と、 該リズム選択手段にて選択されたリズムを構成する複数
    のパートのそれぞれに対する伴奏パターンを、前記伴奏
    パターン対応付け手段の対応付け状態に応じて設定する
    リズム設定手段と、 前記特徴 情報記憶手段に記憶されてい特徴情報を検索
    キーとして対応する伴奏パターンを検索する伴奏パタ
    ーン検索手段と、該伴奏パターン検索手段にて検索された伴奏パターンの
    特徴情報に基いて、当該検索伴奏パターンを含むよう
    に、前記リズム設定手段の設定内容を変更する設定変更
    手段と、 前記リズム設定手段にて設定されている複数パートの伴
    奏パターンを前記伴奏パターン記憶手段から読み出し
    自動伴奏を指示する自動伴奏指示手段と、 前記リズム設定手段による設定時、および前記伴奏パタ
    ーン検索手段による検索時に、それぞれの伴奏パターン
    の特徴情報に対応する画像を表示画面上へ表示させ
    画像表示指示手段と、 を具備することを特徴とする自動伴奏装置。
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