JP2704417B2 - シート搬送装置およびその応用製品 - Google Patents

シート搬送装置およびその応用製品

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JP2704417B2 JP63223980A JP22398088A JP2704417B2 JP 2704417 B2 JP2704417 B2 JP 2704417B2 JP 63223980 A JP63223980 A JP 63223980A JP 22398088 A JP22398088 A JP 22398088A JP 2704417 B2 JP2704417 B2 JP 2704417B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シートの一方の面に接する駆動搬送体と、
シートの他方の面に接する従動搬送体とを備え、これら
搬送体の間にシートを挾持して搬送するシート搬送装置
およびその応用製品に関する。
〔従来の技術〕
従来のシート搬送装置の一例を第10図に示す。このシ
ート搬送装置は、シートを搬送するための搬送ベルト10
1と、搬送ベルト101に対向接触するように配置された複
数個の従動ローラ102と、従動ローラ102を回転自在に保
持するシャフト103と、シャフト103を固定するリテーナ
104と、シートを安定に搬送するためのシャフト103に取
付けられたガイド部材105と、搬送ベルト101が掛けられ
たプーリ106と、プーリ106を保持するシャフト107とか
らなる。
このようにシート搬送装置は、搬送路の長さを可変に
すれば、ドライブスルー方式の現金自動取引装置,有料
道路や駐車場などの発券装置や料金支払い装置などに応
用できる。この種の応用装置としては、『沖電気開発研
究』第127号,Vol.52 No.3に示されるドライブインCD.AT
Mがある。この応用装置では、顧客の操作性を向上させ
るために、操作面をできるだけ前に出すようにしてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来技術では、搬送ベルトが掛けられた
プーリを保持するシャフトや、従動ローラを回転自在に
保持するシャフトは、リテーナやフレームに固定して取
付けられていた。このため、搬送路は、ある定められた
一定の長さに固定され、搬送路の長さに任意に変えるこ
とは、不可能であった。
また、シャフトがすべて固定されているため、搬送ベ
ルトを掛け換えるには、シャフトをリテーナやフレーム
から一度取り外さなければならず、組立やベルト交換作
業に手間がかかていった。
さらに、従来のドライブスルー方式の現金自動取引装
置,有料道路や駐車場などの出入口に設けられた発券装
置や料金支払い装置では、操作面は、できるだけ前に出
されてはいるものの、これら装置から顧客の自動車が離
れて停車した場合、顧客は、座席から腰を浮かし、体を
乗り出すようにして現金やチケットなどを取らねばなら
なかった。
なお、搬送路の長さを可変とした装置が、例えば特開
昭61−240392号公報で提案されている。この装置は、搬
送路を入れ子状のアームで形成し、前記搬送路の長さを
変えるられるようにしたものである。
ところが、この公報には、実際にシートを搬送する搬
送路の構造については、具体的な記述が又くなかった。
本発明の目的は、搬送路の長さを任意に変更できるシ
ート搬送装置を提供することである。
本発明の他の目的は、搬送路の長さを自動的に変更で
きる現金自動取引装置,発券装置,または料金支払い装
置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するために、回転自在なプ
ーリ間に掛け回されシートを搬送する搬送ベルトと、搬
送ベルトに対向接触して配置された搬送ベルトの移動に
より回転する複数個の従動ローラと,プーリを保持する
プーリ軸と、従動ローラを保持するローラ保持軸と、隣
り合うローラ保持軸の間に搬送ベルトに対向するように
配置されシートの搬送を案内する搬送ガイドとを有する
シート搬送装置において、搬送ガイドが、ローラ保持軸
部で折たたみ可能な複数のガイド部材からなり、シート
搬送装置が、最前部のプーリ軸とローラ保持軸とを両端
部で連結する連結具と、連結具を搬送方向に駆動してプ
ーリ,従動ローラ,搬送ガイドを移動させ搬送ベルトの
長さを調節する駆動手段とを備えたシート搬送装置を提
案する。
本発明は、また、上記目的を達成するために、回転自
在なプーリ間にそれぞれ掛け回されシートを搬送するた
めに互いに対向接触した一対の搬送ベルトと、一対の搬
送ベルトを引出しまたは引戻して搬送ベルトの対向接触
部分の長さを調節する搬送ベルト長さ調節手段とを設け
たシート搬送装置を提案する。
いずれの場合も、プーリを軸支するシャフトを片持梁
で支持し、シャフトの一端側を開放して、この開放端を
介して搬送ベルトを着脱するようにできる。
本発明は、上記他の目的を達成するために、紙幣を受
け入れる入金口と、紙幣を払い出すための出金口と、入
金および出金時に紙幣の真偽,金額,正損を鑑別する鑑
別手段と、鑑別された紙幣を金種別に収納する収納ボッ
クスと、入金口,出金口,鑑別手段,収納ボックス間で
紙幣を搬送する紙幣搬送手段とを備えた現金自動取引装
置において、紙幣搬送手段を上記のいずれかのシート搬
送装置で構成した現金自動取引装置を提案する。
本発明は、また、上記他の目的を達成するために、紙
幣を受け入れる入金口と、紙幣を払い出すための出金口
と、入金および出金時に紙幣の真偽,金額,および正損
を鑑別する鑑別手段と、鑑別された紙幣を金種別に収納
する収納ボックスと、入金口,出金口,鑑別手段,収納
ボックス間で紙幣を搬送する紙幣搬送手段と、他の紙幣
取扱い装置との間で紙幣を受け渡す紙幣受渡手段とを備
えた現金自動取引装置において、紙幣搬送手段を上記の
いずれかのシート搬送装置で構成した現金自動取引装置
を提案する。
本発明は、さらに、上記他の目的を達成するために、
券を渡す発券口と、日時,時間,場所などの料金支払い
のための必要データを券に打ち込むデータ打込手段と、
券を収納している収納部と、発券口,データ打込手段,
収納部の間で券を搬送する券搬送手段とを備えた発券装
置において、券搬送手段を上記いずれかのシート搬送装
置で構成した発券装置を提案する。
本発明は、上記他の目的を達成するために、紙幣を受
け入れる入金口と、釣銭を払い出すための出金口と、入
金および出金時に紙幣の真偽、金額および正損を鑑別す
る鑑別手段と、鑑別された紙幣を金種別に収納する収納
ボックスと、券に打ち込まれた料金支払いに必要なデー
タを読み取るデータ読取部と、入金口,出金口,鑑別手
段,収納ボックス間で紙幣を搬送する紙幣搬送手段とを
備えた料金支払い装置において、紙幣搬送手段を上記い
ずれかのシート搬送装置で構成した料金支払い装置を提
案する。
〔作用〕
本発明においては、搬送ベルト長さ調整手段によって
搬送ベルトを引出したり引戻したりすると、搬送ベルト
の水平部分の長さが変化する。このとき、搬送ベルト長
さ調整手段に連動して、折りたたみ構造のガイド部材
が、開いたり閉じたりする。折りたたまれたガイド部材
の少なくとも1組が水平方向に伸びきり、その組のガイ
ド部材およびその両端の従動ローラが搬送ベルトに接す
る位置に、搬送ベルト長さ調整手段で搬送ベルトの長さ
を調整するようにしてあるので、搬送ベルトの水平部分
の長さが変化しても、従動ローラと搬送ベルトとにより
シートを確実に挾持して搬送できる。
さらに、ガイド部材や従動ローラを用いないで、水平
部分が対向接触した一対の搬送ベルトを配置し、この一
対の搬送ベルトを搬送ベルト長さ調整手段で引出したり
または引戻したりするようにしても、上記と同様の作用
効果が得られる。
特に、搬送ガイドにおいてプーリを軸支するシャフト
を片持梁で支持すれば、装置を分解したりせずに、搬送
ベルトを容易に着脱できる。
このようなシート搬送装置を現金自動取引装置,発券
装置,および料金支払い装置などに使用すれば、例えば
センサが自動車までの距離を検知し、顧客が利用し易い
位置まで操作面および紙幣などの入出金口を移動させ、
顧客にとって使い易い応用製品を実現できる。
〔実施例〕
次に、第1図〜第9図を参照して、本発明によるシー
ト搬送装置およびその応用製品の実施例を説明する。
第1図は、本発明によるシート搬送装置の一実施例の
構造を示す斜視図である。このシート搬送装置は、シー
トを搬送するための搬送ベルト1と、搬送ベルト1が掛
け回されたプーリ2と、プーリ2が回転自在に運動する
ようにプーリ2を保持するシャフト3a〜3dと、搬送ベル
ト1に対向接触し搬送ベルト1との間に生じる搬送力に
よりシートを搬送させる複数個の従動ローラ4と、従動
ローラ4が回転自在に運動するように従動ローラ4を保
持するシャフト5a〜5eと、シートが安定して搬送される
ようにシャフト5にそれ自身が揺動可能に取付けられた
搬送ガイド6と、隣接するシャフト5同士を連結するリ
ンク状の連結棒7と、上記シャフト3aとシャフト5aとが
連動するように取付けられた連結具8と、搬送路の長さ
を変えるためにシャフト3a,5aを駆動するアクチュエー
タ9と、アクチュエータ9と連結具8とを伸縮自在に結
ぶアーム10と、搬送ベルト1を駆動するために例えば駆
動軸となるシャフト3dに連結された図示していない例え
ばDCモータのような駆動源と、搬送ベルト1を初期の一
定長さに保つためにシャフト3bを動かす図示していない
アクチュエータとからなる。
本実施例においては、プーリ2を保持している4本の
シャフトのうち、シャフト3aと3bが、可動シャフトであ
り、シャフト3cと3dは、フレームなどに支持されている
固定シャフトである。従動ローラ4と搬送ガイド6を保
持しているシャフト5a〜5eでは、シャフト5eのみが、固
定シャフトであり、シャフト5aなどの他のシャフトは、
可動シャフトである。
搬送路の長さが決定され、図示していないコントロー
ラからアクチュエータ9に指令が送られると、アクチュ
エータ9は、アーム10を指定された長さだけ矢印Aの方
向へ動かす。このとき、アーム10の先端に取付けられた
連結具8に保持されたシャフト3aと5aも一緒に動く。シ
ャフト5aと5bのように隣接するシャフトは、リンク状の
連結棒7で連結されているため、従動ローラ4と搬送ガ
イド6は、必要なだけ引き出され、搬送路を形成するよ
うに保持される。
その際に、プーリ2を保持しているシャフト3aも移動
するため、搬送ベルト1の長さを初期長さに保つ必要が
ある。そこで、本実施例では、シャフト3bを矢印Bのよ
うに移動させ、搬送ベルト1を引出しまたは引戻し、搬
送ベルト1の長さを保つようにした。この場合、シャフ
ト3bは移動させるには、アクチュエータ9およびアーム
10のようなものも考えられるが、シャフト3aと3bとを連
結するようなものでもよい。
このように、シャフト3a,3b,アクチュエータ9,および
アーム10は、搬送ベルト長さ調節手段を構成している。
本実施例によれば、搬送路の長さを任意に変更できる
シート搬送装置が得られる。
上記実施例においては、搬送ガイド6の両端は、従動
ローラ4を保持しているシャフト5に揺動自在に取付け
られているが、シャフト5を介さずに搬送ガイド6同士
を直接ちょうつがい状に取付けるようにしてもよい。
また、ガイド部材を伸縮自在な材料で構成すれば、折
りたたみ構造としなくとも、同様の効果が得られる。
搬送路の長さが可変のシート搬送装置としては、第2
図に示すように、対向接触した一対のベルトをそれぞれ
引出したり引戻したりしてもよい。このシート搬送装置
は、対向接触する一対の搬送ベルト21a,21bと、搬送ベ
ルト21a,21bが掛け回されたプーリ22a〜22hと、シート
の安定搬送のための搬送ガイド23a,23bと、プーリ22aと
22eを連結する連結具24と、プーリを駆動する図示して
いないアクチュエータとからなる。アクチュエータを駆
動すると、プーリ22a,22b,22e,22fを二点鎖線で示すよ
うな位置に移動させ、搬送ベルト21aと21bの接触部分の
長さを任意に変更できる。
第3図は、搬送ベルトを容易に着脱できる搬送ガイド
の構造の一例を示している。この搬送ガイドは、搬送ベ
ルト31と、搬送ガイド31が掛け回されたプーリ32と、プ
ーリ32が回転自在に運動するようにプーリ32を保持する
シャフト33と、シャフト33を保持しかつシートの搬送案
内の機能をもつガイド34とからなる1つのユニットが基
本となる。
実際にシートを搬送する場合は、搬送ベルト31に対向
接触するベルトやコントローラなどの回転体およびガイ
ドなどの部材が必要となるが、ここでは図示していな
い。上記ユニットは、取付け部をフレームなどにネジ止
めして取付けられる。また、ガイド34の強度を増すため
に、リブ36を付けている。
この搬送ガイドでは、第4図に示すように、フレーム
などに搬送ガイドを取付けた後でも、シャフト33を取り
外すことなく、ベルトを容易に着脱できる。第3図に示
しユニットでは、駆動源のモータとの連結は、例えばシ
ャフト33にタイミングプーリを片持梁的に保持し、これ
にタイミングベルトをかけて駆動させるという方法があ
る。
もし、第5図に示すように、駆動源が、上記ユニット
が取付けられているフレーム38の外側にある場合、駆動
軸となるシャフトを33とし、ガイド34に切り欠き部37を
設けることにより、ベルト31の着脱が容易な搬送ガイド
が得られる。
第6図は、第5図の搬送ガイドの斜視図である。
上記搬送ガイドによれば、組立作業や実験作業の場合
において、作業の容易なシート搬送装置が得られる。
次に本発明のシート搬送装置を応用した応用例につい
て説明する。
第7図および第8図は、ドライブスルー方式の現金自
動取引装置を示している。現金自動取引装置50は、顧客
に紙幣を払出すための入出金口41と、入金および出金時
に紙幣の真偽、金額および正損を鑑別する鑑別機構42
と、鑑別された結果、正券を金種別に収納する収納ボッ
クス43と、損券を収納する収納ボックス44と、顧客が取
引のために操作する操作パネル45と、顧客の自動車46が
入ってくると装置50と自動車46の距離を測定する少なく
とも1ヶの距離測定センサ37、装置を駆動するための信
号を出すコントローラ48、装置の入出金口41が利用者や
自動車に衝突するのを防ぐための近接センサ49を有す
る。
このような構成の現金自動取引装置において、自動車
46が進入してくると、距離測定センサ47は、自動車との
距離を測定しコントローラ48へ信号を送る。コントロー
ラ48が現金自動取引装置50と自動車46との間が利用者に
とって安全に取引きをするためには距離が遠いと判断し
た場合、安全に取引きできる位置まで入出金口41を図中
の破線のように移動させる。このとき、例えば、蛇腹で
囲まれたアーム51の内部には、第1図に示したシート搬
送装置が組み込まれており、コントローラ48で指定され
た長さだけアーム51を伸ばすことができる。近接センサ
49は、アーム51が伸びる際の安全を確保するために設け
られており、近接センサ49がONになった場合、コントロ
ーラ49は、アーム51を停止させる信号を出す。
以上のような現金自動取引装置によれば、入出金口41
が自動車46との距離に応じて自動的に移動するので、現
金自動取引装置50から多少離れて自動車46が停車して
も、容易かつ安全に現金を取引できる。
上述した現金自動取引装置では、顧客との紙幣の受け
渡し部に伸縮自在なシート搬送装置を使用したものを示
したが、例えば、移動式の紙幣収納装置のような他の現
金取扱い装置との間で紙幣の受け渡しがある場合、他の
現金取扱い装置との間の受け渡し部に伸縮自在なシート
搬送装置を用いれば、より確実な紙幣の受け渡しが可能
となる。
また、本発明のシート搬送装置の他の応用例として、
第9図に示すような、有料駐車場入口の発券装置があ
る。発券装置60は、利用者の自動車61が入ってくると発
券装置60と自動車61の距離を測定する少なくとも1ヶの
距離測定センサ62と、測定センサ62の信号により上記シ
ート搬送装置を駆動するための信号を出すコントローラ
63と、シート搬送装置が利用者や自動車61に衝突するの
を防ぐための近接センサ64と、券を収納する券収納部67
と、日時、時間、場所などの料金支払いのための必要な
データを券に打ち込むデータ打込装置68とを有する。
このような構成の発券装置において、自動車61が進入
してくると、距離測定センサ62は、自動車61との距離を
測定しコントローラ63へ信号を送る。コントローラ63
が、発券装置60と自動車61との間が自動車の利用者が駐
車券を取るには遠いと判断した場合、駐車券の発券口65
を破線のよう利用者が駐車券を取り易い位置まで移動さ
せる。このとき、例えば、蛇腹で囲まれたアーム66の内
部には、第1図に示したシート搬送装置が組み込まれて
おり、コントローラ63で指定された長さだけアーム66を
伸ばすことができる。近接センサ64は、アームが伸びる
際の安全を確保するために設けられており、近接センサ
64がONになった場合、コントローラ63は、アーム66を停
止させる信号を出す。
このような発券装置によれば、発券口65が自動車61と
の距離に応じて自動的に移動するので、自動車61が発券
装置60から多少離れて停車しても、運転者は、容易に券
を取ることができる。
第8図に示した現金自動取引装置に、有料区域のカー
ドや券の読み取り装置,硬貨収納,鑑別装置を加えれ
ば、料金支払い装置とすることができる。
なお、本発明のシート搬送装置は、上述の現金自動取
引装置,発券装置,料金支払い装置に限らず、他のシー
トを取扱う装置にも応用できることは、もちろんであ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、搬送路の長さを任意に変えられるの
で、シートを搬送する装置の設計上の自由度が大きくな
る。
また、搬送ベルトのプーリからの着脱が容易となるの
で、保守点検時の作業性が向上する。
さらに、現金自動取引装置,発券装置,料金支払い装
置などにおいて、操作面や入出金口を自動車の近くまで
自動的に移動させることが可能なため、顧客にとって使
い易い装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるシート搬送装置の一実施例の構造
を示す斜視図、第2図はシート搬送装置の他の実施例を
示す模式図、第3図は本発明による搬送ガイドの一例の
構造を示す斜視図、第4図は第3図に示した搬送ガイド
のベルト着脱の様子を示す斜視図、第5図は搬送ガイド
の他の実施例を示す平面図、第6図は搬送ガイドの他の
実施例を示す斜視図、第7図は運転者が車内から利用で
きる現金自動取引装置の模式図、第8図は第7図の現金
自動取引装置の内部を示す詳細図、第9図は駐車場入口
の発券装置の模式図、第10図は従来のシート搬送装置の
一例を示す斜視図である。 1,21a,21b,31……搬送ベルト、 2,22a〜22h,32……プーリ、4……従動ローラ、 6……ガイド部材、7……連結棒、8……連結具、 9……アクチュエータ、10……アーム、 37……切り欠き部、50……現金自動取引装置、60……発
券装置。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転自在なプーリ間に掛け回されシートを
    搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトに対向接触して
    配置され搬送ベルトの移動により回転する複数個の従動
    ローラと、前記プーリを保持するプーリ軸と、前記従動
    ローラを保持するローラ保持軸と、隣り合う前記ローラ
    保持軸の間に前記搬送ベルトに対向するように配置され
    前記シートの搬送を案内する搬送ガイドとを有するシー
    ト搬送装置において、 搬送ガイドが、前記ローラ保持軸部で折たたみ可能な複
    数のガイド部材からなり、 前記シート搬送装置が、最前部のプーリ軸とローラ保持
    軸とを両端部で連結する連結具と、前記連結具を前記搬
    送方向に駆動して前記プーリ,前記従動ローラ,前記搬
    送ガイドを移動させ前記搬送ベルトの長さを調節する駆
    動手段とを備えたことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】回転自在なプーリ間にそれぞれ掛け回され
    シートを搬送するために互いに対向接触した一対の搬送
    ベルトと、前記一対の搬送ベルトを引出しまたは引戻し
    て搬送ベルトの対向接触部分の長さを調節する搬送ベル
    ト長さ調節手段とを設けたことを特徴とするシート搬送
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のシート搬送装置
    において、 前記プーリを軸支するシャフトを片持梁で支持し、前記
    シャフトの一端側を開放して、この開放端を介して前記
    搬送ベルトを着脱することを特徴とするシート搬送装
    置。
  4. 【請求項4】紙幣を受け入れる入金口と、紙幣を払い出
    すための出金口と、入金および出金時に紙幣の真偽,金
    額,正損を鑑別する鑑別手段と、鑑別された紙幣を金種
    別に収納する収納ボックスと、前記入金口,出金口,鑑
    別手段,収納ボックス間で紙幣を搬送する紙幣搬送手段
    とを備えた現金自動取引装置において、 前記紙幣搬送手段を請求項1〜3のいずれか一項に記載
    のシート搬送装置で構成したことを特徴とする現金自動
    取引装置。
  5. 【請求項5】紙幣を受け入れる入金口と、紙幣を払い出
    すための出金口と、入金および出金時に紙幣の真偽,金
    額,および正損を鑑別する鑑別手段と、鑑別された紙幣
    を金種別に収納する収納ボックスと、前記入金口,出金
    口,鑑別手段,収納ボックス間で紙幣を搬送する紙幣搬
    送手段と、他の紙幣取扱い装置との間で紙幣を受け渡す
    紙幣受渡手段とを備えた現金自動取引装置において、 前記紙幣搬送手段を請求項1〜3のいずれか一項に記載
    のシート搬送装置で構成したことを特徴とする現金自動
    取引装置。
  6. 【請求項6】券を渡す発券口と、日時,時間,場所など
    の料金支払いのための必要データを券に打ち込むデータ
    打込手段と、券を収納している収納部と、前記発券口,
    データ打込手段,収納部の間で券を搬送する券搬送手段
    とを備えた発券装置において、 前記券搬送手段を請求項1〜3のいずれか一項に記載の
    シート搬送装置で構成したことを特徴とする発券装置。
  7. 【請求項7】紙幣を受け入れる入金口と、釣銭を払い出
    すための出金口と、入金および出金時に紙幣の真偽、金
    額および正損を鑑別する鑑別手段と、鑑別された紙幣を
    金種別に収納する収納ボックスと、券に打ち込まれた料
    金支払いに必要なデータを読み取るデータ読取部と、前
    記入金口,出金口,鑑別手段,収納ボックス間で紙幣を
    搬送する紙幣搬送手段とを備えた料金支払い装置におい
    て、 前記紙幣搬送手段を請求項1〜3のいずれか一項に記載
    のシート搬送装置で構成したことを特徴とする料金支払
    い装置。
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