JP2704061B2 - 給電切り換え回路 - Google Patents
給電切り換え回路Info
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- JP2704061B2 JP2704061B2 JP11291491A JP11291491A JP2704061B2 JP 2704061 B2 JP2704061 B2 JP 2704061B2 JP 11291491 A JP11291491 A JP 11291491A JP 11291491 A JP11291491 A JP 11291491A JP 2704061 B2 JP2704061 B2 JP 2704061B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- power supply
- transistor
- circuit
- output terminal
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- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電流制限付出力と電流
非制限出力を有する回路における給電出力を切り換えら
れるようにした給電切り換え回路に関する。
非制限出力を有する回路における給電出力を切り換えら
れるようにした給電切り換え回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の給電切り換え回路は、少
なくとも二つの給電出力の内の一つを選択する回路とし
て提供されている。例えば、一定以下の電流しか供給で
きない電流制限付出力と、電流を無制限に供給できる電
流非制限出力とを有する回路において、給電切り換え回
路は、前記二つの出力の内の一つを選択する。
なくとも二つの給電出力の内の一つを選択する回路とし
て提供されている。例えば、一定以下の電流しか供給で
きない電流制限付出力と、電流を無制限に供給できる電
流非制限出力とを有する回路において、給電切り換え回
路は、前記二つの出力の内の一つを選択する。
【0003】図2は、従来の給電切り換え回路を適用し
た装置を示す回路図である。
た装置を示す回路図である。
【0004】図2では、制御信号の入力端子11、電流
の入力端子12、電流非制限出力端子13、および電流
制限付出力端子14が設けられている。また、入力端子
11に印加されている制御信号がハイ(“H”)となる
と、これが抵抗R13を介してホトカプラPC11に導入さ
れ、ホトカプラPC11がオンとなり、入力端子12から
の電流が電流非制限出力端子13に出力される。このと
き、ホトカプラPC12は、反転回路16および抵抗R14
によりオフとなり、出力端子14から電流が供給されな
くなる。
の入力端子12、電流非制限出力端子13、および電流
制限付出力端子14が設けられている。また、入力端子
11に印加されている制御信号がハイ(“H”)となる
と、これが抵抗R13を介してホトカプラPC11に導入さ
れ、ホトカプラPC11がオンとなり、入力端子12から
の電流が電流非制限出力端子13に出力される。このと
き、ホトカプラPC12は、反転回路16および抵抗R14
によりオフとなり、出力端子14から電流が供給されな
くなる。
【0005】制御信号がロウ(“L”)となると、抵抗
R13を介してホトカプラPC11に印加され、ホトカプラ
PC11がオフとなり、入力端子12からの電流が電流非
制限出力端子13に出力されなくなる。このとき、ホト
カプラPC12は、反転回路16および抵抗R14によりオ
ンとなり、出力端子14から電流が供給されることにな
る。
R13を介してホトカプラPC11に印加され、ホトカプラ
PC11がオフとなり、入力端子12からの電流が電流非
制限出力端子13に出力されなくなる。このとき、ホト
カプラPC12は、反転回路16および抵抗R14によりオ
ンとなり、出力端子14から電流が供給されることにな
る。
【0006】また、電流制限付出力端子14は、電流制
限回路15からの電流を出力する。電流制限回路15
は、電流検出抵抗R11、抵抗R12、トランジスタTR11
〜TR 13を備えており、入力端子12からの電流を一定
に制限して出力する。
限回路15からの電流を出力する。電流制限回路15
は、電流検出抵抗R11、抵抗R12、トランジスタTR11
〜TR 13を備えており、入力端子12からの電流を一定
に制限して出力する。
【0007】図3は、従来の給電切り換え回路の他の例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【0008】図3では、制御信号の入力端子21、電流
の入力端子22、電流非制限出力端子23、および電流
制限付出力端子24が設けられており、電流制限回路2
5も設けてある。また、入力端子21に印加されている
制御信号がハイ(“H”)となると、これがリレーRL
1 の励磁コイルに供給され、リレーRL1 が励磁され、
接点rlが図示上側に接続され、入力端子22からの電
流が電流非制限出力端子23に直接出力される。このと
き、リレーRL1 の接点rl2 は、端子24側から離れ
るので、出力端子24から電流が供給されなくなる。
の入力端子22、電流非制限出力端子23、および電流
制限付出力端子24が設けられており、電流制限回路2
5も設けてある。また、入力端子21に印加されている
制御信号がハイ(“H”)となると、これがリレーRL
1 の励磁コイルに供給され、リレーRL1 が励磁され、
接点rlが図示上側に接続され、入力端子22からの電
流が電流非制限出力端子23に直接出力される。このと
き、リレーRL1 の接点rl2 は、端子24側から離れ
るので、出力端子24から電流が供給されなくなる。
【0009】制御信号がロウ(“L”)となると、リレ
ーRL1 が非励磁となり、接点rlが図示下側に接続さ
れ、リレーRL1 の接点rl1 が入力端子22側から離
れ、電流非制限出力端子23から電流が出力されない。
このとき、リレーRL1 の接点rl2 は、下側に接続さ
れるので、出力端子24からは電流制限回路25からの
制限電流が供給される。
ーRL1 が非励磁となり、接点rlが図示下側に接続さ
れ、リレーRL1 の接点rl1 が入力端子22側から離
れ、電流非制限出力端子23から電流が出力されない。
このとき、リレーRL1 の接点rl2 は、下側に接続さ
れるので、出力端子24からは電流制限回路25からの
制限電流が供給される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の給電切
り換え回路によれば、図2に示すようなホトカプラを使
用する回路では回路が複雑になるという欠点があり、ま
た図3に示すようなリレーを使った回路では、信頼性が
低下し、消費電流が増えるという欠点がある。
り換え回路によれば、図2に示すようなホトカプラを使
用する回路では回路が複雑になるという欠点があり、ま
た図3に示すようなリレーを使った回路では、信頼性が
低下し、消費電流が増えるという欠点がある。
【0011】本発明は、上述した欠点を解消し、部品点
数を減少した給電切り換え回路を提供することを目的と
する。
数を減少した給電切り換え回路を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の給電切り換え回
路は、給電入力端子から入力される電流を一定の電流値
に制限して電流制限付給電出力端子に出力する電流制限
回路と、給電切り換え端子に入力される制御信号により
二次側のトランジスタをオンオフするホトカプラとを備
え、ホトカプラ内のトランジスタのコレクタを電流非制
限給電出力端子に、ホトカプラ内のエミッタを電流制限
回路の電流検出抵抗の後段側に接続したことを特徴とす
るものである。
路は、給電入力端子から入力される電流を一定の電流値
に制限して電流制限付給電出力端子に出力する電流制限
回路と、給電切り換え端子に入力される制御信号により
二次側のトランジスタをオンオフするホトカプラとを備
え、ホトカプラ内のトランジスタのコレクタを電流非制
限給電出力端子に、ホトカプラ内のエミッタを電流制限
回路の電流検出抵抗の後段側に接続したことを特徴とす
るものである。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0014】図1は本発明の給電切り換え回路の一実施
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
【0015】図1における給電切り換え回路では、給電
切り換え端子1、給電入力端子2、電流非制限給電出力
端子3、電流制限付給電出力端子4を備えている。ま
た、給電切り換え端子1は抵抗R3 ・ホトカプラPC1
の一次回路側を介してアースに接続されている。給電入
力端子2は、電流制限回路5に接続されている。電流制
限回路5の出力は、電流制限付給電出力端子4に接続さ
れている。ここで、電流制限回路5は、電流検出抵抗R
1 、抵抗R2 、トランジスタTR1 〜TR3 とを備え、
次のように構成されている。すなわち、給電入力端子2
が、トランジスタTR3 のエミッタと、また電流検出抵
抗R1 を介してホトカプラPC1 の二次回路のトランジ
スタのエミッタと、トランジスタTR1 のエミッタとに
接続されている。トランジスタTR3 は、そのベースを
トランジスタTR1 のエミッタに、そのコレクタをトラ
ンジスタTR2 のベースと、抵抗R2 を介してアースに
接続されている。トランジスタTR1 のベースはトラン
ジスタTR2 のエミッタに接続されており、トランジス
タTR2 のコレクタは接地されている。
切り換え端子1、給電入力端子2、電流非制限給電出力
端子3、電流制限付給電出力端子4を備えている。ま
た、給電切り換え端子1は抵抗R3 ・ホトカプラPC1
の一次回路側を介してアースに接続されている。給電入
力端子2は、電流制限回路5に接続されている。電流制
限回路5の出力は、電流制限付給電出力端子4に接続さ
れている。ここで、電流制限回路5は、電流検出抵抗R
1 、抵抗R2 、トランジスタTR1 〜TR3 とを備え、
次のように構成されている。すなわち、給電入力端子2
が、トランジスタTR3 のエミッタと、また電流検出抵
抗R1 を介してホトカプラPC1 の二次回路のトランジ
スタのエミッタと、トランジスタTR1 のエミッタとに
接続されている。トランジスタTR3 は、そのベースを
トランジスタTR1 のエミッタに、そのコレクタをトラ
ンジスタTR2 のベースと、抵抗R2 を介してアースに
接続されている。トランジスタTR1 のベースはトラン
ジスタTR2 のエミッタに接続されており、トランジス
タTR2 のコレクタは接地されている。
【0016】このような構成の実施例の動作を説明す
る。
る。
【0017】給電切り換え端子1に印加される制御信号
が“L”レベルのときは、ホトカプラPC1 がオフ状態
であるために、給電入力端子2に入力された電力は、抵
抗R 1 、トランジスタTR1 を通って電流制限付給電出
力端子4に出力される。
が“L”レベルのときは、ホトカプラPC1 がオフ状態
であるために、給電入力端子2に入力された電力は、抵
抗R 1 、トランジスタTR1 を通って電流制限付給電出
力端子4に出力される。
【0018】この状態で流れる電流が増えると、トラン
ジスタTR3 が動作して、トランジスタTR2 のベース
電流が制限されるため、トランジスタTR1 のコレクタ
電流が制限され、電流制限付給電出力端子4から流出す
る電流は一定値以上に増加しない。
ジスタTR3 が動作して、トランジスタTR2 のベース
電流が制限されるため、トランジスタTR1 のコレクタ
電流が制限され、電流制限付給電出力端子4から流出す
る電流は一定値以上に増加しない。
【0019】給電切り換え端子1に印加された制御信号
が“H”レベルのときは、ホトカプラPC1 のエミッタ
・コレクタ間がオン状態となる。これにより、給電入力
端子2から入力された電力は、電流非制限給電出力端子
3と電流制限付給電出力端子4に分配されて出されるこ
とになる。この状態において、電流非制限給電出力端子
3に流れる電流を電流制限付給電出力端子4での制限電
流値以上の値に設定すると、トランジスタTR3 が完全
なオン状態になり、トランジスタTR2 のベース電流が
零になるため、トランジスタTR2 がオフとなり、トラ
ンジスタTR3 もオフ状態となる。これにより、電流制
限付給電出力端子4への給電は、停止され給電の切り換
えが成立することになる。
が“H”レベルのときは、ホトカプラPC1 のエミッタ
・コレクタ間がオン状態となる。これにより、給電入力
端子2から入力された電力は、電流非制限給電出力端子
3と電流制限付給電出力端子4に分配されて出されるこ
とになる。この状態において、電流非制限給電出力端子
3に流れる電流を電流制限付給電出力端子4での制限電
流値以上の値に設定すると、トランジスタTR3 が完全
なオン状態になり、トランジスタTR2 のベース電流が
零になるため、トランジスタTR2 がオフとなり、トラ
ンジスタTR3 もオフ状態となる。これにより、電流制
限付給電出力端子4への給電は、停止され給電の切り換
えが成立することになる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
流非制限出力を電流検出抵抗の後段側から取り、かつ電
流制限回路の作用を利用することにより、部品点数の削
減、信頼性の向上、電流制限付出力側での電圧降下の低
減、消費電力の低減ができる効果がある。
流非制限出力を電流検出抵抗の後段側から取り、かつ電
流制限回路の作用を利用することにより、部品点数の削
減、信頼性の向上、電流制限付出力側での電圧降下の低
減、消費電力の低減ができる効果がある。
【図1】本発明の給電切り換え回路の実施例を示す回路
図である。
図である。
【図2】従来の給電切り換え回路を一例を示す回路図で
ある。
ある。
【図3】従来の給電切り換え回路の他の例を示す回路図
である。
である。
1 給電切り換え端子 2 給電入力端子 3 電流非制限給電出力端子 4 電流制限付給電出力端子 TR1 トランジスタ TR2 トランジスタ TR3 トランジスタ PC1 ホトカプラ R1 電流検出抵抗 R2 抵抗 R3 抵抗
Claims (1)
- 【請求項1】 給電入力端子から入力される電流を一定
の電流値に制限して電流制限付給電出力端子に出力する
電流制限回路と、給電切り換え端子に入力される制御信
号により二次側のトランジスタをオンオフするホトカプ
ラとを備え、ホトカプラ内のトランジスタのコレクタを
電流非制限給電出力端子に、ホトカプラ内のエミッタを
電流制限回路の電流検出抵抗の後段側に接続したことを
特徴とする給電切り換え回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11291491A JP2704061B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 給電切り換え回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11291491A JP2704061B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 給電切り換え回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04340611A JPH04340611A (ja) | 1992-11-27 |
JP2704061B2 true JP2704061B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=14598650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11291491A Expired - Lifetime JP2704061B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 給電切り換え回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2704061B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP11291491A patent/JP2704061B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04340611A (ja) | 1992-11-27 |
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