JPH06252730A - トライアックの駆動回路 - Google Patents

トライアックの駆動回路

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Publication number
JPH06252730A
JPH06252730A JP5033791A JP3379193A JPH06252730A JP H06252730 A JPH06252730 A JP H06252730A JP 5033791 A JP5033791 A JP 5033791A JP 3379193 A JP3379193 A JP 3379193A JP H06252730 A JPH06252730 A JP H06252730A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
triac
terminal
circuit
wave rectifier
power supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP5033791A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimitada Ishikawa
公忠 石川
Minoru Ishikawa
稔 石川
Kazuo Sakurai
和夫 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電源から半波整流回路を介し供給される制御回
路の入力電流がトライアックのゲートに流入しないよう
にする。 【構成】トライアック3はその主端子T1 が負荷2を介
し交流電源1の端子Uに接続され、その主端子T2 が交
流電源1の端子Vに接続され、駆動回路は前記端子Uか
ら半波整流回路4を電流が供給され、操作スイッチ6を
オンすることにより駆動信号を出力する制御回路5と、
この駆動信号が入力されるトランジスタ7と、その入力
側がトライアック3のゲートGと主端子T2 間に、その
出力側がトランジスタ7のコレクタとエミッタとの間に
接続された全波整流回路8とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゲートに入力される信号
によっていずれの方向にも電流を通電しうるトライアッ
クの駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3はトライアックの駆動回路の一例を
示す回路図である。図3においてトライアック3はその
反ゲート側の第2の主端子T2 (以下単に主端子T2
称する)が負荷2を介し交流電源1の一方の端子U(以
下単に端子Uと称する)に接続され、そのゲート側の第
1の主端子T1 (以下単に主端子T1 と称する)が交流
電源1の他方の端子V(以下単に端子Vと称する)に接
続される。そして、駆動回路は交流電源1の端子Uから
半波整流回路4を介して給電され操作スイッチ6をオン
することにより駆動信号を出力する制御回路5と、この
駆動信号がそのベース・エミッタ間に入力されるトラン
ジスタ7と、その入力側がトライアック3の主端子T2
とゲートGとの間に接続されその出力側がトランジスタ
7のコレクタとエミッタとの間に接続された全波整流回
路8とからなっている。
【0003】このトライアックの駆動回路の動作は次の
通りである。操作スイッチ6をオンすると制御回路5か
らトランジスタ7のベース・エミッタ間に駆動信号が出
力されてトランジスタ7はオンする。トランジスタ7の
オンにより、交流電源1の端子Uから負荷2−トライア
ック3の端子T2 −全波整流回路8−トランジスタ7−
再び全波整流回路8−トライアック3のゲートG・主端
子T1 間を通して交流電源1の端子Vに至る回路が形成
されて、トライアック3のゲートGに電流(ゲート電
流)が入力され、このトライアック3はオンする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のトライアックの
駆動回路においては、交流電源から半波整流回路を介し
制御回路に供給される入力電流は、図3において矢印で
示すように交流電源1の端子Uから半波整流回路4−制
御回路5−全波整流回路8−トライアック3のゲートG
・主端子T1 を通して交流電源1の端子Vに流れるの
で、トライアック3のゲートに流入してしまう。この入
力電流は微小であるので、通常はこの電流によってトラ
イアックがオンすることはないが、電源ラインにノイズ
がのった場合などには入力電流が増加しオン(誤動作)
することがある。このために、図3において点線で示す
分流抵抗9をトライアック3のゲートGと主端子T1
の間に接続して、この入力電流を分流しトライアックの
誤動作を防止することが行われているが、この分流抵抗
9はその抵抗値をあまり小さくするとトライアック3の
正規のオン動作が不安定になるので抵抗値を下げるのに
限度があり、かならずしも充分な誤動作対策とはなって
いない。
【0005】本発明の目的は電源から半波整流回路を通
して供給される制御回路の入力電流がトライアックのゲ
ートに流入しないようにしたトライアックの制御回路を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに本発明のトライアックの駆動回路は、第1の主端子
が負荷を介し交流電源の一方の端子に接続され、第2の
主端子がこの交流電源の他方の端子に接続されたトライ
アックを駆動するものであって、前記交流電源の一方の
端子から、例えばダイオードからなる半波整流回路を介
し電流が供給され、操作スイッチをオンすることにより
駆動信号を出力する制御回路と、この駆動信号がそのベ
ース・エミッタに入力されるトランジスタと、その入力
側が前記トライアックのゲートと第2の主端子との間に
接続されその出力側が前記トランジスタのコレクタとエ
ミッタとの間に接続された、例えばダイオードブリッジ
からなる全波整流回路からなるようにする。
【0007】
【作用】本発明のトライアックの駆動回路では交流電源
から半波整流回路を介して制御回路に供給される入力電
流は、交流電源の一方の端子から、例えばダイオードか
らなる半波整流回路−制御回路−例えば、ダイオードブ
リッジからなる全波整流回路を通り、直接交流電源の他
方の端子に流れるので、トライアックのゲートに流入す
ることはなくなる。
【0008】
【実施例】図1は本発明のトライアックの駆動回路の一
実施例を示す回路図である。図1においてトライアック
3はその主端子T1 が負荷2を介し交流電源1の端子U
に接続され、その主端子T2 が交流電源1の端子Vに接
続される。駆動回路は交流電源1の端子Uから、例えば
ダイオードからなる半波整流回路4を介して給電され、
操作スイッチ6をオンすることにより駆動信号を出力す
る制御回路5と、この駆動信号がそのベース・エミッタ
間に入力されるトランジスタ7と、その入力側がトライ
アック3のゲートGと主端子T2 との間に、その出力側
がトランジスタのコレクタとエミッタとの間に接続され
た、例えばダイオードブリッジからなる全波整流回路8
とからなっている。
【0009】このトライアックの駆動回路の動作は次の
通りである。操作スイッチ6をオンすると制御回路5か
らトランジスタ7のベース・エミッタ間に駆動信号が出
力されてトランジスタ7はオンする。トランジスタ7の
オンにより、交流電源1の端子Vからトライアック3の
主端子T2 −全波整流回路8−トランジスタ7−再び全
波整流回路8−トライアック3のゲートG・主端子T1
間−負荷2を通して交流電源1の端子Uに至る回路が形
成されて、トライアック3のゲートGに電流(ゲート電
流)が入力されて、このトライアック3はオンする。
【0010】このトライアックの駆動回路においては電
源から半波整流回路を介し制御回路に供給される入力電
流は矢印で示すように、交流電源1の端子Uから半波整
流回路4−制御回路5−全波整流回路8を通り、直接交
流電源1の端子Vに流れるので、トライアック3のゲー
トG・主端子T1 間を通ることはなくなる。これによっ
て制御回路の入力電流によって生じるトライアック3の
誤動作は完全に防止される。
【0011】なお、図1では交流電源から半波整流回路
を介して制御回路に電流を供給しているが、半波整流回
路に代えて全波整流回路を用いると別の問題が生じるの
で、全波整流回路は用いることはできない。図2はこの
問題を説明するためのもので、図1の半波整流回路4に
代えて全波整流回路4Aを用いたときの回路図である。
図2において、トランジスタ7のオン時には矢印で示す
ように交流電源1の端子Vから全波整流回路8−トラン
ジスタ7−全波整流回路4Aを通して交流電源1の端子
Uにもどる回路が形成されて、回路短絡を生じるからで
ある。
【0012】また、トライアック3と駆動回路との間
を、例えばフォトカプラを用いて絶縁することにより制
御回路への入力電流がトライアックのゲートに流入する
ことを防止できることは勿論であるが、フォトカプラを
用いることはコスト上昇の要因となる。
【0013】
【発明の効果】本発明のトライアックの駆動回路は制御
回路の入力電流がトライアックのゲートに流入すること
を防止したので、この入力電流の流入によるトライアッ
クの誤動作は完全に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトライアックの駆動回路の一実施例を
示す回路図
【図2】図1において半波整流回路(図1で4で示す)
に代えて全波整流回路(図2で4Aで示す)を用いたと
きに生じる問題を説明するためのトライアックの駆動回
路の回路図
【図3】従来のトライアックの駆動回路の一例を示す回
路図
【符号の説明】
1 交流電源 2 負荷 3 トライアック 4 半波整流回路 5 制御回路 6 操作スイッチ 7 トランジスタ 8 全波整流回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の主端子が負荷を介し交流電源の一方
    の端子に接続され、第2の主端子がこの交流電源の他方
    の端子に接続されたトライアックを駆動するものであっ
    て、前記交流電源の一方の端子から半波整流回路を介し
    電流が供給され、操作スイッチをオンすることにより駆
    動信号を出力する制御回路と、この駆動信号がそのベー
    ス・エミッタに入力されるトランジスタと、その入力側
    が前記トライアックのゲートと第2の主端子との間に接
    続されその出力側が前記トランジスタのコレクタとエミ
    ッタとの間に接続された全波整流回路とからなることを
    特徴とするトライアックの駆動回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、半波整流回
    路はダイオードからなることを特徴とするトライアック
    の駆動回路。
  3. 【請求項3】請求項1記載のものにおいて、全波整流回
    路はダイオードブリッジからなることを特徴とするトラ
    イアックの駆動回路。
JP5033791A 1993-02-24 1993-02-24 トライアックの駆動回路 Pending JPH06252730A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006252250A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Nec Corp 携帯電話機のポインティングデバイス、方法及びコンピュータで実行するプログラム
WO2011006297A1 (zh) * 2009-07-15 2011-01-20 Huo Weimin 一种具有独立直流供电单元的开关电路

Cited By (3)

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JP2006252250A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Nec Corp 携帯電話機のポインティングデバイス、方法及びコンピュータで実行するプログラム
JP4697656B2 (ja) * 2005-03-11 2011-06-08 日本電気株式会社 携帯電話機のポインティングデバイス、方法及びコンピュータで実行するプログラム
WO2011006297A1 (zh) * 2009-07-15 2011-01-20 Huo Weimin 一种具有独立直流供电单元的开关电路

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