JPH09222928A - 定電圧電源回路 - Google Patents

定電圧電源回路

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Publication number
JPH09222928A
JPH09222928A JP2903796A JP2903796A JPH09222928A JP H09222928 A JPH09222928 A JP H09222928A JP 2903796 A JP2903796 A JP 2903796A JP 2903796 A JP2903796 A JP 2903796A JP H09222928 A JPH09222928 A JP H09222928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
transistor
power supply
adjusting means
emitter
Prior art date
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Pending
Application number
JP2903796A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kobayashi
浩 小林
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源投入時の大電流を抑圧し、負荷回路に流入
する突入電流を低減する定電圧電源回路を提供する。 【解決手段】電源を供給すべき負荷回路に対し直列に設
置される電圧調節手段1と、その電圧調節手段1を制御
するための制御手段と安定した出力電圧をえるために常
に出力電圧を監視する出力電圧検出手段とを含む定電圧
電源回路において、電圧調節手段に電源供給のためのス
イッチ機能をもたせ、さらにそのオン特性を緩やかにす
るように、差動増幅回路2の基準電圧発生部分の立ち上
がりを遅らせ、投入直後のみ前記トランジスタの抵抗分
を大きくするように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定電圧電源回路に
関し、特にスイッチ機能を有する電源回路に突入電流抑
圧のための機能を付加した定電圧電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】このような定電圧電源回路は、例えば図
2に示すように、定電圧電源回路の負荷に供給する電圧
を一定にする直列制御素子21に、スイッチ24により
装置の入力電源をオン、オフする機能を付加し、負荷に
供給する電圧を一定にすると共に入力電源投入部のスイ
ッチとしても使用できるように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術においては、例えばスイッチ機能を持たせたトランジ
スタで消費される電力を少なくするために、前記トラン
ジスタのベース電流を充分大きくし、見掛けのインピー
ダンスを小さくなるようにしているため、電源投入など
の過渡状態では大電流が流れて、後段の回路に大きなサ
ージ電流を与えるなどの問題が発生する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術のこ
れらの問題点を解決することを目的とし、電源投入時の
大電流を抑圧するために、差動増幅回路の基準電圧発生
部分の立ち上がりを遅らせ、投入直後のみ前記トランジ
スタの抵抗分を大きくすることで負荷回路に流入する突
入電流を低減する定電圧電源回路を提供する。
【0005】すなわち、電源を供給すべき負荷回路に対
し直列に設置される電圧調節手段と、その電圧調節手段
を制御するための制御手段と、安定した出力電圧を得る
ために常に出力電圧を監視する出力電圧検出手段とを有
する定電圧電源回路において、前記電圧調節手段は電源
供給のためのスイッチ機能を持つと共にそのオン特性を
緩やかにするように構成する。
【0006】また、前記電圧調節手段はPNP接合のト
ランジスタであり、そのエミッタは入力端子に、そのコ
レクタは出力端子に、そのベースは差動増幅回路のトラ
ンジスタのエミッタに接続されており、前記差動増幅回
路の共通のエミッタは抵抗を介してツエナーダイオード
に接続されると共にスイッチ用トランジスタのコレクタ
へ接続され、前記スイッチ用トランジスタのエミッタは
グランドに接続されるように構成する。
【0007】上記構成によれば、入力電圧が出力電圧よ
りも高い場合には、後段の負荷回路に配置されるフィル
タのキャパシタによって生じる突入電流を低減する事が
でき、また入力の電源電池に与える影響を少なくするこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明の実施例の回路構成の
概略図であり、図において、電圧調節手段1はPNP結
合のトランジスタ、差動増幅回路2はトランジスタ3、
複合トランジスタ4、ツエナーダイオード5、電解コン
デンサ6、抵抗器7、8、9、10、11より構成さ
れ、電源投入スイッチ12はトランジスタである。
【0009】電圧調節手段1はPNP接合のトランジス
タであり、エミッタが入力端子に接続され、コレクタは
出力端子に接続され、ベースは差動増幅回路2のトラン
ジスタ3のエミッタに接続され、ベースとエミッタ間に
は抵抗器7を備える。前記差動増幅回路2内のトランジ
スタ3のベースとエミッタ間にも抵抗器8を備え、前記
差動増幅回路2の複合トランジスタ4の一方のトランジ
スタのベースは並列に設置されたツエナーダイオード5
と電解コンデンサ6とに接続されている。前記差動増幅
回路2の共通のエミッタは抵抗を介して前記ツエナーダ
イオード5に接続される一方、スイッチとなるトランジ
スタ14のコレクタへ接続され、前記のスイッチ用トラ
ンジスタ14のエミッタはグランドに接地されている。
【0010】つぎに、このような構成における動作につ
いて説明する。図1において、電源投入スイッチ14を
オンにすると、ツエナーダイオード5には抵抗器9によ
って決まる電流が流れ、複合トランジスタ4の一方のト
ランジスタのベースとエミッタ間電圧を発生する。この
時、その電圧上昇は電解コンデンサ6によって緩和さ
れ、トランジスタ3は次第に導通状態となり、トランジ
スタである電圧調節手段1も次第にオンし、複合トラン
ジスタ4の他方のベース電圧を上昇させる。その結果、
電源投入時に急激なインピーダンス変化を少なくし、突
入電流を低減できる。
【0011】その後、充分時間が経った後では、複合ト
ランジスタ4の双方のベース電位は等しくなり、同時に
電解コンデンサ6も十分に充電され、その後に生じる入
力変動を吸収する事ができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の定電圧電源
回路によれば、電源投入時に生じる大電流がを低減する
ことことができ、ソフトスタート機能を備えた高価なI
Cを用いることなく突入電流を低減する事ができ、入力
電圧変動に対しても影響を受けにくくすることができ
る。
【0013】また、回路素子を小型化でき、コストを削
減できるほか、電源電池に与える影響を少なくすること
により電池の劣化を遅らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す回路構成図
【図2】従来例示す回路構成図
【符号の説明】
1 電圧調節手段 2 差動増幅回路 3 トランジスタ 4 複合トランジスタ 5 ツエナーダイオード 6 電解コンデンサ 7〜13 抵抗器 14 電源投入スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源を供給すべき負荷回路に対し直列に設
    置される電圧調節手段と、その電圧調節手段を制御する
    ための制御手段と、安定した出力電圧を得るために常に
    出力電圧を監視する出力電圧検出手段とを有する定電圧
    電源回路において、 前記電圧調節手段は電源供給のためのスイッチ機能を持
    つと共にそのオン特性を緩やかにすることを特徴とする
    定電圧電源回路。
  2. 【請求項2】前記電圧調節手段はPNP接合のトランジ
    スタであり、そのエミッタは入力端子に、そのコレクタ
    は出力端子に、そのベースは差動増幅回路のトランジス
    タのエミッタに接続されており、前記差動増幅回路の共
    通のエミッタは抵抗を介してツエナーダイオードに接続
    されると共にスイッチ用トランジスタのコレクタへ接続
    され、前記スイッチ用トランジスタのエミッタはグラン
    ドに接続されるように構成したことを特徴とする請求項
    1記載の定電圧電源回路。
JP2903796A 1996-02-16 1996-02-16 定電圧電源回路 Pending JPH09222928A (ja)

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