JPH05328599A - 突入電流防止回路 - Google Patents

突入電流防止回路

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Publication number
JPH05328599A
JPH05328599A JP4127138A JP12713892A JPH05328599A JP H05328599 A JPH05328599 A JP H05328599A JP 4127138 A JP4127138 A JP 4127138A JP 12713892 A JP12713892 A JP 12713892A JP H05328599 A JPH05328599 A JP H05328599A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
capacitor
series resistor
resistor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4127138A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetaka Namikino
秀毅 南木野
Hisashi Tamura
壽 田村
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Kyushu Communication Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Kyushu Communication Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Fujitsu Kyushu Communication Systems Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH05328599A publication Critical patent/JPH05328599A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源投入時に生じる突入電流を防止する回路
に関し、実装面積を小さくし、かつ常に一定時間後に正
常動作に入る安定動作の突入電流防止回路を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 直流電源側と負荷側間を結ぶ直列抵抗器RS
に並列に接続する部分を有し、スイッチング特性を有す
るトランジスタQ1,Q2,Q3 と抵抗器R4 〜R6および
直列抵抗器RS から成るスイッチング手段と、直流電圧
s をもとに一定の割合で指数関数変化の出力電圧を形
成するためのツェナーダイオードD1 と抵抗器R1 〜R
3 およびコンデンサC1 から成る遅延手段を設け、該遅
延手段からの出力電圧が一定値に達したときに前記スイ
ッチング手段を短絡するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源投入時に生じる突
入電流を防止する回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の一実施例の回路構成を示す
図である。図中、RS は直流電源側と負荷側間に接続さ
れている直列抵抗器であり、13b は該直列抵抗器RS
並列に接続されたリレー接点13b である。なお、CL
負荷側に接続された側路コンデンサであり、+と−は側
路コンデンサCL の極性、iは側路コンデンサCL の突
入電流である。
【0003】なお、この直列抵抗器RS と側路コンデン
サCL とリレー接点13b で突入電流iを防止する電源供
給回路がつくられている。また、11はパワーオンリセッ
ト回路であり、抵抗器とコンデンサなどから或る値の時
定数がつくられ、入力される直流電圧Vs を指数関数的
に上昇する電圧に変えて出力するものである。
【0004】12はリレードライバであり、パワーオンリ
セット回路11の出力電圧が所定のしきい値に達したなら
ばオンになり、後段に接続されたリレーコイル13a を駆
動するものである。
【0005】13a は例えば+5vの直流電圧の供給を受
け、前記パワーオンリセット回路11からリレードライバ
12に入力する指数関数変化の出力電圧が該リレードライ
バ12のしきい値電圧に達してオンになった時、前記リレ
ー接点13b をオン(接)にするものである。
【0006】なお、このパワーオンリセット回路11とリ
レードライバ12およびリレーコイル13a で突入電流iに
対する制御回路がつくられている。電源が投入されて直
流電圧Vs が印加されるアナログ回路において、出力側
の負荷に平行して設けた側路コンデンサCL が大容量で
あるために、電源投入時に突入電流iが大きくなるとい
うことが生じてしまう。
【0007】従来は、この突入電流iを防止するために
例えばリレー接点13b をもちい、電源投入時には直列抵
抗器RS を負荷に直列に接続して側路コンデンサCL
流れる突入電流iを制限し、或る時間が経過してリレー
ドライバ12がオンになったタイミングでリレー接点13b
をオンにして負荷側に直流電圧Vs を供給するようにし
ている。
【0008】また、比較的長時間の時定数をもつパワー
オンリセット回路11を形成する場合には、パワーオンリ
セット回路11自身の時定数を形成するコンデンサ容量を
大きくする必要があり、また、直流電圧Vs の値が変更
されるとリレードライバのオンになるタイミングが変化
し、突入電流防止回路の動作を不安定にする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来例の突入
電流防止回路においては、 リレーを使用するため実装面積が大きくなり、リレー
接点に磨耗が生じる。
【0010】印加電圧の変化でリレードライバのオン
になるタイミングが変化し、回路動作が不安定になる。
などの課題がある。
【0011】本発明は、実装面積を小さくし、かつ常に
一定時間後に正常動作に入る安定動作の突入電流防止回
路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明では、直流電源側と負荷側間を結ぶ直列抵抗器
S に並列に接続される部分を有し、スイッチング特性
を有するトランジスタQ1,Q2,Q3 と抵抗器R4 〜R6
および直列抵抗器RS から成るスイッチング手段と、直
流電圧Vs をもとに一定の割合で指数関数変化の出力電
圧を形成するためのツェナーダイオードD1 と抵抗器R
1 〜R3 およびコンデンサC1 から成る遅延手段を設
け、該遅延手段からの出力電圧が一定値に達したときに
前記スイッチング手段を短絡するように構成する。
【0013】
【作用】本発明は図1に示すごとく、直流電圧Vs をも
とに一定の割合で指数関数変化の出力電圧を形成するよ
うにツェナーダイオードD1 と抵抗器R1 〜R3 および
コンデンサC1 から成る回路素子で遅延手段を形成し、
該遅延手段の出力をトランジスタQ1,Q2,Q3 と抵抗器
4 〜R6 および直列抵抗器RS の回路素子から成るス
イッチング手段に加えることにより、直流電源側と負荷
側間を結ぶ直列抵抗器RS に並列に接続される部分を短
絡するようにしている。
【0014】従って、該遅延手段からの出力電圧が一定
値に達したときに前記スイッチング手段を短絡するよう
にすることにより、突入電流を防止することが可能にな
る。
【0015】
【実施例】本発明では、トランジスタの電流制御特性を
もちいることで十分に時間をかけての側路コンデンサの
充電と直流電源側と負荷側との接続を行うようにし、か
つタイミングの形成回路にツェナーダイオードをもちい
て時定数を安定化し、さらに時定数を形成するコンデン
サの容量が小さくなるようにしている。
【0016】以下、図1をもちいて本発明を説明する。
図1は本発明の一実施例の回路を示す図である。図1に
おいて、Q1,Q2,Q3 はトランジスタであり、D1 はツ
ェナーダイオードである。また、C1 は時定数形成用の
コンデンサ、CL は負荷に並列接続された側路コンデン
サである。さらに、R1 〜R6 は抵抗器、RS は負荷に
直列接続された直列抵抗器であり、VS は直流電圧、+
と−はコンデンサC1,CL の極性を示している。
【0017】本発明においては、ツェナーダイオードD
1 と抵抗器R1 〜R3 およびコンデンサC1 で遅延回路
をつくり、トランジスタQ1,Q2,Q3 と抵抗器R4 〜R
6 および直列抵抗器RS でスイッチ回路をつくるように
している。
【0018】図1に示すように、電源側から直流電圧V
s が印加された時には、トランジスタQ1 はオフであ
り、トランジスタQ2 もオフであり、トランジスタQ3
もオフになっている。
【0019】このとき、負荷側の側路コンデンサCL
対しては、直列抵抗器RS 経由で突入電流iが→方向に
流れるが、この突入電流iはスイッチ回路の直列抵抗器
Sで制限されて側路コンデンサCL を充電する。
【0020】同時に、直流電圧Vs は抵抗器R1 を通
り、ツェナーダイオードD1 に印加される。このとき、
時定数を形成する抵抗器R2 とコンデンサC1 に対し
て、ツェナーダイオードD1 と抵抗器R3 により定まる
一定の直流電圧が印加され、遅延回路を形成するコンデ
ンサC1 の端子電圧は常に一定の割合で指数関数的に上
昇する。
【0021】コンデンサC1 の端子電圧がトランジスタ
1,Q2 のベースとエミッタ間電圧Vbeを越えると、Q
1 =Q2 =オンになってQ3 がオンになり、負荷に対し
て電源電圧が直接に印加されて通常動作にはいる。即
ち、負荷側は常に一定時間だけ遅れて通常動作になる。
【0022】ここで、トランジスタQ1,Q2 のベースと
エミッタ間の電圧Vbeは比較的小さいため、ツェナーダ
イオードD1 が無い場合はコンデンサC1 を大きくし、
該コンデンサC1 の両端電圧が直線変化に近くなるよう
にしなければならない。
【0023】また、抵抗器R2 を大きくすると、トラン
ジスタQ1,2 に加わる電圧が小さくなり、トランジス
タQ1,Q2 のベース電流が減少するため、トランジスタ
1,Q2 は動作しない。なお、これらの事柄はツェナー
ダイオードD1 を設けることで解決される。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、小電力・小型部品で回路が形成できるようにな
り、従って小さな実装面積で安定した動作が実現できる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の回路を示す図である。
【図2】 従来の一実施例の回路構成を示す図である。
【符号の説明】
1,Q2,Q3 はトランジスタ D1 はツェナーダイオード C1 はコンデンサ CL は側路コンデンサ R1 〜R6 は抵抗器 RS は直列抵抗器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源側と負荷側間を結ぶ直列抵抗器
    (RS )に並列に接続される部分を有し、スイッチング
    特性を有するトランジスタ( Q1,Q2,Q3)と抵抗器(R
    4 〜R6)および直列抵抗器(RS )から成るスイッチン
    グ手段と、 直流電圧Vs をもとに一定の割合で指数関数変化の出力
    電圧を形成するためのツェナーダイオード(D1 )と抵
    抗器(R1 〜R3 )およびコンデンサ(C1 )から成る
    遅延手段を設け、 該遅延手段からの出力電圧が一定値に達したときに前記
    スイッチング手段を短絡するようにしたことを特徴とす
    る突入電流防止回路。
JP4127138A 1992-05-20 1992-05-20 突入電流防止回路 Withdrawn JPH05328599A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4127138A JPH05328599A (ja) 1992-05-20 1992-05-20 突入電流防止回路

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JPH05328599A true JPH05328599A (ja) 1993-12-10

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JP4127138A Withdrawn JPH05328599A (ja) 1992-05-20 1992-05-20 突入電流防止回路

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JP (1) JPH05328599A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102055304A (zh) * 2009-10-28 2011-05-11 和硕联合科技股份有限公司 电源连接管理装置
JP2016220414A (ja) * 2015-05-21 2016-12-22 日東工業株式会社 計測装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102055304A (zh) * 2009-10-28 2011-05-11 和硕联合科技股份有限公司 电源连接管理装置
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803