JP2702485B2 - ポリアミド、ポリフェニレンエーテル及び耐衝撃性改良剤を含むポリマー混合物 - Google Patents

ポリアミド、ポリフェニレンエーテル及び耐衝撃性改良剤を含むポリマー混合物

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、ポリアミド、ポリフェニレンエーテル、前
記ポリアミドとポリフェニレンエーテルとの相容性を改
良する1種又はそれ以上の相容性改良剤、及び耐衝撃性
改良剤を含むポリマー混合物に関する。 〔従来の技術及び問題点〕 ポリアミド、ポリフェニレンエーテル、該ポリアミド
とポリフェニレンエーテルとの相容性改良剤、及び随意
に耐衝撃性改良剤を成分とするポリマー混合物が、欧州
特許公開第24120号、同46040号及び同147874号各公報に
より公知である。 欧州特許公開第24120号公報には、ポリマー混合物中
に、耐衝撃性を改善するため、高分子量のゴム状ポリマ
ーを導入することが望ましい、と記述されている。例示
のため、とりわけ、エチレン−プロピレン及びエチレン
−プロピレン−ジエン共重合体、並びに部分水素添加ス
チレン/ブタジエンブロック共重合体が記載されてい
る。これらのゴム状ポリマーが使用されている実施例は
ない。欧州特許公開第24120号公報によれば、液体ジエ
ン化合物、又はエポキシ化合物、又は、分子構造中に二
重もしくは三重炭素−炭素結合、及びカルボン酸基、酸
無水物基、酸アミド基、イミド基、カルボン酸エステル
基、アミノ基もしくはヒドロキシル基を有する化合物
が、以下に定義する意味において、相容性改良剤として
使用される。 欧州特許公開第46040号公報によれば、該公報中に記
載されたポリマー混合物は、耐衝撃性改良剤を成分とし
得る。この明細書中には、例として、a)ビニル芳香族
化合物を主成分として含むモノマーのゴム状ポリマーへ
のグラフト重合により得られるグラフトポリマー、及び
b)熱可塑性エラストマーが言及されている。名をあげ
て言及されている1つのグラフトポリマーは、耐衝撃性
ポリスチレンである。熱可塑性エラストマーとして、と
りわけ、水素添加及び非水素添加スチレン−ブタジエン
ブロック共重合体、及びスチレン−エチレン−プロピレ
ンポリマーが言及されている。グラフトポリマー又は熱
可塑性エラストマーは、各々別々に、あるいは組合せて
使用可能であることが述べられている。高ポリブタジエ
ン含量の耐衝撃性ポリスチレン、及び耐衝撃性ポリスチ
レンと水素添加スチレン−ブタジエンブロック共重合体
との組合せが実施例で使用されている。これら改良剤の
1つ、特に水素添加スチレン−ブタジエンブロック共重
合体は、一般に、ポリフェニレンエーテル、又はポリフ
ェニレンエーテルと耐衝撃性ポリスチレンとの混合物の
衝撃強さを改良するのに特に適切であると、一般に考え
られている。欧州特許第46040号公報に係るポリマー混
合物は、相容性改良剤として、ビニル芳香族化合物、及
びアルファーベータ不飽和ジカルボン酸無水物もしくは
アルファーベータ不飽和ジカルボン酸のイミドの単位を
有する共重合体を成分としている。 欧州特許公開第147874号公報に係るポリマー混合物
は、1種又はそれ以上の耐衝撃性改良剤を成分とし得
る:その様なものとして、名をあげて言及されているの
は耐衝撃性ポリスチレン、ポリブタジエン、エチレン−
プロピレン−ジエンゴム、及び水素添加もしくは非水素
添加熱可塑性ゴムである。この特許出願には、耐衝撃性
改良剤を使用した実施例が与えられていない。この出願
によれば、50乃至90モル%のビニル芳香族化合物の単位
及び41乃至50モル%の不飽和ジカルボン酸もしくはこの
誘導体の単位を有する共重合体が、相容性改良剤として
使用されている。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、耐衝撃性改善のための特殊な配合剤の使用
に基づいている。この様な特殊な配合剤の使用により、
特に耐衝撃性に関し、良好な均衡のとれた特性を有する
ポリマー混合物が得られる。 本発明に係るポリマー混合物は、耐衝撃性改良剤とし
て、ゴム状コアと1つ又はそれ以上のシエルとを有する
コア−シエルポリマーを成分とすることを特徴としてい
る。 本発明に係るポリマー混合物において、耐衝撃性改良
剤は、複数の耐衝撃性改良剤の混合物から成っていても
よい。 本発明に係るポリマー混合物は、耐衝撃性改良剤とし
て、最外殻シエルが、カルボン酸基、酸無水物基、酸ア
ミド基、イミド基、カルボン酸エステル基、アミノ基、
エポキシ基又はヒドロキシル基から選ばれる1種又はそ
れ以上の官能基を含む、コア−シエルポリマーを成分と
することができる。 本発明に係るポリマー混合物は、前記成分を、好まし
くは次の量で含む。百分率は、ポリアミド(1種以
上)、ポリフェニレンエーテル(1種以上)、及び耐衝
撃性改良剤(1種以上)の重量合計に基づく。ポリアミ
ド5乃至94%;ポリフェニレンエーテル94乃至5%;耐
衝撃性改良剤1乃至50%。 本発明に係るポリマー混合物は、前記ポリアミドとポ
リフェニレンエーテルとの相容性を改良する、1種又は
それ以上の相容性改良剤を含む。これらは、溶融状態で
の2つの非混和性ポリマーの混合を助長し、更にこの様
な系における相間の結合を改善する配合剤として理解さ
れる〔「ポリマー−ポリマー混和性」の第1章、アカデ
ミック・プレス(1979)(Chapter I of“Polymer−Pol
ymer Miscibility",Academic Press,(1979)参照〕。
実際には、前記配合剤の定義は、2相ポリマー混合物の
相凝集並びに層割れの傾向を抑制することを意味する。 本発明に係るポリマー混合物は、相容性改良剤とし
て、次の群から選ばれる1種又はそれ以上の化合物を成
分とする。 A)ポリアミド及びポリフェニレンエーテルの和100重
量部あたり0.01乃至30重量部の量の、液体ジエンポリマ
ー、又はエポキシ化合物、又は分子構造中に二重もしく
は三重炭素−炭素結合、及びカルボン酸基、酸無水物
基、酸アミド基、イミド基、カルボン酸エステル基、ア
ミノ基もしくはヒドロキシル基を有する化合物、 B)ポリアミド及びポリフェニレンエーテルの和100重
量部あたり0.05乃至4重量部の量の、分子構造中に、
(a)酸素の架橋を介して炭素原子に結合した少なくと
も1つのケイ素原子、及び(b)少なくともエチレン性
炭素−炭素二重結合もしくは炭素−炭素三重結合及び/
又はアミノ基及びメルカプト基から選ばれる官能基、の
両方を有し、前記官能基がケイ素原子に直接結合してい
ない、シラン化合物、 C)(a)ポリフェニレンエーテルと(b)一般式:Z′
−Z−Z″[式中、Z′は少なくとも式:〔X−C
(O)〕(ただし、XはF、Cl、Br、I、OH、−OR又は
−O−C(O)−Rであり、RはH、アルキル基又はア
リール基である)の基であり、Z″は少なくともカルボ
ン酸基、酸無水物基、酸アミド基、イミド基、カルボン
酸エステル基、アミノ基又はヒドロキシル基であり、
Z′及びZ″の基は、架橋Zを介して共有結合してお
り、Zは二価の炭化水素基である]の化合物との反応生
成物から成る官能化ポリフェニレンエーテル、 D)ポリアミド及びポリフェニレンエーテルの和100重
量部あたり0.01乃至10重量部の量の、随意に有機ホスフ
ァイトと組合せられる、酸化ポリオレフィンワックス、 E)ポリアミド及びポリフェニレンエーテルの和100重
量部あたり0.5乃至100重量部の量の、ビニル芳香族化合
物の単位及びアルファーベータ不飽和ジカルボン酸もし
くはジカルボン酸無水物の単位を有する共重合体、又は
ビニル芳香族化合物の単位及びアルファ−ベータ不飽和
ジカルボン酸のイミド化合物の単位を有する共重合体、 F)ポリアミド及びポリフェニレンエーテルの和100重
量部あたり0.5乃至150重量部の量の、a)カルボキシル
基又は酸無水物基を有する1,2−置換オレフィン化合
物、b)ポリフェニレンエーテル及びc)ラジカル開始
剤の反応生成物。 前記C)及びF)で記載された相容性改良剤は、本発
明に係るポリマー混合物中のポリフェニレンエーテルの
全部又は一部を置換してもよい。 前記A)乃至F)の相容性改良剤は、前述の欧州特許
出願群により部分的に公知であり、また未公開の本願出
願人による特許出願により部分的に記載されている。 本発明に係るポリマー混合物の調製において、調製
法、及び特に、個々の成分を混合する順序が、しばしば
最適の特性を得るために重要であることが見い出され
た。正しい順序は、特定の使用成分次第で決められる。 ポリフェニレンエーテルを残余の成分と混合する前
に、最初に相容性改良剤と混合するのが、一般に好まし
い。しかし、これが全ての場合において真実であるとい
うわけではない。 個々の成分の混合は、例えば押出機中等で溶融状態で
行なうのが好ましい。 本発明に係るポリマー混合物は、以下に示した化合物
群の夫々から選ばれる少なくとも1種又はそれ以上の化
合物を成分とする。 −ポリフェニレンエーテル、 −ポリアミド、 −相容性改良剤、 −耐衝撃性改良剤。 ポリフェニレンエーテル ポリフェニレンエーテルは、それ自体公知の化合物で
ある。この目的のため、米国特許第3,306,874号、同3,3
06,875号、同3,257,357号及び同3,257,358号各明細書を
参照することができる。ポリフェニレンエーテルは、通
常、銅アミン錯体、1種又はそれ以上の二個所もしくは
三個所置換フェノールの存在下で、ホモポリマー又はコ
ポリマーを生成する酸化カップリング反応によって調製
される。第一、第二及び/又は第三アミンから誘導され
る銅アミン錯体を使用し得る。適切なポリフェニレンエ
ーテルの例は、 ポリ(2,3−ジメチル−6−エチルフェニレン−1,4−エ
ーテル)、 ポリ(2,3,6−トリメチルフェニレン−1,4−エーテ
ル)、 ポリ〔2−(4′−メチルフェニル)フェニレン−1,4
−エーテル〕、 ポリ(2−ブロモ−6−フェニルフェニレン−1,4−エ
ーテル)、 ポリ(2−メチル−6−フェニルフェニレン−1,4−エ
ーテル)、 ポリ(2−フェニルフェニレン−1,4−エーテル)、 ポリ(2−クロロフェニレン−1,4−エーテル)、 ポリ(2−メチルフェニレン−1,4−エーテル)、 ポリ(2−クロロ−6−エチルフェニレン−1,4−エー
テル)、 ポリ(2−クロロ−6−ブロモフェニレン−1,4−エー
テル)、 ポリ(2,6−ジ−n−プロピルフェニレン−1,4−エーテ
ル)、 ポリ(2−メチル−6−イソプロピルフェニレン−1,4
−エーテル)、 ポリ(2−クロロ−6−メチルフェニレン−1,4−エー
テル)、 ポリ(2−メチル−6−エチルフェニレン−1,4−エー
テル)、 ポリ(2,6−ジブロモフェニレン−1,4−エーテル)、 ポリ(2,6−ジクロロフェニレン−1,4−エーテル)、 ポリ(2,6−ジエチルフェニレン−1,4−エーテル)、及
び ポリ(2,6−ジメチルフェニレン−1,4−エーテル) である。 例えば前記ホモポリマーの調製に使用される様なフェ
ノールの2種又はそれ以上から誘導される共重合体など
の共重合体も適切である。更に適切なのは、例えばポリ
スチレン等のビニル芳香族化合物と前述のポリフェニレ
ンエーテルのとのグラフト共重合体及びブロック共重合
体である。 前記C)又はF)で示された相容性改良剤を使用する
とき、ポリフェニレンエーテルの全部又は一部が該改良
剤によって置き換えられ得る。 ポリアミド ポリアミドは、本発明に係るポリマー混合物中に使用
される。本発明に係る製造法において、ポリアミドはB
成分として使用される。それ自体公知の熱可塑性ポリア
ミドの全てが、本発明に係るポリマー混合物中で使用で
きる。適切なポリアミドは、例えば、ポリアミド−4;ポ
リアミド−6;ポリアミド−4,6;ポリアミド−6,6;ポリア
ミド−3,4;ポリアミド−12;ポリアミド−11;ポリアミド
6,10;テレフタル酸及び4,4′−ジアミノシクロヘキシル
メタンから調製されるポリアミド;アゼライン酸、アジ
ピン酸及び2,2−ビス(p−アミノシクロヘキシル)プ
ロパンから調製されるポリアミド;アジピン酸及びメタ
キシリレンジアミンから調製されるポリアミド;テレフ
タル酸及びトリメチルヘキサメチレンジアミンから調製
されるポリアミドである。特に有用なのは、当該技術分
野で良く知られている、所謂アモルファスポリアミドで
ある。 相容性改良剤 本発明に係るポリマー混合物は、1種又はそれ以上の
相容性を改良する成分を含む必要がある。相容性改良剤
を、ポリフェニレンエーテルとポリアミドを成分とする
ポリマー混合物中に使用することは、それ自体公知であ
る。本発明に係るポリマー混合物は、好ましくは、前記
相容性改良剤の1種又はそれ以上を成分とする。 前記A)の相容性改良剤は、欧州特許公開第24120号
公報によって公知である。該公報中に記載されている全
ての改良剤が、本発明に係るポリマー混合物にとって適
切である。顕著には、無水マレイン酸、マレイン酸、フ
マル酸、マレイミド、マレイン酸アミド、及び更に、上
記化合物と(ジ)アミンの反応生成物が特に適切に使用
される。欧州特許公開24120号公報6頁1行〜12頁27行
に記載されている全ての化合物が使用できる。 前記B)の相容性改良剤は、欧州特許公開第182163号
公報に開示されている。該公報中に記載されているシラ
ン誘導体は、酸素の架橋を介して炭素原子に結合した、
少なくとも1つのケイ素原子を有している。この目的の
ため、通常、少なくとも1つのアルコキシ基又はアセト
キシ基がシラン中に存在することになる。更に、酸素の
架橋を介して複数のケイ素原子が結合した、即ちシロキ
サン基が、シラン誘導体中に存在し得る。加えて、シラ
ン誘導体は、次の特徴、即ち、分子中に、1又はそれ以
上の炭素−炭素二重もしくは三重結合、アミノ基及び/
又はメルカプト基が存在することのうち、少なくとも1
つを有する必要がある。炭素−炭素二重もしくは三重結
合は、ケイ素原子と直接結合してもよい。メルカプト基
又はアミノ基は、ケイ素原子と直接結合できない。適切
なシラン誘導体の例は:γ(ガンマ)−アミノプロピル
トリエトキシシラン;ビニル−トリス(2−メトキシエ
トキシ)シラン;5−(ビシクロヘプテニル)トリエトキ
シシラン及びγ−メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ンである。 前記C)の相容性改良剤は、PCT公開86/02086号公報
に記載されている。該公報中に記載されている化合物
は、ポリフェニレンエーテルと、例えば、クロロエチア
ノイルコハク酸無水物;無水トリメト酸の酸クロリド;
クロロホルミルコハク酸無水物;1−アセトキシアセチル
−3,4−ジ安息香酸無水物、テレフタル酸の酸クロリド
等との反応により得ることができる。形成される化合物
は、メタノール又はアセトン中での沈澱により精製され
得る。これらの改良剤は、例えばブチルアミン、ジブチ
ルアミン、n−オクタデシルアミン等の第一又は第二ア
ミンと併用することができる。 前記D)の相容性改良化合物の使用は、欧州特許公開
第164767号公報に記載されている。酸化ポリオレフィン
ワックスは、それ自体公知の化合物である。この目的の
ため、西独特許公開第2035706号、同3047915号、及び同
2201862号各公報を参照することができる。この種のワ
ックスは、通常空気中又は懸濁液中におけるポリオレフ
ィンワックスの酸化によって調製される。 前記E)の化合物は、欧州特許公開第46040号及び同1
47874号公報に記載されている。これらの化合物の具体
例は、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−
無水マレイン酸−メタクリレートターポリマー、スチレ
ン−無水マレイン酸−アクリレートターポリマー、及び
これら化合物のゴム改質変性物である。 前記F)の化合物及びこれらの調製法は、日本国特許
出願59/59724号、同59/86,653号及び同59/66,452号に開
示されている。これらの化合物は、a)カルボキシル基
又は酸無水物基を有する1,2−置換オレフィン化合物
(例えば無水マレイン酸)、b)ポリフェニレンエーテ
ル、及びc)ラジカル開始剤(例えば、過酸化ベンゾイ
ル)の反応生成物に係わる。 衝撃強さ改良剤 本発明に係るポリマー混合物は、次の耐衝撃性改良剤
の1種又はそれ以上を成分とする。 ゴム状コア、及び1つ又はそれ以上のシエルを有する
コア−シエルポリマー。この目的のため、米国特許第3,
808,180号、同4,096,202号、同4,180,494号、同4,306,0
40号、同4,375,532号及び同4,495,324号各明細書を参照
することができる。コア−シエルポリマーは、一般に、
例えばポリブタジエンゴム等のジエンゴムもしくは例え
ばポリn−ブチルアクリレート等のアクリレートゴムを
主成分とするなどのゴム状コアを含む。コアのゴムは、
更に1種又はそれ以上のコモノマー(comonomer)を含
み得る。コアは、架橋剤の存在下で調製を行なうことに
より架橋され得る。架橋剤として、二官能性不飽和化合
物が使用される。コア上に1つ又はそれ以上のシエルが
設けられる。一般に、その少なくとも1つは、ガラス
状、即ち非ゴム状のポリマー又はコポリマーによって形
成される。1つ又は複数のシエルは、一般に次のモノマ
ーの1種又はそれ以上から作られる:アルキルメタクリ
レート、アルキルアクリレート、アクリロニトリル、例
えばスチレン又は、α−メチルスチレン、ハロゲン化ス
チレン化合物等の置換スチレン化合物などのビニル芳香
族化合物。シエルは、コア及び/又はシエル中に存在し
得るグラフト結合剤を介してコアと「結合」されていて
もよい。コア−シエルポリマーの調製は、一般に公知で
ある。この目的のため、例えば前記米国特許明細書を参
照することができる。 ゴム状コア、及び1つ又はそれ以上のシエル(コア−
シエルポリマー)を有し、最外殻シエルが1種又はそれ
以上の官能基を含むコア−シエルポリマー。前記官能基
は、カルボン酸基、酸無水物基、酸アミド基、イミド
基、カルボン酸エステル基、アミノ基、エポキシ基又は
ヒドロキシル基から選ぶことができる。この種のコア−
シエルポリマーは、例えば米国特許第3,668,274号、同
4,034,013号、同4,474,927号各明細書に記載されてい
る。このタイプのコア−シエルポリマーは、一般に(最
外殻)シエル中に、重合反応によって、二重又は三重不
飽和結合及び前記官能基の1種又はそれ以上を含むモノ
マーを導入することにより調製される。これらのコア−
シエルポリマーの例は、ポリn−ブチルアクリレートゴ
ムのコア、及び0.1乃至10重量%の無水マレイン酸を含
むスチレン共重合体又はスチレン−アクリロニトリルタ
ーポリマーのシエルを有するポリマーである。 勿論、前記耐衝撃性改良剤の1種又はそれ以上を組合
せて使用することが可能である。 本発明に係るポリマー混合物は、成分を、好ましくは
以下の量で含む。百分率は、ポリアミド(1種以上)、
ポリフェニレンエーテル(1種以上)及び耐衝撃性改良
剤(1種以上)の重量合計に基づく。ポリアミド5乃至
94%;ポリフェニレンエーテル94乃至5%;耐衝撃性改
良剤1乃至50%。 前述の成分に加えて、本発明に係るポリマー混合物
は、次の成分:スチレンのホモ−又はコポリマー、耐衝
撃性ポリスチレン、染料、顔料、充てん剤、ガラスファ
イバー等の補強充てん材、安定剤及び難燃剤の1種又は
それ以上を含むことができる。安定剤としては、ポリア
ミド及び/又はポリフェニレンエーテル用として一般に
公知の安定剤を使用することができる。 本発明に係るポリマー混合物は、成分の溶液又はスラ
リーの混合と引続く蒸発、又は溶融押出によるなど、種
々の方法で調製し得る。溶融押出が一般に好ましい。溶
融押出において、個々の成分は、例えば押出機中に導入
される。押出機中で成分は、通常例えばポリフェニレン
エーテル等の最も高いかあるいは最も高いうちの1つの
融点以上に加熱され、そして充分に混合される。その
後、押出機は、通常はストランドの形態の所謂押出物を
生成し、ストランドは切断される。かくして得られる本
発明に係るポリマー混合物の細片は、更に熱可塑性合成
樹脂の射出成型用としてそれ自体公知の方法により加工
される。 本発明に係るポリマー混合物の押出機による調製にお
いて、個々の成分が混合される順序が重要であることが
見い出された。例えば、良好な特性を有するポリマー混
合物は、しばしば、ポリフェニレンエーテル又は使用さ
れるポリフェニレンエーテルの量の一部を、押出機にお
いて、別の工程で、相容性改良剤と予じめ混合される場
合に、得られる。かくして得られる予備押出物は、次い
で押出機中で残余の成分と混合される。 最初にポリアミドもしくは使用されるポリアミドの量
の一部と、耐衝撃性改良剤とを予じめ混合して調製する
ことも可能である。かくして得られる予備混合物は、次
いで、残余の成分の混合される。 場合によっては、より良好な特性を有するポリマー混
合物が、最初にポリアミド又は使用されるポリアミドの
量の一部を、溶融状態で耐衝撃性改良剤と混合し;ポリ
フェニレンエーテル又は使用されるポリフェニレンエー
テルの量の一部を、溶融状態で相容性改良剤と混合し、
しかる後に、かくして得られる2つの予備混合物を、未
だ予備混合物中に導入していない可能性のある成分と共
に、溶融状態で混合することにより得られる。 本発明は、また、本発明に係るポリマー混合物から得
られる製品にも関係している。 〔実施例及び発明の効果の説明〕 本発明は、以下の特定の実施例により更に説明され
る。 比較例I乃至IV、比較例A コア用のブチルアクリレートの重合、及びシエル用
の、多くの場合において無水マレイン酸を伴なう、メチ
ルメタクリレート、又はメチルメタクリレート/スチレ
ン混合物の重合により、種々のコア−シエルポリマーが
調製された。これらのコア−シエルポリマー(No.1〜
4)は次の様にして調製された。 PBAコアの調製 1.1 次の溶液が調製された。 A.n−ブチルアクリレート501.8重量部、 アリルメタクリレート2.6重量部、 トリス(2−アクリルオキシエチル)イソシアヌレ
ート7.7重量部。 B.n−ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム12.8重量
部、 脱イオン水512重量部。 C.K2S2O8(ペルオキシニ硫酸カリウム)2.56重量部、 脱イオン水128重量部。 D.Na2S2O5(二亜硫酸ナトリウム)2.56重量部、 脱イオン水128重量部。 ガラス製の2リットル反応容器がB及び溶液Aの1/4
量で充たされ、10℃に冷却され、窒素により洗浄/排気
を5回繰返して脱酸素化された。A及びBの混合物が撹
拌により乳化された。次いで温度を40℃に上げ、(脱気
した)溶液C60重量部が注入され、引続き(脱気され
た)溶液D60重量部が注入された。重合反応が直ちに始
まり、10分間で温度が70乃至75℃に上昇した。温度はそ
の後60℃に調節され、圧力が1.5気圧に調節された。溶
液C及びDの残り(脱気済)が計量ポンプにより2時間
かけて徐々に加えられた。次いで反応を完了させるた
め、60℃で更に1時間撹拌が行なわれた。 コア−シエルポリマーの調製 1.2 次の溶液が調製され、脱気された。 E.メチルメタクリレート125.4重量部、 スチレンa重量部、 アリルメタクリレート0.64重量部、 無水マレイン酸2.56重量部、 トリス(2−アクリルオキシエチル)イソシアヌレ
ート1.9重量部。 F.K2S2O8(ペルオキシ二硫酸カリウム)0.64重量部、 脱イオン水160重量部。 G.Na2S2O5(二亜硫酸ナトリウム)0.64重量部、 脱イオン水32重量部。 溶液E、F及びGが、前記1.1で得られた反応混合物
に、撹拌下、30分間で徐々に加えられた。 単離 1.3 かくして得られたラテックスが、反応容器の内
容物をフィルターを通して、高速撹拌されたCa2Cl2を1
重量%含む水溶液に注入することにより、脱安定化され
た。沈澱ポリマーがロ過により単離され、水により洗浄
され、真空中60℃で乾燥された。 次のコア−シエルポリマーが調製された。(変数a=
スチレン含量。) 前記コア−シエルポリマーが、押出機中でポリアミド
−6,6及び安定剤と予じめ混合された。押出機は平均275
℃の温度に設定され、スクリュウ速度は300回転/分に
調節された。この様にして、表2に示した組成の異なる
4つの予備混合物が調製された。使用したポリアミド−
6,6は、数平均分子量▲▼が20,000、ISOR307(0.5g
のポリアミドが25℃で90%蟻酸100gに溶解される)に準
拠して測定された粘性指数が134ml/g、及び乾燥後の水
分含量が0.2重量%未満であった。 予備混合物P1、P2、P3、P4、ポリフェニレンエーテ
ル、無水マレイン酸、ポリアミド−6,6(前記表示)及
び安定剤を用いて種々のポリマー混合物I乃至IVが調製
された。ポリフェニレンエーテルとしては、25℃、クロ
ロホルム中で49ml/gの固有粘度を有するポリ(2,6−ジ
メチルフェニレン−1,4−エーテル)を使用した。 比較例I乃至IVの全てのポリマー混合物が、平均温度
約285℃、スクリュウ速度300回転/分に調節されたウエ
ルナー−フライダラー(Werner−Pfleiderer)押出機で
押出された。成分は2つの異なる位置:成分の一部が押
出機の末端、一部が押出機のほぼ中央の特殊供給器か
ら、供給された。比較例Aによるポリマー混合物は、表
3中に示した成分を押出して調製された。即ち、全ての
成分を押出機末端から供給した。 かくして得られたポリマー混合物を射出成形して、AS
TM D638に準拠した試験片が作成された。これらの試験
片は、引張降伏強さ及び破断時伸びの測定に用いられ
た。更に、アイゾット衝撃強さ測定用に、ASTM D256に
準拠した試験片が成形された。更に、厚み3.2mm、直径1
00mmのディスク上で、計器化された落下槍による衝撃が
測定された。この試験では、半球状の先端を有し、100N
の重さを有する標準試験体が、2.2m高さから、直径95mm
の環状支持体上に載置された前記ディスク上に落下され
た。破断までの吸収エネルギーが測定された。 かくして測定されたエネルギー値が、「落下槍衝撃」
(DIN 53443)として表示された。 測定された特性を表3に記録した。 表3から、本発明によるポリマー混合物が改良された
衝撃強さを有することが理解される。 比較例V、実施例VI、比較例B 下記表4に示した成分を押出機によりブレンディング
して3つの混合物がコンパウンド化された。混合物は、
真空中、220乃至285℃のバレル温度設定でコンパウンド
化された。押出機は、300回転/分のスクリュウ速度で
操作された。 使用された成分は以下のとおりである: ・官能化ポリフェニレンエーテル:PCT公開WO第86/02086
号公報に従って、ポリフェニレンエーテルと無水トリメ
リト酸の酸クロリドとの反応により得られる生成物。 官能化ポリフェニレンエーテルの固有粘度は、57.5ml
/g(25℃、クロロホルム中で測定)であった。 ・ポリアミド:前記の実施例で説明されたポリアミド−
6,6。 ・コア−シエルポリマー1:ポリブタジエンコア(67.5
%)上にメチルメタクリレート−スチレンシエルがグラ
フトされた多段共重合体。 ・コア−シエルポリマー2:ブチルアクリレート98%およ
びグラフト結合剤2%から成るコア(80%)とスチレン
95%、無水マレイン酸2%およびグラフト結合剤3%か
ら成るシエル(20%)を有する多段共重合体。 得られたポリマー混合物が、比較例I乃至IVに示され
た試験に付された。組成及び特性が下記表4に記録され
た。 コア−シエルポリマーの添加により特性が改良された
ことが分る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨハネス・フーバータス・ガブリエル・ マリイ・ローメイジャー オランダ、4631・エイチ・シー、ホーガ ーハイデ、ロレンズストラット、3番 (72)発明者 ジーン・マリイ・フバート・ヘウスチェ ン ベルギー、2120、スコッテン、トレビエ レンレイ、23番 (56)参考文献 特表 昭61−502195(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.ポリアミド、ポリフェニレンエーテル、上記ポリア
    ミドとポリフェニレンエーテルとの相容性を改良する1
    種又はそれ以上の相容性改良剤、及び耐衝撃性改良剤を
    含むポリマー混合物であって、上記耐衝撃性改良剤がゴ
    ム状コアと1又はそれ以上のシエルを有するコア−シエ
    ルポリマーでその最外殻シェルが95重量%以上のスチレ
    ンと少なくとも0.1重量%のマレイン酸無水物を含有す
    るコア−シェルポリマーであり、当該ポリマー混合物
    が、上記ポリアミドとポリフェニレンエーテルと耐衝撃
    性改良剤の合計重量に基づく百分率で表して、ポリアミ
    ド5〜94%、ポリフェニレンエーテル94〜5%、耐衝撃
    性改良剤1〜50%を含むことを特徴とするポリマー混合
    物。 2.当該ポリマー混合物が、相容性改良剤として、下記
    A)〜F): A)ポリアミドとポリフェニレンエーテルの合計100重
    量部当たり0.01〜30重量部の量の、液体ジエンポリマ
    ー、又はエポキシ化合物、又は分子構造中に炭素−炭素
    二重もしくは三重結合及びカルボン酸基、酸無水物基、
    エステル基、酸アミド基、イミド基、カルボン酸エステ
    ル基、アミノ基もしくはヒドロキシル基を有する化合
    物、 B)ポリアミドとポリフェニレンエーテルの合計100重
    量部当たり0.05〜4重量部の量の、分子構造中に、
    (a)酸素の架橋を介して炭素原子に結合した少なくと
    も1つのケイ素原子、及び(b)少なくともエチレン性
    炭素−炭素二重結合もしくは炭素−炭素三重結合及び/
    又はアミノ基及びメルカプト基から選ばれる官能基、の
    両方を有し、前記官能基がケイ素原子に直接結合してい
    ない、シラン化合物、 C)(a)ポリフェニレンエーテルと(b)一般式:Z′
    −Z−Z″[式中、Z′は少なくとも式:〔X−C
    (O)〕(式中、XはF、Cl、Br、I、OH、−OR又は−
    O−C(O)−Rであり、RはH、アルキル基又はアリ
    ール基である)の基であり、Z″は少なくともカルボン
    酸基、酸無水物基、酸アミド基、イミド基、カルボン酸
    エステル基、アミノ基又はヒドロキシル基であり、Z′
    及びZ″の基は、架橋Zを介して共有結合しており、Z
    は二価の炭化水素基である]の化合物との反応生成物か
    ら成る官能化ポリフェニレンエーテル、 D)ポリアミド及びポリフェニレンエーテルの合計100
    重量部当たり0.01〜10重量部の量の、酸化ポリオレフィ
    ンワックス、 E)ポリアミド及びポリフェニレンエーテルの合計100
    重量部当たり0.5〜100重量部の量の、ビニル芳香族化合
    物の単位及びアルファ−ベータ不飽和ジカルボン酸もし
    くはジカルボン酸無水物の単位を有する共重合体又はビ
    ニル芳香族化合物の単位及びアルファ−ベータ不飽和ジ
    カルボン酸のイミド化合物の単位を有する共重合体、 F)ポリアミド及びポリフェニレンエーテルの合計100
    重量部当たり0.5〜150重量部の量の、a)カルボキシル
    基又は酸無水物基を有する1,2−置換オレフィン化合物
    とb)ポリフェニレンエーテルとc)ラジカル開始剤と
    の反応生成物、 からなる群から選択される1種又はそれ以上の化合物を
    含む、特許請求の範囲第1項記載のポリマー混合物。 3.前記ポリフェニレンエーテルが、全体的に又は部分
    的に、前記C)又はF)の相溶性改良剤で置き換えられ
    ている、特許請求の範囲第2記載のポリマー混合物。 4.当該ポリマー混合物が、前記ポリアミドとして、ポ
    リアミド−6,6又はポリアミド−6を含む、特許請求の
    範囲第1項乃至第3項のいずれか1項記載のポリマー混
    合物。 5.当該ポリマー混合物が、前記ポリフェニレンエーテ
    ルとして、ポリ(2,6−ジメチルフェニレン−1,4−エー
    テル)を含む、特許請求の範囲第1項乃至第4項のいず
    れか1項記載のポリマー混合物。 6.当該ポリマー混合物が、ポリスチレンのホモ−又は
    コポリマー、耐衝撃性ポリスチレン、染料、顔料、充て
    ん材、ガラスファイバー等の補強充てん剤、安定剤及び
    難燃剤の1種又はそれ以上をさらに含む、特許請求の範
    囲第1項乃至第5項のいずれか1項記載のポリマー混合
    物。 7.ポリアミド、ポリフェニレンエーテル、上記ポリア
    ミドとポリフェニレンエーテルとの相容性を改良する1
    種又はそれ以上の相容性改良剤、及び耐衝撃性改良剤を
    含むポリマー混合物であって、上記耐衝撃性改良剤がゴ
    ム状コアと1又はそれ以上のシエルを有するコア−シエ
    ルポリマーでその最外殻シェルが95重量%以上のスチレ
    ンと少なくとも0.1重量%のマレイン酸無水物を含有す
    るコア−シェルポリマーであり、当該ポリマー混合物
    が、上記ポリアミドとポリフェニレンエーテルと耐衝撃
    性改良剤の合計重量に基づく百分率で表して、ポリアミ
    ド5〜94%、ポリフェニレンエーテル94〜5%、耐衝撃
    性改良剤1〜50%を含むポリマー混合物を製造するため
    の方法において、 上記諸成分を溶融状態で2以上の段階に分けて混合し、
    (a)ポリフェニレンエーテル又は使用されるポリフェ
    ニレンエーテルの量の一部を最初に相容性改良剤と予じ
    め混合しておき、しかる後に、この予備混合物を残余の
    成分と混合するか、(b)ポリアミド又は使用されるポ
    リアミドの量の一部を最初に溶融状態で耐衝撃性改良剤
    と予じめ混合しておき、しかる後に、この予備混合物を
    溶融状態で残余の成分と混合するか、或いは(c)ポリ
    アミド又は使用されるポリアミドの量の一部を最初に溶
    融状態で耐衝撃性改良剤と予じめ混合しておき、ポリフ
    ェニレンエーテル又は使用されるポリフェニレンエーテ
    ルの量の一部を最初に相容性改良剤と予じめ混合してお
    き、しかる後に、上記2つの予備混合物を、導入されて
    いない成分があれば該成分と共に、溶融状態で混合する
    ことを特徴とする方法。
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