JP2702486B2 - ポリアミド、ポリフェニレンエーテル及び耐衝撃性改良剤を含むポリマー混合物 - Google Patents

ポリアミド、ポリフェニレンエーテル及び耐衝撃性改良剤を含むポリマー混合物

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の属する技術分野] 本発明は、ポリアミド、ポリフェニレンエーテル、前
記ポリアミドとポリフェニレンエーテルとの相容性を改
良する1種又はそれ以上の相容性改良剤、及び耐衝撃性
改良剤を含むポリマー混合物に関する。 [従来の技術] ポリアミド、ポリフェニレンエーテル、前記ポリアミ
ドとポリフェニレンエーテルの相容性改良剤、及び随意
に耐衝撃性改良剤を含むポリマー混合物が、欧州特許公
開第24120号、同46040号、同147874号各公報、PCT公開W
O85/05372及び同86/02086各公報により公知である。 欧州特許公開第24120号公報には、ポリマー混合物中
に、耐衝撃性を改善するため、高分子量のゴム状ポリマ
ーを導入することが望ましい、と記述されている。例示
のため、とりわけ、エチレン−プロピレン及びエチレン
−プロピレン−ジエン共重合体、並びに部分水素添加ス
チレン/ブタジエンブロック共重合体が記載されてい
る。これらのゴム状ポリマーが使用されている実施例は
ない。欧州特許公開第24120号公報によれば、液体ジエ
ン化合物、又はエポキシ化合物、又は、分子構造中に二
重もしくは三重炭素−炭素結合、及びカルボン酸基、酸
無水物基、酸アミド基、イミド基、カルボン酸エステル
基、アミノ基もしくはヒドロキシル基を有する化合物
が、以下に定義する意味において、相容性改良剤として
使用される。 欧州特許公開第46040号公報によれば、該公報中に記
載されたポリマー混合物は、耐衝撃性改良剤を含み得
る。この明細書中には、例として、a)ビニル芳香族化
合物を主成分として含むモノマーのゴム状ポリマーへの
グラフト重合により得られるグロフトポリマー、及び
b)熱可塑性エラストマーが言及されている。名をあげ
て言及されている1つのグラフトポリマーは、耐衝撃性
ポリスチレンである。熱可塑性エラストマーとして、と
りわけ、水素添加及び非水素添加スチレン−ブタジエン
ブロック共重合体、及びスチレン−エチレン−プロピレ
ンポリマーが言及されている。グラフトポリマー又は熱
可塑性エラストマーは、各別に、あるいは組合せて使用
できることが述べられている。高ポリブタジエン含量の
耐衝撃性ポリスチレン、及び耐衝撃性ポリスチレンと水
素添加スチレン−ブタジエンブロック共重合体との組合
せが、実施例で使用されている。これら改良剤の1つ、
特に水素添加スチレン−ブタジエンブロック共重合体、
ポリフェニレンエーテル、又はポリフェニレンエーテル
と耐衝撃性ポリスチレンとの混合物の衝撃強さを改良す
るのに特に適切であると、一般に考えられている。欧州
特許公開第46040号公報に係るポリマー混合物は、相容
性改良剤として、ビニル芳香族化合物、及びアルファー
ベータ不飽和ジカルボン酸無水物もしくはアルファーベ
ータ不飽和ジカルボン酸イミドの単位を有する共重合体
を含む。 欧州特許公開第147874号公報に係るポリマー混合物
は、1種又はそれ以上の耐衝撃性改良剤を含み得る:そ
の様なものとして、名をあげて記載されているのは、耐
衝撃性ポリスチレン、ポリブタジエン、エチレン−プロ
ピレン−ジエンゴム、及び水素添加もしくは非水素添加
熱可塑性ゴムである。この特許出願には、衝撃強さ改良
剤を使用した実施例が与えられていない。この出願によ
れば、50乃至90モル%のビニル芳香族化合物の単位及び
41乃至50モル%の不飽和ジカルボン酸もしくはその誘導
体の単位を有する共重合体が、相容性改良剤として使用
されている。 PCT公開WO85/05372号公報には、ポリフェニレンエー
テル、ポリアミド、及び相容性改良剤としてポリカルボ
ン酸を含む改質されたポリフェニレンエーテル−ポリア
ミド組成物が記載されている。該組成物は、更に耐衝撃
性改良剤を含み得る。数多くの改良剤が提案されてい
る。実施例には、スチレン−水素添加又は非水素添加ブ
タジエントリブロック共重合体が扱われている。 PCT公開WO86/02086号公報には、ポリフェニレンエー
テル、ポリアミド、及び相容性改良剤として官能化ポリ
フェニレンエーテルを含む熱可塑性組成物が記載されて
いる。該組成物は、更に物理的特性を一層改良するため
ゴム状高分子量ポリマーを含み得る。この様なゴム状ポ
リマーが多く掲げられている。実施例には、スチレン−
エチレン−ブチレン−スチレン共重合体のみが扱われて
いる。 [問題点を解決するための手段] 本発明に係るポリマー混合物は、オレフィン基質の耐
衝撃性改良剤を含む。この様な衝撃改質剤の使用によ
り、特に対衝撃性に関し、良好な均衡のとれた特性を有
するポリマー混合物が得られる。 本発明に係るポリマー混合物において、耐衝撃性改良
剤は、複数の耐衝撃性改良剤の混合物であってもよい。 本発明に係るポリマー混合物において、衝撃強さ改良
剤として、カルボン酸基もしくはその誘導体を有するビ
ニルモノマーがグラフトされ、あるいはエポキシ基を有
するビニルモノマーがグラフトされている、エチレン−
プロピレン共重合体又はエチレン−プロピレン−非共役
ジエンタ−ポリマーを使用することができる。 本発明に係るポリマー混合物は、衝撃強さ改良剤とし
て、2乃至6個の炭素原子を有するアルキレン基及び1
乃至8個の炭素原子を有するアルキル基を有するアルキ
レン−アルキル(メタ)アクリレート共重合体を成分と
することができる。 本発明に係るポリマー混合物は、衝撃強さ改良剤とし
て、官能基を有するアルキレン−アルキル(メタ)アク
リレートを含み得る。前記官能基は、ターポリマー形成
時の重合反応又はグラフト化反応によって導入された、
カルボン酸基、酸無水物基、酸アミド基、イミド基、カ
ルボン酸エステル基、アミノ基、ヒドロキシル基又はエ
ポキシ基から選ばれる官能基である。前記アルキレン−
アルキル(メタ)アクリレートのアルキレン基は2乃至
6個の炭素原子を含み、アルキル基は1乃至8個の炭素
原子を含む。 本発明に係るポリマー混合物は、前記成分を好ましく
は以下の量で含む。百分率は、ポリアミド(1種以
上)、ポリフェニレンエーテル(1種以上)及び耐衝撃
性改良剤(1種以上)の重量合計に基づき計算されてい
る:ポリアミド5乃至94%,ポリフェニレンエーテル94
乃至5%;耐衝撃性改良剤1乃至50%。 本発明に係るポリマー混合物は、前記ポリアミドとポ
リフェニレンエーテルとの相容性を改良する、1種又は
それ以上の相容性改良剤を含む。これらは、溶融状態で
の2つの非混和性ポリマーの混合を助長し、更にこの様
な系における相間の結合を改善する配合剤として理解さ
れる[「ポリマー−ポリマー混和性」の第I章、アカデ
ミック・プレス(1979)(Chapter I of“Polymer−Pol
ymer Miscibility“,Academic press,1979)参照]。実
際には、前記配合剤は2相ポリマー混合物の相凝集並び
に層割れの傾向を抑制することを意味する。 本発明に係るポリマー混合物は、相容性改良剤とし
て、好ましくは次の群から選ばれる1種又はそれ以上の
化合物を含む。 A)ポリアミド及びポリフェニレンエーテルの和100重
量ブロックあたり0.01乃至30重量部の量の、液体ジエン
ポリマー、又はエポキシ化合物、又は分子構造中に二重
もしくは三重炭素−炭素結合及びカルボン酸基、酸無水
物基、酸アミド基、イミド基、カルボン酸エステル基、
アミノ基もしくはヒドロキシル基を有する化合物、 B)(a)ポリフェニレンエーテルと(b)一般式:Z′
−Z−Z″[式中、Z′は少なくとも式:〔X−C
(O)〕(ただし、XはF、Cl、Br、I、OH、−OR又は
−O−C(O)−Rであり、RはH、アルキル基又はア
リール基である)の基であり、Z″は少なくともカルボ
ン酸基、酸無水物基、酸アミド基、イミド基、カルボン
酸エステル基、アミノ基又はヒドロキシル基であり、
Z′及びZ″の基は、架橋Zを介して共有結合をしてお
り、Zは二価の炭化水素基である]の化合物との反応生
成物からなる官能化ポリフェニレンエーテル、 C)ポリアミド及びポリフェニレンエーテルの和100重
量部あたり0.05乃至4重量部の量の、分子構造中に、
(a)酸素の架橋を介して炭素原子に結合した少なくと
も1つのケイ素原子、及び(b)少なくともエチレン性
炭素−炭素二重結合もしくは炭素−炭素三重結合及び/
又はアミノ基及びメルカプト基から選ばれる官能基、の
両方を有し、前記官能基がケイ素原子に直接結合されて
いない、シラン化合物、 D)ポリアミド及びポリフェニレンエーテルの和100重
量部あたり0.01乃至10重量部の量の、随意に有機ホスフ
ァイトと組合せられる、酸化ポリオレフィンワックス、 E)ポリアミド及びポリフェニレンエーテルの和100重
量部あたり0.5乃至100重量部の量の、ビニル芳香族化合
物の単位及びアルファーベータ不飽和ジカルボン酸もし
くはジカルボン酸無水物の単位を有する共重合体、又は
ビニル芳香族化合物の単位及びアルファーベータ−不飽
和ジカルボン酸のイミド化合物の単位を有する共重合
体、 F)ポリアミド及びポリフェニレンエーテルの和100重
量部あたり0.5乃至150重量部の量の、a)カルボキシル
基又は酸無水物基を有する1,2−置換オレフィン化合
物、b)ポリフェニレンエーテル及びc)ラジカル開始
剤の反応生成物。 B)又はF)で記載した相容性改良剤で、本発明に係る
ポリマー混合物中のポリフェニレンエーテルの全部又は
一部を置換してもよい。 前記A)及びB)で記載された相容性改良剤は、前記
諸出願によって公知である。 オレフィン基質の耐衝撃性改良剤を、前記A)又は
B)で記載された相容性改良剤の1種又はそれ以上と組
合せて使用すると、顕著な利点、即ち最適な機械的特性
及び良好な表面外観を提供する。 本発明に係るポリマー混合物の調製においては、調製
法、及び特に、諸成分が混合される順序が、しばしば、
最適な特性を得るために重要であることが見い出され
た。正しい順序は、特定の使用成分次第で決まる。 ポリフェニレンエーテルを残余の成分と混合する前
に、最初に相容性改良剤と混合するのが、一般に好まし
い。しかし、これが全ての場合において真実であるとい
うわけではない。 ポリアミドを耐衝撃性改良剤と予じめ混合しても、ま
た好結果が得られる。 個々の成分の混合は、例えば押出機中等で溶融状態で
行なうのが好ましい。 本発明に係るポリマー混合物は、以下に示した化合物
群の夫々から選ばれる少なくとも1種又はそれ以上の化
合物を含む。 −ポリフェニレンエーテル、 −ポリアミド、 −相容性改良剤、 −耐衝撃性改良剤。 ポリフェニレンエーテル ポリフェニレンエーテルは、それ自体公知の化合物で
ある。この目的のため、米国特許第3,306,874号、同3,3
06,875号、同3,257,357号、及び同3,257,358号各明細書
を参照することができる。ポリフェニレンエーテルは、
通常、銅アミン錯体、1種又はそれ以上の二個所もしく
は三個所置換フェノールの存在下でホモポリマー又はコ
ポリマーとして、酸化カップリング反応によって調製さ
れる。第一、第二及び/又は第三アミンから誘導される
銅アミン錯体を使用することができる。適切なポリフェ
ニレンエーテルの例は: ポリ(2,3−ジメチル−6−エチルフェニレン−1,4−エ
ーテル)、 ポリ(2,3,6−トリメチルフェニレン−1,4−エーテ
ル)、 ポリ[2−(4'−メチルフェニル)フェニレン−1,4−
エーテル]、 ポリ(2−ブロモ−6−フェニルフェニレン−1,4−エ
ーテル)、 ポリ(2−メチル−6−フェニルフェニレン−1,4−エ
ーテル)、 ポリ(2−フェニルフェニレン−1,4−エーテル)、 ポリ(2−クロロフェニレン−1,4−エーテル)、 ポリ(2−メチルフェニレン−1,4−エーテル)、 ポリ(2−クロロ−6−エチルフェニレン−1,4−エー
テル)、 ポリ(2−クロロ−6−ブロモフェニレン−1,4−エー
テル)、 ポリ(2,6−ジ−n−プロピルフェニレン−1,4−エーテ
ル)、 ポリ(2−メチル−6−イソプロピルフェニレン−1,4
−エーテル)、 ポリ(2−クロロ−6−メチルェニレン−1,4−エーテ
ル)、 ポリ(2−メチル−6−エチルフェニレン−1,4−エー
テル)、 ポリ(2,6−ジブロモフェニレン−1,4−エーテル)、 ポリ(2,6−ジクロロフェニレン−1,4−エーテル)、 ポリ(2,6−ジエチルフェニレン−1,4−エーテル)及び ポリ(2,6−ジメチルフェニレン−1,4−エーテル)であ
る。 例えば、前記ホモポリマーの調製に使用される様なフ
ェノールの2種又はそれ以上から誘導される共重合体な
どの共重合体も適切である。更に適切なのは、例えばポ
リスチレン等の芳香族ビニル化合物と、前述のポリフェ
ニレンエーテルとのグラフト共重合体及びブロック共重
合体である。 前記B)又はF)で示された相容性改良剤が使用され
るとき、ポリフェニレンエーテルの全部又は一部が該改
良剤によって置き換えることができる。 ポリアミド ポリアミドは、本発明に係るポリマー混合物中に使用
される。本発明に係る製造法において、ポリアミドはB
成分として使用される。それ自体公知の熱可塑性ポリア
ミドの全てが、本発明に係るポリマー混合物中に使用で
きる。適切なポリアミドは、例えば、ポリアミド−4;ポ
リアミド−6;ポリアミド−4,6;ポリアミド−6,6;ポリア
ミド−3,4;ポリアミド−12;ポリアミド−11;ポリアミド
−6,10;テレフタル酸及び4,4'−ジアミノシクロヘキシ
ルメタンから調製されるポリアミド、アゼライン酸、ア
ジピン酸及び2,2−ビス(p−アミノシクロヘキシル)
プロパンから調製されるポリアミド、アジピン酸及びメ
タキシリレンジアミンから調製されるポリアミド、テレ
フタル酸及びトリメチルヘキサメチレンジアミンから調
製されるポリアミドである。特に適切なのは、当該技術
分野でよく知られている、所謂アモルフアス・ポリアミ
ドである。 相容性改良剤 本発明に係るポリマー混合物は、1種又はそれ以上
の、相容性を改良する成分を含む必要がある。相容性改
良剤を、ポリフェニレンエーテルとポリアミドを成分と
するポリマー混合物中に使用することは、それ自体公知
である。本発明に係るポリマー混合物は、好ましくは、
前記相容性改良剤の1種又はそれ以上を成分とする。 前記A)の相容性改良剤は、欧州特許公開第24120号
公報によって公知である。該公報中に記載されている全
ての改良剤が、本発明に係るポリマー混合物にとって適
切である。特に、無水マレイン酸、マレイン酸、フマル
酸、マレイミド、マレイン酸アミド、及び更に、上記化
合物と(ジ)アミンとの反応生成物が特に適切である。
欧州特許公開第24120号公報6頁1行〜12頁27行に記載
されている全ての化合物が使用できる。 前記B)の相容性改良剤は、PCT公開WO86/02086号公
報に記載されている。該公報中に記載されている化合物
は、ポリフェニレンエーテルと、例えばクロロエチアノ
イルコハク酸無水物;無水トリメリト酸の酸クロリド;
クロロホルミルコハク酸無水物;1−アセトキシアセチル
−3,4−ジ安息香酸無水物、テルフタル酸の酸クロリド
等との反応により得ることができる。形成される化合物
は、メタノール又はアセトン中での沈殿により精製され
得る。これらの改良剤は、例えばブチルアミン、ジブチ
ルアミン、n−オクタデシルアミン等の第一又は第二ア
ミンと併用することができる。 前記C)の相容性改良剤は、欧州特許公開第182163号
公報に開示されている。該公報中に記載されたシラン誘
導体は、酸素の架橋を介して炭素原子に結合した、少な
くとも1つのケイ素原子を有している。この目的のた
め、通常、少なくとも1つのアルコキシ基又はアセトキ
シ基がシラン中に存在することになる。更に、酸素の架
橋を介して複数のケイ素原子が結合された、即ちシロキ
サン基が、シラン誘導体中に存在し得る。加えて、シラ
ン誘導体は、次の特徴、即ち、分子中に、1又はそれ以
上の炭素−炭素二重もしくは三重結合、アミノ基及び/
又はメルカプト基が存在すること、のうち少なくとも1
つを有する必要がある。炭素−炭素二重もしくは三重結
合は、ケイ素原子と直接結合していてもよい。メルカプ
ト基又はアミノ基は、ケイ素原子と直接結合してはなら
ない。適切なシラン誘導体の例:γ(ガンマ)−アミノ
プロピルトリエトキシシラン;ビニル−トリス(2−メ
トキシエトキシ)シラン;5−(ビシクロヘプテニル)ト
リエトキシシラン及びγ−メルカプトプロピルトリメト
キシシランである。 前記D)の相容性改良化合物の使用は、欧州特許公開
第164767号公報に記載されている。酸化ポリオレフィン
ワックスは、それ自体公知の化合物である。この目的の
ため、西独特許公開第2035706号;同3047915号、及び同
2201862号各公報を参照することができる。この種のワ
ックスは、通常空気中又は懸濁液中におけるポリオレフ
ィンワックスの酸化によって調製される。 前記E)の化合物は、欧州特許公開第46040号及び同1
47874号各公報に記載されている。これらの化合物の具
体例は、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン
−無水マレイン酸−メタクリレートターポリマー、スチ
レン−無水マレイン酸−アクリレートターポリマー、及
びこれら化合物のゴム改質変性物である。 前記F)の化合物及びそれらの調整法は、日本国特許
出願59/59,724号、同59/86,653号及び同59/66,452号に
開示されている。これらの化合物は、a)カルボキシル
基又は酸無水物基を有する1,2−置換オレフィン化合物
(例えば無水マレイン酸)、b)ポリフェニレンエーテ
ル、及びc)ラジカル開始剤(例えば過酸化ベンゾイ
ル)の反応生成物に係わる。 衝撃強さ改良剤 本発明に係るポリマー混合物は、オレフィン基質の耐
衝撃性改良剤を含む。特に適切なのは、次の化合物群か
ら選ばれる改良剤である。官能基がグラフトされている
エチレン−プロピレン共重合体又はエチレン−プロピレ
ン−非共役ジエンターポリマー。官能基の例としては、
カルボン酸基又はその誘導体がある。このタイプの耐衝
撃性改良剤は、米国特許第3,884,882号、同4,174,358
号、同4,251,644号、同4,346,194号及び同4,448,934号
各明細書に開示されている。例えば、共重合体又はター
ポリマー上へのグリシジルメタクリレートのグラフト化
等によってエポキシ基を官能基として使用することも可
能である。 2乃至6個の炭素原子を有するアルキレン基及び1乃
至8個のアルキル基を有するアルキレン−アルキル(メ
タ)アクリレート共重合体。これらの化合物は、例えば
米国特許第3,700,751号及び同3,845,163号各明細書に開
示されている。このタイプのポリマーは、例えばエチレ
ン、プロピレン等のオレフィンを、次のモノマー:例え
ばメチルアクリレート、エチルアクリレート、ヘキシル
アクリレート等の炭素数1乃至8アルキルアクリレー
ト;例えばメチルメタクリレート、エチルメタクリレー
ト、ヘキシルメタクリレート等の炭素数1乃至8アルキ
ルメタクリレート;アクリル酸又はメタクリル酸の1種
又はそれ以上との共重合により調製し得る。好適なの
は、エチレンとアクリル酸のアルキルエステルとの公知
の共重合体である。一般に、共重合体中のアクリレート
含量又はメタクリレート含量は、約10乃至約30重量%で
あることができる。共重合体のオレフィン含量は、約70
乃至約90重量%であることができる。上記最後の共重合
体の例としては、エチレンとエチルアクリレートとの比
が約4.5:1であるエチレン−エチルアクリレート共重合
体がある。 官能基を有するアルキレン−アルキル(メタ)アクリ
レート共重合体。前記官能基は、例えば、ターポリマー
形成時の重合反応又はグラフト化反応によって導入され
ている。官能基は、カルボン酸基、酸無水物基、酸アミ
ド基、イミド基、カルボン酸エステル基、アミノ基、ヒ
ドロキシル基又はエポキシ基から選ばれている。前記ア
ルキレン−アルキル(メタ)アクリレートのアルキレン
基は2乃至6個の炭素原子を含み、アルキル基は1乃至
8個の炭素原子を含む。このタイプの耐衝撃性改良剤
は、例えば、米国特許第4,436,872号及び同4,478,978号
各明細書に記載されている。特に適切なのは、エチレン
−エチルアクリレート−マレイン酸ポリマー及びエチレ
ン−エチルアクリレート−フマル酸ポリマーである。こ
のタイプのポリマーはまた、前記非官能化アルキレン−
アルキル(メタ)アクリレート共重合体の完全又は部分
けん化によって得ることもできる。この目的のために、
米国特許第4,485,214号明細書を参照し得る。 勿論、前記耐衝撃性改良剤の1種又はそれ以上を組合
せて使用することが可能である。 本発明に係るポリマー混合物は、諸成分を好ましくは
以下の量で含む。百分率は、ポリアミド(1種以上)、
ポリフェニレンエーテル(1種以上)及び耐衝撃性改良
剤(1種以上)の重量合計に基づき計算して:ポリアミ
ド5乃至94%;ポリフェニレンエーテル94乃至5%;耐
衝撃性改良剤1乃至50%。非官能化アルキレン−アルキ
ル(メタ)アクリレートポリマーは、12.5%未満の量で
使用されるのが好ましい。 前述の成分に加えて、本発明に係るポリマー混合物
は、次の成分:スチレンのホモポリマー又はコポリマ
ー、耐衝撃性ポリスチレン、染料、顔料、充てん剤、ガ
ラスフアイバー等の補強充てん剤、安定剤及び難燃剤の
1種又はそれ以上を含むことができる。安定剤として、
ポリアミド用の一般に公知の安定剤を使用することがで
きる。 本発明に係るポリマー混合物は、諸成分の溶液又はス
ラリーの混合に引続く蒸発、あるいは溶融押出によるな
ど、種々の方法で調製し得る。溶融押出が、一般に好ま
しい。溶融押出において、諸成分は、例えば押出機中に
導入される。押出機中で成分は、通常例えばポリフェニ
レンエーテル等の、最も高いかあるいは最も高いうちの
1つの融点以上に加熱され、そして充分に混合される。
押出機は、その後、通常ストランドの形態の所謂押出物
を生成し、ストランドは細断される。かくして得られる
本発明に係るポリマー混合物の細片は、更に熱可塑性合
成樹脂の射出成形用として公知の方法により加工され
る。 本発明に係るポリマー混合物の押出機中での調製にお
いては、個々の成分が混合される順序が重要であり得る
ことが見い出された。例えば、良好な特性を有するポリ
マー混合物は、しばしば、ポリフェニレンエーテル又は
使用されるポリフェニレンエーテルの量の一部を、押出
機中で、別の工程により、相容性改良剤と予じめ混合さ
れる場合に、得られる。かくして得られる予備押出物
は、次いで押出機中で残余の成分と混合される。 最初に、ポリアミドもしくは使用されるポリアミドの
量の一部と耐衝撃性改良剤との予備混合物を調製するこ
とも可能である。かくして得られる予備混合物は、次い
で、残余の成分と混合される。 場合によっては、より良好な特性を有するポリマー混
合物は、最初にポリアミド又は使用されるポリアミドの
量の一部を、溶融状態で耐衝撃性改良剤と混合し;ポリ
フェニレンエーテル又は使用されるポリフェニレンエー
テルの量の一部を、溶融状態で相容性改良剤と混合し、
この後に、かくして得られる2つの予備混合物を、未だ
予備混合物中に導入されていない可能性のある成分と、
溶融状態で混合することにより得られる。 本発明は、また、本発明に係るポリマー混合物から得
られる製品にも関係している。 [実施例及び発明の効果の説明] 本発明は、以下の特定の実施例により更に説明され
る。 実施例I、II、比較例III、比較例A 下記表1に示した成分を押出機中でブレンディングし
て、4種のポリマー混合物がコンパウンド化された。混
合物は、真空中、220乃至285℃に設定された温度(異な
る複数の温度帯域)でコンパウンド化された。押出機
は、300回転/分のスクリュウ速度で操作された。 使用された成分は以下のとおりである: 官能化ポリフェニレンエーテル:PCT公開WO第86/02086
号公報に従って、ポリフェニレンエーテルと無水トリメ
リト酸の酸クロリドとの反応により得られる生成物。 官能化ポリフェニレンエーテルの固有粘度は、57.5ml
/g(25℃、クロロホルム中で測定)であった。 ポリアミド:数平均分子量▲▼が20,000、ISO R
307(25℃で、0.5gのポリアミドが90%蟻酸100gに溶解
される)に準拠して測定された粘性係数135ml/g、及び
水分含量0.2%未満のポリアミド−6,6。 官能化EPM:0.6モル%の無水マレイン酸がグラフトさ
れた、モル比60:40のエチレン−プロピレン共重合体。 官能化エチレン−アクリルゴム:エチレン(66%)、
ブチルアクリレート及び無水マレイン酸のターポリマ
ー。 エチレン−エチルアクリレート共重合体:エチレンと
18%のエチルアクリレートの共重合体。 かくして得られたポリマー混合物を射出成形して、引
張降伏強さ及び破断時伸びの測定用に、ASTM D638に準
拠した試験片が作製された。更に、ノッチ付アイゾット
衝撃による衝撃強さ測定用に、ASTM D256に準拠した試
験片が成形された。更に、厚み3.2mm、直径100mmの成型
ディスク上で、計器化された落下槍による衝撃が測定さ
れた。この試験においては、半球状の先端を有し、100N
の重さを有する標準試験体が、2.2mmの高さから、直径6
0mmの環状支持体上に載置された前記ディスク上に落下
された。破断までの吸収エネルギーが測定された。こう
して測定されたエネルギー値が、「落下槍衝撃」(DIN5
3443)として表示された。 実施例I、II、及び比較例III、比較例Aに係るポリ
マー混合物の測定値は組成と共に表1中に示される。 本発明に係る混合物の機械的特性が、比較混合物Aよ
りも改良されていることが理解される。 実施例 IV 実施例I、II及びIIIで使用したのと同じタイプのポ
リアミド−6,6(72重量部)が官能化EPDM(28重量部)
と予備混合された。使用したEPDMは、エチレンとプロピ
レンの比が65:35であり、7重量%のエチリデン−ノル
ボネンを含有していた。EPDMには7%のグリシジルメタ
クリレートがグラフトされていた。 かくして得られた予備混合物57重量部が上記で使用さ
れたのと同じタイプのEPDM10重量部、ポリ(2,6−ジメ
チルフェニレン−1,4−エーテル)25重量部及び実施例
I、II及び比較例IIIで使用されたのと同一タイプの官
能化ポリフェニレンエーテルと混合された。予備混合及
び混合は、バレル温度が280乃至290℃に設定され、スク
リュウ速度が300回転/分の押出機中で行なわれた。 かくして得られた混合物から試験片が成形された。得
られた結果が表2に記録された。 実施例IVによるポリマー混合物は、良好なノッチ付ア
イゾット衝撃強さを有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールズ・エフ・プラット オランダ、バーゲン・オプ・ズーム、 4625、エー・エックス、ジャン・バン・ ゴイェンストラット、21番 (72)発明者 ヨハネス・ウイルヘルムス・ヤコブス・ デ・マンク オランダ、フイバーゲン、4635、ビー・ ジェイ、ハンデケンスクルイド、32番 (72)発明者 ジーン・マリイ・フバート・ヘウスチェ ン ベルギー、スコッテン、2121、トレビエ レンレイ、23番 (56)参考文献 特表 昭61−502195(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.下記成分(A)、(B)及び(C)を含むポリアミ
    ド−ポリフェニレンエーテル組成物[ただし、成分
    (A)及び(C)についての重量部は(A)と(C)の
    合計重量部を100重量部とした値である]。 (A)(i)5〜94重量部の少なくとも1種のポリフェ
    ニレンエーテル、及び (ii)5〜94重量部の少なくとも1種のポリアミド、 (B)成分(A)(i)と(A)(ii)の相溶性を改良
    するに足る量の1種又はそれ以上の相溶性改良剤、並び
    に (C)1〜50重量部の下記(C1)及び(C2)から選択さ
    れる少なくとも1種類の耐衝撃性改良剤: (C1)カルボン酸基、酸無水物基、酸アミド基、イミド
    基、カルボン酸エステル基、アミノ基、ヒドロキシル基
    又はエポキシ基から選択される1種以上の官能基で官能
    化されたアルキレン−アルキル(メタ)アリレート共重
    合体、 (C2)酸無水物基もしくはその誘導体を有するビニルモ
    ノマー又はエポキシ基を有するビニルモノマーがグラフ
    トされたエチレン−プロピレン共重合体又はエチレン−
    プロピレン−非共役ジエンターポリマー。 2.当該組成物が、2種以上のポリフェニレンエーテ
    ル、2種以上のポリアミド及び2種以上の耐衝撃性改良
    剤を含む、特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3.前記相容性改良剤が下記(D)〜(I)から選択さ
    れたものである、特許請求の範囲第1項又は第2項記載
    の組成物。 (D)ポリアミドとポリフェニレンエーテルの合計100
    重量部当たり0.01〜30重量部の量の、液体ジエンポリマ
    ー、又はエポキシ化合物、又は分子構造中に炭素−炭素
    二重もしくは三重結合及びカルボン酸基、酸無水物基、
    エステル基、酸アミド基、イミド基、カルボン酸エステ
    ル基、アミノ基もしくはヒドロキシル基を有する化合
    物、 (E)(a)ポリフェニレンエーテルと(b)一般式:
    Z′−Z−Z″[式中、Z′は少なくとも式:〔X−C
    (O)〕(式中、XはF、Cl、Br、I、OH、−OR又は−
    O−C(O)−Rであり、RはH、アルキル基又はアリ
    ール基である)の基であり、Z″は少なくともカルボン
    酸基、酸無水物基、酸アミド基、イミド基、カルボン酸
    エステル基、アミノ基又はヒドロキシル基であり、Z′
    及びZ″の基は、架橋Zを介して共有結合しており、Z
    は二価の炭化水素基である]の化合物との反応生成物か
    ら成る官能化ポリフェニレンエーテル、 (F)ポリアミドとポリフェニレンエーテルの合計100
    重量部当たり0.05〜4重量部の量の、分子構造中に、
    (a)酸素の架橋を介して炭素原子に結合した少なくと
    も1つのケイ素原子、及び(b)少なくともエチレン性
    炭素−炭素二重結合もしくは炭素−炭素三重結合及び/
    又はアミノ基及びメルカプト基から選ばれる官能基、の
    両方を有し、前記官能基がケイ素原子に直接結合してい
    ない、シラン化合物、 (G)ポリアミド及びポリフェニレンエーテルの合計10
    0重量部当たり0.01〜10重量部の量の、酸化ポリオレフ
    ィンワックス、 (H)ポリアミド及びポリフェニレンエーテルの合計10
    0重量部当たり0.5〜100重量部の量の、ビニル芳香族化
    合物の単位及びアルファーベータ不飽和ジカルボン酸も
    しくはジカルボン酸無水物の単位を有する共重合体、又
    はビニル芳香族化合物の単位及びアルファーベータ不飽
    和ジカルボン酸のイミド化合物の単位を有する共重合
    体、 (I)ポリアミド及びポリフェニレンエーテルの合計10
    0重量部当たり0.5〜150重量部の量の、a)カルボキシ
    ル基又は酸無水物基を有する1,2−置換オレフィン化合
    物とb)ポリフェニレンエーテルとc)ラジカル開始剤
    との反応生成物。 4.前記ポリフェニレンエーテルの一部が前記(E)及
    び(I)から選択された相溶性改良剤で置き換えられて
    いる、特許請求の範囲第3項記載の組成物。 5.前記相溶性改良剤が無水マレイン酸、マレイン酸、
    フマル酸、マレイミド及びマレイン酸アミドから選択さ
    れたものである、特許請求の範囲第3項記載の組成物。 6.当該ポリマー混合物が、ポリスチレンホモポリマ
    ー、スチレンコポリマー、耐衝撃性ポリスチレン、染
    料、顔料、充てん材、補強ファイバー、安定剤及び難燃
    剤の1種又はそれ以上をさらに含む、特許請求の範囲第
    1項乃至第5項のいずれか1項記載の組成物。
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