JP2700025B2 - バイポーラたて形mosfet - Google Patents

バイポーラたて形mosfet

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JP2700025B2 JP60295146A JP29514685A JP2700025B2 JP 2700025 B2 JP2700025 B2 JP 2700025B2 JP 60295146 A JP60295146 A JP 60295146A JP 29514685 A JP29514685 A JP 29514685A JP 2700025 B2 JP2700025 B2 JP 2700025B2
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勝典 上野
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/70Bipolar devices
    • H01L29/72Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、ドレイン側にソースと逆導電形の領域を付
加してバイポーラ動作を利用するたて形MOSFETに関す
る。 〔従来技術とその問題点〕 バイポーラ動作を利用するたて形nチヤネルMOSFET
は、第4図に示すような構造を持つている。1はソース
電極、2はゲート電極、3はドレイン電極、4はn-ベー
ス層、5はp+層、6はpベース層、7はp+ドレイン層、
8はn+ソース層、9はゲートポリシリコン層、10は絶縁
酸化膜である。ソース電極1に対し、ゲート電極2に一
定の閾値電圧以上の電圧を印加すると、ゲートポリシリ
コン層9の下のpベース層6の表面が反転し、電子のチ
ヤネルを形成する。このため、ソースとドレインは導通
状態となる。このチヤネルを通つてn-ベース層4に入つ
てきた電子はp+ドレイン層7に達するとホールの注入を
惹き起こす。このためn-ベース層4は伝導度変調を受
け、伝導度が著しく大きくなり、大電流を流すことが可
能となる。この電流は通常のたて形パワーMOSFETの10〜
20倍にもなり、大きな利点となつている。 第5図は第4図に示す素子の等価回路であり、pnpト
ランジスタ12は第4図のpベース層6、n-ベース層4、
p+ドレイン層7により形成され、npnトランジスタ13は
第4図のn+ソース層8、pベース層6、n-ベース層4に
より形成される。ベースシヨート抵抗11はpベース層6
とp+層5とを直列にソースにつないだときの抵抗であ
る。上述の素子動作を第5図について説明すると、ゲー
ト電極2に閾値電圧以上の電圧を印加してMOSFET14がオ
ン応対となると、pnpトランジスタ12のベースにソース
から電子が流れ込んでオン状態となるものである。 しかしながら、このような利点を有するたて形MOSFET
の最大の欠点としてラツチアツプ現象がある。この現象
は、第5図から明らかなように、npnトランジスタ13とp
npトランジスタ12とにより形成された寄生サイリスタに
由来する。すなわち、電流が少ない領域ではベースシヨ
ート抵抗11による電圧降下は小さいので、npnトランジ
スタ13はほとんど電流を流せず、pnpトランジスタ12の
みが電流を流している。MOSFET14のゲート電圧を大きく
して、pnpトランジスタ12に電流を多く流し始めると、
ベースシヨート抵抗11による電圧降下が大きくなり、つ
いに寄生サイリスタがオン状態となる。この状態ではMO
SFET14のゲート電圧を切つてオフ状態としても、サイリ
スタ部分で自発的に電流をラツチしているため、電流を
切ることができない。この状態をラツチアツプ現象と呼
んでおり、この現象によりたて形MOSFETの最大電流値が
制限される。この現象は特にゲート電圧を切つた直後に
生じやすい。すなわち第5図において、MOSFET14をオフ
状態にすると、pnpトランジスタ12のベースへ流入して
いたMOSFET14からの電子は止められるので、npnトラン
ジスタ13から電子を与えることになり、このため寄生サ
イリスタが動作しやすくなるからである。 このように、たて形MOSFETのスイツチオフ時にラツチ
アツプが生じやすいことから、ノイズ等に弱いなど、ス
イツチング素子としての大きな欠点となつている。 〔発明の目的〕 本発明は、寄生サイリスタによるラツチアツプ現象を
抑えて最大動作電流を増加させ、また素子のスイツチオ
フ動作を確実に行うことができるたて形MOSFETを提供す
ることを目的とする。 〔発明の要点〕 上述の目的を達成するため、本発明によれば、第1導
電形のドレイン層、該ドレイン層に積層形成された第2
導電型ベース層、該第2導電形ベース層の表面層に選択
形成された第1導電形ベース層、該第1導電形ベース層
の表面層に選択形成された第2導電形ソース層からなる
バイポーラたて形MOSFETにおいて、前記ソース層をソー
ス電極との金属接触のための高不純物濃度層とそれより
低い不純物濃度層との2つの抵抗層で構成し、これら2
つの抵抗層をソース電極に直列に接続し、該直列に形成
された2つの抵抗層の抵抗値をRn,第1導電形ベース層
のソース電極と第1導電形ベース層との間の抵抗値をR
p,前記ドレイン層,第2導電形ベース層および第1導電
形ベース層からなるトランジスタのベース電流利得をα
としたとき、Rn>(α/1−α)Rpを満たすようにする。 〔発明の実施例〕 次に本発明の実施例を図面について説明する。 第1図は本発明の実施例の断面図、第2図はその等価
回路で、第4図、第5図と同等部分には同符号が付して
ある。第4図と異なる点は、第4図のn+ソース層8に相
当する部分を2つのn形抵抗層15,16で構成した点にあ
る。15は第4図のn+ソース層8と同程度の低抵抗層で金
属との接触を形成するものである。n形抵抗層16は抵抗
層15より大きい抵抗値を有し、第2図の等価回路では抵
抗17に相当する。次にこの付加された抵抗により、ラツ
チアツプがなくなり、またスイツチオフ時の動的なラツ
チアツプが起きにくくなることを説明する。 ホールの流れるpベースp+層の抵抗11の抵抗値をRP
電子の流れる第1図の層15,16よりなるn+層の抵抗17の
抵抗値をRN、ホール電流をIh、電子電流をIe、全電流を
Iとする。寄生サイリスタが動作するのは、npnトラン
ジスタ13が動作するときとほぼ同じであるから、トラン
ジスタ13のベース電圧がビルトイン電圧VB(=0.6〜0.7
V)に達する付近である。したがつてラツチアツプしな
い条件は RPIh<IeRN+VB (1) おなる。またpnpトランジスタ12のコモンベース電流利
得をαとすると、 となる。(2)式を(1)式に代入すると となる。従つて を満足するように、抵抗RNを決定すれば、いかなる電流
Iによつても(1)式は満足する。すなわち決してラツ
チアツプしない。またスイツチオフのとき、npnトラン
ジスタ13に電子電流を流そうとすると、npnトランジス
タ13のエミツタ18の電圧が上昇しラツチアツプを抑える
ように働く。 なお、層16による抵抗が直列に付加されているため、
オン電圧を上昇させるという問題が生じるが、抵抗RN
ない、すなわち抵抗RNが0の素子での、ラツチアツプ時
ではnpnトランジスタ13のベース19の電圧がビルトイン
電圧0.6〜0.7V程度であるから、抵抗RNによる電圧降下
もこれと同程度であり、オン電圧への致命的な欠点とは
なり得ない。 次に本発明の構造を得るためのウエハープロセスの一
例を第3図について説明する。 従来と同様の方法でn-ベース層4中にp+層5、pベー
ス層6、n-ベース層4上にゲート用ポリシリコン層9を
形成した後、第3図aに示すようにゲート用ポリシリコ
ン層9によりセルフアラインで抵抗層16用のヒ素打込み
を行う。これはもちろんヒ素以外にリンなどでもよい。
次に第3図bに示すように表面全面に絶縁用のCVD膜10
を設ける。その後第3図cに示すようにフオト工程によ
り金属接触させる部分20のCVD膜のエツチングを行い、
その部分に高濃度の接触用のヒ素打込みを行い抵抗層15
を形成する。これもヒ素以外にリンでもよい。次いでア
ニールを行い金属蒸着を行い電極を形成する。抵抗層16
の抵抗値は第3図aに示す不純物の打込み量により精度
よく制御できるから、素子特性に応じて自由に抵抗値を
選定することによつて素子の最適設計が可能となる。 本発明に必要なウエハープロセスは、従来のものにイ
オン注入工程を一度追加するだけでよいから、プロセス
上も特に複雑とならず容易に実施することができる。 〔発明の効果〕 本発明によれば、バイポーラ動作を利用したたて形MO
SFETのソース領域に直列に抵抗を付加形成するだけの極
めて簡単な手段で、寄生サイリスタのラツチアツプ現象
を生じないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例の断面図、第2図は第1図のも
のの等価回路図、第3図a,b,cは本発明のMOSFETの製造
工程を示す断面図、第4図は従来のものの断面図、第5
図は第4図のものの等価回路図である。 1……ソース電極、2……ゲート電極、3……ドレイン
電極、4……n-ベース層、5……p+層、6……pベース
層、7……p+ドレイン層、9……ゲートポリシリコン
層、10……絶縁酸化膜、15……n抵抗層、16……n抵抗
層。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.第1導電形のドレイン層、該ドレイン層に積層形成
    された第2導電形ベース層、該第2導電形ベース層の表
    面層に選択形成された第1導電形ベース層、該第1導電
    型ベース層の表面層に選択形成された第2導電形ソース
    層からなるバイポーラたて形MOSFETにおいて、前記ソー
    ス層をソース電極との金属接触のための高不純物濃度層
    とそれより低い不純物濃度層との2つの抵抗層で構成
    し、これら2つの抵抗層をソース電極に直列に接続し、
    該直列に形成された2つの抵抗層の抵抗値をRn,第1導
    電形ベース層のソース電極と第1導電形ベース層との間
    の抵抗値をRp,前記ドレイン層,第2導電形ベース層お
    よび第1導電形ベース層からなるトランジスタのベース
    電流利得をαとしたとき、 Rn>(α/1−α)Rp を満たすことを特徴とするバラポーラたて形MOSFET。
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