JP2699308B2 - レールの支持装置 - Google Patents

レールの支持装置

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JP2699308B2
JP2699308B2 JP11173089A JP11173089A JP2699308B2 JP 2699308 B2 JP2699308 B2 JP 2699308B2 JP 11173089 A JP11173089 A JP 11173089A JP 11173089 A JP11173089 A JP 11173089A JP 2699308 B2 JP2699308 B2 JP 2699308B2
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浩 川嶋
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、縦壁を有するレール本体を天井等のベース
部に懸架支持するための支持装置に関し、特にベース部
への固定位置を変えることなくレール本体の配置位置を
該レール本体の軸直角方向に調節することができるよう
にした支持ブラケットの構造の改善に関する。
〔従来の技術〕
例えば車両の組立ラインの所定位置に部品を搬送供給
するために、あるいは逆に所定の収容ケース内に部品を
搬送して収納するために、レール上を走行する物品搬送
装置が採用される場合がある。この物品搬送装置は、例
えば横断面I型のレール本体上を走行する走行装置によ
り昇降装置を懸架支持するとともに、該昇降装置で部品
支持用キャリア装置を昇降させるように構成されてい
る。そして上記レール本体を天井等のベース部に支持す
る支持装置としては、従来、例えば第6図に示すものが
ある。これはレール本体31の縦壁31aにコ字状の支持ブ
ラケット32の下辺32aの端板32cをボルト締め固定し、上
辺32bを上下調節機構33を介して、天井35に固定された
ベースブラケット34に固定するのが一般的である。ここ
で、上記ベースブラケット34は、予め天井35の所定位置
に埋め込まれたアンカボルト36によって固定される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが上記従来のレールの支持装置では、例えばベ
ースブラケット34の固定位置に誤差が生じた場合は、こ
の誤差がレール本体の配置位置の誤差となる。これを防
止するには上記ベースブラケット34の配設位置を正規の
位置に変えるか、支持ブラケット32の上,下辺長さを変
えるか等の必要があり、レール配設位置の調整が煩雑か
つ困難である。また事後的にレール配置位置を正規位置
から若干変えようとしても対応できない。
また、レール本体は水平状態に配置されるだけでな
く、建物の1階部分から2階部分への連続部のように傾
斜状態に配置される場合もある。この傾斜部用の支持ブ
ラケットは水平部用のものと異なる形状にする必要があ
り、部品の種類が増加して設計,管理が煩雑になる問題
もある。
本発明は上記従来の問題点を解消するためになされた
もので、ベースブラケットの配設位置,支持ブラケット
の形状を変えることなくレール本体の配置位置を調整す
ることができ、かつ傾斜部でも水平部と同一の支持ブラ
ケットを使用できるレールの支持装置を提供することを
目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、縦壁を有するレール本体を支持ブラケット
を介してベース部に懸架支持するレールの支持装置にお
いて、上記支持ブラケットを、上記レール本体の縦壁に
固定されて横方向に延びる棒状の第1ブラケットと、上
記ベース部側に固定されて上下方向に延びる第2ブラケ
ットとで構成し、該第1,第2ブラケットをUボルトによ
り、着脱可能に、かつ結合位置を第1ブラケットの軸方
向に変化可能に結合したことを特徴としている。
ここで本発明における第1ブラケット,第2ブラケッ
トのレール本体側,ベース部側への固定には、着脱可能
の場合,溶接等により固定した場合の両方が含まれ、ま
た第2ブラケットのベース部側への固定には、直接,又
は他の部材を介して固定する場合の両方が含まれる。
〔作用〕
本発明に係るレールの支持装置によれば、支持ブラケ
ットをベース部側に固定された第2ブラケットと、レー
ル本体側に固定された第1ブラケットとで構成し、両者
をUボルトで結合するようしたので、両者の結合位置は
第1ブラケットの軸方向に沿って、及び軸回りに変える
ことができる。従って、レール本体の配置位置を調整あ
るいは変更する場合は、上記結合位置を軸方向に変える
ことによって容易に実現できる。また上記傾斜部分に使
用する場合は両ブラケットの結合角度を変化させるたけ
で対応でき、支持、ブラケットの形状を変える必要はな
く、同一の支持ブラケットを使用できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第5図は本発明の一実施例によるモノレ
ールの支持装置を説明するための図である。
図において、1はモノレールであり、これは天井2に
固定されたベースブラケット3と、高さ調節機構12と、
支持ブラケット4と、該ブラケット4に固定されたレー
ル本体5とから構成されている。
上記ベースブラケット3の本体10は横断面H型のもの
で、これの上端フランジ10aがアンカボルト11a,アンカ
ナット11bによって天井2に固定されている。
上記支持ブラケット4は丸パイプ14eの一端に略長方
形状の取付板14aを溶接固定してなる第1ブラケット14
と、略T字状のプレートの上辺13aの上縁に上フランジ1
3cを、下端に下フランジ13bをそれぞれ設けてなる第2
ブラケット13とから構成されている。そしてこの第1ブ
ラケット14の先端部には一対のUボルト15が装着されて
おり、該Uボルト10は上記第2ブラケット13の下フラン
ジ13bに挿通され、ナット15aで固定されている。これに
より第1,第2ブラケット13,14は丸パイプ14eの軸方向に
移動可能に、かつ該軸回りに回動可能に結合されてい
る。なお、上記丸パイプ14eの代わりに丸棒等の棒状の
ものを採用しても良い。
また上記第2ブラケット13の上フランジ13cは、高さ
調整機構12で上記ベースブラケット3の下フランジ10b
に懸架支持されている。この高さ調整機構12は、4本の
ボルト12aを第2ブラケット13の下フランジ13cに挿通し
てロックナット12bで固定するとともに、その上部を上
記ベースブラケット3の下フランジ10bに挿通してロッ
クナット12cで固定する構造となっている。
また上記第1ブラケット14の取付板14aは、長方形状
のものであり、これの短辺14c側には切欠部14dが点対称
をなすように形成されている。この取付板14aには固定
ボルト16aが螺挿され、ロックナット16bで固定されてい
る。またこの取付板14aの裏面には同一形状の当て板14b
が配設されており、これらはレール本体5の側面に固定
されている。
上記レール本体5は、押し出し成形又は引き抜き成形
により、縦リブ5aと、上,下フランジ5bとでI型をなす
ように一体成形したものである。この上,下フランジ5b
の上,下面はモノレール走行装置の走行面となってお
り、また該フランジ5bの左,右側面5cはガイド輪の走行
面となっている。なお5eは軽量化用空洞である。
また上記レール本体5の上,下フランジ5bの内面には
係合溝5dが全長に渡って形成さており、この係合溝5dに
上記取付板14a及び当て板14bの上,下縁が挿入されてい
る。そして上記固定ボルト16aを締め込んで当て板14bを
押圧することにより、その反作用で取付板14aが係合溝5
dの縁部に圧接しており、これにより第1ブラケット14
がレール本体5に固定されている。
なお、17は物品搬送装置であり、これは上記レール本
体5上を走行する走行装置6と、これに懸架支持された
昇降装置7と、積荷9を支持した状態で、上記昇降装置
7で昇降されるキャリア装置8とから構成されている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例の支持装置によってレール本体5を配設する
には、まず配設レートに沿って天井2にアンカナット11
bを埋設し、アンカボルト11aによりベースブラケット3
を配設する。そしてこのベースブラケット3により高さ
調整機構12を介して第2ブラケット13を所定高さに仮支
持する。一方第1ブラケット14の取付板14a及び当て板1
4bを、第3図に示すように、斜めに倒して縦リブ5aに当
接させたのち垂直に回転させることによって係合溝5dに
係合させ、この状態で固定ボルト16aを軽く締め込み、
これにより第1ブラケット14をレール本体5に仮固定す
る。
次にレール本体5をベースブラケット3の下方に位置
させ、第1ブラケット14の丸パイプ14eにUボルト15を
下方から装着して第2ブラケット13の下フランジ13bに
通し、ロックナット15aで固定する。この場合、レール
本体5の軸方向の誤差は取付板14aを縦リブ5aに沿って
移動させることによって吸収し、軸直角方向の誤差は第
1,第2ブラケット14,13を丸パイプ14eの軸方向に相対移
動させることによって吸収する。さらに高さ方向の誤差
は高さ調整機構12によって吸収する。
また第5図に示すように、レール本体5の傾斜部の支
持については、第1,第2ブラケット14,13を丸パイプ14e
の軸回りに相対的に回転させるながら結合し、最後に各
部のロックナットを本締めして固定する。
このように本実施例に係る支持装置によれば、支持ブ
ラケット4を丸パイプ14eからなる第1ブラケット14
と、板状の第2ブラケット13とに分割し、両者をUボル
ト15で結合するようにしたので、レール本体5の配置位
置の軸直角方向の調整については、上記両ブラケット1
4,13の結合位置を丸パイプ14eの軸方向に調整すること
によって容易に行うことができる。
またレール本体5の傾斜部分を支持する場合は、両ブ
ラケット14,13の結合角度を丸パイプ14eの軸回りに回転
させることによって、水平部分用の支持ブラケットと同
一ブラケットで容易に対応できる。
さらにまた第1ブラケット14とレール本体5との固定
については、該第1ブラケット14の取付板14aを固定ボ
ルト16aによって係合溝5dの外縁に圧接させることによ
って固定するようにしたので、上記固定ボルト16aを緩
めることによってレール本体5の軸方向の固定位置を容
易に調整できる。
なお、上記実施例では、第1ブラケット14とレール本
体5とを着脱可能に結合したが、本発明では、両者を溶
接等によって固定してもよい。この場合にも上述の実施
例と同様に、レール本体5の軸直角方向の配置位置の調
整が可能であり、かつ傾斜部にも水平部と同一の支持ブ
ラケットを使用できる。
また、上記実施例では、1本のレールからなるモノレ
ールについて説明したが、本発明は複数のレールからな
るものにも勿論適用できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係るレールの支持装置によれ
ば、支持ブラケットを第1,第2ブラケットで構成し、両
者をUボルトで連結したので、レール本体の軸直角方向
の配置位置の調整を容易に行なえる効果があり、またレ
ール本体の傾斜部についても水平部と同一の支持ブラケ
ットを使用でき、部品種を削減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例によるモノレー
ルの支持装置を説明するための図であり、第1図はその
正面図、第2図はレール本体の固定部分の断面正面図、
第3図はその側面図、第4図はその斜視図、第5図はレ
ール本体の支持状態を示す側面図、第6図は従来の支持
装置の正面図である。 図において、1はモノレール(レール)、2は天井(ベ
ース部))、4は支持ブラケット、5はレール本体、5a
は縦リブ(レール本体の縦壁)、14は第1ブラケット、
13は第2ブラケット、15はUボルトである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦壁を有するレール本体を支持ブラケット
    を介してベース部に懸架支持するレールの支持装置にお
    いて、上記支持ブラケットを、上記レール本体の縦壁に
    固定されて横方向に延びる棒状の第1ブラケットと、上
    記ベース部側に固定されて上下方向に延びる第2ブラケ
    ットとで構成し、該第1,第2ブラケットをUボルトによ
    り、着脱可能に、かつ結合位置を第1ブラケットの軸方
    向に変化可能に結合したことを特徴とするレールの支持
    装置。
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