JP2698819B2 - 撥水撥油性気相析着被覆層を有する粉体 - Google Patents

撥水撥油性気相析着被覆層を有する粉体

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JP2698819B2 JP63148345A JP14834588A JP2698819B2 JP 2698819 B2 JP2698819 B2 JP 2698819B2 JP 63148345 A JP63148345 A JP 63148345A JP 14834588 A JP14834588 A JP 14834588A JP 2698819 B2 JP2698819 B2 JP 2698819B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,撥水撥油性を有する被覆粉体,特にメーク
アップ化粧料用のものに関する。
(発明の背景) 従来,一般に提供されているメークアップ化粧料,特
にルース状及び固型状メークアップ化粧料等に適用され
る顔料等の粉体は,通常,複合酸化物であり,それらは
表面に水酸基を有し,また,その水酸基の量は粉体の種
類により異なっている。例えば,それらの一種たる酸化
チタン中には反応性の弱い微量の水酸基又は加熱時発生
水分分析でみられる吸着水が存在し,また含水酸化チタ
ンは15〜35重量%の含水率をもつ。前記顔料等の粉体は
それらの種類によって表面の親水化度・親油化度に相違
がみられ,また表面活性度の異なる各種粉体が混在す
る。更にはそれらの微細表面の機械的衝撃力による粒
子サイズの変化及び形状の変形の変化,或いは新生表面
の発現(産生)等による表面活性化度の相違等からくる
水或いは汗,皮脂等の分泌物による濡れ方の相違,更に
は粉体の表面に不均一に弱い力で物理的に付着ないし
吸着された油剤の量や油剤のもつHLBの相違や製造過程
での機械の衝撃力によるそれら油分の偏析等は,通例化
粧膜の透明化或いは化粧膜のくずれや密着感不足の原因
となっている。即ち,従来の化粧料には,水,汗,皮脂
による粉体への濡れ方の変化による粉体の屈折率の変化
や粉体の凝集が生じ,化粧膜のくずれや化粧の浮きを生
じるという欠点があった。
(従来の技術) 従来,この様な化粧料の欠点を改善する手段として以
下の如き種々の方法及び化粧料が存在した。
金属石ケン・界面活性剤で粉体を表面処理する方法 粉体表面をレシチン又はN−ステアロイル−L−グル
タミン酸アルミニウムで表面処理する方法 粉体表面にメチルハイドロポリシロキサンでの焼付け
処理する方法 アルコール化合物等で粉体表面を処理する方法 特公昭61−55481号公報に記載の「化粧用粉体と着色
料を主たる成分として構成される化粧料において,弗素
を含有する重合体からなる撥水撥油剤で処理した化粧用
粉体及び/又は着色料を配合したことを特徴とする化粧
料」及び特公昭61−48803号公報に記載の「化粧用粉体
及び/又は着色料を主たる成分として構成される化粧料
において,弗素系樹脂で表面処理した化粧用粉体及び/
又は着色料を配合したことを特徴とする化粧料」 (発明が解決しようとする課題) しかし,上記従来の技術には夫々次のような欠点が存
在する。
金属石ケン・界面活性剤で粉体を表面処理する方法 ステアリン酸アルミニム,ステアリン酸亜鉛,ミリス
チン酸亜鉛等の金属石ケン処理した化粧料は,撥水性は
あるが撥油性がない。その為に皮脂に対する耐脂性がな
く,得られた化粧料は分泌される皮脂に対して容易にく
ずれる。界面活性剤の選択によっては撥水性もなくな
る。耐脂性に関しては金属石ケンと同じである。
又それらは,粉体の表面に物理的に付着ないし吸着さ
れたものであり,製法によっては不均一に付着ないし吸
着したりし撥水性も劣る場合もある。
粉体表面をレシチン又はN−ステアロイル−L−グル
タミン酸アルミニウムで表面処理する方法 肌への親和性が良くある程度の撥水性,撥油性はある
がそのレベルとしては低いものであると共に,レシチン
等の表面処理剤が物理的に粉体に付着しているため,そ
の化粧料の製造工程での機械力による強力な剪断力によ
る表面処理剤が粉体から脱離しやすく,また化粧膜は水
や汗等で透明化しやすく,皮脂に対しても化粧膜が油浮
きする。
粉体表面にメチルハイドロポリシロキサンで焼付け処
理する方法 メチルハイドロポリシロキサン等のシリコンオイルは
撥水性は優れているが撥油性はかなり劣るものである。
市場品である化粧料はこれらを粉体表面の水酸基と化学
反応させたものであるが,実質的には未反応の水酸基,
メチルハイドロポリシロキサンの水酸基の残留が多く,
化学結合に関与するのは極僅かであり,実質的には撥水
性にもやや劣り,撥油性は皆無とみてよい。
アルコール化合物等で粉体表面を処理する方法粉体表
面の水酸基を保護する方法であるが,得られた化粧料は
濡れによる透明化は改善されるが,肌への付着性が悪く
化粧くずれを起こしやすい。
特公昭61−55481号公報,特公昭61−48803号公報で得
られた化粧料における表面処理された化粧用粉体は,粉
体と表面処理剤との間の化学結合に関与するものは極僅
かであり,撥水撥油性も劣る。また酸化チタンの様に水
酸基のない顔料に関しては化学結合に関与するものは殆
どなく撥水性・撥油性は全く劣るものであった。
即ち,本発明の主たる目的は上記従来の技術の欠点は
解消し,水,汗,皮脂等による化粧くずれ,化粧膜の浮
きを生じない化粧料を製造できる撥水撥油性を有する被
覆粉体を提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、無機粉体基剤を250〜700℃の加熱下
に撥水撥油剤気体と接触反応させ、該基剤表面の活性点
に結合する撥水撥油剤の気相析着被覆層を該基剤表面に
形成して成る撥水撥油性被覆粉体により上記目的を達成
することができる。
好ましくは,無機粉体基剤に対する撥水撥油剤の重量
比は1:0.005〜1:0.50であり,撥水撥油剤は,フッ素シ
ラン,ウレタン結合を有するフッ素シラン,シリコーン
に一部フッ素を修飾したフッ素シラン又はフッ化炭化水
素である。
なお,無機粉体基剤に活性点を設ける手段として,該
基剤にシランカップリング剤やチタンカップリング剤を
結合し加水分解し,該カップリング剤末端OH基に撥水撥
油剤を結合反応させる方法が考えられた。
しかし,例えばシランカップリング剤を用いた場合,
シリカ系無機粉体には反応するがチタン系無機粉体とは
反応しにくい。また逆にチタンカップリング剤を用いた
場合,チタン系無機粉体には反応するがシリカ系無機粉
体とは反応しにくい。更に弁柄類,例えばFe2O3,Fe3O4
の場合には好適カップリング剤が見当らない。この様な
状況下をみると,各無機粉体基剤毎に表面処理剤をかえ
るか又は好適なカップリング剤がなく,工業的にみた場
合非常に不都合,非合理的な面がある。
また,水和酸化チタンはアルカリ下では安定に共存し
やすいが通常の状態では不安定であり酸化物へ移行しや
すい性質をもっている。そこで,安定な水和酸化チタン
を作るには,酸化チタンを重硫酸カリに溶解させ,遠火
で加熱し亜硫酸ガスを除去した後900℃に加熱し,冷却
後,更に5%の硫酸を加え,加熱し,アンモニア水を加
えて製造する方法が考えられる。しかしこの製法では,
廃ガスに伴う公害上の問題が設備上の問題から工業的に
は有利な方法とは言えない。四塩化チタンを加水分解し
て製造した場合,水和酸化チタンのモノマーやダイマ
ー,トリマーが出来,安定した品質の水和酸化チタンが
得にくく,その常態によっては不安定性がある。
本願発明者は,上記技術内容をも付帯して見い出すと
ともに,本発明を完成するに至った。
(好適な実施態様及び作用) 無機粉体基剤としては,無機顔料,その他の無機粉体
又はそれらの混合物を用いることができる。
撥水撥油剤とは,撥水性及び撥油性の両方の性質を共
に合わせ持つものをいう。即ち,通常は親水性物にも親
油性物にも親和性を有さず,また親水性物と親油性物の
混合物にも親和性を有さない。具他的には,パーフロロ
アルキルシラン,パーフロロアルキルシラザン等のフッ
素シラン,ウレタン結合を有するフッ素シラン,シリコ
ーンに一部フッ素を修飾したフッ素シラン,又はフッ化
炭化水素等が挙げられる。これらの撥水撥油剤は活性化
された粉体に対しては親和性を示す。
本発明の撥水撥油性被覆粉体は,無機粉体基剤の表面
に活性点に反応結合する撥水撥油剤の被覆層あるいは気
相析着被覆層を基剤表面に有する。無機粉体基剤表面の
活性点に反応結合した撥水撥油剤は,表面に単に付着な
いし吸着しているのではなく,該表面に強力に結合し容
易に脱離しない。そのため該被覆層及び気相析着被覆層
は,機械力,衝撃力,遠心力,剪断力等により無機粉体
基剤から脱離しない。該被覆層及び気相析着被覆層,撥
水撥油剤から成るので無機粉体基剤への水,汗,皮脂等
の浸入を防止する。該被覆層の撥水撥油剤は,該浸入を
防止できる量で無機粉体基剤の全表面に結合している。
この場合の無機粉体基剤重量1に対する該被覆層重量比
は,好ましくは1:0.005〜1:0.50にする。該重量比が0.0
04以下の場合,前記浸入を防止するには不十分なことが
多い。該重量比が上限は,基本的には無機粉体基剤の有
する活性点の数によるが,該重量比が0.50を越えても撥
水撥油性にそれほど変化がみられず,該重量比が0.50程
度で十分である。
前記被覆層及び気相析着被覆層は,該被覆層を構成す
る前の撥水撥油剤自体の沸点よりもはるかに高い温度で
熱分解し,無機粉体基剤との単なる付着による吸熱ピー
クは全く存在せず,本発明の被覆粉体は水系,各種油剤
中での振とう・放置によっても全く変質しない。
本発明の被覆粉体における無機粉体基剤の250〜700℃
の加熱は,該基剤表面反応の活性点としての酸・塩基点
をより明確にしそれらを増加させ該基剤表面をラジカセ
化させることができる。
活性点とは,電子の偏析,イオン化,ラジカル化等の
電子の過不足状態で分子が高エネルギー状態に励起し化
学反応しやすい状態をいい,電子の放射や構造不整を生
ずるトリポプラズマ状態も含まれる。例えば,無機粉体
基剤が酸化チタンの場合には300〜600℃の加熱によりTi
O2→TiO2-に化した状態をいい,セリサイトの場合には5
00〜550℃の加熱によりK1.0(H3O)1.0Al4(Si,Al)8O
20(OH)→K1.0(H3O)1.0Al(Si,Al)8O20 -+H2Oに
変化した状態をいう。
酸点とは,固体酸性を示す点,即ち固体でありながら
ブレンステッド酸又はルイス酸の特性を示すものをい
い,酸性に基づく作用をしプロトンを与えるか電子対を
受けとる。
塩基点とは,固体塩基性を示す点,即ち固体でありな
がらブレンステッド塩基又はルイス塩基の特性を示すも
のをいい,塩基性に基づく作用をしプロトンを受けとる
か電子対を供与する。
酸点及び塩基点は化学的親和力の大小により相対的に
規定される。
撥水撥油剤気体は,250〜700℃の加熱下の無機粉体基
剤と容易に接触反応し,該基剤表面の活性点に結合し該
基剤表面を被覆する気相析着被覆層になる。該基剤の加
熱温度は,該基剤が変質しないように該基剤に応じて適
宜定められる。例えば該基剤が酸化チタンの場合には,3
00〜600℃の範囲内(好ましくは500℃)で加熱する。酸
化チタンは500℃付近で約0.2m mol/g程度の酸点を有
し,加熱を継続することにより酸化チタンのBronsted酸
点よりもLewis酸点が多くなる。酸化チタンのLewis酸点
には,分子状の水の脱離により生じる点と孤立OH基の脱
離により生じる点の2種がある。酸化チタン(TiO2)の
ラジカル化(TiO2-化)も前記温度範囲で行なうことが
でき,好ましくは500℃で行なう。白色の酸化チタン
は,前記温度範囲になるとイオウのように黄色化する。
この黄色化は,酸化チタンに微量の亜鉛が混入したもの
を加熱すると淡黄色化する現象とは異なり(亜鉛が混入
した場合は常温になっても淡黄色のまま),黄色化した
酸化チタンは300℃未満になると加熱前の通常の白色に
戻る。従って,酸化チタンは前記温度範囲での加熱の前
後において構造的に変化していないと考えられる。該基
剤がセリサイトの如きアルミニウムシリケート組成を有
するものの場合には,結晶構造を保持しその感触の良さ
を残すため,250〜650℃の範囲内で加熱する。熱重量分
析によれば100〜200℃の間で吸着水の脱水があり,500℃
付近を越えるとOH基が脱離しはじめ,700℃になると完全
にOH基が脱離してしまうからである。
一方,該基剤がタルクの如きマグネシウムシリケート
組成を有するものの場合には,アルミニウムシリケート
組成を有するものと比べて,吸着水の脱水温度,OH基の
脱離開始温度,OH基の完全脱離温度何れの場合も数十度
高めであるため,その感触の良さを残すために,300〜70
0℃の範囲内で加熱する。
無機粉体基剤を活性化させる前手段として,固体酸性
度,塩基度,撥水撥油剤の酸,塩基性度により,酸,ア
ルカリ処理をする事もできるが,用いる無機粉体基剤に
よっては高濃度の酸,アルカリが必要になる。この場
合,処理した高濃度の酸,アルカリの廃液の処理と公害
の問題が生ずるため,及び製造工程日数が多大にかかり
製造コストが高くなるため,工業的には必ずしも有利な
方法とは言えない。
撥水撥油剤気体は加熱等により撥水撥油剤を気化させ
ることにより得られる。加熱温度は撥水撥油剤に応じて
適宜定めることができ,例えば常温〜300℃である。活
性化した無機粉体基剤に撥水撥油剤気体を接触反応させ
る際に,撥水撥油剤気体のみを該基剤と接触反応させて
も良く,また活性化した無機粉体基剤に対して不活性な
気体とともに該基剤と接触反応させても良い。
無機粉体基剤の活性点と撥水撥油剤気体の接触反応に
より,撥水撥油剤ないしその一部が無機粉体基剤の活性
点に結合すると思われる。例えば,無機粉体基剤がセリ
サイトK1.0(H3O)1.0Al4(Si,Al)8O20(OH)[以
下,□−(OH)と略す]又は酸化チタンTiO2で,撥水
撥油剤がフッ化炭化水素[以下,−CCl2Fと略す]又は
フッ素シラン の場合,推察であるが以下のように反応すると考えられ
る。
(イ)□−OH+CCl2F→□−Cl+COCl2 (450℃) □−Cl+t+CCCl2F→□−F+CCl4 (450℃) COCl2+H2O→HCl+CO2 (H2O:トラップとして用いる水) (ニ) もし僅かにOH基をもったTi(OH)があるなら
ば,セリサイトと同様な反応式になるだろうと考えられ
る(但し,サブであり主反応ではない)。
COCl2+H2O→HCl+CO2 (H2O:トラップに用いている水) 活性化した無機粉体基剤と撥水撥油剤気体との接触反
応は,飲ましくは該反応が完結するまで行なう。該接触
反応に要する時間は,該基剤へ供給される撥水撥油剤気
体及びその供給量にもよるが,例えば2分〜3時間であ
る。撥水撥油剤気体がフッ化炭化水素化合物の場合,フ
ッ素の数が多い化合物ほど接触反応完結までの時間が長
い。
本発明の被覆粉体はメークアップ化粧料に,乳化タイ
プの場合1.0〜40wt%,オイルゲルタイプの場合0.5〜30
wt%,プレストタイプの場合5〜90wt%,ルースタイプ
の場合5〜90wt%夫々含有させることができる。また該
被覆粉体は,フェースパウダー,パウダーアイシャド
ウ,ダスティングパウダーのメークアップ化粧料として
は100wt%そのまま使用する事も出来る。
本発明の被覆粉体を製造するにあたり,無機粉体基剤
に不純物に付着している場合,あるいはそのおそれのあ
る場合には,好ましくはイソプロピルアルコール,アセ
トン,精製水で順次洗浄し乾燥して,無機粉体基剤から
不純物を除去したものを無機粉体基剤として用いる。
本発明の被覆粉体製造方法の好適な態様を図面に基づ
いて説明する。第1図は,本発明の被覆粉体の製造方法
に用いることのできる装置の一例の撥水撥油剤気体流路
方向の概略断面図である。石英ガラス管2は,撥水撥油
剤等の気体流路方向に対して直角方向の断面が円形であ
り,該気体入口2a及び出口2bが開口であり,弁4を有す
る。一種又は二種以上の無機粉体基剤1(好ましくは予
めイソプロピルアルコール,アセトン,水で順次洗浄,
乾燥の前処理を行なった無機粉体基剤)50部を30mmφの
石英ガラス管2に充填し,その石英ガラス管の無機粉体
充填部を開閉式電気管状炉3(石塚電機製作所製)では
さみ該管状炉を250〜650℃にセットする。次に石英ガラ
ス管の入口2aに常温ないし300℃に加熱した撥水撥油剤
気体0.1〜10/minをキャリア−ガス(0.2〜10/minの
範囲で)とともに2分〜3時間供給し,無機粉体基剤に
撥水撥油剤気体を接触反応させる。その後常温付近まで
冷却し目的とする被覆粉体を得る。
本発明に係わる被覆粉体に適用される無機顔料として
は平均粒子径0.01〜10μのものが好ましく,酸化チタ
ン,酸化亜鉛等の無機白色顔料,酸化鉄(弁柄),チタ
ン酸鉄等の無機赤色系顔料,黄酸化鉄,黄土等の無機黄
色系顔料,マンゴバイオレット、コバルトバイオレット
等の無機紫色系顔料,酸化クロム,水酸化クロム,コバ
ルトチタン酸等の無機緑色系顔料,群青,紺青等の無機
青色系顔料,酸チタンコーティッド雲母,酸化チタンコ
ーティッドオキシ塩化ビスマス,オキシ塩化ビスマス,
酸化チタンコーティッド硫酸バリウム,酸化チタンコー
ティッドタルク,魚燐箔,着色酸化チタンコーティッド
雲母等の真珠光沢顔料,アルミニウムパウダー,カッパ
ーパウダー等の金属粉末顔料,等が挙げられる。
その他の無機粉体としては平均粒子径0.1〜20μ程度
のものが好ましく,化粧品に用いられるものであれば特
に限定はなく,例えばタルク,カオリン,セリサイト,
白雲母,合成雲母,金雲母,紅雲母,黒雲母,リチア雲
母,バーミキュライト,炭酸マグネシウム,炭酸カルシ
ウム,珪ソウ土,ケイ酸マグネシウム,ケイ酸カルシウ
ム,ケイ酸アルミニウム,ケイ酸バリウム,ケイ酸スト
ロンチウム,タングステン酸金属塩,α−酸化鉄,水和
酸化鉄,シリカ,ハイドロキシアパタイト等の無機粉
体,が挙げられるが,のびの軽さ,拡がりやすさ,ケー
キング防止に著しい効果を得るためには球状のものを適
宜選択して用いることが好ましく,その含有量は粉体基
剤全量中1〜30重量%程度がよい。(尚,これらを二種
以上用いる場合は,予め粉砕機にてよく粉砕,混合,分
散させておくことが好ましい。) また,被覆層の撥水撥油剤に適用されるパーフロロア
ルキルシラン,パーフロロアルキルシラザン等のフッ素
シランの次の一般式(1),(2)に示される。
一般式(1) CF3(CF2nCH2−CH2Si−R3 (n=0〜10) 又は (CnF2n+1)CH2−CH2Si−R3 (n=1〜5,m=1〜10) 但し,R3=水素原子(H),水素基(OH),アルコキシ
基(COH3ほか),フェニル基(OC6H5) 一般式(2) Rf−Si(NH2 又はRf=CnF2n+1− (n=1〜10) 又はRf=FCF2−CF2−O (n=1〜10) またウレタン結合を有するフッ素シランは次式により
示される。
一般式(3) R=水素原子,フェニル基,水酸基又はアルコキシ基
(OCH3,OC2H5,OC3H7,OC4H9) また,シリコーンに一部フッ素を修飾したフッ素シラ
ンは次式により示される。
一般式(4) 但し,Rは前記一般式(3)のものと同様。
以上の一般式においては,直鎖構造のもののみならず
分岐を有する構造のもの及び光学異性体も含まれる。
フッ化炭化水素化合物としては,モノクロロトリフル
オロメタン(フロン−11),ジクロロジフルオロメタン
(フロン−12),モノクロロジフルオロメタン(フロン
−22),トリフルオロメタン(フロン−23)等のメタン
系,トリクロロトリフルオロエタン(フロン−113),
ジクロロテトラフルオロエタン(フロン−114),モノ
クロロペンタフロオロエタン(フロン−115),ジクロ
ロトリフルオロエタン(フロン−123),テトラフルオ
ロエタン(フロン−134A)等のエタン系等が挙げられ
る。
(実施例) 実施例(1) パウダーファンデーション セリサイト50部にイソプロピルアルコール(以下IPA
という)175部を入れ60分間撹拌した後,次いでアセト
ン85部,更に精製水175部で洗浄し50℃で4日間乾燥す
る。この前処理したセリサイト50部を直径30mmφの石英
ガラス管に充填し開閉式電気管状炉にセットし炉内温度
500℃に達したところで1,2,2トリクロロ−1,1,2トリフ
ルオロエタン(フロン113)ガス3.0/minをヘリウムガ
ス5.8/minで石英ガラス管内に送りこみ,7分間接触反
応させガスをとめ常温まで冷却し取り出し本発明の被覆
粉体I aを得た。
また,セリサイトの代わりに酸化チタンを用いた場合
は炉内温度450℃で30分間接触反応させる以外は上記と
同様な処理工程を経て本発明の被覆粉体I bを得た。
A)被覆粉体I a 53(部) 被覆粉体I b 10 タルク 15 球状ケイ酸マグネシウム 4 マグネシウムステアレート 2 弁柄 4 (以上A) B)スクワラン 7.8(部) 2−エチルヘキサン酸セチル 4 香料 0.2 (以上B) Aをヘンシェルミキサーで1分間混合撹拌した後粉砕
機で粉砕する。その粉砕物をヘンシェルミキサーに移し
Bを添加し10分間混合撹拌した後取り出しブロワーシフ
ターで均質化したのち容器に充填し製品パウダーファン
デーションとする。
実施例(2) パウダーアイカラー 酸化チタン40部,白雲母30部,弁柄4部,球状シリカ
4部をIPA300部に入れ30分間撹拌した後,次いでアセト
ン200部で洗浄処理した後更に精製水400部で3回洗浄処
理し40℃で3日間乾燥する。上記の乾燥した粉体30部を
30mmφの石英ガラス管に充填し,開閉式電気管状炉にセ
ットし,炉内温度が430℃に達したところで,パーフロ
ロアルキルシラザン(フッ素8コ)2%フレオン113ガ
ス6.1/minをチッ素ガス4.2/minで石英ガラス管内に
送りこみ40分間接触反応させ、ガスをとめ常温まで冷却
し取り出し本発明の被覆粉体IIを得た。
A)被覆粉体II 87(部) 酸化チタンコーティッドタルク 4 (以上A) B)ジメチルポリシロキサン 4.8(部) イソステアリルアルコール 2.0 スクワラン 2.0 香料 0.2 (以上B) Aをヘンシェルミキサーで1分間混合した後,粉砕機
で粉砕する。その粉砕物をヘンシェルミキサーに移し,B
を添加し8分間混合した後取り出し粉砕機で均質化し容
器に入れて製品とする。
実施例(3) ファンデーション 酸化チタン50部と弁柄30部,タクル20部を50℃にて4
日間乾燥する。上記乾燥した粉体50部を30mmφの石英ガ
ラス管に充填し,開閉式電気管状炉にセットし,炉内温
度が500℃に達したところでパーフロロアルキルシラン
(CF3・CH2・CH2・Si(OCH3)を180℃に加熱した蒸
気4.2/minをヘリウムガス4.2/minで石英ガラス管内
に送りこみ1時間30分接触反応させ,ガスの送りこみを
とめ常温まで冷却し取り出し本発明の被覆粉体IIIを得
た。
A)被覆粉体III 20(部) ステアリン酸 1.0 セタノール 2.0 スクワラン 8.0 オレイン酸オクチルドデシル 3.0 ラノリン 3.0 活性剤 5.0 ブチルパラベン 0.1 メチルパラベン 0.1 (以上A) B)プロピレングリコール 2.0(部) グリセリン 4.0 増粘剤 1.5 精製水 49.4 (以上B) C)香料 1.0(部) AとBとを別々に溶解して80℃に保持しAにBを少し
ずつ添加し,充分に撹拌し乳化する。乳化が終了した時
点でCを添加し,80℃で3分間撹拌し,水冷し40℃まで
冷却し,取り出し容器に充填し製品とする。
(比較実験) 本発明の方法により製造された被覆粉体と従来の化粧
料組成物とを撥水撥油性の定性的評価により比較した。
サンプル (ア)本発明の実施例1の被覆粉体I a (イ)本発明の実施例1の被覆粉体I b (ウ)本発明の実施例2の被覆粉体II (エ)本発明の実施例3の被覆粉体III (オ)特公昭61−48803号公報記載の弗素系樹脂で表面
処理した化粧用粉体 (カ)特公昭61−54481号公報記載の弗素を含有する重
合体からなる撥水撥油剤で処理した化粧用粉体 (キ)セリサイトと1,2,2トリクロロ−1,2,2トリフルオ
ロエタンとの混合物 実験方法 精製水,及び各種油剤(スクワラン,オレイン酸,イ
ソステアリルアルコール及び2−エチルヘキサン酸セチ
ル)5gを20mlの共栓付試験管に秤料しサンプル0.1gをそ
の中に注入し常温にて100回振とうし2日間放置し,さ
らに100回振とうし2回間常温に放置して評価した。
なおサンプル(ア)〜(エ)の調製は,実施例(1)
〜(3)で得たものを取り出し,各々20gをキシレン200
gに分散させてマグネチックスターラーで30分間撹拌し
取り出し濾過した後50℃の乾燥機で24時間乾燥し取り出
し粉砕し試料とすることにより行なった。
なお,熱重量分析と微分熱重量分析,示差熱分析と加
熱時発生水分分析によれば,撥水撥油剤の沸点よりもは
るかに高い温度で粉体表面被覆層の熱分解点がある事,
また撥水撥油剤の沸点近くでみられる無機粉体基剤との
弱い付着力による吸熱ピークが全く存在しない事,水
系,各種油剤中にて強く振とうして放置した場合,本発
明により製造さえた被覆粉体は気液界面に集合し経時で
も変化しない事から明らかに強く化学結合しているもの
と推察できる。
更に特公昭61−48803号公報,特公昭61−55481号公報
において無機粉体基剤中の粘度鉱物中の限られた水酸基
に対しても,何ら活性化させた状態での反応がなされ
ず,極めて表面活性度の低い状態で表面処理工程が施さ
れている。また,酸化チタン,それを含有する雲母チタ
ンは,それらの製造工程からみて殆んど水酸基がない状
態であり,仮に水酸基が存在していても極微量であり,
大半は不安定であり,それら自身(酸化チタン,雲母チ
タン)の表面不活性である知見を基に前記公報の実施例
を追試した結果,撥水性は殆んどなく,撥油性に関して
は全くその効果はなかった。
更に特公昭61−48803号公報,特公昭61−55481号公報
の実施例にのっとり各処理粉体について表面処理を施し
た後,有機溶媒(例えばキシレン,トルエン,クロロホ
ルム,ヘキサン,メチルエチルケトン,メチルイソブチ
ルケトン,フロン113)で洗浄すると殆んどが脱離し撥
水性は極僅かにみられるが,撥油性は全くみられなかっ
た事からそれらは単なる付着或いは一部吸着したもので
あり粉砕工程で容易に脱離するものである。プレスト状
メークアップ化粧料に適用した場合,化粧膜の浮きが顕
著にみられた他,化粧くずれが著しく,密着感に欠ける
事も本発明者により知見された事である。
(発明の効果) 本発明の被覆粉体の被覆層は,撥水性及び撥油性を共
に有するのみならず,非常に強靭であり無機粉体基剤に
強力に結合するため,該粉体の撥水性及び撥油性が損わ
れない。従って,本発明の被覆粉体を含有する化粧料
は,水,汗,皮脂等による化粧膜の透明化,化粧くず
れ,化粧膜の浮きが長時間生じない。
また,本発明の被覆粉体は,無機粉体基剤を250〜700
℃の加熱下に撥水撥油剤気体と接触反応させ、該基剤表
面の活性点に結合する撥水撥油剤の気相析着被覆層を該
基剤表面に形成するという製造方法により製造すること
ができるので優れている。即ち、前記製造方法は,簡素
化された製造方法でありキュアリング等も必要なく,短
時間で本発明の被覆粉体を得ることができ,工業的にも
有利な製造方法である。また,無機粉体基剤として粘土
鉱物類を用いた場合でも,結晶構造の消失やアモルファ
ス化なしに本発明の被覆粉体を製造でき,該被覆粉体を
含有する化粧料は粘土鉱物類による良好な感触性を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は,本発明の被覆粉体の製造方法に用いることの
できる装置の一例の撥水撥油剤気体流路方向の概略断面
図である。 1……無機粉体基剤、2……石英ガラス管 2a……撥水撥油剤気体入口 2b……撥水撥油剤気体出口 3……開閉式電気管状炉、4……弁

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無機粉体基剤を250〜700℃の加熱下に撥水
    撥油剤気体と接触反応させ、該基剤表面の活性点に結合
    する撥水撥油剤の気相析着被覆層を該基剤表面に形成し
    て成ることを特徴とする撥水撥油性被覆粉体。
  2. 【請求項2】前記無機粉体基剤に対する前記撥水撥油剤
    の重量比は1:0.005〜1:0.50であることを特徴とする請
    求項1に記載の被覆粉体。
  3. 【請求項3】前記撥水撥油剤は、フッ素シラン、ウレタ
    ン結合を有するフッ素シラン、シリコーンに一部フッ素
    を修飾したフッ素シラン又はフッ化炭化水素であること
    を特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の被覆粉
    体。
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