JP2694815B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2694815B2
JP2694815B2 JP7075104A JP7510495A JP2694815B2 JP 2694815 B2 JP2694815 B2 JP 2694815B2 JP 7075104 A JP7075104 A JP 7075104A JP 7510495 A JP7510495 A JP 7510495A JP 2694815 B2 JP2694815 B2 JP 2694815B2
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    • HELECTRICITY
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    • Y10S257/903FET configuration adapted for use as static memory cell
    • Y10S257/904FET configuration adapted for use as static memory cell with passive components,, e.g. polysilicon resistors

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置およびその製
造方法に関し、特にソフトエラー耐性の高いスタティッ
ク型メモリセルの構造とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体メモリの大容量化に伴な
い、スタティック型メモリセルは少しでも面積を小さく
することを要求されている。そこで、P型MOSトラン
ジスタとN型MOSトランジスタを製造してフリップフ
ロップを構成するメモリセルすなわちCMOS型のメモ
リセルから、上記のP型MOSトランジスタを抵抗に変
えることで、メモリセルを小さく出来る抵抗型メモリセ
ル(N型トランジスタと抵抗で等価的にフリップフロッ
プを構成したメモリセル)に移行してきた。又、最近の
技術進歩に伴い、N型MOSトランジスタの上にP型薄
膜トランジスタを製造することで、3次元構造のメモリ
セルすなわちTFT型メモリセルが可能となり、さらな
るメモリセルの縮小化が進んでいる。しかし、TFT型
メモリセルは抵抗型メモリセルに比べ、製造工程数が多
くなることから、現在では、TFT型メモリセルと抵抗
型メモリセルの両方が用途に応じて使用されている。
【0003】以下に上記のようなスタティック型メモリ
セルの従来例として、抵抗型メモリセルについて説明す
る。
【0004】図9に、このようなスタティック型メモリ
セルの等価回路図を示す。負荷素子として高抵抗の抵抗
素子R1、R2が用いられ、駆動素子として駆動MOS
トランジスタQ1とQ2とが用いられる。ここで、抵抗
素子の一端は電源電圧Vccに接続され、駆動MOSト
ランジスタのソース側は接地電位Vssに接続される。
そして、これらでフリップフロップ回路が形成され、こ
のフリップフロップ回路の情報蓄積ノード部N1とN2
に記憶情報が蓄積されるようになる。ここで、寄生容量
C1とC2とが情報蓄積ノード部に形成される。そし
て、このフリップフロップ回路への記憶情報の書き込み
及び読み出しのために、ワード線WLにより選択される
転送MOSトランジスタQ3およびQ4を介して、ビッ
ト線BLおよびBL’に接続される。
【0005】以下に、図10および図11を用いてこの
ようなメモリセルの従来構造について説明する。図10
は前述の従来のメモリセルの平面図である。ここで、図
10(a)は駆動MOSトランジスタおよび転送MOS
トランジスタの形成工程後の平面図であり、図10
(b)は抵抗素子およびビット線形成後の平面図であ
る。また、図11はこのメモリセルの縦構造を説明する
ための断面図である。ここで、この断面図は図10に記
すA’−B’で切断したところを示している。
【0006】図10(a)に示すように、導電型がP型
あるいはPウェルの形成されたシリコン基板の表面に素
子分離絶縁膜101に囲われたシリコン活性領域10
2,102aが形成される。そして、駆動MOSトラン
ジスタの駆動用ゲート電極103および103aがそれ
ぞれダイレクトコンタクト孔104,104aを介して
シリコン活性領域102および102aに接続するよう
に設けられる。さらに、転送MOSトランジスタの転送
用ゲート電極ともなるワード線105,105aが形成
される。
【0007】そして、前述の駆動MOSトランジスタお
よびて転送MOSトランジスタのソース・ドレイン領域
は、先述のシリコン活性領域のうちゲート用の電極の形
成されていない領域にヒ素等の不純物をイオン注入して
設けられる。このようにした後、全体を被覆する層間絶
縁膜が形成されこの層間絶縁膜に図10(b)に示すよ
うに接地用コンタクト孔106,106aが形成され
る。そして、このコンタクト孔を通して駆動トランジス
タのソース領域と接地用配線107が電気的に接続され
る。
【0008】次に、図10(a)と(b)に示すよう
に、ノード部コンタクト孔108と108aが形成さ
れ、これらのコンタクト孔を通して前述の駆動用ゲート
電極103および103aに電気接続される高抵抗体1
09および109aがそれぞれ形成され、さらに、これ
らの高抵抗体109および109aに電圧を印加するた
めの高抵抗体用配線110および110aが設けられ
る。
【0009】そして、ビット線用コンタクト孔111,
111aが形成されビット線112,112aが形成さ
れて、従来の技術のスタティック型メモリセルの平面構
造はできあがる。
【0010】このような通常のスタティック型メモリセ
ル構造では、先述した情報蓄積ノードN1およびN2の
寄生容量C1およびC2の値を大きくすることでソフト
エラーに対する耐性を向上させる方法が検討されてい
る。その1例として、特開平2−116162号公報に
示されている技術について以下にその断面構造に基づい
て説明する。図11は、先述したメモリセル部の断面図
である。
【0011】図11に示されるように、P型半導体基体
201の表面部の所定の領域に、P+ 型埋込層202が
形成される。そして、P型エピタキシャル層203が堆
積される。次に、P型エピタキシャル層203の表面の
所定の領域に素子分離絶縁膜204が形成される。
【0012】このようにした後、n+ 拡散層205,2
05aをソース・ドレイン領域とし、ゲート絶縁膜20
6および転送用ゲート電極207を有する転送トランジ
スタが形成される。また、駆動用ゲート電極208がダ
イレクトコタクト孔を通してP型エピタキシャル層20
3に接続され、N+ 型拡散領域209が前述のn+ 拡散
層205に接続しP+ 型埋込層202に達するようにし
て設けられる。このようにすることで、N+ 型拡散領域
209とP+ 型埋込層202の接合部に高濃度不純物で
構成されるPN接合が形成される。そして、このPN接
合により前述の寄生容量C1あるいはC2の値が増大す
る。
【0013】次に、第1層間絶縁膜210、接地用配線
211が形成され、これらを被覆する第2層間絶縁膜2
12が堆積される。そして、ノード部コンタクト孔21
3が駆動用ゲート電極208の所定の領域に形成され
る。このノード部コンタクト孔213を通し駆動用ゲー
ト電極208に接続する高抵抗体214および高抵抗体
用配線214aが設けられる。さらに、ビット線用コン
タクト孔216を通して先述のn+ 拡散層205aに接
続されるビット線217が設けられてスタティック型メ
モリセルの基本構造が形成される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、先述したよう
な通常のこのメモリセルではメモリの大容量化、高集積
化に伴うメモリセル面積の縮小化とともに以下の欠点が
顕在化してくる。
【0015】半導体装置の封止に用いるセラミック材料
や配線材料などの中に微量に含まれているウラニウム
(U)やトリウム(Th)が崩壊するときに生じるα線
がメモリセルに入射するとα線の飛程に沿い電子ー正孔
対が発生し情報蓄積ノードに蓄えられた電荷に混入す
る。ここで、半導体素子が微細化すると、メモリの情報
が保持できなくなり、情報が破壊される易くなる。
【0016】従来のスタティック形メモリセルでは、M
OSトランジスタのドレイン領域のn+ 拡散層とP型半
導体基板(あるいは、Pウェル)との間に形成されるP
N接合の容量やゲート酸化膜による誘電体容量によりα
線による電荷消失を補うだけの電荷を蓄積するようにな
っている。またメモリセル直下に高濃度埋込層を設けて
空乏層を狭くし前述の接合容量を大きくして、α線対策
とする手段も提案されている。しかしながら、メモリセ
ルの面積が縮小されるといずれの対策でもα線による電
荷消失を補うには不十分になる。そして、メモリセル構
造の微細化とともにソフトエラー率は増加し、半導体装
置の信頼性は著しく低下する。
【0017】先述した特開平2−116162号公報の
技術では、メモリセルの下方に高濃度の埋込層を形成
し、メモリセルの駆動MOSトランジスタのドレイン拡
散層と接続して、その高濃度埋込層とPN接合を形成す
る拡散領域を設けることにより、メモリセルの情報蓄積
ノードの寄生容量を大きくしている。
【0018】この場合には、確かにソフトエラー耐性が
いくらか向上するが、高濃度の埋込層を設けるための製
造プロセスが長く複雑になったり、メモリセルの微細化
とともに前述のPN接合の面積は縮小し寄生容量の確保
が難しくなる。
【0019】本発明の目的は、半導体装置が微細化した
場合でもソフトエラー耐性に優れるメモリセル等の半導
体素子の構造を提供し、信頼性の高い半導体装置および
その製造方法を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】このために本発明の半導
体装置では、一導電型の半導体基板の表面に選択的に
けられた素子分離絶縁膜と、同導電型で前記半導体基板
に含まれる不純物より高濃度の不純物であって前記半導
体基板の内部に位置する領域に埋め込まれた第1の拡散
層とを有し、1対の情報転送用MOSFETと、フリッ
プフロップ回路を構成する1対の駆動用MOSFET
と、前記情報転送用MOSFETおよび前記駆動用MO
SFETより上層に層間絶縁膜を介して形成された1対
の負荷素子とで構成されるスタティック型メモリセルが
前記半導体基板上に形成され、前記1対の駆動用MOS
FETのうち一方の駆動用MOSFETのドレイン領域
と他方の駆動用MOSFETのゲート電極とに跨る共通
コンタクト孔が前記層間絶縁膜に形成され、前記共通コ
ンタクト孔を通して導入された逆導電型の不純物によ
り、前記半導体基板の表面から前記半導体基板の内部の
前記第1の拡散層までの範囲に逆導電型の第2の拡散層
が形成され、前記第1の拡散層と前記第2の拡散層との
接合部にPN接合のダイオード素子が形成されている。
【0021】ここで、前記共通コンタクト孔は前記素子
分離絶縁膜の端部に跨って形成されている。また、前記
第1の拡散層の不純物濃度は1×10 18 原子/cm 3
上となるように設定されている。
【0022】
【0023】
【0024】本発明の半導体装置の製造方法は、半導体
基板の表面に選択的に素子分離絶縁膜を形成した後、前
記半導体基板の全面に高エネルギーの不純物イオンをイ
オン注入して前記第1の拡散層を形成する工程と、前記
スタティック型メモリセルの形成工程においてレジスト
マスクをエッチングのマスクにして前記層間絶縁膜をド
ライエッチングし所定の領域に前記共通コンタクト孔を
形成する工程と、前記共通コンタクト孔を通して高エネ
ルギーの不純物イオンをイオン注入して前記第2の拡散
層を形成する工程とを含む。
【0025】
【0026】
【実施例】次に、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明の第1の実施例を説明するスタティック型メ
モリセルの平面図であり、図2はその断面図である。こ
こで、図2は図1に記したA−Bで切断した断面図にな
っている。
【0027】図1(a)に示すように、導電型がP型あ
るいはPウェルの形成されたシリコン基板の表面に素子
分離絶縁膜1に囲われたシリコン活性層2,2aが形成
される。そして、駆動MOSトランジスタの駆動用ゲー
ト電極3,3aが形成される。さらに、転送MOSトラ
ンジスタの転送用ゲート電極となるワード線5,5aが
形成される。
【0028】そして、前述の駆動MOSトランジスタお
よび転送MOSトランジスタのソース・ドレイン領域
は、先述のシリコン活性領域のうちゲート電極の形成さ
れていない領域にヒ素等の不純物をイオン注入して形成
される。このようにした後、全体を被覆するように層間
絶縁膜が堆積される。
【0029】次に、図1(b)に示すように、この層間
絶縁膜に接地用コンタクト孔6,6aが設けられ、先述
のシリコン活性領域2aあるいは2に設けられた駆動M
OSトランジスタのソース領域とこのコンタクト孔を通
して電気的に接続される接地用配線7が形成される。そ
して、再び層間絶縁膜が堆積され共通コンタクト孔8,
8aが形成される。ここで、この共通コンタクト孔8
は、図1(a)に示すように、駆動用ゲート電極3上と
シリコン活性領域2上とに、また、共通コンタクト孔8
aは、駆動用ゲート電極3a上とシリコン活性領域2a
上とに、それぞれ形成される。
【0030】次に、前述した共通コンタクト孔8を通し
て前述の駆動用ゲート電極3とシリコン活性領域2とに
電気接続される高抵抗体9が形成され、さらに、この高
抵抗体9に電圧を印加するための高抵抗体用配線10が
設けられる。高抵抗体9aおよび高抵抗体用配線10a
も同様にして形成され、この高抵抗体9aは共通コンタ
クト孔8aを通して駆動用ゲート電極3aとシリコン活
性領域2aとに電気接続される。
【0031】そして、ビット線用コンタクト孔11,1
1aが形成されビット線12,12aが形成されて本発
明のメモリセルの平面構造はできあがる。
【0032】次に、本発明を図2に示す断面構造で説明
する。導電型がN型のシリコン基板21にPウェル22
が形成される。ここで、このPウェルの不純物の濃度は
5×1016〜1×1017原子/cm3 であり、その深さ
は1〜2μm程度に設定される。そして、高濃度P型拡
散層23が前述したPウェル22の内部に形成される。
ここで、先述したシリコン活性領域においては、この高
濃度P型拡散層23の中心層の深さは400〜600n
m程度であり、100nm程度の層の幅を有するものと
する。これに対し、素子分離絶縁膜24の設けられてい
る領域下においては、この高濃度P型拡散層の深度は浅
くなる。そして、これらの高濃度P型拡散層の深さの差
は素子分離絶縁膜の膜厚程度となる。このようにして、
半導体素子の形成されるPウェル22aは高濃度P型拡
散層23でその周りを囲まれるようになる。
【0033】また、このP型拡散層23の不純物濃度は
中心層の近くで最も高くその値は5×1017〜2×10
18原子/cm3 になるものとする。
【0034】次に、n+ 拡散層25,25aが形成さ
れ、ゲート絶縁膜26と転送用ゲート電極27が形成さ
れて転送MOSトランジスタが形成される。ここで、n
+ 拡散層25に電気接続して示されるような容量用拡散
層28が形成される。ここで、この容量用拡散層28の
導電型はN型でその不純物濃度は1018〜1019原子/
cm3 程度に設定される。また、この容量用拡散層28
の深度は350〜500nm程度に設定される。このよ
うにして、容量用拡散層28と高濃度P型拡散層23と
の接触領域にPN接合が形成される。この場合には、こ
の容量用拡散層28は高濃度P型拡散層の深度が変化す
る領域、すなわち素子分離絶縁膜24とシリコン活性領
域との境界領域にも跨がって形成される。このために、
前述のPN接合面は底面部と側面部とに形成されるよう
になる。
【0035】そして、駆動用ゲート電極29が設けら
れ、第1層間絶縁膜30と接地用配線31が形成され第
2層間絶縁膜32が成膜される。図2に示すように、前
述の駆動用ゲート電極29と容量用拡散層28上に共通
コンタクト孔33が形成され、この共通コンタクト孔3
3を通して駆動用ゲート電極29と容量用拡散層28と
に電気接続される高抵抗体34が形成される。同時に、
高抵抗体用配線34aが設けられる。
【0036】最後に、第3層間絶縁膜35が成膜され、
ビット線用コンタクト孔36が形成されビット線37が
配設されて本発明のメモリセルの基本構造ができ上が
る。
【0037】このように本発明においては、容量用拡散
層28と高濃度P型拡散層23とで構成されるPN接合
が、前述の底面部と側面部にそれぞれ横構造および縦構
造に形成されるために、メモリセルが平面的に微細にな
っても十分な寄生容量が確保されるようになる。
【0038】次に、図3と図4に基づいて本発明の効果
について説明する。本発明のように不純物濃度の高いP
N接合が前述したように横構造と縦構造を含んで形成さ
れると、PN接合の接合耐圧が低下し易くなる。図3に
この接合耐圧が示されている。ここで、図3の横軸には
高濃度P型拡散層23の中心層のボロン不純物の濃度が
示されている。また、容量用拡散層28のリン不純物の
濃度はほぼ均一であり、その値は1×1019原子/cm
3 である。
【0039】図3より判るように、PN接合の接合耐圧
はボロン不純物の濃度が高くなるとともに低下するた
め、半導体装置の使用電圧にあわせた不純物濃度の設定
が必要になる。
【0040】図4は図3に示したPN接合の形成された
1メガビット容量のスタティック型メモリセルのソフト
エラー率を示す。ここで、このソフトエラー率は、先述
した特開平2−116162号公報で説明した従来の技
術との比較で示された相対値である。図4に示されるよ
うに、本発明の場合には、高濃度P型拡散層の先述した
ボロン不純物の濃度が増加するとともにソフトエエラー
率は低下する。そして、その値が1.5×1018原子/
cm3 程度になると、ソフトエラー率は、前述の従来の
技術の場合の1/30〜1/50程度までに下がる。そ
して、これ以上に濃度が増えてもソフトエラー率は余り
変化しなくなる。
【0041】本発明のメモリセルの構造の場合にソフト
エラー耐性が向上するのは、先述したように十分な寄生
容量が情報蓄積ノード部に形成されることの他に、次の
ような効果にもよる。すなわち、本発明の構造では、M
OSトランジスタの形成されるシリコン活性領域は、高
濃度P型拡散層23でその底部およびその側面部を完全
に囲まれるようになる。そして、この高濃度P型拡散層
は電子の熱拡散に対する障壁の役割を有する。このため
に、α線の入射で発生する電子のシリコン活性領域への
拡散による進入が抑止され、さらに、ソフトエラー耐性
が向上するようになる。
【0042】次に、図5と図6に基づいて本発明の製造
方法を説明する。図5および図6は図2に示したメモリ
セル構造の製造方法を工程順に示す断面図である。図5
(a)に示すように、N導電型のシリコン基板41の表
面に膜厚20nm程度のシリコン酸化膜による保護絶縁
膜42が形成される。次に、このシリコン基板41の表
面に、イオン注入法によりボロン不純物が導入され11
50℃程度の熱処理が施されてPウェル43が形成され
る。ここで、イオン注入の注入エネルギーは50keV
でありドーズ量は5×1012イオン/cm2 程度であ
る。このようにして、Pウェル43の深さは2μm程度
になり、この領域の不純物の濃度は5×1016原子/c
3 程度になる。
【0043】このようにした後、素子分離絶縁膜44が
選択的に形成される。この素子分離絶縁膜44は膜厚4
00〜500nmのシリコン酸化膜である。次に、図5
(b)に示すように、ボロン不純物が高エネルギーイオ
ン注入法により、素子分離絶縁膜44の少し下に不純物
プロファイルのピーク位置が来るように注入され、高濃
度P型拡散層45,45a,45bが形成される。たと
えば、素子分離絶縁膜44の膜厚が400nmのときに
は、150KeV前後の注入エネルギーが適当である。
このようにして、先述した半導体素子の形成される領域
には、基板表面から400nm程度の深さにそのピーク
位置を持つ高濃度P型拡散層45が形成される。そし
て、素子分離絶縁膜44領域の下部には、高濃度P型拡
散層45aが形成され、これはチャネルストッパーとし
ての役割を有するようになる。また、高濃度P型拡散層
45bは、深く形成される高濃度P型拡散層45と浅く
形成される高濃度P型拡散層45aとの間の遷移領域と
なり、縦の方向に形成されるようになる。
【0044】以上のようにして、図5(b)に示すよう
に高濃度P型拡散層で囲まれるPウェル43aが形成さ
れるようになる。
【0045】次に、図5(c)に示すように、ゲート絶
縁膜46が設けられ、転送用ゲート電極47と駆動用ゲ
ート電極48が設けられる。ここで、ゲート絶縁膜46
は膜厚10nm程度のシリコン酸化膜で、各種ゲート電
極は膜厚200nm程度のタングステン・ポリサイド
で、それぞれ形成される。そして、これらのゲート電極
および素子分離絶縁膜をマスクにしてヒ素不純物がイオ
ン注入され、MOSトランジスタのソース・ドレイン領
域となるn+ 拡散層49,49aがPウェル43a内に
形成される。
【0046】次に、全体を被覆するように第1層間絶縁
膜50が堆積される。この第1層間絶縁膜50はCVD
(化学気相成長)法により成膜される膜厚200nm程
度のシリコン酸化膜である。
【0047】次に、図6(a)に示すように第1層間絶
縁膜50上に接地用配線51が設けられる。ここで、こ
の接地用配線51は膜厚150nm程度のタングステン
薄膜で形成される。このようにした後、第2層間絶縁膜
52がCVD法により堆積される。ここで、この第2層
間絶縁膜52は、膜厚400nm程度のシリコン酸化膜
がCMP(化学的機械研磨)法で平坦化された絶縁膜で
ある。
【0048】続いて、公知のフォトリソグラフィー技術
によりレジストマスク53が形成される。そして、これ
をマスクにしたドライエッチングにより第1層間絶縁膜
50、第2層間絶縁膜52がそれぞれエッチングされ、
共通コンタクト孔54が設けられる。この共通コンタク
ト孔54は駆動用ゲート電極48とn+ 拡散層49とに
跨るように開口されている。さらに、このレジストマス
ク53をマスクとし、高エネルギーのイオン注入法によ
りリン不純物イオン55がシリコン基板深く注入され、
容量用拡散層56が形成される。この場合の注入エネル
ギーは、300keVに設定され、このリン不純物のプ
ロファイルのピーク位置は基板表面から380nm程度
となる。そして、先に形成した高濃度P型拡散層45の
領域と接触するようになる。逆にいえば、接触するよう
にリンイオンの注入エネルギーを選択することが必要に
なる。ここで、このリンイオンのドーズ量は5×1015
イオン/cm2 程度に設定される。このようにして、容
量用拡散層56が共通コンタクト孔54に対してセルフ
アラインに形成されるようになる。
【0049】次に、図6(b)に示すようにレジストマ
スク53は除去され、高抵抗体57および高抵抗体用配
線57aが設けられる。ここで、この高抵抗体57は、
膜厚が100nm程度で酸素を30at%程度含有する
ポリシリコン膜で構成される。また、高抵抗体用配線5
7aは前述の高抵抗体にリン不純物を含有させたものと
なっている。
【0050】次に、800℃程度の温度で30分間の熱
処理が加えられ、容量用拡散層56の結晶性の回復とリ
ン不純物の活性化および熱拡散が行われる。このように
して、容量用拡散層56と高濃度P型拡散層45および
45bとの間に良質のPN接合が形成されるようにな
る。
【0051】次に、全体を被覆するように第3層間絶縁
膜58が堆積される。そして、先述したようにビット線
がアルミ金属等で形成され、図2に示す本発明のスタテ
ィック型メモリセルの基本構造ができ上がる。
【0052】次に、図7と図8に基づいて本発明の第2
の実施例について説明する。ここで、図7は図1と同様
のスタティック型メモリセルの平面図の一部を示し、図
8は前述した容量用拡散層の形成される領域の斜視断面
図である。この第2の実施例では、共通コンタクト孔の
形成方法が第1の実施例の場合と異り、容量用拡散層の
構造が異っている他は第1の実施例とほぼ同一となって
いる。そこで、図7および図8では、図1と図2と同一
物になるものは同じ符号で表わされる。
【0053】図7に示すように、素子分離絶縁膜1に囲
まれたシリコン活性領域2が形成され、駆動用ゲート電
極3とワード線5が形成される。ここで、このワード線
5は転送用ゲート電極ともなっている。そして、シリコ
ン活性領域2上と駆動用ゲート電極3上とに跨がり、さ
らに、素子分離絶縁膜1上にも跨がる共通コンタクト孔
が形成される。ここで、第1の実施例との相違点は、共
通コンタクト孔8が第1の実施例の場合より大きな寸法
に設定され、素子分離絶縁膜1上にも形成されるところ
にある。
【0054】第2の実施例のスタティック型メモリセル
は、このような共通コンタクト孔以外は第1の実施例と
同じであり、図5と図6で説明した製造方法でもって形
成される。
【0055】図8に示すように、Pウェル22,22a
が設けられ、高濃度P型拡散層23,23a,23bが
形成される。ここで、先述したように素子分離絶縁膜2
4領域の下部の高濃度P型拡散層23aはチャネルスト
ッパーとしての役割を有する。そして、転送MOSトラ
ンジスタのソース・ドレインとなるn+ 拡散層25が形
成され、容量用拡散層28がこのn+ 拡散層と接続して
形成される。
【0056】図7で説明したように、共通コンタクト孔
8は素子分離絶縁膜24に跨がって形成されている。そ
して、このような共通コンタクト孔に自己整合的にリン
不純物がイオン注入される。このために、容量用拡散層
28と高濃度P型拡散層23あるいは23bとで形成さ
れるPN接合の接合面は、図8に示すように、A面とB
面さらにC面とで形成されるようになる。ここで、A面
は容量用拡散層28と高濃度P型拡散層23との接触面
で、B面とC面とは容量用拡散層28と高濃度P型拡散
層23bとの接触面でそれぞれ構成される。
【0057】これに対し、第1の実施例の場合には、C
面は形成されない。さらに、共通コンタクト孔の寸法に
も依存するが、図8に示すような接合面より小さなA面
およびB面しか形成されない。
【0058】このために、第2の実施例の場合には、設
計の基準が同一の下での容量用拡散層による寄生容量
は、第1の実施例の場合の1.5倍程度に増加する。従
って、第2の実施例はスタティック型メモリセルの微細
化により適するものとなる。
【0059】以上の実施例のスタティック型メモリセル
において、TFT型メモリセルでも同様になることに言
及しておく。また、これらの実施例では半導体装置のス
タティク型メモリセルについて主に説明がなされた。し
かし、本発明の構成の基本は、半導体素子が高濃度拡散
層に囲まれる領域に形成され、かつ容量用拡散層と前述
の高濃度拡散層とで構成されるPN接合のダイオード素
子が設けられるところにある。このために、半導体装置
は、スタティック型メモリセルに限定されることはな
く、ダイナミック型メモリセル、不揮発性メモリセルあ
るいはその他の機能を有する半導体素子を含んでいて
も、本発明の効果は同様であることに言及しておく。ま
た、導電型をP型をN型にし、N型をP型にしても本発
明は同様にして構成されることにも触れておく。
【0060】
【発明の効果】以上に説明したように本発明では、高濃
度拡散層が半導体基板の内部全面にわたって形成され、
容量用拡散層がこの高濃度拡散層に接するように形成さ
れて、PN接合が所定の領域に選択的に形成される。そ
して、この接合面は横構造とともに縦構造にも形成され
るこのために、ソフトエラーに対して高い耐性を有する
半導体装置を半導体基板に搭載することが容易になる。
さらに、本発明では、この効果を実現するためには、半
導体装置の製造工程において高エネルギーのイオン注入
工程が追加されるだけで十分であり、余分なフォトリソ
グラフィーあるいはドライエッチングの工程や成膜工程
が追加される必要はない。このために、ソフトエラー耐
性の高い半導体装置の低コスト化が容易に実現される。
【0061】さらに、本発明によれば、共通コンタクト
孔の下の部分に自己整合的に深いN型の拡散層が形成さ
れるので、素子分離絶縁膜の端部での欠陥によるリーク
電流の発生がなくなり、蓄積情報の保持特性が大幅に向
上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明するためのメモリ
セルの平面図である。
【図2】本発明の第1の実施例を説明するためのメモリ
セルの断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例を説明するPN接合耐圧
のグラフである。
【図4】本発明の第1の実施例を説明するソフトエラー
率を示すグラフである。
【図5】本発明のメモリセルの製造工程順の断面図であ
る。
【図6】本発明のメモリセルの製造工程順の断面図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施例を説明するためのメモリ
セルの平面図である。
【図8】本発明の第2の実施例を説明するためのPN接
合部の斜視断面図である。
【図9】従来の技術のメモリセルの等価回路図である。
【図10】従来の技術のメモリセルの平面図である。
【図11】従来の技術のメモリセルの断面図である。
【符号の説明】
1,24,44,101,204 素子分離絶縁膜 21,41 シリコン基板 2,2a,102,102a シリコン活性領域 3,3a,29,48,103,103a,208
駆動用ゲート電極 5,5a,105,105a ワード線 6,6a,106,106a 接地用コンタクト孔 7,31,51,107,211 接地用配線 8,8a,33,54 共通コンタクト孔 9,9a,34,57,109,109a,214
高抵抗体 10,10a,34a,57a 高抵抗体用配線 11,11a,36 ビット線用コンタクト孔 12,12a,37,112,112a,217 ビ
ット線 22,22a,43,43a Pウェル 23,45,45a,45b 高濃度P型拡散層 25,25a,49,49a,205,205a n
+ 拡散層 26,46,206 ゲート絶縁膜 27,47,207 転送用ゲート電極 28,56 容量用拡散層 30,50,210 第1層間絶縁膜 32,52,212 第2層間絶縁膜 35 第3層間絶縁膜 42 保護絶縁膜 53 レジストマスク 55 リン不純物イオン R1,R2 抵抗素子 Q1,Q2 駆動MOSトランジスタ Q3,Q4 転送MOSトランジスタ N1,N2 情報蓄積ノード部 C1,C2 寄生容量 WL ワード線 BL、BL’ ビット線 104,104a ダイレクトコンタクト孔 108,108a,213 ノード部コンタクト孔 110,110a,214a 高抵抗体用配線 111,111a,216 ビット線用コンタクト孔 201 P型半導体基体 202 P+ 型埋込層 203 P型エピタキシャル層 209 N+ 型拡散領域

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一導電型の半導体基板の表面に選択的に
    設けられた素子分離絶縁膜と、同導電型で前記半導体基
    板に含まれる不純物より高濃度の不純物であって前記半
    導体基板の内部に位置する領域に埋め込まれた第1の拡
    散層とを有し、1対の情報転送用MOSFETと、フリ
    ップフロップ回路を構成する1対の駆動用MOSFET
    と、前記情報転送用MOSFETおよび前記駆動用MO
    SFETより上層に層間絶縁膜を介して形成された1対
    の負荷素子とで構成されるスタティック型メモリセルが
    前記半導体基板上に形成され、 前記1対の駆動用MOSFETのうち一方の駆動用MO
    SFETのドレイン領域と他方の駆動用MOSFETの
    ゲート電極とに跨る共通コンタクト孔が前記層間絶縁膜
    に形成され、 前記共通コンタクト孔を通して導入された逆導電型の不
    純物により、 前記半導体基板の表面から前記半導体基板
    の内部の前記第1の拡散層までの範囲に逆導電型の第2
    の拡散層が形成され、前記第1の拡散層と前記第2の拡
    散層との接合部にPN接合のダイオード素子が形成され
    ていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記共通コンタクト孔が前記素子分離絶
    縁膜の端部に跨って形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の拡散層の不純物濃度が1×1
    18 原子/cm 3 以上であることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板の表面に選択的に素子分離絶
    縁膜を形成した後、前記半導体基板の全面に高エネルギ
    ーの不純物イオンをイオン注入して前記第1の拡散層を
    形成する工程と、前記スタティック型メモリセルの形成
    工程においてレジストマスクをエッチングのマスクにし
    て前記層間絶縁膜をドライエッチングし所定の領域に前
    記共通コンタクト孔を形成する工程と、前記共通コンタ
    クト孔を通して高エネルギーの不純物イオンをイオン注
    入して前記第2の拡散層を形成する工程とを含むことを
    特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の半
    導体装置の製造方法。
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