JPH06188388A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH06188388A
JPH06188388A JP43A JP33699092A JPH06188388A JP H06188388 A JPH06188388 A JP H06188388A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 33699092 A JP33699092 A JP 33699092A JP H06188388 A JPH06188388 A JP H06188388A
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JP
Japan
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field effect
mos transistor
gate electrode
polycrystalline silicon
effect transistors
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Withdrawn
Application number
JP43A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Yamanaka
俊明 山中
Kiyotsugu Ueda
清嗣 植田
Naotaka Hashimoto
直孝 橋本
Koji Hashimoto
孝司 橋本
Akihiro Shimizu
昭博 清水
Nagatoshi Ooki
長斗司 大木
Hiroshi Ishida
浩 石田
Katsuro Sasaki
勝朗 佐々木
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小メモリセル面積、高集積化が可能で、誤動
作が無く、ソフトエラー耐性の高い低電圧動作のSRA
Mを有する半導体装置を提供すること。 【構成】 第1の駆動用MOST1、第1の転送用MO
ST3、第2の駆動用MOST2、第2の転送用MOS
T4のゲート電極25a、25b、25c、25dを平
行に配置し、駆動用MOSトランジスタT1、T2のソ
ースにはそ接地配線27cを接続する。また、その上部
に積層される負荷用MOST5、T6は抵抗値の高いゲ
ート電極を用いた構成とする。 【効果】 高集積化で、ソフトエラー耐性が高く、低電
圧動作が可能な高信頼度のスタティック型ランダムアク
セスメモリを有する半導体装置が提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に係
り、特に高集積でソフトエラー耐性の高いスタティック
型ランダムアクセスメモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(I
GFET、以下最も一般的なMOSトランジスタと略
す)を用いた従来のスタティック型ランダムアクセスメ
モリのうち、特に高集積で低消費電力のものは第5図の
等価回路に示すように、2個の駆動用MOSトランジス
タT1、T2と多結晶シリコン膜に形成した2個の負荷用
MOSトランジスタT5、T6とからなる一対のインバー
タ回路をそれぞれ交差接続して成るフリップフロップ回
路と、このフリップフロップ回路の2個の記憶ノードN
1、N2に関してデータの読み出し、書き込みの動作を行
うための2個の転送用MOSトランジスタT3、T4で構
成されており、フリップフロップ回路には電源電圧Vc
cと接地電位Vssとが供給されており、転送用MOS
トランジスタにはデータ線1、1’が接続されており、
ゲートはワード線2、2’となっている。
【0003】図6、図7は上記のスタティック型ランダ
ムアクセスメモリセルの従来技術の平面図を示すもの
で、例えば、IEDM. Technical Digest、Dec. 1991、 pp.4
81-482に、記載されている。ここで、図6はnチャネル
の駆動用MOSトランジスタおよび転送用MOSトラン
ジスタおよび接地配線および電極配線の部分を示す平面
図であり、図7は多結晶シリコン膜内に形成されたpチ
ャネルの負荷用MOSトランジスタの部分を示す平面図
である。以下、図6および図7を用いて、従来の技術に
ついてさらに詳しく述べる。
【0004】図6において、ゲート電極5a、5bはそ
れぞれ第5図の等価回路における駆動用MOSトランジ
スタT1、T2のゲート電極であり、ゲート電極5c、5
dはそれぞれ図5の等価回路における転送用MOSトラ
ンジスタT3、T4のゲート電極である。なお、ゲート電
極5a、5b、5c、5dは第1層目の多結晶シリコン
膜を用いて形成する。また、駆動用MOSトランジスタ
1、T2のドレインとなる高濃度のn型不純物領域3
b、3aはそれぞれ転送用MOSトランジスタのT3
4のn型不純物領域と共通であり、それぞれのn型不
純物領域3b、3aには駆動用MOSトランジスタ
2、T1のゲート電極5b、5aが接続されている。こ
の接続方法としては、本従来例のようにゲート酸化膜に
接続孔4a、4bを開口し、ゲート電極5a、5bを直
接n型不純物領域3a、3bに接続する方法や、図8に
示すようにゲート電極17bとn型不純物領域16bの
上部の絶縁膜18にそれぞれ共通の接続孔を開口し、負
荷用MOSトランジスタのソース領域21c、ドレイン
領域21a、チャネル領域21bとなる第3層目の多結
晶シリコン膜の一部に形成したn型の多結晶シリコン層
21dで接続する方法等がある。この後者の従来例は、
Symposium on VLSI Technology、 Digest of Technical
Papers 1991、pp.25-26に記載されている。一方、図6に
おいて転送用MOSトランジスタT3、T4のゲート電極
5c、5dはそれぞれ隣接するメモリセルに共用されて
おり、ワード線となっている。また、転送用MOSトラ
ンジスタT3、T4のソース・ドレインとなる高濃度n型
不純物領域3f、3eには金属配線8b、8aが接続さ
れておりデータ線となっている。従って、本従来技術に
よるスタティック型ランダムアクセスメモリセルは、メ
モリセル内に2本のワード線5c、5dと2本のデータ
線8a、8bを含んでいる。
【0005】また、図7において、負荷用のpチャネル
MOSトランジスタT5、T6は、第2層目の多結晶シリ
コン膜に形成されたn型のゲート電極10a、10b
と、その上部にあるゲート絶縁膜、並びに第3層目の多
結晶シリコン膜に形成されたドレイン領域12a、12
bおよびチャネル領域12c、12dおよびソース領域
12e、12fで構成されている。さらに、上記負荷用
のpチャネルMOSトランジスタT5、T6のゲート電極
10b、10aは、それぞれ接続孔9b、9aを介して
記憶ノードを形成している駆動用MOSトランジスタT
1、T2のドレイン領域の高濃度n型不純物領域3b、3
aまたは駆動用MOSトランジスタT2、T1ゲート電極
5b、5aに接続されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスタティック型ランダムアクセスメモリセルには下
記の如き問題点が有ることが、本発明者等の検討により
明らかとされた。 (1)上記従来のスタティック型ランダムアクセスメモ
リセルはシリコン基板表面に形成された転送用MOSト
ランジスタおよび駆動用MOSトランジスタのゲート電
極がそれぞれメモリセルのX方向およびY方向に延在し
て形成されているため、これらのゲート電極の配置が集
積度向上の障害となっている。 (2)駆動用MOSトランジスタのソース電位を固定す
るための給電線は隣接するメモリセルと共用して接続さ
れているために、メモリセルへのデータ書き込み時に流
れる電流により、接地電位給電部の抵抗起因の電位降下
によって接地電位が上昇し、その結果隣接するメモリセ
ルの接地電位も上昇し、隣接するメモリセルのデータが
反転してしまうという問題がある。 (3)メモリチップの封止に用いるセラミック材料や、
レジン材料中に微量に含まれているウラニウム(U)や
トリウム(Th)が崩壊するときに発生するα線がメモ
リセルに入射すると、α線の飛程に沿って電子−正孔対
が発生し、記憶ノードN1、N2を形成しているpn接合
に混入して記憶ノードN1、N2の電位を変動させ、その
結果メモリの情報が破壊される。この現象はソフトエラ
ーとして知られている。従来のスタティック型ランダム
アクセスメモリでは、駆動用MOSトランジスタT1
2のドレイン領域の高濃度n型不純物領域とp型シリ
コン基板との間に形成されるpn接合容量や、ゲート絶
縁膜による絶縁膜容量によって、α線による電荷消失を
補うだけの電荷を蓄積できた。ところが、メモリセル面
積が縮小されるとpn接合容量も減少し、α線による電
荷の消失を補う為に必要な電荷量を蓄積できない。従っ
て、高集積のスタティック型ランダムアクセスメモリで
はメモリセルの微細化に伴いソフトエラー率が増加し、
メモリの信頼度が著しく低下するという問題がある。 (4)駆動用のnチャネルMOSトランジスタのドレイ
ン(n型領域)と負荷用のpチャネルMOSトランジス
タのドレイン(P型領域)間にpn接合が形成されるた
めに、メモリセルの“High”ノードの電位が低下
し、データ保持時のような低電圧時のデータ安定性が悪
くなるという問題がある。
【0007】従って本発明の第1の目的とするところ
は、メモリセル面積が小さく高集積化が可能で、誤動作
しないスタティック型ランダムアクセスメモリを有する
半導体装置を提供することにある。また、本発明の第2
の目的とするるところは、ソフトエラー耐性が高く、低
電圧時のデータ安定性の良い高信頼度のスタティック型
ランダムアクセスメモリを有する半導体装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、
(1)フリップフロップ回路の二つの駆動用MOSトラ
ンジスタと二つの転送用MOSトランジスタのゲート電
極の延在する方向がそれぞれ平行であり、一方の駆動用
MOSトランジスタと一方の転送用MOSトランジスタ
とを第1の活性領域上に、他方の駆動用MOSトランジ
スタと他方の転送用MOSトランジスタとを第2の活性
領域上にそれぞれ形成し、(2)メモリセル内の駆動用
MOSトランジスタの夫々のソース領域を直接、接地配
線に接続することによって達成される。上記第2の目的
は、(1)フリップフロップ回路の一方の駆動用MOS
トランジスタのゲート電極と他方の駆動用電界効果トラ
ンジスタのドレイン領域とを電気的に短絡する第1の導
電膜に、多結晶シリコン膜に形成した負荷用MOSトラ
ンジスタのゲート電極を接続し、ゲート電極に添加され
ている不純物濃度を1017/cm3から1019/cm3
濃度にする、(2)n型またはp型の不純物イオンの拡
散バリアとなる第2の導電膜に、多結晶シリコン膜に形
成した負荷用MOSトランジスタのゲート電極とフリッ
プフロップ回路の一方の駆動用MOSトランジスタのゲ
ート電極と他方の駆動用電界効果トランジスタのドレイ
ン領域を電気的に短絡する第3の導電膜を接続すること
をによって達成される。
【0009】
【作用】従って、二つの駆動用および二つの転送用MO
Sトランジスタのゲート電極の延在する方向を平行に配
置することによって、メモリセル内のゲート電極の無用
な領域が排除でき、メモリセルを効率的に縮小できる。
同時に、駆動用MOSトランジスタのソース電位を固定
する接地配線を接続する孔を隣接するメモリセルの駆動
用MOSトランジスタのそれと共用しないことにより、
メモリセル動作が安定になる。また、多結晶シリコン膜
に形成した負荷用MOSトランジスタのゲート電極を、
フリップフロップ回路の一方の駆動用MOSトランジス
タのゲート電極と他方の駆動用電界効果トランジスタの
ドレイン領域を電気的に短絡する第1の導電膜に接続す
ることにより、負荷用MOSトランジスタのゲート電極
に添加する不純物イオンを1017/cm3から1019
cm3の濃度にしてもフリップフロップ回の一方の駆動
用MOSトランジスタのゲート電極と他方の駆動用電界
効果トランジスタのドレイン領域を電気的に接続するこ
とができる。従って、このような負荷用MOSトランジ
スタのゲート電極は、メモリセルにα線が照射されてメ
モリセルの記憶ノードの電位が急激に変化したときにフ
リップフロップ回路を安定に保持するように働き、ソフ
トエラー耐性の高い高信頼度のスタティック型ランダム
アクセスメモリを有する半導体装置が提供できる。さら
に、多結晶シリコン膜に形成した負荷用MOSトランジ
スタのゲート電極と、フリップフロップ回路の一方の駆
動用MOSトランジスタのゲート電極と他方の駆動用電
界効果トランジスタのドレイン領域を電気的に短絡して
いる第3の導電膜とに接続された、n型またはp型の不
純物イオンの拡散バリアとなる第2の導電膜は、負荷用
MOSトランジスタのドレインと駆動用MOSトランジ
スタのドレインの接続をオーミック接続になるように
し、“High”状態にある記憶ノードの電位低下を防
止している。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を、
詳細に説明する。
【0011】〈実施例1〉図1および図2、図3は本発
明の実施例1におけるSRAMセルの1ビットの部分を
示す平面図であり、図4は図1、図2、図3のA−A’
線の断面構造を示している。なお、図1はnチャネルの
駆動用MOSトランジスタおよび転送用MOSトランジ
スタおよび接地配線の部分を示す平面図であり、図2は
多結晶シリコン膜内に形成されたpチャネルの負荷用M
OSトランジスタの部分を示す平面図であり、図3は電
極配線を示す平面図である。図1、図2、図3、および
図4おいて、nチャネルの駆動用MOSトランジスタT
1、T2およびnチャネルの転送用MOSトランジスタT
3、T4はn型シリコン基板13内のp型ウェル(p型不
純物の島領域)130内に形成されており(図4参
照)、それぞれのゲート電極25a、25b、25c、
25dはいずれもn型の不純物が添加された第1層目の
多結晶シリコン膜であり、これらゲート電極の延在する
方向はすべてX方向(同図の左右方向)であり、互いに
平行になっている(図1参照)。また、これらのゲート
電極の平面的な位置は、フリップフロップ回路の一方の
駆動用MOSトランジスタT1のゲート電極25aと一
方の転送用MOSトランジスタT3のゲート電極25c
の間に他方の駆動用MOSトランジスタT2のゲート電
極25bがはさまれるように配置し、他方の駆動用MO
SトランジスタTのゲート電極25bと他方の転送用
MOSトランジスタTのゲート電極25dの間に一方
の駆動用MOSトランジスタT1のゲート電極25aが
はさまれるように配置する(図1参照)。例えば、駆動
用MOSトランジスタT1のゲート電極25aと転送用
MOSトランジスタT3のゲート電極25cの間に他方
の駆動用MOSトランジスタT2のゲート電極25bが
はさまれている。また、一方の駆動用MOSトランジス
タT1のドレイン領域の高濃度n型不純物領域24a
は、一方の転送用MOSトランジスタT3のソース・ド
レイン領域と共通であり、同様に他方の駆動用MOSト
ランジスタT2のドレイン領域の高濃度n型不純物領域
24bは他方の転送用MOSトランジスタT4のソース
・ドレイン領域と共通になっている(図1参照)。な
お、上記ゲート電極25a、25b、25c、25dの
材料は、ゲート電極の低抵抗化のためにタングステンな
どの高融点金属とシリコンとの化合物(シリサイド;例
えばWSi2、MoSi2、TiSi2、TaSi2など)
と多結晶シリコン膜との複合膜やタングステンなどの高
融点金属を用いた方が好ましい。
【0012】また、転送用MOSトランジスタT3、T4
のゲート電極25c、25dは、それぞれワード線2、
2’(図5)となっている。さらに、nチャネルの駆動
用MOSトランジスタT1、T2のソースとなる高濃度の
n型不純物領域24c、24dには接続孔26a、26
bが開口されており、メモリセル内のすべての駆動用M
OSトランジスタのソース電位を接地電位に固定するた
めの第2層目の多結晶シリコン膜27cが、隣接するメ
モリセルとは独立に上記接続孔26a、26bを介して
上記高濃度のn型不純物領域24c、24dにそれぞれ
接続されている(図1参照)。また、データ線となるア
ルミニウム電極35a、35b(図3)が接続される部
分では、コンタクトパッド用の第2層目の多結晶シリコ
ン膜27a、27bが転送用のMOSトランジスタ
3、T4の高濃度のn型不純物領域24e、24fに接
続孔26c、26dを介して接続されており、上記アル
ミニウム電極35a、35bは接続孔34a、34bを
介してタングステン電極33a、33bに接続され、さ
らにこれらのタングステン電極は接続孔32a、32b
を介して上記第2層目の多結晶シリコン膜27a、27
bに接続されている。ここで第2層目の多結晶シリコン
膜27a、27b、27cはすべてn型不純物が高濃度
に添加されている。なお、少なくとも上記第2層目の多
結晶シリコン膜27cは低抵抗材料を用いることが好ま
しく、駆動MOSトランジスタや転送MOSトランジス
タのゲート電極と同様に、例えばタングステンやチタン
などの高融点金属とシリコンとの化合物やこれらの化合
物と多結晶シリコン膜との複合膜などが挙げられる(図
1、図3参照)。
【0013】つぎに、SRAMセルのフリップフロップ
回路の交差接続の方法について図1、図2および図4を
用いて説明する。例えば、第2層目の多結晶シリコン膜
27cの上部には図4に示すように第3層目の多結晶シ
リコン膜29aおよび29bが形成されており、第3層
目の多結晶シリコン膜29aは接続孔28aを介して高
濃度n型不純物領域24aとゲート電極25bを接続
し、第3層目の多結晶シリコン膜29bは接続孔28b
を介して高濃度n型不純物領域24bとゲート電極25
dを接続している。これら第3層目の多結晶シリコン膜
29a、29bにはリン等のn型の不純物イオンが添加
され、1019/cm3から1020/cm3の不純物濃度の
低抵抗多結晶シリコンになっていることが好ましい。さ
らに、上記第3層目の多結晶シリコン膜29a、29b
の少なくとも一部は、多結晶シリコン膜に形成されたp
チャネルの負荷用MOSトランジスタT5、T6のゲート
電極となっており、これらのゲート電極が延在する方向
は駆動用MOSトランジスタや転送用MOSのゲート電
極の延在する方向と同じで、少なくともその上部には図
4に示すように上記負荷用MOSトランジスタT5、T6
のゲート絶縁膜40が形成されており、さらに少なくと
もその上部には図2に示すように負荷用MOSトランジ
スタT5、T6のチャネル領域31c、31dとなる第4
層目の多結晶シリコン膜が形成されている。従って、積
層化された負荷用MOSトランジスタT5、T6のゲート
電極29a、29bはチャネル領域31c、31dより
下に位置することになる。さらに上記負荷用MOSトラ
ンジスタT5、T6のドレイン領域31a、31bは、上
記チャネル領域31c、31dと同一層内、即ち第4層
目の多結晶シリコン膜内に形成されており、それぞれの
ドレイン領域31a、31bは接続孔30a、30bを
介して互いにフリップフロップ回路の他方の負荷用MO
Sトランジスタのゲート電極29a、29bに接続され
ている。また、上記負荷用MOSトランジスタT5、T6
のソース領域31e、31fも第4層目の多結晶シリコ
ン膜内に形成され、メモリ内の給電用の配線となってお
り、メモリ内すべての負荷用MOSトランジスタのソー
スに一定電圧が供給されている。
【0014】次に、図9、図10、図11を用いて本実
施例の製造工程について説明する。図9〜10は本実施
例によるSRAMセルの各製造工程を説明するための断
面図であり、図1および図2、図3の平面図におけるA
−A’線の断面を表している。本実施例ではメモリセル
に用いられているシリコン基板表面に形成されたMOS
トランジスタはすべてp型ウェル130内に形成された
nチャネルMOSトランジスタであり、メモリ周辺回路
にはダブルウェルを用いた相補形MOS(CMOS)回
路を用いているが、p型ウェルまたはn型ウェルの単一
構造でも良く、また、メモリ周辺回路に複数の電源電圧
が供給できるように基板と同じ導電形のウェルはそれと
反対導電型のウェルで囲まれ、基板と電気的に分離され
ているような3種類以上のウェル構造でも良い。さら
に、本実施例ではメモリセル部の製造工程だけについて
述べるが、周辺のCMOS回路の製造方法については公
知の技術を用いることができる。まず、図9の(a)に
示すように、比抵抗10Ωcm程度のn型シリコン基板
13内に公知の方法を用いて不純物濃度約1016/cm
3、深さ2μmのp型ウェル130を形成した後、選択
酸化法により厚さ400nmの素子分離用のシリコン酸
化膜(フィールド酸化膜)14を形成し、続いてMOS
トランジスタの能動領域となる部分に厚さ約6nmのゲ
ート酸化膜15を形成する。ここでフィールド酸化膜1
4を形成する際に通常N反転防止用のチャネルストッパ
層をp型ウェル130内のフィールド酸化膜下に形成す
るが、ここではこれを省略した図面を用いている。な
お、このチャネルストッパ層はフィールド酸化膜を形成
してからイオン打ち込み法により形成しても良い。ま
た、ウェルの不純物濃度分布は深さ方向に不純物濃度が
高くなるような分布でも良く、この場合、pウェルを形
成するためのイオン打ち込みのエネルギーは複数の種類
になる。つぎにMOSトランジスタのしきい値電圧調整
用のイオン打ち込みを行なう。イオン打ち込みとしては
例えばBF2イオンを40keVのエネルギーで約10
13/cm2の打ち込み量が適当である。なお、このしき
い値電圧調整用のイオン打ち込みはゲート酸化工程前に
実施するとイオン打ち込み工程でのゲート酸化膜へのダ
メージや汚染の混入が防止できる。次に、図9の(b)
に示すように、例えば厚さ100nmのポリシリコン膜
を減圧気相化学成長法(LPCVD)により堆積し、リ
ンなどのn型不純物を例えば気相拡散により導入した
後、例えば100nmの厚さのタングステンシリサイド
(WSi2)膜をスパッタリング法により堆積する。引
き続いてシリコン酸化膜などの絶縁膜37をLPCVD
法により例えば200nmの厚さに堆積し、ホトリソグ
ラフィとドライエッチングにより上記絶縁膜37と上記
タングステンポリサイド膜をゲート電極25a〜25d
のパターンに加工する。続いて、これらのゲート電極を
イオン打ち込みのマスクとして例えば2×1015/cm
2程度の打ち込み量でヒ素等のn型不純物イオンのイオ
ン打ち込みを行い、800〜900℃の窒素雰囲気中で
アニールすることにより深さ約0.1μmの高濃度n型
不純物領域24a、24c、24eを形成する。なお、
本実施例では述べていないが、MOSトランジスタの長
期信頼性低下を防止するために、MOSトランジスタの
ソース、ドレインに低濃度n型不純物領域を設けたいわ
ゆるLDD(Lightly Doped Drain)構造を用いてもよ
い。また、ゲート電極25a〜25dおよびその上部に
形成されたシリコン酸化膜等の絶縁膜37の厚さは加工
寸法やドライエッチングの条件に応じて最適な厚さにす
ることが望ましい。さらにゲート電極の多結晶シリコン
膜への不純物添加方法はイオン打ち込み法や多結晶シリ
コン膜の形成時に導入するような方法(ドープトポリシ
リコン)でもよい。次に、図9の(c)に示すように、
厚さ約150nmのシリコン酸化膜をLPCVD法で堆
積した後、異方性のドライエッチングによりエッチング
し、ゲート電極25a〜25dの側壁にスペーサ絶縁膜
36を形成する。続いて厚さ約100nmのシリコン酸
化膜38をLPCVD法により堆積し、上記シリコン酸
化膜38に接続孔(図1の26a〜26d)をホトリソ
グラフィとドライエッチングにより開口し、続いて厚さ
約100nmの第2層目の多結晶シリコン膜を堆積し、
この多結晶シリコン膜の不純物濃度が1019〜1021
cm3になるように例えばリンなどのイオン打ち込み法
でn型不純物を導入した後、ホトリソグラフフィとドラ
イエッチングにより接地配線27cとコンタクトパッド
27aの形状にパターンニングする。ここで、上記イオ
ン打ち込みの際には多結晶シリコン膜上に薄いシリコン
酸化膜が形成されていることが好ましい。また、多結晶
シリコン膜の厚さによってイオン打ち込み量やエネルギ
ーは最適の値にすることが望ましい。また、不純物元素
の導入方法は多結晶シリコン膜の形成時に導入するよう
な方法(ドープトポリシリコン)のほうが好ましい。さ
らに、本実施例では接地配線の材料に多結晶シリコンを
用いているが、タングステンやモリブデン、チタンタン
タルなどの高融点金属とシリコンの化合物(シリサイ
ド;WSi2、MoSi2、TiSi2、TaSi2)と多
結晶シリコン膜との複合膜(ポリサイド膜)などを用い
た方が配線抵抗が小さくなり好ましい。続いて、所定の
アニールにより不純物イオンの活性化とシリサイド膜の
結晶化を行う。次に、図10の(a)に示すように、L
PCVD法によりシリコン酸化膜39を約30nmの厚
さに堆積し、高濃度n型不純物領域24a上およびゲー
ト電極25bに共通の接続孔を開口するために、ゲート
電極25b上の絶縁膜37、並びにシリコン酸化膜3
8、39上に接続孔(図1の28a)を開口する。次
に、LPCVD法を用いて厚さ約100nmの第3層目
の多結晶シリコン膜29a、29bを堆積した後に例え
ば50keV、5×1015/cm2のリンのイオン打ち
込みにより該第3層目のポリシリコン膜29a、29b
にn型不純物を添加し、所定のアニールにより活性化し
た後所望の形状に加工する。これによって、一方の駆動
用MOSトランジスタのゲート電極25bと他方の駆動
用MOSトランジスタのドレイン領域の高濃度n型不純
物領域24aが接続され、多結晶シリコン膜に形成する
負荷用MOSトランジスタ(多結晶シリコンPMOSト
ランジスタ)のゲート電極29a、29bが形成でき
る。さらに、図10の(b)に示すように、シリコン酸
化膜等の絶縁膜をLPCVD法により10nmの厚さに
堆積し、850℃10分程度のアニールを窒素雰囲気中
で行い、多結晶シリコンPMOSトランジスタのゲート
絶縁膜40を形成する。引き続き、絶縁膜40に図2に
示されている接続孔30aをホトリソグラフィとドライ
エッチングにより開口し、LPCVD法により50nm
の第4層目の多結晶シリコン膜を堆積した後、イオン打
ち込み用のホトマスクを用いて多結晶シリコンPMOS
トランジスタのソース領域31e、ドレイン領域31
a、チャネル領域31cを形成する。ソース、ドレイン
領域を形成するためのイオン打ち込み条件は例えばエネ
ルギー25keV、打ち込み量1014〜1015cm/2
のBF2イオンなどが適当である。なお、本実施例では
多結晶シリコンPMOSトランジスタの低リーク化の為
に、ゲートとドレイン間にオフセット部31a’を設け
ている。続いてホトリソグラフィとドライエッチングに
より所望の形状に加工し、所定のアニールにより活性化
する。次に、図11に示すように、例えば厚さ100n
mのシリコン酸化膜と厚さ300nmのボロンリンガラ
スなどの酸化膜との複合化されたシリコン酸化膜41を
堆積し、所定のアニールを施し上記ボロンリンガラスを
フローさせてメモリセル内の段差を緩和し、接続孔(図
3の32a)を開口する。続いて、スパッタリング法に
よりタングステン電極33aを約0.5μmの厚さに堆
積し、ホトリソグラフィを用いて所定のパターンにドラ
イエッチングを行う。さらに、エッチバックや、低温の
シリコン酸化膜形成技術など、公知の平坦化技術を用い
て上記タングステン電極33aにシリコン酸化膜42を
形成し、続いて、ホトリソグラフィとドライエッチング
を用いて接続孔(図3の34a)を開口し、スパッタリ
ング法によりデータ線となるアルミニウム電極35aを
約0.5μmの厚さに堆積し、所定のパターンにドライ
エッチングを行う。なお、以降のパッシベーション工程
や、ボンディング工程などはここでは省略する。なお、
本実施例では駆動用MOSトランジスタのゲート電極は
負荷用MOSトランジスタのゲート電極を介して高濃度
n型不純物領域に接続されているが、駆動用MOSトラ
ンジスタのゲート電極を直接高濃度n型不純物領域に接
続することもできる。この場合には、接続部のゲート絶
縁膜15に、予め開口部を設けておく。また、図1、図
2、図3においてメモリセルを複数個配置する方法につ
いてはX方向は全ての層についてそのままの状態で、Y
方向についてはアルミニウム電極35a、35b、タン
グステン電極33a、33b、およびアルミニウム電極
の接続孔34a、34b以外はX軸に対して鏡面対称に
なるように配置する。さらにデータ線のアルミニウム電
極はタングステン電極を介さないで直接MOSトランジ
スタに接続してもよい。
【0015】この実施例1によれば、駆動用及び転送用
MOSトランジスタのゲート電極の延在する方向が平行
に位置しているため、メモリセル内のゲート電極の無用
なスペースが排除でき、メモリセルを効率的に縮小でき
る。同時に、駆動用MOSトランジスタのソース電位を
固定する接地配線を一つの駆動用MOSトランジスタに
対して1個の接続孔を用いてメモリセルに接続すること
によって隣接するメモリセルへの影響が無くなり、低電
圧でのメモリセル動作が安定になる。
【0016】〈実施例2〉この実施例2は、実施例1に
おけるフリップフロップ回路の交差接続の方法で別の方
法に関するものである。
【0017】図12はこの実施例2の断面図でありフリ
ップフロップ回路の交差接続の部分を示している。同図
において、一方の駆動用MOSトランジスタのゲート電
極25bと他方の駆動用MOSトランジスタのドレイン
領域の高濃度n型不純物領域24aはゲート電極25
c、25bの隙間に埋め込まれたn型の多結晶シリコン
膜45によって接続されている。また、上記n型の多結
晶シリコン膜45の上部には負荷用MOSトランジスタ
のゲート電極29aが接続されている。また、本実施例
では同時に第2層目の多結晶シリコン膜27a、27c
も上記n型の多結晶シリコン膜45に接続される。
【0018】次に、図13を用いて本実施例の製造工程
を説明する。図13(a)〜(c)はこの実施例3の製
造工程の断面図であり、フリップフロップ回路の交差接
続の部分の製造工程を示すものである。シリコン基板上
に形成するMOSトランジスタのゲート電極の形成工程
までは図9(b)と同様である。次に、図13の(a)
に示すように、約150nmのシリコン酸化膜をLPC
VD法で堆積した後、異方性のドライエッチングにより
エッチングし、ゲート電極25a〜25dの側壁にスペ
ーサ絶縁膜36を堆積する。続いて、厚さ30nmのシ
リコン酸化膜43を高温のLPCVD法で堆積した後、
厚さ400nmのシリコン窒化膜44を堆積し、ドライ
エッチングにより約200nmエッチバックし、ゲート
電極25a〜25dのすきまだけに上記シリコン窒化膜
44を残存させる。次に、図13の(b)に示すよう
に、ホトリソグフィとドライエッチングにより、高濃度
n型不純物領域24e、24a、24c上のシリコン窒
化膜44の一部にホトリソグラフとドライエッチングに
より所定の開口部を設け、さらに該開口部の底部にある
シリコン酸化膜43をドライエッチングにより取り除
く。また、駆動用MOSトランジスタのゲート電極25
b上のシリコン酸化膜37にも同様に開口部を設ける。
次に、およそ400nmの多結晶シリコン膜をLPCV
D法で全面に堆積した後、ドライエッチングにより該多
結晶シリコン膜をエッチバックし、上記開口部内に該多
結晶シリコン膜45を残存させる。さらに上記多結晶シ
リコン膜を低抵抗にするために、リンなどのn型の不純
物イオンのイオン打込みを行い所定のアニールを施し不
純物イオンの活性化を行う。イオン打込みの条件として
は、例えば100keVの打込みエネルギーで、2×1
15/cm2の打込み量が適当である。これによって、
駆動用MOSトランジスタのゲート電極25bとドレイ
ン領域の高濃度n型不純物領域24aが接続される。続
いて、図13の(c)に示すように、厚さ30nmのシ
リコン酸化膜39をLPCVD法により堆積した後、該
シリコン酸化膜39に接続孔をホトリソグラフィとドラ
イエッチングにより開口し、図1の実施例1と同様に、
第2層目の多結晶シリコン膜を堆積し接地配線27cと
コンタクトパッド27aを形成する。さらに、LPCV
D法により、シリコン酸化膜を約30nmの厚さに堆積
し、高濃度n型不純物領域24a上の上記多結晶シリコ
ン膜45に接続孔を開口し、図2の実施例1と同様に負
荷用のMOSトランジスタのゲート電極29aを形成す
る。以降の多結晶シリコンMOSトランジスタの製造工
程や、電極配線の製造工程などは実施例1と同様であ
る。なお、実施例2では一方の駆動用MOSトランジス
タのゲート電極と他方の駆動用MOSトランジスタのド
レイン領域はn型の多結晶シリコン45で接続されてい
るため、負荷用MOSトランジスタのゲート電極の導電
型はn型でもp型でも何れでもよく負荷用MOSトラン
ジスタの電気的な特性に応じて選択できる。また、図1
4に示すように負荷用MOSトランジスタのゲート電極
29aの下層にn型ないしはp型の不純物拡散に対して
拡散バリアとなるチタンシリサイド(TiSi2)膜な
どのバリア材料46を形成することもできる。なお、こ
の製造方法としては、図15の(a)に示すように、ゲ
ート電極段差の隙間に埋め込まれた上記低抵抗の多結晶
シリコン45の上にスパッタリング法によりチタン(T
i)47を堆積し、所定のアニールを施し多結晶シリコ
ン45とチタン47を反応させることによってチタンシ
リサイド46を形成し、未反応のチタン47をヒドラジ
ンを用いて除去することによって図15(b)に示すよ
うに選択的にチタンシリサイド46を形成する方法があ
る。
【0019】この実施例2によれば、メモリセル内のア
イソレーションやゲート電極材料によって生じた段差を
緩和することができ、ドライエッチングを行う際に段差
部でエッチング残りを起こすことがなくなり、製造歩留
まりを向上することができる。また、多結晶シリコン膜
に形成した負荷用MOSトランジスタのドレインと、フ
ロップ回路の一方の駆動用MOSトランジスタのゲート
電極と他方の駆動用電界効果トランジスタのドレイン領
域を電気的に短絡している多結晶シリコン膜をオーミッ
クに接続でき、低電圧動作に適したSRAMを提供でき
る。
【0020】<実施例3>この実施例3は、負荷用MO
Sトランジスタのゲート電極を高抵抗にし、メモリセル
のソフトエラー耐性を高める方法に関する。
【0021】図16(a)は、図16(b)の等価回路
に示した負荷用MOSトランジスタにpチャネルの多結
晶シリコンPMOSトランジスタを用いたSRAMセル
に於いて、多結晶シリコンMOSトランジスタのゲート
電極の抵抗R1、R3とソフトエラーの生ずる臨界電荷
量Qcの関係を計算したものである。図16(a)に於
いて、負荷用MOSトランジスタのゲート電極と記憶ノ
ード間に抵抗R1、R3を設けた場合は、20kΩ以上
で急激に臨界電荷量が大きくなり、ソフトエラー耐性が
極めて強くなる。この理由について、図16(b)を用
いて説明する。メモリセルにα線が入射し電子が記憶ノ
ードN1に収集されることにより、記憶ノードN1の電
位が低下した場合、多結晶シリコンMOSトランジスタ
6のゲート電位は、ほぼ抵抗R3とT6のゲート容量で
決まる時定数によって指数関数的に低下する。従って、
6を流れる電流はこの時定数で徐々に増加するため、
記憶ノードN2の電位は直ちには上昇しない。これに対
して、記憶ノードN2に接続されている多結晶シリコン
MOSトランジスタT5のゲート電位は、これに接続さ
れている記憶ノードN2の電位が接地電位にあって変化
せず、従ってT5を流れる電流は減少しない。この結
果、記憶ノードN1の電位は再び高電位に回復し、記憶
ノードN2の電位は接地電位に保持され、ソフトエラー
は生じない。
【0022】次に、実施例1のSRAMセルに関し、負
荷用MOSトランジスタのゲート電極を高抵抗にする方
法について述べる。ここでは、実施例1で説明した図1
0(a)を再び引用して説明する。すなわち、第3層目
の多結晶シリコン膜の抵抗値を10KΩ以上の抵抗値に
するために、第3層目の多結晶シリコン膜29a、29
bを50nm程度に薄く堆積し、リンなどのn型不純物
イオンのイオン打込みを行う。イオン打込は50keV
の加速電圧と5×1014/cm2の打込み条件で行う。
なおこの第3層目の多結晶シリコン膜29a、29bの
膜厚は30nmから70nmの範囲にすることが望まし
い。またイオン打込み条件は2×1014から1×1015
/cm2の範囲が適当である。この時、第3層目の多結
晶シリコン中の不純物濃度は1017〜1019/cm2
することが望ましい。なお、以降の工程については実施
例1と全く同じである。本実施例の特徴は、多結晶シリ
コンMOSトランジスタのチャネル直下のゲート電極と
なる第3層目の多結晶シリコン膜29a、29bが必ず
しも低抵抗でなくてもよく、従って図17の等価回路に
示すように、ゲート電極となる第3層目の多結晶シリコ
ン膜を全面を高抵抗することができ、高抵抗部と低抵抗
部を分けて形成する方法に比べて、製造工程やメモリセ
ル面積を低減できる。この実施例3の等価回路は図17
のようになり、また図18に示すように、多結晶シリコ
ンMOSトランジスタのしきい値電圧を変動させずに、
図19に示すように10kΩ/□以上の抵抗値を持つゲ
ート電極を形成できるため、ソフトエラー耐性のあるS
RAMセルを提供することができる。
【0023】<実施例4>次に、実施例3の負荷用MO
Sトランジスタのゲート電極を高抵抗にすることに関し
て、実施例2のSRAMセルに適用した場合について説
明する。ここでも、実施例2で説明した図12を再び引
用して説明する。即ち、実施例3と同様に第3層目の多
結晶シリコン膜の抵抗値を10KΩ以上の抵抗値にする
ために、第3層目の多結晶シリコン膜29a、29bを
50nm程度に薄く堆積し、BF2などのp型不純物イ
オンのイオン打込みを行う。イオン打込は20keVの
加速電圧と、、5×1014/cm2の打込み条件で行
う。なおこの第3層目の多結晶シリコン膜29a、29
bの膜厚は30nmから70nmの範囲にすることが望
ましい。またイオン打込み条件は2×1014から1×1
15/cm2の範囲が適当である。この時、第3層目の
多結晶シリコン中の不純物濃度は1017〜1019/cm
2にすることが望ましい。
【0024】この実施例4によれば、図12において駆
動用MOSトランジスタのゲート電極25bとドレイン
領域の高濃度不純物領域24aは別に埋め込まれたn型
の低抵抗多結晶シリコン膜45で接続されているため
に、これらの接続をオーミックにすることに対して負荷
用MOSトランジスタのゲート電極29aが高抵抗でも
p型でも何れにしてもなんら問題がない。また、負荷用
MOSトランジスタのゲート電極をp型にすることによ
って負荷用MOSトランジスタのしきい値電圧を小さく
することができるため、低電源電圧でもドレイン電流の
オン/オフ比を大きくすることができ、低電圧動作が可
能なSRAMを提供できる。
【0025】〈実施例5〉この実施例5は実施例1のS
RAMセルにおいて、データ線が1本のSRAMセルに
関する。図20、図21、図22は本実施例の1ビット
の部分を示す平面図であり、図23はその等価回路であ
る。なお、図20はnチャネルの駆動用MOSトランジ
スタおよび転送用のMOSトランジスタおよび接地配線
の部分を示す平面図であり、図21は多結晶シリコン膜
内に形成されたpチャネルの負荷用MOSトランジスタ
の部分を、図22は電極配線の部分を示している。図2
0、図21、図22において、メモリセル内の2個の転
送用MOSトランジスタT3、T4のソース・ドレイン領
域を形成する高濃度n型不純物領域に接続されているコ
ンタクトパッド27a、27bに図22に示すようには
接続孔32a、32bを介してタングステン電極33c
が接続されている。さらにこのタングステン電極上の絶
縁膜には1個の接続孔34cが開口されており、該接続
孔34cを介してアルミニウム電極35cが接続されて
いる。
【0026】この実施例5によれば、メモリセル面積を
増大することなくアルミニウム電極配線の配線幅を広く
することができるため、電極材料のエレクトロマイグレ
ーションやストレスマイグレーションに対する耐性が強
くなる。さらに、メモリセル内のワード線の使用本数が
1本少ないためメモリセルの所要面積が小さく高集積の
SRAMセルを提供することができる。
【0027】〈実施例6〉この実施例6は、実施例1の
SRAMセルにおいて、データ線が1本のSRAMセル
に関する。図24、図25は本実施例の1ビットの部分
を示す平面図であり、図26はその等価回路である。な
お、図24はnチャネルの駆動用MOSトランジスタお
よび転送用のMOSトランジスタおよび接地配線および
電極配線の部分を示す平面図であり、図25は多結晶シ
リコン膜内に形成されたpチャネルの負荷用MOSトラ
ンジスタの部分を示している。この種のメモリセルは、
図26の等価回路に示されているワード線2の開閉によ
り、1本のデータ線1で記憶ノードN1へデータ書き込
み動作を行う。図24において、メモリセル内の1個の
転送用MOSトランジスタT3のソース・ドレイン領域
を形成する高濃度n型不純物領域24eには接続孔26
cを介してコンタクトパッド27aが接続されている。
さらにコンタクトパッド27aは接続孔32aを介して
タングステン電極33dに接続されており、このタング
ステン電極33dには1個の接続孔34dが開口されて
おり、該接続孔34dを介してアルミニウム電極35d
が接続されている。
【0028】本実施例によれば、メモリセル面積を増大
することなくアルミニウム電極配線の配線幅を広くする
ことができるため、電極材料のエレクトロマイグレーシ
ョンやストレスマイグレーションに対する耐性が強くな
る。さらに、メモリセル内の送用MOSトランジスタお
よびワード線の使用個数が、それぞれ1個づつ少ないた
め、メモリセルの所要面積が小さく高集積のSRAMセ
ルを提供することができる。
【0029】以上説明した本発明は、上記の具体的な実
施例に限定されるものではなく、種々の変形が可能であ
ることは言うまでも無い。例えば、本発明は、CMOS
構成のSRAMに限らず、BiCMOS構成のSRAM
にも適用できる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、メモリセル面積が小さ
く高集積化が可能で、誤動作が無く、ソフトエラー耐性
が高く、低電圧動作が可能な高信頼度のスタティック型
ランダムアクセスメモリを有する半導体装置が提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の半導体記憶装置の平面
図である。
【図2】本発明の第1の実施例の半導体記憶装置の平面
図である。
【図3】本発明の第1の実施例の半導体記憶装置の平面
図である。
【図4】本発明の第1の実施例の半導体記憶装置の断面
図である。
【図5】スタティック型ランダムアクセスメモリセルの
等価回路図である。
【図6】従来のスタティック型ランダムアクセスメモリ
セルの平面図である。
【図7】従来のスタティック型ランダムアクセスメモリ
セルの平面図である。
【図8】従来のスタティック型ランダムアクセスメモリ
セルの断面図である。
【図9】本発明の第1の実施例の半導体記憶装置の製造
工程を説明するための断面図である。
【図10】本発明の第1の実施例の半導体記憶装置の製
造工程を説明するための断面図である。
【図11】本発明の第1の実施例の半導体記憶装置の製
造工程を説明するための断面図である。
【図12】本発明の第2の実施例の半導体記憶装置の断
面図である。
【図13】本発明の第2の実施例の半導体記憶装置の製
造工程を説明するための断面図である。
【図14】本発明の第2の実施例の半導体記憶装置の断
面図である。
【図15】本発明の第2の実施例の半導体記憶装置の製
造工程を説明するための断面図である。
【図16】本発明の第3の実施例のスタティック型ラン
ダムアクセスメモリセルの動作特性を説明するための図
と等価回路を示す図である。
【図17】本発明の第3の実施例のスタティック型ラン
ダムアクセスメモリセルの等価回路図である。
【図18】本発明の第3の実施例のスタティック型ラン
ダムアクセスメモリセルの負荷用MOSトランジスタの
特性を示す線図である。
【図19】本発明の第3の実施例のスタティック型ラン
ダムアクセスメモリセルの負荷用MOSトランジスタの
特性を示す線図である。
【図20】本発明の第5の実施例の半導体記憶装置の平
面図である。
【図21】本発明の第5の実施例の半導体記憶装置の平
面図である。
【図22】本発明の第5の実施例の半導体記憶装置の平
面図である。
【図23】本発明の第5の実施例の等価回路図である。
【図24】本発明の第6の実施例の半導体記憶装置の平
面図である。
【図25】本発明の第6の実施例の半導体記憶装置の平
面図である。
【図26】本発明の第6の実施例の等価回路図である。
【符号の説明】 1、1’…データ線、2…ワード線、3a、3b、3
c、3d、3e、3f…高濃度n型不純物領域、4a、
4b、6a、6b、7a、7b、9a、9b、11a、
11b…接続孔、5a、5b、5c、5d…ゲート電
極、8a、8b…金属配線、10a、10b…負荷用p
チャネルMOSトランジスタのゲート電極、12a、1
2b…負荷用pチャネルMOSトランジスタのドレイン
領域、12c、12d…負荷用pチャネルMOSトラン
ジスタのチャネル領域、12e、12f…負荷用pチャ
ネルMOSトランジスタのソース領域、13…シリコン
基板、130…p型ウェル、14…フィールド酸化膜、
15…ゲート酸化膜、16a、16b…高濃度n型不純
物領域、17a…転送用MOSトランジスタのゲート電
極、17b…駆動用MOSトランジスタのゲート電極、
17c…接地配線、18、22…シリコン酸化膜、20
…負荷用pチャネルMOSトランジスタのゲート絶縁
膜、19a…コンタクトパッド(第2層目多結晶シリコ
ン膜)、19b…負荷用pチャネルMOSトランジスタ
のゲート電極、21a…負荷用pチャネルMOSトラン
ジスタのドレイン領域、21b…負荷用pチャネルMO
Sトランジスタのチャネル領域、21c…負荷用pチャ
ネルMOSトランジスタのソース領域、21d…負荷用
pチャネルMOSトランジスタのドレイン領域と共通の
n型多結晶シリコン膜、23…アルミニウム電極、24
a、24b、24c、24d、24e、24f…高濃度
n型不純物領域、25a、25b…駆動用MOSトラン
ジスタのゲート電極、25c、25d…転送用MOSト
ランジスタのゲート電極、23a、26b、26c、2
6d、28a、28b、30a、30b、32a、32
b、34a、34b、34c…接続孔、27a、27b
…コンタクトパッド(第2層目多結晶シリコン膜)、2
7c…接地配線(第2層目多結晶シリコン膜)、29
a、29b…第3層目多結晶シリコン膜(負荷用pチャ
ネルMOSトランジスタのゲート電極)、31a、31
b…負荷用pチャネルMOSトランジスタのドレイン領
域、31a’…ゲート−ドレインオフセット領域、31
c、31d…負荷用pチャネルMOSトランジスタのチ
ャネル領域、31e、31f…負荷用pチャネルMOS
トランジスタのソース領域、33a、33b、33c、
33d…タングステン電極(第1層目金属配線)、35
a、35b、35c、35d…アルミニウム電極(第2
層目金属配線)、36…スペーサ絶縁膜、37、38、
39、41、42…シリコン酸化膜、40…負荷用pチ
ャネルMOSトランジスタのゲート絶縁膜、44…シリ
コン窒化膜、45…多結晶シリコン膜、46…バリア材
料(チタンシリサイド膜)、47…チタン(Ti)膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植田 清嗣 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 橋本 直孝 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 橋本 孝司 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 清水 昭博 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 大木 長斗司 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 石田 浩 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 佐々木 勝朗 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型の第1と第2の駆動用電界効果
    トランジスタと第1と第2の負荷素子とからなるフリッ
    プフロップ回路と、該フリップフロップ回路の記憶ノー
    ドに接続された第1導電型の第1と第2の転送用電界効
    果トランジスタとを含むスタティックランダムアクセス
    メモリセルを有する半導体記憶装置において、 上記第1と第2の駆動用電界効果トランジスタと上記第
    1と第2の転送用電界効果トランジスタのゲート電極の
    延在する方向が互いに平行であり、 上記第1の駆動用電界効果トランジスタのゲート電極と
    上記第1の転送用電界効果トランジスタのゲート電極と
    の間に上記第2の駆動用電界効果トランジスタのゲート
    電極が配置され、 上記第2の駆動用電界効果トランジスタのゲート電極と
    上記第2の転送用電界効果トランジスタのゲート電極と
    の間に上記第1の駆動用電界効果トランジスタのゲート
    電極が配置されていることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】上記第1の転送用電界効果トランジスタの
    ゲート電極と上記第2の転送用電界効果トランジスタの
    ゲート電極との間に上記第1と第2の駆動用電界効果ト
    ランジスタのゲート電極が配置され、 上記第1と第2の駆動用電界効果トランジスタのソース
    領域を接続する配線層を具備したことを特徴とする請求
    項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】上記第1と第2の負荷素子は、上記第1と
    第2の駆動用電界効果トランジスタと上記第1と第2の
    転送用電界効果トランジスタの上部に積層されてなるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】上記第1と第2の負荷素子は第2導電型の
    第1と第2の負荷用電界効果トランジスタであることを
    特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】上記転送用電界効果トランジスタのソース
    ・ドレイン領域の一方の領域が上記フリップフロップ回
    路の上記記憶ノードに接続され、他方の領域は第1の金
    属配線で電気的に接続され、 該第1の金属配線上の絶縁膜に1個の接続孔が開口され
    ており、該接続孔を介して第2の金属配線が接続されて
    いることを特徴とする請求項4に記載の半導体記憶装
    置。
  6. 【請求項6】上記第1と第2の負荷用電界効果トランジ
    スタ負荷用電界効果トランジスタのゲート電極に添加さ
    れている不純物が1017/cm3から1019/cm3の濃
    度を有することを特徴とする請求項4に記載の半導体記
    憶装置。
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