JPH04145656A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体記憶装置及びその製造方法Info
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- JPH04145656A JPH04145656A JP2269854A JP26985490A JPH04145656A JP H04145656 A JPH04145656 A JP H04145656A JP 2269854 A JP2269854 A JP 2269854A JP 26985490 A JP26985490 A JP 26985490A JP H04145656 A JPH04145656 A JP H04145656A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体記憶装置に関し、特にS RAMメモリ
セルの構造及び製造方法に関する。
セルの構造及び製造方法に関する。
半導体基板、特にシリコン基板上に形成される集積回路
は高密度、大容量化の一途を辿り、特に半導体記憶装置
の様な集積回路では、4M、16Mビットまたはそれ以
上へと集積度が増大してきている。大規模集積回路では
1チツプ上に多くの素子を形成する必要がある一方、歩
留まりやコストの観点からは1チツプの面積をなるべく
小さくする必要がある。この三者の要請を満たすには1
素子当りの面積を縮小するのが最も有効である。
は高密度、大容量化の一途を辿り、特に半導体記憶装置
の様な集積回路では、4M、16Mビットまたはそれ以
上へと集積度が増大してきている。大規模集積回路では
1チツプ上に多くの素子を形成する必要がある一方、歩
留まりやコストの観点からは1チツプの面積をなるべく
小さくする必要がある。この三者の要請を満たすには1
素子当りの面積を縮小するのが最も有効である。
スタティックRAM (SRAM)においては、第5図
のような、メモリセルが2個の駆動用MO3トランジス
タ17a、17bと2個の転送用MOSトランジスタ1
8a、18bおよび2個の抵抗素子19a、19bから
構成される方式がこのような大容量化に適しており主流
となっているが、この様なメモリセルで例えば4Mビッ
トSRAMを実現しようとすれば、1セルの面積は20
μm2程度にしなくてはならず、これにより抵抗素子の
長さは2μmぐらいとなる。このように抵抗素子が微小
になると電源配線部の構造及び形成方法が問題となって
くる。
のような、メモリセルが2個の駆動用MO3トランジス
タ17a、17bと2個の転送用MOSトランジスタ1
8a、18bおよび2個の抵抗素子19a、19bから
構成される方式がこのような大容量化に適しており主流
となっているが、この様なメモリセルで例えば4Mビッ
トSRAMを実現しようとすれば、1セルの面積は20
μm2程度にしなくてはならず、これにより抵抗素子の
長さは2μmぐらいとなる。このように抵抗素子が微小
になると電源配線部の構造及び形成方法が問題となって
くる。
一般にSRAMの抵抗素子には高抵抗ポリシリコンが用
いられてきた。この高抵抗ポリシリコンの一端は駆動用
MOSトランジスタのゲート電極に接続し、ゲート電極
から不純物がポリシリコン内に拡散しており、またもう
一端は電源配線部として不純物が1019〜10210
2O’の濃度でドープされている。電圧をかけると両端
から高抵抗ポリシリコン内に空乏層が延びるが、高抵抗
ポリシリコンの長さが短かくなるとこの空乏層が互いに
重なりはじめ、過大な電流が流れるといらいわゆるパン
チスルー現象が起きてしまう。
いられてきた。この高抵抗ポリシリコンの一端は駆動用
MOSトランジスタのゲート電極に接続し、ゲート電極
から不純物がポリシリコン内に拡散しており、またもう
一端は電源配線部として不純物が1019〜10210
2O’の濃度でドープされている。電圧をかけると両端
から高抵抗ポリシリコン内に空乏層が延びるが、高抵抗
ポリシリコンの長さが短かくなるとこの空乏層が互いに
重なりはじめ、過大な電流が流れるといらいわゆるパン
チスルー現象が起きてしまう。
また電源配線部への不純物導入をイオン注入によって行
う場合、高いドーズ量で打ち込むと、チャージアップに
よってゲート酸化膜の絶縁耐圧に不良が生じるという問
題もある。
う場合、高いドーズ量で打ち込むと、チャージアップに
よってゲート酸化膜の絶縁耐圧に不良が生じるという問
題もある。
さらに、SRAMの待機電流を小さく抑えるために、ポ
リシリコンよりも抵抗の高い物質、例えば、ポリシリコ
ンに酸素をドープしたS I PO3(Semi In
sulating Po1y 5ilicon)と呼ば
れるような高抵抗材料を用いるとすると、不純物ドープ
によって電源配線部の抵抗が十分に下がるとは限らない
。その抵抗が抵抗素子のそれと近くなると、セル部の電
源電圧が電源配線部の電位降下により下がり、ノードの
ハイレベルの電位も低くなってセルの動作が不安定にな
ってしまう。
リシリコンよりも抵抗の高い物質、例えば、ポリシリコ
ンに酸素をドープしたS I PO3(Semi In
sulating Po1y 5ilicon)と呼ば
れるような高抵抗材料を用いるとすると、不純物ドープ
によって電源配線部の抵抗が十分に下がるとは限らない
。その抵抗が抵抗素子のそれと近くなると、セル部の電
源電圧が電源配線部の電位降下により下がり、ノードの
ハイレベルの電位も低くなってセルの動作が不安定にな
ってしまう。
第4図にそれらの問題を解決する従来の方法を示す、第
4図(A)は従来の技術によるSRAMメモリセルを示
す断面図、第4図(B)はその抵抗素子と電源配線部の
平面レイアウト図であり、第4図(A)は第4図(B)
のn−n’に沿った断面に相当する。その構造を第5図
の回路図と対応させながら説明する。
4図(A)は従来の技術によるSRAMメモリセルを示
す断面図、第4図(B)はその抵抗素子と電源配線部の
平面レイアウト図であり、第4図(A)は第4図(B)
のn−n’に沿った断面に相当する。その構造を第5図
の回路図と対応させながら説明する。
第4図(A)において、シリコン基板1上に素子分離酸
化膜2及びゲート酸化膜3を介して、駆動用MO5t−
ラt−ランジッタ(あるいは17b)のゲートにあたる
ゲート電極5が、またシリコン基板1表面には転送用M
OSトランジスタ18b(あるいは18a)の拡散層に
あたる拡散層6が形成されていて、その上に眉間膜7を
介して抵抗素子19b(あるいは19a)にあたる高抵
抗膜9が形成されている。拡散層6とゲート電極5とは
接続孔4で、ゲート電極5と高抵抗膜9とは接続孔8で
接続され、ノード20b (あるいは20a)を構成す
る。高抵抗膜9の上は層間膜10が覆っていて、高抵抗
膜9の一端上に開口部11が開いている。その上をシリ
サイド電極16が走行しており、開口部11で高抵抗膜
9と接続し、第4図(B)のように抵抗素子19a、1
9bの電源配線部となっている(第5図の電源21に相
当)。さらにその上には層間膜13を介してアルミニウ
ム電極14が形成されている。
化膜2及びゲート酸化膜3を介して、駆動用MO5t−
ラt−ランジッタ(あるいは17b)のゲートにあたる
ゲート電極5が、またシリコン基板1表面には転送用M
OSトランジスタ18b(あるいは18a)の拡散層に
あたる拡散層6が形成されていて、その上に眉間膜7を
介して抵抗素子19b(あるいは19a)にあたる高抵
抗膜9が形成されている。拡散層6とゲート電極5とは
接続孔4で、ゲート電極5と高抵抗膜9とは接続孔8で
接続され、ノード20b (あるいは20a)を構成す
る。高抵抗膜9の上は層間膜10が覆っていて、高抵抗
膜9の一端上に開口部11が開いている。その上をシリ
サイド電極16が走行しており、開口部11で高抵抗膜
9と接続し、第4図(B)のように抵抗素子19a、1
9bの電源配線部となっている(第5図の電源21に相
当)。さらにその上には層間膜13を介してアルミニウ
ム電極14が形成されている。
次に、以上述べたようなSRAMメモリセルの製造方法
を説明することにする。ここではNチャネル型のメモリ
について述べるが、Pチャネル型のメモリセルも全く同
様に形成でき、不純物のタイプをNをPに、PをNに置
き換えればよい。これは後の実施例においても同様であ
る。
を説明することにする。ここではNチャネル型のメモリ
について述べるが、Pチャネル型のメモリセルも全く同
様に形成でき、不純物のタイプをNをPに、PをNに置
き換えればよい。これは後の実施例においても同様であ
る。
まずP型のシリコン基板lの表面に周知のLOCO8工
程により厚さ300〜10000mの素子分離酸化膜2
を形成し、MOSトランジスタのしきい値電圧を制御す
るためのボロン原子をイオン注入法により打ち込む0次
に厚゛さ5〜1100nのゲート酸化膜3を形成し、接
続孔4をホトエツチングにより開口した後、タングステ
ンポリサイドを200〜500nm被着、ホトエツチン
グによりゲート電極5を形成する8次にMOS)ランジ
スタのソース、トレインとなるN型の拡散層6を形成す
るために砒素原子を1015〜1016cm−2のドー
ズ量でイオン注入し、窒素雰囲気中でアニールした後、
眉間膜7として周知のLPGVD法によりSiO2膜を
50〜5000m被着する。さらにホトエツチングによ
り接続孔8を開口し、LPCVD法によってポリシリコ
ンあるいはS I POSなどの高抵抗膜9を50〜2
00nm堆積し、ホトエツチングによりパターニングし
た後、その上にLPCVD法により層間膜10として厚
さ50〜500nmのS i 02膜を被着する。
程により厚さ300〜10000mの素子分離酸化膜2
を形成し、MOSトランジスタのしきい値電圧を制御す
るためのボロン原子をイオン注入法により打ち込む0次
に厚゛さ5〜1100nのゲート酸化膜3を形成し、接
続孔4をホトエツチングにより開口した後、タングステ
ンポリサイドを200〜500nm被着、ホトエツチン
グによりゲート電極5を形成する8次にMOS)ランジ
スタのソース、トレインとなるN型の拡散層6を形成す
るために砒素原子を1015〜1016cm−2のドー
ズ量でイオン注入し、窒素雰囲気中でアニールした後、
眉間膜7として周知のLPGVD法によりSiO2膜を
50〜5000m被着する。さらにホトエツチングによ
り接続孔8を開口し、LPCVD法によってポリシリコ
ンあるいはS I POSなどの高抵抗膜9を50〜2
00nm堆積し、ホトエツチングによりパターニングし
た後、その上にLPCVD法により層間膜10として厚
さ50〜500nmのS i 02膜を被着する。
次に高抵抗膜9の一端上に開口部11をホトエツチング
により形成し、その上にスパッタリングによりタングス
テンシリサイドを100〜500nm堆積して、ホトエ
ツチングによりパターニングすることによりシリサイド
電極16を形成する。そしてCVD法による4mo 1
%の燐をふくむPSG膜などの眉間膜13を厚さ100
〜11000n被着し、Stを含むアルミニウムを被着
しホトエツチングによるパターニングでアルミニウム電
極14を形成して第4図(A)の構造ができる。
により形成し、その上にスパッタリングによりタングス
テンシリサイドを100〜500nm堆積して、ホトエ
ツチングによりパターニングすることによりシリサイド
電極16を形成する。そしてCVD法による4mo 1
%の燐をふくむPSG膜などの眉間膜13を厚さ100
〜11000n被着し、Stを含むアルミニウムを被着
しホトエツチングによるパターニングでアルミニウム電
極14を形成して第4図(A)の構造ができる。
以上説明したような構造及び製造方法によれば、電源配
線部に不純物ドープを行っていないためパンチスルー現
象が抑えられ、チャージアップも生じず、抵抗素子の抵
抗値が高くなっても電源配線部の抵抗を低くすることが
できる。
線部に不純物ドープを行っていないためパンチスルー現
象が抑えられ、チャージアップも生じず、抵抗素子の抵
抗値が高くなっても電源配線部の抵抗を低くすることが
できる。
上述した従来の抵抗素子の電源配線部構造及び形成方法
はシリサイド電極のホトエツチング工程が必要であり、
工程の増加は歩留まりの低下を引き起こす、また電源配
線部を形成した後の平坦性も悪いので、アルミニウム配
線の際に断線等を引き起こす元となるという問題点もあ
った。
はシリサイド電極のホトエツチング工程が必要であり、
工程の増加は歩留まりの低下を引き起こす、また電源配
線部を形成した後の平坦性も悪いので、アルミニウム配
線の際に断線等を引き起こす元となるという問題点もあ
った。
本発明のSRAMメモリセルは、一端が駆動用MOSト
ランジスタのゲートに接続された抵抗素子を覆う絶縁膜
が、抵抗素子の他の一端上で開口し、その開口部が選択
CVD法による金属で埋め込まれ、それが抵抗素子の電
源配線部となっているという構造を有し、また抵抗素子
を覆う絶縁膜の、抵抗素子の一端上における開口部を形
成する工程と、その開口部に選択CVD法により金属を
埋め込み、抵抗素子の電源配線部を形成する工程とを有
する。
ランジスタのゲートに接続された抵抗素子を覆う絶縁膜
が、抵抗素子の他の一端上で開口し、その開口部が選択
CVD法による金属で埋め込まれ、それが抵抗素子の電
源配線部となっているという構造を有し、また抵抗素子
を覆う絶縁膜の、抵抗素子の一端上における開口部を形
成する工程と、その開口部に選択CVD法により金属を
埋め込み、抵抗素子の電源配線部を形成する工程とを有
する。
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図(A)は本発明の第1の実施例によるSRAMメ
モリセルの断面図、第1図(B)は抵抗素子及び電源配
線部の平面レイアウト図で、第1図(A)は第1図(B
)のI−1’に沿った断面を示している。まず第1図(
A)、(B)によってこのSRAMメモリセルの構造を
説明する。
モリセルの断面図、第1図(B)は抵抗素子及び電源配
線部の平面レイアウト図で、第1図(A)は第1図(B
)のI−1’に沿った断面を示している。まず第1図(
A)、(B)によってこのSRAMメモリセルの構造を
説明する。
基本的に従来の技術で示した構造と同じである。ただ従
来の技術では開口部11を覆うようにシリサイド電極が
ホトエツチングにより形成されているのに対し、この実
施例では、開口部11が選択CVDにより形成されたタ
ングステン電極で埋め込まれているという所が違う、そ
して選択CVDのため、第1図(B)のように電源配線
部となる部分の下には高抵抗膜9の一部が走行している
。
来の技術では開口部11を覆うようにシリサイド電極が
ホトエツチングにより形成されているのに対し、この実
施例では、開口部11が選択CVDにより形成されたタ
ングステン電極で埋め込まれているという所が違う、そ
して選択CVDのため、第1図(B)のように電源配線
部となる部分の下には高抵抗膜9の一部が走行している
。
次に第2図によって本発明の第1の実施例の製造方法を
説明する。まず従来の技術と同様にして層間膜10まで
を被着する〔第2図(A)〕。次に高抵抗膜9の一端上
に開口部11をホトエツチングにより開口する。このと
き第1図(B)のように高抵抗膜9の一部は電源配線部
となる部分の下を走行し、開口部11はその部分に沿っ
た溝のようになっている〔第2図(B)〕。そしてその
開口部11に公知の選択タングステンCVD法により、
層間Ji!10と同じぐらいの厚さにタングステンt&
12を埋め込む〔第2図(C):] 、以後従来の技術
と同様にして眉間膜13、アルミニウム電極14を形成
して一部1図(A)の構造が完成する。
説明する。まず従来の技術と同様にして層間膜10まで
を被着する〔第2図(A)〕。次に高抵抗膜9の一端上
に開口部11をホトエツチングにより開口する。このと
き第1図(B)のように高抵抗膜9の一部は電源配線部
となる部分の下を走行し、開口部11はその部分に沿っ
た溝のようになっている〔第2図(B)〕。そしてその
開口部11に公知の選択タングステンCVD法により、
層間Ji!10と同じぐらいの厚さにタングステンt&
12を埋め込む〔第2図(C):] 、以後従来の技術
と同様にして眉間膜13、アルミニウム電極14を形成
して一部1図(A)の構造が完成する。
本実施例では電源配線部を選択CVD工程のみで形成で
きるので、従来の技術のようなホトエツチングの工程が
不要となっている。また第1図(A)と第4図(A)と
を比較してみるとわかるように、本実施例は従来のもの
よりも平坦性に優れている0例えば従来の技術ではシリ
サイド電極の厚さが100〜500nmであるので、こ
の分だけ段差ができるのに対し、本実施例では電源配線
部の段差はほぼ0であり、この部分におけるアルミニウ
ム配線の断線はほとんどOとすることができる。
きるので、従来の技術のようなホトエツチングの工程が
不要となっている。また第1図(A)と第4図(A)と
を比較してみるとわかるように、本実施例は従来のもの
よりも平坦性に優れている0例えば従来の技術ではシリ
サイド電極の厚さが100〜500nmであるので、こ
の分だけ段差ができるのに対し、本実施例では電源配線
部の段差はほぼ0であり、この部分におけるアルミニウ
ム配線の断線はほとんどOとすることができる。
次に本発明の第2の実施例を説明する0本実施例は高抵
抗膜9の上の層間膜を平坦化することに特徴がある。構
造としては第1の実施例とほぼ同じであるが、層間膜1
0の代わりに、PSG膜からの不純物が高抵抗膜9に拡
散するのを防ぐSiO2膜と、PSG膜との2層からな
る層間膜15が用いられ、その眉間膜15が平坦化され
ている。
抗膜9の上の層間膜を平坦化することに特徴がある。構
造としては第1の実施例とほぼ同じであるが、層間膜1
0の代わりに、PSG膜からの不純物が高抵抗膜9に拡
散するのを防ぐSiO2膜と、PSG膜との2層からな
る層間膜15が用いられ、その眉間膜15が平坦化され
ている。
第3図によって本実施例の製造方法を説明する。まず第
1の実施例と同様にして高抵抗膜9までを形成し、その
上にLPCVD法による厚さ50〜2000mの5i0
2膜と、CVD法による4m01%のリンを含む厚さ1
00〜11000nのPSG膜との、2層からなる層間
膜15を被着する〔第3図(A)〕。その後、900〜
1000℃で公知のりフローを行い、さらにエッチバッ
ク等を組み合わせて眉間膜15の平坦化を行う〔第3図
(B)〕。そして第1の実施例と同様にして開口部11
を開け〔第3図(C)〕、選択CVDによりタングステ
ン電極12を埋め込み〔第3図(D)〕層間膜13を堆
積してアルミニウム電極14を形成する。
1の実施例と同様にして高抵抗膜9までを形成し、その
上にLPCVD法による厚さ50〜2000mの5i0
2膜と、CVD法による4m01%のリンを含む厚さ1
00〜11000nのPSG膜との、2層からなる層間
膜15を被着する〔第3図(A)〕。その後、900〜
1000℃で公知のりフローを行い、さらにエッチバッ
ク等を組み合わせて眉間膜15の平坦化を行う〔第3図
(B)〕。そして第1の実施例と同様にして開口部11
を開け〔第3図(C)〕、選択CVDによりタングステ
ン電極12を埋め込み〔第3図(D)〕層間膜13を堆
積してアルミニウム電極14を形成する。
本実施例は平坦化をしているため工程数は若干増加する
が、もともと平坦性の良い選択CVDによる埋め込みに
加えているため非常に平坦性に優れている。
が、もともと平坦性の良い選択CVDによる埋め込みに
加えているため非常に平坦性に優れている。
以上説明したように、本発明によれば抵抗素子の電源配
線部を形成するのに選択CVDを用いるため、ホトエツ
チングの工程が不要となり、工程の簡略化ができ、歩留
まりの向上につながる。また電源配線部が溝に埋め込ま
れたようになっているので平坦性が良く、段差によるア
ルミニウム電極の断線を防止する効果もある。
線部を形成するのに選択CVDを用いるため、ホトエツ
チングの工程が不要となり、工程の簡略化ができ、歩留
まりの向上につながる。また電源配線部が溝に埋め込ま
れたようになっているので平坦性が良く、段差によるア
ルミニウム電極の断線を防止する効果もある。
第1図(A)は本発明の第1の実施例を示す断面図、第
1図(B)は本発明の第1の実施例の抵抗素子及び電源
配線部の平面レイアウト図、第2図(A)、(B)、(
C)は本発明の第1の実施例の製造方法をしめず断面図
、第3図(A)(B)、(C)、(D)は本発明の第2
の実施例の製造方法を示す断面図、第4図(A)は従来
の半導体記憶装置の断面図、第4図(B)は従来の半導
体記憶装置の抵抗素子及び電源配線部の平面レイアウト
図、第5図は本発明および従来技術を説明するためのS
RAMメモリセルの回路図である。 1・・・シリコン基板、2・・・素子分離酸化膜、3・
・・ゲート酸化膜、4,8・・・接続孔、5・・・ゲー
ト電極6・・・拡散層、7,10,13.15・・・層
間膜、9・・・高抵抗膜、11・・・開口部、12・・
・タングステン電極、16・・・シリサイド電極、17
a、17b・・・駆動用MOS)ランジスタ、18a、
18b・・・転送用MOSトランジスタ、19a、19
b・・・抵抗素子、 20 a。 0b・・・ノード、 1・・・電源。
1図(B)は本発明の第1の実施例の抵抗素子及び電源
配線部の平面レイアウト図、第2図(A)、(B)、(
C)は本発明の第1の実施例の製造方法をしめず断面図
、第3図(A)(B)、(C)、(D)は本発明の第2
の実施例の製造方法を示す断面図、第4図(A)は従来
の半導体記憶装置の断面図、第4図(B)は従来の半導
体記憶装置の抵抗素子及び電源配線部の平面レイアウト
図、第5図は本発明および従来技術を説明するためのS
RAMメモリセルの回路図である。 1・・・シリコン基板、2・・・素子分離酸化膜、3・
・・ゲート酸化膜、4,8・・・接続孔、5・・・ゲー
ト電極6・・・拡散層、7,10,13.15・・・層
間膜、9・・・高抵抗膜、11・・・開口部、12・・
・タングステン電極、16・・・シリサイド電極、17
a、17b・・・駆動用MOS)ランジスタ、18a、
18b・・・転送用MOSトランジスタ、19a、19
b・・・抵抗素子、 20 a。 0b・・・ノード、 1・・・電源。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、半導体基板上に形成された2つの駆動用MOSトラ
ンジスタと、そのドレインに接続された2つの転送用M
OSトランジスタ及び2つの抵抗素子を持つ、スタティ
ック型メモリセルから成る半導体記憶装置において、駆
動用MOSトランジスタのゲートに接続された抵抗素子
を覆う絶縁膜が、前記抵抗素子の一端上で開口しており
、前記開口部が選択CVD法により形成された金属電極
で埋め込まれ、前記金属電極が抵抗素子の電源配線部を
形成していることを特徴とする半導体記憶装置。 2、前記抵抗素子を覆う絶縁膜の、前記抵抗素子の一端
上における開口部を形成する工程と、前記開口部に選択
CVD法により金属を埋め込み、前記電極配線部を形成
する工程とを有することを特徴とする請求項1記載の半
導体記憶装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2269854A JPH04145656A (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 半導体記憶装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2269854A JPH04145656A (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 半導体記憶装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04145656A true JPH04145656A (ja) | 1992-05-19 |
Family
ID=17478125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2269854A Pending JPH04145656A (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 半導体記憶装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04145656A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016021590A (ja) * | 1998-05-01 | 2016-02-04 | ソニー株式会社 | 半導体記憶装置 |
-
1990
- 1990-10-08 JP JP2269854A patent/JPH04145656A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016021590A (ja) * | 1998-05-01 | 2016-02-04 | ソニー株式会社 | 半導体記憶装置 |
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