JP3074758B2 - スタティック半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents
スタティック半導体記憶装置及びその製造方法Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B10/00—Static random access memory [SRAM] devices
- H10B10/12—Static random access memory [SRAM] devices comprising a MOSFET load element
- H10B10/125—Static random access memory [SRAM] devices comprising a MOSFET load element the MOSFET being a thin film transistor [TFT]
-
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- Y10S257/903—FET configuration adapted for use as static memory cell
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスタティック半導体記憶
装置及びその製造方法に関し、特にSRAMメモリセル
の構造及び製造方法に関する。
装置及びその製造方法に関し、特にSRAMメモリセル
の構造及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板、特にシリコン基板上に形成
される集積回路は高密度、大容量化の一途を辿り、特に
半導体記憶装置の様な集積回路では、4M,16Mビッ
トまたはそれ以上へと集積度が増大してきている。大規
模集積回路では1チップ上に多くの素子を形成する必要
がある一方、歩留まりやコストの観点からは1チップの
面積をなるべく小さくする必要がある。この二者の要請
を満たすには1素子当りの面積を縮小するのが最も有効
である。スタティックRAM(SRAM)においては、
図11(a)に示すような、メモリセルが2個の駆動用
NMOSトランジスタ22a,22bと2個の転送用N
MOSトランジスタ23a,23b、2個の負荷抵抗2
4a,24bから構成される方式(4トランジスタ型)
がこのような大容量化に適しており主流となっている。
この様なメモリセルで例えば4MビットSRAMを実現
しようとするとき、スタンバイ電流を1μA以下に抑え
るためには、負荷抵抗1個あたり流れる電流を0.25
pA以下にしなければならない。それを実現するような
高い抵抗値をもつ負荷抵抗を用いると、駆動用MOSト
ランジスタ22a,22bのドレインを拡散層の接合漏
れ電流によってノード25a,25bから流れ出す電流
と、負荷抵抗24a,24bによってノード25a,2
5bに供給される電流とが同程度となり、メモリセルの
ハイレベルが不安定になってしまう。するとメモリセル
の情報が反転しやすくなり、α線などのノイズに対する
耐性が非常に低くなってしまう。
される集積回路は高密度、大容量化の一途を辿り、特に
半導体記憶装置の様な集積回路では、4M,16Mビッ
トまたはそれ以上へと集積度が増大してきている。大規
模集積回路では1チップ上に多くの素子を形成する必要
がある一方、歩留まりやコストの観点からは1チップの
面積をなるべく小さくする必要がある。この二者の要請
を満たすには1素子当りの面積を縮小するのが最も有効
である。スタティックRAM(SRAM)においては、
図11(a)に示すような、メモリセルが2個の駆動用
NMOSトランジスタ22a,22bと2個の転送用N
MOSトランジスタ23a,23b、2個の負荷抵抗2
4a,24bから構成される方式(4トランジスタ型)
がこのような大容量化に適しており主流となっている。
この様なメモリセルで例えば4MビットSRAMを実現
しようとするとき、スタンバイ電流を1μA以下に抑え
るためには、負荷抵抗1個あたり流れる電流を0.25
pA以下にしなければならない。それを実現するような
高い抵抗値をもつ負荷抵抗を用いると、駆動用MOSト
ランジスタ22a,22bのドレインを拡散層の接合漏
れ電流によってノード25a,25bから流れ出す電流
と、負荷抵抗24a,24bによってノード25a,2
5bに供給される電流とが同程度となり、メモリセルの
ハイレベルが不安定になってしまう。するとメモリセル
の情報が反転しやすくなり、α線などのノイズに対する
耐性が非常に低くなってしまう。
【0003】このように4トランジスタ型では低消費電
力性と安定性を両立させるのは困難であるが、それを解
決するには図11(b)に示すような、2つの駆動用N
MOSトランジスタ22a,22bと2つの負荷用PM
OSトランジスタ27a,27b、2つの転送用NMO
Sトランジスタ23a,23bからなる方式(6トラン
ジスタ型)をとるのがよい。スタンバイ電流は負荷用P
MOSトランジスタ27a,27bのオフ電流によって
決まるので低く抑えることができ、ノードから流れ出す
漏れ電流は負荷用PMOSトランジスタ27a,27b
のオン電流によって補償される。負荷用PMOSトラン
ジスタ27a,27bのオン電流は漏れ電流よりも十分
大きいのでメモリセルは安定であり、またα線等のノイ
ズによってノードの電位が変化しても同様に負荷用PM
OSトランジスタ27a,27bのオン電流によって補
償されるので、そのようなノイズに対する耐性も高い。
しかし、6トランジスタ型のメモリセルは4トランジス
タ型のメモリセルの1.5〜2倍の面積を要するので、
高集積には不利である。
力性と安定性を両立させるのは困難であるが、それを解
決するには図11(b)に示すような、2つの駆動用N
MOSトランジスタ22a,22bと2つの負荷用PM
OSトランジスタ27a,27b、2つの転送用NMO
Sトランジスタ23a,23bからなる方式(6トラン
ジスタ型)をとるのがよい。スタンバイ電流は負荷用P
MOSトランジスタ27a,27bのオフ電流によって
決まるので低く抑えることができ、ノードから流れ出す
漏れ電流は負荷用PMOSトランジスタ27a,27b
のオン電流によって補償される。負荷用PMOSトラン
ジスタ27a,27bのオン電流は漏れ電流よりも十分
大きいのでメモリセルは安定であり、またα線等のノイ
ズによってノードの電位が変化しても同様に負荷用PM
OSトランジスタ27a,27bのオン電流によって補
償されるので、そのようなノイズに対する耐性も高い。
しかし、6トランジスタ型のメモリセルは4トランジス
タ型のメモリセルの1.5〜2倍の面積を要するので、
高集積には不利である。
【0004】以上のような問題を解決し、低消費電力
性、高安定性、高集積性を同時に実現する方法として、
図11(b)における負荷用PMOSトランジスタ27
a,27bのチャネル部がポリシリコン膜である薄膜ト
ランジスタを用い、駆動用NMOSトランジスタ22
a,22bの上に積み上げる方式が提案されている。図
5にそのような従来の技術を示す。図5(a)は従来の
技術によるSRAMメモリセルを示す平面レイアウト
図、図5(b)は図5(a)のY−Y線断面図である。
また図5(a)は図11(b)の破線で囲った部分に対
応する。以下その構造を説明する。
性、高安定性、高集積性を同時に実現する方法として、
図11(b)における負荷用PMOSトランジスタ27
a,27bのチャネル部がポリシリコン膜である薄膜ト
ランジスタを用い、駆動用NMOSトランジスタ22
a,22bの上に積み上げる方式が提案されている。図
5にそのような従来の技術を示す。図5(a)は従来の
技術によるSRAMメモリセルを示す平面レイアウト
図、図5(b)は図5(a)のY−Y線断面図である。
また図5(a)は図11(b)の破線で囲った部分に対
応する。以下その構造を説明する。
【0005】図5(a),(b)において、シリコン基
板1上に素子分離酸化膜2及びゲート酸化膜3を介し
て、駆動用NMOSトランジスタ22b,22aのゲー
ト電極5a,5bが、またシリコン基板1表面に駆動用
NMOSトランジスタ22a,22bのドレインに相当
するN型の拡散層6が形成されており、その上に層間膜
7を介して負荷用PMOSトランジスタ27a,27b
のゲート電極にあたるN型ポリシリコン電極20b,2
0aが形成されている。さらにその上には負荷用PMO
Sトランジスタ27a,27bのゲート酸化膜にあたる
層間膜11を介して負荷用PMOSトランジスタ27
a,27bのチャネル部に相当するN型ポリシリコン膜
13a,13bがあり、その一部にはP型不純物がドー
プされ、負荷用PMOSトランジスタ27a,27bの
ドレインにあたるP型ポリシリコン膜14a,14bと
ソースにあたるP型ポリシリコン膜15a,15bとが
形成されている。拡散層6とゲート電極5a,5bとは
接続孔4a,4bで、ゲート電極5a,5bとN型ポリ
シリコン電極20a,20bとは接続孔8a,8bで、
N型ポリシリコン電極20a,20bとP型ポリシリコ
ン膜14a,14bとは接続孔12a,12bで接続さ
れ、ノード25a,25bを構成する。P型ポリシリコ
ン膜15a,15bは電源26に接続されている。さら
にその上には層間膜16を介してアルミニウム電極17
が形成されている。
板1上に素子分離酸化膜2及びゲート酸化膜3を介し
て、駆動用NMOSトランジスタ22b,22aのゲー
ト電極5a,5bが、またシリコン基板1表面に駆動用
NMOSトランジスタ22a,22bのドレインに相当
するN型の拡散層6が形成されており、その上に層間膜
7を介して負荷用PMOSトランジスタ27a,27b
のゲート電極にあたるN型ポリシリコン電極20b,2
0aが形成されている。さらにその上には負荷用PMO
Sトランジスタ27a,27bのゲート酸化膜にあたる
層間膜11を介して負荷用PMOSトランジスタ27
a,27bのチャネル部に相当するN型ポリシリコン膜
13a,13bがあり、その一部にはP型不純物がドー
プされ、負荷用PMOSトランジスタ27a,27bの
ドレインにあたるP型ポリシリコン膜14a,14bと
ソースにあたるP型ポリシリコン膜15a,15bとが
形成されている。拡散層6とゲート電極5a,5bとは
接続孔4a,4bで、ゲート電極5a,5bとN型ポリ
シリコン電極20a,20bとは接続孔8a,8bで、
N型ポリシリコン電極20a,20bとP型ポリシリコ
ン膜14a,14bとは接続孔12a,12bで接続さ
れ、ノード25a,25bを構成する。P型ポリシリコ
ン膜15a,15bは電源26に接続されている。さら
にその上には層間膜16を介してアルミニウム電極17
が形成されている。
【0006】次に、以上述べたようなSRAMメモリセ
ルの製造方法を図6〜図10を参照して説明することに
する。
ルの製造方法を図6〜図10を参照して説明することに
する。
【0007】まず、図6に示すように、P型のシリコン
基板1の表面に公知のLOCOS工程により厚さ300
〜1000nmの素子分離酸化膜2を形成し、NMOS
トランジスタのしきい値電圧を制御するためのボロン原
子をイオン注入法により打ち込む。次に厚さ5〜100
nmのゲート酸化膜3を形成し、接続孔4aあるいは4
bをホトエッチングにより開口した後、タングステンポ
リサイド膜を200〜500nm形成し、ホトエッチン
グによりゲート電極5a,5bを形成する。次にNMO
Sトランジスタのソース、ドレインとなるN型の拡散層
6を形成するために砒素原子を1平方センチメートル当
り10の15乗(E15と記す。以下これに準じる)〜
1E16のドーズ量でイオン注入し、窒素雰囲気中でア
ニールした後、層間膜7として周知のLPCVD法によ
りSiO2 膜を50〜500nm被着し、さらにホトエ
ッチングにより接続孔8a,8bを開口する。次に、図
7に示すように、その上にLPCVD法によってポリシ
リコン膜20を100〜200nm堆積し、次に、図8
に示すように、拡散法またはイオン注入法によりN型不
純物を1立方センチメートルあたりE19〜E20の濃
度にドープし、ホトエッチングによりパターニングして
N型ポリシリコン電極20a,20bを形成する。次
に、図9に示すように、その上にLPCVD法により層
間膜11として厚さ20〜80nmの酸化シリコン膜を
被着する。そして層間膜11の一部に接続孔12a,1
2bをホトエッチングにより開口し、その上にLPCV
D法によりポリシリコン膜13を堆積、次に図10に示
すように、イオン注入法により燐原子を1平方センチメ
ートル当りE12〜E13のドーズ量で注入し、さらに
ホトエッチングによってN型ポリシリコン膜13a(1
3b)を形成する。次に、図10に示すように、レジス
ト膜21をマスクとしてボロン原子を1平方センチメー
トル当りE15〜E16のドーズ量でイオン注入し、P
型ポリシリコン膜14a,15a,14b,15bを形
成する。以後CVD法による4モル%のリンをふくむP
SG膜などの層間膜16を厚さ100〜1000nm被
着し、スパッタリングによってSiを含むアルミニウム
を堆積し、ホトエッチングによるパターニングでアルミ
ニウム電極17を形成して図5(a),(b)の構造が
できる。
基板1の表面に公知のLOCOS工程により厚さ300
〜1000nmの素子分離酸化膜2を形成し、NMOS
トランジスタのしきい値電圧を制御するためのボロン原
子をイオン注入法により打ち込む。次に厚さ5〜100
nmのゲート酸化膜3を形成し、接続孔4aあるいは4
bをホトエッチングにより開口した後、タングステンポ
リサイド膜を200〜500nm形成し、ホトエッチン
グによりゲート電極5a,5bを形成する。次にNMO
Sトランジスタのソース、ドレインとなるN型の拡散層
6を形成するために砒素原子を1平方センチメートル当
り10の15乗(E15と記す。以下これに準じる)〜
1E16のドーズ量でイオン注入し、窒素雰囲気中でア
ニールした後、層間膜7として周知のLPCVD法によ
りSiO2 膜を50〜500nm被着し、さらにホトエ
ッチングにより接続孔8a,8bを開口する。次に、図
7に示すように、その上にLPCVD法によってポリシ
リコン膜20を100〜200nm堆積し、次に、図8
に示すように、拡散法またはイオン注入法によりN型不
純物を1立方センチメートルあたりE19〜E20の濃
度にドープし、ホトエッチングによりパターニングして
N型ポリシリコン電極20a,20bを形成する。次
に、図9に示すように、その上にLPCVD法により層
間膜11として厚さ20〜80nmの酸化シリコン膜を
被着する。そして層間膜11の一部に接続孔12a,1
2bをホトエッチングにより開口し、その上にLPCV
D法によりポリシリコン膜13を堆積、次に図10に示
すように、イオン注入法により燐原子を1平方センチメ
ートル当りE12〜E13のドーズ量で注入し、さらに
ホトエッチングによってN型ポリシリコン膜13a(1
3b)を形成する。次に、図10に示すように、レジス
ト膜21をマスクとしてボロン原子を1平方センチメー
トル当りE15〜E16のドーズ量でイオン注入し、P
型ポリシリコン膜14a,15a,14b,15bを形
成する。以後CVD法による4モル%のリンをふくむP
SG膜などの層間膜16を厚さ100〜1000nm被
着し、スパッタリングによってSiを含むアルミニウム
を堆積し、ホトエッチングによるパターニングでアルミ
ニウム電極17を形成して図5(a),(b)の構造が
できる。
【0008】以上説明したような構造及び製造方法によ
れば、負荷用PMOSトランジスタ27a,27bを駆
動用NMOSトランジスタ22a,22bの上に積み上
げる形になるため、4トランジスタ型の高集積性と6ト
ランジスタ型の低消費電力性、高安定性とを兼ね備えた
SRAMメモリセルが得られる。
れば、負荷用PMOSトランジスタ27a,27bを駆
動用NMOSトランジスタ22a,22bの上に積み上
げる形になるため、4トランジスタ型の高集積性と6ト
ランジスタ型の低消費電力性、高安定性とを兼ね備えた
SRAMメモリセルが得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述したような従来の
技術によれば、負荷用PMOSトランジスタ27a,2
7bのゲート電極としてN型ポリシリコン電極20a,
20bが用いられているが、しきい値電圧制御、短チャ
ネル効果の抑制の点からはP型ポリシリコン膜の方が望
ましい。しかしそうすると、ゲート電極5a,5bの下
地のポリシリコン膜には1立方センチメートル当りE1
9〜E20という高い濃度でN型不純物がドープされて
いるため、その不純物がP型ポリシリコン膜へ拡散して
PNダイオードができてしまう。これに逆バイアスがか
かったとき、負荷用PMOSトランジスタ27a,27
bのゲート電極がフローティングになる可能性があり、
正常なメモリセルの動作が保証されなくなるという問題
点があった。
技術によれば、負荷用PMOSトランジスタ27a,2
7bのゲート電極としてN型ポリシリコン電極20a,
20bが用いられているが、しきい値電圧制御、短チャ
ネル効果の抑制の点からはP型ポリシリコン膜の方が望
ましい。しかしそうすると、ゲート電極5a,5bの下
地のポリシリコン膜には1立方センチメートル当りE1
9〜E20という高い濃度でN型不純物がドープされて
いるため、その不純物がP型ポリシリコン膜へ拡散して
PNダイオードができてしまう。これに逆バイアスがか
かったとき、負荷用PMOSトランジスタ27a,27
bのゲート電極がフローティングになる可能性があり、
正常なメモリセルの動作が保証されなくなるという問題
点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のスタティック半
導体記憶装置は、 半導体基板に選択的に形成された第
一導電型のドレイン領域および前記半導体基板上にゲー
ト絶縁膜を介して設けられた第一導電型の半導体膜を含
むゲート電極を有する第一導電型の駆動用MOSトラン
ジスタと、前記第一導電型の半導体膜上に層間膜を介し
て設けられた第二導電型の半導体膜を含むゲート電極を
有する第二導電型の薄膜トランジスタからなる負荷素子
とを含むCMOSインバータをメモリセルに有し、前記
第一導電型の半導体膜は前記第一導電型のドレイン領域
と、前記第一導電型のドレイン領域上に設けられた前記
ゲート絶縁膜の開口部を全て覆って接続し、かつ、前記
第一導電型の半導体膜と第二導電型の半導体膜とは前記
層間膜に設けられた接続孔に埋め込まれた金属電極を介
して接続されているというものである。
導体記憶装置は、 半導体基板に選択的に形成された第
一導電型のドレイン領域および前記半導体基板上にゲー
ト絶縁膜を介して設けられた第一導電型の半導体膜を含
むゲート電極を有する第一導電型の駆動用MOSトラン
ジスタと、前記第一導電型の半導体膜上に層間膜を介し
て設けられた第二導電型の半導体膜を含むゲート電極を
有する第二導電型の薄膜トランジスタからなる負荷素子
とを含むCMOSインバータをメモリセルに有し、前記
第一導電型の半導体膜は前記第一導電型のドレイン領域
と、前記第一導電型のドレイン領域上に設けられた前記
ゲート絶縁膜の開口部を全て覆って接続し、かつ、前記
第一導電型の半導体膜と第二導電型の半導体膜とは前記
層間膜に設けられた接続孔に埋め込まれた金属電極を介
して接続されているというものである。
【0011】また、本発明のスタティック半導体記憶装
置の製造方法は、半導体基板に第一導電型のドレイン領
域を選択的に形成する工程と、前記第一導電型のドレイ
ン領域を含む前記半導体基板の表面にゲート絶縁膜を形
成する工程と、前記ゲート絶縁膜の所定領域を開口して
前記第一導電型のドレイン領域上に前記ゲート絶縁膜の
開口部を形成する工程と、前記開口部を含む前記ゲート
絶縁膜上に第一導電型の半導体膜を堆積する工程と、前
記第一導電型の半導体膜をパターニングして、前記開口
部を全て覆う第一導電型の半導体膜からなるゲート電極
を形成して、前記ゲート電極をゲートとする第一導電型
の駆動用MOSトランジスタを作成する工程と、前記ゲ
ート電極を含む前記ゲート絶縁膜上に層間膜を堆積し前
記第一導電型の半導体膜上の所定個所に接続孔を形成す
る工程と、選択CVD法により前記接続孔に金属膜を堆
積して前記接続孔に金属膜を埋め込む工程と、前記金属
膜を含む前記層間膜上に薄膜トランジスタのゲート電極
となる第二導電型の半導体膜を形成する工程とを有する
というものである。
置の製造方法は、半導体基板に第一導電型のドレイン領
域を選択的に形成する工程と、前記第一導電型のドレイ
ン領域を含む前記半導体基板の表面にゲート絶縁膜を形
成する工程と、前記ゲート絶縁膜の所定領域を開口して
前記第一導電型のドレイン領域上に前記ゲート絶縁膜の
開口部を形成する工程と、前記開口部を含む前記ゲート
絶縁膜上に第一導電型の半導体膜を堆積する工程と、前
記第一導電型の半導体膜をパターニングして、前記開口
部を全て覆う第一導電型の半導体膜からなるゲート電極
を形成して、前記ゲート電極をゲートとする第一導電型
の駆動用MOSトランジスタを作成する工程と、前記ゲ
ート電極を含む前記ゲート絶縁膜上に層間膜を堆積し前
記第一導電型の半導体膜上の所定個所に接続孔を形成す
る工程と、選択CVD法により前記接続孔に金属膜を堆
積して前記接続孔に金属膜を埋め込む工程と、前記金属
膜を含む前記層間膜上に薄膜トランジスタのゲート電極
となる第二導電型の半導体膜を形成する工程とを有する
というものである。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例について図を参照して
説明する。
説明する。
【0013】図1(a)は本発明のスタティック半導体
記憶装置の第1の実施例のSRAMメモリセルの平面レ
イアウト図、図1(b)は図1(a)のY−Y線断面図
である。
記憶装置の第1の実施例のSRAMメモリセルの平面レ
イアウト図、図1(b)は図1(a)のY−Y線断面図
である。
【0014】この実施例は従来の技術で示した構造とほ
ぼ同じある。ただ従来の技術では接続孔8a、あるいは
8bにおいてゲート電極5a,5bとN型ポリシリコン
電極20a,20bが、また接続孔12a,12bにお
いてN型ポリシリコン電極20a,20bとP型ポリシ
リコン膜14a,14bが直接接続しているのに対し、
この実施例では、接続孔8a,8bが選択CVDにより
形成されたタングステン電極9a,9bで埋め込まれて
いて、その上には負荷用PMOSトランジスタ27b,
27aのゲートとなるP型ポリシリコン電極10a,1
0bがあり、これがP型ポリシリコン膜14a,14b
と接続孔12a,12bで直接接続している。
ぼ同じある。ただ従来の技術では接続孔8a、あるいは
8bにおいてゲート電極5a,5bとN型ポリシリコン
電極20a,20bが、また接続孔12a,12bにお
いてN型ポリシリコン電極20a,20bとP型ポリシ
リコン膜14a,14bが直接接続しているのに対し、
この実施例では、接続孔8a,8bが選択CVDにより
形成されたタングステン電極9a,9bで埋め込まれて
いて、その上には負荷用PMOSトランジスタ27b,
27aのゲートとなるP型ポリシリコン電極10a,1
0bがあり、これがP型ポリシリコン膜14a,14b
と接続孔12a,12bで直接接続している。
【0015】次に本発明のスタティック半導体記憶装置
の製造方法について説明する。まず図2(a)に示すよ
うに、従来の技術と同様にして接続孔8a,8bまでを
形成する。それから、図2(b)に示すように、接続孔
の内側に公知の選択CVD法により層間膜と同じ程度の
厚さ、すなわち50〜500nmの厚さにタングステン
電極を埋め込む。次に、図2(c)に示すように、LP
CVD法によりポリシリコン膜10を厚さ100〜20
0nm被着し、次に、図2(d)に示すように、拡散法
あるいはイオン注入法により1立方センチメートル当り
E19〜E20の濃度にボロン原子をドープした後、ホ
トエッチングによりP型ポリシリコン電極10a,10
bを形成する。以後従来の技術と同様にしてN型ポリシ
リコン膜13a,13b、P型ポリシリコン膜14a,
14b,15a,15b、層間膜16、アルミニウム電
極17を形成して図1(a),(b)に示した構造が完
成する。
の製造方法について説明する。まず図2(a)に示すよ
うに、従来の技術と同様にして接続孔8a,8bまでを
形成する。それから、図2(b)に示すように、接続孔
の内側に公知の選択CVD法により層間膜と同じ程度の
厚さ、すなわち50〜500nmの厚さにタングステン
電極を埋め込む。次に、図2(c)に示すように、LP
CVD法によりポリシリコン膜10を厚さ100〜20
0nm被着し、次に、図2(d)に示すように、拡散法
あるいはイオン注入法により1立方センチメートル当り
E19〜E20の濃度にボロン原子をドープした後、ホ
トエッチングによりP型ポリシリコン電極10a,10
bを形成する。以後従来の技術と同様にしてN型ポリシ
リコン膜13a,13b、P型ポリシリコン膜14a,
14b,15a,15b、層間膜16、アルミニウム電
極17を形成して図1(a),(b)に示した構造が完
成する。
【0016】本実施例ではP型ポリシリコン膜10a,
10bとN型ポリシリコン膜を含むゲート電極5a,5
bが選択CVDによるタングステン電極を介して接続し
ているため、ここにPNダイオードができないような構
造が実現できる。
10bとN型ポリシリコン膜を含むゲート電極5a,5
bが選択CVDによるタングステン電極を介して接続し
ているため、ここにPNダイオードができないような構
造が実現できる。
【0017】図3は本発明のスタティック半導体記憶装
置の第2の実施例を示す半導体チップの断面図である。
本実施例は負荷用PMOSトランジスタ27a,27b
のゲートとしてポリサイド構造を用いることに特徴があ
る。構造としては第1の実施例とほぼ同じであるが、P
型ポリシリコン電極10a,10bの代わりに、シリサ
イド電極18a,18bの上にP型ポリシリコン電極1
9a,19bが重なったポリサイド構造になっている。
置の第2の実施例を示す半導体チップの断面図である。
本実施例は負荷用PMOSトランジスタ27a,27b
のゲートとしてポリサイド構造を用いることに特徴があ
る。構造としては第1の実施例とほぼ同じであるが、P
型ポリシリコン電極10a,10bの代わりに、シリサ
イド電極18a,18bの上にP型ポリシリコン電極1
9a,19bが重なったポリサイド構造になっている。
【0018】次に、本発明の第2の実施例の製造方法を
説明する。まず図4(a)に示すように、第1の実施例
と同様にして、タングステン電極9a,9bまでを形成
し、その上にシリサイド膜18をスパッタリング法によ
り50〜100nm被着し、さらにLPCVD法により
ポリシリコン膜19を厚さ50〜100nm堆積する。
それから、図4(b)に示すように、ホトエッチングに
よりシリサイド電極18a,18b、P型ポリシリコン
電極19a,19bの2層からなるポリサイド電極を形
成する。以後N型ポリシリコン膜13a,13b、P型
ポリシリコン膜14a,14b,15a,15b、層間
膜16を堆積してアルミニウム電極17を形成するのは
第1の実施例と同様である。
説明する。まず図4(a)に示すように、第1の実施例
と同様にして、タングステン電極9a,9bまでを形成
し、その上にシリサイド膜18をスパッタリング法によ
り50〜100nm被着し、さらにLPCVD法により
ポリシリコン膜19を厚さ50〜100nm堆積する。
それから、図4(b)に示すように、ホトエッチングに
よりシリサイド電極18a,18b、P型ポリシリコン
電極19a,19bの2層からなるポリサイド電極を形
成する。以後N型ポリシリコン膜13a,13b、P型
ポリシリコン膜14a,14b,15a,15b、層間
膜16を堆積してアルミニウム電極17を形成するのは
第1の実施例と同様である。
【0019】本実施例では、N型のゲート電極5a,5
bとP型ポリシリコン電極19a,19bとの間に、タ
ングステン電極9a,9bに加えてシリサイド電極18
a,18bが存在するため、第1の実施例よりもより確
実にPNダイオードができるのを防ぐことができる。
bとP型ポリシリコン電極19a,19bとの間に、タ
ングステン電極9a,9bに加えてシリサイド電極18
a,18bが存在するため、第1の実施例よりもより確
実にPNダイオードができるのを防ぐことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のSRAM
メモリセルにおいては、駆動用NMOSトランジスタ2
2b,22aのゲート電極5a,5bと負荷用PMOS
トランジスタ27a,27bのゲート電極との接続孔8
a,8bに選択CVD法で金属電極を埋め込むことによ
って、負荷用PMOSトランジスタ27b,27aのゲ
ート電極をP型としても接続孔8a,8bにおいてPN
ダイオードができないという効果がある。また第2の実
施例のように負荷用PMOSトランジスタ27b,27
aのゲート電極をポリサイド電極にすれば、よりPNダ
イオードができるのを防ぐことができ、またこのポリサ
イド電極と同層で配線を形成することができるという効
果もある。
メモリセルにおいては、駆動用NMOSトランジスタ2
2b,22aのゲート電極5a,5bと負荷用PMOS
トランジスタ27a,27bのゲート電極との接続孔8
a,8bに選択CVD法で金属電極を埋め込むことによ
って、負荷用PMOSトランジスタ27b,27aのゲ
ート電極をP型としても接続孔8a,8bにおいてPN
ダイオードができないという効果がある。また第2の実
施例のように負荷用PMOSトランジスタ27b,27
aのゲート電極をポリサイド電極にすれば、よりPNダ
イオードができるのを防ぐことができ、またこのポリサ
イド電極と同層で配線を形成することができるという効
果もある。
【図1】本発明の第1の実施例を示す平面図(図1
(a))および断面図(図1(b))である。
(a))および断面図(図1(b))である。
【図2】本発明の第1の実施例の製造方法を説明するた
め、(a)〜(d)に分図して示す工程順断面図であ
る。
め、(a)〜(d)に分図して示す工程順断面図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例の製造方法を説明するた
め、(a),(b)に分図して示す工程順断面図であ
る。
め、(a),(b)に分図して示す工程順断面図であ
る。
【図5】従来例のSRAMメモリセルを示す平面図(図
1(a))および断面図(図1(b))である。
1(a))および断面図(図1(b))である。
【図6】従来例の製造方法を説明するための断面図であ
る。
る。
【図7】従来例の製造方法を説明するための断面図であ
る。
る。
【図8】従来例の製造方法を説明するための断面図であ
る。
る。
【図9】従来例の製造方法を説明するための断面図であ
る。
る。
【図10】従来例の製造方法を説明するための断面図で
ある。
ある。
【図11】従来の抵抗負荷SRAMのメモリセルの回路
図(図11(a))およびCMOS SRAMのメモリ
セルの回路図(図11(b))である。
図(図11(a))およびCMOS SRAMのメモリ
セルの回路図(図11(b))である。
1 シリコン基板 2 素子分離酸化膜 3 ゲート酸化膜 4a,4b 接続孔 5a,5b ゲート電極 6 拡散層 7 層間膜 8a,8b 接続孔 9a,9b タングステン電極 10 ポリシリコン膜 10a,10b P型ポリシリコン電極 11 ゲート酸化膜 12a,12b 接続孔 13 ポリシリコン膜 13a,13b N型ポリシリコン膜 14a,14b P型ポリシリコン膜 15a,15b P型ポリシリコン膜 16 層間膜 17 アルミニウム電極 18 シリサイド膜 18a,18b シリサイド電極 19a,19b P型ポリシリコン電極 20a,20b N型ポリシリコン電極 21 レジスト膜 22a,22b 駆動用MOSトランジスタ 23a,23b 転送用MOSトランジスタ 24a,24b 負荷抵抗 25a,25b ノード 26 電源 27a,27b 負荷用PMOSトランジスタ
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板に選択的に形成された第一導
電型のドレイン領域および前記半導体基板上にゲート絶
縁膜を介して設けられた第一導電型の半導体膜を含むゲ
ート電極を有する第一導電型の駆動用MOSトランジス
タと、前記第一導電型の半導体膜上に層間膜を介して設
けられた第二導電型の半導体膜を含むゲート電極を有す
る第二導電型の薄膜トランジスタからなる負荷素子とを
含むCMOSインバータをメモリセルに有し、前記第一
導電型の半導体膜は前記第一導電型のドレイン領域と、
前記第一導電型のドレイン領域上に設けられた前記ゲー
ト絶縁膜の開口部を全て覆って接続し、かつ、前記第一
導電型の半導体膜と第二導電型の半導体膜とは前記層間
膜に設けられた接続孔に埋め込まれた金属電極を介して
接続されていることを特徴とするスタティック半導体記
憶装置。 - 【請求項2】 半導体基板に第一導電型のドレイン領域
を選択的に形成する工程と、前記第一導電型のドレイン
領域を含む前記半導体基板の表面にゲート絶縁膜を形成
する工程と、前記ゲート絶縁膜の所定領域を開口して前
記第一導電型のドレイン領域上に前記ゲート絶縁膜の開
口部を形成する工程と、前記開口部を含む前記ゲート絶
縁膜上に第一導電型の半導体膜を堆積する工程と、前記
第一導電型の半導体膜をパターニングして、前記開口部
を全て覆う第一導電型の半導体膜からなるゲート電極を
形成して、前記ゲート電極をゲートとする第一導電型の
駆動用MOSトランジスタを作成する工程と、前記ゲー
ト電極を含む前記ゲート絶縁膜上に層間膜を堆積し前記
第一導電型の半導体膜上の所定個所に接続孔を形成する
工程と、選択CVD法により前記接続孔に金属膜を堆積
して前記接続孔に金属膜を埋め込む工程と、前記金属膜
を含む前記層間膜上に薄膜トランジスタのゲート電極と
なる第二導電型の半導体膜を形成する工程とを有するこ
とを特徴とするスタティック半導体記憶装置の製造方
法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03064218A JP3074758B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | スタティック半導体記憶装置及びその製造方法 |
US07/858,572 US5331170A (en) | 1991-03-28 | 1992-03-27 | Static type random access memory device with stacked memory cell free from parasitic diode |
KR1019920005264A KR960000957B1 (ko) | 1991-03-28 | 1992-03-28 | 스태틱형 랜덤 억세스 메모리 장치 및 그 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03064218A JP3074758B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | スタティック半導体記憶装置及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05102432A JPH05102432A (ja) | 1993-04-23 |
JP3074758B2 true JP3074758B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=13251740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03064218A Expired - Fee Related JP3074758B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | スタティック半導体記憶装置及びその製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP3074758B2 (ja) |
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US5432129A (en) * | 1993-04-29 | 1995-07-11 | Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. | Method of forming low resistance contacts at the junction between regions having different conductivity types |
JP2682393B2 (ja) * | 1993-08-13 | 1997-11-26 | 日本電気株式会社 | スタティック形半導体記憶装置 |
JP2555964B2 (ja) * | 1993-12-10 | 1996-11-20 | 日本電気株式会社 | アライメント精度調査パターン |
JP3126573B2 (ja) * | 1993-12-24 | 2001-01-22 | シャープ株式会社 | 半導体装置及びその製造方法 |
JP2906971B2 (ja) * | 1993-12-30 | 1999-06-21 | 日本電気株式会社 | 半導体記憶装置の製造方法 |
TW353230B (en) * | 1994-08-30 | 1999-02-21 | At & T Corp | Complementary devices using thin film transistors with improved current drive |
JPH08204029A (ja) * | 1995-01-23 | 1996-08-09 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
JPH10242299A (ja) * | 1997-02-27 | 1998-09-11 | Nec Corp | 半導体記憶装置及びその製造方法 |
US5953606A (en) * | 1998-04-27 | 1999-09-14 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. | Method for manufacturing a TFT SRAM memory device with improved performance |
KR100615085B1 (ko) * | 2004-01-12 | 2006-08-22 | 삼성전자주식회사 | 노드 콘택 구조체들, 이를 채택하는 반도체소자들, 이를채택하는 에스램 셀들 및 이를 제조하는 방법들 |
GB0721940D0 (en) | 2007-11-08 | 2007-12-19 | Icera Inc | Memory cells |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6164166A (ja) * | 1984-09-06 | 1986-04-02 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
US5194749A (en) * | 1987-11-30 | 1993-03-16 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor integrated circuit device |
US5210429A (en) * | 1990-06-29 | 1993-05-11 | Sharp Kabushiki Kaisha | Static RAM cell with conductive straps formed integrally with thin film transistor gates |
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1991
- 1991-03-28 JP JP03064218A patent/JP3074758B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-03-27 US US07/858,572 patent/US5331170A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-03-28 KR KR1019920005264A patent/KR960000957B1/ko not_active IP Right Cessation
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Publication number | Publication date |
---|---|
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US5331170A (en) | 1994-07-19 |
KR960000957B1 (ko) | 1996-01-15 |
KR920018947A (ko) | 1992-10-22 |
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