JPH07169858A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH07169858A
JPH07169858A JP5317005A JP31700593A JPH07169858A JP H07169858 A JPH07169858 A JP H07169858A JP 5317005 A JP5317005 A JP 5317005A JP 31700593 A JP31700593 A JP 31700593A JP H07169858 A JPH07169858 A JP H07169858A
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10B10/00Static random access memory [SRAM] devices
    • H10B10/12Static random access memory [SRAM] devices comprising a MOSFET load element
    • H10B10/125Static random access memory [SRAM] devices comprising a MOSFET load element the MOSFET being a thin film transistor [TFT]
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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】SRAMセル内のLDD構造の駆動用トランジ
スタのオン電流をトランジスタサイズを増大させず向上
させ、さらに駆動用トランジスタ間でのソース領域の拡
散層抵抗アンバランスを減少させ、セル動作の安定性を
向上させる。 【構成】LDD構造の駆動用トランジスタのソース領域
10aと接地配線層11(Vss)とを接続するコンタ
クト孔Cg2aを駆動用トランジスタのゲート電極4
(Qd2)に対してセルファラインに設け、コンタクト
孔を通して導入した不純物で構成されたソース領域によ
り駆動用トランジスタを非対称ソース・ドレイン構造と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に関
し、特に1個のフリップフロップ回路及び2個のスイッ
チングトランジスタで構成されるメモリセルを有する半
導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2個の駆動用トランジスタと2個
の負荷素子から成る1個のフリップフロップ回路及び2
個のスイッチングトランジタで構成されるメモリセルを
もつスタティック・ランダム・アクセス・メモリー(以
下、SRAMと略する)としては、以下に示すものが知
られている。
【0003】図6にはSRAMセルの回路図が示されて
いる。SRAMセルは、相補型データ線DL1、DL2
と1組のワード線WL1、WL2との交差部にあって、
スイッチングトランジスタQt1、Qt2によってデー
タ線とワード線に接続されている。また、駆動トランジ
スタQd1、Qd2のソース領域は接地配線Vssに接
続され、負荷素子であるMOS型TFTQp1、Qp2
のソース領域は電源配線Vccに接続されている。
【0004】図7は、このようなSRAMセルの断面図
である。図7では図6における駆動用トランジスタQd
1、Qd2、Qd2のソース領域と接地配線とを接続す
るコンタクト孔Cg2を共有して隣接する別のSRAM
セルの駆動用トランジスタQd2A、MOS型TFTQ
p1の一部が示されている。
【0005】次に、この従来例についてその製造工程に
沿って説明する。先ず、図8(a)に示すように、P型
シリコン基板1上に素子分離のためのフィールド酸化膜
2を選択酸化により形成した後、基板上にゲート酸化膜
3を熱酸化により形成する。次に、Qd1、Qd2のド
レイン形成領域上のゲート酸化膜を選択的に除去する。
これはダイレクトコンタクトを形成するためである(図
7、図8(a)にはQd2用のダイレクトコンタクト孔
DC2を示す)。次にN型にドープされた多結晶シリコ
ン膜によりなるゲート電極4(Qd2)を形成した後、
フィールド酸化膜2、ゲート電極4をマスクとしてリン
のイオン注入を行なう。Qd1、Qd2、Qt1、Qt
2のソース・ドレイン領域であるN型低濃度拡散層6を
形成するためである。続いてゲート電極4の側面に酸化
シリコン膜からなるスペーサ7を形成した後、ヒ素のイ
オン注入を行なう。Qd1、Qd2、Qt1、Qt2の
ソース・ドレイン領域であるであるN型高濃度拡散層8
を設けるためである。8d−2はダイレクトコレクト部
のN型高濃度拡散層である。次に、図8(b)に示すよ
うに酸化シリコンからなる層間絶縁膜を堆積後、フォト
レジスト膜18をマスクにQd1、Qd2のソース形成
領域にコンタクト孔Cg2を開孔する。
【0006】次に、コンタクト抵抗の増加を抑えるた
め、コンタクト孔Cg2内に露出した基板面にリンのイ
オン注入を行なう。図8(c)に示すように、N型高濃
度ソース領域10を形成するためである。続いて、N型
高濃度ソース領域10に接続する高融点金属シリサイド
膜11により接地配線層11(Vss)を形成する。
【0007】その後、図7に示される様に、層間絶縁膜
12として酸化シリコン膜を形成し、駆動トランジスタ
のゲート電極(4(Qd1)等)上にコンタクト孔をあ
け、負荷素子のゲート電極(13−1等)を形成し、T
FTゲート酸化膜14を形成し、コンタクト孔を設けT
FTチャネル部等を形成し、BPSG膜16を堆積し、
データ線用のコンタクト孔をあけアルミニウム膜17か
らなるデータ線17(Dl1等)を形成する。
【0008】図7には、駆動用トランジスタの接地用の
コンタクト孔Cg2がQd2とQd2Aとの中心からず
れたものを示してある。このずれは、コンタクト孔Cg
2を開孔するためのマスク合せにともなうずれである。
このずれは、駆動用トランジスタのソース領域の不均一
をもたらす。図7ではQd2にはN型低濃度拡散層6が
あり、Qd2AにはN型低濃度拡散層がない。同様のこ
とはSRAMセル内のもう一つの駆動トランジスタQd
1についても起る。従って同一SRAMセル内の2つの
駆動トランジスタの電流駆動能力にアンバランスが生じ
る。SRAMセルの安定動作にはスイッチグトランジス
タに対する駆動用トランジスタの能力比(オン電流比)
が高いことが必要であるので、このアンバランスはSR
AMセルの動作の不安定を招く。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のSAR
Mは、メモリセルの駆動用トランジスタの高濃度ソース
領域とゲート電極との間の寸法にばらつきが生じ易く安
定動作の確保が困難であるという問題点がある。これ
は、隣接するメモリセル間の距離を大きくするなど集積
度上好ましくなない手段によって解決できるのはいうま
でもないがそれでは本質的な解決にはならない。
【0010】本発明の目的は、集積度を犠牲にすること
なく安定動作可能なSRAMを有する半導体記憶装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、駆動用トラン
ジスタおよび負荷素子からなる2つのインバータを有
し、一方の前記インバータの入力端および出力端を他方
のインバータの出力端および入力端に接続したフリップ
フロップ回路をメモリセルに含む半導体記憶装置におい
て、前記駆動用トランジスタが、第1導電型半導体基板
の表面にゲート絶縁膜を介して選択的に形成されたゲー
ト電極と、前記ゲート電極の側面に設けられた絶縁性ス
ペーサと、前記絶縁性スペーサが設けられたゲート電極
を被覆する層間絶縁膜と、前記ゲート電極および絶縁性
スペーサにそれぞれ自己整合し前記半導体基板の表面部
に設けられた第2導電型低濃度ドレイン領域および第2
導電型高濃度ドレイン領域と、前記層間絶縁膜のうち前
記絶縁性スペーサの側面に被着する部分を境として前記
ドレイン領域と前記ゲート電極を間において対向する前
記半導体基板領域に達するコンタクト孔と、前記コンタ
クト孔の底部に自己整合し前記半導体基板方面に設けら
れた第2導電型ソース領域と、前記コンタクト孔を介し
て前記第2導電型ソース領域に接続する接地配線層とを
有しているというものである。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施例を示す断面図
である。図2および図3は一実施例の説明ための平面図
でそれぞれSRAMセルの駆動トランジスタとスイッチ
ングトランジスタの配置および負荷素子(MOSTF
T)の配置を示す。SRAMセルの平面図を便宜上2つ
に分けたものであり、両者に共通に示したコンタクト孔
Cdp1、Cdp2で重ね合せて合成することによって
全体を理解することができる。図1は図2、図3のX−
X線断面に相当する拡大断面図である。なお、図2、図
3においてメモリセルの境界を2点鎖線で表示してあ
る。
【0014】図1、図2、図3および図6を参照する
と、この実施例は駆動用トランジスタQd1またはQd
2および負荷素子Qp1またはQp2からなる2つのイ
ンバータを有し、一方の前述のインバータの入力端およ
び出力端を他方のインバータの出力端および入力端に接
続したフリップフロップ回路をメモリセルに含む半導体
記憶装置において、駆動用トランジスタ(Qd1、Qd
2のうちQd2を例として説明する)が、P型シリコン
基板の表面にゲート酸化膜3を介して選択的に形成され
たゲート電極4(Qd2)と、ゲート電極4(Qd2)
の側面に設けられた絶縁性スペーサ7と、絶縁性スペー
サ7が設けられたゲート電極を被覆する層間絶縁膜9a
と、ゲート電極4(Qd2)および絶縁性スペーサ7に
それぞれ自己整合しシリコン基板1の表面部に設けられ
たN型低濃度ドレイン領域6dおよびN型高濃度ドレイ
ン領域8d−1と、層間絶縁膜9aのうち絶縁性スペー
サ7の側面に被着する部分を境としてドレイン領域(6
d、8d−1)とゲート電極4(Qd2)を間において
対向するシリコン基板領域に達するコンタクトCg2a
孔と、コンタクト孔Cg2aの底部Cg2abの底部に
自己整合しシリコン基板表面に設けられたN型ソース領
域10aと、コンタクト孔Cg2aを介してN型ソース
領域10aに接続する接地配線層11(Vcc)とを有
している。
【0015】ここでは1つのSRAMセルとそれに隣接
するSRAMセルの駆動トランジスタQd2Aの一部の
みを示してあるが、実際のSRAMはここに示したSR
AMと対称構造のものが複数個配置される。その場合、
互いに隣接する2つのSRAMは境界に関して面対称
(互いに鏡映反転の関係)をなす。
【0016】次に、本実施例の製造方法について説明す
る。
【0017】先ず、図2、図4(a)に示すように、P
型シリコン基板1の表面に選択酸化により素子分離用に
厚さ300〜600nmのフィールド酸化膜2を形成し
て素子形成領域(スイッチングトランジスタ形成領域A
t1、At2、駆動用トランジスタ形成領域Ad1、A
d2)を区画し、素子形成領域に厚さ10〜20nmの
ゲート酸化膜3を熱酸化により形成する。次にダイレク
トコンタクト孔DC1、DC2を形成する。次に、N型
にドープされた多結晶シリコン膜4と厚さ100nm〜
300nmの酸化シリコン膜5を堆積し、パターニング
して、ゲート電極4(Qd2)等を形成した後、フィー
ルド酸化膜2及びゲート電極4(Qd2)等をマスクに
エネルギー20〜60keV、ドーズ1×1013〜3×
1013cm-2でリンのイオン注入を行なう。LDD構造
MOSFETのN型低濃度拡散層6を形成するためであ
る。続いて、100nm〜300nmの厚さの酸化シリ
コン膜を堆積しエッチングバックを行なって絶縁性スペ
ーサ7をゲート電極4(Qd2)等の側面に設けた後、
エネルギー30〜70keV、ドーズ1×1015〜1×
1016cm-2でヒ素のイオン注入を行う。N型高濃度拡
散層8、8−1を形成するためである。8−d2はダイ
レクトコンタクト部のN型高濃度拡散層である。こうし
て対称LDD構造のMOSトランジスタQt1、Qt
2、Qd1、Qd2が一応完成する。
【0018】次に、図4(b)に示すように、全面に層
間絶縁膜9aとして酸化シリコンを100nm〜200
nmの厚さに堆積した後、フォトレジストパターン18
aをマスクに酸化シリコン膜(9a)の異方性エッチン
グにより接地用のコンタクト孔Cg2aを開孔する。こ
こで、ゲート電極4(Qd2)、4(Qd2A)上には
酸化シリコン膜5があるため過度のオーバーエッチング
をしない限りゲート電極4(Qd2)、4(Qd2A)
は露出されない。また、コンタクト孔Cg2aの底部C
g2abとゲート電極4(Qd2)、4(Qd2A)の
間隔は、絶縁性スペーサ7の幅及びその側面に形成され
る層間絶縁膜7の厚さで決められるため、コンタクト孔
Cg2a形成時の位置合わせずれによらず均一に形成さ
れる。
【0019】次に、図4(c)に示されるように、コン
タクト孔Cg2aに露出した基板面にエネルギー30〜
60keV、ドーズ1×1015〜1×1016cm-2でリ
ンのイオン注入を行ない700℃〜900℃の熱処理を
行なってソース領域10aを形成する。ソース領域10
a(N型高濃度拡散層)は、この熱処理によってゲート
電極4(Qd2)、4(Qd2A)の端部直下まで拡が
って形成されるので、図4(a)のN型低濃度拡散層6
はなくなる。このソース領域10aの形成において、リ
ンのイオン注入を回転斜め注入で行うことにより熱処理
を軽減することができる。こうして駆動用トランジスタ
の非対称ソース・ドレイン構造が得られる。またソース
領域10aはゲート電極4(Qd2)、4(Qd2A)
とそれぞれその底部Cg2abが自己整合して設けられ
たコンタクト孔Cg2aからの不純物導入により形成さ
れるため、余計なフォトリソグラフィー工程を必要とし
ない。更に、コンタクト孔の底部Cg2abとゲート電
極4(Qd2)、4(Qd2A)との間隔がコンタクト
孔Cg2aの位置合わせずれによらず均一に形成される
ため、ソース領域の拡散層抵抗は駆動用トランジスタ間
でばらつきが少なく均一に形成される。その後、タング
ステンシリサイド膜11により接地配線層11(Vc
c)を形成する。
【0020】続いて、図1、図3に示すように、層間絶
縁膜12を堆積し、ダイレクトコンタクト部にコンタク
ト孔Cdp1、Cdp2を形成し、N型にドーピングさ
れた多結晶シリコン膜を堆積しパターニングしTFTQ
p1のゲート電極13−1、Qp2のゲート電極13−
2を形成する。次に、TFTゲート酸化膜14を形成
し、コンタクト孔Cpg1、Cpg2を設け多結晶シリ
コン膜15を堆積しパターニグを行ないTFTのゲート
電極13−1、13−2直上のチャネル部(15−1、
15−2)を挟んでP型にドーピング(図3で斜線で縁
取りして表示した部分に)することによりQp1、Qp
2および電源線15(Vcc)を形成する。次に、BP
SG膜16を堆積し、コンタクト孔Cdl1、Cdl2
を設けアルミニウム膜17からなるデータ線17(DL
1)等を形成する。
【0021】本実施例では、駆動トランジスタはそのソ
ース領域10aかN型高濃度拡散層からなり、低濃度拡
散層やオフセット領域を有していないので、寄生抵抗を
小さくトランジスタサイズを増大させずにオン電流を増
加でき、セル動作の安定性を向上させることができる。
このオン電流の増加分は、従来例のN型低濃度ソース領
域6の幅、濃度によって異なるが、オン電流の10〜4
0%程度である。また、このソース領域10aはコンタ
クト孔の底部Cg2ab、ゲート電極4(Qd2)に対
して自己整合的に形成されるため、位置合わせずれ等に
よるセル内駆動用トランジスタ間でのソース領域の拡散
層抵抗のアンバランスを減少させる。これは、SRAM
セル構成するフリップフロップ回路のバランスを保持し
てセル動作の安定性を向上させる。これはセルの微細化
に対して有効である。
【0022】次に第2の実施例について説明する。
【0023】図5は第2の実施例を示す断面図である。
【0024】この実施例の製造方法は、コンタクト孔C
g2aを形成するまでは第1の実施例の製造方法と同じ
である。
【0025】次に、コンタクト孔Cg2a内に露出した
基板面にエネルギー40〜80keV、ドーズ1×10
12〜1×1013cm-2でボロンを回転斜め注入法によっ
て注入し、続いてエネルギー30〜60keV、ドーズ
1×1015〜1×1016cm-2でリンのイオン注入を行
ない700℃〜900℃の熱処理を行なってN型高濃度
ソース領域10bおよびP型拡散領域21を形成する。
N型高濃度ソース領域10bの側面および底面はP型拡
散領域21で囲まれている。
【0026】本実施例では、ソース領域10b(N型高
濃度拡散層)の外側にP型拡散領域21が形成されてい
るのでドレイン領域の空乏層の拡がりがソース領域に達
するのを抑えることができ、駆動用トランジスタの短チ
ャネル化に有利になるといった利点がある。また、前述
の実施例と同様に余計なフォトリソグラフィー工程を必
要とせず、ソース領域の拡散層抵抗及びP型拡散領域2
1による上記の効果は駆動用トランジスタ間でばらつき
が少なく均一に実現される。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、SRAM
セルを有する半導体記憶装置において駆動用トランジス
タのソース領域と接地配線層とを接続するコンタクト孔
(厳密にはその底部)を駆動用トランジスタのゲート電
極に対して自己整合的に設け、このコンタクト孔を通し
て導入した不純物で形成されたソース領域により駆動用
トランジスタを非対称ソース・ドレイン構造としたた
め、駆動用トランジスタのソース領域の拡散層抵抗を減
少させ、トランジスタサイズを増大させずに駆動用トラ
ンジスタのオン電流を増加でき、セル動作の安定性を向
上させることができる。また、このソース領域はグラン
ドコンタクト孔、ゲート電極に対して自己整合的に形成
されるため、位置合わせずれ等によるセル内駆動用トラ
ンジスタ間でのソース領域の拡散層抵抗アンバランスを
減少させる。これは、SRAMセルを構成するフリップ
フロップ回路のバランスを保持してセル動作の安定性を
向上させ、特にセルの微細化に有効であるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】第1の実施例の説明のための平面図である。
【図3】第1の実施例の説明のための平面図である。
【図4】第1の実施例の製造方法の説明のため(a)〜
(c)に分図して示す工程順断面図である。
【図5】第2の実施例を示す断面図である。
【図6】SRAMセルの回路図である。
【図7】従来例を示す断面図である。
【図8】従来例の製造方法の説明のため(a)〜(c)
に分図して示す工程順断面図である。
【符号の説明】
1 P型シリコン基板 2 フィールド酸化膜 3 ゲート酸化膜 4 多結晶シリコン膜 4(Qd1),4(Qd2) ゲート電極 4(WL1),4(WL2) ワード線 5 酸化シリンコン膜 6 N型低濃度拡散層 6s N型低濃度ソース領域 6d N型低濃度ドレイン領域 7 絶縁性スペーサ 8,8−1,8d−2 N型高濃度拡散層 8d−1 N型高濃度ドレイン領域 9,9a 層間絶縁膜 10,10a N型高濃度ソース領域 11 高融点金属シリサイド膜 11(Vss) 接地配線層 12 層間絶縁膜 13−1,13−2 TFTのゲート電極 14 TFTゲート酸化膜 15 多結晶シリコン膜 15−1,15−2 TFTのチャネル層 15(Vcc) 電源配線 16 BPSG膜 17 アルミニウム膜 17(DL1),17(DL2) データ線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動用トランジスタおよび負荷素子から
    なる2つのインバータを有し、一方の前記インバータの
    入力端および出力端を他方のインバータの出力端および
    入力端に接続したフリップフロップ回路をメモリセルに
    含む半導体記憶装置において、前記駆動用トランジスタ
    が、第1導電型半導体基板の表面にゲート絶縁膜を介し
    て選択的に形成されたゲート電極と、前記ゲート電極の
    側面に設けられた絶縁性スペーサと、前記絶縁性スペー
    サが設けられたゲート電極を被覆する層間絶縁膜と、前
    記ゲート電極および絶縁性スペーサにそれぞれ自己整合
    し前記半導体基板の表面部に設けられた第2導電型低濃
    度ドレイン領域および第2導電型高濃度ドレイン領域
    と、前記層間絶縁膜のうち前記絶縁性スペーサの側面に
    被着する部分を境として前記ドレイン領域と前記ゲート
    電極を間において対向する前記半導体基板領域に達する
    コンタクト孔と、前記コンタクト孔の底部に自己整合し
    前記半導体基板方面に設けられた第2導電型ソース領域
    と、前記コンタクト孔を介して前記第2導電型ソース領
    域に接続する接地配線層とを有していること特徴とする
    半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 負荷素子が第1導電型のMOS型TFT
    である請求項1記載の半導体記憶装置。
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