JP3390319B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP3390319B2 JP02077197A JP2077197A JP3390319B2 JP 3390319 B2 JP3390319 B2 JP 3390319B2 JP 02077197 A JP02077197 A JP 02077197A JP 2077197 A JP2077197 A JP 2077197A JP 3390319 B2 JP3390319 B2 JP 3390319B2
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    • HELECTRICITY
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法に関し、より詳細には、ダブルポリゲート電
極を用いた高密度のマスクプログラマブルROM部を有
する半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】マスク
ROMのメモリセル方式としては、直列接続されたセル
トランジスタに対し、エンハンスメント型のトランジス
タとデプレッション型のトランジスタを選択することに
よりROMデータを書き込むNAND型ROMと、並列
に接続されたセルトランジスタに対して、選択的に閾値
電圧を電源電圧以上に設定してROMデータを書き込む
NOR型ROMがある。一般にNAND型ROMは高集
積化に優れ、NOR型ROMは高速化に優れているが、
それぞれ逆は劣っているとう特長がある。
【0003】そこで、これら両方の利点を持ち合わせた
高密度NOR型ROMメモリセルが提案されている。こ
の装置は、図17に示したように、半導体基板51上の
素子分離絶縁膜のないメモリセル領域に、セルトランジ
スタa、b、cのソース/ドレイン領域かつビットライ
ン配線となる高濃度拡散領域55が複数本平行に形成さ
れており、さらに、ゲート絶縁膜52を介して、高濃度
拡散領域55に対し直交して、ゲート電極(ワードライ
ン)53が複数本平行に形成されている。また、ゲート
電極53及び高濃度拡散領域55が形成されていない領
域には、ソース/ドレイン領域とは異なる導電型を有す
る不純物がイオン注入されて素子分離領域57が形成さ
れている。
【0004】これによれば、素子分離絶縁膜の段差が無
いので、高濃度拡散領域55及びゲート電極53の加工
において、通常用いられる加工限界以下の加工ピッチを
用いることにより、メモリセル領域の高集積化を図るこ
とができる。また、素子分離には素子分離絶縁膜を使わ
ず、ゲート電極53形成後、セルフアラインでイオン注
入により行うので、高集積化に効果を発揮する。
【0005】また、上記のような高密度NOR型ROM
メモリセル等において、ゲート電極を多層(マルチゲー
ト)構造にして、さらにメモリセルの高密度化を図る装
置が提案されている。例えば、特開昭53−41188
号にはNAND型ROMに対して、特開昭63−131
568号には高密度NOR型ROMに対して多層構造の
ゲート電極を用いているメモリセルが記載されている。
【0006】しかし、多層構造を用いた高密度NOR型
ROMメモリセルでは、メモリの素子分離が問題とな
る。つまり、従来の1層構造のゲート電極を用いたメモ
リセルの場合は、ゲート電極の形成後に、基板と同一導
電型のイオン注入を行い、ゲート電極が配置していない
領域の不純物濃度を上げて素子分離しているが、2層構
造のゲート電極を用いたメモリセルの場合は、2層のゲ
ート電極を形成した後に、1層構造の場合と同様の方法
で素子分離を行うと、1層目ゲート電極と2層目ゲート
電極間の重なり合った領域に、イオン注入ができず、結
果としてメモリセルのリーク電流が増加し、動作不良を
生じるという問題があった。
【0007】これに対して、1層目ゲート電極と2層目
ゲート電極間の重なり合った領域に素子分離領域を形成
する方法が、特開平2−296339号及び特開平2−
296366号に提案されている。特開平2−2963
39号では、まず、レジストマスク62を用いて半導体
基板61中にソース/ドレイン領域63を形成し(図1
8(a))、ゲート絶縁膜64を介して基板61上に、
ソース/ドレイン領域63に直交するように1層目ゲー
ト電極65を形成した(図18(b))後、この1層目
ゲート電極65をマスクとして基板61全面にイオン注
入66を行い、さらに1層目ゲート電極65にサイドウ
ォールスペーサ67を形成する(図18(c))。その
後、1層目ゲート電極65とサイドウォールスペーサ6
7とをマスクとして、基板1表面をエッチングしてイオ
ン注入66された部分を除去し(図18(d))、続い
てゲート絶縁膜68、2層目ゲート電極69及び層間絶
縁膜70を形成する(図18(e))。
【0008】しかし、この方法では、2層目ゲート電極
69の加工時の下地段差が、基板1をエッチングした分
さらに大きくなり、加工が困難になるという問題があ
る。また、2層目ゲート電極69のチャネル部がエッチ
ングされることとなるので、エッチングダメージによる
ゲート絶縁膜68の劣化又はエッチング量のばらつきに
よるチャネル濃度のばらつきを生じ、ひいてはトランジ
スタ特性のばらつきが大きくなり、デバイス動作に悪影
響を及ぼすという問題がある。
【0009】また、特開平2−296366号では、ま
ず、レジストマスク72を用いて半導体基板71中にソ
ース/ドレイン領域73を形成し(図19(a))、ゲ
ート絶縁膜74を介して基板71上に、ソース/ドレイ
ン領域73に直交するように1層目ゲート電極75を形
成し、続いてサイドウォールスペーサ76を形成し、第
2ゲート絶縁膜77を形成する(図19(b))。その
後、基板1上全面に2層目ゲート電極材料を積層し、エ
ッチバックして2層ゲート電極78を1層目ゲート電極
75間に形成し(図19(c))、続いてサイドウォー
ルスペーサ76をウェットエッチングで除去し、1層目
ゲート電極75と2層目ゲート電極78との間の基板7
1表面にセルフアラインで素子分離注入79を行い(図
19(d))、その上に層間絶縁膜80を形成する(図
19(e))。
【0010】しかし、この方法では、1層目ゲート電極
75と2層目ゲート電極78との間のサイドウォールス
ペーサ76のウエットエッチングの制御が困難で、ゲー
ト絶縁膜74、77までエッチングしてしまう危険があ
り、ゲート耐圧に問題が生じる。また、1層目ゲート電
極75と2層目ゲート電極78との間のサイドウォール
スペーサ76の残膜厚がばらつくため、基板に入る素子
分離注入量がばらつき、素子分離特性が不安定となると
いう問題もある。
【0011】このように、メモリセルの高度の集積化と
素子分離との双方を確実に満足させる半導体装置及びそ
の製造方法は実現されていないのが現状である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、(i) 半
導体基板に、複数の第2導電型の高濃度拡散層を形成
し、(ii)前記半導体基板上に、第1ゲート絶縁膜を介し
て、前記第2導電型の高濃度拡散層に直交して、複数の
第1ゲート電極を形成し、(iii) 前記第1ゲート電極を
マスクとして、前記半導体基板に第1導電型の素子分離
イオン注入を行い、(iv)前記第1ゲート電極にサイドウ
ォールスペーサを形成し、(v-i) 前記複数の第1ゲート
電極とサイドウォールスペーサをマスクとして、前記半
導体基板上に第2導電型のチャネルイオン注入を行い、
(vi-i)前記第1ゲート電極間であって、かつ前記チャネ
ルイオン注入された領域上に第2ゲート電極を形成し、
(vii) 前記第1ゲート電極及び第2ゲート電極をマスク
として、前記半導体基板上に再度第1導電型の素子分離
イオン注入を行う工程を含む半導体装置の製造方法が提
供される。
【0013】また、上記工程(i) 〜(v-i) を行い、(v-i
i)少なくとも第1ゲート電極又は後工程で形成する第2
ゲート電極に対するROMデータの書き込みを行う領域
と素子分離領域を形成する領域とに開口部を有するマス
クを形成し、該マスクを用いてROMデータ書き込みイ
オン注入と前記半導体基板への第1導電型の素子分離イ
オン注入とを行い、工程(vi-i)を行う工程を含む半導体
装置の製造方法が提供される。
【0014】さらに、上記工程(i) 〜(vi-i)を行い、(v
i-ii) 少なくとも第1ゲート電極又は第2ゲート電極に
対するROMデータの書き込みを行う領域と素子分離領
域を形成する領域とに開口部を有するマスクを形成し、
該マスクを用いてROMデータ書き込みイオン注入と前
記半導体基板への第1導電型の素子分離イオン注入とを
行う工程を含む半導体装置の製造方法が提供される。
【0015】
【0016】さらに、半導体基板に互いに平行に形成さ
れた複数の第2導電型の高濃度拡散層と、前記半導体基
板上であって、前記第2導電型の高濃度拡散層に直交
し、第1ゲート絶縁膜を介して互いに平行に形成された
複数の第1ゲート電極と、該第1ゲート電極間に、第2
ゲート絶縁膜を介して形成された複数の第2ゲート電極
を有する半導体装置であって、前記高濃度拡散層の周辺
でかつ該高濃度拡散層が形成されていない半導体基板上
が前記第1又は第2ゲート電極で被覆されており、か
つ、前記高濃度拡散層の端部に書き込み注入を利用した
素子分離注入がなされている上記方法により形成されて
なる半導体装置が提供される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の半導体装置の製造方法に
おいては、(i) 半導体基板に、複数の第2導電型の高濃
度拡散層を形成する。ここで用いられる半導体基板とし
ては、通常半導体装置が形成される基板であれば特に限
定されるものではなく、種々の半導体基板を使用するこ
とができる。また、半導体基板は、その全面に渡って第
1導電型の不純物がドーピングされたものでも良いし、
特定の領域に第1導電型又は第2導電型の領域(ウェ
ル)が少なくとも1つ以上形成されたものでもよい。ま
た、この半導体基板上には、本発明の半導体装置を形成
するのみならず、その他のメモリ、周辺回路等の所望の
回路等が併設されるものであってもよい。さらに、この
半導体基板上の所望の領域に、素子分離のためのLOC
OS膜が形成されていてもよい。
【0018】この複数の第2導電型の高濃度拡散層は、
公知の方法により、所望の開口を有するマスクを形成
し、そのマスクを用いて半導体基板又は半導体基板のウ
ェルとは逆の導電型のイオンを注入して形成することが
できる。例えば砒素又はリンイオンを1×1015〜5×
1015cm-2のドーズ、10〜100keV程度の注入
エネルギーで注入することができる。また、このような
イオン注入後に、任意に熱処理等を行ってもよい。
【0019】また、(ii)上記第2導電型の高濃度拡散層
に直交するように、第1絶縁膜を介して第1ゲート電極
を形成する。まず、第1絶縁膜としてSiO2 、SiN
等の絶縁膜を所望の膜厚で形成し、次いで基板全面にゲ
ート電極材料を堆積する。このゲート電極材料を、所望
の形状にパターニングして、互いに平行な第1ゲート電
極を形成する。ゲート電極材料としては、例えば膜厚2
000〜3000Å程度のN+ポリシリコン、又はT
a、Ti、W等の高融点金属とのシリサイド、あるいは
これらのポリサイド等により形成することができる。こ
れらゲート電極材料は、公知の方法、例えばCVD法等
により堆積することができる。
【0020】さらに、(iii) この第1ゲート電極をマス
クとして、半導体基板に素子分離イオン注入を行う。こ
の際のイオン注入は、ゲート電極をマスクとするのみな
らず、素子分離注入を行う必要のない領域にレジスト等
によりマスクパターンを形成し、このマスクパターンを
マスクとして用いてもよい。この際のイオンは、先に形
成した高濃度拡散層とは逆導電型のイオンであり、例え
ばボロンイオンを10 12〜1014cm-2台のドーズ、1
0〜50keV程度の注入エネルギーで注入することが
できる。
【0021】(iv)第1ゲート電極にサイドウォールスペ
ーサを形成する。サイドウォールスペーサは、公知の方
法、例えば絶縁膜を半導体基板全面に積層したのち、異
方性エッチングによって形成することができる。また、
(ii)の工程において、第1ゲート電極上に絶縁膜を形成
しておいてもよい。このような絶縁膜は、例えば、後工
程で形成する第2ゲート電極との絶縁性を確保するとと
もに、イオン注入やエッチングの際のマスクとして機能
する。
【0022】さらに、(v-i) 第1ゲート電極とサイドウ
ォールスペーサとをマスクとして用いて、半導体基板に
第2導電型のチャネルイオン注入を行う。このチャネル
イオン注入は、後の工程で形成される第2ゲート電極が
配置される領域をチャネル領域として機能させるため
に、先に注入された素子分離用のイオンを相殺するもの
であり、ドーズや注入エネルギー等は適宜調整すること
ができる。例えば、上述の素子分離用イオン注入が行わ
れた場合には、逆導電型のイオンを、1012〜1014
-2台程度のドーズ、10〜50keV程度の注入エネ
ルギーで注入することができる。このチャネルイオン注
入により、半導体基板表面であってサイドウォールスペ
ーサ直下にのみ素子分離耐圧が十分となる不純物を含有
することになる。なお、この際のイオンは、所望の領域
のみに注入するために別にマスクを形成してもよいが、
マスクなしで基板上全面に注入してもよい。
【0023】(vi-i)第2ゲート電極を形成する。例え
ば、通常のフォトリソグラフィ工程及びドライエッチン
グ方法の他に、予め半導体基板全面に第2ゲート絶縁膜
を形成し、その上全面に第2ゲート電極材料を堆積し、
エッチバックする方法等が挙げられる。なお、第2ゲー
ト絶縁膜及び第2ゲート電極材料は、第1ゲート絶縁膜
及び第1ゲート電極材料と同様に形成することができ
る。また、本発明の半導体装置においては、以降の工程
でROMデータの書き込みを第1ゲート電極及び第2ゲ
ート電極に対して同時に行うことを考慮して、両者のイ
オン注入阻止能が同一になるように材料、膜厚等を選択
することが好ましい。
【0024】(vii) 第1及び第2ゲート電極をマスクと
して、半導体基板上に再度素子分離イオン注入を行う。
この際のイオン注入は、上述した素子分離イオン注入と
同様の方法により行うことができる。また、このイオン
注入の場合も、第1及び第2ゲート電極をマスクとして
用いるのみならず、素子分離注入を行う必要のない領域
にレジスト等によりマスクパターンを形成し、このマス
クパターンをマスクとして用いてもよい。
【0025】なお、上記(i) 、(ii)、(iii) 、(iv)、(v
-i) 、(vi-i)及び(vii) の工程を行った後、公知の方法
により層間絶縁膜の形成、コンタクトホールの形成、金
属配線の形成、保護膜形成工程等を行うことにより、半
導体装置を完成させることができる。また上記各工程
で、任意にトランジスタのVthコントロール注入、周
辺回路部の素子分離工程、マスクROMデータの書き込
み工程等を行ってもよく、CMOS構造を有する半導体
装置が形成される場合には、ウェル形成工程、逆タイプ
のトランジスタ形成工程等を行ってもよい。また、上記
(i) 〜(vii) の工程及びその他の半導体装置完成のため
の工程は、必ずしも上述の順序で行う必要はなく、適宜
順序を入れ換えたり、同一の工程で行うことができる複
数の工程を同時に行ってもよい。
【0026】例えば、第1ゲート電極を形成した後、第
2ゲート電極を形成する前に、素子分離工程とマスクR
OMデータの書き込む工程を同一の工程で行ってもよ
い。この場合は、上記(i) 、(ii)、(iii) 、(iv)、(v-
i) を同様に行い、工程(v-ii)において、第1ゲート電
極又は後工程で形成する第2ゲート電極に対してROM
データを書き込むとともに、素子分離注入を行う。この
際には、まず第1ゲート電極のデータを書き込む領域
と素子分離領域形成領域とに開口を有するマスクか、
第2ゲート電極のデータを書き込む領域と素子分離領域
形成領域とに開口を有するマスクか、第1及び第2ゲ
ート電極のデータを書き込む領域と素子分離領域形成領
域とに開口を有するマスクのいずれかを、レジスト等を
用いて形成し、これを用いてデータ書き込み及び素子分
離のためのイオン注入を行う。第1ゲート電極にデー
タを書き込む領域と素子分離領域形成領域とに開口を有
するマスク又は第1及び第2ゲート電極のデータを書
き込む領域と素子分離領域形成領域とに開口を有するマ
スクを用いる場合には、同一のマスクを用いて注入エネ
ルギーを異ならせたイオン注入を2回行うことが好まし
い。例えば、イオンとしてボロン、BF2+等を用いるこ
とができ、一方のイオン注入は、基板表面にイオン注入
する。この際のドーズは、例えば1012〜1014cm-2
台程度が挙げられ、注入エネルギーは10〜50keV
程度が挙げられる。また、他方の注入は、第1ゲート電
極を貫通させて基板表面にイオン注入する。この際のド
ーズは、例えば1013〜1014cm-2台程度が挙げら
れ、注入エネルギーは、第1ゲート電極を貫通し、基板
表面にイオン注入することができる注入エネルギー、例
えば100〜200keV程度で行うことが好ましい。
なお、この2回のイオン注入は、いずれのイオン注入を
先に行ってもよい。また、第2ゲート電極のデータを
書き込む領域と素子分離領域形成領域とに開口を有する
マスクを用いる場合には、同一のマスクを用いて1回の
イオン注入で行うことができる。例えば、イオンとして
ボロン、BF2+等を用いることができ、上述の一方のイ
オン注入と同条件で行うことができる。
【0027】さらに、第1及び第2ゲート電極を形成し
た後、素子分離工程とマスクROMデータの書き込む工
程を同一の工程で行ってもよい。この場合は、上記(i)
、(ii)、(iii) 、(iv)、(v-i) 、(vi-i)を同様に行
い、工程(vi -ii)において、第1ゲート電極及び第2ゲ
ート電極に対してROMデータを書き込むとともに、素
子分離注入を行う。この際には、上記と同様に第1ゲ
ート電極のデータを書き込む領域と素子分離領域形成領
域とに開口を有するマスクか、第2ゲート電極のデー
タを書き込む領域と素子分離領域形成領域とに開口を有
するマスクか、第1及び第2ゲート電極のデータを書
き込む領域と素子分離領域形成領域とに開口を有するマ
スクのいずれかを形成し、これを用いてデータ書き込み
及び素子分離のためのイオン注入を行う。これら〜
のマスクを用いる場合には、上記したように、同一のマ
スクを用いて注入エネルギーを異ならせたイオン注入を
2回行ってもよい。なお、さらに半導体装置の短納期化
を実現するために、このようなデータ書き込みのイオン
注入を、層間絶縁膜形成後、コンタクトホール形成後、
金属配線形成後等に行うこともできる。
【0028】また、本発明の半導体装置は、半導体基板
に互いに平行に形成された複数の第2導電型の高濃度拡
散層と、半導体基板上であって、第2導電型の高濃度拡
散層に直交し、第1ゲート絶縁膜を介して互いに平行に
形成された複数の第1ゲート電極と、第1ゲート電極間
に、第2ゲート絶縁膜を介して形成された複数の第2ゲ
ート電極を有する半導体装置であって、半導体基板上
に、第1ゲート電極又は第2ゲート電極からなり、素子
間の導通を防止する素子分離用ゲート電極が形成されて
いる。この素子分離用ゲート電極は、この位置に形成さ
れる寄生トランジスタが常時OFFする電位に設定され
ていることにより、素子分離機能を果たすものであり、
例えば本発明の半導体装置がメモリ部とメモリ部の特定
のトランジスタを選択するための選択部とから構成され
ている場合には、メモリセルブロック内部における素子
分離、すなわちメモリセル部と選択部との間の領域にお
ける素子分離用ゲート電極であることが好ましい。ま
た、この他にも、例えば1つのメモリセルブロックと他
のメモリセルブロックの間、すなわち選択部と他の選択
部との間の領域における素子分離ゲート電極であっても
よく、さらにメモリセル部と周辺回路との境界、すなわ
ちメモリセル部の最外周領域における素子分離ゲート電
極であってもよい。なお、この素子分離用ゲート電極
は、周辺回路においてメモリセル部と同様の構成のトラ
ンジスタが形成されている場合には、周辺回路内におい
ても適用することもできる。要するに、この素子分離用
ゲート電極は、上述する場合の1つ以上の任意の組み合
わせにおいて使用してもよい。
【0029】さらに、本発明の半導体装置は、選択ゲー
トが配置している領域下の素子分離が必要な適当な領域
であって、高濃度拡散層の端部に隣接する領域全てに素
子分離領域が形成されている。なお、この場合の素子分
離領域としては、データ書き込み時のイオン注入を利用
した素子分離注入又はロコス絶縁膜により形成されてい
ることが好ましい。
【0030】本発明の半導体装置の製造方法及び半導体
装置においては、ゲート電極を第1第2ゲート電極と2
層用いる場合について説明しているが、3層以上のゲー
ト電極を有する半導体装置に応用することができる。以
下、本発明の半導体装置及びその製造方法の実施例を図
面に基づいて説明する。なお、本発明は、これらの実施
例によって限定されるものではない。
【0031】実施例1 本実施例の半導体装置は、図1の平面図に示したよう
に、半導体基板1中に互いに平行に形成された複数のn
型の高濃度拡散層としてソース/ドレイン領域4と、こ
のソース/ドレイン領域4にほぼ直交するように半導体
基板1上に互いに平行かつ一定間隔を有して形成された
複数の第1ゲート電極6と、これら第1ゲート電極6間
に形成された複数の第2のゲート電極14とを主として
有するメモリセルからなる。
【0032】以下に上記半導体装置の製造方法を図2〜
図8に基づいて説明する。なお図2〜8は、図1におけ
るA−A′線又はB−B′線断面図である。まず、図2
に示したように、表面に絶縁膜2を有したp型半導体基
板1に、所望の形状をしたレジストパターン3を形成
し、このレジストパターン3をマスクとして、例えば、
砒素イオンを1015cm-2台の注入量、40keVの注
入エネルギーでイオン注入し、高濃度拡散層であるソー
ス/ドレイン領域4を形成する。
【0033】次に、図3(a)及び(b)に示したよう
に、絶縁膜2を除去した後、半導体基板1上に膜厚50
〜300Å程度の第1ゲート絶縁膜5を形成し、このゲ
ート絶縁膜5上に、ソース/ドレイン領域4とほぼ直交
するように、2000Å〜3000Å厚のN+ポリシリ
コンによる第1ゲート電極6を複数本、並列に配設す
る。なお、この第1ゲート電極6上には、後工程で形成
される第2ゲート電極との層間絶縁膜として機能する絶
縁膜7を形成しておく。
【0034】続いて、図4に示したように、メモリセル
の素子分離注入マスクとしてレジストパターン8を形成
し、このレジストパターン8をマスクとして用いて、半
導体基板1と同一導電型のイオンとして、例えば、BF
2+イオンを1012〜1013cm-2台の注入量、30ke
Vの注入エネルギーでイオン注入し、半導体基板1上
に、基板不純物濃度を上げた素子分離領域9を形成す
る。
【0035】その後、図5に示したように、第1ゲート
電極6及び絶縁膜7の側壁にサイドウォールスペーサ1
0を形成する。このサイドウォールスペーサ10も後工
程で形成される第2ゲート電極との層間絶縁膜として機
能する。次いで、図6に示したように、メモリセルのチ
ャネル注入マスクとしてレジストパターン11を形成
し、このレジストパターン11をマスクとして用いて、
半導体基板1と逆導電型のイオンとして、例えば、P+
イオンを1012〜1013cm-2台の注入量、30keV
の注入エネルギーで、後工程で形成される第2ゲート電
極直下のチャネル領域となる領域12にカウンター注入
する。このカウンター注入により、チャネル領域となる
領域12の不純物が、先の工程で素子分離領域9に注入
した不純物と相殺され、この領域の不純物濃度が調整さ
れることとなる。また、サイドウォールスペーサ10直
下の領域のみに、素子分離耐圧が十分あるような不純物
濃度が高い状態に設定される。
【0036】さらに、図7に示したように、チャネル領
域となる領域12表面に、第2ゲート絶縁膜13を形成
し、続いて、第1ゲート電極6間に、2000Å〜30
00Å厚のN+ポリシリコンによる第2ゲート電極14
を形成する。なお、この第2ゲート電極14上には、後
工程で形成される金属配線等との層間絶縁膜として機能
する絶縁膜15を形成しておく。
【0037】次に、2回目の素子分離注入を行う。つま
り、図8に示したように、再度メモリセルの素子分離注
入マスクとしてレジストパターン16を形成し、このレ
ジストパターン16をマスクとして用いて、半導体基板
1と同一導電型のイオンとして、例えば、BF2+イオン
を1012〜1013cm-2台の注入量、30keVの注入
エネルギーでイオン注入し、半導体基板1上に、基板不
純物濃度を上げた素子分離領域17を形成する。
【0038】続いて、層間絶縁膜の形成、コンタクトホ
ールの形成、金属配線の形成、保護膜形成工程等を経
て、半導体装置の前半工程が完了し、更に、後半工程の
アセンブリ工程を行って、半導体装置を完成させる。
【0039】実施例2 本発明の半導体装置をマスクROMに適用した例を説明
する。この実施例は、図8で示した2回目のセル素子分
離注入工程を、第1のROMデータ書き込み注入工程と
一部兼ねることで省略し、製造工程の簡略化を図ったも
のである。図6に示した工程の後、図9に示したよう
に、第2ゲート電極形成前に、第1ゲート電極側のセル
トランジスタにROMデータ書き込み注入を行うととも
に、2回目のセル素子分離注入を行う。具体的には、第
1ゲート電極側のセルトランジスタのROMデータ書き
込み注入とセル素子分離注入のためのパターンが開口さ
れたレジストパターン18を形成し、続いて、このレジ
ストパターン18をマスクとして用いて、第1ゲート電
極6に対するROMデータ書き込みイオン注入を行う。
この際、B+ イオンを、第1ゲート電極6下のチャネル
部に、ゲート電極を通過する比較的高い注入エネルギ
ー、例えば120keV、1013〜1014cm-2台の注
入量で注入し、ROMデータ書き込み19を行う。続い
て、BF2+イオンを、素子分離領域となる領域に、第1
ゲート電極6を通過しない比較的低い注入エネルギー、
例えば30keV、1012〜1013cm-2台の注入量で
注入し、素子分離領域20を形成する。
【0040】これにより、フォトリソグラフィー工程が
1回削減できる。次に、実施例1と同様に、図7に示し
たように第2ゲート電極14を形成し、続いて、層間絶
縁膜の形成、コンタクトホールの形成、金属配線の形
成、保護膜形成工程等を経て、半導体装置の前半工程が
完了し、更に、後半工程のアセンブリ工程を行って、半
導体装置を完成させる。
【0041】実施例3 本発明の半導体装置をマスクROMに適用した例を説明
する。この実施例は、図8で示した2回目のセル素子分
離注入工程を、第2のROMデータ書き込み注入工程と
一部兼ねることで省略し、製造工程の簡略化を図ったも
のである。
【0042】図6に示した工程の後、図10に示したよ
うに、第2ゲート電極形成前に、第2ゲート電極側のセ
ルトランジスタにROMデータ書き込み注入を行うと同
時に2回目のセル素子分離注入を行う。具体的には、第
2ゲート電極側のセルトランジスタのROMデータ書き
込み注入とセル素子分離注入パターンが開口されたレジ
ストパターン21を形成し、このレジストパターン21
をマスクとして用いて、第2ゲート電極に対するROM
データ書き込みイオン注入を行う。この際、B + イオン
を、第2ゲート電極が形成される領域下のチャネル部
に、ゲート電極を通過しない比較的低い注入エネルギ
ー、例えば20keV、1013〜1014cm -2台の注入
量で注入し、ROMデータ書き込み22を行う。また、
同時に、素子分離領域にも、同じ注入イオン22が注入
される。
【0043】これにより、実施例2と同様にフォトリソ
グラフィー工程が1回削減できるとともに、実施例2よ
りもイオン注入工程が1回削減出来ることとなる。以
降、実施例1と同様に、図7に示したように第2ゲート
電極14を形成し、続いて、層間絶縁膜の形成、コンタ
クトホールの形成、金属配線の形成、保護膜形成工程等
を経て、半導体装置の前半工程が完了し、更に、後半工
程のアセンブリ工程を行って、半導体装置を完成させ
る。
【0044】実施例4 本発明の半導体装置をマスクROMに適用した例を説明
する。この実施例は、図8で示した2回目のセル素子分
離注入工程を、第1及び第2のROMデータ書き込み注
入工程と一部兼ねることで省略し、製造工程の簡略化を
図ったものである。
【0045】図6に示した工程の後、図11に示したよ
うに、第2ゲート電極形成前に、第1及び第2ゲート電
極側のセルトランジスタにROMデータ書き込み注入を
行うとともに、2回目のセル素子分離注入を行う。具体
的には、第1及び第2ゲート電極側のセルトランジスタ
のROMデータ書き込み注入とセル素子分離注入のため
のパターンが開口されたレジストパターン23を形成
し、続いて、このレジストパターン23をマスクとして
用いて、第1ゲート電極6及び第2ゲート電極に対する
ROMデータ書き込みイオン注入を行う。この際、B+
イオンを、第1ゲート電極6下のチャネル部に、ゲート
電極を通過する比較的高い注入エネルギー、例えば12
0keV、1013〜1014cm-2台の注入量で注入し、
ROMデータ書き込み24を行う。続いて、B+ イオン
を、第2ゲート電極が形成される領域下のチャネル及び
素子分離領域となる領域に、第1ゲート電極6を通過し
ない比較的低い注入エネルギー、例えば20keV、1
13〜1014cm-2台の注入量で注入し、ROMデータ
書き込み25を行うとともに、同時に素子分離領域25
を形成する。なお、比較的高い注入エネルギーで注入し
たイオンのうち、ゲート電極を経ないで注入されたイオ
ンは、基板の比較的深いところに注入されるため、基板
表面近傍にチャネルが形成されるトランジスタには特に
影響はない。
【0046】これにより、実施例3よりもさらにフォト
リソグラフィー工程が1回削減できる。次に、実施例1
と同様に、図7に示したように第2ゲート電極14を形
成し、続いて、層間絶縁膜の形成、コンタクトホールの
形成、金属配線の形成、保護膜形成工程等を経て、半導
体装置の前半工程が完了し、更に、後半工程のアセンブ
リ工程を行って、半導体装置を完成させる。
【0047】実施例5 本発明の半導体装置をマスクROMに適用した例を説明
する。この実施例は、図8で示した2回目のセル素子分
離注入工程を、第1のROMデータ書き込み注入工程と
一部兼ねることで省略し、製造工程の簡略化を図るとと
もに、更にROMデータ書き込み注入工程を、後の工程
にして短納期化を図ったものである。
【0048】図7に示した工程の後、図12に示したよ
うに、第2ゲート電極形成後に、第1ゲート電極側のセ
ルトランジスタにROMデータ書き込み注入を行うとと
もに、2回目のセル素子分離注入を行う。具体的には、
第1ゲート電極側のセルトランジスタのROMデータ書
き込み注入とセル素子分離注入のためのパターンが開口
されたレジストパターン26を形成し、続いて、このレ
ジストパターン26をマスクとして用いて、第1ゲート
電極6に対するROMデータ書き込みイオン注入を行
う。この際、B+ イオンを、第1ゲート電極6下のチャ
ネル部に、ゲート電極を通過する比較的高い注入エネル
ギー、例えば120keV、1013〜10 14cm-2台の
注入量で注入し、ROMデータ書き込み27を行う。続
いて、BF 2+イオンを、素子分離領域となる領域に、第
1ゲート電極6及び第2ゲート電極14を通過しない比
較的低い注入エネルギー、例えば30keV、1012
10 13cm-2台の注入量で注入し、素子分離領域28を
形成する。これにより、ゲート電極の線幅のばらつき、
アライメントずれ等で、第1ゲート電極6と第2ゲート
電極14間に間隔ができる場合でも、この間隔にセルフ
アラインで素子分離イオン28が注入されるので、素子
分離耐圧は問題無い。また、フォトリソグラフィー工程
が1回削減できる。以降、実施例1と同様に、半導体装
置を完成させる。
【0049】実施例6 本発明の半導体装置をマスクROMに適用した例を説明
する。この実施例は、図8で示した2回目のセル素子分
離注入工程を、第2のROMデータ書き込み注入工程と
一部兼ねることで省略し、製造工程の簡略化を図ったも
のである。
【0050】図7に示した工程の後、図13に示したよ
うに、第2ゲート電極形成後に、第2ゲート電極側のセ
ルトランジスタにROMデータ書き込み注入を行うと同
時に2回目のセル素子分離注入を行う。具体的には、第
2ゲート電極側のセルトランジスタのROMデータ書き
込み注入とセル素子分離注入パターンが開口されたレジ
ストパターン29を形成し、このレジストパターン29
をマスクとして用いて、第2ゲート電極14に対するR
OMデータ書き込みイオン注入を行う。この際、B+
オンを、第2ゲート電極14下のチャネル部に、ゲート
電極を通過する比較的高い注入エネルギー、例えば12
0keV、1013〜1014cm-2台の注入量で注入し、
ROMデータ書き込み30を行う。続いて、BF2+イオ
ンを、素子分離領域となる領域に、第1ゲート電極6及
び第2ゲート電極14を通過しない比較的低い注入エネ
ルギー、例えば30keV、1012〜1013cm-2台の
注入量で注入し、素子分離領域31を形成する。
【0051】これにより、ゲート電極の線幅のばらつ
き、アライメントずれ等で、第1ゲート電極6と第2ゲ
ート電極14間に間隔ができる場合でも、この間隔にセ
ルフアラインで素子分離イオン31が注入されるので、
素子分離耐圧は問題無いとともに、フォトリソグラフィ
ー工程が1回削減できる。以降、実施例1と同様に、半
導体装置を完成させる。
【0052】実施例7 本発明の半導体装置をマスクROMに適用した例を説明
する。この実施例は、図8で示した2回目のセル素子分
離注入工程を、第1及び第2のROMデータ書き込み注
入工程と一部兼ねることで省略し、製造工程の簡略化を
図ったものである。
【0053】図7に示した工程の後、図14に示したよ
うに、第2ゲート電極形成後に、第1及び第2ゲート電
極側のセルトランジスタにROMデータ書き込み注入を
行うとともに、2回目のセル素子分離注入を行う。具体
的には、第1及び第2ゲート電極側のセルトランジスタ
のROMデータ書き込み注入とセル素子分離注入のため
のパターンが開口されたレジストパターン32を形成
し、続いて、このレジストパターン32をマスクとして
用いて、第1ゲート電極6及び第2ゲート電極14に対
するROMデータ書き込みイオン注入を行う。この際、
+ イオンを、第1ゲート電極6下のチャネル部及び第
2ゲート電極14下のチャネル部に、ゲート電極を通過
する比較的高い注入エネルギー、例えば120keV、
1013〜1014cm-2台の注入量で注入し、ROMデー
タ書き込み33を行う。続いて、BF2+イオンを、素子
分離領域となる領域に、第1ゲート電極6及び第2ゲー
ト電極14を通過しない比較的低い注入エネルギー、例
えば30keV、1012〜1013cm-2台の注入量で注
入し、素子分離領域34を形成する。
【0054】これにより、ゲート電極の線幅のばらつ
き、アライメントずれ等で、第1ゲート電極6と第2ゲ
ート電極14間に間隔ができる場合でも、この間隔にセ
ルフアラインで素子分離イオン28が注入されるので、
素子分離耐圧は問題無いとともに、実施例5及び6と比
較してさらにフォトリソグラフィー工程が1回削減でき
る。
【0055】次に、実施例1と同様に、半導体装置を完
成させる。なお、さらに短納期とするため、層間絶縁膜
形成後、コンタクトホール形成後、金属配線形成後等に
上記工程を行っても良い。
【0056】実施例8 本発明の半導体装置をさらに他の構成に適用した例を説
明する。図15の平面図に示したように、メモリセル領
域内部は、メモリセルのワード線及び選択線となる1層
目ゲート電極6と2層目ゲート電極14がすき間無く交
互に配置しており、また、副ビットラインとして用いら
れるソース/ドレイン領域4がワード線に直交して形成
されている。ソース/ドレイン領域4の端部は1層目ゲ
ート電極6aあるいは2層目ゲート電極14aからなる
素子分離のためのダミーワード線に覆われており、ゲー
ト電極のない領域には形成されない。このダミーワード
線6aあるいは14aは寄生トランジスタが常時OFF
する電位に設定されている。また、マスクROMの場合
は、電位を固定させずに使用される選択線6c、14c
に対し、OFFトランジスタを選択的に形成するROM
データ書き込み注入を、選択線下の素子分離領域35、
36にも注入するようにしていてもよい。
【0057】この構成を使用することにより、同様に2
回目のメモリセル素子分離注入工程を削減することがで
きる。なお素子分離領域を通常のロコス絶縁膜で形成し
てもよいが、平坦性を上げ、加工を容易にするためには
上記の方法が望ましい。
【0058】実施例9 本発明の半導体装置をさらに他の構成に適用した例を説
明する。図16の平面図に示したように、メモリセル領
域内部は、メモリセルのワード線及び選択線となる1層
目ゲート電極6と2層目ゲート電極14がすき間なく交
互に配置しており、また、副ビットラインとして用いら
れるソース/ドレイン領域4がワード線に直交して形成
されている。ソース/ドレイン領域4の端部は1層目ゲ
ート電極6b、6cあるいは2層目ゲート電極14b、
14cからなるワード線又は選択線に覆われており、ゲ
ート電極のない領域には形成されない。このワード線6
b、14bあるいは選択線6c、14cにおいて、寄生
トランジスタ領域が常時OFFするように、OFFトラ
ンジスタを選択的に形成するROMデータ書き込み注入
時に、この素子分離領域35及び36に注入される。
【0059】この構成を使用することにより、同様に2
回目のメモリセル素子分離注入工程を削減することがで
きる。なお、この場合も、素子分離領域を通常のロコス
絶縁膜で形成してもよいが、平坦性を上げ、加工を容易
にするためには上記の方法が望ましい。
【0060】
【発明の効果】本発明の半導体装置の製造方法によれ
ば、2層以上のマルチゲート電極を用いた新規のメモリ
セル構造を有する高集積半導体装置において、メモリセ
ルの素子分離特性を向上させることができる。また、第
2ゲート電極の加工が容易になり、ゲート絶縁膜の信頼
性が増大するとともに、メモリセル特性、セル素子分離
特性の安定性を向上させることができる。
【0061】また、上記半導体装置の製造方法におい
て、ROMデータ等の書込みの注入を利用して、所望の
領域に素子分離注入を行うことにより、製造工程の短縮
化、つまり、マスク工程及びフォトリソグラフィ工程を
削減でき、製造コストの抑制を実現することができる。
さらに、この際の注入エネルギーを適宜調節することに
より、半導体装置の短納期化を図ることができる。
【0062】さらに、本発明の半導体装置によれば、2
層以上のゲート電極構造を用いた、高密度NOR型RO
Mメモリセルにおいて、メモリセルの素子分離を確実に
行うことができ、大容量ROMの創出やチップサイズの
縮小によるコスト低減に非常に効果がある。また、従来
の方法に比べて、加工の容易さ、ゲート絶縁膜の信頼性
向上、メモリセル特性の安定性向上、製造工程の簡略
化、マスクROMの短納期化等に優れており、半導体装
置の信頼性、低コスト化、製造の効率化に、より一層の
向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の製造方法により形成され
る半導体装置の一実施例を示す要部の概略平面図であ
る。
【図2】図1の半導体装置の一製造方法を説明するため
のA−A’線概略断面図である。
【図3】図1の半導体装置の一製造方法を説明するため
のA−A’線及びB−B’線概略断面図である。
【図4】図1の半導体装置の一製造方法を説明するため
のB−B’線概略断面図である。
【図5】図1の半導体装置の一製造方法を説明するため
のB−B’線概略断面図である。
【図6】図1の半導体装置の一製造方法を説明するため
のB−B’線概略断面図である。
【図7】図1の半導体装置の一製造方法を説明するため
のB−B’線概略断面図である。
【図8】図1の半導体装置の一製造方法を説明するため
のB−B’線概略断面図である。
【図9】図1の半導体装置の別の製造方法を説明するた
めのB−B’線概略断面図である。
【図10】図1の半導体装置のさらに別の製造方法を説
明するためのB−B’線概略断面図である。
【図11】図1の半導体装置のさらに別の製造方法を説
明するためのB−B’線概略断面図である。
【図12】図1の半導体装置のさらに別の製造方法を説
明するためのB−B’線概略断面図である。
【図13】図1の半導体装置のさらに別の製造方法を説
明するためのB−B’線概略断面図である。
【図14】図1の半導体装置のさらに別の製造方法を説
明するためのB−B’線概略断面図である。
【図15】本発明の半導体装置の別の実施例を示す概略
平面図である。
【図16】本発明の半導体装置のさらに別の実施例を示
す概略断面図である。
【図17】従来の半導体装置を示す概略平面図及び概略
断面図である。
【図18】従来の半導体装置の製造方法を説明するため
の概略工程図である。
【図19】従来の半導体装置の別の製造方法を説明する
ための概略工程図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 絶縁膜 3,8,11,16,18,21,23,26,29,
32 レジストパターン 4 高濃度拡散層(ソース/ドレイン領域) 5 第1ゲート絶縁膜 6、6b、6c 第1ゲート電極 6a 第1ゲート電極(ダミーワード線) 7 絶縁膜 9 メモリセル素子分離注入イオン 10 サイドウォールスペーサ 12 第2ゲート電極セルトランジスタチャネル注入イ
オン 13 第2ゲート絶縁膜 14、14b、14c 第2ゲート電極 14a 第2ゲート電極(ダミーワード線) 15 絶縁膜 17,20,28,31,34.第2のメモリセル素子
分離注入イオン 19,22,24,25,27,30,33.ROMデ
ータ書き込み注入イオン 35 素子分離領域(6、6c、6b、6cの下の領
域) 36 素子分離領域(14、14c、14b、14cの
下の領域)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−291758(JP,A) 特開 平4−337665(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8246 H01L 27/112 H01L 29/78

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i) 半導体基板に、複数の第2導電型の
    高濃度拡散層を形成し、 (ii)前記半導体基板上に、第1ゲート絶縁膜を介して、
    前記第2導電型の高濃度拡散層に直交して、複数の第1
    ゲート電極を形成し、 (iii) 前記第1ゲート電極をマスクとして、前記半導体
    基板に第1導電型の素子分離イオン注入を行い、 (iv)前記第1ゲート電極にサイドウォールスペーサを形
    成し、 (v-i) 前記複数の第1ゲート電極とサイドウォールスペ
    ーサをマスクとして、前記半導体基板上に第2導電型の
    チャネルイオン注入を行い、 (vi-i)前記第1ゲート電極間であって、かつ前記チャネ
    ルイオン注入された領域上に第2ゲート電極を形成し、 (vii) 前記第1ゲート電極及び第2ゲート電極をマスク
    として、前記半導体基板上に再度第1導電型の素子分離
    イオン注入を行う工程を含むことを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  2. 【請求項2】 (i) 半導体基板に、複数の第2導電型の
    高濃度拡散層を形成し、 (ii)前記半導体基板上に、第1ゲート絶縁膜を介して、
    前記第2導電型の高濃度拡散層に直交して、複数の第1
    ゲート電極を形成し、 (iii) 前記第1ゲート電極をマスクとして、前記半導体
    基板に第1導電型の素子分離イオン注入を行い、 (iv)前記第1ゲート電極にサイドウォールスペーサを形
    成し、 (v-i) 前記複数の第1ゲート電極とサイドウォールスペ
    ーサをマスクとして、前記半導体基板上に第2導電型の
    チャネルイオン注入を行い、 (v-ii)少なくとも第1ゲート電極又は後工程で形成する
    第2ゲート電極に対するROMデータの書き込みを行う
    領域と素子分離領域を形成する領域とに開口部を有する
    マスクを形成し、該マスクを用いてROMデータ書き込
    みイオン注入と前記半導体基板への第1導電型の素子分
    離イオン注入とを行い、 (vi-i)前記第1ゲート電極間であって、かつ前記チャネ
    ルイオン注入された領域上に第2ゲート電極を形成する
    工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 工程(v-ii)において、後工程で形成する
    第2ゲート電極に対するROMデータの書き込みを行う
    領域と素子分離領域を形成する領域とに開口部を有する
    マスクを用いて、第1ゲート電極を通過しない注入エネ
    ルギーで、前記マスクの開口部における半導体基板表面
    にROMデータ書き込みイオン注入と素子分離イオン注
    入とを同時に行う請求項2記載の半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 工程(v-ii)において、少なくとも第1ゲ
    ート電極に対するROMデータの書き込みを行う領域と
    素子分離領域とを形成する領域とに開口部を有するマス
    クを用いて、第1ゲート電極を通過する注入エネルギー
    で、第1ゲート電極直下にROMデータ書き込みイオン
    注入を行い、さらに、第1ゲート電極を通過しない注入
    エネルギーで、前記マスクの開口部における半導体基板
    表面に素子分離イオン注入を行う請求項2記載の半導体
    装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 (i) 半導体基板上に、複数の第2導電型
    の高濃度拡散層を形成し、 (ii)前記半導体基板上に、第1ゲート絶縁膜を介して、
    前記第2導電型の高濃度拡散層に直交して、複数の第1
    ゲート電極を形成し、 (iii) 前記第1ゲート電極をマスクとして、前記半導体
    基板に第1導電型の素子分離イオン注入を行い、 (iv)前記第1ゲート電極にサイドウォールスペーサを形
    成し、 (v-i) 前記複数の第1ゲート電極とサイドウォールスペ
    ーサをマスクとして、前記半導体基板上に第2導電型の
    チャネルイオン注入を行い、 (vi-i)前記第1ゲート電極間であって、かつ前記チャネ
    ルイオン注入された領域上に第2ゲート電極を形成し、 (vi-ii) 少なくとも第1ゲート電極又は第2ゲート電極
    に対するROMデータの書き込みを行う領域と素子分離
    領域を形成する領域とに開口部を有するマスクを形成
    し、該マスクを用いてROMデータ書き込みイオン注入
    と前記半導体基板への第1導電型の素子分離イオン注入
    とを行う工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 工程(vi-ii) において、マスクを用い
    て、第1ゲート電極又は第2ゲート電極を通過する注入
    エネルギーで、第1ゲート電極又は第2ゲート電極直下
    にROMデータ書き込みイオン注入を行い、さらに、第
    1ゲート電極及び第2ゲート電極を通過しない注入エネ
    ルギーで、前記マスクの開口部における半導体基板表面
    に素子分離イオン注入を行う請求項5記載の半導体装置
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板に互いに平行に形成された複
    数の第2導電型の高濃度拡散層と、前記半導体基板上で
    あって、前記第2導電型の高濃度拡散層に直交し、第1
    ゲート絶縁膜を介して互いに平行に形成された複数の第
    1ゲート電極と、該第1ゲート電極間に、第2ゲート絶
    縁膜を介して形成された複数の第2ゲート電極を有する
    半導体装置であって、 前記高濃度拡散層の周辺でかつ該高濃度拡散層が形成さ
    れていない半導体基板上が前記第1又は第2ゲート電極
    で被覆されており、かつ、前記高濃度拡散層の端部に書
    き込み注入を利用した素子分離注入がなされていること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか1つの方法により
    形成されてなる半導体装置。
  8. 【請求項8】 第1ゲート電極の側壁にサイドウォール
    スペーサが形成されており、第1及び第2ゲート電極と
    前記サイドウォールスペーサとで覆われている半導体基
    板表面のうち、前記サイドウォールスペーサの下部のみ
    が素子分離されてなる請求項7に記載の半導体装置。
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