JP2694186B2 - 半水和物 - Google Patents

半水和物

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JP2694186B2
JP2694186B2 JP3065711A JP6571191A JP2694186B2 JP 2694186 B2 JP2694186 B2 JP 2694186B2 JP 3065711 A JP3065711 A JP 3065711A JP 6571191 A JP6571191 A JP 6571191A JP 2694186 B2 JP2694186 B2 JP 2694186B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、次式Ia:
【化2】 の4−(5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ〔1,
5−a〕ピリジン−5−イル)−ベンゾニトリル塩酸塩
の結晶水を含有する、新規結晶形、その製法、およびヒ
ト又は動物の治療的処置のため又は医薬製剤の製造のた
めのそれらの使用に関する。
【0002】
【従来の技術】前記式Iaの化合物は、例えばヨーロッ
パ特許出願第165904において、「5−(p−シア
ノフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ
〔1,5−a〕ピリジン塩酸塩」として開示されており
更に酵素アロマターゼを抑制するその特性のため、エス
トロゲン−依存性疾患、特に閉経後の婦人におけるエス
トロゲン−依存性胸部癌の治療に対して特に提案されて
いる。上記の特許出願はまた、前記式Iaの化合物の製
法をも開示している。大抵の場合、該製法は遊離塩基を
少量のアセトンに溶解し次いでエタノール性塩酸溶液を
添加することにより行われる。1つの実施例はまた、ク
ロロホルムに溶解した4−〔4−クロロ−4−(p−シ
アノフェニル)−n−ブチル〕−1H−イミダゾールを
環化させることにより前記式Iaの化合物の直接製造を
も開示する。全ての場合、式Iaの化合物は、無水物と
して無水物の形で得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】今や、以下の内容が見
出された。すなわち、前記式Iaの無水物は少なくとも
2種の異なる結晶の変態で存在し得るということであ
る。これらの変態の内の1つ(以下、α−無水物と言
う)は、そのX線粉末パターンにおいて次の格子間隔
(d値)および相対線強度(強度)によって特徴づけら
れる:
【0004】
【表2】 測定方法に関して以下の内容が注目されるであろう(こ
れらは、以下に示される全てのX線粉末パターンに同様
に適用される):格子間隔=面間隔を測定するため、回
折パターンがフィルム上に記録される。記録はギニユカ
メラ(エンラフ−ノニウスFR552)およびCu−K
α放射線(波長λ=1.54060オングストロー
ム)を用いて伝導で行われる。更正目的のため、同じフ
ィルム上に記録される石英パターンが用いられる。相対
的線強度は可視的検査によって推定される。式Iaの無
水物の第2の結晶形態(以下、β−無水物)は、次のX
線粉末パターン:
【0005】
【表3】 によって特徴づけられる。前記式Iaの無水物(α−無
水物およびβ無水物の双方)の結晶は、以下の欠点を有
する。すなわち、該結晶は吸湿性であり、すなわち、該
結晶は周囲湿度の関数として種々の量の水を吸収する。
水は、例えば33%又は44%の相対湿度を有する比較
的に乾燥した空気から均一に吸着される(第4表および
第5表参照)。表4:時間の関数としての44%の相対
湿度およびT=23℃(耐候ジャー内で)での前記式I
aのα−無水物の水分吸収
【0006】
【表4】 表5:時間の関数としての33%の相対湿度およびT=
23℃(耐候ジャー内で)での前記式Iaのα−無水物
の水分吸収
【0007】
【表5】 式Iaの無水物の結晶は吸湿性であるので、それらの貯
蔵安定性は相当に損われる。その結果、該結晶を医薬製
剤、特に経口投与用に適した投与形態、例えば錠剤に加
工することはより困難である。
【0008】更に、式Iaの無水物の少なくとも2種の
異なる結晶変態が存在する。このことは、医薬製剤、特
に固体製剤の製造を複雑にしている。何故なら、一の変
態から他の変態への変換(部分的にあるいは又完全に)
を考慮に入れること、あるいは又そのような変換を防止
するための処置を構じることが常に必要である。異なる
結晶変態は、異なる特性、例えば極微少安定性に関し、
それらの一般的錠剤形成性又はそれらの溶解性を有し得
る。もしも、与えられた結晶変態Xの代りに、X、又は
XおよびYの混合物から形成された別種の結晶変態Yを
不注意に用いた場合、医薬製剤の製造において重要な問
題が生じ得る。
【0009】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の目的
は、上記の欠点を有さず更に特に貯蔵しても数年間も安
定であるような新規結晶形の4−(5,6,7,8−テ
トラヒドロイミダゾ〔1,5−a〕ピリジン−5−イ
ル)−ベンゾニトリル塩酸塩を提供することにある。
【0010】驚くべきことに、今や新規結晶形の4−
(5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ〔1,5−
a〕ピリジン−5−イル)−ベンゾニトリル塩酸塩が前
記式Iaの無水物に固有の欠点を有さずしかも通常の周
囲条件下で保存するために完全に安定であることが見出
された。この新規結晶形は、次式I:
【化3】 を有する4−(5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ
〔1,5−a〕ピリジン−5−イル)−ベンゾニトリル
塩酸塩半水和物の結晶形である。
【0011】驚くべきことに、以下の内容が見出され
た。すなわち、約10%から約75%の範囲内での相対
湿度を変化させることや、35゜又は50℃で8時間加
熱することのいずれであっても、X線粉末パターンある
いは又前記式Iの半水和物の結晶形の水分含量に関する
検知可能な変化をもたらさない(表6参照)ということ
である。
【0012】表6:式Iの半水和物に関する水分吸着お
よび脱着
【表6】 本発明に係る式Iの半水和物の結晶は高い保存安定性を
有している。このことは、該結晶が変化することなく数
年間ばら食品「バッチ」として貯蔵できることを意味す
る。特に、該結晶はそれ以上水分を吸着せず、その結果
有効成分の含量は、保存中一定のまゝであり更に式Ia
の公知の無水物の場合のようには連続的には減少せず、
この間もとの重量は同じまゝである。このことは、本発
明化合物の極めて高い有効性およびヒトにおいて用いら
れる相当の低用量(わずか1mg又は数mgの範囲である)
の観点から特に重要である。式Iの半水和物の結晶は、
それらのX線粉末パターンの次の格子間隔(α値)およ
び相対的線強度(強度)によって特徴づけられる。
【0013】
【表7】 式Iの半水和物の結晶は、更にそれらの元素分析により
特徴づけられており、これは分子式
【化4】 に対しての理論値を一致している:C62.57%;H
5.63%;N15.64%;Cl13.19%。好ま
しくは、本発明は実質的に純粋な形態にある式Iの半水
和物の結晶に関する。
【0014】式Iの半水和物の結晶は、自体公知の方法
で、例えば (a)水の存在下、4−(5,6,7,8−テトラヒド
ロイミダゾ〔1,5−a〕ピリジン−5−イル)−ベン
ゾニトリルを塩化水素と反応させるか、又は (b)製造すべき前記次式Iの半水和物よりもより少な
い水を含有する4−(5,6,7,8−テトラヒドロイ
ミダゾ〔1,5−a〕ピリジン−5−イル)−ベンゾニ
トリル塩酸塩形を水で処理するか、又は (c)製造すべき前記式Iの半水和物よりもより多くの
水を含有する4−(5,6,7,8−テトラヒドロイミ
ダゾ〔1,5−a〕ピリジン−5−イル)−ベンゾニト
リル塩酸塩形から水を除去するか、又は (d)塩酸塩以外の4−(5,6,7,8−テトラヒド
ロイミダゾ〔1,5−a〕ピリジン−5−イル)−ベン
ゾニトリルの塩を、水の存在下前記式Iの塩酸塩半水和
物に変換することにより調製できる。
【0015】プロセス(a):反応前に、出発物質とし
て用いられる遊離塩基4−(5,6,7,8−テトラヒ
ドロイミダゾ〔1,5−a〕ピリジン−5−イル)−ベ
ンゾニトリルを好ましくは有機溶剤、例えばエチルメチ
ルケトン、又は特にアセトンに溶解する。好ましくは、
遊離塩基を水性塩化水素溶液を用いて式Iの半水和物に
変換する。水性塩化水素溶液の濃度は、特に限定されな
いが、収率の損失を最少にするためには、濃塩酸特に3
7%塩酸を用いるのが好ましい。反応温度は、例えば0
°〜70℃、好都合には20°〜55℃である;反応は
特に室温で行われる。
【0016】プロセス(b):本発明に係る式Iの半水
和物よりもより少ない水分を含有する固体形の4−
(5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ〔1,5−
a〕ピリジン−5−イル)−ベンゾニトリル塩酸塩、例
えば固体形の前記式Iaのα−もしくはβ−無水物を水
で処理することが、半水和物を得るために少なくとも必
要な水分量を作用させることにより常法で行われる。水
は、好ましくは液体もしくは気体状態である。
【0017】液体状態の水を用いて処理する場合には、
低水分含量を有する4−(5,6,7,8−テトラヒド
ロイミダゾ〔1,5−a〕ピリジン−5−イル)−ベン
ゾニトリル塩酸塩の形態を水又は水性溶媒混合物中に懸
濁もしくは溶解させ、次いで式Iの半水和物の結晶を常
法により単離する。溶液の場合、式Iの半水和物を先ず
常法により、例えば溶液を濃縮させることにより、すな
わち、溶液の一部を蒸発させ、水混和性溶剤(この溶剤
中では式Iの半水和物は水よりも溶解しにくい)を添加
するか、又は温度を低下させることにより結晶化させね
ばならない。好ましい形態において、式Iの半水和物の
結晶化は、式Iの半水和物の種子結晶を接種することに
より加速される。ガス状態での水を用いて処理する場
合、出発物質を水蒸気を含有する雰囲気、例えば湿った
空気に晒す。変換に必要な暴露時間は相対湿度の増加と
共に減少する。室温で、相対湿度は好ましくは約50〜
70%である。生成物は、例えば遠心分離、ろ過法又は
加圧ろ過(吸引ろ過)により単離される。生成物は、好
都合には20〜30℃で乾燥される;20℃での真空乾
燥が好ましい。
【0018】プロセス(c):4−(5,6,7,8−
テトラヒドロイミダゾ〔1,5−a〕ピリジン−5−イ
ル)−ベンゾニトリル塩酸塩の好ましい形態は、特に固
体もしくは液体の形態、例えば湿った結晶、水性懸濁
液、水性溶液、水性溶剤混合物の懸濁液又は水性溶剤混
合物の溶液である。過剰の水を好ましくは20〜30℃
で好ましくは真空下20℃で例えば乾燥により除去す
る。溶液もしくは懸濁液の場合には、式Iの半水和物の
結晶は例えばプロセス(b)で示したように乾燥前に結
晶化および/又は遠心分離、ろ過又は加圧ろ過により単
離される。しかし、溶液又は懸濁液はまた例えば20〜
30℃で真空下蒸発により直接濃縮させることもでき
る。プロセス(d): 塩酸塩以外の塩は、好ましくは医薬と
して許容され得る塩である。
【0019】プロセス(d)は自体公知である;例えば
塩酸塩以外の塩を水含有溶剤又は溶剤混合物に溶解し、
次いで過剰のクロリドイオン又は特に塩化水素を添加す
る。好ましくは、選ばれた溶剤は、その溶剤中でヒドロ
クロリドが出発物質として用いられる塩よりもより溶解
性の少ないような溶剤である。
【0020】出発物質として要求されるヒドロクロリド
以外の塩は、例えば遊離塩基の4−(5,6,7,8−
テトラヒドロイミダゾ〔1,5−a〕ピリジン−5−イ
ル)−ベンゾニトリルを対応する酸と反応させることに
より調製される。本発明はまた、有効成分として前記式
Iの半水和物の結晶を含有する医薬組成物にも関する。
経腸、特に経口投与用の製剤が特に好ましい。製剤は、
それ自身又は一種以上の医薬として許容され得る担体と
共に有効成分を含有する。有効成分の用量は、治療すべ
き疾患および種、その年令、体重および個体条件並びに
投与方法に依存する。
【0021】医薬製剤は、約0.1%〜約40%の有効
成分を含み、単一用量形態での投与形態は、好ましくは
約0.1%〜約20%の有効成分を含み、更に単一用量
形態にない投与形態は、好ましくは約0.1%〜約10
%の有効成分を含む。用量単位形態、例えば糖剤、錠剤
又はカプセル剤は約0.1mg〜約20mg、好ましく
は、0.1mg〜約20mg、好ましくは約1mg〜約
4mgの有効成分を含有する。
【0022】本発明の医薬製剤は、自体公知の方法によ
り、例えば通常の混合、造粒、糖皮かけ、溶解もしくは
凍結乾燥法により製造される。例えば経口投与用医薬製
剤は、有効成分と1種以上の固体担体と混合することに
より、所望により得られた混合物を造粒し次いで混合物
又は顆粒を加工し、必要によりおよび/又は適当な場合
には更に補助剤を添加して錠剤又は糖剤コアを形成する
ことにより得ることができる。
【0023】適当な担体は、特に充てん剤、例えば糖、
例えばラクトース、スクロース、マニトールもしくはソ
ルビトール、セルロース製品および/またはリン酸カル
シウム、例えばリン酸三カルシウムもしくはリン酸水素
カルシウム、更に結合剤、例えばスターチ、例えばとう
もろこし、小麦、米、ポテトスターチ、メチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ナトリウム
カルボキシメチルセルロースおよび/又はポリビニルピ
ロリドンおよび/又は、崩壊剤、例えば上述のスター
チ、更にカルボキシメチルデンプン、架橋ポリビニルピ
ロリドン、アルギン酸もしくはその塩、例えばアルギン
酸ナトリウムである。更に、補助剤は、特に、流動調整
剤、および潤滑剤、例えばケイ酸、タルク、ステアリン
酸、もしくはその塩、例えばステアリン酸マグネシウム
もしくはカルシウムおよび/またはポリエチレングリコ
ール又はその誘導体である。糖被錠剤には胃酸に対して
抵抗しうる適当なコーチングを設けることができ、特に
アラビアゴム、タルク、ポリビニルピロリドン、ポリエ
チレングリコールおよび/又は酸化チタンを含有する濃
厚糖液、又は適当な有機溶剤もしくは溶剤混合物のラッ
カー溶液が用いられ、あるいはまた胃酸抵抗コーチング
に対しては、適当なセルロース製品、例えばアセチルセ
ルロースフタレートもしくはヒドロキシプロピルメチル
セルロースフタレートの溶液が用いられる。例えば異な
る用量の有効成分を同一視もしくは示すための着色剤も
しくは顔料が、更に錠剤もしくは糖皮錠剤コーチングに
添加される。他の経口投与医薬製剤は、ゼラチンから成
る乾燥充てんカプセル剤であり、更にまたゼラチンおよ
び可塑剤、例えばグリセロールもしくはソルビトールか
ら成る軟密閉カプセルである。硬カプセル剤は、顆粒の
形態、例えば充てん剤、例えばコーンスターチ、結合
剤、例えばデンプンおよび/または潤滑剤例えばタルク
またはステアリン酸マグネシウムおよび所望により安定
化剤との混合物中に有効成分を含有しうる。軟カプセル
剤中に、有効成分は好ましくは適当な液体、例えば脂肪
油、パラフィン油もしくは液体ポリエチレングリコール
中に懸濁もしくは溶解され、また安定剤を加えることも
できる。
【0024】適当な直腸医薬製剤は、例えば坐剤であ
り、これは有効成分と座剤基材との結合わせからなる。
適当な座剤基材は、例えば中性もしくは合成トリグリセ
リド、パラフィン炭化水素、ポリエチレングリコールも
しくは高級アルカノールである。
【0025】本発明はまた、ヒトを含む哺乳動物におけ
る疾患の治療方法に関し、この疾患は酵素アロマターゼ
活性の阻止又はエストロゲン合成の抑制に応答するもの
であり、例えばエストロゲン−依存性疾患、特にエスト
ロゲン−依存性癌、例えばエストロゲン−依存性肺部癌
(乳癌)又は女性型乳房である。本発明の半水和物は、
予防的に又は治療的に投与できる。約70kgの体重の
温血動物において、本発明の半水和物の約0.1mg〜
約20mg、好ましくは約1mg〜約4mgの日用量が
投与される。以下、本発明の実施例を説明するが、本発
明がこれに限定されないことはもとよりである。温度は
摂氏で示される。
【0026】
【実施例】例1:4−(5,6,7,8−テトラヒドロ
イミダゾ〔1,5−a〕ピリジン−5−イル)−ベンゾ
ニトリル塩酸塩 33kgの4−(5,6,7,8−テトラヒドロイミダ
ゾ〔1,5−a〕ピリジン−5−イル)−ベンゾニトリ
ルを20〜25°で、撹拌しながら200lのアセトン
に導入する。全てが溶解した後、1.56lの水と1.
8kgの活性炭(6lのアセトンでスラリーとした)を
添加する。20〜25°で、45分間撹拌後、バッチを
ろ過し次いで残留物を138lのアセトンで洗う。約1
2.5lの塩酸(37%)を、pH2.5〜1.10に
達するまで20〜25°で撹拌しながら、一緒にしたろ
液に導入する。次いで、得られた懸濁液を20〜25°
で3時間撹拌し次いで遠心分離し、残留物を合計80l
のアセトンで数回に分けて洗う。20°で真空乾燥し、
表題化合物を白色結晶粉末の形で得る。X線粉末パター
ン:格子間隔/強度は上記の通り;IR(ヌジョー
ル):3430(強)、3375(強)、2225
(強)cm−1; 元素分析:
【化5】 理論値:C62.57%;H5.63%;N15.64
%;Cl13.19% 測定値:C62.53%;H5.57%;N15.66
%;Cl13.21% 水分含量の測定(カール−フィシャ法による): 理論値:3.35%1) 測定値:3.43%1) 本発明で計算された理論値(式Iの半水和物の分子
量に基づく)は、無水物の乾燥重量(=分子量)に基づ
いた表6に示される式Iの半水和物のT 出発物質として使用される遊離塩基は、ヨーロッパ特許
公開165904に記載される如く調製され、特にテト
ラヒドロフラン中第3ブトキシカルウムを用い5−(3
−クロロプロピル)−1−Cp−シアノフェニルメチ
ル)−1H−イミダゾールの閉環によって調製される
(ヨーロッパ特許公開165904の例1参照)。
【0027】例2:4−(5,6,7,8−テトラヒド
ロイミダゾ〔1,5−a〕ピリジン−5−イル)−ベン
ゾニトリル塩酸塩半水和物 5.3kgの4−(5,6,7,8−テトラヒドロイミ
ダゾ〔1,5−a〕ピリジン−5−イル)−ベンゾニト
リル塩酸塩(α−無水物)を、1.5lの水と4.2l
のアセトンの撹拌混合物中に導入する。澄明な溶液が得
られるまで、混合物を50〜55°で加熱撹拌する。次
いで溶液を、30°に冷却し、5gの4−(5,6,
7,8−テトラヒドロイミダゾ〔1,5−a〕ピリジン
−5−イル)−ベンゾニトリル塩酸塩半水和物を接種す
る。結晶化が始まった時、混合物を45分以内で0°に
冷却する。35lのアセトンを1時間以内で0〜5°で
計量して加える。次いで懸濁液を0〜5°で2時間撹拌
し次いで遠心分離し、更に結晶性残留物を8lのアセト
ンで洗う。20°で乾空乾燥し、表題化合物を得る。X
線粉末パターン:格子間隔/強度は上記の通り; IR(ヌジョール):3430(強)、3375
(強)、2225(強)cm−1; 元素分析:
【化6】 理論値:C62.57%;H5.63%;N15.64
%;Cl 13.19% 測定値:C62.63%;H5.58%;N15.67
%;Cl 13.25% 水分含量の測定(カールフィシャ法による) 理論値:3.35% 測定値:3.46% 出発物質として用いられるα−無水物をヨーロッパ特許
公開165904に記載する如く調製する。すなわち、
遊離塩基を少量のアセトンに溶解し次いでエーテル性塩
化水素で中和する(ヨーロッパ特許公開165904の
例1参照)。
【0028】例3:各々2mgの有効成分を含有する1
00mgの錠剤10,000個の調製 :組 成錠剤コアの全成分を共に混合する。均質混合物が得られ
たら、加圧して錠剤コアに成型する。
【0029】例4:各々1mgの有効成分を含有する1
00mgの錠剤10,000個の調製 :組 成錠剤コアの全成分を共に混合する。均質混合物が得られ
たら、これを加圧成型して錠剤コアを得る。

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶体の半水塩の形態にある4−(5,
    6,7,8−テトラヒドロイミダゾ〔1,5−a〕ピリ
    ジン−5−イル)−ベンゾニトリル塩酸塩。
  2. 【請求項2】 前記塩酸塩のX線粉末パターン(ギニユ
    カメラ、銅−Kα1放射線)は、次の格子間隔(d値)
    および相対的線強度(強度): 【表1】 を示す請求項1の結晶体の半水塩の形態にある4−
    (5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ〔1,5−
    a〕ピリジン−5−イル)−ベンゾニトリル塩酸塩。
  3. 【請求項3】 実質的に純粋な形態にある請求項1の結
    晶形。
  4. 【請求項4】 実質的に純粋な形態にある請求項2の結
    晶形。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2の結晶形の4−
    (5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ〔1,5−
    a〕ピリジン−5−イル)−ベンゾニトリル塩酸塩およ
    び少なくとも1種の医薬として許容され得る担体を含有
    する、酵素アロマターゼの阻害に応答する疾患の治療に
    使用するための医薬製剤。
  6. 【請求項6】 動物もしくは人体の治療的処置方法に用
    いられる請求項1〜4のいずれか1項の結晶形。
  7. 【請求項7】 酵素アロマターゼの抑制に応答する疾患
    の治療に用いられる請求項1〜4のいずれか1項の結晶
    形。
  8. 【請求項8】 請求項1〜4のいずれか1項の結晶形の
    製造方法であって、水の存在下、4−(5,6,7,8
    −テトラヒドロイミダゾ〔1,5−a〕ピリジン−5−
    イル)−ベンゾニトリルを塩化水素と反応させることを
    特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜4のいずれか1項の結晶形の
    製造方法であって、製造すべき次式I: 【化1】 で示される半水和物よりもより少ない水を含有する4−
    (5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ〔1,5−
    a〕ピリジン−5−イル)−ベンゾニトリル塩酸塩形を
    水で処理することを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜4のいずれか1項の結晶形
    の製造方法であって、製造すべき次式I: 【化2】 で示される半水和物よりもより多くの水を含有する4−
    (5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ〔1,5−
    a〕ピリジン−5−イル)−ベンゾニトリル塩酸塩形か
    ら水を除去することを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜4のいずれか1項の結晶形
    の製造方法であって、塩酸塩以外の4−(5,6,7,
    8−テトラヒドロイミダゾ〔1,5−a〕ピリジン−5
    −イル)−ベンゾニトリルの塩を、水の存在下前記式
    I: 【化3】 で示される塩酸塩半水和物に変換することを特徴とする
    方法。
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