JP2692929B2 - 冊子類処理装置 - Google Patents

冊子類処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、たとえば現金自動預出金機に搭載される
通帳プリンタユニットに適用される冊子類処理装置に係
わり、詳しくは冊子類を自動的に捲る機能を有する冊子
類処理装置に関する。
(従来の技術) 近年、現金自動預出金機(以後、ATMという)が多用
されているが、通常、この種の装置においては、冊子類
処理装置としての通帳プリンタユニットを備え、取引内
容を冊子類としての通帳に印字して、取引成立後にその
通帳を顧客に渡すべく放出口に放出するようになってい
る。また、通帳への印字が次頁に及ぶ場合には自動頁捲
り手段まで搬送して頁捲りした後、正しい頁か否かを確
認し、正しければ印字を再開するようになっている。
また、従来においては、自動頁捲り手段により頁捲り
を行なう際に、通帳を搬送路内に介在させたままの状態
で行なう構成となっていた。
(発明が解決しようとする問題点) 上記したように、従来においては、自動頁捲り手段に
よる頁捲り時、通帳を搬送路内に介在させたまま行なう
構成となっているため、出入口と頁捲り手段との間の距
離は、少なくとも、開いた状態の通帳の長さ以上の長さ
を必要とし、小形化を図る上での障害となるなどの問題
があった。
この発明は、上記事情に基づきなされたもので、その
目的とするところは、自動頁捲り手段を出入口に近接す
ることができ、小形化を可能とした冊子類処理装置を提
供しようとするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、複数頁の冊子類を自動的に捲る機能を有
する冊子類処理装置において、複数頁からなる冊子類の
受入れ並びに放出を行う冊子類出入部と、この冊子類出
入部から受入れられた冊子類の所定の頁に取引情報を印
字する印字手段と、前記冊子類出入部と前記印字手段と
の間で冊子類を搬送する搬送手段と、前記冊子類出入部
と前記印字手段との間に設けられ、前記印字手段にて取
引情報を印字している際に、冊子類の頁の印字行が一杯
になった場合に、この冊子類の頁を自動的に捲る自動頁
捲り手段と、前記冊子類出入部の近傍に前記搬送手段か
ら分岐して設けられ、前記自動頁捲り手段で頁が捲られ
ている冊子類の前記冊子類受入部側の端部を一時的に受
入れる冊子類待避部と、前記印字手段で取引情報の印字
が終了した冊子類を前記冊子類出入部から放出するとと
もに、前記自動頁捲り手段で頁が捲られる冊子類の前記
端部を前記冊子類待避部に受入れさせるために冊子類を
振分ける振分手段と、を具備してなる構成としたもので
ある。
(作 用) この発明は、頁捲り動作時、通常ならば媒体出入口よ
り放出される部分を出入口と自動頁捲り手段との間に形
成された退避部に退避させることができ、これにより自
動頁捲り手段を出入口近くに配置でき、小形化が可能と
なる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。
第1図はこの発明の冊子類処理装置としての通帳プリ
ンタユニット1の概要を示す断面図であり、100はATMの
本体を示し、2は冊子類放出口を兼用する媒体の出入
口、3は出入口2を開閉するシャッタゲートであり、こ
の下方に形成された冊子類退避部としての第2の通帳退
避部26に通帳Pの一部を送込む振分手段27を兼用する。
通帳Pを開いた状態で出入口2より挿入すると光学検
知器4が動作し、図示しない電磁ソレノイドによってシ
ャッタゲート3が開き、ついで、搬送手段20の搬送ロー
ラ対5…がステッピングモータ6によって駆動され、第
1の搬送路20aを介して通帳プリンタユニット1の奥側
に搬送される。
前記第1の搬送路20aに対向して、自動頁捲り手段
(オートターンページ)7、磁気ヘッド8、検出手段と
してのラインファインド9、印字手段10、および第1な
いし第4の冊子類発行部11〜14が配設された状態となっ
ている。
前記自動頁捲り手段7は、通帳Pや単票Qが搬送され
る場合には、図示しない専用モータの駆動による搬送方
向に回転し邪魔にならないようになっている。
しかして、受入れられた通帳Pは、その表紙や裏表紙
などに貼られた磁気ストライプが磁気ヘッド8により走
査され、口座番号等の顧客情報が読取られる。そして、
正しければ受入れられ、正しくなかったり読取り不良の
場合には出入口2に返却される。
正しく受入れられた通帳Pは、さらに、奥側に配置さ
れた光学式のラインファインド9により、開かれた頁の
頁マーク、印字済行等が読み取られる。このラインファ
インド9の印字情報により通帳未記入分の付込み印字、
該取引印字が行われる。なお、印字情報の授受はオンラ
インで行われることは公知なので詳細な説明は省略す
る。
なお、その頁の印字行が一杯になると、通帳Pが自動
頁捲り手段7まで戻されて頁捲り動作が行われる。そし
て、正しく捲られたかラインファインド9で検査され、
このとき正しく捲られていなければ自動頁捲り手段7で
再度捲り動作が行なわれる。そして、正しく捲られたこ
とが確認された時点で印字手段10で未記入分が記帳され
る。また、当然ながら、通帳Pの頁数には限度があり、
最終頁の最終行まで印字を済すと余白が無くなってしま
う。このときは、第1,第2の冊子類発行部11,12から新
しい通帳Pが発行される。
但し、この例だと第3の冊子類発行部13が、単票Qの
発行用に使用されているが、仕様により通帳Pの発行用
に変更可能となつている。そして、普通預金用、定期預
金用、総合口座用、振込専用といった多種の通帳Pに対
応できるようになっている。
新しい通帳Pが、取出し手段としてのピッカー装置15
により発行されると、表紙に口座番号や氏名等が印字さ
れ、必要に応じて表紙めくりがされた後、通帳Pの磁気
ストライプに口座番号等の顧客情報が書き込まれる。そ
の後で未記入分の印字が行われ、出入口2より顧客に返
却される。なお、新通帳発行時は、印字済通帳Pは第1
の通帳退避部16に一旦退避し、返却時に新通帳Pと連続
して顧客に返却される。
一方、通帳取引以外の取引時には、単票Qが使用され
る。単票Qは、この実施例では、第3の冊子類発行部13
および第4の冊子類発行部14の2箇所からピッカー装置
15,15により選択的に取出されて発行される。第3の冊
子類発行部13から単票Qが発行される場合は、第1の搬
送路20aを放出方向(出入口2方向)に送られ印字部10
で取引明細が印字される。そして、この後、出入口2に
放出され顧客に渡される。また、第4の冊子類発行部14
から単票Qが発行される場合は、ピッカー装置15で取出
された後、第1の搬送路20aを奥側に向って搬送され、
印字手段10で印字された後に、逆搬送され出入口2に放
出される。
また、銀行等、特に証券会社における自動機において
は、一般または個人向けに多量のメッセージを伝達する
必要がある場合がある。このとき、単票Qを使用して行
なうが1枚では容量が足りない場合が多いので、印字し
た単票Qを一時的に保管する一時保管部17を設けて複数
内の単票Qを集積後に一括して出入口2に放出できるよ
うになっている。
また、自動機であるために、放出される単票Qあるい
は通帳Pを取忘れる場合があるが、機械をダウンさせな
いために回収できるようになっている。
まず、単票Qを取り忘れた場合について説明する。単
票Qの放出後、タイマー監視により取忘れと判定された
場合には、出入口2にある単票Qが第1の搬送路20aを
介して奥側に取り込み搬送され、第1の搬送路20aの終
端側に配設された折畳み手段としてのゲートローラ19が
動作して、第2の搬送路20bに導かれ、回収部21に回収
集積される。
一方、通帳Pを取り忘れた場合には、単票Qと同様に
第1の搬送路21aを通帳Pの先端を第1の通帳退避部16
に突っ込んだ状態となるまで搬送される。この後、ゲー
トローラ19を動作して通帳Pの中央部が押され、自動的
に2つ折に畳んだ状態となるとともに第2の搬送路20b
に送り込まれて回収部21に回収される。
このとき、単票Qは公知のように通帳Pの閉じた寸法
と同一寸法なので通帳P、単票Q共に同一の回収部21に
おいて整然と集積することができる。
なお、22は控えジャーナルであり、ATMにおける取引
記録が印字され巻取られる部分であり、23は単票Qの他
ユニットへの搬送路であってATMの紙幣出金部へ連絡さ
れ、紙幣と一緒に単票Qを放出する場合に使用する。24
は電源装置、25は印字用のインクリボンを示す。
つぎに、通帳Pの頁捲り動作に付いて、第2図ないし
第4図を参照して説明する。
まず、自動頁捲り手段7は、第1図ないし第4図に示
すように、揺動する頁捲りローラ7aと、この頁捲りロー
ラ7aと一対で揺動して通帳Pを湾曲させる搬送下ガイド
部材兼用の屈曲板59と、通帳Pを閉じたときに通帳Pの
搬送ガイドとして使用し頁捲り時に開く一対の搬送上ガ
イド板56a,56bとを具備した構成となっている。
通帳Pの頁捲りは順方向、逆方向があり、必要に応じ
て通帳Pの搬送位置が支持され、同時に自動頁捲り手段
7の動作方向も指示されるようになっている。
第2図は、順方向の頁捲り動作の終了直前の状態を示
す。
自動頁捲り手段7にて頁捲りが行われ出入口2の方向
に搬送しながら頁捲りを行なうようになっている。ここ
で、通帳Pの後端(出入口2側)が、振分手段27を兼用
するシャッタゲート3にて案内され、変形しながら第2
の通帳退避部26へ落し込まれるようになっている。
また、第3図は、逆方向頁捲り動作を示す。
逆方向頁捲りでは、頁捲り開始状態に搬送する時に、
通帳Pの後端(出入口2側)が、振分手段27を兼用する
シャッタゲート3にて案内され、変形しながら第2の通
帳退避部26へ落し込まれるようになっている。
なお、第4図は実際の頁捲り動作を示す。
まず、第4図(a)で示すように、捲る側の頁を所定
位置まで搬送したら搬送上ガイド板56a,56bを上方に回
動変位させるとともに頁捲りローラを保持した揺動アー
ム60を反時計方向に回動変位させて第4(b)で示す状
態にする。その後、図示しない頁捲りモータにより頁捲
りローラ7aを回転させることにより高摩擦部材の頁捲り
ローラ7aの働きで通帳Pの頁を1枚だけ摩擦力によって
カールさせ、検出器Sによって検出したら一旦停止し、
第4図(c)の状態とする。
その後、頁捲りローラ7aを定められた回転数(2〜3
回転)逆方向に回転させて通帳Pを第4図(c)の破線
のようにし、すぐに、自動頁捲りモータを逆転させ同時
に通帳PをX方向に搬送させることにより捲られた頁が
開かれて頁捲りが終了することになる。
その後、通帳PはY方向に搬送され、光学式のライン
ファインド9(第1図参照)で公知の通帳の頁マークを
読取ることにより正しい頁に捲られたか否かを検出する
ことになる。
そして、正しく捲られたことが検出されると残った印
字情報を印字することになる。また、捲り過ぎが検出さ
れると第4図(a)〜(e)における動作が通帳Pに対
して行われ、捲り失敗が検出されるとリトライ動作を行
なうようになっている。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明によれば、頁捲り動作
時、通常ならば媒体出入口より放出される部分を出入口
と自動頁捲り手段との間に形成された退避部に退避させ
ることができ、これにより自動頁捲り手段を出入口近く
に配置でき、小形化できるいった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を説明するためのもので、第
1図は冊子類処理装置全体の構成を示す側断面図、第2
図は順方向頁捲り動作状態を示す要部の動作説明図、第
3図は逆方向頁捲り動作状態を示す要部の動作説明図、
第4図は頁捲り動作を示す説明図である。 1……冊子類処理装置(通帳プリンタユニット)、2…
…出入口、7……自動頁捲り手段、20a……冊子類搬送
路、26……冊子類退避部(通帳退避部)、27……振分手
段、P……冊子類(通帳)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数頁からなる冊子類の受入れ並びに放出
    を行う冊子類出入部と、 この冊子類出入部から受入れられた冊子類の所定の頁に
    取引情報を印字する印字手段と、 前記冊子類出入部と前記印字手段との間で冊子類を搬送
    する搬送手段と、 前記冊子類出入部と前記印字手段との間に設けられ、前
    記印字手段にて取引情報を印字している際に、冊子類の
    頁の印字行が一杯になった場合に、この冊子類の頁を自
    動的に捲る自動頁捲り手段と、 前記冊子類出入部の近傍に前記搬送手段から分岐して設
    けられ、前記自動頁捲り手段で頁が捲られている冊子類
    の前記冊子類受入部側の端部を一時的に受入れる冊子類
    待避部と、 前記印字手段で取引情報の印字が終了した冊子類を前記
    冊子類出入部から放出するとともに、前記自動頁捲り手
    段で頁が捲られる冊子類の前記端部を前記冊子類待避部
    に受入れさせるために冊子類を振分ける振分手段と、 を具備したことを特徴とする冊子類処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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