JP2001206612A - 帳票類回収装置 - Google Patents

帳票類回収装置

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JP2001206612A
JP2001206612A JP2000018139A JP2000018139A JP2001206612A JP 2001206612 A JP2001206612 A JP 2001206612A JP 2000018139 A JP2000018139 A JP 2000018139A JP 2000018139 A JP2000018139 A JP 2000018139A JP 2001206612 A JP2001206612 A JP 2001206612A
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JP2000018139A
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Makoto Hasegawa
誠 長谷川
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Hitachi Ltd
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2404/00Parts for transporting or guiding the handled material
    • B65H2404/10Rollers
    • B65H2404/11Details of cross-section or profile
    • B65H2404/111Details of cross-section or profile shape
    • B65H2404/1114Paddle wheel

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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】帳票類回収動作を小スペース内で安定して行う
とともに、装置全体の小型化を図る。 【解決手段】平行方向から垂直方向に搬送されてきた帳
票類30を、プレッシャローラ24とドライブローラ2
5により手形/小切手回収部12に送り込み、案内ガイ
ド27により側圧ガイド28に沿って収容部29に回収
し、次に長さの短いシートローラ26−aにより帳票類
30の後端をかき寄せ、続いて長いシートローラ26−
bにより帳票類30の後端を収容部29の側壁に押付け
る。そして、最終的に側圧ガイド28により、帳票類3
0を常時、垂直方向の状態姿勢を保持する。続いて送り
込まれる帳票類30が既に収容されている帳票類30に
衝突することなく、順次安定して堆積動作を行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣取引装置や手
形発行装置や小切手発行装置等の帳票類を取り扱う帳票
類取扱装置に関し、特に帳票類を垂直方向に安定して堆
積動作を行い、小さいスペースで帳票類を回収すること
が可能な帳票類回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における帳票類、例えば公金帳票、
通帳、明細書などの自動取引装置においては、いずれも
装置に対して水平方向に処理が行われ、そのまま水平状
態で帳票類を回収部に収納する方式であった。例えば、
特開平9−223259号公報に記載の公金処理装置
は、単票な限らず冊子帳票を含む税金や公共料金等の媒
体の処理を行うもので、OCR部、印字部、スタンプ
部、媒体の幅寄せ部を同一プレート上に搭載して、その
前方に媒体の反転機構、カッタ機構を共用化した媒体の
頁めくりを行うターンページ部があり、最も後方に公金
納付書を分類して収納可能なカセット部とを設けてい
る。カセット部に収納するときには、処理と同じ水平方
向に収納されるとともに、カセット部は必ず装置内部に
設置される必要がある。
【0003】また、特開平11−59973号公報に記
載の帳票類取込み装置は、サイズの異なる複数種類の帳
標類に対して、プリントや押印等の処理を正確に行える
ようにしたもので、挿入方向の異なる位置に設けられた
帳票類をセンサにより検知して、片寄せ手段により側端
面ガイド部に寄せることにより、正しく処理を行ってい
る。この場合にも、処理の終了した帳票類をカセット部
に収納するときには、処理と同じ水平方向に収納してお
り、カセット部は装置内に設置する必要がある。また、
これらの装置は、帳票類自身の自重による堆積を期待し
て回収を行っているものが殆んどである。そのために、
既に堆積されている帳票類は、折れやカールの姿勢をそ
のまま残した状態で堆積されることになり、その後次々
と回収されてくる帳票類が、その折れやカール部分に引
っ掛かって、回収部内部でジャム等になる可能性があ
る。その結果、帳票の書損、つまり折れた用紙では公共
料金納付書として正式に使えないものになるため、再
度、書き入れなければならなくなったり、また回収容量
の減少、つまり折れやカール部分が多くなると、その分
だけ厚みが増加するため、満杯になる枚数が正常の場合
よりも減少することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の装
置では、処理方向と同じ水平方向に帳票類を回収する
ので、帳票類を回収するカセット部(回収部)は必ず取
扱い装置の内部に設置する必要があり、その回収部の容
積だけ装置全体の容積が大きくなり、装置を小型化した
いという要求に答えることができない。また、回収さ
れた帳票類は、一部分を押さえる機構を備えたものもあ
るが、殆んどが回収部に放出された帳票類の自重に期待
して、自然に堆積させるものであるため、帳票類の姿勢
をコントロールできず、その結果、回収部内でジャムな
どが発生する可能性がある。さらに、カールや折れ癖
の付いた帳票類が回収された場合には、同じくコントロ
ールできないためにジャムとなる確率が高く、またカー
ルや折れ癖が付くと嵩張ってしまい、回収容量が少なく
なってしまう。
【0005】そこで、本発明の目的は、これら従来の課
題を解決し、カールや折れ癖の付いた帳票類の姿勢を矯
正することができ、かつ回収性能を向上させることがで
き、しかも部品点数を少なくして装置の小型化を図り、
安価で高性能な帳票類回収装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の帳票類回収装置は、手形または小切手など
を含む帳票類の挿入・排出手段、搬送手段、イメージリ
ード部、印字部、MICR文字の印字部、スタンプ部、
および幅寄せ部を備えた帳票類取扱装置であって、帳票
類を通常の処理搬送方向とは直角方向に回収する回収部
を設け、かつその回収部は上記帳票類取扱装置の内側ま
たは外側の側面に沿って配置されることを特徴としてい
る。また、本発明の帳票類回収装置は、下記のようなガ
イド部およびシートローラ、かき寄せ構造、押し付け構
造を備えたことを特徴としている。 (イ)回収部に送り込まれた帳票類を、側圧ガイドにス
ムーズに案内するための凸形状の案内ガイドを備える。 (ロ)回収部に回収された帳票類を、弾性体で形成され
ることで、適度な押圧力を発生させることができる側圧
ガイドにより、垂直状態を保持して収容部の側壁に押し
付け、保持する。
【0007】(ハ)本体装置で処理を終了した帳票類を
搬送して、回収部に収容する場合に、回収部には帳票類
を収容させるための駆動および受動ローラを備える。 (ニ)駆動ローラの同軸上には、駆動および受動ローラ
により搬送され、回収部に送り込まれた帳票類をかき落
とし、押さえ込むシートローラが備えられる。 (ホ)シートローラは、大小の異なる径のものが駆動ロ
ーラの左右に配置され、先ず外径寸法の短いシートロー
ラが回転による変形から解放され、素早く案内ガイド上
に送られた帳票類の端をかき寄せる形で収容部の側壁に
引き寄せる。次に、遅れて回転による変形から解放され
てきた外径の大きいシートローラにより、前記外径の短
いシートローラにより、かき寄せられた帳票類先端が収
容部の側壁へ常時押し付けられる状態となる。その結
果、ローラの回転時には、常に上記動作が繰り返される
ため、カールや折れ癖の付いた帳票類の姿勢をコントロ
ールすることができる。これにより、回収された帳票類
は、カールや折れ癖の付いた変形姿勢を矯正されなが
ら、垂直状態を保持したまま、順次堆積される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図3は、本発明の一実施例を示す
帳票類取扱装置の全体構成図であり、図4は、図3の帳
票類取扱装置の上面図である。図3において、本発明の
帳票類回収部(手形/小切手回収部)12は中央部分に
配置されており、その位置は図4の上面図から明らかな
ように、正面から見ると左側面に寄せられて縦方向に長
く、上面から見ると薄型に設けられている。このよう
に、本発明においては、帳票類が搬送方向とは直角の垂
直方向に収容されるので、上面から見ると薄型となり、
場所を占有する容積は小さくなる。図4では装置外部に
着脱可能(機構は図示省略)に配置されているが、回収
部を装置内部に貼付て配置することもできる。手形/小
切手などは、帳票挿入部1から搬送ローラ21により挿
入通路を搬送され、磁気読取り部4でMICR文字の有
無が判定され、イメージリード部5で文字認識等が行わ
れ、印字部6で文字が印字され、捺印部7で捺印された
後、上方の通路に搬送されて、幅寄せ部で位置決め補正
が行われ、MICR印字部10でMICR文字が印字さ
れる。その後、手形/小切手などは回収部12に垂直方
向に回収され、小切手などで一部領収書を返却するもの
は、カット部13で切取り線がカットされた後、搬送ベ
ルト22を通って受領書受取口15に搬送され、返却さ
れる。また、残りの回収部分は公金回収部14に回収さ
れ、もし利用者が受取口の受領書を取り忘れた場合に
は、逆搬送して取り忘れ回収部16に回収される。
【0009】動作の流れを説明すると、次のような順序
で動作する。 (イ)帳票挿入部1に挿入された帳票類30は、帳票挿
入部1内に搭載されている幅寄せ機構2により、基準面
に沿うようにスキュー補正が行われる。 (ロ)その後、帳票類30は、2枚検知部3により挿入
された帳票が2枚誤挿入されていないか、異物が混入さ
れないかを検知し、誤って挿入された2枚が検知された
場合には、そのまま停止して逆搬送することで帳票挿入
部1に返却する。 (ハ)2枚検知の結果、正常に終った帳票類30のう
ち、手形/小切手などでMICR文字が印刷されたもの
は、磁気読取り部4によりMICR文字の有無を判定す
る。 (ニ)MICR文字の有無判定を終了した帳票類30、
またはMICR文字の無い帳票類30は、搬送ローラ2
1によりその奥に位置するイメージリード部5に搬送さ
れて、そこで文字認識等のための画像の取り込みを行
う。 (ホ)さらに後方の印字部6、捺印部7に搬送され、手
形/小切手以外の帳票類には、スタンプによる取扱い金
融機関名を押印し、取扱い日付および通番等を印字す
る。なお、手形/小切手などには、通番印字等を行う。 (ヘ)帳票類30の裏面への印字や画像取り込みが必要
な場合には、搬送ローラ21によりスイッチバック搬送
路8に搬送した後、ここで帳票類30を表裏反転させ
て、印字部6およびイメードリード部5に再び搬送ロー
ラ21により搬送して、各部で処理を行う。
【0010】(ト)帳票類30のうち、手形/小切手な
どに対しては、スイッチバック搬送部8を通り、次の処
理として装置上部の幅寄せ部9へ搬送する。ここで、次
の処理であるMICR印字前の帳票類の位置決め補正を
行う。 (チ)次に、帳票類30をMICR印字部10に搬送し
て、手形/小切手などの所定の位置に金額等のMICR
文字を印刷する。 (リ)MICR文字印字が終了した手形/小切手など
は、後方に送り返されて、磁気読取り部11で先に印字
したMICR文字の認識を行う(確認のため)。 (ヌ)その後、所定の位置に停止した手形/小切手など
は、通常搬送方向と直角方向へ図4に示す直角搬送路2
3により搬送し、手形/小切手回収部12に収納する。
すなわち、それまで帳票類30は水平方向に搬送されて
いたが、搬送されたままの状態で直角搬送路23により
直行方向に搬送し、最終位置で垂直方向に曲げられて回
収部12に落下される。直角搬送路23内の複数の四角
形は駆動ローラ、受動ローラである。 (ル)なお、退避路17は、帳票類30のうち公金帳票
における小切手による振替え処理等の時に、一旦、公金
帳票を待避させておく場所である。
【0011】(オ)帳票類30が上記(ヘ)の動作まで
終了した後、帳票類30をカット部13に搬送し、所定
の位置に停止させる。そして、帳票類30の領収部、回
収部の境目のミシン目に沿ってカットする。カット部1
3では、軸上に刃が付いており、軸を回わすことにより
裁断する。このようにして、銀行に回収する部分とユー
ザに返却する受領書部分とを切断した後、前者を回収
し、後者を返却する。 (ワ)カットされた領収部を、受領書受取口15へ搬送
ベルト22により搬送する。 (カ)残りの回収部分を、搬送ローラ21により装置後
方へ搬送し、スイッチバック搬送部8を通って公金回収
部14に収納する。 (ヨ)また、取り忘れ回収部16は、受領書受取口15
に排出された受領書がユザに取り忘れられた場合に、回
収して保管する場所である。 (タ)図4における制御パッケージ19は、装置全体の
制御を行う制御部であり、電源18は、制御パッケージ
19等の各回路に電源を供給するものである。 (レ)図4におけるユニット電磁ロック20は、帳票類
取扱装置が搭載されている全体装置より、帳票類取扱装
置を引き出したり、収納したりする場合に、所定の位置
に固定/解除するために作用させるものである。
【0012】図1は、本発明の一実施例を示す帳票類回
収装置の概略断面図であり、図2は、図1における帳票
類回収装置(第1実施例)の正面図である。手形/小切
手回収部12は、カセット形態で単独に装置本体から取
り外しが可能になっている。図4で示した直角搬送路2
3により搬送されてきた帳票類30は、その終端部で折
り曲げられて垂直方向に落下され、図1の手形/小切手
回収部12の上方の帳票入り口部から回収部12内に挿
入される。また、内部の帳票入り口部には、帳票30を
手形/小切手回収部12内に搬送するためのドライブロ
ーラ25とそれに押圧してプレシャーローラ24が設け
られている。ドライブローラ25は、ギア等を介して装
置本体のモータ(図示省略)により回転駆動する。帳票
30を収納部29の方向に案内する位置(図1の左上部
の位置)には、収納部方向に凸形状を形成した案内ガイ
ド27が設けられてある。この案内ガイド27に直角に
交わる位置に設けられた複数の側圧ガイド28は、弾性
体フィルムから構成され、その先端は常に収納部29の
右壁面方向に押圧がかかっている。また、側圧ガイド2
8の根本部は、側圧ガイド支点31で回転自在に支持さ
れ、スプリング等(図示省略)の作用により常にA方向
に力が加わる構成となっている。従って、帳票30が搬
送されてきたとき、Aとは逆方向に逃げることが可能で
ある。
【0013】また、図2に示すように、ドライブローラ
25と同一シャフト上には複数個のシートローラ26−
aおよび26−bが設けられ、ドライブローラ25を回
転させると同時にこれらが回転するようになっている。
ここで、シートローラ26−aおよび26−bは外径寸
法の短いものと長いものが1組になっており、いずれも
弾性体のフィルムからなる羽車である。シートローラ2
6−aの羽の長さは、帳票30が収納部29に到達した
とき、回収部12側面に接触しない長さに、またシート
ローラ26−bの羽の長さは、帳票30が収納部29に
収納されたとき、帳票30の上部を収納部29の壁面に
押し付けることが可能な長さに、それぞれ設定してあ
る。また、シートローラ26−aと26−bの羽の位相
は、ずらして取り付けられてある。
【0014】図6は、図1における帳票類回収装置(第
2実施例)の正面図である。第1と第2の実施例におけ
る帳票類回収装置の相違点は、1つの軸上に外径寸法の
短い羽と長い羽とが交互に埋め込められているか(第2
の実施例)、1つの軸上には長い羽のみが、他の1つの
軸上には短い羽のみが埋め込められているか(第1の実
施例)の違いだけである。その結果、図2の第1実施例
の方が、図6の第2実施例よりもシートローラの数は多
くなる。図2および図6の正面図に示すように、本発明
の第1および第2の実施例である帳票類回収装置12,
12aは、小切手と手形は長さ方向の寸法が異なるた
め、どちらの帳票を回収するときでもスムーズに回収で
きるように大きさに応じて側圧ガイド28、シートロー
ラ26−a,26−b、ドライブローラ25が設けられ
ている。すなわち、小切手はPの範囲に納まり、手形は
Qの範囲に納まるので、どちらが回収されたときでも、
帳票が収容部29の側壁に押し付けられる状態となり、
カールや折れ癖の付いた帳票でも正しく姿勢をコントロ
ールできるようにしている。
【0015】図7は、図2の帳票類回収装置(第1実施
例)および図6の帳票類回収装置(第2実施例)におけ
る各羽の長さと羽の取付け位置を示す説明図である。図
7(a)が第1実施例のシートローラ26−b、図7
(b)が第1実施例のシートローラ26−aであって、
羽の長さと羽の取付け位置の位相関係を示している。す
なわち、第1の実施例では、1つのシートローラ26−
bには外径寸法の長い羽のみがMの位置に取り付けられ
ており、他のシートローラ26−aには外径寸法の短い
羽のみがNの位置に取り付けられている。MとNは位相
がずれており、両シートローラの互いに異なる中間位置
に相当している。羽の取り付け方法は、2倍の長い羽の
中央をローラの取付け位置に埋め込む等により取り付け
ている。一方、図7(c)は第2の実施例のシートロー
ラ26−cであって、Mの位置に外径寸法の長い羽を、
Nの位置に外径寸法の短い羽をそれぞれ取り付けてお
り、MとNは等間隔で交互に配置されている。第1およ
び第2の実施例のいずれにおいても、回収時には、帳票
が収容部29の側壁に押し付けられる状態となり、カー
ルや折れ癖の付いた帳票でも正しく姿勢をコントロール
することができる。
【0016】図5は、本発明の一実施例を示す帳票類回
収装置における回収動作の説明図であり、図8は、図5
による動作フローチャートである。 (1)手形/小切手回収部12に搬送されてきた帳票類
30(本実施例では、手形/小切手を示す)は、水平方
向から垂直方向に方向を変えて落下し、プレッシャーロ
ーラ24とドライブローラ25に挟持されて、収容部入
口29−aを通り、案内ガイド27上に送り込まれる
(ステップ101)(図5(a)参照)。 (2)送り込まれた帳票類30は、先ず外径寸法の短い
方のシートローラ26−aが、その帳票類30の先端を
かき寄せるように、帳票類30の先端を支えるための外
形が凸形状をなした構造の案内ガイド27上に沿って、
側圧ガイド28上に送られる(ステップ102)(図5
(b)参照)。 (3)次に、送られてきた帳票類30は、側圧ガイド支
点31で回転自在に支持され、スプリング等の作用によ
り押圧が加わるように構成され、なおかつ、ガイドは常
に帳票類30に密着して、一定の押圧が加わるように弾
性体で形成されている側圧ガイド28に密着し、押しの
けながら更に収容部29内へ向って、プレッシャローラ
24とドライブローラ25により挟持されて送り込まれ
る(ステップ103)(図5(c)参照)。
【0017】(4)このとき、帳票類30の後端が前記
案内ガイド27に到達した時点で、ドライブローラ25
の軸上にシートローラの長さが異なり、なおかつ、位相
をずらして構成されているシートローラ26のうちの外
径寸法の短い方のシートローラ26−aが先行して、帳
票類30の端を案内ガイド27の内側から図示収容部2
9の右側側壁、回収部側面12−aへかき寄せるよう
に、帳票類30を右へ引き寄せる(ステップ104)
(図5(d)参照)。 (5)続いて、外径寸法の長い方のシートローラ26−
bが、シートローラ26−aに遅れて回転してきて、シ
ートローラ26−aにより収納部29の右側側壁、回収
部側面12−aへ押し付けられた帳票類30を後から支
える形で、帳票類30を垂直に保持するように作用する
(ステップ105)(図5(e)参照)。 (6)この一連の動作(4)(5)により、ドライブロ
ーラ25が回転している間、シートローラ26−a,b
が、帳票類30に作用して、なおかつシートローラ26
−aと26−bとは位相をずらして配置されていること
により、常時、この作用が帳票類30に作用することに
なり、帳票類30は先端が折れたり、カールしていても
確実に垂直状態を保持することができる(ステップ10
6)。
【0018】(7)最終的に収容部29に回収された帳
票類30は、側圧ガイド支点31で回転自在に支持さ
れ、スプリング等の作用により押圧が加わるように構成
され、なおかつ、弾性体で形成された側圧ガイド28に
より、常に帳票類30に密着して、一定の押圧力によ
り、帳票類30は収容部29の図示された右側側壁へ押
し付けられており、垂直方向に姿勢を保持することにな
る(ステップ107)。 (8)これにより、帳票類30は、右側側壁、回収部側
面12−aから離されて倒れることがないので、次に収
容されて来る帳票類30との衝突もなく、安定して順次
垂直方向に堆積させることができる。 (9)また、プレッシャローラ24とドライブローラ2
5の回転が止まった後でも、シートローラ26−bが帳
票類30の先端を収容部29の側壁へ押し付けた状態で
停止することから、帳票類30の先端が折れやカールに
より垂れ下がっていることがなく、次に収容されて来る
帳票類30との衝突もなく、安定して順次垂直方向に堆
積させることができる。
【0019】図9は、本発明の一実施例を示す帳票類取
扱装置の制御系のブロック図である。図9において、3
7は帳票類取扱装置、40は制御部、36は表示部、1
は帳票挿入部、2は幅寄せ部、3は2枚検知部、4は磁
気読取部、5はイメージリード部、6は印字部、7は捺
印部、8はスイッチバック搬送部、9は幅寄せ部、10
はMICR印字部、11は磁気読取部、12は手形/小
切手回収部、35は搬送制御部である。帳票挿入部1に
手形/小切手などが挿入されると、センサからの報告で
制御部40の指示により挿入部1が起動し、制御部40
からの指示に基づいて搬送制御部35の制御により搬送
ローラ21が手形/小切手などを搬送し、磁気読取り部
4でMICR文字の有無が判定され、イメージリード部
5で文字認識等が行われ、印字部6で文字が印字され、
捺印部7で捺印される。制御部40の指示により上方の
通路に搬送されて、幅寄せ部で位置決め補正が行われ、
MICR印字部10でMICR文字が印字される。制御
部40の指示により、手形/小切手などは回収部12に
垂直方向に回収され、小切手などで一部領収書を返却す
るものは、カット部13で切取り線がカットされた後、
制御部40の指示で搬送ベルト22を通って受領書受取
口15に搬送され、返却される。なお、回収部12の動
作は、制御部40からの指示により自動的に行われる。
また、表示部36は、各部の動作状態が操作者に見れる
ように表示されたものである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記のような効果を奏する。 (a)通常搬送方向に対して、直角な方向つまり垂直方
向に帳票類を搬送するので、落下するだけの短い時間で
すみ、処理時間の短縮が図れる。 (b)帳票類を垂直方向に回収できるので、小スペース
での回収動作を実現でき、装置内部に大きい収容部を配
置することがないため、装置全体を小型化できる。 (c)回転自在に支持され、スプリング等により押圧力
が加えられるように構成され、かつ弾性体で形成された
側圧ガイドを使用するので、帳票類に密着して一定押圧
力を加えることができ、安定して帳票類を垂直方向に姿
勢を保持させることができる。 (d)長さの異なるシートローラを位相をずらして構成
するので、カールや折れ癖のある条件付き帳票類に対し
ても、確実に一方向に押し付けて姿勢を保持することが
できる。 (e)その結果、続いて送り込まれる帳票類が、既に収
容されている帳票類に衝突することなく、順次安定した
堆積動作を行うことができる。 (f)小型で簡単な機構により、安定した垂直方向での
回収が可能となり、直行方向の搬送機構により短時間で
の回収処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す帳票類回収装置の側断
面構造図である。
【図2】図1における帳票類回収装置(第1の実施例)
の正断面構造図である。
【図3】本発明の一実施例を示す帳票類取扱装置の全体
側面構成図である。
【図4】図3における帳票類取扱装置の全体平面構成図
である。
【図5】本発明の一実施例を示す帳票類回収装置の回収
動作説明図である。
【図6】図1における帳票類回収装置(第2の実施例)
の正断面構造図である。
【図7】図2および図6におけるシートローラの構造図
である。
【図8】本発明の一実施例を示す帳票類回収装置の動作
フローチャートである。
【図9】本発明の一実施例を示す帳票類取扱装置の制御
系のブロック図である。
【符号の説明】
1…帳票類挿入口、2…帳票幅寄せ部、3…2枚検知
部、4…磁気読取り部、5…イメージリード部、6…印
字部、7…捺印部、8…スイッチバック搬送部、9…幅
寄せ部、10…MICR印字部、11…磁気読取り部、
12…手形/小切手回収部、12−a…回収部側面、1
3…カット部、14…公金回収部、15…受領書受取
口、16…取り忘れ回収部、17…待避路、18…電源
部、19…制御部、20…ユニット電磁ロック機構、2
1…搬送ローラ、22…ベルト搬送部、23…直角搬送
部、24…プレッシャローラ、25…ドライブローラ、
26−a…シートローラ(短手)、26−b…シートロ
ーラ(長手)、26−c…シートローラ(短長)、27
…案内ガイド、28…側圧ガイド、29…収容部、29
−a…収納部入口、30…帳票類、31…側圧ガイド支
点 35…搬送制御部、36…表示部、37…帳票取扱装
置、40…制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E040 AA05 AA07 BA16 BA20 FG03 FG13 FG14 FG18 FH05 FK06 3F049 AA01 CA02 DA11 DA12 LA08 LB04 3F054 AA03 AC06 BA11 BH05 BH08 DA12 3F101 FA01 FE11 LA08 LB04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手形または小切手を含む帳票類の挿入お
    よび排出手段と、該帳票類を各処理部に運ぶ搬送手段
    と、該帳票類のOCRデータを読み取るイメージリード
    部と、該帳票類に日付などの情報を印字する印字部と、
    該帳票類にMICR文字を印字するMICR部と、該帳
    票類にスタンプを押すスタンプ部と、該帳票類が搬送中
    に生じたスキューを補正する幅寄せ部とを備えた帳票類
    取扱装置であって、 通常の搬送方向と直交した垂直方向に帳票類を回収し、
    かつ該帳票類取扱装置の内側または外側の側面に沿って
    配置された回収部を具備することを特徴とする帳票類回
    収装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の帳票類回収装置におい
    て、 前記回収部には、回収された帳票類を収容部の側壁に押
    し付て、該帳票類を垂直状態を保持したまま堆積するた
    めに、弾性体で作られて、回転自在に支えられ、かつス
    プリング等により押圧が加わるように構成された側圧ガ
    イドと、 該回収部に回収された帳票類を、上記側圧ガイドに沿う
    ように収容部内に送り込むための凸形状の案内ガイドと
    を配置したことを特徴とする帳票類回収装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の帳票類回収装置におい
    て、 前記回収部には、案内ガイドが帳票類の先端を支え、外
    径寸法の短い羽により該帳票類の先端をかき寄せて、か
    き寄せられた該帳票類の先端を外径寸法の長い方の羽に
    より収容部の側壁へ押し付けるため、短い羽と長い羽と
    を1つのシートローラに交互に位相をずらして取付ける
    か、あるいはそれぞれ別個のシートローラに位相をずら
    して取付けたシートローラを具備したことを特徴とする
    帳票類回収装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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