JP5164255B2 - 紙葉処理装置 - Google Patents

紙葉処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5164255B2
JP5164255B2 JP2007276602A JP2007276602A JP5164255B2 JP 5164255 B2 JP5164255 B2 JP 5164255B2 JP 2007276602 A JP2007276602 A JP 2007276602A JP 2007276602 A JP2007276602 A JP 2007276602A JP 5164255 B2 JP5164255 B2 JP 5164255B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper sheet
banknote
pair
roller
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007276602A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009104462A (ja
Inventor
孝夫 楡木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Universal Entertainment Corp
Original Assignee
Universal Entertainment Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Universal Entertainment Corp filed Critical Universal Entertainment Corp
Priority to JP2007276602A priority Critical patent/JP5164255B2/ja
Priority to EP08018488A priority patent/EP2053567B1/en
Priority to US12/257,899 priority patent/US7708273B2/en
Publication of JP2009104462A publication Critical patent/JP2009104462A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5164255B2 publication Critical patent/JP5164255B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D7/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
    • G07D7/16Testing the dimensions
    • G07D7/164Thickness
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/10Mechanical details
    • G07D11/16Handling of valuable papers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Description

本発明は、挿入口から挿入される紙葉を搬送する紙葉搬送機構を備えた紙葉処理装置に関する。
例えば、紙幣のような紙葉を処理する紙葉処理装置は、利用者によって挿入口から挿入された紙葉(紙幣)の有効性を紙葉識別部(紙幣識別部)で識別し、有効と判定された紙葉価値に応じて各種の商品やサービスを提供するサービス機器、例えば遊技場に設置されている遊技媒体貸出機、或いは、公共の場に設置されている自動販売機や券売機等に組み込まれている。このような紙葉処理装置には、例えば、特許文献1に開示されているように、挿入口に挿入された紙葉を、前記紙葉識別部に向けて搬送する紙葉搬送機構が設置されている。
通常、紙葉搬送機構は、上記した特許文献1に開示されているように、挿入された紙葉を挟持して下流側に搬送する搬送ローラ対を備えており、挿入口の奥に設置された入口センサが紙葉の挿入を検知すると前記搬送ローラ対を駆動し、紙葉を挟持して内部に向けて搬送するようになっている。
そして、上記したように通常の紙葉処理装置は、利用者が挿入口に紙葉を挿入すると、挿入口部分に設置された入口センサがこれを検出し、その下流側にある挟持状態にある搬送ローラ対を駆動して、紙葉を挟持して下流側に搬送するようにしている。
特開2005−115811号
ところが、このような構成では、利用者が、折れ目やよれができた紙葉を挿入口に挿入すると、上記した搬送ローラ対の紙葉厚み方向における紙葉導入部分の長さが、折れ目やよれができた紙葉の厚み方向よりも短くなる可能性があり、これにより、紙葉を装置内部に引き込めず、紙葉識別部に向けて搬送できない可能性がある。
本発明は、上記した事情に着目してなされたものであり、損傷が激しい紙葉であっても安定して装置内部に向けて搬送できる紙葉処理装置を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、請求項1に記載された紙葉処理装置は、紙葉が挿入される挿入口と、前記挿入口に挿入された紙葉を搬送する紙葉搬送機構と、前記紙葉搬送機構によって紙葉が搬送移動する紙葉搬送路と、前記紙葉搬送路に存在する紙葉を検出するセンサと、前記挿入口に挿入された紙葉を挟持する一対の当接部材と、前記一対の当接部材のいずれか一方を他方の当接部材に向けて移動させる駆動源と、この駆動源の駆動を制御する制御手段と、を有しており、前記一対の当接部材は、前記挿入口と前記センサとの間に設置され、前記一対の当接部材のいずれか一方は、前記紙葉搬送機構によって紙葉を搬送するように駆動され、前記制御手段は、紙葉が挿入口に挿入される前までは前記一対の当接部材を離間させ、紙葉が挿入口に挿入されて前記センサによって前記紙葉搬送路に紙葉の存在が検出されたとき、前記一方の当接部材を他方の当接部材に向けて移動制御し、紙葉を挟持することを特徴とする。
上記した構成の紙葉処理装置によれば、利用者が挿入口に紙葉を挿入する際、センサにより紙葉が紙葉搬送路上に存在することが確認されてから、一対の当接部材のいずれか一方を他方の当接部材方向に移動させて紙葉を一対の当接部材で挟持するようにしている。すなわち、紙葉の存在が検出されるまでは、一対の当接部材は離間している(挿入口に紙葉を挿入し、紙葉が一対の当接部材の位置を通過して挿入するまでは、一対の当接部材は離間した状態にある)ので、挿入口に挿入した紙葉に折れ目、よれ、皺等があっても、確実に一対の当接部材に紙葉をスムーズに挿入することができ、その後、一方の当接部材が他方に向けて移動することで、紙葉は両者の間に挟持され、確実な搬送が実現される。
また、請求項に係る発明においては、前記紙葉搬送路は、前記挿入口に連結して設けられる第1搬送路と、この第1搬送路から下流側に延出する第2搬送路とを備えており、前記第1搬送路の紙葉厚み方向の長さを、前記第2搬送路の紙葉厚み方向の長さより長く設定したことを特徴とする。
このような構成では、紙幣搬送路の上流側の紙葉厚み方向の長さを長く設定しても、上記した一対の当接部材は離間しているため、挿入口から紙葉の挿入が容易になる。また、下流側では、紙葉厚み方向の長さを短く設定しているため、挿入口からの異物の装置内部への侵入を効果的に防止することができる。
また、請求項に係る発明においては、前記紙葉搬送路には、紙葉の真贋を識別する紙葉識別部が設置されており、前記紙葉搬送路は、前記紙葉識別部より上流側で屈曲されていることを特徴とする。
このような構成では、いたずらや不正行為により、定規等の薄型で強固な部材を紙葉搬送路に挿入しても、紙葉搬送路が屈曲しているため、所定位置よりも先に挿入することはできない。特に、紙葉識別部はラインセンサなどの重要部品が設置されていることから、この部分より上流側で紙葉搬送路を屈曲させることで、重要部品の損傷を防止することが可能となる。
また、請求項に係る発明においては、前記紙葉搬送機構は、前記一対の当接部材のいずれか一方を軸支した揺動部材を備えており、前記揺動部材によって軸支される当接部材は、バネによって他方の当接部材に向けて付勢されていることを特徴とする。
このような構成では、一方の当接部材が挿入された紙葉に摺接するように移動する(他方の当接部材に当接するように移動する)と、移動する当接部材は、バネの付勢力によって紙葉を押圧すると共に、バネの付勢力に抗して他方の当接部材から離間できるようになっている。このため、紙葉に対して適切な付勢力で摺接することが可能となる。
また、請求項に係る発明においては、前記駆動源は、前記一対の当接部材のいずれか一方を、他方の当接部材に向けて移動可能にするモータを有することを特徴とする。
このような構成では、モータを駆動することで、一方の当接部材は、他方の当接部材に向けて移動する。一対の当接部材が当接した位置では、モータの駆動を停止すれば良く、上記した特許文献1に開示されているように、ソレノイドによって搬送部材の位置を制御するのではないため、移動する当接部材の制御のための無駄な電力を必要としない。
本発明によれば、損傷が激しい紙葉であっても安定して装置内部に向けて搬送できる紙葉処理装置が得られる。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。なお、以下に詳述する実施形態では、取扱われる紙葉類は、紙幣として説明する。このため、以下の実施形態の説明においては、「紙葉」については「紙幣」とし、「紙葉処理装置」については「紙幣処理装置」として説明する。
図1から図6は、紙葉処理装置である紙幣処理装置の構成を示す図であり、図1は、全体構成を示す斜視図、図2は、開閉部材を装置本体の本体フレームに対して開いた状態を示す斜視図、図3は、装置本体の動力伝達部の構成を示す斜視図、図4は、挿入口から挿入される紙幣の搬送経路を概略的に示した右側面図、図5は、紙幣搬送機構を駆動するための駆動源及び駆動力伝達機構の概略構成を示す左側面図、そして、図6は、紙幣収容部に配設される押圧板を駆動するための動力伝達機構の概略構成を示す図である。
本実施形態の紙幣処理装置1は、例えば、スロットマシン等の各種の遊技機に組み込み可能に構成されており、装置本体2と、この装置本体2に設けられ、多数の紙幣を積層、収容することが可能な紙幣収容部(紙幣収容スタッカ)100とを備えている。この紙幣収容部100は金庫としての機能を備えており、装置本体2に対して着脱可能であっても良く、本実施形態では、例えば、図示されていないロック機構が解除された状態で、前面に設けられた取っ手101を引くことで、装置本体2から取り外すことが可能となっている。
前記装置本体2は、図2及び図3に示すように、本体フレーム2Aと、本体フレーム2Aに対して一端部を回動中心として開閉されるように構成された開閉部材2Bとを有している。そして、これら本体フレーム2A及び開閉部材2Bは、図4に示すように、開閉部材2Bを本体フレーム2Aに対して閉じた際、両者の対向部分に紙幣が搬送される隙間(紙幣搬送路)3が形成されると共に、両者の前面露出側に、前記紙幣搬送路3に一致するようにして、紙幣挿入口5が形成されるよう構成されている。なお、前記紙幣挿入口5は、紙幣の短い辺側から装置本体2の内部に挿入できるようにスリット状の開口となっている。
前記紙幣搬送路3は、上記したように、本体フレーム2A及び開閉部材2Bによって形成されるようになっており、本実施形態では、紙幣搬送路3は、紙幣挿入口5に連結して設けられる第1搬送路3Aと、この第1搬送路3Aから下流側に延出する第2搬送路3Bとによって構成されている。
第1搬送路3Aは、後述する一対の当接部材(本実施形態では、後述するようにローラ対によって構成される)が配設される領域に形成されており、操作者によって紙幣が挿入される部分となっている。また、第2搬送路3Bは、後述するスキュー補正機構10が配設される先端位置から下流側に形成されている。
そして、図6に示すように、第1搬送路3Aの紙幣厚み方向の長さL1は、第2搬送路3Bの紙葉厚み方向の長さL2より長く設定されており、更には、第1搬送路3Aと第2搬送路3Bとの境界は、屈曲された状態になっている(屈曲点を符号3Dで示す)。なお、この屈曲点3Dは、後述する紙幣読取手段8よりも上流側に存在していれば良い。
もちろん、紙幣搬送路3は、紙葉厚み方向の長さが紙幣搬送方向に沿って一定であっても良いし、そのような屈曲点を形成しない構成であっても良い。
前記装置本体2内には、紙幣挿入口5から挿入された紙幣を挟持する一対の当接部材(14A,14B)と、この一対の当接部材を離間させ、また紙幣を挟持するように移動する当接部材駆動機構70と、紙幣を搬送する紙幣搬送機構6と、紙幣挿入口5に挿入された紙幣を検知する挿入検知センサ7と、挿入検知センサ7の下流側に設置され、搬送状態にある紙幣の情報を読取る紙幣読取手段8と、この紙幣読取手段8に対して、紙幣を正確に位置決めして搬送するスキュー補正機構10と、紙幣がスキュー補正機構10を構成する可動片を通過したことを検知する可動片通過検知センサ12と、上記した当接部材駆動機構70、紙幣搬送機構6、紙幣読取手段8及びスキュー補正機構10の駆動を制御する制御手段200(制御回路基板200A;図12参照)とが設けられている。
以下、上記した各構成部材について、詳細に説明する。
上記したように紙幣搬送路3は、紙幣挿入口5から奥側に向けて延出しており、第1搬送路3Aと第2搬送路3Bによって構成される。第2搬送路3Bの下流側は、下方に向けて傾斜するように屈曲され、そして最終的に鉛直方向に向けて屈曲するように形成されている。第2搬送路3Bには、紙幣収容部100に紙幣を排出する排出口3aが形成されており、ここから排出される紙幣は、鉛直方向に向けて、紙幣収容部100の導入口(受入口)103に送り込まれる。
前記一対の当接部材は、挿入された紙幣を挟持して搬送でき、かつ互いに離間できる構成であれば良く、本実施形態では、一対のローラ(14A,14B)によって構成されている。そして、一対のローラの内、上側に設置されているローラ14Aが、後述する当接部材駆動機構70によって、下側に設置されているローラ14Bに対して、接近、離間するように駆動され、下側に設置されているローラ14Bが、紙幣を搬送するように回転駆動される。この場合、ローラ14Bは、紙幣搬送機構6によって、紙幣搬送路3に沿って設置されている搬送ローラと共に回転駆動されるようになっている。
前記紙幣搬送機構6は、紙幣挿入口5から挿入された紙幣を挿入方向に沿って搬送可能にすると共に、挿入状態にある紙幣を紙幣挿入口5に向けて差し戻し搬送可能とする機構である。この紙幣搬送機構6は、装置本体2内に設置された駆動源であるモータ13(図5参照)と、このモータ13によって回転駆動され、紙幣搬送路3に紙幣搬送方向に沿って所定間隔おいて配設される搬送ローラ対(15A,15B)、(16A,16B)、及び(17A,17B)を備えている。
前記搬送ローラ対は、紙幣搬送路3に一部が露出するように設置されており、いずれも紙幣搬送路3の下側に設置される搬送ローラ15B,16B及び17Bがモータ13によって駆動されるローラとなっており、上側に設置される搬送ローラ15A,16A及び17Aが、これらのローラに対して従動するピンチローラとなっている。
なお、上述した紙幣挿入口5から挿入された紙幣を最初に挟持して奥側に搬送する当接部材であるローラ対(14A,14B)は、図2及び図3に示すように、紙幣搬送路3の中心位置に1箇所設置されており、その下流側に順次配置される搬送ローラ対(15A,15B)、(16A,16B)、及び(17A,17B)については、紙幣搬送路3の幅方向に沿って、所定間隔をおいて2箇所設置されている。
また、前記ローラ対(14A,14B)については、通常は、上側のローラ14Aが下側のローラ14Bから離間した状態となっており、紙幣の挿入が挿入検知センサ7によって検知されると、上側のローラ14Aが、当接部材駆動機構70によって、下側の搬送ローラ14Bに向けて駆動され、挿入された紙幣を挟持するようになっている。
そして、前記スキュー補正機構10によって、挿入された紙幣の傾きを無くし紙幣読取手段8に対して位置合わせする処理(スキュー補正処理)が行われる際には、上側のローラ14Aは、下側のローラ14Bから離間して紙幣に対する負荷を解除し、スキュー補正処理が終了すると、再び、上側のローラ14Aが下側のローラ14Bに向けて駆動され、紙幣を挟持する。スキュー補正機構10は、スキューの除去を果たす左右一対の可動片10A(片側のみ図示)を備えており、スキュー駆動機構用のモータ40を駆動することでスキューの除去処理が成される。
上記した紙幣搬送路3の下側に設置される搬送ローラ15B,16B,17B、及び一対の当接部材を構成する下側のローラ14Bは、図6に示すように、モータ13、及び各搬送ローラの駆動軸の端部に設置されるプーリ15C,16C,17C及び14Cを介して回転駆動される。すなわち、モータ13の出力軸には、駆動プーリ13Aが設置されており、上記した各搬送ローラの駆動軸の端部に設置されるプーリ15C,16C,17C及び14Cには、駆動プーリ13Aとの間で駆動ベルト13Bが巻回されている。なお、駆動ベルト13Bには、適所にテンションプーリが係合しており、弛みを防止している。
上記した構成により、モータ13が正転駆動されると、前記搬送ローラ15B,16B,17B、及びローラ14Bは同期して正転駆動され、紙幣を挿入方向に向けて搬送し、モータ13が逆転駆動されると、前記搬送ローラ15B,16B,17B及びローラ14Bは同期して逆転駆動され、紙幣を紙幣挿入口5側に向けて搬送する。
前記挿入検知センサ7は、紙幣挿入口5に挿入された紙幣を検知した際に検知信号を発生するものであり、本実施形態では、前記ローラ対(14A,14B)は、紙幣挿入口5と挿入検知センサ7との間に設置された状態となっている。この場合、挿入検知センサ7は、例えば、光学式のセンサ、例えば、回帰反射型フォトセンサによって構成されているが、それ以外にも、機械式のセンサによって構成されていても良い。
また、前記可動片通過検知センサ12は、紙幣の先端が、前記スキュー補正機構10を構成する左右一対の可動片10Aを通過したことを検知した際に検知信号を発生するものであり、前記紙幣読取手段8の上流側に設置されている。この可動片検知センサ12についても、前記挿入検知センサと同様、光学式のセンサや機械式のセンサによって構成される。
前記紙幣読取手段8は、スキュー補正機構10によってスキュー補正された状態(正確に位置決めされた状態)で搬送される紙幣について、その紙幣情報を読取り、その有効性(真贋)を判定する。具体的には、例えば、搬送される紙幣の両面側から光を照射し、その透過光と反射光を受光素子で検知することで紙幣の読取を行うラインセンサによって構成することができる。図においては、ラインセンサが示されており、このラインセンサで読取った光信号は光電変換され、予め格納されている真券のデータと比較照合することで、搬送される紙幣の真贋を識別する。
前記紙幣を収容する紙幣収容部100は、装置本体2に対して着脱可能に構成され、上記した紙幣読取手段8で真性と識別された紙幣を順次、積層、収容する。
図4及び図6に示すように、紙幣収容部100を構成する本体フレーム100Aは、略直方体形状に構成されており、その内部には、上記した導入口103を介して送り込まれる紙幣を順次、積層する載置プレート105と、この載置プレート105を後述する押圧板115側に向けて付勢する付勢手段(付勢バネ)106が設けられている。
本体フレーム100A内には、導入口103に連続するように、落下する紙幣をそのまま待機、保持させる押圧待機部108が設けられている。押圧待機部108の載置プレート側の両サイドには、鉛直方向に延出するように一対の規制壁(図4では片方のみ図示されており、図6では省略されている)110が配置されている。この一対の規制壁110は、載置プレート105上に紙幣が順次、積層されて、前記付勢手段106によって載置プレート105が付勢された際、最上の紙幣の両サイドを当て付けて、積層される紙幣を安定して保持する役目を果たす。
また、本体フレーム100A内には、導入口103から押圧待機部108に落下した紙幣を載置プレート105に向けて押圧する押圧板115が配設されている。この押圧板115は、前記一対の規制壁110間の空間を通過できる程度の大きさに構成されており、この空間内に入り込んで紙幣を載置プレート105に押し付ける位置(押圧位置)と、前記押圧待機部108を開放する位置(初期位置)との間で往復駆動される。
前記押圧板115は、図4及び図6に示すように、本体フレーム100A内に配設される押圧板駆動機構120を介して、上記したように往復駆動される。押圧板駆動機構120は、押圧板115を矢印A方向に往復移動可能となるように、両端が押圧板に軸支された一対のリンク部材115a,115bを備えており、これらのリンク部材115a,115bはX字状に連結され、それぞれの反対側の端部は、垂直方向(矢印B方向)に移動可能に設置された可動部材122に軸支されている。この可動部材122には、ラックが形成されており、このラックには、押圧板駆動機構120を構成するピニオン124Aが噛合している。
なお、ピニオン124Aには、図6に示すように、押圧板駆動機構120を構成する収容部側ギヤトレイン124が連結されている。この場合、本実施形態においては、図3及び図6に示すように、装置本体2内に駆動源(モータ20)と、このモータ20に順次噛合する本体側ギヤトレイン21が配設されており、紙幣収容部100を装置本体2に装着すると、本体側ギヤトレイン21が収容部側ギヤトレイン124に連結する。すなわち、上記した押圧板115は、押圧板駆動機構120(リンク部材115a,115b、可動部材122、収容部側ギヤトレイン124)、及び本体側ギヤトレイン21を介して、装置本体2に設けられたモータ20によって矢印A方向に往復駆動される。
次に、図7から図11を参照して、上記した一対の当接部材であるローラ対(14A,14B)及び当接部材駆動機構70の構成について説明する。
これらの図において、図7は、本体フレームに設けられる開閉部材の内部構成を示す斜視図、図8は、図7に示す駆動源及びカム部材の構成を示す背面図、図9は、図7に示す駆動源及びカム部材の構成を示す斜視図、図10は、一対の当接部材を離間させた状態を示す側面図、そして、図11は、一対の当接部材によって紙幣を挟持した状態を示す側面図である。
図7に示すように、開閉部材2Bの内部には、上述した一対の当接部材の内、一方の当接部材である上側のローラ14Aと、このローラ14Aを、他方の当接部材である下側のローラ14Bに対して、接近、離反するように駆動する当接部材駆動機構70が設置されている。
当接部材駆動機構70は、駆動源であるモータ71と、このモータ71に並設され、回転可能に支持された円柱状のカム部材72とを備えている。前記モータ71の出力軸には、出力ギヤ71aが取り付けられており、その出力ギヤ71aは、図8に示すように、ギヤトレイン71Gを介して、カム部材72と一体的に取り付けられた入力ギヤ72aに連結されている。このため、前記カム部材72は、モータ71の回転駆動により、ギヤトレイン71Gを介して、正転/逆転駆動される。なお、前記カム部材72の外周面には、螺旋状に溝(溝カム)72bが形成されている。
また、前記開閉部材2Bのフレーム2Fには、紙幣挿入口側に、紙幣搬送方向と直交する方向に延出する支軸73が設けられている。この支軸73の略中央には、紙幣挿入口側に向けて延出するアーム75が回動可能に支持されており、その先端には、前記ローラ14Aが回転可能に支持されている。そして、アーム75の両側には、アーム75を、支軸73を中心として回動させるように、一対の揺動部材76,77が支軸73に対して支持されている。
前記一対の揺動部材76,77は、前記カム部材72側に向けて延出しており、その端部には、前記溝72bに係合する突起76a,77aが形成されている。このため、前記カム部材72がモータ71の回転駆動によって回転駆動されると、揺動部材76,77は、同期して上下方向に揺動され、図10及び図11に示すように、アーム75、すなわちローラ14Aを上下方向に駆動することが可能となっている。この場合、モータ71の回転トルクは、上記したように、ギヤトレイン71Gに連結されるカム部材72を回転駆動するのに用いられ、カム部材の外周面に形成された溝72bに係合する突起76a,76bを介して一対の揺動部材76,77を上下動させ、アーム75、すなわちローラ14Aを上下動させる。このため、不正目的等で、ローラ14Aを上下動させようとしても、揺動部材がカムの係合により揺動し難くなっており、また、その力はモータ71に伝達されることはなく、駆動源であるモータの破損等を効果的に防止することができる。
また、一方の揺動部材76には、ローラ14Aの位置、具体的には、ローラ14Bに対してローラ14Aが接近して紙幣を挟持した位置になったことを検知するための検知片76bが形成されている。この検知片76bは、揺動部材76の揺動に伴って上下方向に移動し、ローラ14Aがローラ14Bに対して接近して紙幣を挟持した際、図7に示す光学式のセンサ(ローラ検知センサ)78によって、その状態が検知される。なお、ローラ14Aの位置を検知する検知手段の構成については、このような構成に限定されることはなく、適宜、変形することが可能である。
また、前記アーム75と揺動部材76との間には、アーム75、すなわちローラ14Aをローラ14Bに向けて付勢するバネ(ねじりコイルバネで構成される)79が設置されている。このように、バネ79を設置しておくことで、図11に示すように、ローラ14Aが挿入された紙幣Mに摺接するように移動する(他方のローラ14Bに当接するように移動する)と、ローラ14Aは、バネ79の付勢力によって紙幣Mを押圧すると共に、バネ79の付勢力に抗してローラ14Bから離間できるようになっている。このため、ローラ14Aは、紙幣Mに対して適切な付勢力で摺接することが可能となる。
なお、上述した当接部材駆動機構70については、ローラ14Aを駆動する駆動源として、ソレノイド等を用いても良いが、正逆転可能なモータとすることで、ローラ14Aのローラ14Bに対する接近と離反をモータの正逆転で制御することが可能となる。すなわち、駆動源をモータで構成したことで一対の当接部材が接近して紙幣を挟持する位置、及び両者が離反する位置では、モータ71の駆動を停止制御すれば良く、移動させる当接部材の制御のための無駄な電力が生じることはない。また、ソレノイドと比較しても静音化が図れるようになる。
次に、上述した紙幣搬送機構6、紙幣読取手段8、及び当接部材駆動機構70の駆動を制御する制御手段について図12を参照して説明する。
制御手段200は、上記した各駆動装置の動作を制御する制御回路基板200Aを備えており、この制御回路基板上には、紙幣識別手段を構成するCPU(Central Processing Unit)210と、ROM(Read Only Memory)212と、RAM(Random
Access Memory)214と、基準データ記憶部216とが実装されている。
前記ROM212には、上述した紙幣搬送機構を駆動するモータ13、押圧板を駆動するモータ20、一対の当接部材(ローラ対14A,14B)の内、片方のローラ14Aをローラ14Bに対して接近/離間するように駆動するローラ駆動用モータ71、スキュー駆動機構10を駆動するためのモータ40等の各種駆動装置の作動プログラムや、紙幣読取手段8で読取る紙幣についての真贋判定プログラム等の各種プログラム、及び恒久的なデータが記憶されており、CPU210は、ROM212に記憶されている前記プログラムに従って制御信号を生成し、I/Oポート220を介して上述した各種駆動装置との間で信号の入出力を行い、各種駆動装置の駆動制御を行う。
また、CPU210には、I/Oポート220を介して、挿入検知センサ7、可動片通過検知センサ12、ローラ検知センサ78からの検知信号が入力されるようになっており、これらの検知信号に基づいて、各種駆動装置の駆動制御が行われる。
また、前記RAM214には、CPU210が作動する際に用いるデータやプログラムが記憶されており、基準データ記憶部216には、紙幣の真贋判定を行うときに用いられる基準データ、例えば、真券紙幣の全印刷領域から取得した各種のデータ(例えば、濃淡に関するデータ、赤外線を紙幣に投光した際の透過光や反射光に関するデータなど)が基準データとして記憶されている。なお、基準データについては、専用の基準データ記憶部216に記憶させているが、これをROM212に記憶させておいても良い。
そして、CPU210には、I/Oポート220を介して、上記した紙幣読取手段8を構成する紙幣読取用検知センサ(例えば、ラインセンサ)80が接続されており、この紙幣読取用検知センサ80で読取った紙幣読取データは、基準データ記憶部216に記憶されている基準データと比較され、紙幣の真贋判定処理が実行される。
なお、上述した紙幣処理装置の動作を制御する制御手段200は、一つの制御回路基板200A上に実装されているが、機能に応じて別の制御回路基板上に分散して配置されていても良い。
次に、上述した制御手段200によって実行される紙幣処理装置1における紙幣の処理動作について、図13から図17のフローチャートに従って説明する。
操作者が紙幣を紙幣挿入口5に挿入する際、紙幣挿入口5と挿入検知センサ7との間に設置されているローラ対(14A,14B)は、初期状態において離間した状態にある(後述するST22,ST54参照)。
また、上述したように、紙幣挿入口5から連続形成される紙幣搬送路3は、第1搬送路3A及び第2搬送路3Bによって構成されており、図6に示したように、第1搬送路3Aの紙幣厚み方向の長さL1は、第2搬送路3Bの紙葉厚み方向の長さL2より長く設定されている。このように、紙幣搬送路3の上流側の紙葉厚み方向の長さを長く設定しても、上記したローラ対(14A,14B)は離間した状態にあるため、紙幣挿入口5からの紙幣の挿入が容易になり、また、下流側(第2搬送路3B)では、紙幣厚み方向の長さL2を短く設定しているため、紙幣挿入口5からの異物の装置内部への侵入を効果的に防止することができる。
さらに、図6に示したように、紙幣搬送路3は、紙葉の真贋を識別する紙幣読取用の検知センサ(ラインセンサ)80より上流側の屈曲点3Dにおいて、屈曲された状態になっていることから、いたずらや不正行為により、定規等の薄型で強固な部材を紙幣搬送路に挿入しても、屈曲点3Dよりも先に挿入することはできず、上記した紙幣読取用の検知センサ80のような重要部品の損傷を効果的に防止することができる。
そして、上記したようにローラ対(14A,14B)が離間している状態において、操作者が紙幣を挿入して、挿入検知センサ7によって紙幣の挿入が検知されると(ST01)、ローラ対の挟持処理を実行する(ST02)。
このローラ対の挟持処理は、図16に示す手順にしたがって実行される。すなわち、上述したローラ駆動用のモータ71を正転駆動し(ST61)、上述したカム部材72及び一対の揺動部材76,77を介して、上側のローラ14Aを下側のローラ14Bに向けて移動させ、上述したローラ検知センサ78が検知片76bを検知したときに、ローラ駆動用のモータ71を停止させる(ST62,ST63)。
これにより、挿入された紙幣は、図11に示すように、ローラ対(14A,14B)によって挟持される。操作者が紙幣挿入口5に紙幣を挿入するに際しては、挿入検知センサ7により紙幣が紙幣搬送路3上に存在することが確認されてから、ローラ14Aを他方のローラ14Bに移動させ、紙幣を挟持するようにしており、紙幣の存在が検出されるまでは、ローラ対(14A,14B)は離間しているので、紙幣に折れ目、よれ、皺等があっても、確実にローラ対(14A,14B)の間に紙幣を挿入することができる。そして、その後、一方のローラ14Aが他方に向けて移動することで、紙幣はローラ対(14A,14B)の間に挟持され、確実な搬送が実現される。
なお、ローラ対(14A,14B)は、紙幣挿入口5と挿入検知センサ7との間に設置されていることから、操作者が紙幣挿入口に紙幣を挿入し、紙幣がローラ対の位置を通過して挿入するまでは、ローラ対(14A,14B)は離間した状態にあるため、よりスムーズに紙幣を挿入することが可能となる。
ローラ対(14A,14B)によって紙幣が挟持されると、紙幣搬送用モータ13が正転駆動される(ST03)。紙幣は、ローラ対(14A,14B)によって装置内部に搬送され、スキュー補正機構10よりも下流側に配設されている可動片通過検知センサ12が紙幣の先端を検知すると、紙幣搬送用モータは停止される(ST04,ST05)。このとき、紙幣は、スキュー補正機構10を構成する一対の可動片10A間に位置している。
引き続き、ローラ対の離間処理を実行する(ST06)。このローラ対の離間処理は、図17に示す手順にしたがって実行される。すなわち、上述したローラ駆動用のモータ71を逆転駆動し(ST71)、上述したカム部材72及び一対の揺動部材76,77を介して、上側のローラ14Aを下側のローラ14Bから離間するように移動させ、上述したローラ検知センサ78が検知片76bの離脱を検知したときに、ローラ駆動用のモータ71を停止させる(ST72,ST73)。これにより、ローラ14Aは、ローラ14Bから離間し、紙幣には、何等、負荷が作用していない状態となる。
そして、この状態でスキュー補正作動処理を行う(ST07)。このスキュー補正作動処理は、上述したスキュー補正機構用のモータ40を正転駆動することで、一対の可動片10Aを互いに接近する方向に駆動することで成される。すなわち、紙幣は、両側に当て付く可動片10Aによって、中心方向に位置合わせされるように移動し、これによりスキューが補正されると共に、正確な中心位置となるように位置決めされる。
上述したようなスキュー補正作動処理が終了すると、引き続き、スキュー補正解除処理が実行される(ST08)。これは、上述したスキュー補正機構用のモータ40を逆転駆動することで、一対の可動片10Aを離間する方向に移動することで成される。
続いて、ローラ対の挟持処理(ST61〜ST63)を実行し、ローラ14Aをローラ14Bに当接するように移動させ、紙幣をローラ対(14A,14B)に挟持させる(ST09)。その後、紙幣搬送用のモータ13を正転駆動して、紙幣を装置内部に向けて搬送し、紙幣が紙幣読取手段8を通過する際に、紙幣の読取処理を実行する(ST10,ST11)。
そして、搬送される紙幣が紙幣読取手段8を通過して、紙幣の後端までデータを読取ると、紙幣搬送用のモータ13を所定量駆動し、紙幣を所定位置(エスクロ位置;紙幣読取手段8の中心位置から13mm紙幣が下流側に搬送された位置)で停止させ、このときに、制御手段200において、紙幣の真贋判定処理を実行する(ST12〜ST15)。
上記したST15の真贋判定処理において、紙幣が真券であると判定されると(ST16;Yes)、操作者の入力を受付ける(ST17)。これは、操作者が、サービスの提供(例えば、ゲーム装置であればゲーム開始に伴う受付処理)を受入れるべく、受入ボタンを押下する受入操作、及び、挿入した紙幣の返却処理を行うべく、返却ボタンを押下する処理が該当する。
そして、各種サービスの提供を受入れる操作が入力されると(ST17;Yes)、紙幣搬送用のモータ13を正転駆動し、紙幣を、紙幣収容部100に向けて搬送する(ST18)。その後、紙幣が紙幣収容部100に移送されたこと(導入口103を介して押圧待機部108に移送されたこと)が検知されると(ST19)、上記した紙幣搬送用のモータ13の正転駆動を停止すると共に、ローラ対の離間処理を実行し(ST21,ST71〜ST73)、一連の処理が終了する。
また、上記した処理手順のST16において、紙幣が真券でないと判別された場合、或いは、操作者によって返却ボタンが押下された場合(ST17;No)、紙幣搬送用モータ13を逆転駆動し、エスクロ位置に待機している紙幣を、紙幣挿入口5に向けて搬送する(ST51)。そして、挿入検知センサ7が紙幣挿入口5に向けて差し戻される紙幣の後端を検知した際に、紙幣搬送用モータ13の逆転駆動を停止すると共に、ローラ対離間処理を実行し(ST54,ST71〜ST73)、紙幣を挟持した状態となっているローラ対を離間させて(ST52〜ST54)一連の処理が終了する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することが可能である。上述した実施形態においては、紙幣挿入口5の近傍に設置され、紙幣を挟持する一対の当接部材をローラ対(14A,14B)として説明したが、例えば、一方をローラ部材、他方をベルト部材にしたり、両者をベルト部材にする等、一対の当接部材については適宜変形することが可能である。また、上記した実施形態では、下側のローラ14Bを回転駆動するように構成したが、上側のローラ14Aを回転駆動するようにしても良い。
さらに、上述した各種の駆動部材を駆動する駆動源、或いは、その駆動源からの動力伝達機構については、一例を示したに過ぎず、適宜変形することが可能である。
本発明における紙葉処理装置は、上述した紙幣処理装置に限られることはなく、例えば紙幣以外の紙、カード等、シート状の部材を処理する各種の装置に組み込むことが可能である。
本発明における紙葉処理装置である紙幣処理装置の構成を示す図であり、全体構成を示す斜視図。 開閉部材を装置本体の本体フレームに対して開いた状態を示す斜視図。 装置本体の動力伝達部の構成を示す斜視図。 挿入口から挿入される紙幣の搬送経路を概略的に示した右側面図。 紙幣搬送機構を駆動するための駆動源及び駆動力伝達機構の概略構成を示す左側面図。 紙幣収容部に配設される押圧板を駆動するための動力伝達機構の概略構成を示す図。 本体フレームに設けられる開閉部材の内部構成を示す斜視図。 図7に示す駆動源及びカム部材の構成を示す背面図。 図7に示す駆動源及びカム部材の構成を示す斜視図。 一対の当接部材を離間させた状態を示す側面図。 一対の当接部材によって紙幣を挟持した状態を示す側面図。 紙幣搬送機構、紙幣読取手段、及び当接部材駆動機構の駆動を制御する制御手段の構成を示すブロック図。 本実施形態の紙幣処理装置における紙幣の処理動作を説明するフローチャート(その1)。 本実施形態の紙幣処理装置における紙幣の処理動作を説明するフローチャート(その2)。 本実施形態の紙幣処理装置における紙幣の処理動作を説明するフローチャート(その3)。 ローラ対の挟持処理の手順を示すフローチャート。 ローラ対の解除処理の手順を示すフローチャート。
符号の説明
1 紙幣処理装置
2 装置本体
3 紙幣搬送路
5 紙幣挿入口
6 紙幣搬送機構
8 紙幣読取手段
10 スキュー補正機構
14A,14B ローラ対(一対の当接部材)
70 当接部材駆動機構
71 モータ
72 カム部材
78 ローラ検知センサ
100 紙幣収容部
105 載置プレート
115 押圧板
200 制御手段

Claims (5)

  1. 紙葉が挿入される挿入口と、前記挿入口に挿入された紙葉を搬送する紙葉搬送機構と、前記紙葉搬送機構によって紙葉が搬送移動する紙葉搬送路と、前記紙葉搬送路に存在する紙葉を検出するセンサと、前記挿入口に挿入された紙葉を挟持する一対の当接部材と、前記一対の当接部材のいずれか一方を他方の当接部材に向けて移動させる駆動源と、この駆動源の駆動を制御する制御手段と、を有しており、
    前記一対の当接部材は、前記挿入口と前記センサとの間に設置され、
    前記一対の当接部材のいずれか一方は、前記紙葉搬送機構によって紙葉を搬送するように駆動され、
    前記制御手段は、紙葉が挿入口に挿入される前までは前記一対の当接部材を離間させ、紙葉が挿入口に挿入されて前記センサによって前記紙葉搬送路に紙葉の存在が検出されたとき、前記一方の当接部材を他方の当接部材に向けて移動制御し、紙葉を挟持することを特徴とする紙葉処理装置。
  2. 前記紙葉搬送路は、前記挿入口に連結して設けられる第1搬送路と、この第1搬送路から下流側に延出する第2搬送路とを備えており、
    前記第1搬送路の紙葉厚み方向の長さを、前記第2搬送路の紙葉厚み方向の長さより長く設定したことを特徴とする請求項1に記載の紙葉処理装置。
  3. 前記紙葉搬送路には、紙葉の真贋を識別する紙葉識別部が設置されており、前記紙葉搬送路は、前記紙葉識別部より上流側で屈曲されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の紙葉処理装置。
  4. 前記紙葉搬送機構は、前記一対の当接部材のいずれか一方を軸支した揺動部材を備えており、前記揺動部材によって軸支される当接部材は、バネによって他方の当接部材に向けて付勢されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の紙葉処理装置。
  5. 前記駆動源は、前記一対の当接部材のいずれか一方を、他方の当接部材に向けて移動可能にするモータを有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の紙葉処理装置。
JP2007276602A 2007-10-24 2007-10-24 紙葉処理装置 Active JP5164255B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007276602A JP5164255B2 (ja) 2007-10-24 2007-10-24 紙葉処理装置
EP08018488A EP2053567B1 (en) 2007-10-24 2008-10-22 Paper sheet processsing apparatus
US12/257,899 US7708273B2 (en) 2007-10-24 2008-10-24 Paper sheet processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007276602A JP5164255B2 (ja) 2007-10-24 2007-10-24 紙葉処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009104462A JP2009104462A (ja) 2009-05-14
JP5164255B2 true JP5164255B2 (ja) 2013-03-21

Family

ID=40377520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007276602A Active JP5164255B2 (ja) 2007-10-24 2007-10-24 紙葉処理装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7708273B2 (ja)
EP (1) EP2053567B1 (ja)
JP (1) JP5164255B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106629198A (zh) * 2016-11-08 2017-05-10 浙江维融电子科技股份有限公司 一种票据收集箱
GB2575248B (en) * 2018-06-28 2020-09-02 Innovative Tech Ltd A banknote acceptor feeder device
CN113168745B (zh) * 2018-12-03 2023-11-14 克兰佩门特创新股份有限公司 不带空转辊的文件输送路径
US11734983B1 (en) 2018-12-18 2023-08-22 Cummins-Allison Corp. Banknote transport mechanisms and methods

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56136736A (en) * 1980-03-28 1981-10-26 Fujitsu Ltd Feeder for paper or the like
US5564544A (en) * 1994-04-19 1996-10-15 Kabushiki Kaisha Ace Denken Bank note conveying apparatus
DE69935709T2 (de) * 1998-01-07 2007-12-27 Mei, Inc. Vorrichtung zum stapeln und speichern von biegsamen medien
JP3804384B2 (ja) * 2000-01-27 2006-08-02 松下電器産業株式会社 自動販売機
JP2002255393A (ja) * 2001-02-26 2002-09-11 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体処理装置
JP4261078B2 (ja) * 2001-03-21 2009-04-30 日本金銭機械株式会社 紙幣中心整合装置を備えた紙幣鑑別装置
US8276734B2 (en) * 2001-03-21 2012-10-02 Japan Cash Machine, Co., Ltd. Bill validator with centering device
JP2002288707A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Fuji Electric Co Ltd 紙葉類一括投入装置
JP4479129B2 (ja) * 2001-06-11 2010-06-09 富士電機リテイルシステムズ株式会社 紙幣識別装置
JP4370736B2 (ja) * 2001-06-12 2009-11-25 富士電機リテイルシステムズ株式会社 紙幣処理装置
JP2003132393A (ja) * 2001-10-19 2003-05-09 Fuji Electric Co Ltd 紙葉類処理装置
AU2003902702A0 (en) * 2003-05-30 2003-06-19 Astrosys International Ltd Currency note identification and validation
JP2005018688A (ja) * 2003-06-30 2005-01-20 Asahi Seiko Kk 反射式光学センサを用いる紙幣識別装置
JP4566543B2 (ja) * 2003-10-10 2010-10-20 日本金銭機械株式会社 有価紙葉鑑別装置
US20050183926A1 (en) * 2004-02-23 2005-08-25 Deaville David C. Document stacker with fault detection
JP4720161B2 (ja) * 2004-12-01 2011-07-13 セイコーエプソン株式会社 複合処理装置及びその制御方法
US7651083B2 (en) * 2006-09-21 2010-01-26 Digital Check Corporation Conveying apparatus and method
US20080190730A1 (en) * 2007-01-29 2008-08-14 Microsystem Controls Pty Ltd Currency note and ticket processing apparatus
US7762547B2 (en) * 2007-09-03 2010-07-27 Universal Entertainment Corporation Bill processing apparatus
JP5269506B2 (ja) * 2007-10-24 2013-08-21 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 紙幣処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2053567A2 (en) 2009-04-29
US7708273B2 (en) 2010-05-04
EP2053567A3 (en) 2009-05-06
US20090121415A1 (en) 2009-05-14
EP2053567B1 (en) 2012-07-04
JP2009104462A (ja) 2009-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5184104B2 (ja) 紙葉類処理装置
JP5188167B2 (ja) 紙葉類処理装置
US8167301B2 (en) Paper sheet handling device
JP5317263B2 (ja) 紙葉類処理装置
JP5269506B2 (ja) 紙幣処理装置
JP5124254B2 (ja) 紙幣処理装置
JP5024949B2 (ja) 紙葉類処理装置
JP5388265B2 (ja) 紙葉類処理装置
EP2030925A2 (en) Bill processing apparatus
JP5164255B2 (ja) 紙葉処理装置
JP5184062B2 (ja) 紙葉類処理装置
JP5091619B2 (ja) 紙幣処理装置
JP5546071B2 (ja) 紙葉類処理装置及び紙葉類処理システム
JP5188199B2 (ja) 紙葉類処理装置
JP5209977B2 (ja) 紙葉類処理装置
JP5091593B2 (ja) 紙幣処理装置
JP2011048428A (ja) 紙幣識別装置
JP5269424B2 (ja) 紙葉類処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121217

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5164255

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250