JP2688610B2 - 接地跳返り雑音を著しく減じる出力バッファ - Google Patents

接地跳返り雑音を著しく減じる出力バッファ

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JP2688610B2 JP63170007A JP17000788A JP2688610B2 JP 2688610 B2 JP2688610 B2 JP 2688610B2 JP 63170007 A JP63170007 A JP 63170007A JP 17000788 A JP17000788 A JP 17000788A JP 2688610 B2 JP2688610 B2 JP 2688610B2
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    • H03KPULSE TECHNIQUE
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    • H03K19/003Modifications for increasing the reliability for protection
    • H03K19/00346Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents
    • H03K19/00361Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents in field effect transistor circuits

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は一般に集積回路に関するものであり、特
に、接地跳返り雑音を著しく減じるための出力バッファ
回路に関するものである。
周知のように、ディジタル論理回路はエレクトロニク
スの分野で広く使用されている。そのような用途の或る
ものは、或る集積回路デバイスの論理と別な集積回路デ
バイスの論理の間をインターフェイスするためものであ
る。出力バッファ回路はこのインターフェイス機能の重
要な構成要素である。出力バッファは、可能化される
と、集積回路の他の論理回路から受信されたデータ信号
の関数である出力信号を与える。
出力バッファ回路は、典型的には、出力端子に接続さ
れるプルアップ電界効果トランジスタ(FET)とプルダ
ウン電界効果トランジスタを使用する。入力データ信号
および可能化信号の状態に依存して、プルアップ電界効
果トランジスタかプルダウン電界効果トランジスタのい
ずれかが急速にオンにされ、その他方がオフにされる。
一般に、先行技術の出力バッファ回路はバイポーラ集
積回路で起こり得る大きさの出力駆動電流を与えること
ができなかった。プルダウン電界効果トランジスタの大
きさをプルアップ電界効果トランジスタの大きさのおよ
そ2倍まで増加させることにより出力バッファからのよ
り高い出力駆動電流を達成するための試みがなされてき
た。しかしながら、この結果速度が犠牲になり、かつプ
ルダウントランジスタがオンにされるときに電源ライン
のインピーダンスおよびインダクタンス成分を通って流
れる大きな瞬間電流により出力信号歪が生じ、出力バッ
ファの内部接地電位ノードで誘導性雑音を引き起こし
た。
それゆえ、バイポーラ集積回路に匹敵する高い電流駆
動能力を有し、しかも接地跳返り雑音による出力信号の
歪を著しく減じる、改良された出力バッファ回路を提供
することが望ましい。この発明の出力バッファ回路は、
プルアップトランジスタの大きさに等しい大きさの第1
のプルダウントランジスタと、高い電流駆動能力を有す
るようなより大型の第2のプルダウントランジスタとを
含む。出力がローまたは論理「0」のレベルに達した後
まで第2のより大きなプルダウントランジスタのターン
オンを遅延させることにより、跳返り雑音の低減が達成
される。
発明の概要 したがって、この発明の一般的な目的は、製造および
組立てが比較的簡単かつ経済的で、しかも先行技術の出
力バッファの不利な点を克服する、改良された出力バッ
ファを提供することである。
この発明の目的は、接地跳返り雑音を著しく減じる、
改良された出力バッファを提供することである。
この発明の別な目的は、プルアップトランジスタの大
きさに等しい大きさの第1のプルダウントランジスタ
と、高い電流駆動能力を有するようなより大型の第2の
プルダウントランジスタとを含む、改良された出力バッ
ファを提供することである。
この発明のなお別な目的は、第1のプルダウントラン
ジスタと、第2のプルダウントランジスタと、論理ゲー
トデバイスとを含み、出力がローの論理レベルに達した
後まで第2のプルダウントランジスタのターンオンを遅
延させるための、改良された出力バッファを提供するこ
とである。
こういった目標および目的に従って、この発明は、接
地跳返り雑音を著しく低減しかつプルアップトランジス
タ回路と、プルダウントランジスタ回路と、第1の論理
回路と、第2の論理回路と、第3の論理回路とを含む、
出力ノードで出力信号を生じるための、改良された出力
バッファの提供に関連する。プルアップトランジスタ回
路は第1の制御信号に応答して、出力ノードでローの論
理レベルからハイの論理レベルへの遷移をゆっくりと起
こす。プルダウントランジスタ回路は第2および第3の
制御信号に応答して、出力ノードでハイの論理レベルか
らローの論理レベルへの遷移をゆっくりと起こす。プル
アップ回路はプルアップトランジスタを含み、このトラ
ンジスタは主電極の一方が第1の電源端子に結合され、
他方の主電極が出力ノードに結合され、さらに制御電極
が第1の制御信号を受信するように結合される。プルダ
ウン回路は第1のプルダウントランジスタを含み、この
トランジスタは主電極の一方が第2の電源端子に結合さ
れ、他方の主電極が出力ノードに結合され、さらに制御
電極が第2の制御信号を受信するように結合される。プ
ルダウン回路は第2のプルダウントランジスタをさらに
含み、このトランジスタは主電極の一方が第2の電源端
子に結合され、他方の主電極が出力ノードに結合され、
さらに制御電極が第3の制御信号を受信するように結合
される。
第1の論理回路はローからハイへの遷移を行なうデー
タ入力信号およびローからハイへの遷移を行なう出力信
号に応答して、第1の制御信号を発生する。第2の論理
回路はハイからローへの遷移を起こすデータ入力信号及
びハイからローへの遷移を起こす出力信号に応答して、
第2の制御信号を発生する。第3の論理回路はハイから
ローへの遷移を行なうデータ入力信号およびハイからロ
ーへの遷移を行なう出力信号に応答して、出力ノードが
ハイからローへの遷移を行なった後まで第2のプルダウ
ントランジスタをオフにされたままで維持し、それによ
り接地跳返り雑音を著しく減じる。
この発明のこれらおよび他の目的および利点は、全体
を通して同じ参照番号が対応する部分を示す添付の図面
に関連して読まれると、次の詳細な説明からより十分に
明らかとなるであろう。
好ましい実施例の説明 ここで図面を参照すると、第1図にはNチャネルプル
アップ電界効果トランジスタ(FET)N1およびNチャネ
ルプルダウンFET N2から形成された先行技術の出力バ
ッファ回路10の概略回路図が示されている。バッファ回
路10は、データ入力ノードBで受信されたデータ入力信
号Dおよび可能化入力ノードCで受信された可能化信号
▲▼に応答して、出力ノードAで出力信号を出す。
バッファ回路10はNOR論理ゲート12、14およびインバー
タ16、18、20、22を含む。バッファ回路10の構成要素す
べての電力は第1の外部電源端子24および第2の外部電
極端子26により与えられる。第1の電源電位VCCは第1
の端子24で供給され、第2の電源または接地電位GNDは
第2の端子26で与えられる。
バッファ回路10の出力ノードAは、抵抗RLおよびコン
デンサCLから形成された容量性負荷を駆動するために使
用される。第1の外部電源端子24は、電源ラインにおい
てインピーダンス成分とインダクタンス成分を表わす直
列接続された抵抗器R1および誘導子L1を介して内部電源
電位ノードDに接続される。同様に、第2の外部電源端
子26は、電源ラインにおいてインピーダンスおよびイン
ダクタンス成分を表わす直列接続された抵抗器R2および
誘導子L2を介して内部接地電位ノードEに接続される。
NORゲート12はライン28で可能化信号▲▼を受信
し、ライン30でデータ入力信号Dの反転されたものまた
は補数を受信し、さらにライン32でデータ入力信号Dの
補数を受信する。データ入力信号Dはインバータ16、18
および20を介して3回反転されて、ライン30で反転され
たデータ入力信号を生じる。データ入力信号Dはまた
インバータ16により一度反転され、ライン32で反転され
たデータ入力信号を生じる。NORゲート12の出力はプ
ルアップトランジスタN1のゲートに供給される。
NORゲート14はライン34に同じ可能化信号▲▼を
受信し、ライン36で非反転データ入力信号Dを受信し、
ライン38で非反転データ入力信号を受信する。データ入
力信号Dはインバータ16および22を介して2回反転さ
れ、ライン36で非反転データ入力信号Dを生じる。ノー
ドBで受信されるデータ入力信号Dはまた、ライン38を
介してNORゲート14の入力へ直接送られる。NORゲート14
の出力はプルダウントランジスタN2のゲートに供給され
る。
可能化信号▲▼がローまたは論理「0」レベル
(GND)にあり、かつデータ入力信号Dがハイ(VCC)ま
たは論理「1」レベルにあるときは、NORゲート12の出
力はハイのレベルになり、NORゲート14の出力はローの
レベルになる。これにより、論理「1」(VCC)はトラ
ンジスタN1のゲートに与えられ、論理「0」(GND)は
トランジスタN2のゲートに与えられる。その結果、Nチ
ャネルFET N1はオンにされ、NチャネルFET N2はオフ
にされる。したがって、出力ノードAは電源電位VCCの
方へプルアップされる。
他方で、可能化信号▲▼がローまたは論理「0」
のレベル(GND)にあり、かつデータ入力信号Dがロー
(GND)または論理「0」のレベルにあるときには、NOR
ゲート12の出力はローのレベルになり、NORゲート14の
出力はハイのレベルになる。これにより、論理「0」
(GND)はトランジスタN1のゲートに与えられ、論理
「1」(VCC)はトランジスタN2のゲートに与えられ
る。その結果、出力ノードAは接地電位の方へプルダウ
ンされる。
可能化信号▲▼がハイまたは論理「1」のレベル
(VCC)にあるときには、NORゲート12および14の両方の
出力が論理「0」にあり、NチャネルトランジスタN1お
よびN2の両方がオフになるようにする。これは、出力バ
ッファ回路10が可能化されない出力ノードAが高インピ
ーダンス3状態モードを生じる。
出力バッファ回路10における駆動電流の大きさを上昇
させて先行技術のパイポーラ出力バッファに等しくなる
ようにするために、プルダウントランジスタN2の物理的
大きさはプルアップトランジスタN1の大きさのおよそ2
倍になるようにされる。その結果、トランジスタN2をオ
ンにすると誘導子L2を流れ込む大きな瞬間電流を発生
し、それは内部接地電位ノードEで接地跳返り雑音を生
じる電圧変化を引き起こす。また、トランジスタN1をオ
ンにすると誘導子L1へ流れ込む類似する瞬間電流を発生
し、それは内部電源電位ノードDで出力信号リンギング
を生じる電圧変化を引き起こす。しかしながら、ノード
Dでの変動はノードEのものより小さくなる。それゆ
え、速度を犠牲にすること、および内部接地跳返り雑音
および/または出力信号リンギングによる出力信号歪の
増加という犠牲を払うだけで、出力バッファ回路10で高
駆動電流が達成され得ることがわかる。
第2図においては、第1図のバッファ回路10に優る改
良を表わしている、この発明の出力バッファ回路10aが
示されている。出力バッファ回路10aはバイポーラI.C.
に匹敵する高電流駆動を与え、しかも接地跳返り雑音に
よる出力信号の歪をかなり減じる。出力バッファ回路10
aはデータ入力ノードBで受信されるデータ入力信号D
および可能化入力ノードCで受信される第1の可能化信
号▲▼ならびに可能化入力ノードFで受信される第
2の可能化信号OEに応答して、出力ノードAで出力信号
を与える。
出力バッファ回路10aは、NOR論理ゲート12、13、14お
よび15と、インバータ16、18、20および22と、AND論理
ゲート17と、可能化トランジスタN4およびN6と、制御ト
ランジスタN5およびN7と、プルアップトランジスタN1
と、第1および第2のプルダウントランジスタN3および
N8とを含む。バッファ回路10aの電力は第1の外部電源
端子24および第2の外部電源端子26により与えられる。
第1の電源電位VCCは第1の端子24で与えられ、第2の
電源または接地電位GNDは第2の端子26で与えられる。
NORゲート12はライン28で可能化信号▲▼を受信
し、ライン30でデータ入力信号Dの反転されたものまた
は補数を受信し、さらにライン32でデータ入力信号Dの
補数を受信する。データ入力信号Dはインバータ16、18
および20を介して3回反転され、ライン30で反転された
データ入力信号を生じる。データ入力信号Dはまたイ
ンバータ16により一度反転され、ライン32で反転された
データ入力信号を生じる。NORゲート12の出力はノー
ド3でプルアップトランジスタN1のゲートに供給され
る。
NORゲート14はライン34で同じ可能化信号▲▼を
受信し、ライン36で非反転データ入力信号Dを受信し、
さらにライン38で非反転データ入力信号Dを受信する。
データ入力信号Dはインバータ16および22を介して2回
反転され、ライン36で非反転データ入力信号Dを生じ
る。ノードBで受信されたデータ入力信号Dはまた、ラ
イン38を介してNORゲート14の入力に直接送られる。NOR
ゲート14の出力はノード4で第1のプルダウントランジ
スタN3のゲートに供給される。
NORゲート13はインバータ16の出力を介してライン40
で反転されたデータ入力信号を受信し、かつライン42
上の出力ノードAで出力信号を受信する。NORゲート13
の出力はノード6で制御トランジスタN5のゲートに供給
される。トランジスタN5はそのドレインが可能化トラン
ジスタN4のソースに接続され、そのソースがまたノード
3に接続される。可能化トランジスタN4はそのゲートが
ノードFで可能化信号OEに接続され、そのドレインがプ
ルアップトランジスタN1のドレインに接続される。
ANDゲート17はライン44上の出力ノードAで出力信号
を受信し、かつライン46で反転されたデータ信号を受
信する。ANDゲート17の出力はノード7で制御トランジ
スタN7のゲートに与えられる。トランジスタN7はそのド
レインが可能化トランジスタN6のソースに接続され、そ
のソースがノード4に接続される。トランジスタN6はそ
のドレインがプルアップトランジスタN3およびN8のドイ
ンまたは出力ノードAに接続され、そのゲートが第2の
可能化信号OEに接続される。
NORゲート15はライン48で第1の可能化信号▲▼
を受信し、ライン50上の出力ノードAで出力信号を受信
し、さらにライン52でデータ入力信号Dを受信する。NO
Rゲート15の出力は第2のプルダウントランジスタN8の
ゲートに供給される。トランジスタN3およびN8は、それ
らのドレイン−ソース電導経路が出力ノードAと内部接
地ノードEの間で並列に接続される。具体的には、トラ
ンジスタN3およびN8のドレインは出力ノードAに接続さ
れ、それらのソースはノードEに接続される。
ここで図面の第3図の(a)ないし(h)を参照する
が、それらはこの発明の動作の理解に役立つように、第
2図の出力バッファ回路10aの種々の点で現われる波形
を例示している。第2図のプルアップ動作がここで説明
される。まず、時間t0で第1の可能化信号▲▼はロ
ーであり、第2の可能化信号OEはハイであり、さらに出
力ノードAでの出力信号はローであると仮定される。出
力ノードAの波形は第3図の(c)に示されている。し
たがって、可能化トランジスタN4およびN6は両方ともオ
ンにされる。さらに、第1および第2のプルダウントラ
ンジスタは両方とのオンにされると仮定される。この理
由は、時間t0ではそれぞれのトランジスタN3およびN8の
ゲート(ノード4および5)がハイのレベルにあるから
である。ノード4および5での波形は第3図のそれぞれ
の(e)と(f)に例示されている。反転されたデータ
が瞬間的にハイからローへの遷移を行なう時間t1では
(第3図の(b))、第3図の(e)および(f)から
わかるように、トランジスタN3およびN8は急速にオフさ
れる。しかしながら、ノードAでの出力信号(第3図の
(c))はまだローのレベルのままである。
その結果、NORゲート13の出力は、第3図の(g)で
示されるように、時間t2でローのレベルからハイのレベ
ルへスイッチされる。これにより制御トランジスタN5は
オンにされ、したがってノード3は、第3図の(d)に
描かれるように、トランジスタN4およびN5を介して電源
電位VCCに向けて上昇し始める。しかしながら、NORゲー
ト12の出力が最初ローであるので、ノード3はトランジ
スタN4およびN5のターンオン抵抗器とNORゲート12の比
により決定される電圧に達するにすぎない。ノード3で
のこの電圧は、電源電位VCCより低くなる。これは第3
図の(d)において点Xで示されている。NORゲート12
の出力がローのレベルからハイのレベルへスイッチした
後、ノード3は結局電源電位VCCに達する。第3図の
(g)からわかるように、出力ノードAがハイになった
後、NORゲート13の出力は時間t3でローのレベルにスイ
ッチバックされる。NORゲート13および制御トランジス
タN5はプルアップトランジスタN1をゆっくりとオンにす
るために使用されるので、これによりトランジスタN1を
介する瞬間的なプルアップ電流は減じられ、したがっ
て、電源電位VCCに接続される直列接続された抵抗器R1
および誘導子L1をわたって発生される雑音が最小にされ
る。
ここで第2図のプルダウン動作を説明していく。これ
は、第3図の(b)で例示されるように、反転されたデ
ータがローからハイへの遷移を行なう時間t5で起こ
る。その結果、プルアップトランジスタN1は、第3図の
(d)に示されるように、時間t6で急速にオフにされ
る。第3図の(c)に示されるように、時間t5では出力
ノードAはハイのままであるので、これによりANDゲー
ト17の出力は時間t7でローのレベルからハイのレベルへ
スイッチされる。これは第3図の(h)に描かれてい
る。その結果、制御トランジスタN7はオンにされ、した
がって第3図の(e)に描かれるように、ノード4は電
源VCCに向けて上昇し始める。しかしながら、NORゲート
14が最初にローであるので、ノード4はトランジスタN6
およびN7においてターンオン抵抗器の比により決定され
る電圧に達するにすぎない。ノード4でのこの電圧はノ
ードAでの高レベル電圧より小さく、ノードAでの高レ
ベル電圧は電源電位VCCより小さい。これは第3図の
(e)において点Yで示されている。NORゲート14の出
力がローのレベルからハイのレベルにスイッチした後、
ノード4は結局電源電位VCCに達する。その結果、第3
図の(c)に示されるように、出力ノードAは時間t8で
ローにプルされる。第3図の(h)からわかるように、
出力ノードAがローになった後、ANDゲート17の出力は
時間t9でローのレベルにスイッチバックされる。ノード
5でのNORゲート15の出力は、出力ノードAがローにな
った後でしか上昇し始めず、それにより第2のプルダウ
ントランジスタN8がオンになるのを遅延させる。
ANDゲート17および制御トランジスタN7はプルダウン
トランジスタN3をゆっくりとオンにしてプルダウン動作
を始めるために使用されるので、トランジスタN3を通る
瞬間電流は第1図のトランジスタN2を通る電流より小さ
くなる。このことは、プルダウントランジスタN2(第1
図)を2個のトランジスタN3およびN8に分割することに
よっても達成される。高駆動能力を与えるために、第1
のプルダウントランジスタN3の大きさはプルアップトラ
ンジスタN1の大きさに等しくされ、さらに第2のプルダ
ウントランジスタN8の大きさは第1のプルダウントラン
ジスタN3に等しいかまたはそれよりも大きい大きさにさ
れる。第2のプルダウントランジスタN8は、その出力が
ローのレベルに達した後まではオンにされないことが認
められる。したがって、第2のプルダウントランジスタ
は、電源ラインにおけるインダクタンスによる接地跳返
り雑音を著しく減じる、第1のプルダウントランジスタ
N3のターンオンに関して、それ自体のターンオンで遅延
される。
第4図には、Pチャネルプルアップ電界効果トランジ
スタ(FET)P1およびNチャネルプルダウンFET N2から
形成された、先行技術のCMOS出力バッファ回路110の概
略回路図が示されている。データ入力ノードBで受信さ
れたデータ入力信号Dと、可能化入力ノードCで受信さ
れた第1の可能化信号▲▼と、可能化入力ノードF
で受信された第2の可能化信号OEに応答して、バッファ
回路110は出力ノードAで出力信号で与える。第4図の
回路は第1図の回路に実質的に同一であるので、ここで
はその違いだけを論じてゆく。第1図のNORゲート12はN
ANDゲート12aに置換されている。さらに、第1図のイン
バータ18および20はここでは除去されている。こういっ
た変化を除けば、第4図の回路の動作は実質的に第1図
の回路に同一である。
ここで第5図を参照すると、この発明に従って構成さ
れた出力バッファ110aの代替の実施例の概略回路図が描
かれている。出力バッファ回路110aは第4図のバッファ
回路110に優る改良点を表わしている。出力バッファ回
路110aはバイポーラI.C.に匹敵する高電流駆動能力を提
供し、しかも接地跳返り雑音による出力信号の歪を著し
く減じる。データ入力ノードBで受信されたデータ入力
信号Dと、可能化入力ノードCで受信された第1の可能
化信号▲▼と、可能化入力ノードFで受信された第
2の可能化信号OEと応答して、出力バッファ回路110aは
出力ノードAで出力信号を出す。第2図のNORゲート12
がNANDゲート12bに置換されていることを除けば、第5
図の回路は第2図の回路に実質的に同一である。さら
に、第1図のインバータ18および20は除去されており、
制御トランジスタN4およびN6の接続は修正されている。
第1のプルダウントランジスタN3の大きさはプルアップ
トランジスタP1の大きさより小さく、第2のプルダウン
トランジスタN8の大きさは第1のプルダウントランジス
タN3の大きさに等しいかまたはそれより大きい。
こういった変化を除けば、第5図の回路の動作は第2
図の回路の動作に実質的に同一であり、したがって繰返
して言及されない。第6図の(a)ないし(h)におい
ては、第5図の回路の種々の点での波形が例示されてい
る。見てのとおり、第6図の(d)を除けば、これらの
波形は第3図の(a)ないし(h)の波形に実質的に同
一である。これはノード3、またはPチャネルプルアッ
プトランジスタP1のゲートの波形である。見てのとお
り、この波形は第3図の(d)の波形を逆にしたもので
ある。
第2図および第5図の出力バッファ回路10aおよび110
aは可能化トランジスタとともに示されているが、ここ
で高インピーダンス3状態モードの動作が必要ならば、
これらのトランジスタは除去され得ることが当業者に理
解されるべきである。したがって先の詳細な説明から、
第1のプルダウントランジスタおよび第2のプルダウン
トランジスタから形成されて接地跳返り雑音を著しく減
じる、改良された出力バッファ回路を提供することがわ
かる。この動作は、出力がローのレベルに達するまで第
2のプルダウントランジスタのターンオンを遅延させる
ことにより達成される。
この発明の好ましい実施例であると現在考えられてい
るものが例示されかつ説明されてきたが、この発明の真
の範囲から逸脱することなしに、種々の変更および修正
がなされ得ること、かつ同等物がそれの要素の代わりに
使用され得ることが当業者に理解されるであろう。さら
に、この発明の中心の範囲から逸脱することなしに特定
の状況または材料をこの発明の教示に適合させるよう
に、多くの修正がなされ得る。それゆえ、この発明はこ
の発明を実行するために熟考された最良のモードとして
開示された特定の実施例には限定されないこと、しかし
この発明は前掲の特許請求の範囲に入るすべての実施例
を含むことが意図されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、NチャネルプルアップFETおよびNチャネル
プルダウンFETを利用する先行技術の出力バッファ回路
の概略回路図である。 第2図は、この発明の原理に従って構成された出力バッ
ファ回路の概略回路図である。 第3図の(a)ないし(h)は、第2図の回路における
種々の点での波形である。 第4図は、PチャネルプルアップFETおよびNチャネル
プルダウンFETを利用する先行技術のCMOS出力バッファ
回路の概略回路図である。 第5図は、この発明の出力バッファ回路の第2の実施例
の概略図である。 第6図の(a)ないし(h)は、第4図の回路における
種々の点での波形である。 図において、10aおよび110aは出力バッファ回路、12、1
3、14および15はNOR論理ゲート、16、18、20および22は
インバータ、17はAND論理ゲート、24および26は外部電
源端子、N1はプルアップトランジスタ、N2、N3およびN8
はプルダウントランジスタ、N4およびN6は可能化トラン
ジスタ、N5およびN7は制御トランジスタである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−249521(JP,A) 特開 昭62−38617(JP,A) 特開 昭53−68967(JP,A) 実開 昭61−75637(JP,U)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接地跳返り雑音を著しく減じる、出力ノー
    ドに出力信号を与えるための出力バッファであって、 第1の制御信号に応答して、出力ノードでローの論理レ
    ベルからハイの論理レベルへの遷移をゆっくりと発生さ
    せるためのプルアップ回路手段を含み、 前記プルアップ回路手段は、主電極の一つが第1の電源
    端子に結合され、他の主電極が出力ノードに結合され、
    さらに制御電極が第1の制御信号を受信するように結合
    されるNチャネルプルアップトランジスタ(N1)を含
    み、 前記出力バッファはさらに、 第2および第3の制御信号に応答して、出力ノードでハ
    イの論理レベルからローの論理レベルへの遷移をゆっく
    りと発生させるためのプルダウン回路手段を含み、 前記プルダウン回路手段は、主電極の一つが第2の電源
    端子に結合され、他の主電極が出力ノードに結合され、
    さらに制御電極が第2の制御信号を受信するように結合
    される第1のNチャネルプルダウントランジスタ(N3)
    を含み、 前記プルダウン回路手段は、主電極の一つが第2の電源
    端子に結合され、他の主電極が出力ノードに結合され、
    さらに制御電極が第3の制御信号を受信するように結合
    される第2のNチャネルプルダウントランジスタ(N8)
    をさらに含み、 前記出力バッファはさらに、 データ入力信号がローからハイへの遷移を行なうことお
    よび出力信号がローからハイへの遷移を行なうことに応
    答して、第1の制御信号を発生するための第1の論理手
    段を含み、 前記第1の論理手段は、 データ入力信号に結合される第1の入力、出力信号に結
    合される第2の入力、および出力を有する第1のNOR論
    理ゲート(13)と、 ドレインが第1の電源端子(2)に結合され、ソースが
    プルアップトランジスタ(N1)のゲートに結合され、さ
    らにゲートが前記第1のNOR論理ゲート(13)の出力に
    結合される第1のNチャネル制御トランジスタ(N5)
    と、 データ入力信号に結合される第1および第2の入力なら
    びに前記プルアップトランジスタ(N1)のゲートに結合
    される出力を有する第2のNOR論理ゲート(12)とを含
    み、 前記出力バッファはさらに、 データ入力信号がハイからローへの遷移を行なうことお
    よび出力信号がハイからローへの遷移を行なうことに応
    答し、第2の制御信号を発生するための第2の論理手段
    と、 データ入力信号がハイからローへの遷移を行なうことお
    よび出力信号がハイからローへの遷移を行なうことに応
    答して、出力ノードがハイからローへの遷移を完了した
    後まで第2のプルダウントランジスタをオフにするため
    の第3の制御信号を発生するための第3の論理手段とを
    含み、 それにより接地跳返り雑音を著しく減じる、出力バッ
    ファ。
  2. 【請求項2】前記第2の論理手段が、 出力信号に結合される第1の入力、データ入力信号に結
    合される第2の入力、および出力を有するAND論理ゲー
    ト(17)と、 ドレインが出力ノードに結合され、ソースが前記第1の
    プルダウントランジスタ(N3)のゲートに結合され、さ
    らにゲートが前記AND論理ゲート(17)の出力に結合さ
    れる第2のNチャネル制御トランジスタ(N7)と、 データ入力信号に結合される第1および第2の入力なら
    びに前記第1のプルダウントランジスタ(N3)のゲート
    に結合される出力を有する第3のNOR論理ゲート(14)
    とを含む、請求項1に記載の出力バッファ。
  3. 【請求項3】前記第3の論理手段が、出力信号に結合さ
    れる第1の入力と、データ入力信号に結合される第2の
    入力と、前記第2のプルダウントランジスタ(N8)のゲ
    ートに結合される出力とを有する第4のNOR論理ゲート
    (15)を含む、請求項2に記載の出力バッファ。
  4. 【請求項4】前記第1のプルダウントランジスタ(N3)
    の大きさが前記プルアップトランジスタ(N1)の大きさ
    に等しく、さらに前記第2のプルダウントランジスタ
    (N8)の大きさがプルダウントランジスタ(N3)の大き
    さに等しいかまたはそれよりも大きい、請求項1に記載
    の出力バッファ。
  5. 【請求項5】接地跳返り雑音を著しく減じる、出力ノー
    ドに出力信号を与えるための出力バッファであって、 第1の制御信号に応答して、出力ノードでローの論理レ
    ベルからハイの論理レベルへの遷移をゆっくりと発生さ
    せるためのプルアップ回路手段を含み、 前記プルアップ回路手段は、主電極の一つが第1の電源
    端子に結合され、他の主電極が出力ノードに結合され、
    さらに制御電極が第1の制御信号を受信するように結合
    されるPチャネルプルアップトランジスタ(P1)を含
    み、 前記出力バッファはさらに、 第2および第3の制御信号に応答して、出力ノードでハ
    イの論理レベルからローの論理レベルへの遷移をゆっく
    りと発生させるためのプルダウン回路手段を含み、 前記プルダウン回路手段は、主電極の一つが第2の電源
    端子に結合され、他の主電極が出力ノードに結合され、
    さらに制御電極が第2の制御信号を受信するように結合
    される第1のNチャネルプルダウントランジスタ(N3)
    を含み、 前記プルダウン回路手段は、主電極の一つが第2の電源
    端子に結合され、他の主電極が出力ノードに結合され、
    さらに制御電極が第3の制御信号を受信するように結合
    される第2のNチャネルプルダウントランジスタ(N8)
    をさらに含み、 前記出力バッファはさらに、 データ入力信号がローからハイへの遷移を行なうことお
    よび出力信号がローからハイへの遷移を行なうことに応
    答して、第1の制御信号を発生するための第1の論理手
    段を含み、 前記第1の論理手段は、 データ入力信号に結合される第1の入力、出力信号に結
    合される第2の入力、および出力を有する第1のNOR論
    理ゲート(13)と、 ソースが出力ノード(A)に結合され、ドレインがプル
    アップトランジスタ(P1)のゲートに結合され、さらに
    ゲートが前記第1のNOR論理ゲート(13)の出力に結合
    される第1のNチャネル制御トランジスタ(N5)と、 データ入力信号に結合される第1および第2の入力なら
    びに前記プルアップトランジスタ(P1)のゲートに結合
    される出力を有するNAND論理ゲート(12b)とを含み、 前記出力バッファはさらに、 データ入力信号がハイからローへの遷移を行なうことお
    よび出力信号がハイからローへの遷移を行なうことに応
    答して、第2の制御信号を発生するための第2の論理手
    段と、 データ入力信号がハイからローへの遷移を行なうことお
    よび出力信号がハイからローへの遷移を行なうことに応
    答して、出力ノードがハイからローへの遷移を完了した
    後まで第2のプルダウントランジスタをオフにするため
    の第3の制御信号を発生するための第3の論理手段とを
    含み、 それにより接地跳返り雑音を著しく減じる、出力バッフ
    ァ。
  6. 【請求項6】前記第1のプルダウントランジスタ(N3)
    の大きさが前記プルアップトランジスタ(P1)の大きさ
    より小さく、さらに前記第2のプルダウントランジスタ
    (N8)の大きさが前記プルダウントランジスタ(N3)の
    大きさに等しいかまたはそれよりも大きい、請求項5に
    記載の出力バッファ。
  7. 【請求項7】前記第2の論理手段が、 出力信号に結合される第1の入力、データ入力信号に結
    合される第2の入力、および出力を有するAND論理ゲー
    ト(17)と、 ドレインが出力ノードに結合され、ソースが前記第1の
    プルダウントランジスタ(N3)のゲートに結合され、さ
    らにゲートが前記AND論理ゲート(17)の出力に結合さ
    れる第2のNチャネル制御トランジスタ(N7)と、 データ入力信号に結合される第1および第2の入力なら
    びに前記第1のプルダウントランジスタ(N3)のゲート
    に結合される出力を有する第2のNOR論理ゲート(14)
    とを含む、請求項5に記載の出力バッファ。
  8. 【請求項8】前記第3の論理手段が、出力信号に結合さ
    れる第1の入力と、データ入力信号に結合される第2の
    入力と、前記第2のプルダウントランジスタ(N8)のゲ
    ートに結合される出力とを有する第3のNOR論理ゲート
    (15)と含む、請求項7に記載の出力バッファ。
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