JP2687635B2 - ゴム組成物 - Google Patents
ゴム組成物Info
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Description
強性、耐破壊特性、制振特性に優れ、軽量材料として有
用な加硫可能なゴム組成物に関する。
び各種工業用品材料の高機能化から、ゴム材料において
も、従来のカーボンブラックあるいはシリカを配合した
系では、軽量化、着色性あるいは各種の特性において限
界があるため、新しい補強剤を有したゴム組成物に対す
る要求が強くなってきた。
率を低くしたり、あるいは全くなくして、その代わりに
ナイロン、ビニロン、ガラスなどの短繊維を配合して短
繊維補強ゴムを作ることが多く試みられてきた。このよ
うな短繊維補強は高い補強性を有しているが、ゴムと配
合短繊維の弾性率が異なるため、ゴム組成物に歪がかか
ると短繊維末端に応力が集中し、その部分からゴムが破
壊されやすい。
ても際だった特徴を出すには限界がある。
リブタジエン短繊維を配合する試み(特公昭57-31746)
がなされたが、補強性能、耐破壊特性においてその改良
効果が十分とはいえず、また結晶性の1,2−ポリブタジ
エンを用いるため、軽量化にも限界があった。
高いスチレン−ブタジエン共重合体あるいはポリスレチ
ン樹脂が知られている。破壊特性は比較的良好である
が、軽量化あるいは制振特性改良には限界がある。
改良すべく種々研究を重ねた結果、低比重で良好な耐破
壊特性を有しながら、制振性能が著しく改良された、有
機補強剤を含有した加硫可能なゴム組成物を見い出し本
発明に到達した。
橋ポリマー粒子を1〜100重量部配合してなることを特
徴とする加硫可能なゴム組成物に関するものである。
のである。
性モノマーを重合して得た高度の架橋ポリマー粒子であ
ること。
1.5以下であるもの。
満足するものであれば、どのような方法で製造したもの
でも使用できる。
マー粒子を製造することは容易ではないが、例えば特開
昭63-189413、特願平1-55833に記載の方法でシード重合
することにより好適に製造することができる。
としては、ジビニルベンゼンに代表される非共役ジビニ
ル化合物、あるいはトリメチロールプロパントリメタク
リレート、トリメチロールプロパントリアクリレートに
代表される多価アクリレート化合物などの2個以上、好
ましくは2個の共重合性二重結合を有する化合物を好ま
しく用いることができる。
化合物の例としては、次の化合物を挙げることができ
る。
レングリコールジアクリレート、1,6−ヘキサングリコ
ールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリ
レート、ポリプロピレングリコールジアクリレートなど
のジアクリレート化合物。
ロールエタントリアクリレート、テトラメチロールメタ
ントリアクリレートなどのトリアクリレート化合物。
リコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジ
メタクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレ
ート、1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、1,4
−ブチレングリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサ
ングリコールジメタクリレート、ネオペンチルグリコー
ルジメタクリレートなどのジメタクリレート化合物。
チロールエタントリメタクリレートなどのトリメタクリ
レート化合物。
ールジメタクリレートまたはトリメチロールプロパント
リメタクリレートを用いることが好ましい。またこれら
の架橋性モノマーは、2種以上を混合して用いることも
できる。
ーに対して3〜100重量%、好ましくは5〜100重量%、
さらに好ましくは10〜100重量%とすることが必要であ
る。3重量%未満の場合は、この粒子を配合したゴム配
合物の強度および制振特性が不十分となる。
れるラジカル重合性モノマーとしては、スチレン、α−
メチルスチレン、エチルビニルベンゼン、フルオロスチ
レン、ビニルピリジンなどの芳香族モノビニル化合物、
アクリロニトリル、メタクリロニトリルなどのシアン化
ビニル化合物、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシ
ルアクリレート、メチルアクリレート、2−ヒドロキシ
エチルアクリレート、グリシジルアクリレート、N,N′
−ジメチルアミノエチルアクリレートなどのアクリル酸
エステルモノマー、ブチルメタクリレート、2−エチル
ヘキシルメタクリレート、メチルメタクリレート、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート、グリシジルメタクリ
レート、N,N′−ジメチルアミノエチルメタクリレート
などのメタクリル酸エステルモノマー、アクリル酸、メ
タクリル酸、マレイン酸、イタコン酸などのモノまたは
ジカルボン酸およびジカルボン酸の酸無水物、アクリル
アミド、メタクリルアミドなどのアミド系モノマーを用
いることができる。また重合速度および重合安定性の点
で許容される範囲内において、ブタジエン、イソプレン
などの共役二重結合化合物や酢酸ビニルなどのビニルエ
ステル化合物、4−メチル−1−ペンテン、その他のα
−オレフィン化合物も使用することができる。
く、粒子表面に活性なビニル基が残っており、これがゴ
ムとの結合力を増し、強い相互作用を有するものと考え
られる。
ノマーの共重合、重合時の処理、重合後の表面処理など
により、粒子表面にカルボキシル基、水酸基、アミノ
基、エポキシ基、スルホン酸基、アミド基、シリル基、
メルカプト基などの官能基を付与することにより、本発
明の効果をさらに増すこともできる。
径Dwは、0.1〜3μm、好ましくは0.15〜2μm、さら
に好ましくは0.2〜1.5μmである。0.1μm未満では、
粒子が凝集し、ゴム中での分散が不良となり、ゴム組成
物の強度の低下が大きい。また、3μmを超える場合
は、架橋ポリマー粒子の表面積が小さく、ゴム配合組成
物の物性改良効果が小さい。
これを配合したゴム組成物の制振性能向上に大きな影響
をもたらす。この理由は定かではないが、粒子径の揃っ
た粒子が配合された組成物では、粒子間の距離が揃うた
め、制振性能が向上するものと推定される。
径Dnの比、Dw/Dnの値が1.5以下、好ましくは1.3以下で
ある。1.5より大きいと本発明での制振性能の向上は期
待できない。
寿命が大きく改良される点にある。
像を計測する方法で測定することができる。このほか、
レーザー光散乱方式、遠心沈降方式、クロマト方式など
の測定法でも、電子顕微鏡方式の値を規準にして測定す
ることができる。
のできるゴムとしては、天然ゴム、ポリイソプレンゴ
ム、乳化重合スチレン−ブタジエンゴム、種々のビニル
結合を有する溶液重合スチレン−ブタジエンゴム、高シ
ス−ブタジエンゴム、中〜高ビニルブタジエンゴム、低
−シス−ブタジエンゴム、エチレン−プロピレンゴム、
エチレン−プロピレンジエンゴム、ブチルゴム、クロロ
プレンゴム、ヒドリンゴム、アクリロニトリルブタジエ
ンゴム、スチレン−ブタジエン−スチレンブロックポリ
マーに代表される熱可塑性エラストマーなどが挙げられ
る。これらのうち、1種あるいは2種以上がブレンドし
て用いられる。
対して1〜100重量部、好ましくは5〜80重量部、さら
に好ましくは10〜60重量部添加される。添加する方法と
しては、ラテックス状態で、あるいは溶液状態でゴムと
架橋ポリマー粒子とを混合する方法、固体状態で混合す
る方法などがあるが、特に限定されない。架橋ポリマー
粒子が1重量部未満では、十分な制振性能、軽量化を達
成できない。100重量部を超えると破壊特性が劣る。
常行なわれる混練り方法により、軟化剤としてプロセス
オイル、ステアリン酸、液状ゴムなど、補強剤あるいは
顔料としてカーボンブラック、シリカ、酸化チタンなど
を必要に応じて任意に混合して使用することが可能であ
る。
オイル、パラフィン系オイルが好適であり、通常、60重
量部以下で使用される。補強剤として、カーボンブラッ
ク、シリカなどを併用するときは、10〜80重量部の範囲
が好ましい。
常のものが使用される。
るが、本発明はその趣旨を超えない限り、実施例に限定
されるものではない。
℃、80℃でのtanδで評価した。
デシルメルカプタン10部を、水200部にラウリル硫酸ナ
トリウム0.4部および過硫酸カリウム1.0部を溶かした水
溶液に入れ、撹拌しなが70℃で80時間重合してポリマー
粒子を得た。このポリマー粒子は、平均粒子径0.35μ
m、トルエン不溶解分3%、GPCによる数平均分子量4,1
00、重量平均分子量と数平均分子量との比、Mw/Mn=2.4
であった。
い、このポリマー粒子を固形分で10部、ポリオキシエチ
レンノニルフェニルエーテル0.1部、ラウリル硫酸ナト
リウム0.3部および過硫酸カリウム0.5部を水400部に分
散した。これにモノマーとして、ジビニルベンゼン(DV
B)(純品換算)10部、スチレン90部を80℃で3時間か
けて滴下して重合を行なった。重合収率99%で架橋ポリ
マー粒子Aを得た。
Dw/Dn=1.20であった。
て、ラウリル硫酸ナトリウムの量を0、0.07、0.7、1.
5、5とした以外は、同様にして架橋ポリマー粒子B〜
Fを得た。
て、特公昭57-24369に開示された合成法にて、DVB/ST=
10/90のモノマーの組成で、平均粒子径3.1μm、Dw/Dn
=1.10の架橋ポリマー粒子Gを得た。
濁重合法にて、DVB/ST=10/90のモノマー組成で、重量
平均粒子径5.2μm、Dw/Dn=4.9μmの架橋ポリマー粒
子Hを得た。
組成をDVB/ST=0/100、2/98、3/97、20/80、30/70とし
た以外は、同様にして架橋ポリマー粒子I、J、K、
L、Mを得た。
ン−ブタジエンゴム(JSR#1500)、天然ゴムを用いて
表−1の配合処方で評価した。混練りは250ccプラスト
ミルを用い、加硫は150℃で40分で行なった。
ら求めた。
z、歪1%にて測定した。
度、伸びが大きく、また室温から80℃の範囲において高
tanδとなっており、また比重も小さい。高破壊特性、
良好な制振特性が要求される各種ゴム製品に用いること
ができる。
明の範囲をはずれるため、強度が低く、制振特性が劣
る。
ゴムとの相互作用が小さいため、配合物の強度が劣る。
め、制振特性が劣る。
強度が劣る。
耗性、制振特性および軽量性を利用して、一般用、レー
シング用あるいはカラーのタイヤ材料、防振ゴム、パッ
キン、シーリング材、はきもの、自動車の内外装品、玩
具、各種スポーツ用品、建築材料、各種の工業用品に用
いることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】重量平均粒径が0.1〜3μmで、重量平均
粒子径Dwと数平均粒子径Dnの比、Dw/Dnが1.5以下であ
り、架橋性モノマーを3重量%以上含有するラジカル重
合性モノマーを重合して得た高度な架橋ポリマー粒子
を、ゴム100重量部に対して1〜100重量部配合してなる
ことを特徴とする加硫可能なゴム組成物。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP31733689A JP2687635B2 (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP31733689A JP2687635B2 (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | ゴム組成物 |
Publications (2)
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|---|---|
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Family
ID=18087077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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