JP2686154B2 - 信号検出回路 - Google Patents

信号検出回路

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JP2686154B2
JP2686154B2 JP1241521A JP24152189A JP2686154B2 JP 2686154 B2 JP2686154 B2 JP 2686154B2 JP 1241521 A JP1241521 A JP 1241521A JP 24152189 A JP24152189 A JP 24152189A JP 2686154 B2 JP2686154 B2 JP 2686154B2
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淳 三世川
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、磁気テープに録音されている音楽等に信号
間にある無信号部を高速走行状態にて検出することによ
り再生状態に切換える選曲機能を有するテープレコーダ
ーの選曲回路に使用される信号検出回路に関する。
(ロ)従来の技術 磁気テープに録音されている音楽等の信号間にある無
信号部を早送り又は巻戻し状態即ち高速走行状態にて検
出し、自動的に再生状態に切換える所謂選曲装置を備え
たテープレコーダーが普及している。斯かるテープレコ
ーダーは、選曲動作を行なうために磁気テープに録音さ
れている信号間にある無信号部を検出する回路を備えて
おり、斯かる無信号検出回路としては、例えば特公昭56
−17740号公報に開示されたものがある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前述した公報に開示されている無信号部検出回路は、
再生信号等の信号のレベルが所定レベルより大きいか小
さいかを検出することによって信号の有・無を検出する
ように構成されている。斯かる構成の回路では、所定レ
ベルより大きいパルス状の雑音信号が入力された場合に
その雑音信号を磁気テープより再生された信号として検
出することになり選曲回路が誤動作するという問題があ
る。本発明は、斯かる問題を解決した信号検出回路を提
供しようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明の信号検出回路は、入力信号のピークレベルを
保持するとともにその入力信号に応じた特性により出力
信号レベルが低下するピークレベル保持回路と、該ピー
クレベル保持回路より出力される信号を所定の周期にて
ディジタル信号に変換するA/D変換回路と、該A/D変換回
路より得られるピークレベル値に対応して比較時間が設
定される時間設定回路と、前記ピークレベル保持回路よ
り出力される信号がピークレベルより検出レベルまで低
下する時間を測定する時間測定回路と、該時間測定回路
により測定された時間と前記時間設定回路によって設定
された時間とを比較する時間比較回路とより構成されて
いる。
(ホ)作 用 本発明は時間測定回路により測定された時間が時間設
定回路により設定された時間より長いとき信号として判
定するようにしたものである。
(ヘ)実施例 第1図に示した回路は、本発明の信号検出回路の一実
施例、第2図及び第3図は本発明の動作を説明するため
の図である。第1図において、(1)は再生動作時及び
選曲動作時磁気テープと接触し、該磁気テープに録音さ
れている信号を再生する磁気ヘッド、(2)は該磁気ヘ
ッド(1)によって再生された信号が入力されるととも
に該信号を増幅する前置増幅回路、(3)は該前置増幅
回路(2)によって増幅された再生信号が印加されると
ともにその信号レベルを調整する可変抵抗器、(4)は
該可変抵抗器(3)によってレベル調整された信号が入
力されるとともに該信号を増幅する主増幅回路、(5)
は該主増幅回路(4)によって増幅された再生信号が印
加される出力端子であり、大出力を有する増幅器に設け
られている入力端子と接続されるものである。(6)は
再生操作時押圧閉成される再生用操作スイッチ、(7)
は早送り操作時及び早送りによる選曲操作時押圧閉成さ
れる早送り用操作スイッチ、(8)は巻戻し操作時及び
巻戻しによる選曲操作時押圧閉成される巻戻し用操作ス
イッチ、(9)は停止操作時押圧閉成される停止用操作
スイッチである。(10)は前記各操作スイッチの切換操
作に応じてテープレコーダーの各動作及び後述する各回
路の動作を制御する制御回路、(11)は前記制御回路
(10)の制御動作によってテープレコーダーを各動作状
態に切換える動作切換回路、(12)は前記制御回路(1
0)に設けられている選曲用出力端子であり、選曲動作
状態にあるときH(高い)レベルの信号を出力するよう
に構成されている。(13)は前記主増幅回路(4)の出
力信号路にコレクタが接続されているとともにエミッタ
が接地されているミューティング用トランジスターであ
り、そのベースは抵抗(14)を介して前記選曲用出力端
子(12)に接続されている。(15)は前記前置増幅回路
(2)によって増幅された再生信号が入力されるととも
に入力される信号のピークレベルを所定時間保持するピ
ークレベル保持回路であり、その出力端子(16)には入
力信号に応じた時定数によりレベルが低下する信号が出
力されるように構成されている。(17)は前記ピークレ
ベル保持回路(15)より出力される信号を所定の周期に
てディジタル信号に変換するA/D変換回路、(18)は前
記A/D変換回路(17)より得られる信号のレベルに応じ
て比較時間が設定される時間設定回路であり、その設定
される時間はピークレベル保持回路(15)より出力され
る信号のレベルが現在設定されている時間に対応する信
号のレベルよりも大きくなるとその信号レベルに対応し
た時間に変更されるように構成されている。(19)は前
記ピークレベル保持回路(15)の出力端子(16)に出力
される信号がピークレベルにより検出レベルまで低下す
る時間を測定する時間測定回路であり、ピークレベルの
信号が入力される毎に測定時間がクリアーされて次の時
間を測定する状態になるように構成されている。(20)
は前記時間測定回路(19)により測定された時間と前記
時間設定回路(18)により設定された時間とを比較する
時間比較回路であり、時間測定回路(19)により測定さ
れた時間の方が時間設定回路(18)により設定された時
間より長い場合にHレベルの信号を出力する出力端子
(21)を有している。斯かる回路構成において、ピーク
レベル保持回路(15)より出力される信号のレベルが検
出レベル以下の状態即ち無信号部が再生されている状態
が所定時間続いた場合に制御回路(10)は曲間にある無
信号部が検出されたと判断し、選曲動作状態より再生状
態に切換えるように構成されている。また、ピークレベ
ル保持回路(15)の出力端子(16)に検出レベルより大
きい信号が出力されても時間比較回路(20)の出力端子
(21)にHレベルの信号が出力されなかった場合には雑
音信号として処理されるように構成されている。以上の
如く本発明は構成されており、次に斯かる回路の動作に
ついて説明する。
再生用操作スイッチ(6)を押圧閉成せしめると制御
回路(10)の動作切換回路(11)に対する制御動作が行
なわれ、テープレコーダーは前記動作切換回路(11)の
働きによって再生動作状態にせしめられる。磁気テープ
に録音されている信号は、磁気ヘッド(1)によって再
生された後前置増幅回路(2)に入力されて増幅され
る。前記前置増幅回路(2)によって増幅された再生信
号は、可変抵抗器(3)に印加されてレベル調整された
後主増幅回路(4)に入力される。前記主増幅回路
(4)に入力された再生信号は、増幅された後出力端子
(5)に出力されるので使用者は再生信号を聴取するこ
とが出来る。また、早送り用操作スイッチ(7)及び巻
戻し用操作スイッチ(8)を押圧閉成せしめると制御回
路(10)による動作切換回路(11)に対する制御動作が
行なわれ、テープレコーダーは前記動作切換回路(11)
の働きによって早送り動作状態及び巻戻し動作状態にせ
しめられる。このように各操作スイッチ(6),(7)
及び(8)を閉成せしめた場合の各動作は行なわれる
が、各動作状態にあるときに停止用操作スイッチ(9)
を押圧閉成せしめれば停止状態に切換えることが出来
る。
以上の如く本実施例における各動作は行なわれるが、
次に選曲動作について説明する。まず、磁気テープに録
音されている音楽等の信号が再生されている場合の動作
について説明する。使用者が選曲操作をするとテープレ
コーダは動作切換回路(11)の働きによって選曲動作状
態にせしめられるとともに制御回路(10)に設けられて
いる選曲用出力端子(12)にHレベルの信号が出力され
る。前記選曲用出力端子(12)にHレベルの信号が出力
されるとミューティング用トランジスター(13)が導通
状態に反転し、主増幅回路(4)の出力信号を側路せし
めるため選曲動作状態におけるキュルキュル音が出力端
子(5)に出力されることはない。斯かる選曲動作状態
において、ピークレベル保持回路(15)に入力される再
生信号は、第2図(A)に示すような信号に波形整形さ
れた後そのピークレベルが検出保持され、第2図(B)
に示すような信号が出力端子(16)に出力される。ここ
で入力信号のピークレベルをVA、制御回路(10)によっ
て信号として検出される最低レベルである検出レベルを
VBとし、前記ピークレベル保持回路(15)の出力端子
(16)に出力される信号のレベルがVAよりVBまで低下す
るまでに要する時間をTとすると入力信号が磁気テープ
より再生される信号の場合には、ピークレベルVAと時間
Tとの間には一定の関係が成立する。即ち、ピークレベ
ルVAに対する時間Tの値を信号であると判定するための
最小の値になるように設定して、ピークレベルVAが入力
される毎にそのレベルに対応した時間Tを時間設定回路
(18)に設定するとともに時間測定回路(19)によって
測定された時間と時間設定回路(18)に設定された時間
とを比較すればピークレベル保持回路(15)に入力され
た信号が磁気テープに録音されている音楽等の信号が雑
音信号であるかを判定することが出来る。磁気テープに
録音されている信号が再生されている場合には時間設定
回路(18)に設定される時間に対して時間測定回路(1
9)によって測定される時間の方が長くなるため時間比
較回路(20)の出力端子(21)にHレベルの信号が出力
される。従って、制御回路(10)はピークレベル保持回
路(15)に入力される信号が再生信号であると判定する
ためテープレコーダーは選曲動作状態に保持される。斯
かる状態において、磁気ヘッド(1)が曲間にある無信
号部を再生する状態になるとピークレベル保持回路(1
5)の出力端子(16)に出力される信号のレベルが検出
レベルVBより低くなる。その結果、制御回路(10)は入
力信号が無くなったと判定するとともにその状態が所定
時間経過すると曲間にある無信号部であると判断しテー
プレコーダーを選曲動作状態より再生状態に切換える。
それ故、使用者は再生聴取したい曲を速やかに探し出し
て再生することが出来る。
曲間にある無信号部を検出しているときピークレベル
保持回路(15)に雑音信号が入力されない場合の選曲動
作は以上の如く行なわれるが、次に、パルス状の雑音信
号が入力された場合の動作について説明する。ピークレ
ベル保持回路(15)にパルス状の雑音信号が入力される
と該雑音信号は、、第3図(A)に示す信号に波形整形
された後そのピークレベルが検出保持され、第3図
(B)に示す波形の信号が出力端子(16)に出力され
る。斯かる信号は、A/D変換回路(17)に入力されると
ともに所定の周期にてディジタル信号に変換されて制御
回路(10)に入力される。その結果、入力される信号の
ピークレベルVAに対応した時間Tが時間設定回路(18)
に設定されるとともに信号レベルがVBまで低下する時間
が時間測定回路(19)によって測定され、その測定値t
が求められる。そして前記時間設定回路(18)に設定さ
れた時間Tと時間測定回路(19)によって測定された時
間tとが時間比較回路(20)により比較される。斯かる
雑音信号の場合T>tとなるため前記時間比較回路(2
0)の出力端子(21)にHレベルの信号が出力されるこ
とはない。従って、制御回路(10)はピークレベル保持
回路(15)に入力された信号は磁気テープに録音されて
いる信号の再生信号ではなく雑音信号であると判定する
ため無信号部の検出動作が維持されることになる。その
結果無信号部の検出動作が雑音信号の影響を受けること
なく正確に行なわれることになり、前述した選曲動作を
確実に行なうことが出来る。
尚、本実施例における制御回路(10)、時間設定回路
(18)、時間設定回路(19)及び時間比較回路(20)等
は、マイクロコンピューターによって構成することが出
来る。
(ト)発明の効果 本発明の信号検出回路は、入力端子に入力される信号
のピークレベルを保持するとともにその入力信号に応じ
た特性により出力信号のレベルが低下するピークレベル
保持回路を設け、該ピークレベル保持回路より出力され
る信号がピークレベルより検出レベルまで低下する時間
を測定し、その測定された時間とピークレベル値に対応
して可変設定される比較時間とを比較することにより信
号の検出動作を行うようにしたので、即ちピークレベル
から検出レベルまで低下する時間が信号と雑音信号とで
相違することを利用して信号の検出動作を行うようにし
たので、信号と雑音信号との区別を確実に行うことが出
来る。従って、本発明は、テープレコーダの選曲回路の
ように信号間に設けられている無信号部を高速状態にて
検出することによって高速状態より再生動作状態に切り
換える動作を行う装置に実施した場合に雑音信号による
誤動作を防止することが出来るという利点を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図に示した回路は、本発明の信号検出回路の一実施
例、第2図及び第3図は本発明の動作を説明するための
図である。 主な図番の説明 (1)……磁気ヘッド、(2)……前置増幅回路、
(4)……主増幅回路、(10)……制御回路、(11)…
…動作切換回路、(15)……ピークレベル保持回路、
(17)……A/D変換回路、(18)……時間設定回路、(1
9)……時間測定回路、(20)……時間比較回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子に入力される信号のピークレベル
    を保持するとともにその入力信号に応じた特性により出
    力信号のレベルが低下するピークレベル保持回路と、該
    ピークレベル保持回路より出力される信号を所定の周期
    にてディジタル信号に変換するA/D変換回路と、該A/D変
    換回路より得られるピークレベル値に対応して比較時間
    が可変設定される時間設定回路と、前記ピークレベル保
    持回路より出力される信号がピークレベルより検出レベ
    ルまで低下する時間を測定する時間測定回路と、該時間
    測定回路により測定された時間と前記時間設定回路によ
    り設定された比較時間とを比較する時間比較回路とより
    成り、前記時間測定回路により測定された時間が前記時
    間設定回路により設定されている比較時間より長いとき
    信号であると判定するようにしたことを特徴とする信号
    検出回路。
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JPS57181450A (en) * 1981-05-01 1982-11-08 Sharp Corp Detector for intermusic of tape recorder
JPS5817557A (ja) * 1981-07-22 1983-02-01 Pioneer Electronic Corp テ−ププレ−ヤ

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