JP2686088B2 - ワイヤカット放電加工機 - Google Patents

ワイヤカット放電加工機

Info

Publication number
JP2686088B2
JP2686088B2 JP63029089A JP2908988A JP2686088B2 JP 2686088 B2 JP2686088 B2 JP 2686088B2 JP 63029089 A JP63029089 A JP 63029089A JP 2908988 A JP2908988 A JP 2908988A JP 2686088 B2 JP2686088 B2 JP 2686088B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machining
liquid
liquid level
electric discharge
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63029089A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01205920A (ja
Inventor
雅仁 梅津
浅実 森野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP63029089A priority Critical patent/JP2686088B2/ja
Publication of JPH01205920A publication Critical patent/JPH01205920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2686088B2 publication Critical patent/JP2686088B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はワイヤカット放電加工機に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、例えばワイヤカット放電加工機の加工方法に
は、加工槽内に溜められた加工液中に被加工材を浸して
加工するディップ方式と呼ばれる方式がある。
この方式は、被加工材の上方と下方に設けられたノズ
ルから、被加工材に向って加工液を噴射しつつ加工する
フラッシュ方式と比較すると、加工槽内を均一な状態
(温度一定とか加工液のかかる場所が変化しない等)に
保ち加工が行なえるので、高精度な加工を行なうことが
できる。
ディップ方式で加工を行なう時は、被加工材全体が浸
る程度の加工液を加工槽に溜めて加工を行ない、加工終
了時に加工槽内の加工液全量を排出していた。
また、加工途中の一時的な作業、あるいは、段取り時
等にあっても、加工槽内の加工液は全量排出するよう制
御されているのが一般的である。
(発明が解決しようとする課題) 上述のごときディップ方式にあっては、一時全ての加
工液を排出してしまうと、加工槽内の均一な状態が保て
ずワイヤと被加工材、及び、上下部ノズル、下部アー
ム、ワーク取付台等の精度維持が困難となる。また前の
精度状態にするのにも時間を要することとなる。
更に、一度全ての加工液を排出すると、再度加工槽内
に加工液を溜めるのに時間を要し、この時間を短縮する
ために、ポンプを大型にしなければならないという問題
点があった。
(課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、被加工
材を取付ける取付台を内装した加工槽の下部に排液口を
設けると共に上記排液口を開閉可能の弁を設け、かつ前
記弁の開閉を行うバルブ開閉駆動装置を設けてなるワイ
ヤカット放電加工機において、前記加工槽内の加工液の
排出時に前記取付台の上部付近に加工液面が低下したこ
とを検出するための液面制御部材を、前記加工槽の所定
位置に装着して設け、上記液面制御部材が加工液面の低
下を検出したときに前記弁によって前記排液口を閉じて
加工液の排出を停止する構成としてなるものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第2図を参照するに、第2図には、ワイヤカット放電
加工機1の全体的構成が概念的に例示してある。
ワイヤカット放電加工機1は、基台3の上面一側にコ
ラム5を立設し、基台3の上面に被加工材を固定支持し
て前後左右方向へ移動自在なワークテーブル7が設けて
ある。
前記コラム5にはワークテーブル7の方向へ延伸した
上部アーム9と下部アーム11とが上下に離隔して設けて
あり、上部アーム9の先端部に昇降体13を設けてある。
この昇降体13および前記下部アーム11の先端部には、ワ
イヤ15を案内する上部ノズル17および下部ノズル19がそ
れぞれ設けてある。
前記ワークテーブル7上には被加工材Wを取り付ける
ワーク取付台21と、加工液を収容する加工槽23とが設け
られ、前記下部アーム11は加工槽23の片側側壁をシール
部を介して貫通して構成されている。
なお、図示を省略したがワイヤ15の送り出しおよび巻
取機構については公知のため説明を省略する。
次に本実施例に係る加工槽23について更に詳細に説明
する。
第1図を参照するに、概念的に示されるように、ワー
クテーブル7上に設けられた加工槽23の内部に、被加工
材Wを取り付けるワーク取付台21が設けられ、上部ノズ
ル17と下部ノズル19に案内されるワイヤ15により加工が
行なわれる。
前記加工槽23の内側面(第1図にて右側)に液面制御
部材25(例えばフロートスイッチ等)がワーク取付台21
の上面近傍に位置するごとく設けてあり、加工槽23の他
側下面には排液口27が設けられている。
この排液口27の上部には弁29が回動自在に設けられ、
片端は軸31に枢支し、他端にはワイヤ33が連結してあ
り、このワイヤ33は図示を省略したがバルブ開閉駆動装
置としての巻取駆動装置によりU矢印方向に引き上げら
れる。
上記の構成によりその作用としては、放電加工時は加
工液はA位置つまり被加工材W全体が加工液に浸る位置
に溜っており、加工が全て終了すると弁29を解放し排液
口27より加工液を流出させCの位置つまり全量排出され
る。
しかし、例えば加工が終了し、そのままの被加工材
で、別のスタート穴にワイヤ電極を通して再度加工を行
なう場合には、加工槽23内のA位置に溜った加工液をB
の位置まで排液し、電極通し作業を行ない結線後、再び
加工液を送液し、Aの位置まで液面が達すると図示を省
略したが液面設定装置により送液はストップして加工準
備完了となる。
中間排液であるB位置を選択することにより、液面制
御部材25である例えばフロートスイッチにより液面を検
出し、排液口27より排出されている加工液は図外の駆動
装置によりワイヤ33を介し、弁29により排液口27を閉じ
ることによりB位置での液面を保持することができる。
上述のごとく、必要に応じ液面A,B,Cの位置に設定で
き、特に加工中の被加工材の段取り替えを必要とすると
きには液面をB位置に保つことにより、ワーク取付台2
1、下部ノズル19および下部アーム11は加工液に浸って
いる。
このため、精度維持が容易となり、且つ、準備作業時
間の短縮化と送液ポンプの小型化を図ることができる。
なお、上述した実施例に限定されることなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、被加工材(W)を取付ける取付台(2
1)を内装した加工槽(23)の下部に排液口(27)を設
けると共に上記排液口(27)を開閉可能の弁(29)を設
け、かつ前記弁(29)の開閉を行うバルブ開閉駆動装置
を設けてなるワイヤカット放電加工機において、前記加
工槽(23)内の加工液の排出時に前記取付台(21)の上
部付近に加工液面が低下したことを検出するための液面
制御部材(25)を、前記加工層(23)の所定位置に装着
して設け、上記液面制御部材(25)が加工液面の低下を
検出したときに前記弁(29)によって前記排液口(27)
を閉じて加工液の排出を停止する構成としてなるもので
ある。
上記構成より明らかなように、本発明においては、加
工槽23内の加工液の排出時に、加工液の液面が取付台21
の上部付近に低下すると、下降層23の所定位置に装着し
た液面制御部材25が液面の低下を検出し、弁29によって
排液口27を閉じて加工液の排出を停止する構成であるか
ら、例えば被加工材Wの交換時や被加工材Wの1部のワ
イヤカット放電加工が終了し別個のスタート穴にワイヤ
電極を通して再加工を行うようなときに、加工槽23内か
ら全ての加工液を排出することなく、取付台21の上部付
近の一定高さ位置に液面を保持することができるもので
ある。
したがって、本発明によれば、取付台21に対する被加
工材Wの着脱交換を、加工液に妨げられることなく容易
に行うことができると共に、被加工材Wのスタート穴へ
のワイヤ電極の挿通を行うことができ、その後における
加工液の供給は、液面高さが被加工材Wの上面より僅か
に高くなるまで加工液を追加すれば良いものであり、被
加工材Wの再加工を迅速に開始することができ、作業能
率向上を図ることができるものである。
この際、液面制御部材25は加工槽23の所定位置に装着
してあることにより、被加工材Wの着脱交換時に邪魔に
なることがなく、かつ被加工材Wの大小に拘りなく液面
高さを常に一定に保持して排出の停止を行うことができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す加工槽の構成を概念的
に示した説明図で、第2図のI−I線に沿った概念的な
断面図である。 第2図はワイヤカット放電加工機全体の構成を概念的に
示した説明図である。 1……ワイヤカット放電加工機 23……加工槽、25……液面制御部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工材(W)を取付ける取付台(21)を
    内装した加工槽(23)の下部に排液口(27)を設けると
    共に上記排液口(27)を開閉可能の弁(29)を設け、か
    つ前記弁(29)の開閉を行うバルブ開閉駆動装置を設け
    てなるワイヤカット放電加工機において、前記加工槽
    (23)内の加工液の排出時に前記取付台(21)の上部付
    近に加工液面が低下したことを検出するための液面制御
    部材(25)を、前記加工槽(23)の所定位置に装着して
    設け、上記液面制御部材(25)が加工液面の低下を検出
    したときに前記弁(29)によって前記排液口(27)を閉
    じて加工液の排出を停止する構成としてなることを特徴
    とするワイヤカット放電加工機。
JP63029089A 1988-02-10 1988-02-10 ワイヤカット放電加工機 Expired - Lifetime JP2686088B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63029089A JP2686088B2 (ja) 1988-02-10 1988-02-10 ワイヤカット放電加工機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63029089A JP2686088B2 (ja) 1988-02-10 1988-02-10 ワイヤカット放電加工機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01205920A JPH01205920A (ja) 1989-08-18
JP2686088B2 true JP2686088B2 (ja) 1997-12-08

Family

ID=12266623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63029089A Expired - Lifetime JP2686088B2 (ja) 1988-02-10 1988-02-10 ワイヤカット放電加工機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2686088B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5173737B2 (ja) * 2008-10-28 2013-04-03 三菱電機株式会社 ワイヤ放電加工装置
JP5232314B1 (ja) * 2012-02-13 2013-07-10 ファナック株式会社 加工液の温度制御機能を有するワイヤ放電加工機

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827024U (ja) * 1981-08-13 1983-02-21 ファナック株式会社 ワイヤカツト放電加工機
JPS6190825A (ja) * 1984-10-11 1986-05-09 Mitsubishi Electric Corp 放電加工装置
JPS621820U (ja) * 1985-06-18 1987-01-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01205920A (ja) 1989-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0657243B1 (en) Electric discharge machining device
JP2686088B2 (ja) ワイヤカット放電加工機
EP0226206B1 (en) Cutting oil sorting apparatus
JP2010099813A (ja) ワイヤ放電加工装置及びその液面制御方法
JP6618563B2 (ja) 細穴放電加工機
JPS6227929B2 (ja)
JP2637462B2 (ja) ワイヤ放電加工機
JPH09216130A (ja) 浸漬形ワイヤ放電加工機における加工槽への加工液供給装置
JPS598500B2 (ja) ワイヤカツト注水機構
JPS5834723A (ja) ワイヤカツト放電加工機
JPH066246B2 (ja) 放電加工装置
KR940000673B1 (ko) 방전가공기의 칩 제거장치
JP2691487B2 (ja) ワイヤカット放電加工装置
JP2019155580A (ja) 洗浄機構及び洗浄方法
JP2563081Y2 (ja) ワイヤ放電加工機
JPS6049532B2 (ja) 放電加工装置
JPH09192935A (ja) 浸漬形ワイヤ放電加工機におけるワイヤ送り装置
JPS6141688B2 (ja)
JPS6141686B2 (ja)
JPS624520A (ja) 電食の方法並びにそれを実施する機構
JPH0259223A (ja) 放電加工装置の加工液吸引装置
JP2003068680A (ja) 加工液供給機構
JPH0751983A (ja) 切削油の供給装置
JP3496314B2 (ja) 放電加工機用加工液循環装置
JP2573838B2 (ja) ワイヤ放電加工装置