JP2019155580A - 洗浄機構及び洗浄方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置をコンパクト化しながらも、フィルタの詰まりを防ぐことができる洗浄機構及び洗浄方法を提供する。【解決手段】工作に使用した洗浄液を貯留する第1タンク111と、第1タンク111からの洗浄液を濾過する第1フィルタ66と、第1フィルタ66が濾過した工具洗浄用の洗浄液を貯留する貯留槽50とを備える洗浄機構1において、第1タンク111より清浄な洗浄液を貯留する第2タンク110と、第1フィルタ66側に第1タンク111内の洗浄液を送るポンプ14と、第1フィルタ66及びポンプ14の間に位置する第2フィルタ62と、第2フィルタ62が濾過した洗浄液を第2タンク110に送る第1流路86とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、工作加工に用いる工具又はワークを洗浄する洗浄機構、及び、工具又はワークの洗浄方法に関する。
工作機械は工具を自動交換することで多種類の加工を実行する。工作機械は工具収納部と工具交換装置を備えている。工具収納部は複数種類の工具を工具ホルダに保持した状態で収納し、必要な工具を交換位置に送り出す。工具交換装置は交換位置で工具を受け取って次に主軸に装着する工具を交換位置に搬送し、該工具を工作機械の主軸に取付ける。
主軸は加工室の内部に位置している。加工室の内部には加工によって発生した切粉が存在する。切粉は主軸に取付ける前の工具ホルダに付着することがある。この場合、切粉の影響で、工具は主軸に対して正しく位置決めできない。例えば、工具は偏心した状態で回転し、加工精度が低下する。切粉の付着量が多い場合、工具は主軸に取付けできない。
このような問題を解決する為、工作機械は洗浄液(洗浄液)を用いて工具を洗浄する工具洗浄装置を備えている。工具洗浄装置は、加工作業と工具交換の時、工具の内側と外側に洗浄液を噴出する。これによって、工具に付着している切粉を洗い落とす。
例えば、特許文献1は、洗浄液タンクと噴射ノズルを結ぶ洗浄液通路の途中に貯留部を設け、噴射ノズルが、貯留部内に一時貯留した洗浄液を噴出することによって、多くの洗浄液を少ない抵抗下で安定して噴出でき、短時間で工具を良好に洗浄できる工具洗浄装置を開示している。
特開2011−25398号公報
しかし、特許文献1の工具洗浄装置においては、洗浄液タンクの洗浄液が切粉を含む汚れた洗浄液であり、洗浄液タンクから噴射ノズル及び貯留部に流れる洗浄液を濾過するフィルタが直ぐ詰まるといった問題が発生する。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、装置をコンパクト化しながらも、フィルタの詰まりを防ぐことができる洗浄機構及び洗浄方法を提供することを目的とする。
本発明に係る洗浄機構は、工作に使用した洗浄液を貯留する第1タンクと、前記第1タンクからの洗浄液を濾過する第1フィルタと、前記第1フィルタが濾過した工具洗浄用の洗浄液を貯留する貯留槽とを備える洗浄機構において、前記第1タンクより清浄な洗浄液を貯留する第2タンクと、前記第1フィルタ側に前記第1タンク内の洗浄液を送るポンプと、前記第1フィルタ及び前記ポンプの間に位置する第2フィルタと、前記第2フィルタが濾過した洗浄液を前記第2タンクに送る第1流路とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、前記第1タンクの洗浄液が、前記第2フィルタでの一次的濾過処理を経た後、前記第1フィルタに流れる。従って、前記第1フィルタの目詰まりを未然に防止できる。
また、前記第2フィルタが濾過した洗浄液が前記第1流路を介して前記第2タンクに流れる。従って、前記第2フィルタが濾過した洗浄液を、必要に応じて、前記貯留槽又は前記第2タンクへ選択的に送ることができる。故に、第1フィルタは第2タンクに流れる洗浄液を濾過することがないので、第1フィルタの目詰まりが低減し、第1フィルタの交換頻度を低減できる。
本発明に係る洗浄機構は、前記第1流路に配置してある第1弁と、前記貯留槽の余分な洗浄液を前記貯留槽から排出する第2流路と、前記第2流路に配置してある第2弁とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、前記第1弁及び前記第2弁の開閉を適宜制御することによって、前記第2フィルタが濾過した洗浄液を、前記貯留槽から排出し、又は前記第2タンクへ送ることができる。
本発明に係る洗浄機構は、前記第1弁は前記第2弁が開の時に閉となり、前記第2弁が閉の時に開となることを特徴とする。
本発明にあっては、前記第1弁及び前記第2弁は互いに逆の開閉動作を行うように構成してあるので、夫々の制御が不要であり、前記第1弁及び前記第2弁をまとめて制御でき、洗浄機構の構成をコンパクト化できる。
本発明に係る洗浄機構は、前記貯留槽が所定量の洗浄液を貯留した場合、前記第1弁を開にし、前記第2弁を閉にする制御を行う弁制御部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、例えば、前記貯留槽が工具洗浄に必要である所定量の洗浄液を貯留した場合、前記弁制御部が前記第1弁を開にし、前記第2弁を閉にする制御を行う。以降、前記第2フィルタが濾過した洗浄液は前記貯留槽に流れず、前記第2タンクへ流れるので、前記第2タンクの補充が可能である。
本発明に係る洗浄機構は、工具洗浄後、前記第1弁を閉にし、前記第2弁を開にする制御を行う弁制御部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、工具洗浄が終了した場合、前記弁制御部は前記第1弁を閉にし、前記第2弁を開にする制御を行う。以降、前記第2フィルタが濾過した洗浄液は前記第2タンクに流れず、前記貯留槽へ流れるので、前記貯留槽の補充が可能である。
本発明に係る洗浄機構は、前記第2流路は、前記貯留槽からの余分な洗浄液を前記第2タンクに排出することを特徴とする。
本発明にあっては、前記第2流路が、前記貯留槽が排出する余分な洗浄液を前記第2タンクに送るので、前記第2タンクの補充に用いる。よって、前記貯留槽が貯留していたきれいな洗浄液を有効に活用できる。
本発明に係る洗浄機構は、前記第1弁の作動に遅延を与える遅延部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、前記遅延部は前記第1弁の作動に遅延を与えるので、前記第1弁及び前記第2弁が互いに逆の開閉動作を行うものの、例えば、一定の間、共に閉の状態になる。この際、前記貯留槽の内圧が高くなり、前記貯留槽から流れ出る工具洗浄用洗浄液の圧力を高めることができる。
本発明に係る洗浄機構は、前記第1弁は空気圧によって作動する空気弁であり、前記遅延部は速度制御弁を含むことを特徴とする。
本発明にあっては、前記遅延部は速度制御弁を含み、前記速度制御弁が前記第1弁に加わる空気圧を下げることによって、前記第1弁の作動に遅延を与えることができる。
本発明に係る洗浄方法は、工作に使用した洗浄液を貯留する第1タンクと、前記第1タンクからの洗浄液を濾過する第1フィルタと、前記第1フィルタが濾過した工具洗浄用の洗浄液を貯留する貯留槽と、前記第1タンクより清浄な洗浄液を貯留する第2タンクと、前記第1フィルタ側に前記第1タンク内の洗浄液を送るポンプと、前記第1フィルタ及び前記ポンプの間に位置する第2フィルタと、前記第2フィルタが濾過した洗浄液を前記第2タンクに送る第1流路と、前記第1流路に配置してある第1弁と、前記貯留槽の余分の洗浄液を前記貯留槽から排出する第2流路と、前記第2流路に配置してある第2弁とを備える洗浄機構における洗浄方法において、前記貯留槽が所定量の洗浄液を貯留した場合、前記第1弁を開にし、前記第2弁を閉にすることを特徴とする。
本発明にあっては、例えば、前記貯留槽が工具洗浄に必要である所定量の洗浄液を貯留した場合、前記第1弁を開にし、前記第2弁を閉にする。以降、前記第2フィルタが濾過した洗浄液は前記貯留槽に流れず、前記第2タンクへ流れるので、前記第2タンクの補充が可能である。
本発明に係る洗浄方法は、工作に使用した洗浄液を貯留する第1タンクと、前記第1タンクからの洗浄液を濾過する第1フィルタと、前記第1フィルタが濾過した工具洗浄用の洗浄液を貯留する貯留槽と、前記第1タンクより清浄な洗浄液を貯留する第2タンクと、前記第1フィルタ側に前記第1タンク内の洗浄液を送るポンプと、前記第1フィルタ及び前記ポンプの間に位置する第2フィルタと、前記第2フィルタが濾過した洗浄液を前記第2タンクに送る第1流路と、前記第1流路に配置してある第1弁と、前記貯留槽の余分の洗浄液を前記貯留槽から排出する第2流路と、前記第2流路に配置してある第2弁とを備える洗浄機構における洗浄方法において、工具洗浄後、前記第1弁を閉にし、前記第2弁を開にすることを特徴とする。
本発明にあっては、工具洗浄が終了した場合、前記第1弁を閉にし、前記第2弁を開にする。以降、前記第2フィルタが濾過した洗浄液は前記第2タンクに流れず、前記貯留槽へ流れるので、前記貯留槽の補充が可能である。
本発明によれば、洗浄機構をコンパクト化しつつ、前記第1フィルタの詰まりを防ぐことができる。
従来の洗浄機構を備える工作機械の部分的斜視図である。 実施の形態1に係る洗浄機構の要部構成図である。 実施の形態1に係る洗浄機構の制御部の要部構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態1に係る洗浄機構における制御部の処理の一例を説明するフローチャートである。 実施の形態2に係る洗浄機構の要部構成図である。 実施の形態3に係る洗浄機構の要部構成図である。
(実施の形態1)
図1は従来の洗浄機構を備える工作機械の部分的斜視図である。
従来の洗浄機構を備える工作機械100は床面上に支持した基台2上に制御箱3とコラム4を備えている。作業者は正面(前)から工作機械100を操作する。コラム4は基台2後部の左右方向中央に垂直に立ち上がる支柱である。工作機械100はコラム4の前側に加工室40を備えている。加工室40は内部に、前後と左右に移動可能な加工テーブルを備えている。工作機械100は加工テーブル上のワークを加工する。
コラム4は主軸ヘッド(図示略)を前部に支持している。主軸ヘッドは自動工具交換装置(図示略)を備えており、コラム4に沿って上昇と下降する。自動工具交換装置は工具収納部と工具交換機構を備えている。工具交換機構は、工具収納部が保持している複数の工具の何れかを自動交換する。
制御箱3はコラム4の後側に取付けてある。制御箱3は内部に制御部(図示略)を収容している。制御部は、工作機械100における、加工作業、自動工具交換等の制御を行う。
図1に示すように、工作機械100は洗浄液ユニット10を備えている。洗浄液ユニット10はタンク11、回収槽12、ポンプ13、ポンプ14とポンプ60(第2ポンプ)を備えている。タンク11は箱形の容器であり、加工室40内に供給する洗浄液を貯留している。回収槽12、ポンプ13、ポンプ14とポンプ60はタンク11の上に設置してある。
洗浄液ユニット10は基台2の後側に着脱可能である。回収槽12は使用済の洗浄液を回収する。回収槽12は、回収した洗浄液を一次濾過する一次フィルタを備える。一次フィルタは板状をなしており、無数の細かい孔を有している。一次フィルタよりも下側には汚染槽が位置している。汚染槽は、一次フィルタによる濾過処理を経た洗浄液を貯留する。タンク11は汚染槽を含む。
タンク11は汚染槽に加え、準浄化槽を含む。汚染槽及び準浄化槽は隣り合っている。汚染槽が貯留している洗浄液は、一対のフィルタによる濾過処理を経て準浄化槽に流れ込む。一対のフィルタは2枚のフィルタが所定間隔を挟んで対向しており、各フィルタは上述の一次フィルタより小さい無数の孔を有する板状をなす。
ポンプ13、ポンプ14とポンプ60はタンク11内の洗浄液を吸い上げ、加工室40に送り出す。ポンプ13は洗浄用のポンプである。加工室40は内壁に洗浄液ノズル(図示略)を備えており、ポンプ13の吐出側は洗浄液ノズルに接続している。ポンプ13はタンク11(準浄化槽)内の洗浄液を吸い上げ、前記洗浄液ノズルから加工室40内に噴射する。洗浄液は加工室40内の切粉をタンク11(汚染槽)へ洗い流す。
ポンプ14は洗浄液用のポンプである。加工室40は内側に洗浄ノズル(図示略)を設けており、ポンプ14の吐出側は、斯かる洗浄ノズルに接続している。ポンプ14はタンク11(準浄化槽)内の洗浄液を吸い上げ、洗浄フィルタ141に送る。洗浄フィルタ141は洗浄液に対して濾過処理を施す。洗浄フィルタ141の濾過処理を経た洗浄液を、貯留槽50が一時的に貯留し、工具洗浄の際、加工室40内の前記洗浄ノズルに送る。加工室40内の洗浄ノズルは貯留槽50からの洗浄液を工具交換中の工具に噴射する。洗浄液は主軸に装着する前の工具に付着した切粉を洗い流す。
ポンプ60は冷却液と洗浄液兼用のポンプである。ポンプ60はタンク11(準浄化槽)内の洗浄液を吸い上げ、加工室40に送り出す。ポンプ60の吐出側は、工具の内側の流路を介して工具の先端に開口している。ポンプ60は、タンク11(準浄化槽)内の洗浄液を吸い上げ、加工中の工具の先端からワークの被加工面に向けて噴射する。洗浄液は加工中の工具とワークを冷却する。
長時間洗浄液を繰り返して使用すると、洗浄液の汚れがひどくなるので、タンク11内の洗浄液は、そのまま工具の洗浄に用いることは望ましくない。一般には、ポンプと吐出側のノズルの間にフィルタが配置しており、再度濾過処理を施す。例えば、工作機械100においては、洗浄フィルタ141を介して吐出側のノズルに洗浄液を送る。しかし、切粉を含む洗浄液を吸い上げるので、ポンプ側においても、故障が起こりやすい。切粉を含む洗浄液を濾過するフィルタにおいても、目詰まりが起こりやすい。
本発明は、このような問題を解決できる洗浄機構を提供する。以下、実施の形態1に係る洗浄機構を、図面を参照して説明する。
図2は実施の形態1に係る洗浄機構1の要部構成図である。以下、上述した従来の洗浄機構と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
実施の形態1に係る洗浄機構1は、タンク11と、ポンプ14(第一ポンプ)と、ポンプ60(第二ポンプ)とを備える。タンク11は、第1タンク111及び第2タンク110を有する。第1タンク111は、工作機械100の準浄化槽に相当し、工作機械100の汚染槽であっても良い。
第1タンク111は使用済みの汚れた洗浄液を貯留しており、第2タンク110は、第1タンク111の洗浄液に濾過処理を施した後述する高精度洗浄液を貯留する。第2タンク110は第1タンク111より清浄な洗浄液を貯留する。
洗浄機構1は、第1タンク111内の洗浄液を第1フィルタ66に送る前、一次的に濾過処理を施す。第1フィルタ66は、洗浄機構1の洗浄フィルタ141に相当する。これによって、本実施の形態に係る洗浄機構1では、第1フィルタ66の目詰まりを防止できる。
洗浄機構1は、第1タンク111内の洗浄液に対して一次的に濾過処理を施す第2フィルタ62を備えている。ポンプ14は、切粉を含む第1タンク111内の汚れた洗浄液を吸い上げ、第2フィルタ62に送る。第2ポンプ60は第2タンク110内の高精度洗浄液を吸い上げ、加工室40内に送る。
例えば、第2フィルタ62はサイクロン濾過器である。第2フィルタ62は、遠心分離処理によって汚れた洗浄液内の切粉等の汚物を取り除く。第2フィルタ62は、遠心分離処理を経た濾過後の洗浄液を貯留槽50に送る。第2フィルタ62は、遠心分離処理にて取り除いた汚物を含む汚液を汚液収容部63に送る。
汚液収容部63は、例えば、円筒形状をなしており、第2フィルタ62に接続する流入口631を有している。汚液収容部63は流入口631を介して第2フィルタ62から吐出する汚液を受け入れて一時的に収容する。汚液収容部63は、排出口632を介して汚液を排出する。汚液収容部63の下側には籠状フィルタ65が位置している。汚液収容部63の排出口632は排出路85に接続している。排出路85は、一端が汚液収容部63の排出口632に接続しており、他端が籠状フィルタ65に延びている。排出路85の他端は、籠状フィルタ65の内側で開口している。従って、汚液収容部63が排出口632から排出した汚液は排出路85を介して籠状フィルタ65に流れる。
排出路85は排出口弁64を備えている。後述する制御装置9は、排出口弁64の開閉を制御することによって、汚液収容部63から籠状フィルタ65への汚液の流れを制御する。
第2フィルタ62は、遠心分離処理を経て濾過された洗浄液を、第3流路81を介して貯留槽50に送る。第3流路81は、一端が第2フィルタ62に接続しており、他端が貯留槽50に接続している。第3流路81は、第1フィルタ66を有している。第3流路81は、第1フィルタ66と貯留槽50の間に逆止弁67を有している。第1フィルタ66は、第2フィルタ62からの清浄な洗浄液に対して再び濾過処理を施す。
従って、第1タンク111の洗浄液は、第2フィルタ62での一次濾過処理後、第1フィルタ66にて二次濾過処理を経て貯留槽50に流れ込む。貯留槽50は、一次濾過処理と二次濾過処理を経た洗浄液(高精度洗浄液)を貯留する。
第3流路81には第4流路82が接続している。第4流路82は、一端が逆止弁67と貯留槽50の間に接続しており、他端が加工室40内のノズル30bに接続している。従って、ノズル30bは、第1フィルタ66での濾過処理を経た高精度洗浄液を工具とワークに噴射する。第4流路82は第4流路弁69を備えている。制御装置9は、第4流路弁69の開閉を制御することによって、ノズル30bへの高精度洗浄液の流れを制御する。
貯留槽50は高精度洗浄液を貯留する。例えば、貯留槽50が満杯になると、剰余の高精度洗浄液は第2流路83を介して第1タンク111に流れ込む。第2流路83は、一端が貯留槽50に接続しており、他端が第1タンク111にて開口している。第2流路83は第2流路弁51(第2弁)を備えている。制御装置9は、第2流路弁51の開閉を制御することによって、貯留槽50から第1タンク111への高精度洗浄液の流れを制御する。
貯留槽50は、後述する空気源91が供給する空気の圧力によって、第4流路82への高精度洗浄液の吐出を行う。貯留槽50から空気源91までの空気路には吐出弁52が位置する。制御装置9は、吐出弁52の開閉を制御することによって、ノズル30bへの高精度洗浄液の流れを制御する。
ポンプ60は第2タンク110内の高精度洗浄液を吸い上げ、第5流路84を介して、加工室40に送る。第5流路84は、一端がポンプ60に接続しており、他端が加工室40内のノズル30aに接続している。ノズル30aは、ポンプ60が吸い上げた高精度洗浄液を工具とワークに噴射する。第5流路84は第5流路弁68を備え、第5流路弁68及びポンプ60の間にはラインフィルタ841が配置している。制御装置9は、第5流路弁68の開閉を制御することによって、ノズル30aへの高精度洗浄液の流れを制御する。
以下、説明の便宜上、ノズル30aとノズル30bをノズル30とも言う。
洗浄機構1は、第2フィルタ62での濾過処理後の洗浄液を第2タンク110に送る第1流路86を備えている。第1流路86は第3流路81に接続している。第1流路86は、一端が第2フィルタ62と第1フィルタ66の間に接続しており、他端が第2タンク110に延びている。第1流路86の他端は、第2タンク110の内側で開口している。第2フィルタ62での濾過処理後の洗浄液は必要に応じて第1流路86を介して第2タンク110に流れ込むことが出来る。
第1流路86は第1流路弁70(第1弁)を備えている。制御装置9は、第1流路弁70の開閉を制御することによって、第2フィルタ62から第2タンク110への濾過処理後の洗浄液の流れを制御する。
洗浄機構1は、洗浄機構1の起動・停止する指示をユーザから受け付ける指示受付部90を備えている。指示受付部90は、例えば、電源スイッチ、操作パネル等である。指示受付部90は、洗浄機構1を含む工作機械の電源スイッチであっても良い。
洗浄機構1は制御装置9を備える。制御装置9は、空気源91、制御部92、制御弁93を備えている。
第1流路弁70、第2流路弁51、第4流路弁69、第5流路弁68、排出口弁64、吐出弁52は何れも空気弁であり、空気圧によって開閉の作動を行う。空気源91は、制御弁93を介して第1流路弁70、第2流路弁51、第4流路弁69、第5流路弁68、排出口弁64、吐出弁52に空気を供給する。以下、第1流路弁70、第2流路弁51、第4流路弁69、第5流路弁68、排出口弁64、吐出弁52をまとめて空気弁70,51,69,68,64,52とも言う。
制御部92は、空気源91及び制御弁93の制御を行い、空気弁70,51,69,68,64,52の開閉動作を制御する。
制御弁93は、空気源91から空気弁70,51,69,68,64,52までの空気路(図中破線)に位置している。制御弁93は所謂ソレノイドバルブであり、制御部92の指示に応じて、空気源91が空気弁70,51,69,68,64,52に供給する空気を許可・禁止する。
制御弁93は制御弁93a、制御弁93b、制御弁93c、制御弁93d、制御弁93eからなる。
制御弁93aは第4流路弁69への空気の供給を許可・禁止する。制御弁93bは第5流路弁68への空気の供給を許可・禁止する。制御弁93dは吐出弁52への空気の供給を許可・禁止する。制御弁93eは排出口弁64への空気の供給を許可・禁止する。
これに対して、制御弁93cは第1流路弁70と第2流路弁51への空気の供給を許可・禁止する。第1流路弁70と第2流路弁51は互いに逆の開閉動作を行うように設けている。空気源91からの空気が加わった場合、第1流路弁70が開になると、第2流路弁51は閉になり、第1流路弁70が閉になると、第2流路弁51は開になる。
第1流路弁70と第2流路弁51の開閉動作を互いに逆にできるのは、貯留槽50の洗浄液は加工前後の工具交換時に使用するが、第2タンク110の洗浄液は加工中に工具の冷却と、切粉の洗浄を行う時に使用するので、貯留槽50の洗浄液と第2タンク110の洗浄液を同時に使用することがないからである。
従って、制御弁93cの一つで第1流路弁70と第2流路弁51を共に制御できる。よって、洗浄機構1の部品点数を減らし、洗浄機構1をコンパクト化できる。
デフォルトとして第2流路弁51は開の状態を維持し、第1流路弁70は閉の状態を維持する。
図3は、実施の形態1に係る洗浄機構1の制御部92の要部構成を示す機能ブロック図である。制御部92は、CPU921、ROM922、RAM923、弁制御部924、検知部925を有する。
ROM922は各種の制御プログラム、演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータ等を予め記憶し、後述の如く第1流路弁70と第2流路弁51の開閉動作を制御するプログラムを記憶する。RAM923はデータを一時的に記憶し、記憶順、記憶位置等に関係なく読み出す。RAM923は、例えば、ROM922のプログラム、該プログラムを実行することにより発生する各種データ、変化するパラメータ等を記憶する。
CPU921は、ROM922が記憶している制御プログラムをRAM923上にロードして実行することによって、上述の各種ハードウェアの制御を行なう。
検知部925は貯留槽50の高精度洗浄液の量を検知する。検知部925は貯留槽50が満杯であるかを検知する。例えば、第2流路83と貯留槽50の間に流量計等のセンサを設け、検知部925は前記センサの検知結果に基ついて、貯留槽50が満杯であるか検知する。貯留槽50が満杯になった場合は第2流路83を介して余分な高精度洗浄液がオーバーフローするので、前記センサでの検知結果に基づいて、貯留槽50が満杯であることを検知できる。
弁制御部924は、空気源91と制御弁93を制御することによって、空気弁70,51,69,68,64,52の開閉動作を制御する。弁制御部924は検知部925の監視結果に基づいて第1流路弁70と第2流路弁51の開閉動作を制御する。
図4は、実施の形態1に係る洗浄機構1における制御部92の処理の一例を説明するフローチャートである。上述の如く、デフォルトとして第2流路弁51は開の状態であり、第1流路弁70は閉の状態である。
ユーザの操作によって指示受付部90が運転開始の指示を受け付けた場合、洗浄機構1は運転を開始する(ステップS101)。
検知部925は貯留槽50が満杯であるか否かを検知し、検知部925の検知結果に基づいて、CPU921は貯留槽50が満杯であるか否かの判定を行う(ステップS102)。貯留槽50が満杯でないとCPU921が判定した場合(ステップS102:NO)、弁制御部924は制御弁93cを制御し、第1流路弁70と第2流路弁51への空気の供給を禁止する。これによって、デフォルトの開閉状態は維持でき、第1流路弁70は閉の状態、第2流路弁51は開の状態を維持する(ステップS110)。以降、処理はステップS101に戻る。CPU921は、この処理を、貯留槽50が満杯になるまで、繰り返し行う。
貯留槽50が満杯であるとCPU921が判定した場合(ステップS102:YES)、弁制御部924は制御弁93cを制御し、第1流路弁70と第2流路弁51への空気の供給を許可する。これによって、第1流路弁70は閉から開の状態になり、第2流路弁51は開から閉の状態になる(ステップS103)。
以降、第2フィルタ62が濾過処理した後の洗浄液は満杯の貯留槽50に流れず、第1流路86を介して第2タンク110に流れる。よって、第1ポンプ14の空回りを防ぐことができる共に、第2タンク110の高精度洗浄液を補充できる。第2タンク110は、満杯の際、隣の第1タンク111にオーバーフローするように構成してある。
CPU921はツール洗浄のタイミングであるか否かを判定する(ステップS104)。例えば、ツール交換の場合、CPU921はツール洗浄のタイミングであると判定する。
CPU921は、ツール洗浄のタイミングでないと判定した場合(ステップS104:NO)、処理をステップS103に戻す。
ツール洗浄のタイミングであるとCPU921が判定した場合(ステップS104:YES)、弁制御部924は制御弁93cを制御し、第1流路弁70は開の状態、第2流路弁51は閉の状態を維持する(ステップS105)。
この状態で、弁制御部924は、制御弁93dを制御して吐出弁52への空気の供給を許可し、制御弁93aを制御して第4流路弁69への空気の供給を許可する。これによって、吐出弁52が開の状態となって、空気源91からの空気の圧力が貯留槽50に加わる。第4流路弁69も開の状態となる。
第2流路弁51が閉の状態であるので、貯留槽50内の高精度洗浄液は第4流路82に流れ込み、第4流路弁69を介して加工室40(ノズル30b)に流れる。ノズル30bは高精度洗浄液を噴射してツール洗浄を行う(ステップS106)。
CPU921はツール洗浄を終了するタイミングであるか否かを判定する(ステップS107)。CPU921は、ツール洗浄を終了するタイミングではないと判定した場合(ステップS107:NO)、処理をステップS106に戻す。
ツール洗浄を終了するタイミングであるとCPU921が判定した場合(ステップS107:YES)、弁制御部924は制御弁93cを制御し、第1流路弁70と第2流路弁51への空気の供給を許可する。これによって、第1流路弁70は開から閉の状態になり、第2流路弁51は閉から開の状態になる(ステップS108)。
以降、第2フィルタ62が濾過処理した後の洗浄液は第1流路86(第2タンク110)に流れず、第1フィルタ66に流れる。第1フィルタ66で濾過処理を経た高精度洗浄液は貯留槽50に流れる。よって、ツール洗浄によって減少した貯留槽50の高精度洗浄液を補充できる。
第1タンク111から第2タンク110に流れる洗浄液は第1フィルタ66を通過することがないので、第1フィルタ66の目詰まりが低減し、第1フィルタ66の交換頻度が低減する。
次いで、CPU921は、例えば、指示受付部90を監視することによって、ユーザから電源オフの指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS109)。CPU921は、ユーザから電源オフの指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS109:NO)、処理をステップS102に戻す。CPU921は、ユーザから電源オフの指示を受け付けたと判定した場合(ステップS109:YES)、処理を終了する。
なお、上述した弁制御部924、検知部925は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、CPU921が所定のプログラムを実行することにより、ソフトウェア的に構築されてもよい。
(実施の形態2)
図5は実施の形態2に係る洗浄機構1の要部構成図である。以下、上述した実施の形態1の洗浄機構1と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
実施の形態2に係る洗浄機構1では、第2流路83Aは、一端が貯留槽50に接続しており、他端が第2タンク110にて開口している。従って、貯留槽50が満杯になると、余分の高精度洗浄液は第2流路83Aを介して第2タンク110に流れ込む。
実施の形態2の洗浄機構1では、貯留槽50が満杯の際、余分の高精度洗浄液を清浄度の低い第1タンク111に戻さず、清浄度が等しい第2タンク110に流す。折角、第1フィルタ66と第2フィルタ62の濾過処理を施した高精度洗浄液を有効に活用できる。
実施の形態1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施の形態3)
図6は、実施の形態3に係る洗浄機構1の要部構成図である。以下、上述した実施の形態1の洗浄機構1と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
実施の形態3に係る洗浄機構1は、第1流路弁70の作動に遅延を与える遅延部71を備える。遅延部71は、空気源91(制御弁93)と第1流路弁70を結ぶ空気路にて、第1流路弁70付近に位置する。遅延部71は、空気源91から第1流路弁70に供給する空気の圧力を調整し、第1流路弁70の動作を遅くする。
遅延部71は、例えば速度制御弁を有する。速度制御弁は、空気源91から第1流路弁70に向かう空気の流れを妨害する。これによって、第1流路弁70が閉から開の状態になる作動が遅延する。一方、速度制御弁は、第1流路弁70から空気源91に向かう空気の流れは妨害せず、第1流路弁70は速やかに開から閉の状態になる。
実施の形態3に係る洗浄機構1においては、遅延部71によって、第1流路弁70が閉から開状態になることに遅延が生じるので、貯留槽50内の圧力を高めることができる。
ノズル30bから高精度洗浄液を噴射しようとする時は、制御弁93が第1流路弁70を閉から開の状態にして第2流路弁51を開から閉の状態にし、空気源91が貯留槽50に空気を供給して空気圧を与える。しかし、第1流路弁70のみは、遅延部71によって、閉から開の状態への作動が遅くなる。よって、一定時間の間、第1流路弁70と第2流路弁51が共に閉である状態、または、第1流路弁70が閉であり第2流路弁51が半閉じである状態が維持できる。この状態で、貯留槽50に空気圧が加わるが、第2流路弁51及び第1流路弁70の何れも閉の状態であるので、貯留槽50内の圧力が高くなる。従って、高い圧力で高精度洗浄液をノズル30bから噴射でき、効率的に切粉を落とすことができる。
ノズル30bからの高精度洗浄液の噴射が終了した時は、貯留槽50の高精度洗浄液を補充するために、制御弁93が第1流路弁70を開から閉の状態にして第2流路弁51を閉から開の状態にする。遅延部71(速度制御弁)は、第1流路弁70から空気源91に向かう空気の流れを妨害しないので、第1流路弁70は速やかに開から閉の状態になる。よって、貯留槽50の高精度洗浄液を消耗した後、直ぐに貯留槽50の高精度洗浄液の補充が開始する。従って、貯留槽50を大容量にする必要がなくなり、貯留槽50を小型化できる。
更に、第1流路弁70及び第2流路弁51を制御しつつ、貯留槽50に空気圧を与えるので、空気源91の空気圧が急激に下がり、これが洗浄機構1の運転に支障を招く虞もある。
これに対して、実施の形態3に係る洗浄機構1では、遅延部71が第1流路弁70の作動に遅延を与えるので、第1流路弁70の作動が遅延する分、空気源91での空気圧の急激な下がりを防止できる。
1 洗浄機構
50 貯留槽
51 第2流路弁
61 第1ポンプ
66 第1フィルタ
62 第2フィルタ
70 第1流路弁
71 遅延部
83 第2流路
86 第1流路
92 制御部
110 第2タンク
111 第1タンク
711 オリフィス
924 弁制御部

Claims (10)

  1. 工作に使用した洗浄液を貯留する第1タンクと、前記第1タンクからの洗浄液を濾過する第1フィルタと、前記第1フィルタが濾過した工具洗浄用の洗浄液を貯留する貯留槽とを備える洗浄機構において、
    前記第1タンクより清浄な洗浄液を貯留する第2タンクと、
    前記第1フィルタ側に前記第1タンク内の洗浄液を送るポンプと、
    前記第1フィルタ及び前記ポンプの間に位置する第2フィルタと、
    前記第2フィルタが濾過した洗浄液を前記第2タンクに送る第1流路と
    を備えることを特徴とする洗浄機構。
  2. 前記第1流路に配置してある第1弁と、
    前記貯留槽の余分な洗浄液を前記貯留槽から排出する第2流路と、
    前記第2流路に配置してある第2弁と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の洗浄機構。
  3. 前記第1弁は前記第2弁が開の時に閉となり、前記第2弁が閉の時に開となることを特徴とする請求項2に記載の洗浄機構。
  4. 前記貯留槽が所定量の洗浄液を貯留した場合、前記第1弁を開にし、前記第2弁を閉にする制御を行う弁制御部を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の洗浄機構。
  5. 工具洗浄後、前記第1弁を閉にし、前記第2弁を開にする制御を行う弁制御部を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の洗浄機構。
  6. 前記第2流路は、前記貯留槽からの余分な洗浄液を前記第2タンクに排出することを特徴とする請求項2から5の何れか一つに記載の洗浄機構。
  7. 前記第1弁の作動に遅延を与える遅延部を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の洗浄機構。
  8. 前記第1弁は空気圧によって作動する空気弁であり、
    前記遅延部は速度制御弁を含むことを特徴とする請求項7に記載の洗浄機構。
  9. 工作に使用した洗浄液を貯留する第1タンクと、前記第1タンクからの洗浄液を濾過する第1フィルタと、前記第1フィルタが濾過した工具洗浄用の洗浄液を貯留する貯留槽と、前記第1タンクより清浄な洗浄液を貯留する第2タンクと、前記第1フィルタ側に前記第1タンク内の洗浄液を送るポンプと、前記第1フィルタ及び前記ポンプの間に位置する第2フィルタと、前記第2フィルタが濾過した洗浄液を前記第2タンクに送る第1流路と、前記第1流路に配置してある第1弁と、前記貯留槽の余分の洗浄液を前記貯留槽から排出する第2流路と、前記第2流路に配置してある第2弁とを備える洗浄機構における洗浄方法において、
    前記貯留槽が所定量の洗浄液を貯留した場合、前記第1弁を開にし、前記第2弁を閉にすることを特徴とする洗浄方法。
  10. 工作に使用した洗浄液を貯留する第1タンクと、前記第1タンクからの洗浄液を濾過する第1フィルタと、前記第1フィルタが濾過した工具洗浄用の洗浄液を貯留する貯留槽と、前記第1タンクより清浄な洗浄液を貯留する第2タンクと、前記第1フィルタ側に前記第1タンク内の洗浄液を送るポンプと、前記第1フィルタ及び前記ポンプの間に位置する第2フィルタと、前記第2フィルタが濾過した洗浄液を前記第2タンクに送る第1流路と、前記第1流路に配置してある第1弁と、前記貯留槽の余分の洗浄液を前記貯留槽から排出する第2流路と、前記第2流路に配置してある第2弁とを備える洗浄機構における洗浄方法において、
    工具洗浄後、前記第1弁を閉にし、前記第2弁を開にすることを特徴とする洗浄方法。
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