JP2006255833A - クーラント濾過装置 - Google Patents

クーラント濾過装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006255833A
JP2006255833A JP2005077198A JP2005077198A JP2006255833A JP 2006255833 A JP2006255833 A JP 2006255833A JP 2005077198 A JP2005077198 A JP 2005077198A JP 2005077198 A JP2005077198 A JP 2005077198A JP 2006255833 A JP2006255833 A JP 2006255833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coolant
cleaning
tool
machine tool
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005077198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4797409B2 (ja
Inventor
Tatsumi Sugihara
辰実 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2005077198A priority Critical patent/JP4797409B2/ja
Publication of JP2006255833A publication Critical patent/JP2006255833A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4797409B2 publication Critical patent/JP4797409B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

【課題】 工作機械の加工動作の途中で濾過フィルタが目詰まりすることを防止する。
【解決手段】 加工処理が実行されると、並行して濾過フィルタの目詰まりチェック処理が定期的に行われる。目詰まりチェック処理では、圧力センサが正常であるか否か(S1)、工具の先端からクーラントが吐出されているか否か(S2)が判断され、圧力センサが正常であり、且つ工具の先端からクーラントが吐出されていないことを条件に逆洗処理が実行される(S5)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、工作機械から排出される使用済みクーラントを回収して濾過するクーラント濾過装置に関する。
工作機械には、当該工作機械から排出される使用済みクーラントを回収し濾過フィルタにて切粉などを除去した後、前記工作機械に戻すクーラント濾過装置を備えたものがある。
前記濾過フィルタが目詰まりすると、工作機械から回収したクーラントを工作機械に戻すためのポンプ装置に負荷が掛かり過ぎるため、前記濾過フィルタを適宜、洗浄したり交換したりする必要がある。このため、クーラント濾過装置には、濾過フィルタを洗浄するための洗浄機構が設けられている。
このような洗浄機構による濾過フィルタの洗浄作業は、NCプログラムと称される加工プログラムに組み込まれた洗浄指令コードや、加工動作の終了コードに基づいて行われる(例えば特許文献1参照)。
従って、加工プログラムに洗浄指令コードを組み込むことを忘れると、加工プログラムにより全ての加工動作が終了するまで洗浄作業が行われない。加工プログラムが長い場合は一連の加工動作が終了するまでに切粉が濾過フィルタに詰まり、その旨が報知されてしまうことがあった。また、加工動作によっては切粉が発生し易く、洗浄指令コードや終了コードに基づき洗浄作業が行われる前に切粉がフィルタに詰まってしまう場合もある。
特開2004−74380号公報
ところが、工作機械による加工動作の途中で濾過フィルタの目詰まり検知がなされた場合は、濾過フィルタの洗浄作業を行った後、加工サイクルを一からやり直さなければならない。つまり、濾過フィルタの目詰まり検知がなされるまでに工作機械により行われた加工動作が無駄になるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、工作機械の加工動作の途中で濾過フィルタが目詰まりすることを防止することができるクーラント濾過装置を提供することである。
本発明のクーラント濾過装置は、工作機械から排出される使用済みクーラントを回収する回収手段と、前記回収手段により回収されたクーラントを濾過する濾過フィルタと、前記濾過フィルタにて濾過されたクーラントを前記工作機械に供給する供給手段と、前記濾過フィルタの洗浄手段と、前記洗浄手段による洗浄動作の実行が可能か否かを判断する判断手段と、前記判断手段により洗浄動作の実行が可能であると判断されたときに、前記洗浄手段に洗浄動作を実行させる制御手段とを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、判断手段により濾過フィルタの洗浄動作の実行が可能であると判断されると、洗浄動作により濾過フィルタの洗浄動作が実行される。この場合、工作機械が加工動作を実行しておらず、工具にクーラントが供給されていない時、例えば工具の交換動作時が、濾過フィルタの洗浄動作の実行が可能であるときに相当する。
本発明によれば、濾過フィルタが目詰まりを起こす前に、前記濾過フィルタを洗浄することができる。
以下、本発明の第1の実施例について図1ないし図4を参照しながら説明する。本実施例に係る工作機械は、制御装置を一体的に備えるものである。即ち、図1において、工作機械1は、図示しないワーク(被工作物)を載置するためのXYテーブル2、主軸(図示せず)を回転駆動する主軸モータ3、前記主軸に装着される工具4を保持する工具マガジン(図示せず)等を備えている。工作機械1は、当該工作機械1から排出される使用済みクーラントを回収し、前記クーラントに含まれる切り屑等を除去した後、前記工作機械1に戻すクーラント濾過装置5を備えている。
前記クーラント濾過装置5から工作機械1に供給されたクーラントは、主軸の内部を貫通する穴を経由して、主軸に装着された工具4の先端から吐出されるようになっている。
前記クーラント濾過装置5は、工作機械1から排出される使用済みクーラントを回収槽(図示せず)を介して回収し貯溜するクーラントタンク6(回収手段に相当)、クーラントタンク6内のクーラントを吸い上げる中圧ポンプ7(吐出圧1.5〜7.0MPa)、前記中圧ポンプ7の吐出口7aに接続された第1の還流パイプ8、前記第1の還流パイプ8にフィルタ装置9を介して接続された第2の還流パイプ10を備えている。
中圧ポンプ7の吸込口7bに接続されたパイプ11は、前記クーラントタンク6の内部まで延びている。前記パイプ11の下端部には円筒状のサクションフィルタ12が接続されている。
前記フィルタ装置9は、液入口13a、液出口13b、液排出口13cを備えたハウジング13と、前記ハウジング13内に収容された中空円筒状の濾過フィルタ14とから構成されている。濾過フィルタ14の外周面とハウジング13との間には空間が形成されており、液入口13a及び液排出口13cは前記空間に連通し、液出口13bは前記濾過フィルタ14の内部に連通している。
第1及び第2の還流パイプ8及び10は、それぞれハウジング13の液入口13a及び液出口13bに接続されている。第1及び第2の還流パイプ8及び10には両者の圧力に基づいて濾過フィルタ14の目詰まりを検出する差圧スイッチ15が接続されている。
また、第2の還流パイプ10の端部は、モータ3の上部において回転継手16を介して主軸の貫通穴に接続されている。第2の還流パイプ10のうち前記回転継手16の手前部には圧力センサ17及びバルブAが取付けられ、前記フィルタ装置9の近傍にはバルブBを介してエア源18が接続されている。更に、第2の還流パイプ10のうちエア源18よりも工作機械1側の部分にはラインフィルタ19が配設されていると共に、前記ラインフィルタの前後の圧力に基づいてラインフィルタ19の目詰まりを検出する差圧スイッチ20が接続されている。
一方、ハウジング13の液排出口13cには排液用パイプ21(排出路に相当)が接続されている。排液用パイプ21の途中部にはバルブCが取り付けられている。また、排液用パイプ21の下端部は、クーラントタンク6の内部に配置されている。
前記バルブA〜Cはいずれもノーマルクローズタイプのもので、オフ状態で閉鎖され、オン状態で開放されるようになっている。本実施例では、中圧ポンプ7が供給手段に相当し、第1及び第2の還流パイプ8,10がクーラント供給路に相当する。また、中圧ポンプ7、エア源18から洗浄手段が構成される。
図2は、工作機械1の電気的構成を概略的に示す図である。この図2において、CPU25に接続された入出力バス26には、ROM27、RAM28、操作パネル29、ディスプレイ30、ブザー31が接続されている。
前記操作パネル29は、工作機械1に指令を与えたり、各種の設定を行ったりするための種々のキーを備えている。前記ディスプレイ30は、工作機械1の運転状況等を表示する。前記ROM27には、CPU25が解読、実行する基本的なプログラムが予め格納されている。また、前記RAM28には、加工プログラム、濾過フィルタの目詰まりチェックプログラム、逆洗条件テーブル(いずれも詳しくは後述する)等が記憶保持されている。
前記入出力バス26には、I/Oインターフェース32を介して中圧ポンプ7、差圧スイッチ15、20、圧力センサ17、バルブA,B,Cが接続されている。さらに、入出力バス26には、主軸モータアンプ33、X,Y,Z軸モータアンプ34がそれぞれ接続されている。前記モータアンプ33,34には、それぞれ主軸モータ3及びX,Y,Z軸モータ35が接続されている。尚、図示しないが、前記入出力バス26には、各軸モータアンプ33,34の他、工具マガジンの回転用のモータアンプ等も接続されている。
CPU25は、操作パネル29や差圧スイッチ15,20、圧力センサ17からの入力信号、ROM27やRAM28に記憶されたプログラムや種々のデータに基づいてディスプレイ30、ブザー31、中圧ポンプ7、バルブA,B,Cや各軸モータ3,30等、工作機械1全体の制御を行う。
加工プログラムには、加工に必要な情報、例えば加工内容を示すコード、使用する工具種類や主軸の回転数、Z軸の送り速度(工具の移動速度)、加工を行う座標等が加工順に記載されている。CPU25は、加工プログラムの内容を1ブロックずつ解釈することにより、工作機械1の各部を駆動し、工具の交換や、主軸の座標移動、ワークの加工などを行う。また、ワークの加工時には、CPU25は、中圧ポンプ7をオンすると共にバルブAを開放し、主軸に装着されている工具4にクーラントを供給する。この結果、工具4の先端からクーラントが吐出される。
後述するように、本実施例では、CPU25は制御手段、洗浄手段、判断手段、計測手段として機能する。
次に、CPU25が、加工処理と並行して定期的、例えば20(msec)毎に実行する濾過フィルタの目詰まりチェック処理について図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。即ち、目詰まりチェック処理が起動されると、CPU25は、まずステップS1にて圧力センサ17が正常であるか否かを判定する。そして、圧力センサ17が正常であると判定した場合(YES)は、ステップS2に移行する。ステップS2では、工具4の先端からクーラントが吐出されているか否かを判定し、クーラントが吐出されている場合には(YES)、そのときの圧力センサ17の出力を読み込み、その圧力値を記憶する(ステップS3)。
一方、ステップS2にて、工具4の先端からクーラントが吐出されていないと判定された場合には(NO)、ステップS4に移行する。ステップS4では、逆洗処理が実行されているか否かが判定される。そして、ステップS4にて、逆洗処理が実行されていると判定された場合は(YES)、ステップS1に戻り、逆洗処理が実行されていないと判定された場合(NO)は、ステップS5の逆洗処理のサブルーチンに移行する。
ここで、逆洗処理について図4のフローチャートを参照しながら説明する。逆洗処理ルーチンでは、まず、ステップT1にて中圧ポンプ7をオフすると共にバルブB及びCをオンする。すると、バルブAは閉状態のままバルブB及びCが開状態となる。これにより、エア源18からの加圧された空気(圧力0.4〜0.6MPa)が液出口13bを通ってケーシング13内に流入する。このエア圧により濾過フィルタ14内のクーラントが濾過フィルタ14を内側から外側に向かって噴出する。この結果、濾過フィルタ14に付着していた切り屑等が剥離されて濾過フィルタ14とハウジング13との間の空間に落とされる。
ステップT2では、RAM28に記憶されている圧力センサ17の圧力値が正常範囲にあるか否かが判定される。この圧力値は、上記したステップS3にて記憶されたものであり、逆洗処理の直前に行われたクーラント吐出時における圧力センサ17の圧力値である。ステップT2にて圧力センサ17の圧力値が正常範囲にあると判定されたときは(YES)、ステップT3にて、逆洗処理におけるエア流入時間t1として「0.3秒」が逆洗条件テーブルから取得される。
一方、圧力センサ17の圧力値が正常範囲に入っていないと判定されたときは(NO)、ステップT4にて、逆洗処理におけるエア流入時間t1として「1.0秒」が逆洗条件テーブルから取得される。
即ち、本実施例では、圧力センサ17の圧力値が正常範囲から外れているときは、ろ過フィルタ14に付着している切り屑等が多いと判断し、エア流入時間t1を長くしている。
ステップT3或いはT4にて取得したエア流入時間t1が経過すると、ステップT5に移行して、バルブBをオフした後、中圧ポンプ7をオンする。これにより、バルブBが閉状態になり、エア源18からの加圧空気の供給が停止され、クーラントタンク6内のクーラントが再びフィルタ装置9へ供給される。この結果、ハウジング13内に落とされた切り屑等は、クーラントと共に液排出口13cから排液用パイプ21を通り、クーラントタンク6へ排出される。
ステップT6では、ステップT2と同様に、RAM28に記憶されている圧力センサの圧力値が正常範囲にあるか否かが判定される。そして、圧力センサ17の圧力値が正常範囲にあると判定されたときは(YES)、ステップT7にて、逆洗処理におけるフィルタ内洗浄時間t2として「1.7秒」が逆洗条件テーブルから取得される。一方、圧力センサ17の圧力値が正常範囲に入っていないと判定されたときは(NO)、ステップT8にて、逆洗処理におけるフィルタ内洗浄時間t2として「2.5秒」が逆洗条件テーブルから取得される。
即ち、この場合も、圧力センサ17の圧力値が正常範囲から外れているときは、濾過フィルタ14に付着している切り屑等が多くためにハウジング13に落とされた切り屑も多いと判断し、フィルタ内洗浄時間t2を長くしている。
ステップT7或いはT8にて取得したフィルタ内洗浄時間t2が経過すると、ステップT9に移行して、バルブCをオフすると共に中圧ポンプ7をオフする。これにより、バルブCが閉状態になる。また、クーラントタンク6からフィルタ装置9へのクーラントの供給が停止される。以上により、逆洗処理が終了する。
ステップS5の逆洗処理が終了すると、フィルタの目詰まりチェック処理を終了する。また、ステップS1にて圧力センサ17が異常であると判定された場合は(NO)、ステップS6に移行して、工作機械1の運転を停止すると共にブザー31を鳴らす。
尚、加工動作の途中で差圧スイッチ15により濾過フィルタ14の目詰まりが検出されたときも、ブザー31を鳴らして目詰まりが発生した旨が報知されると共に工作機械1の運転が停止される。
このように本実施例によれば、クーラントが工具4から吐出されていないとき、言い換えるとクーラントが工作機械1に供給されていないときは、常時、逆洗処理を行うように構成したので、濾過フィルタ14に過剰な切り屑が付着して目詰まりが発生する前に前記切り屑を洗い落とすことができる。したがって、濾過フィルタ14に目詰まりが発生して加工動作が途中で停止されてしまうことを極力防止できる。
また、クーラントが工具4から吐出されていないときを利用して逆洗処理を行うように構成したので、加工の途中で逆洗処理を行うことによる加工時間の延長を極力抑えることができる。
更に、圧力センサ17の圧力値に応じて逆洗処理時間を変更するようにしたので、濾過フィルタ14に付着した切り屑を確実に洗い落とすことができ、しかも、不必要に長い時間、逆洗処理が行われることもない。
図5は本発明の第2の実施例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付している。この第2の実施例では、クーラントが工具4の先端から吐出されておらず、且つ、クーラントの吐出時間が所定時間に達すると、逆洗処理を実行するように構成されている。即ち、図5のフローチャートに示すように、ステップS2にてクーラントの吐出動作が行われていないと判定されたときには(NO)は、ステップS21にてクーラント吐出時間T1が所定時間TMに達したか否かを判断する。クーラントの吐出時間T1は、工具4の先端からクーラントを吐出させる処理が行われる毎にカウントアップされるものであり、CPU25のカウンタに記録されている。
そして、ステップS22にて、吐出時間T1が所定時間TMに達したと判断されると(YES)、ステップS5に移行して逆洗処理を実行する。この場合の逆洗処理におけるエア流入時間t1及びフィルタ内洗浄時間t2は予め設定されている(例えばt1=0.3秒、t2=1・7秒)。一方、吐出時間T1が所定時間TMに達していない場合(NO)は、チェック処理を終了する。
尚、ステップS5の逆洗処理が実行されると、CPUはクーラント吐出時間のカウンタをリセットする(ステップS23)。
本実施例は、クーラントが濾過フィルタ14を通過した時間に応じて濾過フィルタ14に付着する切り屑の量が多くなることに着目したものであり、上記構成によれば、濾過フィルタ14に切り屑が余り付着していない状態で逆洗処理が行われることがない。即ち、不必要に逆洗処理が行われることを防止できる。
図6は本発明の第3の実施例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付している。この第3の実施例では、クーラントが工具4の先端から吐出されておらず、且つ、工具交換動作が行われているとき(ステップS24)に逆洗処理が行われるように構成されている。工具交換動作中であるか否かは、加工プログラムのコードに基づき判断される。また、本実施例においても、逆洗処理におけるエア流入時間t1及びフィルタ内洗浄時間t2は予め設定されている(例えばt1=0.3秒、t2=1・7秒)。
工具交換処理に要する時間は、逆洗処理に要する時間よりも十分に長い。従って、上記したように、工具交換処理と並行して逆洗処理を行う構成を採用することにより、加工の途中に逆洗処理を行うことによる加工時間の延長を抑えることができる。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような変形が可能である。
図7に示すフローチャートのように、工具4の先端からクーラントが吐出されていないときは(ステップS2にてNO)、予め設定されたエア流入時間及びフィルタ内洗浄時間で逆洗処理を実行するように構成しても良い。このような構成によれば、圧力センサ17の圧力値を記憶しない分、構成を簡単にすることができる。
また、工具4の先端からクーラントが吐出されていない例えば工具移動処理が行われているときであっても、その処理時間が逆洗処理時間よりも短い場合、その処理が終了した後、逆洗処理が終了するまで待機する必要がある。そこで、図8に示すフローチャートのように、逆洗処理に関するパラメータを逆洗条件テーブルから取得し、前記パラメータに基づいて逆洗処理を行うか否かを決定するようにすると良い(ステップS25)。尚、この場合も、逆洗処理におけるエア流入時間及びフィルタ内洗浄時間は予め設定されたものを用いると良い。
第1の実施例では圧力センサ17の出力値に基づいて逆洗処理の実行時間を決定したが、この構成に代えて、差圧スイッチ15、20の出力値に基づいて逆洗処理時間を決定するようにしても良い。
加圧エアを用いて濾過フィルタを洗浄する方式に代えて、例えば濾過フィルタを回転させてダストをふるい落とす方式、フィルタの外周部をスクレーパでこすり落とす方式でも良い。
工作機械の動作を制御する制御装置は、工作機械とは別に構成されていても良い。
本発明の第1の実施例に係る工作機械の全体構成を概略的に示す図 電気的構成を示す図 定期チェック処理の内容を示すフローチャート 逆洗処理の内容を示すフローチャート 本発明の第2の実施例を示す図3相当図 本発明の第3の実施例を示す図3相当図 本発明の第1の変形例を示す図3相当図 本発明の第2の変形例を示す図3相当図
符号の説明
図面中、1は工作機械、4は工具、5はクーラント濾過装置、6はクーラントタンク(回収手段)、7は中圧ポンプ(供給手段、洗浄手段)、8,10は還流パイプ(クーラント供給路)、14は濾過フィルタ、18はエア源(洗浄手段)、25はCPU(制御手段、判断手段、洗浄手段、計測手段)を示す。

Claims (5)

  1. 工作機械から排出される使用済みクーラントを回収する回収手段と、
    前記回収手段により回収されたクーラントを濾過する濾過フィルタと、
    前記濾過フィルタにて濾過されたクーラントを前記工作機械に供給する供給手段と、
    前記濾過フィルタの洗浄手段と、
    前記洗浄手段による洗浄動作の実行が可能か否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により洗浄動作の実行が可能であると判断されたときに、前記洗浄手段に洗浄動作を実行させる制御手段とを備えることを特徴とするクーラント濾過装置。
  2. 前記供給手段は、前記クーラントを前記工作機械に供給するクーラント供給路を備えると共に、前記濾過フィルタは前記クーラント供給路に設けられ、
    前記判断手段は、前記クーラント供給路を通して前記工作機械にクーラントが供給されているときは前記洗浄手段による洗浄動作の実行が不可能であると判断することを特徴とする請求項1記載のクーラント濾過装置。
  3. 前記工作機械は、加工動作時に内部をクーラントが通過する工具を備え、
    前記判断手段は、前記工具による加工動作時には洗浄動作の実行が不可能であると判断し、前記工具の交換時には洗浄動作の実行が可能であると判断するように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載のクーラント濾過装置。
  4. 前記工作機械にクーラントが供給される時間を計測する計測手段を備え、
    前記制御手段は、前記判断手段により洗浄動作の実行が可能であると判断され、且つ、前記計測手段により計測された時間が所定時間を経過したときに前記洗浄手段に洗浄動作を実行させるように構成されていることを特徴とする請求項2記載のクーラント濾過装置。
  5. 前記工具の内部をクーラントが通過した時間を計測する計測手段を備え、
    前記制御手段は、前記判断手段により洗浄動作の実行が可能であると判断され、且つ、前記計測手段により計測された時間が所定時間を経過したときに前記洗浄手段に洗浄動作を実行させるように構成されていることを特徴とする請求項3記載のクーラント濾過装置。

JP2005077198A 2005-03-17 2005-03-17 クーラント濾過装置 Active JP4797409B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005077198A JP4797409B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 クーラント濾過装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005077198A JP4797409B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 クーラント濾過装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006255833A true JP2006255833A (ja) 2006-09-28
JP4797409B2 JP4797409B2 (ja) 2011-10-19

Family

ID=37095590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005077198A Active JP4797409B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 クーラント濾過装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4797409B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101053720B1 (ko) * 2008-03-31 2011-08-02 브라더 고오교오 가부시키가이샤 공작 기계
JP2011255471A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Disco Corp 廃液処理装置
DE102013105421A1 (de) 2012-05-31 2013-12-05 Fanuc Corporation Filtriervorrichtung für Schneideflüssigkeit mit Filterreinigungsfunktion
DE102013111103A1 (de) 2012-10-15 2014-04-17 Fanuc Corporation Werkzeugmaschine mit einer Filtervorrichtung für die Schneidflüssigkeit
DE102013111880A1 (de) 2012-11-02 2014-05-08 Fanuc Corporation Werkzeugmaschine mit Filtriervorrichtung für die Schneidflüssigkeit
KR101931921B1 (ko) 2018-10-24 2018-12-21 이상근 드릴링 장치
KR101944224B1 (ko) * 2018-12-14 2019-01-30 이상근 드릴링 장치
JP6854390B1 (ja) * 2021-01-22 2021-04-07 Dmg森精機株式会社 工作機械、工作機械の制御方法、および工作機械の制御プログラム
CN114665118A (zh) * 2021-04-14 2022-06-24 长城汽车股份有限公司 燃料电池的冷却系统和车辆

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000237929A (ja) * 1999-02-22 2000-09-05 Koike Engineering & Service Kk 逆流洗浄機能を具備した濾過装置
JP2001009724A (ja) * 1999-06-23 2001-01-16 Bright Wing System Kk フィルター装置
JP2001105316A (ja) * 1999-10-05 2001-04-17 Sumitomo Shoji Chemicals Co Ltd 化学的機械的平坦化装置の研磨液再利用システム
JP2004074380A (ja) * 2002-08-22 2004-03-11 Brother Ind Ltd 工作機械の制御装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000237929A (ja) * 1999-02-22 2000-09-05 Koike Engineering & Service Kk 逆流洗浄機能を具備した濾過装置
JP2001009724A (ja) * 1999-06-23 2001-01-16 Bright Wing System Kk フィルター装置
JP2001105316A (ja) * 1999-10-05 2001-04-17 Sumitomo Shoji Chemicals Co Ltd 化学的機械的平坦化装置の研磨液再利用システム
JP2004074380A (ja) * 2002-08-22 2004-03-11 Brother Ind Ltd 工作機械の制御装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101053720B1 (ko) * 2008-03-31 2011-08-02 브라더 고오교오 가부시키가이샤 공작 기계
JP2011255471A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Disco Corp 廃液処理装置
DE102013105421A1 (de) 2012-05-31 2013-12-05 Fanuc Corporation Filtriervorrichtung für Schneideflüssigkeit mit Filterreinigungsfunktion
DE102013105421B4 (de) * 2012-05-31 2016-02-04 Fanuc Corporation Filtriervorrichtung für Schneideflüssigkeit mit Filterreinigungsfunktion
US8986538B2 (en) 2012-05-31 2015-03-24 Fanuc Corporation Cutting fluid filtering device having filter washing function
DE102013111103A1 (de) 2012-10-15 2014-04-17 Fanuc Corporation Werkzeugmaschine mit einer Filtervorrichtung für die Schneidflüssigkeit
US9186606B2 (en) 2012-11-02 2015-11-17 Fanuc Corporation Machine tool with cutting fluid filtration device
DE102013111880A1 (de) 2012-11-02 2014-05-08 Fanuc Corporation Werkzeugmaschine mit Filtriervorrichtung für die Schneidflüssigkeit
DE102013111880B4 (de) * 2012-11-02 2016-09-15 Fanuc Corporation Werkzeugmaschine mit Filtriervorrichtung für die Schneidflüssigkeit
KR101931921B1 (ko) 2018-10-24 2018-12-21 이상근 드릴링 장치
KR101944224B1 (ko) * 2018-12-14 2019-01-30 이상근 드릴링 장치
JP6854390B1 (ja) * 2021-01-22 2021-04-07 Dmg森精機株式会社 工作機械、工作機械の制御方法、および工作機械の制御プログラム
WO2022158420A1 (ja) * 2021-01-22 2022-07-28 Dmg森精機株式会社 工作機械、工作機械の制御方法、および工作機械の制御プログラム
JP2022112839A (ja) * 2021-01-22 2022-08-03 Dmg森精機株式会社 工作機械、工作機械の制御方法、および工作機械の制御プログラム
CN114665118A (zh) * 2021-04-14 2022-06-24 长城汽车股份有限公司 燃料电池的冷却系统和车辆

Also Published As

Publication number Publication date
JP4797409B2 (ja) 2011-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4797409B2 (ja) クーラント濾過装置
JP4349308B2 (ja) 工作機械の制御装置
JP5674847B2 (ja) 切削液濾過装置を備えた工作機械
JP5580388B2 (ja) フィルタ洗浄装置を備えた工作機械
JP5482359B2 (ja) 工具洗浄装置
US20140102964A1 (en) Machine tool equipped with cutting fluid filtering device
CN204051183U (zh) 过滤装置及过滤系统
KR101531599B1 (ko) 역세척 타입 여과 필터
JP2004066425A (ja) 工作機械のクーラントろ過装置
JP2007090514A (ja) 工作機械における主軸装置への工具ホルダ装着時の異常判定方法及び異常判定装置
JP4932454B2 (ja) ろ過装置
JP4375048B2 (ja) 工作機械
JP3979223B2 (ja) 工作機械のクーラント濾過装置
JP2004074380A (ja) 工作機械の制御装置
JP2015066328A (ja) 洗濯機
JP2009273544A (ja) 洗濯機
JP7148764B1 (ja) 制御装置、工作機械および制御方法
JP6996105B2 (ja) 洗浄装置及び洗浄方法
JPH105512A (ja) 濾過器及び濾過システム
US20070246405A1 (en) Flushing agent conditioning device for a hard material-tipped cutting machine
JP2002102608A (ja) 濾過装置に備えたドラムフィルタの逆洗装置
JP7031334B2 (ja) 工作機械、冷却液制御方法及びコンピュータプログラム
JP2019155580A (ja) 洗浄機構及び洗浄方法
JP3805270B2 (ja) 工作機械の加工液供給装置
WO2023218590A1 (ja) 制御装置、工作機械および制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070328

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110718

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4797409

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150