JP2015066328A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】所定の報知情報をユーザに確実に報知することができる洗濯機を提供する。【解決手段】洗濯機は、電源スイッチと、所定の報知情報を報知する報知部と、報知情報を報知すべき状態の発生の有無を判定する状態判定部とを備える。所定の報知情報を報知すべき状態とは、例えば、フィルタの目詰まり度合又はエラー状態、フィルタ以外の他の部品などの運転時の異常状態(エラー)などを含む。報知部は、運転中に状態判定部で状態の発生があると判定した場合に、電源スイッチの次回入操作がされたときは、第1の報知情報を報知するようにしてある。【選択図】図3
Description
本発明は、所定の報知情報を報知する洗濯機に関する。
近年広く普及しているドラム式の洗濯機は、有底円筒状の水槽を、横姿勢又は斜め横姿勢で筐体内に支持し、この水槽の内部に、同軸上にて回転する有底円筒状の回転ドラムを収容して構成されている。そして、かかる洗濯機は、水槽及び回転ドラム内に乾燥風を循環させる乾燥風路を備え、乾燥風路には、回転ドラムの空気を吸い込む送風ファン、及び空気を加熱するヒータなどが設けられている。
このような洗濯機では、音声通知機能を搭載し、洗濯状況又は運転中に生じたエラーなどを音声で出力するものがある(特許文献1参照)。
しかし、洗濯機が運転状態にあるときには、ユーザは洗濯機の傍にいない場合が多く、運転中に生じたエラー又はその他の事象を音声により出力しても、ユーザが認識することができない可能性が高い。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、所定の報知情報をユーザに確実に報知することができる洗濯機を提供することを目的とする。
本発明に係る洗濯機は、電源スイッチと、所定の報知情報を報知する報知部と、該報知部で報知すべき状態の発生の有無を判定する状態判定部とを備える洗濯機において、前記報知部は、運転中に前記状態判定部で前記状態の発生があると判定した場合に、次回電源スイッチの入操作がされたときは、第1の報知情報を報知するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る洗濯機は、前記報知部は、前記状態判定部で前記状態の発生があると判定した場合に、第2の報知情報を報知するようにしてあり、任意の操作を受け付ける受付部を備え、前記報知部は、運転中に前記受付部で任意の操作を受け付けていない場合に、電源スイッチの次回入操作がされたときは、前記第1の報知情報を報知するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る洗濯機は、前記状態が発生した場合又は運転が終了した場合、電源切を行う電源制御部を備え、前記報知部は、前記状態が発生した時点から電源切となる時点までの間に前記受付部で任意の操作を受け付けていない場合に、電源スイッチの次回入操作がされたときは、前記第1の報知情報を報知するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る洗濯機は、前記状態判定部で前記状態の発生があると判定した場合に、前記第1の報知情報の報知要を示す情報を記憶する記憶部を備え、前記報知部は、前記記憶部に前記報知要を示す情報が記憶されている場合、前記第1の報知情報を報知するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る洗濯機は、前記状態を緊急度合に応じて予め区分する状態区分部を備え、前記報知部は、前記状態判定部で前記状態の発生があると判定した場合に、該状態の区分に応じて緊急度合の異なる前記第1の報知情報を報知するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る洗濯機は、前記状態の発生回数を示す履歴情報を記録する記録部を備え、前記報知部は、前記状態判定部で前記状態の発生があると判定した場合に、該状態の発生回数の多少に応じて緊急度合の異なる前記第1の報知情報を報知するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る洗濯機は、前記状態判定部で前記状態の発生があると判定した場合に、電源スイッチの次回入操作がされたときに、前記状態を解消するための作業を実施したか否かの情報を入力するための入力部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、所定の報知情報をユーザに確実に報知することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本実施の形態の洗濯機100の外観の一例を示す斜視図であり、図2は本実施の形態の洗濯機100の内部構成の一例を示す縦断面図である。洗濯機100は、洗濯と乾燥とを行うことができる洗濯乾燥機であるが、乾燥を行わず洗濯のみ行うものでもよい。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本実施の形態の洗濯機100の外観の一例を示す斜視図であり、図2は本実施の形態の洗濯機100の内部構成の一例を示す縦断面図である。洗濯機100は、洗濯と乾燥とを行うことができる洗濯乾燥機であるが、乾燥を行わず洗濯のみ行うものでもよい。
本実施の形態の洗濯機100は、外装を構成する外箱1の内部に水槽2及び回転ドラム3などを備える。水槽2は、一側に開口20を設けた大径の有底円筒体であり、外箱1の底面に立設された複数本の支持脚21(1本のみ図示)により、開口20の側を上とし、水平面に対して軸心を傾けた傾斜姿勢を保って弾性的に支持されている。
水槽2の内部には、回転ドラム3が収容されている。回転ドラム3は、水槽2よりも若干小径の有底円筒体であり、一側の開口30を水槽2の開口20の内側に臨ませ、水槽2の底部中央に固設されたドラムモータ4の出力軸40の端部に連結してあり、ドラムモータ4の駆動により、水槽2の内部にて回転するように構成してある。
回転ドラム3は、開口30の外側に周設された流体バランサ31を備える。流体バランサ31は、回転ドラム3が回転した場合に、当該回転に伴う振動を吸収して緩和する機能を有する。ドラムモータ4は、水槽2の底板の外側に連設されたモータ室41の内部に設けてある。ドラムモータ4の出力軸40は、水槽2の底板を液密に貫通し、当該底板の中央に突出しており、回転ドラム3は、突出した出力軸40の端部に連結してある。回転ドラム3の周壁には、多数の小孔32が全面に亘って貫通形成されている。また、回転ドラム3の内面には、軸長方向に延びる複数のバッフル33が周方向に等配をなして突設されている。なお、簡便のため、図2には、小孔32の一部及び1つのバッフル33を図示している。
外箱1の前面(図2の左側面)には、水槽2の開口20を臨む位置に、ドア10によって開閉可能に洗濯物Aの投入口11が開設されている。投入口11と水槽2の開口20との間は、ベローズ12によって液密に封止されている。外箱1の前面には、ドア10の近傍にドア開ボタン13が設けてある。また、ドア10には、ドア10の閉止時に押圧操作するための押圧部14が設けてある。ドア10は、ドア開ボタン13の操作によって開放され、また周縁部を把持して閉操作し、押圧部14を外側から押すことにより閉止される。外箱1の前面に設けた投入口11は、水槽2及び回転ドラム3の開口20、30に臨ませてある。
外箱1の前面上部には操作パネル15が設置されている。操作パネル15は、運転内容を決定するための複数の操作ボタンと、操作ボタンによって決定された運転内容に対応する文字及び/又は図形を表示する表示部とを有する。操作パネル15は、外箱1の内部における前下部に設けられている運転制御部16に接続してあり、操作パネル15に対する操作情報は、運転制御部16へ出力される。運転制御部16は、操作パネル15から出力された操作情報に基づいて運転内容を決定し、決定した運転内容に従って洗濯運転及び乾燥運転等を行う。
外箱1の後部上面には、水道への接続端となる給水口17が設けてあり、給水口17は、外箱1の内側に設けられた給水弁18に接続されている。給水弁18は、複数の給水出口を有する多連形の電磁弁である。給水弁18の第1給水出口は、給水管19を介して水槽2の底板近傍の上部周面に接続されている。給水管19の中途には、銀イオン発生器22が設けられている。銀イオン発生器22は、給水管19を流れる水を滞留させる図示しない水溜め部と、電圧の印加によって銀イオンを水溜め部に滞留している水に溶出する図示しない対向電極とを有する。銀イオン発生器22、より具体的には対向電極夫々は、運転制御部16に接続されており、運転制御部16による対向電極間の電圧印加によって、銀イオンを水溜め部に滞留している水に溶出する。給水弁18が第1給水出口に切換えられた場合、給水口17に流入した水は、給水弁18及び給水管19を経て水槽2の内部に供給され、洗い用の洗濯水、又は、すすぎ用のすすぎ水として使用される。尚、給水管19の中途に、銀イオン発生器22の他に、公知のように洗剤ケースを配置し、給水と共に適量の洗剤が導入されるように構成することができる。
水槽2には、最下位置となる底板近傍の周面に導水管23が接続されており、導水管23は、外箱1の内側における前下部に固定支持された筒形のフィルタケース24に接続されている。フィルタケース24の内部には、繊維屑等の異物を捕捉する排水フィルタ25が収容されている。フィルタケース24の下部は、排水弁26を介して外箱1の底面に沿って敷設された排水管27に接続されている。排水弁26が開放された場合、水槽2内の洗濯水又はすすぎ水は、導水管23及びフィルタケース24を経て排水管27に排出される。水槽2内の洗濯水又はすすぎ水に含まれる異物は、フィルタケース24内の排水フィルタ25によって捕捉され、洗濯水又はすすぎ水から除去される。従って、異物が排水管27を経て下水管に排出される虞がないため、環境負荷の軽減を図ることができる。
また、運転制御部16は、排水フィルタ25の目詰まり状態を判定するため、排水時間を計測する。排水時間の計測は、例えば、水槽2内の適宜の位置に設けた水位センサ(不図示)を用いることができる。
また、図2に示すように、循環風路5は、水槽2の下部底面に開設された導出口50と、水槽2の開口20の周縁部に開設された導入口51とを、上行ダクト52及び前行ダクト53により連絡してある。上行ダクト52及び前行ダクト53夫々は、外箱1の内部における後側及び上側に配してある。上行ダクト52の下端部及び上端部夫々は、導出口50及び前行ダクト53の後端部に連結してある。前行ダクト53の前端部は、水槽2の前側上部の周縁に開口する導入口51に接続されている。
前行ダクト53の中途には、塵埃を捕捉するための乾燥フィルタ54、乾燥風を起風する送風機55、及び、乾燥風を加熱するヒータ56が、後側から前側にこの順に介装してある。
また、乾燥フィルタ54の目詰まり状態を判定するため、乾燥風の温度を検出するサーミスタ(不図示)が適宜の位置に設けられている。運転制御部16は、当該サーミスタの温度上昇度合(例えば、10分などの所定時間の間の上昇温度など)を検出する。
送風機55及びヒータ56の間を接続してある前行ダクト53の側壁には、プラズマクラスタイオン(Plasma Cluster Ion; PCI)を発生させて、前行ダクト53を通流する乾燥風にPCIを含ませるPCI発生器57が設けてある。また給水弁18の第2給水出口は、冷却水管58を介して上行ダクト52に沿って下方に延設されており、冷却水管58の下端は、上行ダクト52における下部の後壁に接続されている。
図3は本実施の形態の洗濯機100の構成の一例を示すブロック図である。運転制御部16は、CPU(Central Processing Unit)61、記録部62、入出力部63及び通信部64などを備える。
CPU61は、記録部62に記憶された制御プログラムなどを読み出して実行することにより、洗濯動作に係る各種の演算処理及び制御処理等を行う。
また、CPU61は、状態判定部としての機能を有し、所定の報知情報を報知すべき状態の発生の有無を判定し、判定結果をCPU71へ出力する。所定の報知情報を報知すべき状態とは、例えば、排水フィルタ25の状態(例えば、排水時間、排水フィルタ25のエラーの有無)、すすぎ運転や脱水運転時の回転ドラム3を高速回転させて洗濯物の水分を離脱させる時の生じた脱水エラーの有無)、また乾燥フィルタ54の状態(例えば、サーミスタの温度上昇度合、乾燥フィルタ54のエラーの有無)、排水フィルタ25及び乾燥フィルタ54のエラーの状態(累積回数)、その他の運転時の異常状態(エラー)などを含む。
また、CPU61は、運転の開始、運転終了時の電源オフの制御を行う電源制御部としての機能を有する。また、CPU61は、運転時に異常(エラー)が発生した場合、発生時点から所定時間経過後に電源オフの制御も行うことができる。
記録部62は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)又はフラッシュメモリ等の不揮発性でデータ書き換え可能なメモリ素子で構成されており、CPU61が実行する制御プログラム及びこれに必要な種々のデータ等が記録してある。
また、記録部62は、運転履歴を記録してある。運転履歴は、例えば、排水フィルタ25の状態(例えば、排水時間、排水フィルタ25のエラーの有無)、脱水エラーの有無、乾燥フィルタ54の状態(例えば、サーミスタの温度上昇度合、乾燥フィルタ54のエラーの有無)、排水フィルタ25及び乾燥フィルタ54のエラーの回数(累積回数)、その他の運転時の異常状態(エラー)などの情報を含む。なお、運転履歴は、上述の例に限定されるものではない。
入出力部63は、ドラムモータ4、給水弁18、排水弁26、送風機55、ヒータ56、銀イオン発生器22及びPCI発生器57等が接続されており、これらとCPU61との間のデータ入出力を行う。CPU61は、入出力部63を介して、例えば、ドラムモータ4の回転制御及び給水弁18の開閉制御等を行うことができる。
通信部64は、信号線を介して操作パネル15に接続されており、CPU61と操作パネル15との間の情報送受信を行う。CPU61は、通信部64を介して、操作パネル15にて受け付けたユーザの操作に基づいた洗濯動作を行うことができる。
操作パネル15は、CPU71、操作部72、タッチセンサ73、LED(Light Emitting Diode)74、通信部75、報知部76、記憶部77などを備える。なお、報知部76は、報知情報を音声で出力する場合、例えば、スピーカで構成することができ、報知情報を文字等で出力する場合、LED、液晶表示装置(LCD)で構成することができる。
CPU71は、操作部72における操作の受け付け、タッチセンサ73に対する接触操作の有無の判定、LED74の点灯制御、報知部76への報知情報の出力、記憶部77に記憶した情報の読出し又は記憶部77への情報の書込みなどの処理を行う。操作部72及びタッチセンサ73は、任意の操作を受け付ける受付部としての機能を有する。
CPU71は、操作部72又はタッチセンサ73にて操作を受け付けた場合に、通信部75を介して操作内容等の情報を運転制御部16へ送信する処理を行う。
通信部75は、信号線(有線、または無線等)を介して運転制御部16に接続されており、CPU71と運転制御部16との間の情報送受信を行う。また、通信部75は、スマートフォン、タブレット端末又はパソコンのような外部の通信装置から操作に関する信号を受信する受信部としての機能を有する。
操作部72は、図4に一例を示すように、例えば、電源入操作を受け付けるための電源スイッチとしての入ボタン72a、電源切操作を受け付けるための切ボタン72b、運転開始操作を受け付けるためのスタートボタン72c、洗濯槽のドアロックを解除するロック解除操作を受け付けるためのロック解除ボタン72dなどの複数のタクトボタン(機械式ボタン)を有しており、各ボタンに対するプッシュ操作がなされた場合に、CPU71への通知を行う。なお、上述の操作ボタンは、これらに限定されるものではない。
タッチセンサ73は、ユーザによる接触操作を検知するためのものであり、接触に係る物理量を検知して、検知した物理量に応じた信号を出力する。タッチセンサ73は、例えば静電容量方式のものであり、検知した静電容量に応じた電気信号をCPU71へ出力する。CPU71は、タッチセンサ73が出力した電気信号の電圧値と予め設定されている閾値とを比較し、電圧値が閾値を超えて変化した場合にタッチセンサ73に対する接触操作がなされたと判定することができる。
LED74は、操作パネル15上に文字、絵柄又は図形等を点灯により表示するためのものである。CPU71は、複数のLED74の点灯/消灯を個別に制御することにより、洗濯乾燥機の運転状態又はユーザによる操作状態等に適した表示を行うことができる。
記憶部77は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)又はフラッシュメモリ等の不揮発性でデータ書き換え可能なメモリ素子で構成されており、報知情報(第1の報知情報及び第2の報知情報)を記憶してある。
CPU71は、運転中に、CPU61が所定の報知情報を報知すべき状態にあると判定した場合に、第2の報知情報(例えば、メンテナンス情報、エラー情報など)を報知する。なお、報知の形態は、音声でもよく、通知音でもよく、文字等を表示してもよい。
また、CPU71は、運転中に、CPU61が所定の報知情報を報知すべき状態にあると判定した場合に、次回、ユーザが電源入操作を行ったときに、第1の報知情報(例えば、メンテナンス情報、エラー情報など)を報知する。なお、報知の形態は、音声でもよく、文字等を表示してもよい。
第2の報知情報は、所定の報知情報を報知すべき状態が発生したタイミング(発生時点又は当該発生時点から所定の時間経過時点など)で報知される情報であり、第1の報知情報は、所定の報知情報を報知すべき状態が発生した後、一旦電源がオフされ、その後ユーザが電源入の操作を行ったタイミングで再度報知される情報である。なお、第1の報知情報と第2の報知情報とは、全く同じ内容でもよく、あるいは同意のものであれば、異なる表現を用いることもできる。
また、CPU71は、運転中に、CPU61が所定の報知情報を報知すべき状態にあると判定した場合に、第2の報知情報(例えば、メンテナンス情報、エラー情報など)を報知した後、当該第2の報知情報がユーザに認識されたか否か、すなわちユーザが第2の報知情報が報知されたことを確認したか否かを判定することもできる。
また、CPU71は、運転中に、CPU61が所定の報知情報を報知すべき状態にあると判定した場合に、第2の報知情報(例えば、メンテナンス情報、エラー情報など)を報知した後、当該状態の発生時点から電源がオフされるまでの間に、ユーザが任意のボタン又はセンサを操作しなかったときに、第2の報知情報の報知が認識されていないと判定することができる。
そして、CPU71は、第2の報知情報の報知が認識されていないと判定した場合に、次回、ユーザが電源入操作を行ったときに、第1の報知情報(例えば、メンテナンス情報、エラー情報など)を報知することができる。
図4は本実施の形態の洗濯機100の操作パネル15の一例を示す模式図である。操作パネル15上には、複数のタクトボタン(入ボタン72a〜ロック解除72d)を有する操作部72が、向かって右端側の部分に設けられている。また、操作パネル15上の他の部分には、タッチセンサ73によるタッチボタン73a〜73n、及びLED74にて表示/非表示の制御がなされる表示部74a〜74mなどが適宜に配置されている。また、操作パネル15上の略中央部には、報知部としてスピーカ76を設けている。なお、これらのボタンの配置、スピーカ76の配置は、図4の例に限定されるものではない。
[第1実施例]
次に、本発明における実施の形態1の洗濯機100の動作について説明する。実施の形態1による発明の理解をより高めるために、従前の制御と対比させて本願発明を説明する。図5は洗濯機の洗濯運転の処理手順のフローチャートである。図6及び図7は実施の形態1の洗濯機100の洗濯運転の処理手順の第1実施例を示すフローチャートである。図5は従前の制御例を、図6及び図7は本発明における実施の形態1における第1実施例の制御手順を示すもので、洗濯機100の洗濯運転の処理手順を示すフローチャートである。以下では、CPU61及びCPU71を纏めて処理の主体をCPUとする。まず、従前の制御処理手順を、図5を参照に説明する。CPUは、ユーザが入ボタン72aを操作することにより電源入操作を受け付ける(S11)。この状態で洗濯機100は運転コース、洗濯乾燥の各種設定を受け付ける状態となる。
次に、本発明における実施の形態1の洗濯機100の動作について説明する。実施の形態1による発明の理解をより高めるために、従前の制御と対比させて本願発明を説明する。図5は洗濯機の洗濯運転の処理手順のフローチャートである。図6及び図7は実施の形態1の洗濯機100の洗濯運転の処理手順の第1実施例を示すフローチャートである。図5は従前の制御例を、図6及び図7は本発明における実施の形態1における第1実施例の制御手順を示すもので、洗濯機100の洗濯運転の処理手順を示すフローチャートである。以下では、CPU61及びCPU71を纏めて処理の主体をCPUとする。まず、従前の制御処理手順を、図5を参照に説明する。CPUは、ユーザが入ボタン72aを操作することにより電源入操作を受け付ける(S11)。この状態で洗濯機100は運転コース、洗濯乾燥の各種設定を受け付ける状態となる。
CPUは、ユーザが所望の設定ボタンを操作することにより洗濯運転の設定を受け付け(S12)、ユーザがスタートボタン72cを操作することによりスタート操作を受け付け(S13)、運転を開始する。CPUは、まず、洗い・すすぎ工程を行い(S14)、次に、排水工程を行う(S15)。
以上の処理後、CPUは、脱水工程を開始し(S16)、脱水エラーがあるか否かを判定する(S17)。脱水エラーがない場合(S17でNO)、CPUは、脱水運転を完了したか否かを判断し(S18)、脱水運転を完了していない場合(S18でNO)、ステップS17以降の処理を繰り返す。脱水運転を完了した場合(S18でYES)、CPUは、電源をオフにし(S19)、処理を終了する。
脱水エラーがあった場合(S17でYES)、CPUは、脱水エラーの報知を行う(S20)。次のステップとしては、ステップS200のように運転を一時停止状態にし、電源をオンした状態で、報知状態(例えば、脱水エラーを示す表示)を継続していた。この報知をユーザが洗濯機1に近づくことで確認する必要があった。その確認が行なわれるまで、電源が入りっぱなしの状態が長時間継続される。その時間は無駄な電力消費となっていた。
これに対し、本発明の実施の形態1の第1実施例を、図6及び図7を参照に説明する。図6及び図7に示すステップ数と図5のステップ数が同一のものは同一処理を実行し、その詳細は省略する。図6及び図7に示す処理としては、ステップS11とS12との間での処理、またステップS17で、脱水エラーを検知した後の処理が図5で説明した処理とは大きく異なり、本発明の第1実施例の大きな特徴でもある。
まず電源投入を行なったとき(S11)に、ステップS110にて報知確認フラグの状態が確認される。説明の都合上、ここでは報知確認フラグがオン状態として説明する。CPUは、図5で説明したようにステップS12〜S16の処理を実行し、脱水工程を実行後に脱水状態の確認(S17)を行なう。脱水エラーがなく、脱水運転が完了すれば(S18でYES)、電源オフされ(S19)動作が終了する。
一方、脱水エラーを検知した場合(S17でYES)、図6及び図7に示すように、脱水エラーであることをユーザに対して報知する。この報知としては、表示、または音声にてエラー状況、そのエラー解消のための処置内容を出力する(S210)。CPUは、この報知と共に、エラー情報、報知確認フラグオフを記録部62に記憶する(S21)。なお、報知確認フラグオフとは、報知要を示す情報であり、報知情報が報知されたことがユーザに確認(認識)されていないことを示すものであり、後述の報知確認フラグオンとは、報知情報が報知されたことがユーザに確認(認識)されたことを示すものである。また、報知確認フラグオフ及び報知確認フラグオンは記憶部77に記憶してもよい。
次に、CPUは、報知確認操作があったか否かを判定する(S22)。報知確認操作は、ユーザが洗濯機の近くにおり、報知情報を確認することができたことを判定することができればよく、例えば、操作パネル15上の任意のボタン又は任意のセンサの操作をしたか、あるいは扉(ドア10)の開閉動作を行ったかなどで判定することができる。一例として、脱水エラーの場合には、洗濯機の動作が停止し、先に説明したように脱水エラーの解消処置が報知されることで、洗濯機のドア10を開き、回転ドラム3内の洗濯物をほぐし、ドア10を閉じる操作をユーザが行なう。このときに、確認されたと判断される。
報知確認操作があった場合(S22でYES)、CPUは、報知確認フラグオンを記憶し(S23)、脱水エラーで停止していた洗濯機の動作が再開される。このときの再開は、脱水エラーにより停止していたので、脱水工程が実行(S16)される。これにより、報知確認フラグオフは報知確認フラグオンに更新される。
一方、報知確認操作がない場合(S22でNO)、CPUは、所定時間経過したか否かを判定し(S24)、所定時間経過していない場合(S24でNO)、ステップS22以降の処理を繰り返す。所定時間経過した場合(S24でYES)、CPUは、電源をオフにする(S25)。電源をオフにした状態で、ユーザが洗濯機の近くにくるまで待機することができる。
エラー情報、報知確認フラグ(オン、オフ)は、不揮発性のメモリに記憶されるので、電源をオフ(一時停止状態でなく電源断の状態)しても、エラー情報、報知確認フラグが記憶されたまま残存する。これにより、従来であれば、ユーザにエラー状態を通知する必要がある場合、電源をオンしたまま、制御回路、表示部等を含めて電源を供給する一時停止状態にしておく必要があったが、本実施の形態では完全に電源を切ることができ、省電力化を図ることができる。
図6及び図7のフローに戻り、洗濯機の電源オフの状態でユーザが入ボタン72aを操作することによりCPUは電源入操作を受け付ける(S11)。電源オン操作の受付により、本発明によれば、CPUは、報知確認フラグオンであるか否かを判定する(S110)。
先に説明したとおり、脱水エラーが発生していても脱水エラーをユーザが確認しなければ、脱水エラーを知らせるために報知確認フラグがオンされていない状態(フラグオフ)で電源オフされている。そのため、ステップS110の判定はNOとなり、ユーザに脱水エラーで洗濯機が停止している状態であることを報知する(S111)。この報知は、ステップS210と同様の報知でもよく、この同様の内容で報知を行い、エラー解消のための処理をユーザに知らせ、その後にスタートボタン72の操作を行なうように報知する。このとき、同時にステップS112にて報知確認フラグオンの処理が行なわれ、これが記憶される。ステップS11にてユーザが洗濯機本体の前で電源投入操作を行った直後であるので、ユーザがその場にいて、この報知を確認した事は明白である。この報知が行なわれた後の状態では、ステップS113のとおり、一時停止状態(電源ON)で待機している。
これにより、ユーザは、報知内容に従った処理を行ない、スタートボタン72cの操作を行なう(S114)ことで、脱水時に停止した状態に戻り、ステップS16の処理を実行する。以下の処理は、先に説明したとおりである。
以上のように、エラー状態で洗濯機の動作が停止し、電源をオフ状態にしても、ユーザが電源投入操作を行なうことで、停止前のエラー状況をユーザは確実に知ることができる。また、そのエラー状況に応じてユーザが対処できる。
上述のように、ユーザへの通知音又は音声による報知情報(第2の報知情報)が、電源オフまでの間にユーザに確認又は認識されなかったと判定された場合、次回の電源オンの時点で再度報知情報(第1の報知情報)を音声又は通知音などで報知するので、ユーザが洗濯機の傍にいるときに報知情報を報知することができ、報知情報をユーザに確実に報知することができる。
また、第2の報知情報を報知した後に、再度報知するためのエラー情報及び報知情報などを不揮発性メモリに記憶し、電源をオフにするので、待機電力をなくし、省電力化を図ることができる。
上述の実施の形態において、スマートフォン、タブレット端末又はパソコンのような外部の通信装置から操作に関する信号を、無線通信又は有線通信により受信する受信部を設け、CPU71は、外部の装置から当該信号を受信していない場合、第2の報知情報の報知が認識されていないと判定するようにしてもよい。これにより、ユーザの利便性を向上させることができる。
[第2実施例]
次に本発明の実施の形態1における第2実施例を図8乃至図10を参照して説明する。図8は洗濯機の洗濯乾燥運転の処理手順のフローチャートである。図9及び図10は実施の形態1の洗濯機100の洗濯乾燥運転の処理手順の第2実施例を示すフローチャートである。また、第1実施例同様、従前の制御手順を、図8を参照に説明し、本発明の理解をより深めるためにも図9及び図10を参照に本発明の制御手順を説明する。まず、図8を参照して洗濯機による洗濯および乾燥を行なう運転時の制御手順を説明する。CPUは、ユーザが入ボタン72aを操作することにより電源入操作を受け付ける(S41)。この状態で洗濯機100は運転コース、洗濯乾燥の各種設定を受け付ける状態となる。
次に本発明の実施の形態1における第2実施例を図8乃至図10を参照して説明する。図8は洗濯機の洗濯乾燥運転の処理手順のフローチャートである。図9及び図10は実施の形態1の洗濯機100の洗濯乾燥運転の処理手順の第2実施例を示すフローチャートである。また、第1実施例同様、従前の制御手順を、図8を参照に説明し、本発明の理解をより深めるためにも図9及び図10を参照に本発明の制御手順を説明する。まず、図8を参照して洗濯機による洗濯および乾燥を行なう運転時の制御手順を説明する。CPUは、ユーザが入ボタン72aを操作することにより電源入操作を受け付ける(S41)。この状態で洗濯機100は運転コース、洗濯乾燥の各種設定を受け付ける状態となる。
CPUは、ユーザが所望の設定ボタンを操作することにより洗濯乾燥運転の設定を受け付け(S42)、ユーザがスタートボタン72cを操作することによりスタート操作を受け付け(S43)、運転を開始する。CPUは、まず、洗い・すすぎ工程を行い(S44)、次に、排水工程を行う(S45)。
CPUは、脱水工程を行い(S46)、乾燥工程を開始する(S47)。CPUは、乾燥フィルタエラー無→有の変化を検出したかを判定する(S48)。乾燥フィルタエラー無→有の変化がある場合(S48でYES)、CPUは、乾燥フィルタエラーの報知を行う(S49)。ステップS49では、第2の報知情報を報知する。
この乾燥フィルタエラー無→有の変化判別(検知)は、従来より周知の技術を利用できる。例えば乾燥フィルタの目詰まりである場合、乾燥風量の低下を検知する。この乾燥フィルタの目詰まり検知に対して、フィルタの清掃等を行うようにユーザに報知する。
また、ステップS49の乾燥フィルタエラーの報知は、例えば表示等にてユーザに知らしているが、その報知内容を確認したか否かは洗濯機側では行なっていなかった。洗濯機側では、単なる表示等にてフィルタのつまり状況を一方的に表示していた。このフィルタエラーについては、第1実施例のように脱水エラーのように運転を停止することなく、乾燥運転を継続して実施できる。そのため、乾燥運転を完了するまで運転が継続される。
以上のように乾燥フィルタエラー報知処理(S49)後、洗濯機は動作を停止することなく、乾燥運転が完了していなければ、ステップS53でNO、ステップS48へ戻る。これが乾燥運転が完了するまで繰り返し実行される。乾燥運転が完了すれば(S53でYES)、一連の洗濯、乾燥が完了したものとして洗濯機の運転が停止し、電源がオフされる(S54)。
以上説明したように電源オフされると、乾燥フィルタエラーをユーザが確認したか否かを判別することはできなかった。そのため、洗濯乾燥を終了し、電源オンされ、次に洗濯乾燥を行なうために、電源投入を行なっても、前回の洗濯乾燥運転時の乾燥エラーが確認されていないことをユーザに報知できなかった。つまり、ユーザが洗濯機の傍にいる時点で、その報知が行なえなかった。ユーザが乾燥運転を指示すれば、洗濯機の傍から離れる。そのため、乾燥運転が開始し、その運転時に乾燥フィルタの目詰まり等にエラー表示を確認できないまま、常時洗濯乾燥運転が行なわれることになる。
このように乾燥フィルタの目詰まりにより、乾燥不良、また乾燥運転時間が長くなる等、脱水エラー同様、無駄に電力消費が行なわれる。また十分な乾燥が行なえなくなる。これに対し、本発明の実施の形態1による第2実施例においては、以下の処理を実行する。その処理を図9及び図10を参照して説明する。
図9及び図10に示すステップ数と図8のステップ数が同一のものは同一処理を実行し、その詳細は省略する。図9及び図10に示す処理としては、ステップS41とS42との間での処理、またステップS48とS53の間の処理が図8で説明した処理とは大きく異なり、本発明の第2実施例の大きな特徴でもある。
初期の状態においては、報知確認フラグオンが記憶されている。そのため電源入操作を受け付ける(S41)と、ステップS56の処理では、YESとなり、図8で説明した処理と、洗い、すすぎ、脱水の処理(S44、S45、S46)が完了し、乾燥工程が開始(S47)される。
乾燥工程が開始されると、CPUは乾燥フィルタの状態を確認(S48)する。つまりステップS48にて、乾燥フィルタエラー無→有の変化を検出したかを判定する。乾燥フィルタエラー無→有の変化が確認されなければ(S48でNO)、報知確認操作がなされたか否か(S51)が判定され、その操作がなければ、乾燥運転の終了が確認(S53)される。乾燥運転が完了していなければ、ステップS48、S51、S53の処理が、乾燥運転が完了するまで繰り返し実行される。
そこで、CPUはステップS48にて乾燥フィルタのエラー、例えば風量等が多少落ちた場合など、目詰まり状態を認識し、エラー無→有の変化として判定する(S48でYES)。この判定は、一例で従来より公知のエラー判定(検知)を行なうようにすればよい。エラー判定を行なうことで、CPUは乾燥フィルタエラーの報知(S49)を行なう。この報知としては、表示だけなく、音声にて報知することができる。そのエラー情報だけでなく、エラー解消のための措置等の報知も行なう。また、CPUはステップS50に移行し、エラー情報(乾燥フィルタエラー)と共に、報知確認フラグオフを記憶部77に記憶させる。
CPUは、次に報知確認操作があったか否かを判定する(S51)。報知確認操作は、ユーザが洗濯機の近くにおり、報知情報を確認することができたことを判定することができればよく、例えば、操作パネル15上の任意のボタン又は任意のセンサの操作をしたか、あるいは扉の開閉動作を行ったかなどで判定することができる。
報知確認操作があった場合(S51でYES)、CPUは、報知確認フラグオンを記憶し(S52)、後述のステップS53の処理を行う。これにより、報知確認フラグオフは報知確認フラグオンに更新される。
報知確認操作がない場合(S51でNO)、CPUは、乾燥運転が終了したか否かを判定し(S53)、乾燥運転が終了していない場合(S53でNO)、ステップS48以降の処理を繰り返す。
この繰り返しにおいて、ステップS48で乾燥フィルタエラー無→有の変化と判定され、エラー情報、報知確認フラグオフの処理が行なわれる。そして、ステップS51で一度、報知確認操作が確認されると、報知確認フラグオン処理が実行される。ここで、報知確認操作が行われ、報知確認フラグオン処理が行われても、乾燥フィルタの清掃が行われないと乾燥フィルタエラー状態は有のままで改善されないので、S48でYESとは再度判断されない。また、S51でYESとされる場合は、乾燥フィルタエラーをユーザが確認し、その状態を把握する。そのため、エラー報知としては表示だけにし、音声報知等を停止してもよい。
一方、以上の繰り返し処理を行なっているときに、乾燥運転が終了した場合(S53でYES)、CPUは、電源をオフにする(S54)。電源をオフにした状態で、ユーザが洗濯機の近くにくるまで待機することができる。この電源オフ後、ユーザが洗濯、乾燥された洗濯物を取り除く。
以上説明したように、エラー情報、報知確認フラグ(オン、オフ)は、不揮発性のメモリに記憶されるので、電源をオフしても、エラー情報、報知確認フラグが記憶されたまま残存する。これにより、図8であれば、ユーザにエラー状態を通知する必要がある場合、乾燥までの処理が完了していても電源をオンしたままにしておく必要があったが、本実施の形態では電源を切ることができ、省電力化を図ることができる。
上述したように一連の洗濯乾燥運転が終了すれば、電源がオフされる。そして、洗濯機の傍にいるユーザに前回の洗濯乾燥運転時の状況を確実に確認できる本発明の第2実施例の大きな特徴点を以下に説明する。
まず、前回における洗濯乾燥運転が完了し、電源がオフされても、乾燥フィルタのエラーの確認をユーザが行なっていない場合、CPUは、今回の洗濯運転のために、電源入操作を確認後(S41)、報知確認フラグオンであるか否かを判定する(S56)。
ユーザが確認していない場合、ステップS57にて乾燥フィルタエラーの報知を行なう。この報知は上述したとおり、乾燥フィルタに目詰まりが生じていることを音声等で知らせ、その対処を合わせて報知する。その報知に合わせてユーザが乾燥フィルタの清掃等を行なうこともできる。その清掃のために、乾燥フィルタを取り外し、掃除機等で付着物を排除した後、該乾燥フィルタを装着すればよい。
なお、報知確認フラグオンである場合(S56でYES)、ユーザが操作した洗濯乾燥運転の処理が実行される。つまり、前回におけるステップS54で電源オフとする前にユーザが報知情報の確認操作を行っているか、もしくはエラーが発生していないので、再度の報知は必要ないとして、洗濯・乾燥運転設定後、スタートキー操作により(S42〜S43)運転が開始され、設定された運転が完了すれば、上述した洗濯乾燥のための一連の処理を終了する。
一方、先に説明した内容を繰り返し説明することになるが、報知確認フラグオンでない場合(S56でNO)、ステップS54で電源オフとする前にユーザが報知情報の確認操作を行っていないので、再度の報知が必要であるとして、乾燥フィルタエラーを報知する(S57)。ステップS57では、第1の報知情報を報知する。
CPUは、ステップS41において、すでにユーザによる電源入操作があったので、ユーザが洗濯機の傍にいる事が明白であるためにS57の報知に対する報知情報の確認は行われたとして、報知確認フラグオンを記憶し(S58)、ステップS42の処理を行う。
なお、別の処理形態として、ステップS42以降の処理に移る前に、運転を一時停止状態とし、先に説明したように乾燥フィルタエラーの報知(ステップS57)後、ユーザが乾燥フィルタを取り出して清掃を行い、その乾燥フィルタを装着したことを検知すれば、ステップS58を経て、S42の処理を実行するようにしてもよい。この操作を確認した後、一時停止状態を自動解除して運転処理を実行しても、ユーザが一時停止を解除するためにスタートボタンを操作するようにしてもよい。
上述のように、ユーザへの通知音又は音声による報知情報(第2の報知情報)が、電源オフまでの間にユーザに確認又は認識されなかったと判定された場合、次回の電源オンの時点で再度報知情報(第1の報知情報)を音声又は通知音などで報知するので、ユーザが洗濯機の傍にいるときに報知情報を報知することができ、報知情報をユーザに確実に報知することができる。
また、第2の報知情報を報知した後に、再度報知するためのエラー情報及び報知情報などを不揮発性メモリに記憶し、電源をオフにするので、待機電力をなくし、省電力化を図ることができる。
(実施の形態2)
洗濯機を日々使用する場合、乾燥フィルタ及び排水フィルタなどのフィルタの目詰まりが生じ、確実にお手入れを行う必要がある。このようなフィルタの目詰まりが生じた場合に、従来は、エラーコードをセグメント表示するもの、あるいはフィルタ目詰まり専用の表示灯を点灯させるものがあるが、いずれも運転中に表示する。しかし、通常、運転中はユーザが洗濯機の傍にいないので、ユーザがフィルタエラーなどを確認することができない可能性が高い。また、一旦運転が終了すると電源がオフにされ、フィルタエラーなどの表示も消えてしまう。また、エラー表示を行ったとしても、エラーの内容がユーザにとって分かりにくく、ユーザがどのように対処すればよいか解らない場合も多い。このため、ユーザがメーカや販売店に問い合わせをするケースが相次いでいる。また、エラー表示に気づかないまま継続して洗濯機を使用することで、ファンモータの寿命が短くなる場合、運転時の消費電力が増大する場合がある。実施の形態2では、これらの問題を解決することができる。以下、実施の形態2について説明する。なお、図1から図4までの構成は実施の形態1と同様であるので説明は省略する。
洗濯機を日々使用する場合、乾燥フィルタ及び排水フィルタなどのフィルタの目詰まりが生じ、確実にお手入れを行う必要がある。このようなフィルタの目詰まりが生じた場合に、従来は、エラーコードをセグメント表示するもの、あるいはフィルタ目詰まり専用の表示灯を点灯させるものがあるが、いずれも運転中に表示する。しかし、通常、運転中はユーザが洗濯機の傍にいないので、ユーザがフィルタエラーなどを確認することができない可能性が高い。また、一旦運転が終了すると電源がオフにされ、フィルタエラーなどの表示も消えてしまう。また、エラー表示を行ったとしても、エラーの内容がユーザにとって分かりにくく、ユーザがどのように対処すればよいか解らない場合も多い。このため、ユーザがメーカや販売店に問い合わせをするケースが相次いでいる。また、エラー表示に気づかないまま継続して洗濯機を使用することで、ファンモータの寿命が短くなる場合、運転時の消費電力が増大する場合がある。実施の形態2では、これらの問題を解決することができる。以下、実施の形態2について説明する。なお、図1から図4までの構成は実施の形態1と同様であるので説明は省略する。
図11は実施の形態2の洗濯機100によるフィルタ状態を記憶する処理手順の一例を示すフローチャートである。以下では、CPU61及びCPU71を纏めて処理の主体をCPUとする。CPUは、洗濯運転を開始し(S71)、排水時間により排水フィルタの状態を判定する(S72)。CPUは、排水フィルタの状態、すなわち、排水時間、フィルタエラーの有無などを記憶する(S73)。
この場合、CPU(CPU61)は、状態区分部としての機能を有し、排水時間を緊急度合に応じて、複数の段階に区分して記憶することができる。排水時間が長いほど、排水フィルタの目詰まり度合が多く、緊急度合が高いとすることができる。
CPUは、乾燥運転を開始し(S74)、サーミスタの温度上昇度合により乾燥フィルタの状態を判定する(S75)。CPUは、乾燥フィルタの状態、すなわち、サーミスタの温度上昇度合、フィルタエラーの有無など記憶し(S76)、処理を終了する。
この場合、CPU(CPU61)は、サーミスタの温度上昇度合を緊急度合に応じて、複数の段階に区分して記憶することができる。温度上昇が高いほど、乾燥フィルタの目詰まり度合が多く、緊急度合が高いとすることができる。
図11に例示する処理は、1回の運転の都度、行われる。複数回運転を繰り返すことにより、排水フィルタ及び乾燥フィルタの状態の履歴情報を収集することができる。
[第3実施例]
図12は実施の形態2の洗濯機100による電源入操作時の処理手順の第3実施例を示すフローチャートである。図12は実施の形態2の一実施例であるが、以下、図12を参照し第3実施例として説明する。CPUは、電源入操作を受け付け(S81)、前回運転時のサーミスタの温度上昇度合が所定値以上であるか否かを判定する(S82)。なお、所定値は、フィルタエラーであると判定する閾値よりは小さい値であり、乾燥フィルタの目詰まりがひどくフィルタエラーとなる程度よりは小さい値であり、ステップS82は、フィルタエラーの有無を判定するものではない。
図12は実施の形態2の洗濯機100による電源入操作時の処理手順の第3実施例を示すフローチャートである。図12は実施の形態2の一実施例であるが、以下、図12を参照し第3実施例として説明する。CPUは、電源入操作を受け付け(S81)、前回運転時のサーミスタの温度上昇度合が所定値以上であるか否かを判定する(S82)。なお、所定値は、フィルタエラーであると判定する閾値よりは小さい値であり、乾燥フィルタの目詰まりがひどくフィルタエラーとなる程度よりは小さい値であり、ステップS82は、フィルタエラーの有無を判定するものではない。
サーミスタの温度上昇度合が所定値以上である場合(S82でYES)、CPUは、乾燥フィルタのお手入れを促す音声を出力する(S83)。この場合、出力する音声は、第1の報知情報であり、例えば、「そろそろ乾燥フィルタ掃除の時期ですよ」の如く、フィルタの掃除をすぐに行う必要はないが、早めに行うことで省電力化を図ることができる程度の報知情報である。
サーミスタの温度上昇度合が所定値以上でない場合(S82でNO)、CPUは、通常の音声を出力する(S84)。この場合、出力する音声は、例えば、乾燥フィルタとは関係のない情報である。
CPUは、前回運転時の排水時間が所定値以上であるか否かを判定する(S85)。なお、所定値は、フィルタエラーであると判定する閾値よりは小さい値であり、排水フィルタの目詰まりがひどくフィルタエラーとなる程度よりは小さい値であり、ステップS85は、フィルタエラーの有無を判定するものではない。
排水時間が所定値以上である場合(S85でYES)、CPUは、排水フィルタのお手入れを促す音声を出力する(S86)。この場合、出力する音声は、例えば、「そろそろ排水フィルタ掃除の時期ですよ」の如く、フィルタの掃除をすぐに行う必要はないが、早めに行うことで洗濯所要時間の長時間化を防止することができる程度の報知情報である。
排水時間が所定値以上でない場合(S85でNO)、CPUは、通常の音声を出力する(S87)。この場合、出力する音声は、例えば、排水フィルタとは関係のない情報である。CPUは、運転を開始し(S88)、運転が完了すれば処理を終了する。
上述のように、ユーザが電源入の操作を行った場合に、前回の運転時のフィルタの状態を音声で報知するので、ユーザには確実にフィルタの状態を知らせることができる。また、フィルタの状態の区分に応じて、緊急度合の異なる報知情報を報知する。すなわち、フィルタの目詰まりの程度に応じて報知する内容を異なるようにし、フィルタエラーにより例えば乾燥運転を行えなくなる状態、また排水処理が困難となり洗濯運転ができなくなる前にフィルタのお手入れを早めに実施するよう促すので、常に正常な状態を維持した運転が可能となる。
[第4実施例]
図13は実施の形態2の洗濯機100による電源入操作時の処理手順の第4実施例を示すフローチャートである。図13は実施の形態2の他の実施例であるが、この図13を参照し第4実施例として説明する。CPUは、電源入操作を受け付け(S91)、フィルタエラー(乾燥フィルタエラー、排水フィルタエラー)の累積回数が2回以上であるか否かを判定する(S92)。なお、乾燥フィルタエラーの有無は、サーミスタの温度上昇度合が上述の所定値より大きい閾値以上であるか否かにより判定することができる。また、排水フィルタエラーの有無は、排水時間が上述の所定値より大きい閾値以上であるか否かにより判定することができる。
図13は実施の形態2の洗濯機100による電源入操作時の処理手順の第4実施例を示すフローチャートである。図13は実施の形態2の他の実施例であるが、この図13を参照し第4実施例として説明する。CPUは、電源入操作を受け付け(S91)、フィルタエラー(乾燥フィルタエラー、排水フィルタエラー)の累積回数が2回以上であるか否かを判定する(S92)。なお、乾燥フィルタエラーの有無は、サーミスタの温度上昇度合が上述の所定値より大きい閾値以上であるか否かにより判定することができる。また、排水フィルタエラーの有無は、排水時間が上述の所定値より大きい閾値以上であるか否かにより判定することができる。
フィルタエラーの累積回数が2回以上でない場合(S92でNO)、CPUは、通常の音声を出力し(S93)、処理を終了する。この場合、出力する音声は、例えば、フィルタとは関係のない情報である。
フィルタエラーの累積回数が2回以上である場合(S92でYES)、CPUは、フィルタエラーの累積回数が3回以上であるか否かを判定する(S94)。フィルタエラーの累積回数が3回以上でない場合(S94でNO)、CPUは、お手入れを促すものであって緊急度合のやや高い音声を出力し(S95)、処理を終了する。この場合、出力する音声は、第1の報知情報であり、例えば、「フィルタ掃除をしてね」の如く、フィルタの掃除をすぐに行うことを促す程度の報知情報である。
フィルタエラーの累積回数が3回以上である場合(S94でYES)、CPUは、お手入れを促すものであって緊急度合の高い音声を出力し(S96)、処理を終了する。この場合、出力する音声は、第1の報知情報であり、例えば、「いい加減にフィルタ掃除をしてよ」の如く、さらに口調を強めた報知情報、例えば「洗濯、乾燥運転できなくなります。」といったように洗濯機を使用できなくなるような音声メッセージを報知する。
上述のように、フィルタエラーの発生回数などの履歴情報を記録部62に記録し、発生回数の多少に応じて、例えば、口調又は表現が次第に強くなるように、緊急度合の異なる報知情報(第1の報知情報)を報知するので、ユーザに対して、フィルタの掃除の必要性又は緊急性を段階的に意識させることができ、フィルタの掃除を確実に行うことができる。
[第5実施例]
図14は実施の形態2の洗濯機100による電源入操作時の処理手順の第5実施例を示すフローチャートである。図14は実施の形態2のその他の実施例である。この図14を参照し以下に第5実施例として説明する。CPUは、電源入操作を受け付け(S101)、前回の運転でフィルタエラー(乾燥フィルタエラー、排水フィルタエラー)があったか否かを判定する(S102)。前回の運転でフィルタエラーがあった場合(S102でYES)、CPUは、お手入れを促す音声を出力する(S103)。この場合、出力する音声は、第1の報知情報であり、例えば、「フィルタ掃除してくれた?」の如くである。
図14は実施の形態2の洗濯機100による電源入操作時の処理手順の第5実施例を示すフローチャートである。図14は実施の形態2のその他の実施例である。この図14を参照し以下に第5実施例として説明する。CPUは、電源入操作を受け付け(S101)、前回の運転でフィルタエラー(乾燥フィルタエラー、排水フィルタエラー)があったか否かを判定する(S102)。前回の運転でフィルタエラーがあった場合(S102でYES)、CPUは、お手入れを促す音声を出力する(S103)。この場合、出力する音声は、第1の報知情報であり、例えば、「フィルタ掃除してくれた?」の如くである。
CPUは、お手入れ完了を示すボタン操作又はセンサ操作などの入力があったか否かを判定し(S104)、入力があった場合(S104でYES)、フィルタのエラーが解消したとしてフィルタエラーなしを記憶し(S105)、運転を開始し(S106)、運転が完了した場合に処理を終了する。
お手入れ完了を示す入力がなかった場合(S104でNO)、CPUは、フィルタエラーの記録を解消することなく、ステップS106の処理を行う。前回の運転でフィルタエラーがなかった場合(S102でNO)、CPUは、ステップS106の処理を行う。
上述のように、フィルタエラーがあった場合に、フィルタのお手入れを促す報知情報を報知するだけでなく、フィルタエラーなどの状態を解消するための作業を実施したか否かの情報を入力するための入力部としての操作パネル15を備える。なお、入力部としては、操作パネル15の操作部72、タッチセンタ73に限定されるものではなく、例えば、音声入力手段などを用いることもできる。フィルタの掃除を実施したか否かを確実に確認することができるため、エラー状態を解消(クリア)することができ、次回運転時のフィルタ目詰まり度合(排水時間、サーミスタの温度上昇)の検出レベルを補正することができ、検知精度を高めることができる。
[第6実施例]
図15は実施の形態2の洗濯機100による電源入操作時の処理手順の第6実施例を示すフローチャートである。図15は実施の形態2のさらなる実施例である。この図15を参照し第6実施例として以下に説明する。CPUは、電源入操作を受け付け(S111)、前回の運転でフィルタエラー(乾燥フィルタエラー、排水フィルタエラー)があったか否かを判定する(S112)。前回の運転でフィルタエラーがあった場合(S112でYES)、CPUは、お手入れを促す音声を出力する(S113)。この場合、出力する音声は、第1の報知情報であり、例えば、「フィルタ掃除してくれた?」の如くである。
図15は実施の形態2の洗濯機100による電源入操作時の処理手順の第6実施例を示すフローチャートである。図15は実施の形態2のさらなる実施例である。この図15を参照し第6実施例として以下に説明する。CPUは、電源入操作を受け付け(S111)、前回の運転でフィルタエラー(乾燥フィルタエラー、排水フィルタエラー)があったか否かを判定する(S112)。前回の運転でフィルタエラーがあった場合(S112でYES)、CPUは、お手入れを促す音声を出力する(S113)。この場合、出力する音声は、第1の報知情報であり、例えば、「フィルタ掃除してくれた?」の如くである。
CPUは、お手入れ完了を示すボタン操作又はセンサ操作などの入力があったか否かを判定し(S114)、入力がなかった場合(S114でNO)、運転開始不可状態に設定し(S115)、ステップS114以降の処理を続ける。この場合、ステップS113へ戻って上述した処理を再度繰り返すようにしてもよい。繰り返すことでユーザは、運転できないことを認識し、フィルタの清掃を行えば、運転できることを知る。
一方、入力があった場合(S114でYES)、CPUは、フィルタのエラーが解消したとしてフィルタエラーなしを記憶し(S116)、運転を開始し(S117)、運転が完了した場合に処理を終了する。前回の運転でフィルタエラーがなかった場合(S112でNO)、CPUは、ステップS117の処理を行う。
上述のように、フィルタエラーがあった場合に、フィルタのお手入れを促す報知情報を報知するだけでなく、フィルタエラーなどの状態を解消するための作業を実施したか否かの情報を入力するための入力部としての操作パネル15を備える。これにより、フィルタの掃除を実施したか否かを確実に確認することができるため、エラー状態を解消(クリア)することができ、次回運転時のフィルタ目詰まり度合(排水時間、サーミスタの温度上昇)の検出レベルを補正することができ、検知精度を高めることができる。また、フィルタの掃除を実施したことが確認されない場合には、運転を開始することができないように設定することで、ファンモータの寿命が短くなること、あるいは運転時の電力消費が上昇することを確実に防止することができる。
また、前述の第3実施〜第6実施例のように、音声を使ってユーザに報知し、また音声を出力することで、洗濯機(機械)と人間との相互コミュニケーションを図ることができ、製品寿命を長くすることができるとともに、ユーザにとっても洗濯機などの電気機器を使用することが楽しくなり電気機器に対する関心又は愛着を高める効果もある。また、音声によりユーザが行うことを明確に報知するので、単にエラーコードを表示するような場合に比べて、ユーザはすぐに実施すべく対処方法が解りユーザの利便性が向上する。
上述の実施の形態2において、運転中にフィルタの目詰まりを検出した場合、運転が終了しても電源をオフにせず、音声を出力し続け、フィルタ掃除を実施したことを示す入力操作があるまで通電を継続するようにしてもよい。これにより、確実にフィルタの掃除が実施され、エラー状態を解消(クリア)することができる。
上述の実施の形態1、2では、排水フィルタ及び乾燥フィルタの例を挙げたが、本実施の形態1、2はフィルタに限定されるものではなく、他のエラーとなり得る部品等に対しても適用することができる。
15 操作パネル
71 CPU
72 操作部
73 タッチセンサ
74 LED
76 報知部
77 記憶部
16 運転制御部
61 CPU(状態判定部、電源制御部)
62 記録部
71 CPU
72 操作部
73 タッチセンサ
74 LED
76 報知部
77 記憶部
16 運転制御部
61 CPU(状態判定部、電源制御部)
62 記録部
Claims (7)
- 電源スイッチと、所定の報知情報を報知する報知部と、該報知部で報知すべき状態の発生の有無を判定する状態判定部とを備える洗濯機において、
前記報知部は、
運転中に前記状態判定部で前記状態の発生があると判定した場合に、次回電源スイッチの入操作がされたときは、第1の報知情報を報知するようにしてあることを特徴とする洗濯機。 - 前記報知部は、
前記状態判定部で前記状態の発生があると判定した場合に、第2の報知情報を報知するようにしてあり、
任意の操作を受け付ける受付部を備え、
前記報知部は、
運転中に前記受付部で任意の操作を受け付けていない場合に、電源スイッチの次回入操作がされたときは、前記第1の報知情報を報知するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。 - 前記状態が発生した場合又は運転が終了した場合、電源切を行う電源制御部を備え、
前記報知部は、
前記状態が発生した時点から電源切となる時点までの間に前記受付部で任意の操作を受け付けていない場合に、電源スイッチの次回入操作がされたときは、前記第1の報知情報を報知するようにしてあることを特徴とする請求項2に記載の洗濯機。 - 前記状態判定部で前記状態の発生があると判定した場合に、前記第1の報知情報の報知要を示す情報を記憶する記憶部を備え、
前記報知部は、
前記記憶部に前記報知要を示す情報が記憶されている場合、前記第1の報知情報を報知するようにしてあることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の洗濯機。 - 前記状態を緊急度合に応じて予め区分する状態区分部を備え、
前記報知部は、
前記状態判定部で前記状態の発生があると判定した場合に、該状態の区分に応じて緊急度合の異なる前記第1の報知情報を報知するようにしてあることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の洗濯機。 - 前記状態の発生回数を示す履歴情報を記録する記録部を備え、
前記報知部は、
前記状態判定部で前記状態の発生があると判定した場合に、該状態の発生回数の多少に応じて緊急度合の異なる前記第1の報知情報を報知するようにしてあることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の洗濯機。 - 前記状態判定部で前記状態の発生があると判定した場合に、電源スイッチの次回入操作がされたときに、前記状態を解消するための作業を実施したか否かの情報を入力するための入力部を備えることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の洗濯機。
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