JP4349308B2 - 工作機械の制御装置 - Google Patents
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Description
前記濾過フィルタが目詰まりすると、工作機械から回収したクーラントを工作機械に戻すためのポンプ装置に負荷が掛かり過ぎるため、前記濾過フィルタを適宜、洗浄したり交換したりする必要がある。このため、クーラント濾過装置には、濾過フィルタを洗浄するための洗浄機構が設けられている。
このような洗浄機構による濾過フィルタの洗浄作業は、NCプログラムと称される加工プログラムに組み込まれた洗浄指令コードや、加工動作の終了コードに基づいて行われる(例えば特許文献1参照)。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、加工動作の途中で濾過フィルタが目詰まりすることを未然に防止できる工作機械の制御装置を提供することである。
前記クーラント濾過装置5は、工作機械1から排出される使用済みクーラントを回収槽(図示せず)を介して回収し貯溜するクーラントタンク6、クーラントタンク6内のクーラントを吸い上げる中圧ポンプ7(吐出圧1.5〜7.0MPa)、前記中圧ポンプ7の吐出口7aに接続された第1の還流パイプ8、前記第1の還流パイプ8にフィルタ装置9を介して接続された第2の還流パイプ10を備えている。
中圧ポンプ7の吸込口7bに接続されたパイプ11は、前記クーラントタンク6の内部まで延びている。前記パイプ11の下端部には円筒状のサクションフィルタ12が接続されている。
第1及び第2の還流パイプ8及び10は、それぞれハウジング13の液入口13a及び液出口13bに接続されている。第1及び第2の還流パイプ8及び10には両者の圧力に基づいて濾過フィルタ14の目詰まりを検出する差圧スイッチ15が接続されている。
前記バルブA〜Cはいずれもノーマルクローズタイプのもので、オフ状態で閉鎖され、オン状態で開放されるようになっている。本実施例では、中圧ポンプ7、エア源18から洗浄手段が構成される。
前記操作パネル29は、工作機械1に指令を与えたり、各種の設定を行ったりするための種々のキーを備えている。前記ディスプレイ30は、工作機械1の運転状況等を表示する。前記ROM27には、CPU25が解読、実行する基本的なプログラムが予め格納されている。また、前記RAM28には、加工プログラム、濾過フィルタの目詰まりチェックプログラム、逆洗条件テーブル(いずれも詳しくは後述する)等が記憶保持されている。
逆洗処理は図5のフローチャートに従って実行される。即ち、ステップU1にて、逆洗処理におけるエア流入時間t1及びフィルタ内洗浄時間t2を逆洗条件テーブルから取得する。ここでは、エア流入時間t1として「0.3秒」、フィルタ内洗浄時間t2として「1.7秒」が取得されたものとする。
(ステップT9)。これにて、加工動作が再開される。
上記実施例では、濾過フィルタ14の目詰まりの兆候が検出されたときは、実行中のブロックが終了した時点で加工動作を中断するように構成したが、直ちに加工動作を中断するように構成しても良い。この場合、CPU25は、中断した加工動作の内容を記憶し、濾過フィルタ14の逆洗処理が終了すると記憶している内容から加工動作を再開する。
加圧エアを用いて濾過フィルタを洗浄する方式に代えて、例えば濾過フィルタを回転させてダストをふるい落とす方式、フィルタの外周部をスクレーパでこすり落とす方式でも良い。
工作機械の動作を制御する制御装置は、工作機械とは別に構成されていても良い。
Claims (3)
- 複数のブロックからなる加工プログラムを1ブロックずつ解釈することにより複数の加工動作を順に実行する工作機械と、前記工作機械から排出される使用済みクーラントを回収し、濾過フィルタにて濾過した後、前記工作機械に戻すクーラント濾過装置と、前記濾過フィルタを洗浄する洗浄手段とを備える工作機械の制御装置において、
前記濾過フィルタの目詰まり状態を検出する目詰まり検出手段と、
前記目詰まり検出手段により前記濾過フィルタの目詰まりの兆候が検出された回数が所定回数以下の場合は、前記工作機械が実行中の1ブロック分の加工動作が終了した時点で前記工作機械の加工動作を停止させるブロック停止手段と、
前記目詰まり検出手段により前記濾過フィルタの目詰まりの兆候が検出された回数が前記所定回数よりも大きい場合は、前記工作機械の加工動作を停止させる停止手段と、
前記ブロック停止手段により前記工作機械の加工動作が停止された後、前記洗浄手段に洗浄動作を実行させて前記濾過フィルタを復旧させるフィルタ復旧手段と、
前記フィルタ復旧手段による前記濾過フィルタの復旧動作が行われた後、停止されたブロックの次のブロックから加工動作を再開させる加工復帰手段とを設けたことを特徴とする工作機械の制御装置。 - 前記目詰まり検出手段は、前記フィルタ復旧手段による前記濾過フィルタの復旧動作後の目詰まり状態を検出するように構成され、
前記フィルタ復旧手段は、前記濾過フィルタの復旧動作後の前記目詰まり検出手段の検出結果に基づき前記濾過フィルタが復旧されていないと判断したときは、再度、前記濾過フィルタの復旧動作を実行することを特徴とする請求項1記載の工作機械の制御装置。 - 前記フィルタ復旧手段による前記濾過フィルタの復旧動作の実行回数が所定の設定回数に達したときは、エラー報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項2記載の工作機械の制御装置。
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