JPH105512A - 濾過器及び濾過システム - Google Patents

濾過器及び濾過システム

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Publication number
JPH105512A
JPH105512A JP8179921A JP17992196A JPH105512A JP H105512 A JPH105512 A JP H105512A JP 8179921 A JP8179921 A JP 8179921A JP 17992196 A JP17992196 A JP 17992196A JP H105512 A JPH105512 A JP H105512A
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JP
Japan
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filter
supply
filtered
filtrate
liquid
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Pending
Application number
JP8179921A
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English (en)
Inventor
Ikuo Fujimori
郁夫 藤森
Shuji Ueda
修司 植田
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Nippon Steel Texeng Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンスを容易にすることによって工作
機械等の加工液の利用系の稼働効率の低下を抑制できる
とともに、濾過システム全体の小型化及びコストダウン
を図ることのできる新規の濾過器及び濾過システムを実
現する。 【解決手段】 加工液タンク10から導入管11を介し
てポンプ12により濾過器13に加工液が供給される。
濾過器13には、濾過された加工液の供給を断続する供
給弁14が取り付けられ、濾過された加工液は供給管1
5によって輸送される。供給管15の途中には流量計1
6が取り付けられ、濾過された加工液の流量を測定す
る。また、供給管15の途中には3方弁17も取り付け
られ、この3方弁17はバイパス管18にも接続されて
いる。流量計16で検出される流量が低下すると、制御
装置30は供給弁14を閉鎖するとともにドレン弁24
を開放し、加工液をドレン管23から加工液タンク10
へと放出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は濾過器及び濾過シス
テムに係り、特に、工作機械に使用する加工液を回収し
て浄化するために好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンター、研削盤、放電加工
機などの工作機械では、クーラントや放電加工液等の加
工液を大量に使用する。そのため、通常は加工液を回収
して所定期間循環させて使用している。ここで、工作機
械で使用した後の加工液には、加工の際に発生する切り
屑(チップ)や切り粉(切り屑よりも細かい粉状のも
の)が含まれているため、使用後の加工液をタンクに回
収した後に、そのまま再びポンプにより工作機械に送る
と、上記切り屑や切り粉の存在によって加工精度が著し
く悪化し、また、加工液を循環させるための配管部に詰
まりが発生する。そこで、タンク内の加工液から切り屑
や切り粉を取り除き、清浄化された加工液を工作機械に
送るようにしなければならない。
【0003】上述の理由によって、加工液を清浄化する
ための各種手段を設けることが一般的に行われている。
例えば、タンク内にチップコンベアを配置して、タンク
内に堆積し、或いは堆積しようとする切り屑や切り粉を
掬い取り、外部へと排出する場合がある。また、金属板
にパンチングによって多数の通孔を形成した粗い目の濾
過材を用いて大きな切り屑を取り除いた後、さらに濾過
フィルタを用いてより細かい切り粉を除去するように構
成される場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように工作機械
においては切り屑、切り粉が大量に発生するため、濾過
器の目詰まりは避けられないものであり、濾過フィルタ
を定期的に交換する必要がある。この濾過フィルタを交
換するにあたっては、濾過フィルタを取り出し、清掃や
交換を行う必要があるが、このためには工作機械を一時
停止させる必要があり、しかも、切り屑や切り粉で汚染
されたフィルタを取り出す作業は作業者が嫌うものであ
り、危険な場合もあるため、工作機械の稼働効率を低下
させるとともに多大の労力が必要となるという問題点が
ある。
【0005】一方、より細かい切り粉まで濾過しようと
すると、濾過フィルタを目の細かいものとしなければな
らず、濾過液の流量を確保するには、濾過面積を増加す
るか或いは濾過器に加工液を送るためのポンプの圧力を
高める必要があり、一方、圧力の高いポンプは一般に切
り屑や切り粉等の固形分の通過を嫌う構造となっている
ので、ポンプの前段にさらにフィルタを取り付ける必要
もあるため、濾過システム全体の大型化及びコストアッ
プを招くという問題点がある。
【0006】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、メンテナンスを容易にすることに
よって工作機械等の加工液の利用系の稼働効率の低下を
抑制できるとともに、濾過システム全体の小型化及びコ
ストダウンを図ることのできる新規の濾過器及び濾過シ
ステムを実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、導入した被濾過液を濾過する
濾過材を備え、該濾過材を通過させて生成した濾過液を
供給する濾過器と、前記濾過材の目詰まりの程度を直接
若しくは間接的に検出する検出手段とを有し、前記濾過
器には、前記濾過材に対して前記濾過液の出口寄りであ
る供給側において、前記濾過液の供給を断続する供給弁
と、前記濾過材に対して前記被濾過液の入口側である導
入側において、前記被濾過液を前記濾過材に沿って流し
た後に放出するように取り付けられたドレン弁とを設
け、常時は前記供給弁を開放して前記ドレン弁を閉鎖す
るとともに、前記検出手段によって検出された前記濾過
材の目詰まりが所定の程度に達した場合に、若しくは当
該程度に達したと推定される時点で、前記供給弁を閉鎖
するとともに前記ドレン弁を開放して前記濾過器の洗浄
を行うように制御する制御手段を設けたことを特徴とす
る濾過システムである。
【0008】この手段によれば、制御手段によって自動
的に濾過器を洗浄することができるとともに、供給弁を
閉鎖してドレン弁を開放することにより、被濾過液が濾
過器の導入側を前記濾過材に沿って流れ、濾過材の導入
側の表面に付着した付着物を除去することができるの
で、メンテナンスを容易にすることができるとともに、
簡単な構成で確実に濾過器を洗浄することができる。
【0009】ここで、前記濾過液を所定の利用系に供給
した後に回収して貯える被濾過液タンクと、該被濾過液
タンクから前記被濾過液を前記濾過器に導入するように
構成した導入手段とを設け、前記ドレン弁の出口側を前
記被濾過液タンクに接続することが好ましい。
【0010】この手段によれば、濾過液を供給した後に
被濾過液タンクに回収して循環使用することができると
ともに、ドレン弁を被濾過液タンクに接続したため、完
全な循環系となり、メンテナンスが容易になる。この場
合には、例えば被濾過液タンクにチップコンベア等の固
形分を搬出する手段を設け、前記ドレン弁の出口側をこ
の手段の直上に配設することにより、長期に亘ってメン
テナンス無しで稼働させることが可能になる。
【0011】この場合にはさらに、前記導入手段による
前記被濾過液の導入圧力を略一定とし、前記検出手段を
前記濾過液の供給流量を測定する流量検出手段とするこ
とが望ましい。
【0012】この手段によれば、濾過液の流量を検出す
るだけで容易に前記濾過材の目詰まりの程度を知ること
ができる。
【0013】次に、導入した被濾過液を濾過する濾過材
を備え、該濾過材を通過させて生成した濾過液を供給す
る濾過器において、前記濾過材に対して前記濾過液の出
口寄りである供給側において、前記濾過液の供給を断続
する供給弁と、前記濾過材に対して前記被濾過液の入口
寄りである導入側において、前記被濾過液を前記濾過材
に沿って流した後に放出するように構成されたドレン弁
とを設け、前記入口を前記導入側の上部に配置するとと
もに、前記ドレン弁を前記導入側の下部に取り付けるも
のである。
【0014】この手段によれば、供給弁を閉鎖してドレ
ン弁を開放することにより、被濾過液が濾過器の導入側
を前記濾過材に沿って流れ、濾過材の導入側の表面に付
着した付着物を除去することができるとともに、導入側
の上部から導入された被濾過液から分離された固形分を
導入側の下部に取り付けられたドレン弁の近傍に堆積さ
せることができるので、メンテナンスを容易にすること
ができるとともに、導入側の内部に堆積した固形分を確
実にドレン弁から排出できるため、簡単な構成で確実に
濾過器を洗浄することができる。
【0015】ここで、前記被濾過液の流路を旋回形状に
形成することにより前記被濾過液に遠心分離力を作用さ
せる前段部と、該前段部の後に前記濾過材を配置した後
段部とを備えていることが好ましい。
【0016】この手段によれば、前段部において比較的
大きく重量の大きい固形分を遠心分離力によって分離す
ることができ、続く後段部においてより細かく軽い固形
分を濾過材によって除去するように構成されているの
で、被濾過液の内部に固形分が大量に含まれていても濾
過材の寿命を延ばすことができ、メンテナンスも容易に
することができる。
【0017】また、前記前段部は前記後段部の外周に沿
って取り囲むように設けられていることが好ましい。
【0018】この手段によれば、前段部の旋回形状の流
路を後段部の外周に沿って取り囲むように形成すること
ができるので、2段構造においても濾過器をコンパクト
に構成することができる。
【0019】また、前記濾過材は、前記導入側の上部か
ら前記ドレン弁の近傍にまで傾斜状態に張設されている
ことが好ましい。
【0020】この手段によれば、濾過材が導入側の上部
から前記ドレン弁の近傍にまで傾斜状態に張設されてい
るので、簡単な構造で、洗浄時において被濾過液を濾過
材の表面に沿って流し、排出することができるため、濾
過材を確実に洗浄することが可能になる。
【0021】この場合にはさらに、前記濾過材に対して
振動を与えるための振動発生手段を設けることが望まし
い。
【0022】この手段によれば、洗浄時において振動発
生手段によって濾過材に振動を与えることができるの
で、濾過材に付着した固形分を振るい落とすことがで
き、より効果的に濾過材の洗浄を行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る濾過器及び濾過システムの実施形態について説明
する。
【0024】(第1実施形態)図1は本発明に係る濾過
システムの全体構成を示す概略構成図である。被濾過液
タンクである加工液タンク10は加工液を貯えるように
構成され、この加工液タンク10から導入管11を介し
て、加工液の導入手段であるポンプ12により濾過器1
3に加工液(被濾過液)が供給される。濾過器13に
は、濾過された加工液の供給を断続する供給弁14が取
り付けられ、濾過された加工液(濾過液)は供給管15
によって輸送されるように構成されている。
【0025】供給管15の途中には流量計16が取り付
けられ、濾過された加工液の流量を測定するように構成
されている。また、供給管15の途中には3方弁17も
取り付けられ、この3方弁17はバイパス管18にも接
続されている。
【0026】通常の場合、3方弁17は供給管15を通
して、濾過された加工液を工作機械(利用系)20に供
給するようになっている。一方、工作機械20が停止し
ていたり、修理や段取作業等によって稼働していない場
合には、3方弁17は濾過された加工液を供給管15か
らバイパス管18へと流し、このバイパス管18を通じ
て加工液が加工液タンク10に戻るようになっている。
【0027】供給管15により工作機械20に加工液が
供給される場合には、工作機械20から使用済みの加工
液が排出管21を介して加工液タンク10に戻るように
なっている。加工液タンク10にはチップコンベア19
が設置されており、加工液タンク10内から加工液タン
クの外へと、固形分を排出するように構成されている。
なお、図示していないが、チップコンベア19には多数
の搬送板が取り付けられており、この搬送板には加工液
を通過可能にするための多数の小孔が形成されている。
【0028】チップコンベア19における加工液タンク
10の内部に配置された端部は、工作機械20から戻さ
れた使用済みの加工液の導入部の直下に位置するように
設置され、工作機械20から排出された加工液の中に切
り屑や切り粉が含まれていると、これらの切り屑や切り
粉は上記搬送板によって捕捉され、加工液は上記小孔を
通して加工液タンク10内に戻されるようになってい
る。
【0029】濾過器13は内部に濾過材13aを内蔵
し、加工液タンク10に貯蔵されていた加工液が当該濾
過材13aを通過することによって濾過されるようにな
っている。この濾過材13aに対して濾過器13におけ
る導入管11の接続されている側を導入側A、濾過材1
3aに対して供給管15の接続されている側を供給側B
とすると、導入側Aの上部に導入管11が接続され、導
入側Aの下部にドレン管23が接続されている。
【0030】このドレン管23にはドレン弁24が接続
され、このドレン弁24の出口側を加工液タンク10の
内部に設置されているチップコンベア19の直上に配設
し、濾過器13からドレン弁24を介して加工液が加工
液タンク10に戻る経路が構成されている。後述するよ
うに、ドレン弁24から排出された加工液は加工液タン
ク10内に配置されたチップコンベア19の搬送板によ
って比較的大きな切り屑が除去されるようになってい
る。
【0031】上記ポンプ12、供給弁14、流量計1
6、3方弁17、工作機械20、ドレン弁24は、それ
ぞれ制御装置30に電気的に接続されている。この制御
装置30は、ポンプ12に制御信号を送出してポンプ1
2の稼働と停止とを制御するように構成されている。
【0032】また、制御装置30は後述する所定のプロ
グラムに従って供給弁14及びドレン弁24を開閉制御
するように構成され、さらに、流量計16から検出信号
を受けて流量検出値を受け取るように構成されている。
また、制御装置30は、3方弁17を駆動して加工液の
流路を制御して、加工液を供給管15から工作機械20
に供給するか、或いは供給管15からバイパス管18に
流すかを制御するようになっている。
【0033】工作機械20からは制御装置30に対して
工作機械20の動作状態を示す1又は複数の動作信号が
送出され、制御装置30は工作機械20の動作状態に応
じてポンプ12、供給弁14、3方弁17及びドレン弁
24を制御するようになっている。
【0034】上記構成においては、制御装置30により
種々の方法によって濾過システムの制御を行うことがで
きる。本実施形態では、工作機械20が稼働を始めると
ポンプ12を稼働させ、供給弁14は開放されるととも
にドレン弁24は閉鎖される。3方弁17は供給管15
から工作機械20に加工液を供給するように設定され
る。この場合、制御装置30を、一定時間(例えば数分
〜数時間)の周期で濾過器13の濾過材洗浄工程を実施
するように設定することができる。
【0035】濾過器13の濾過材洗浄工程においては、
制御装置30の制御信号により、供給弁14が閉鎖され
るとともにドレン弁24が開放され、濾過器13の導入
側Aにおいて上部から下部へ向けて加工液が流れ、濾過
材13aの導入側Aに面した表面に付着した切り屑や切
り粉を加工液タンク10に排出する。この濾過材洗浄工
程は、予め制御装置30に設定されている時間(例えば
数秒〜数分)実施され、当該時間が経過すると供給弁1
4を開放するとともにドレン弁24を閉鎖することによ
って濾過材洗浄工程は終了する。その後は、そのまま加
工液の供給が再開される。
【0036】制御装置30は、流量計16から受ける流
量信号により、ポンプ12が稼働している間は常時供給
管15の加工液の流量を監視している。ポンプ12が稼
働しているにも拘わらず供給管15の流量が低下し、当
該流量が予め設定された基準流量を下回ると、濾過器1
3の濾過材13aに目詰まりが発生したと判断して上記
の濾過材洗浄工程を開始させるようになっている。
【0037】制御装置30は、工作機械20が停止する
と3方弁17を切り換えて加工液を供給管15からバイ
パス管18へと流し、工作機械20への加工液の供給を
停止する。通常の場合、バイパス管18に加工液が流れ
ている間においてもポンプ12は稼働しており、供給弁
14は開放され、ドレン弁24は閉鎖されている。3方
弁17は工作機械20への加工液の供給を停止し、その
代わりにバイパス管18に加工液を流すため、工作機械
20が停止しても流量計はほぼ同一の流量を検出し、濾
過システムには何ら影響を与えない。
【0038】この実施形態においては、定期的に濾過材
13aの濾過材洗浄工程が行われるとともに、流量計の
流量によって間接的に濾過材13aの目詰まりが検出さ
れる場合にも濾過材洗浄工程が実施されるので、濾過材
13aの濾過材洗浄や交換の作業が不要となり若しくは
作業頻度が低減されるようになり、メンテナンスが容易
になる。
【0039】また、濾過器13においては、濾過材洗浄
工程に際して導入側Aにおける導入管11の接続された
上部からドレン管23の接続された下部に向けて加工液
が流れるように構成されているため、導入側A内の特に
下部において堆積した切り屑や切り粉を確実にドレン管
23から排出できるとともに、加工液を濾過材13aに
沿って流すこととなるので、濾過材13aに付着した切
り屑や切り粉を充分に洗い流すことができるため、逆洗
等を行うことなく、簡単な動作で容易に濾過材13aの
洗浄を実施することができる。
【0040】濾過器13は上述のように濾過材洗浄工程
を実施することにより容易かつ自動的に目詰まりが解消
されるため、濾過材(濾過フィルタ)の寿命を延ばすこ
とができるとともに、高圧(例えば300〜500kP
a)のポンプを用いなくても、低圧(例えば300kP
a未満)のポンプでも容易に流量を確保することができ
るため、安価であり、かつ、切り屑や切り粉の混入にも
強いポンプを使用することができる。
【0041】(第2実施形態)次に、図2乃至図5を参
照して、本発明に係る濾過器の実施形態を第2実施形態
として説明する。この第2実施形態は、図1に示す第1
実施形態における濾過器13として使用できるものであ
り、特に、上記第1実施形態に用いるのに好適な濾過器
を示すものである。
【0042】この実施形態においては、図2に示すよう
に、外筒40の内部に内筒50が収容された2重構造と
なっており、導入管11が外筒40の上部に接続され、
外筒40の内壁には螺旋状に形成された螺旋枠41が形
成されている。外筒40と内筒50との間には円筒状の
空間(前段部)が形成され、導入管11から導入された
加工液はこの空間を上記螺旋枠41に沿って螺旋状に下
降するようになっている。
【0043】ここで、この螺旋枠41と内筒50との間
には間隙41aが形成され、加工液の一部は直接外筒4
0の下部に移動できるように構成されている。なお、後
述するように上記螺旋枠41は加工液に混入した固形分
を遠心分離によって捕捉するが、同様の作用を螺旋状で
はなく、周回状に形成された枠を形成することにより実
現することも可能である。
【0044】内筒50の下端部は外筒40の内側下部に
て上記空間と連通しており、内筒50の内部(後段部)
では、内筒50の略軸線上に垂直に配置された供給筒5
1と、この供給筒51に対して上下に取付けられた枠体
52,53とによって支持された円筒状の濾過材54
(上記第1実施形態における濾過材13aに対応す
る。)が配置されている。
【0045】供給筒51の周面には多数の小孔51aが
形成されており、濾過材54の周面から浸透した加工液
はこの小孔51aを通って供給筒51の内側に進入す
る。上記の供給筒51、枠体52,53及び濾過材54
は、供給筒51の下部に一体に形成された支持部55を
介して外筒40の下部に固定されている。供給筒51の
内側は、その下部において供給管56(上記第1実施形
態における供給管15に対応する。)に連通している。
【0046】外筒40の下部内面はロート状に形成さ
れ、下方にいくに従って窄まるようになっている。その
下端にはドレン管45(図1のドレン管23に対応す
る。)が接続され、このドレン管45に上記第1実施形
態と同様のドレン弁24が取付けられている。
【0047】一方、外筒40の最上部には、リング状の
2本のフロート42,43(加工液より比重の小さい軽
い部材で形成される。)が複数の押液板44によって結
束された状態で配置されており、導入管11から加工液
が流入すると、その加工液によって浮上しながら、加工
液が上記螺旋枠41に沿って旋回するのに伴って回転す
るように構成されている。
【0048】上記リング42,43と押液板44の構造
は図3に詳細に示されており、螺旋枠41の存在によっ
て旋回する加工液とともにリング42,43及び押液板
44が回転することによって、加工液の淀みを無くし、
螺旋枠41の螺旋方向に加工液をスムーズに流すように
なっている。このため、濾過器内における加工液の腐敗
や固形分の固着を防止できる。
【0049】なお、上記リング42,43はいずれか片
方のみでも良く、その断面形状は円形でなくてもよい。
また、押液板44は最上部の流路内における加工液の淀
みを無くし、確実に加工液を流路に沿って移動させるた
めのものであり、その形状は流路の断面形状になるべく
近く、しかも、リング及び押液板が確実に回転できるよ
うな形状であることが望ましい。
【0050】内筒50の上部には、開閉可能に取付けら
れた蓋体57が設けられる。また、蓋体57のやや下の
位置において内筒50に洗浄管58が接続され、この洗
浄管58には洗浄弁59が取り付けられている。この洗
浄管58は図示していない部分において導入管11から
分岐している。ここで、洗浄管58を加工液タンク10
から直接ポンプを介して導いてもよく、或いは他の洗浄
液を別途供給するように構成してもよい。
【0051】上記構成の本実施形態においては、図2に
示すように、導入管11から加工液が導入されると、加
工液中において浮上しているフロート42,43及び押
液板44を回転させながら、加工液は螺旋枠41に沿っ
て外筒40の内側を旋回しながら下降していくととも
に、加工液の一部は螺旋枠41と内筒50との間に形成
された間隙41aから直接下方へ移動する。
【0052】このとき、加工液中に混入している粗い切
り屑等は、加工液の旋回による遠心力によって外側に寄
せられ、螺旋枠41によって捕捉される。螺旋枠41に
よって捕捉されなかった切り屑等の一部は外筒40の下
部において堆積し、また、螺旋枠41に捕捉された切り
屑も時間の経過とともに螺旋枠41に沿って下降し、や
がて外筒40の下部に堆積する。
【0053】加工液は、外筒40と内筒50との間を下
降した後、外筒40の下部にて内筒50の内側に入り、
内筒50の内側を上昇しながら、少しずつ濾過材54を
通過して濾過された後、供給筒51の内側に入り、最終
的には供給管56を介して導出される。
【0054】濾過材54は、図3に示すように、供給筒
51の周囲において、横断面が蛇行状に折り畳まれた全
体として円筒形状となる状態に収容された濾過膜(濾過
フィルタ)から成り、この濾過膜を通過させることによ
って加工液が濾過されるようになっている。なお、濾過
材54を、円筒状に形成された粗い目を持つ枠体と、こ
の枠体の内部に収容された濾過膜とから構成することも
できる。この場合には、枠体によって比較的大きな固形
物の通過が阻止され、濾過膜の目詰まりを抑制すること
が可能になる。
【0055】外筒40の下部に比較的大きな切り屑等が
堆積し、また、濾過材54に比較的細かな切り粉等が付
着してくると、濾過器の流通抵抗が増大して、加工液の
供給量が低下する。このため、上記第1実施形態で説明
したように濾過材洗浄工程を施すことが必要となる。図
4及び図5は、この濾過材洗浄工程における濾過器の状
態を示すものである。
【0056】図4に示すように、図1に示す制御装置3
0によってドレン弁24が開放されるとともに供給弁1
4が閉鎖される。これによって、導入管11から流入し
た加工液はドレン管45から図1に示す加工液タンク1
0へと戻される。導入管11から流入した加工液は螺旋
枠41に沿って、及び間隙41aを通じて流下し、堆積
した切り屑等を押し流す。
【0057】次に、洗浄管58に取り付けられている洗
浄弁59が開放される。洗浄管58は図示していない部
分で例えば3方弁を介して導入管11に連結されてお
り、当該3方弁を導入管11から洗浄管58に切り換
え、洗浄弁59が開放されると、導入管11からの加工
液の導入は停止し、洗浄管58から加工液が流入する。
【0058】これによって、洗浄管58から流入した加
工液は、濾過材54の周囲を洗浄しながら流下するとと
もに、図5に示すように枠体52の表面に形成された洗
浄孔52aから進入して、濾過材の外表面上を洗浄しな
がら流下し、枠体53に形成された図示しない洗浄孔5
3a(洗浄孔52aと同様に形成されたものである。)
から外筒40の下部へと流れ落ちる。
【0059】以上のように、本実施形態では、比較的に
大きな固形分を外側にて遠心力により分離し、比較的に
小さな固形分を内側にて蛇行状に収納された濾過材54
により除去するように構成されているので、濾過材54
の目詰まりが低減され、濾過器自体の寿命が長くなると
ともに、濾過材を細かい目の材料(例えば、布製フィル
タ、繊維を固めたフィルタ等)としても、また、比較的
小型に形成しても流量を大きくとることができる。ま
た、流量を多くとれることによって、加工液を濾過器へ
供給するためのポンプの供給圧力を低減することがで
き、このことによって、固形分を嫌う高価な高圧ポンプ
を使用する必要がなくなる。
【0060】また、濾過材洗浄工程においては、外筒4
0と内筒50との間及び内筒50の内部をそれぞれ導入
管11及び洗浄管58から濾過器内に加工液を導入し、
内部を洗浄した後にドレン管45から排出するように構
成したので、濾過器の内部を効率的に洗浄することがで
きる。
【0061】ここで、上記実施形態では、洗浄時の加工
液の流量を充分に確保するために、内筒50の外側と内
側とを順次洗浄するようにしているが、同時に洗浄して
もよく、或いは洗浄の順序を逆にしてもよい。なお、本
実施形態においては、導入管11から加工液を導入して
外筒40と内筒50との間を洗浄する洗浄時間と、洗浄
管58から加工液を導入して内筒50の内部を洗浄する
洗浄時間との比を、概略1:2〜1:5程度に設定する
ことが、細かい切り粉を充分に洗い流すためには好まし
い。
【0062】上記濾過器の内部においては、濾過材54
に対して導入管11の側、即ち、濾過材54の外側が上
記第1実施形態における濾過器13の導入側Aに相当
し、濾過材54に対して供給管56の側、即ち、濾過材
54の内側が第1実施形態における濾過器13の供給側
Bに相当する。
【0063】上記第1実施形態の濾過器13と本第2実
施形態の濾過器とは、導入側Aの上部に導入管を接続
し、導入側Aの下部にドレン管を接続しているととも
に、供給側Bに供給管を接続しており、しかも、導入管
からドレン管に向けて加工液を流通させて濾過器におけ
る導入側Aの内部及び濾過材の洗浄を行っている点にお
いて共通するものである。
【0064】(第3実施形態)次に、図6及び図7を参
照して本発明に係る第3実施形態について説明する。こ
の実施形態は、上記第2実施形態の代わりに上記第1実
施形態の濾過器13として使用できるものである。この
実施形態も、上記第2実施形態と同様に、濾過器の目詰
まりを極力少なくするとともに、洗浄によって目詰まり
が容易に解消されるように構成された濾過器を示すもの
である。
【0065】図6は当該実施形態の濾過状態における構
造を示すものであり、濾過器60の内部には、導入管1
1の接続された部分のやや上から供給管15の下方に向
かって傾斜して設置された膜状の濾過材61を張設し、
この濾過材61に対して所定の振動を与える振動発生器
62を設けたものである。濾過材61の最下端のさらに
下方にはドレン管45が接続され、このドレン管45に
取り付けられたドレン弁24は閉鎖されている。
【0066】この実施形態によれば、導入管11から導
入された加工液は濾過材61を通過して供給管15から
排出される。この実施形態においても、濾過材61に対
して導入管11の側が第1実施形態における濾過器13
の導入側Aに対応し、濾過材61に対して供給管15の
側が第1実施形態における濾過器13の供給側Bに対応
している。
【0067】ここで、上記振動発生器62は供給側Bに
収容され、供給側Bの側から濾過材61に接触している
が、反対に導入側Aの側から接触するように構成しても
よい。振動発生器62は圧電素子等を用いた超音波振動
器でもよく、電磁石を用いた振動体でもよい。
【0068】図7は上記実施形態において、目詰まりを
起こした、或いは起こす可能性のある濾過材61を洗浄
している状態を示すものである。この場合には、図示し
ない制御装置により供給管15に取り付けられた供給弁
14を閉鎖し、ドレン管45に取り付けられたドレン弁
24を開放する。このようにすると、傾斜状態に設置さ
れた濾過材61の導入側Aの表面は供給管11からドレ
ン管45へと流通する加工液にさらされ、表面に付着し
た固形分が除去されるため、濾過材61の目詰まりは解
消される。
【0069】上記洗浄工程において、振動発生器62は
制御装置から送出された制御信号に基づいて振動を発生
し、濾過材61を振動させるため、この振動によって濾
過材61に付着していた固形分を振るい落とすことがで
きる。
【0070】上記実施形態においても、上記第1実施形
態における濾過器13及び上記第2実施形態と同様に、
導入側Aの上部に導入管が接続され、導入側Aの下部に
ドレン管が接続され、供給側Bに供給管が接続された構
成を有している。従って、上記実施形態と同様に導入側
を確実に洗浄することが可能であり、濾過材の清掃・交
換作業を不要とし、或いは作業頻度を低減することがで
きる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、制
御手段によって自動的に濾過器を洗浄することができる
とともに、供給弁を閉鎖してドレン弁を開放することに
より、被濾過液が濾過器の導入側を前記濾過材に沿って
流れ、濾過材の導入側の表面に付着した付着物を除去す
ることができるので、メンテナンスを容易にすることが
できるとともに、簡単な構成で確実に濾過器を洗浄する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る濾過システムの第1実施形態を示
す概略構成図である。
【図2】本発明に係る濾過器の第2実施形態を示す縦断
面図である。
【図3】同第2実施形態における横断面図である。
【図4】同第2実施形態における洗浄時の状態を示す縦
断面図である。
【図5】同第2実施形態における図3よりも上方の水平
面で切断した状態を示す横断面図である。
【図6】本発明に係る濾過器の第3実施形態を示す縦断
面図である。
【図7】同第3実施形態における洗浄時の状態を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
10 加工液タンク 11 導入管 12 ポンプ 13 濾過器 13a 濾過材 14 供給弁 15 供給管 16 流量計 17 3方弁 23 ドレン管 24 ドレン弁

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導入した被濾過液を濾過する濾過材を備
    え、該濾過材を通過させて生成した濾過液を供給する濾
    過器と、前記濾過材の目詰まりの程度を直接若しくは間
    接的に検出する検出手段とを有し、 前記濾過器には、前記濾過材に対して前記濾過液の出口
    寄りである供給側において、前記濾過液の供給を断続す
    る供給弁と、前記濾過材に対して前記被濾過液の入口側
    である導入側において、前記被濾過液を前記濾過材に沿
    って流した後に放出するように取り付けられたドレン弁
    とを設け、 常時は前記供給弁を開放して前記ドレン弁を閉鎖すると
    ともに、前記検出手段によって検出された前記濾過材の
    目詰まりが所定の程度に達した場合に、若しくは当該程
    度に達したと推定される時点で、前記供給弁を閉鎖する
    とともに前記ドレン弁を開放して前記濾過器の洗浄を行
    うように制御する制御手段を設けたことを特徴とする濾
    過システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記濾過液を所定の
    利用系に供給した後に回収して貯える被濾過液タンク
    と、該被濾過液タンクから前記被濾過液を前記濾過器に
    導入するように構成した導入手段とを設け、前記ドレン
    弁の出口側を前記被濾過液タンクに接続したことを特徴
    とする濾過システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記導入手段による
    前記被濾過液の導入圧力を略一定とし、前記検出手段を
    前記濾過液の供給流量を測定する流量検出手段としたこ
    とを特徴とする濾過システム。
  4. 【請求項4】 導入した被濾過液を濾過する濾過材を備
    え、該濾過材を通過させて生成した濾過液を供給する濾
    過器において、 前記濾過材に対して前記濾過液の出口寄りである供給側
    において、前記濾過液の供給を断続する供給弁と、前記
    濾過材に対して前記被濾過液の入口寄りである導入側に
    おいて、前記被濾過液を前記濾過材に沿って流した後に
    放出するように構成されたドレン弁とを設け、前記入口
    を前記導入側の上部に配置するとともに、前記ドレン弁
    を前記導入側の下部に取り付けたことを特徴とする濾過
    器。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記被濾過液の流路
    を旋回形状に形成することにより前記被濾過液に遠心分
    離力を作用させる前段部と、該前段部の後に前記濾過材
    を配置した後段部とを備えていることを特徴とする濾過
    器。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記前段部は前記後
    段部の外周に沿って取り囲むように設けられていること
    を特徴とする濾過器。
  7. 【請求項7】 請求項4において、前記濾過材は、前記
    導入側の上部から前記ドレン弁の近傍にまで傾斜状態に
    張設されていることを特徴とする濾過器。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記濾過材に対して
    振動を与えるための振動発生手段を設けたことを特徴と
    する濾過器。
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