JP2014094431A - 加工液浄化システム - Google Patents

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Abstract

【課題】インラインで微細物を確実に除去することが可能である加工液浄化システムを提供する。
【解決手段】加工液浄化システムは、加工液を貯留する供給タンク1と、加工液を加工装置2に供給し、この加工に用いた加工液を供給タンク1へ戻して循環させる循環経路3と、循環経路3に配置され、加工液を加工装置2へ供給する循環ポンプ4と、加工に用いた加工液から遠心力により加工液に含まれる微細物を分離して除去する遠心分離装置5と、を備え、遠心分離装置5は、加工液の入力側5aを、循環ポンプ側に接続し、微細物を分離して除去した加工液の出力側5bを、加工装置側に接続した構成であり、加工液の出力側に、加工液供給調整機構6を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、微粉末クズ等の微細物の含まれる加工液から微細物を除去して供給する加工液浄化システムに関するものである。
例えば、加工装置では、供給タンクから加工液を供給しながら切削などの加工が行なわれ、このように切削などの加工を行うための加工液には微粉末状の切削クズ、異物や混入物、汚染物質等の微細物が含まれる。
この微細物が含まれる加工液をフィルタ装置に供給し、このフィルタ装置で微細物を除去して加工液を供給タンクに戻している(例えば特許文献1)。
特開2001−137743号公報
このようなフィルタ装置を用いる加工液浄化システムとして、例えば、図9に示すように、加工液には微粉末状の削りくずがふくまれているため供給タンク100とは別に、クリーンタンク101を備え、供給タンク100には仕切り板107を設けて削りくずを沈殿させ、送りポンプ102により供給タンク100の加工液をフィルタ等のろ過装置103を介してクリーンタンク101へ送り、このクリーンタンク101から供給ポンプ104にて吸い上げ加工装置105に供給するものがある。このようなシステムでは、供給タンク100とは別にクリーンタンク101を備え、送りポンプ102、供給ポンプ104が必要であり、その分システムが大きくなり、しかも2個のポンプの制御が必要であった。
また、図10に示すように、供給タンク100及びクリーンタンク101には仕切り板107を設けて削りくずを沈殿させ、供給タンク100よりオーバーフローによりクリーンタンク101に送り、直接供給ポンプ104で吸い上げラインフィルタ106でろ過するシステムでは、ラインフィルタ106のフィルタエレメントが切削クズ等により目詰まりした場合にはラインフィルタ106を分解し、エレメントの清掃若しくは交換作業が必要になる。このため、加工装置105の停止またはバイパス回路を設け、エレメントの清掃若しくは交換作業をすることになり、コストがかかるなどの問題がある。
この発明は、このような現状に鑑みなされたもので、インラインで微細物を確実に除去することが可能である加工液浄化システムを提供することを目的としている。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、加工液を貯留する供給タンクと、
前記加工液を加工装置に供給し、この加工に用いた加工液を前記供給タンクへ戻して循環させる循環経路と、
前記循環経路に配置され、加工液を前記加工装置へ供給する循環ポンプと、
前記加工に用いた加工液から遠心力により加工液に含まれる微細物を分離して除去する遠心分離装置と、を備え、
前記遠心分離装置は、
加工液の入力側を、前記循環ポンプ側に接続し、
微細物を分離して除去した加工液の出力側を、前記加工装置側に接続した構成であり、
前記加工液の出力側に、加工液供給調整機構を備え、
前記加工液供給調整機構は、
前記加工液の出力側から分岐して前記供給タンクへ加工液を戻す戻し通路と、
前記戻し通路に設けた絞りと、
前記加工装置から加工液の一部を、前記絞りの上流側に戻す一部戻し通路と、を有することを特徴とする加工液浄化システムである。
請求項2に記載の発明は、加工液を貯留する供給タンクと、
前記加工液を加工装置に供給し、この加工に用いた加工液を前記供給タンクへ戻して循環させる循環経路と、
前記循環経路に配置され、加工液を前記加工装置へ供給する循環ポンプと、
前記加工に用いた加工液から遠心力により加工液に含まれる微細物を分離して除去する遠心分離装置と、を備え、
前記遠心分離装置は、
加工液の入力側を、前記循環ポンプ側に接続し、
微細物を分離して除去した加工液の出力側を、前記加工装置側に接続した構成であり、
前記加工液の出力側に、加工液供給調整機構を備え、
前記加工液供給調整機構は、
前記加工液の出力側から分岐して前記供給タンクへ加工液を戻す戻し通路と、
前記加工装置へ加工液を供給する循環経路に設けた高圧ポンプユニットと、を有し、
前記高圧ポンプユニットは、
前記加工装置へ加工液を供給する高圧ポンプと、
前記高圧ポンプ出力側から分岐して前記戻し通路に接続した一部戻し通路と、
前記一部戻し通路に配置したリリーフバルブとから構成したことを特徴とする加工液浄化システムである。
請求項3に記載の発明は、加工液を貯留する供給タンクと、
前記加工液を加工装置に供給し、この加工に用いた加工液を前記供給タンクへ戻して循環させる循環経路と、
前記循環経路に配置され、加工液を前記加工装置へ供給する循環ポンプと、
前記加工に用いた加工液から遠心力により加工液に含まれる微細物を分離して除去する遠心分離装置と、を備え、
前記遠心分離装置は、
加工液の入力側を、前記循環ポンプ側に接続し、
微細物を分離して除去した加工液の出力側を、前記加工装置側に接続した構成であり、
前記加工液の出力側に、加工液供給調整機構を備え、
前記加工液供給調整機構は、
前記加工液の出力側から分岐して前記供給タンクへ加工液を戻す戻し通路と、
前記戻し通路に設けた流量調整手段と、
前記加工装置へ加工液を供給する循環経路に設けた流量調整手段と、を有することを特徴とする加工液浄化システムである。
請求項4に記載の発明は、前記戻し通路に、
前記供給タンクへ戻す加工液を冷却する冷却手段を備えることを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の切削液浄化システムである。
請求項5に記載の発明は、前記加工液供給調整機構と前記遠心分離装置は、別々に基体に組み付け、前記加工液供給調整機構と前記遠心分離装置を組付けた基体は、前記循環経路に着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の切削液浄化システムである。
請求項6に記載の発明は、前記加工液供給調整機構と前記遠心分離装置は、一体に備え、
前記加工液供給調整機構と前記遠心分離装置は、一体に前記循環経路に着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の切削液浄化システムである。
請求項7に記載の発明は、前記加工液の入力側の圧力を検出する入力側圧力検出手段と、
前記加工液の出力側の圧力を検出する出力側圧力検出手段と、
前記入力側の圧力と前記出力側の圧力との差に基づき前記絞りを制御し、加工液の供給 圧力を調整する制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の切削液浄化システムである。
請求項8に記載の発明は、前記加工液の入力側の流量を検出する入力側流量検出手段と、
前記加工液の出力側の流量を検出する出力側流量検出手段と、
前記入力側の流量と前記出力側の流量との差に基づき前記絞りを制御し、加工液の供給流量を調整する制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の切削液浄化システムである。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1乃至請求項8に記載の発明では、遠心分離装置は、加工液の入力側を、循環ポンプ側に接続し、微細物を分離して除去した加工液の出力側を、加工装置側に接続した構成であり、加工液の出力側に加工液供給調整機構を備え、加工液の供給調整により、クリーンタンクを必要とせず、シンプルかつコンパクトにでき場所をとらずコストも大幅に低減することができる。また、加工液をクリーン化し加工装置に供給することができ、また遠心分離装置を用いることで従来のフィルタに起因する停止や洗浄交換作業をなくした低コストなシステムである。
第1の実施の形態の加工液浄化システムを示す図である。 第2の実施の形態の加工液浄化システムを示す図である。 第3の実施の形態の加工液浄化システムを示す図である。 第4の実施の形態の加工液浄化システムを示す図である。 第5の実施の形態の加工液浄化システムを示す図である。 第6の実施の形態の加工液浄化システムを示す図である。 第7の実施の形態の加工液浄化システムを示す図である。 第8の実施の形態の加工液浄化システムを示す図である。 従来の実施の形態の加工液浄化システムを示す図である。 従来の他の実施の形態の加工液浄化システムを示す図である。
以下、この発明の加工液浄化システムの実施の形態について説明する。この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明はこれに限定されない。
この発明の加工液浄化システムは、自動車、工作機、加工業の切削液などの加工液に含まれる切削粉等の微細物の除去に、また半導体、バイオ等の処理液などの加工液に含まれる不純物等の微細物の除去に使用される。
(第1の実施の形態)
[加工液浄化システムの構成]
この加工液浄化システムの第1の実施の形態を、図1に示す。この実施の形態では、工作機、加工業の切削液に含まれる切削粉等の微細物の回収に用いる場合について説明する。この実施の形態では、流体として液体に含まれる微粉末状クズの微細物を除去する場合について用いているが、微細物であればよく、微粉末状クズに限定されない。
この実施の形態の加工液浄化システムは、加工液を貯留する供給タンク1と、加工液を加工装置2に供給し、この加工に用いた加工液を供給タンク1へ戻して循環させる循環経路3と、加工液を加工装置2へ供給する循環ポンプ4と、加工に用いた加工液から遠心力により加工液に含まれる微細物を分離して除去する遠心分離装置5と、加工液供給調整機構6とを備える。加工液供給調整機構6の出力側には、切替弁12が設けられている。
遠心分離装置5は、加工液の入力側5aを、循環ポンプ側に接続し、微細物を分離して除去した加工液の出力側5bを、加工装置側に接続した構成である。この遠心分離装置5には、入力側5aから微細物を含む加工液が所定流速で供給され、内部において加工液が渦巻きとなり、遠心力により微細物を含む加工液から微細物を分離して沈降させる。遠心分離装置5には、排出管5cが接続されており、この排出管5cに設けられた排出バルブ5dの操作によって沈殿した微細物を回収部7へ排出する。
回収部7への排出は、排出バルブ5dを一定開度開放式で排出するようにしてもよく、また自動開閉式で排出するようにしてもよい。また、排出バルブ5dに代えてドレンカップを接続して排出するようにしてもよいが、排出方法により出口側の流量が違うため事前に決めが必要がある。
遠心分離装置5の加工液の出力側に、加工液供給調整機構6を備え、この加工液供給調整機構6は、加工液の出力側から分岐して供給タンク1へ加工液を戻す戻し通路6aと、この戻し通路6aに設けた絞り6bと、加工装置2から加工液の一部を、絞り6bの上流側に戻す一部戻し通路6cと、を有する。一部戻し通路6cは、加工装置2から加工液の一部を、絞り6bの上流側に戻し、この絞り6bを介して供給タンク1へ戻す。
この実施の形態では、加工液供給調整機構6は、遠心分離装置5とは別々に基体8に組み付け、遠心分離装置5と供給タンク1との間の循環経路3に接続部aを設け、遠心分離装置5と回収部7との間の排出管5cに接続部bを設けている。
また、加工液供給調整機構6と加工装置2との間の循環経路3に接続部cを設け、加工液供給調整機構6と加工装置2との間の戻し通路6aに接続部dを設け、加工液供給調整機構6と供給タンク1との間の戻し通路6aに接続部eを設けている。このようにして、加工液供給調整機構6と遠心分離装置5を組付けた基体8は、接続部a、接続部b、接続部c、接続部d及び接続部eによって着脱可能になっている。
この実施の形態では、遠心分離装置5は、加工液の入力側を、循環ポンプ側に接続し、微細物を分離して除去した加工液の出力側を、加工装置側に接続した構成であり、加工液の出力側に加工液供給調整機構6を備え、この加工液供給調整機構6により加工液の供給調整することで、クリーンタンクを必要とせず、シンプルかつコンパクトなシステムで加工液をクリーン化し加工装置2に供給することができ、また遠心分離装置5を用いることで従来のフィルタに起因する停止や洗浄交換作業をなくした低コストなシステムである。
[加工液浄化システムの作動]
(機械加工していないときの機能)
<加工液の流れ>
機械加工していないときは、切替弁12が閉じており、加工液を加工装置2に供給できないようになっている。この状態で、循環ポンプ4を駆動すると、供給タンク1からの加工液は、循環経路3を介して遠心分離装置5へ送られる。遠心分離装置5には、入力側5aから微細物を含む加工液が所定流速で供給され、内部において加工液が渦巻きとなり、加工に用いた加工液から遠心力により加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
遠心分離装置5の出力側5bから微細物を分離して除去した加工液が出力されるが、切替弁12が閉じているために加工液は、切替弁12のタンク戻りより供給タンク1への戻りと、戻し通路6aから供給タンク1へ戻り、循環ポンプ4を駆動により供給タンク1に貯留する加工液が循環経路3を介して循環し、加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
この機械加工していないとき、循環ポンプ4の駆動により供給された加工液の圧力が、遠心分離装置5の入力側5aでは所定圧力P11で、かつ出力側5bでは所定圧力P11より低い圧力P12になるようにし、遠心分離装置5の入力側5aと出力側5bとの圧力差で運転し、常に加工液を循環させ、加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
(機械加工しているときの機能)
<加工液の流れ>
機械加工しているときは、切替弁12が開いており、加工液を加工装置2に供給可能になっている。この状態で、循環ポンプ4を駆動すると、供給タンク1からの加工液は、循環経路3を介して遠心分離装置5へ送られる。遠心分離装置5では、機械加工していないときと同様に、加工に用いた加工液から遠心力により加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
この機械加工しているときも同様に、循環ポンプ4の駆動により供給された加工液の圧力が、遠心分離装置5の入力側5aでは所定圧力P11で、かつ出力側5bでは所定圧力P11より低い圧力P12になるようにし、遠心分離装置5の入力側5aと出力側5bとの圧力差で運転し、常に加工液を循環させ、加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
遠心分離装置5の出力側5bから微細物を分離して除去した加工液が出力されるが、切替弁12が開いているために加工液は加工装置2に供給され、余分な加工液は戻し通路6aを介して供給タンク1へ戻される。加工装置2では、加工液を用いて切削加工などが行われ、この加工に用いた加工液は、循環経路3を介して供給タンク1へ戻される。また、加工液の一部は一部戻し通路6cを介して絞り6bの上流側に戻され、この絞り6bを介して供給タンク1へ戻し、加工に用いた加工液を循環させ、インラインで微細物を確実に除去する。
(第2の実施の形態)
この加工液浄化システムの第2の実施の形態を、図2に示す。この実施の形態の加工液浄化システムは、第1の実施の形態と同様に構成されるが、加工液供給調整機構6と遠心分離装置5は一体に備えられている。
加工液供給調整機構6と遠心分離装置5とを一体に備える構成は、基体のブロック10に遠心分離装置5を設け、このブロック10に通路10a,10b,10cを設け、通路10aを接続部cで接続し循環経路3とし、通路10bを接続部eで接続し戻し通路6aとし、通路10cを接続部dで接続し一部戻し通路6cとし、加工液供給調整機構6と遠心分離装置5は、一体に循環経路3に着脱可能である。
(第3の実施の形態)
[加工液浄化システムの構成]
この加工液浄化システムの第3の実施の形態を、図3に示す。この実施の形態では、第1の実施の形態と同様に構成されるが、遠心分離装置5の入力側には、加工液の入力側の圧力を検出する入力側圧力検出手段である圧力計S1を設け、出力側には、加工液の出力側の圧力を検出する出力側圧力検出手段である圧力計S2を設けている。
制御盤9には、操作スイッチ9aと、絞り6bを制御する制御手段である制御装置9bが備えられ、制御装置9bには、圧力計S1と圧力計S2からの圧力情報が入力される。制御装置9bは、入力側の圧力と出力側の圧力の差に基づき絞り6bを制御し、加工液の供給圧力を調整する。
また、遠心分離装置5の入力側には、加工液の入力側の流量を検出する入力側流量検出手段である流量計を圧力計に代えて設け、出力側には、加工液の出力側の流量を検出する出力側流量検出手段である流量計を設けてもよい。
この場合には、制御装置9bには、入力側流量検出手段である流量計と出力側流量検出手段である流量計からの流量情報が入力され、入力側の流量と出力側の流量との差に基づき絞り6bを制御し、加工液の供給流量を調整する。
このように、遠心分離装置5は、加工液の入力側を、循環ポンプ側に接続し、微細物を分離して除去した加工液の出力側を、加工装置側に接続した構成であり、加工液の出力側に加工液供給調整機構6を備え、加工液供給調整機構6と遠心分離装置5を基体8に組付け、圧力計S1と圧力計S2を基体8に組付けているが、圧力計S1と圧力計S2を配管で繋ぎシステムとしてもよい。
[加工液浄化システムの作動]
(機械加工していないときの機能)
<加工液の加圧制御>
この機械加工していないとき、制御装置9bは、圧力計S1と圧力計S2の圧力情報に基づき絞り6bを制御し、循環ポンプ4の駆動により供給された加工液の圧力が、遠心分離装置5の入力側5aでは所定圧力P11で、かつ出力側5bでは所定圧力P11より低い圧力P12になるようにし、遠心分離装置5の入力側5aと出力側5bとの圧力差で運転し、常に加工液を循環させ、加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
(機械加工しているときの機能)
<加工液の加圧制御>
この機械加工しているとき、制御装置9bは、圧力計S1と圧力計S2の圧力情報に基づき絞り6bを制御し、循環ポンプ4の駆動により供給された加工液の圧力が、遠心分離装置5の入力側5aでは所定圧力P11で、かつ出力側5bでは所定圧力P11より低い圧力P12になるようにし、遠心分離装置5の入力側5aと出力側5bとの圧力差で運転し、常に加工液を循環させ、加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
この機械加工する場合に、加工装置2への供給するための圧力が必要な場合は、遠心分離装置5の入力側5aの圧力P11を高くし、絞り6bを制御することで、出力側5bの圧力p12との圧力差を確保すれば加工液に含まれる微細物を分離して除去する機能を損なうことなく機械加工の供給圧を必要圧まで上昇できる。
(第4の実施の形態)
この加工液浄化システムの第4の実施の形態を、図4に示す。この実施の形態の加工液浄化システムは、第2の実施の形態と同様に構成されるが、加工液供給調整機構6と遠心分離装置5とを、ブロック10に一体に備え、圧力計S1と圧力計S2も直接ブロック10に取り付け、ブロック10に通路10a,10b,10cを設けることでパイプレス化を図りコンパクトなシステムである。この第4の実施の形態では、加工液浄化システムの作動は第3の実施の形態と同様である。
(第5の実施の形態)
この加工液浄化システムの第5の実施の形態を、図5に示す。この実施の形態の加工液浄化システムは、第1の実施の形態と同様に構成されるが、加工液供給調整機構6と遠心分離装置5は一体に備えられ、加工液供給調整機構6と加工装置2との間に高圧ポンプユニット30が配置されている。
高圧ポンプユニット30は、高圧ポンプ30aとリリーフバルブ30bを有し、高圧ポンプ30aは循環経路3に配置され、リリーフバルブ30bは一部戻し通路6cに配置されている。高圧ポンプ30aの駆動で高圧の加工液を加工装置2へ供給し、この高圧ポンプ30aの出力側に接続されたリリーフバルブ30bから一部の加圧液を加工液供給調整機構6の戻し通路6aに戻す。
高圧ポンプユニット30は、高圧ポンプ30aのON/OFFのみの作動であり、加工液の使用流量が、遠心分離装置5の出力側5bの流量の所定以下であれば、絞り6bで調整不要である。また、高圧ポンプユニット30をインバータ仕様やリリーフバルブ30bを比例式に圧力セットされても使用流量が遠心分離装置5の出力側5bの流量の所定以下であれば、絞り6bで調整不要である。このように、遠心分離装置5の出力側5bの流量と圧力が確保されれば絞り6bにより戻し通路6aから供給タンク1へ戻る戻し通路6aには、加工液の液温が放熱できずに上昇する場合には冷却装置31を配置し、この冷却装置31によって冷却された加圧液が戻し通路6aを介して供給タンク1へ戻される。冷却装置31は、必要に応じて配置される。機械加工設備の使用目的により遠心分離装置5の機能を十分発揮させるために、遠心分離装置5の入力側5aと出力側5bとの圧力差を確保して運転し、常に加工液を循環させ、加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
[加工液浄化システムの作動]
(機械加工していないときの機能)
<加工液の流れ>
機械加工していないときは、高圧ポンプユニット30が停止しており、加工液を加工装置2に供給できないようになっている。この状態で、循環ポンプ4を駆動すると、供給タンク1からの加工液は、循環経路3を介して遠心分離装置5へ送られる。遠心分離装置5には、入力側5aから微細物を含む加工液が所定流速で供給され、加工に用いた加工液から遠心力により加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
遠心分離装置5の出力側5bから微細物を分離して除去した加工液が出力されるが、高圧ポンプユニット30が停止しているために、加工液は戻し通路6aから冷却装置31を介して冷却されて供給タンク1へ戻り、循環ポンプ4を駆動により供給タンク1に貯留する加工液が循環し、加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
<加工液の加圧制御>
この機械加工していないとき、制御装置9bは、圧力計S1と圧力計S2の圧力情報に基づき絞り6bを制御し、循環ポンプ4の駆動により供給された加工液の圧力が、遠心分離装置5の入力側5aでは所定圧力P11で、かつ出力側5bでは所定圧力P11より低い圧力P12になるようにし、遠心分離装置5の入力側5aと出力側5bとの圧力差で運転し、常に加工液を循環させ、加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
(機械加工しているときの機能)
<加工液の流れ>
機械加工しているときは、高圧ポンプユニット30が駆動しており、加工液を加工装置2に供給可能になっている。この状態で、循環ポンプ4を駆動すると、供給タンク1からの加工液は、循環経路3を介して遠心分離装置5へ送られる。遠心分離装置5では、機械加工していないときと同様に、加工に用いた加工液から遠心力により加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
遠心分離装置5の出力側5bから微細物を分離して除去した加工液が出力されるが、高圧ポンプユニット30の駆動により加工液は加工装置2に供給され、余分な加工液は戻し通路6aを介して冷却装置31により冷却されて供給タンク1へ戻される。加工装置2では、加工液を用いて切削可能などが行われ、この加工に用いた加工液は、循環経路3を介して供給タンク1へ戻される。また、加工液の一部はリリーフバルブ30bを介して一部戻し通路6cから絞り6bの上流側に戻され、冷却装置31によって冷却された加圧液が戻し通路6aを介して供給タンク1へ戻される。
<加工液の加圧制御>
この機械加工しているとき、制御装置9bは、圧力計S1と圧力計S2の圧力情報に基づき絞り6bを制御し、循環ポンプ4の駆動により供給された加工液の圧力が、遠心分離装置5の入力側5aでは所定圧力P11で、かつ出力側5bでは所定圧力P11より低い圧力P12になるようにし、遠心分離装置5の入力側5aと出力側5bとの圧力差で運転し、常に加工液を循環させ、加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
この機械加工する場合に、加工装置2への供給するための圧力が必要な場合は、遠心分離装置5の入力側5aの圧力P11を高くし、絞り6bを制御することで、出力側5bの圧力P12との圧力差を確保すれば加工液に含まれる微細物を分離して除去する機能を損なうことなく機械加工の供給圧を必要圧まで上昇できる。
この実施の形態では、機械加工しない場合には、高圧ポンプユニット30が停止し、循環ポンプ4の駆動により遠心分離装置5の入力側5aと出力側5bとの圧力差で運転し、供給タンク1へ戻されるが、機械加工する場合には、高圧ポンプユニット30が駆動し、増圧し加工装置2へ供給し、この加工装置2としてはマシンンニングセター、ガンドリルセター、高圧洗浄機、複合機、その他の装置を用いることができる。
(第6の実施の形態)
この加工液浄化システムの第6の実施の形態を、図6に示す。この実施の形態の加工液浄化システムは、第5の実施の形態と同様に構成されるが、戻し通路6aから分岐する迂回路50に熱交換器51を設け、この熱交換器51を介して加圧液を供給タンク1へ戻す。熱交換器51の入力側には流量調整弁52aを設け、分岐部の下流側に流量調整弁52bを設け、この流量調整弁52aを開き、流量調整弁52bにより流量を調整することで、加圧液を熱交換器51により冷却して供給タンク1へ戻す。
循環ポンプ4を駆動すると、供給タンク1からの加工液は、循環経路3を介して遠心分離装置5へ送られ、遠心分離装置5では、加工に用いた加工液から遠心力により加工液に含まれる微細物を分離して除去し、遠心分離装置5の入力側5aと出力側5bとの圧力差で運転されるが、圧力差の発生にはエネルギーが必要であり、機器の効率も含めると連続運転によって加圧液の温度が上昇する。この加圧液の上昇温度を抑制するため、コンパクトな熱交換器51により冷却することで加工精度が向上する。
(第7の実施の形態)
この加工液浄化システムの第7の実施の形態を、図7に示す。この実施の形態の加工液浄化システムは、第5の実施の形態と同様に構成されるが、加工液供給調整機構6と遠心分離装置5は一体に備えられ、加工液供給調整機構6と加工装置2との間に流量調整手段である流量調整弁40が配置されている。流量調整弁40は、目的に応じて手動式でも、自動式でもよい。
また、戻し通路6aには、流量調整手段である流量調整弁41と、冷却装置31が配置されており、この冷却装置31によって冷却された加圧液が戻し通路6aを介して供給タンク1へ戻される。流量調整弁41は、目的に応じて手動式でも、自動式でもよい。冷却装置31は、必要に応じて配置される。機械加工設備の使用目的により遠心分離装置5の機能を十分発揮させるために、遠心分離装置5の入力側5aと出力側5bとの圧力差を確保して運転し、常に加工液を循環させ、加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
[加工液浄化システムの作動]
(機械加工していないときの機能)
<加工液の流れ>
機械加工していないときは、流量調整弁40が閉じており、加工液を加工装置2に供給できないようになっている。この状態で、循環ポンプ4を駆動すると、供給タンク1からの加工液は、循環経路3を介して遠心分離装置5へ送られる。遠心分離装置5には、入力側5aから微細物を含む加工液が所定流速で供給され、加工に用いた加工液から遠心力により加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
遠心分離装置5の出力側5bから微細物を分離して除去した加工液が出力されるが、流量調整弁40が閉じているために、加工液は戻し通路6aから流量調整弁41、冷却装置31を介して冷却されて供給タンク1へ戻り、循環ポンプ4を駆動により供給タンク1に貯留する加工液が循環し、加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
<加工液の加圧制御>
この機械加工していないとき、制御装置9bは、圧力計S1と圧力計S2の圧力情報に基づき流量調整弁41を制御し、循環ポンプ4の駆動により供給された加工液の圧力が、遠心分離装置5の入力側5aでは所定圧力P11で、かつ出力側5bでは所定圧力P11より低い圧力P12になるようにし、遠心分離装置5の入力側5aと出力側5bとの圧力差で運転し、常に加工液を循環させ、加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
(機械加工しているときの機能)
<加工液の流れ>
機械加工しているときは、流量調整弁40が開いており、加工液を加工装置2に供給可能になっている。この状態で、循環ポンプ4を駆動すると、供給タンク1からの加工液は、循環経路3を介して遠心分離装置5へ送られる。遠心分離装置5では、機械加工していないときと同様に、加工に用いた加工液から遠心力により加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
遠心分離装置5の出力側5bから微細物を分離して除去した加工液が出力されるが、流量調整弁40の流量調整により加工液は加工装置2に供給され、余分な加工液は戻し通路6aを介して流量調整弁41により流量調整され、冷却装置31により冷却されて供給タンク1へ戻される。加工装置2では、加工液を用いて切削可能などが行われ、この加工に用いた加工液は、循環経路3を介して供給タンク1へ戻される。
<加工液の加圧制御>
この機械加工しているとき、加工装置2のノズルの口径や流量調整弁40により加工液の流量が変わるため、制御装置9bは、圧力計S1と圧力計S2の圧力情報に基づき流量調整弁40,41を制御し、循環ポンプ4の駆動により供給された加工液の圧力が、遠心分離装置5の入力側5aでは所定圧力P11で、かつ出力側5bでは所定圧力P11より低い圧力P12になるようにし、遠心分離装置5の入力側5aと出力側5bとの圧力差で運転し、常に加工液を循環させ、加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
この実施の形態では、機械加工しない場合には、循環ポンプ4の駆動により遠心分離装置5の入力側5aと出力側5bとの圧力差で運転し、流量調整弁41を全開とし供給タンク1へ戻されることで、加工液に含まれる微細物を分離して除去するが、機械加工する場合には、流量調整弁41を必要流量に調整し、加工液を加工装置2へ供給し、この加工装置2としては、研削型ホーニング・ラップ、シャワー式洗浄機などを用いることができる。
(第8の実施の形態)
この加工液浄化システムの第8の実施の形態を、図8に示す。この実施の形態の加工液浄化システムは、第6の実施の形態と同様に構成されるが、加工液供給調整機構6と遠心分離装置5は一体に備えられ、加工液供給調整機構6と加工装置2との間に流量調整手段である絞り弁60が配置されている。絞り弁60は、目的に応じて手動式でも、自動式でもよい。
また、戻し通路6aには、流量調整手段である絞り弁61と、戻し通路6aから分岐する迂回路50に熱交換器51を設け、この熱交換器51を介して加圧液を供給タンク1へ戻す。絞り弁61は、目的に応じて手動式でも、自動式でもよい。
[加工液浄化システムの作動]
(機械加工していないときの機能)
<加工液の流れ>
機械加工していないときは、絞り弁60が閉じており、加工液を加工装置2に供給できないようになっている。この状態で、循環ポンプ4を駆動すると、供給タンク1からの加工液は、循環経路3を介して遠心分離装置5へ送られる。遠心分離装置5には、入力側5aから微細物を含む加工液が所定流速で供給され、加工に用いた加工液から遠心力により加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
遠心分離装置5の出力側5bから微細物を分離して除去した加工液が出力されるが、絞り弁60が閉じているために、加工液は戻し通路6aから絞り弁61、熱交換器51を介して冷却されて供給タンク1へ戻り、循環ポンプ4を駆動により供給タンク1に貯留する加工液が循環し、加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
<加工液の加圧制御>
この機械加工していないとき、制御装置9bは、圧力計S1と圧力計S2の圧力情報に基づき絞り弁61を制御し、循環ポンプ4の駆動により供給された加工液の圧力が、遠心分離装置5の入力側5aでは所定圧力P11で、かつ出力側5bでは所定圧力P11より低い圧力P12になるようにし、遠心分離装置5の入力側5aと出力側5bとの圧力差で運転し、常に加工液を循環させ、加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
(機械加工しているときの機能)
<加工液の流れ>
機械加工しているときは、絞り弁60が開いており、加工液を加工装置2に供給可能になっている。この状態で、循環ポンプ4を駆動すると、供給タンク1からの加工液は、循環経路3を介して遠心分離装置5へ送られる。遠心分離装置5では、機械加工していないときと同様に、加工に用いた加工液から遠心力により加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
遠心分離装置5の出力側5bから微細物を分離して除去した加工液が出力されるが、絞り弁60の流量調整により加工液は加工装置2に供給され、また絞り弁61により流量調整され、供給タンク1へ戻される。加工装置2では、加工液を用いて切削可能などが行われ、この加工に用いた加工液は、循環経路3を介して供給タンク1へ戻される。
<加工液の加圧制御>
この機械加工しているとき、加工装置2のノズルの口径や絞り弁60により加工液の流量が変わるため、制御装置9bは、圧力計S1と圧力計S2の圧力情報に基づき絞り弁60,61を制御し、循環ポンプ4の駆動により供給された加工液の圧力が、遠心分離装置5の入力側5aでは所定圧力P11で、かつ出力側5bでは所定圧力P11より低い圧力P12になるようにし、遠心分離装置5の入力側5aと出力側5bとの圧力差で運転し、常に加工液を循環させ、加工液に含まれる微細物を分離して除去する。
この実施の形態では、機械加工しない場合には、循環ポンプ4の駆動により遠心分離装置5の入力側5aと出力側5bとの圧力差で運転し、絞り弁61を全開とし供給タンク1へ戻されることで、加工液に含まれる微細物を分離して除去するが、機械加工する場合には、絞り弁61を必要流量に調整し、加工液を加工装置2へ供給し、この加工装置2としては、研削型ホーニング・ラップ、シャワー式洗浄機などを用いることができる。
この実施の形態は、第6の実施の形態と同様であるが、発熱は使用する流量と圧力により、発生するものであり、また効率の悪いポンプを使用すれば発生熱量は大きい。遠心分離装置5経由で供給タンク1に戻す加工液を熱交換器51で冷却するシステムである。
この発明は、微粉末クズ等の微細物の含まれる加工液から微細物を除去して供給する加工液浄化システムに適用可能であり、インラインで微細物を確実に除去することが可能である。
1 供給タンク
2 加工装置
3 循環経路
4 循環ポンプ
5 遠心分離装置
5a 加工液の入力側
5b 加工液の出力側
5c 密閉筒部
5d 沈殿部
5e 排出管
5f 排出バルブ
6 加工液供給調整機構
6a 戻し通路
6b 絞り
6c 一部戻し通路
7 回収部
8 基体
9 制御盤
9a 操作スイッチ
9b 制御装置
10ブロック
10a,10b,10c 通路
12 切替弁
30 高圧ポンプユニット
30a 高圧ポンプ
30b リリーフバルブ
31 冷却装置
40,41 流量調整弁
50 迂回路
51 熱交換器
52a,52b 流量調整弁

Claims (8)

  1. 加工液を貯留する供給タンクと、
    前記加工液を加工装置に供給し、この加工に用いた加工液を前記供給タンクへ戻して循環させる循環経路と、
    前記循環経路に配置され、加工液を前記加工装置へ供給する循環ポンプと、
    前記加工に用いた加工液から遠心力により加工液に含まれる微細物を分離して除去する遠心分離装置と、を備え、
    前記遠心分離装置は、
    加工液の入力側を、前記循環ポンプ側に接続し、
    微細物を分離して除去した加工液の出力側を、前記加工装置側に接続した構成であり、
    前記加工液の出力側に、加工液供給調整機構を備え、
    前記加工液供給調整機構は、
    前記加工液の出力側から分岐して前記供給タンクへ加工液を戻す戻し通路と、
    前記戻し通路に設けた絞りと、
    前記加工装置から加工液の一部を、前記絞りの上流側に戻す一部戻し通路と、を有することを特徴とする加工液浄化システム。
  2. 加工液を貯留する供給タンクと、
    前記加工液を加工装置に供給し、この加工に用いた加工液を前記供給タンクへ戻して循環させる循環経路と、
    前記循環経路に配置され、加工液を前記加工装置へ供給する循環ポンプと、
    前記加工に用いた加工液から遠心力により加工液に含まれる微細物を分離して除去する遠心分離装置と、を備え、
    前記遠心分離装置は、
    加工液の入力側を、前記循環ポンプ側に接続し、
    微細物を分離して除去した加工液の出力側を、前記加工装置側に接続した構成であり、
    前記加工液の出力側に、加工液供給調整機構を備え、
    前記加工液供給調整機構は、
    前記加工液の出力側から分岐して前記供給タンクへ加工液を戻す戻し通路と、
    前記加工装置へ加工液を供給する循環経路に設けた高圧ポンプユニットと、を有し、
    前記高圧ポンプユニットは、
    前記加工装置へ加工液を供給する高圧ポンプと、
    前記高圧ポンプ出力側から分岐して前記戻し通路に接続した一部戻し通路と、
    前記一部戻し通路に配置したリリーフバルブとから構成したことを特徴とする加工液浄化システム。
  3. 加工液を貯留する供給タンクと、
    前記加工液を加工装置に供給し、この加工に用いた加工液を前記供給タンクへ戻して循環させる循環経路と、
    前記循環経路に配置され、加工液を前記加工装置へ供給する循環ポンプと、
    前記加工に用いた加工液から遠心力により加工液に含まれる微細物を分離して除去する遠心分離装置と、を備え、
    前記遠心分離装置は、
    加工液の入力側を、前記循環ポンプ側に接続し、
    微細物を分離して除去した加工液の出力側を、前記加工装置側に接続した構成であり、
    前記加工液の出力側に、加工液供給調整機構を備え、
    前記加工液供給調整機構は、
    前記加工液の出力側から分岐して前記供給タンクへ加工液を戻す戻し通路と、
    前記戻し通路に設けた流量調整手段と、
    前記加工装置へ加工液を供給する循環経路に設けた流量調整手段と、を有することを特徴とする加工液浄化システム。
  4. 前記戻し通路に、
    前記供給タンクへ戻す加工液を冷却する冷却手段を備えることを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の切削液浄化システム。
  5. 前記加工液供給調整機構と前記遠心分離装置は、別々に基体に組み付け、
    前記加工液供給調整機構と前記遠心分離装置を組付けた基体は、前記循環経路に着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の切削液浄化システム。
  6. 前記加工液供給調整機構と前記遠心分離装置は、一体に備え、
    前記加工液供給調整機構と前記遠心分離装置は、一体に前記循環経路に着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の切削液浄化システム。
  7. 前記加工液の入力側の圧力を検出する入力側圧力検出手段と、
    前記加工液の出力側の圧力を検出する出力側圧力検出手段と、
    前記入力側の圧力と前記出力側の圧力との差に基づき前記絞りを制御し、加工液の供給圧力を調整する制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の切削液浄化システム。
  8. 前記加工液の入力側の流量を検出する入力側流量検出手段と、
    前記加工液の出力側の流量を検出する出力側流量検出手段と、
    前記入力側の流量と前記出力側の流量との差に基づき前記絞りを制御し、加工液の供給
    流量を調整する制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の切削液浄化システム。
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