JP2682621B2 - バイアス磁界異常検出装置 - Google Patents

バイアス磁界異常検出装置

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JP2682621B2 JP62048370A JP4837087A JP2682621B2 JP 2682621 B2 JP2682621 B2 JP 2682621B2 JP 62048370 A JP62048370 A JP 62048370A JP 4837087 A JP4837087 A JP 4837087A JP 2682621 B2 JP2682621 B2 JP 2682621B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は記録及び消去の際用いられるバイアス磁界の
異常を検出するバイアス磁界異常検出装置に関する。 [従来の技術] 近年、磁気ヘッドを用いる代りに、集光した光ビーム
を照射することにより情報を記録したり、記録媒体に集
光照射した光ビームの戻り光を受光することによって、
記録媒体に記録した情報を再生したりすることのできる
光学式情報記録再生装置が実用化されるようになった。 上記光学式情報記録再生装置において、光磁気現象を
利用した装置では、磁気方式の記録再生装置(磁気ディ
スク装置)と同様に記録した情報を消去して再び情報を
書込むことができるため、コンピュータの外部記憶装置
として今後広く用いられることが期待される。 ところで、従来の光磁気記録再生装置は例えば第8図
に示すような構成であった。 光磁気ディスク1はスピンドルモータ2で回転駆動さ
れ、このディスク1の一方の面には光ピックアップ3が
対向配置され、且つこのディスク1の他方の面にも界磁
コイル4が対向配置され、光ピックアップ3によって集
光照射される光磁気ディスク1部分に磁界を印加できる
ようにして、(磁界の必要のない場合の)再生はもとよ
り記録及び消去を行うことができるようになっている。 上記光ピックアップ3はコントローラ5によって再
生,記録及び消去の動作の制御が行われる。 例えば再生モードではコントローラ5は定電流回路6
を介して光ピックアップ3の図示しない半導体レーザ等
の発光源に再生(リード)モードに対応した比較的弱い
定電流を供給し、この定電流のもとでのレーザ光により
読出した情報データをコントローラ5に送る。 一方、記録モード及び消去モードにおいては、磁界を
印加する必要があるため、コントローラ5は定電流回路
7を介して界磁コイル4に磁界発生用電流を供給する。 上記記録モード及び消去モードにおいては、磁界の向
きを逆にする必要があるため、コントローラ5は記録モ
ード及び消去モードでは互いに逆向きの電流が界磁コイ
ル4に流れるように制御する。 ところで上記光磁気記録再生装置において、回転駆動
されるディスク1の上下動に基づき界磁コイル4により
ディスク1に印加される磁界の大きさが変動し、記録と
か消去が確実に行われなくなるのを防止するために、特
開昭59−48803号公報では上下動自在の補助磁界発生装
置を設けている。この従来例では基準電圧と検出される
磁界のレベルとの差を検出し、この差動出力で補助磁界
を制御して所定の磁界レベルに保持するようにしてい
る。 [発明が解決しようとする問題点] 上記従来例は磁界検出手段によって検出される磁界の
極性が正しい場合には問題ないが界磁コイルが断線した
り、コイル間の絶縁部材の絶縁不良によるレアショート
等により正常な磁界が得られない異常状態でも検出でき
ないことがある。 また、磁界コイルに流れる電流の向きが記録又は消去
モード時に正常に行われない場合、基準電圧との差分は
実際には加算を行った値となり、正常にバイアス磁界を
印加できなくなる。従って、記録とか消去が確実に行わ
れなくなる等の欠点がある。 本発明は上記した点にかんがみてなされたもので、記
録及び消去モードにおいてディスクに印加される磁界の
極性が正しいか否かを検出できるバイアス磁界異常検出
装置を提供することを目的とする。 [問題点を解決する手段及び作用] 本発明によるバイアス磁界異常検出装置は、界磁コイ
ル等を用いて光磁気ディスクへの情報データの記録、再
生及び消去を行う光磁気ディスク装置において、 記録時及び消去時における界磁コイル等による磁界の
極性及び磁界の大きさを検出して異常か否かを検出する
磁界異常検出手段を有し、この磁界異常検出手段の出力
によって記録及び消去の動作を禁止すると共に、再生モ
ードでの発光パワーに相当する電流値をレーザダイオー
ドに供給し続けることを特徴とする。 [実施例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。 第1図ないし第3図は本発明の第1実施例に係り、第
1図は第1実施例におけるバイアス磁界異常検出装置の
構成を示し、第2図は第1実施例を備えた光磁気記録再
生装置の構成を示し、第3図は動作説明図を示す。 第2図に示すように第1実施例を備えた光磁気記録再
生装置11はスピンドルモータ12によって回転駆動される
光磁気ディスク13の一方の面に対向して、光磁気ピック
アップ14が(光磁気)ディスク13の同心円状(又は螺旋
状)トラックを横断する方向Tに移動自在に配置されて
いる。 上記ディスク13の他方の面には、この(光磁気)ピッ
クアップ14に対向するようにバイアス磁界印加用の界磁
コイル15が配置されている。 上記ピックアップ14はコントローラ16によってその動
作が制御されるが、少なくとも消去及び記録モードでの
動作は第1図に示す第1実施例のバイアス磁界異常検出
装置17を介して制御される。 上記バイアス磁界異常検出装置17は、磁界検出回路18
とこの回路18の出力レベルが異常であるか否かを検出
し、異常時には消去及び記録動作を禁止する書込みプロ
テクト回路19とから構成されている。 ところで上記ピックアップ14は第2図に示すように記
録と再生と消去を行うための光源としてレーザダイオー
ド(LD)21を有し、このレーザダイオード21の例えばP
偏光の光束はコリメータレンズ22で発散性の光束を平行
光束にされる。この平行光束はハーフプリズム23を通
り、対物レンズ24によってディスク13の記録面に集光照
射される。このディスク13で反射された戻り光は、対物
レンズ24を通り、ハーフプリズム23でその一部が反射さ
れ、1/2波長波25で偏光面が45゜程度回転された後、偏
光ビームスプリッタ26によって透過光と反射光とに分岐
される。 上記偏光ビームスプリッタ26で分岐された透過光及び
反射光は、それぞれ光検出器27,28で受光されこれら両
光検出器27,28の光電変換出力は差動アンプ29に入力さ
れその差動出力をコントローラ16側に出力する。この差
動出力がディスク13に記録された情報データに対応した
信号である。 又、上記両光検出器27,28の図示しない加算出力もコ
ントローラ16に入力される。この加算出力はディスク13
のトラックアドレスとかセクタアドレス等の記録領域識
別情報であってこの情報を読取ることによって、目標位
置にアクセスしたか否かを識別できるし、その後データ
部から情報を読取ったり、未記録状態のデータ部に情報
を記録したり、記録済み情報のデータ部のデータを消去
したりすることができる。 又、上記ピックアップ14は、対物レンズ24を図示しな
いトラッキングアクチュエータで、光ビームのスポット
位置が目標トラックに追尾させるトラッキング状態に保
持したり、フォーカシングアクチュエータによりディス
ク13に集光照射される光ビームがフォーカス状態に保持
されるように制御される。 ところで上記ピックアップ14内のレーザダイオード21
には定電流回路31を経てリード発光パワーに相当するリ
ードモード用電流と、このリードモード用電流よりも数
倍大きいライト及びイレーズ発光用電流に設定できるよ
うにしてある。 上記定電流回路31は書込みプロテクト回路19の出力に
よって、ライト及びイレーズ発光用電流を供給する動作
のオンオフが制御される。つまりデータの書込み(つま
り記録動作)及び書込まれたデータを消去する書込み
(つまり消去動作)を禁止できるようにしてある。 又、コントローラ16は記録モード及び消去モード時に
は書込みプロテクト回路19を通り、定電流回路32を経て
界磁コイル15に定電流を供給し、ディスク13に所定のバ
イアス磁界を印加する。このバイアス磁界はスイッチ33
によって供給される電流の向きを反転できるようにして
あり、このスイッチ33はコントローラ16によって制御さ
れる。例えば記録モードにおいて第2図に示す接点a側
が選択される状態が選択され、消去モードにおいては他
方の接点b側が選択されるように制御される。 ところで上記書込みプロテクト回路19の構成を第1図
に示す。 ホール素子、センスコイル等、界磁コイル15に取付け
られ、界磁コイル16の磁界の極性及び大きさを検出する
磁界検出回路18の出力はアンプ35に入力される。このア
ンプ35は非反転アンプ36と反転アンプ37と、これら両ア
ンプ36,37の出力を切替えるアナログスイッチ38とから
なる。非反転アンプ36は信号入力端が抵抗R1を介して演
算増幅器(以下OPアンプと記す。)36aの非反転入力端
に接続され、このOPアンプ36aの反転入力端は抵抗R2を
介して接地されると共に、抵抗R3を介してOPアンプ36a
の出力端に接続されている。この非反転アンプ36の増幅
率は抵抗R2とR3とで決定され、その値は(R2+R3)/Rで
ある。 一方、反転アンプ37ではOPアンプ37aの反転入力端に
信号が入力され、その他の構成は非反転アンプ36と同様
であるが、抵抗R2,R3に相当する抵抗R2′,R3′の値を、
(R2+R3)/R2=R3′/R2′にして両アンプ36,37で増幅
率の絶対値を等しくしている。上記アナログスイッチ38
はコントローラ16の端子C1から出力される記録/消去制
御信号(W/信号)によって切換えが制御される。つま
り記録モード時に例えば非反転アンプ36側が選択される
と、消去モード時には反転アンプ37側が選択されるよう
になっている。 上記アンプ35の出力はコンパレータ39に入力され、こ
のコンパレータ39によって基準電圧源40の基準電圧VRと
比較され、この比較出力はコントローラ16の端子C2から
入力されると共に、アナログスイッチ41のオン,オフ制
御端に印加される。この比較出力はこの絶対値が基準電
圧VRを越えると“H"になり、一方基準電圧VRを越えない
状態では“L"に保持される。上記アナログスイッチ41
は、コントローラ16から定電流回路31,32に記録あるい
は消去の指示を与える(端子C3から出力される)指令信
号ラインに介装してあり、このラインがオフになると、
定電流回路31はレーザダイオード21に再生モード時での
発光パワーに相当する電流値以上では電流を供給できな
くなる。 つまりレーザダイオード21には記録動作あるいは消去
動作を行うことのできる大きな発光状態には達し得ない
で、この発光状態ではディスク13の記録層を形成する磁
性体はキューリ点近くないしはキューリ点以上には加熱
されない。従って、たとえ正規のバイアス磁界が印加さ
れていても、記録とか消去は行われない状態になる。つ
まり書込みプロテクト状態、換言すれば記録及び消去禁
止状態に保持されることになる。 尚、この実施例では記録又は消去モードにおいてアナ
ログスイッチ41がオフになると他方の定電流回路32によ
る供給電流もオフする構成にしてある。 即ち、アナログスイッチ41の接点の状態は排他的論理
和回路(EX−OR回路)42でオン,オフが検出され、端子
C3が“H"(つまり記録又は消去モード)において、スイ
ッチ41がオフになるとEX−OR回路42の出力は“H"にな
り、ディレイ素子43で微小時間ディレイした後定電流回
路32と直列のスイッチ44をオフにして界磁コイル15にバ
イアス電流が供給されるのをカットする。(尚、スイッ
チ41によって定電流回路31,32を同時にオン,オフ制御
しない理由は、定電流回路32によって電流を流した場合
の磁界を検出してから、その磁界が正常であるか否かを
判断する必要があるからである。) このような構成にすることによって、書込みプロテク
ト状態では無駄となるバイアス電流をカットしている。
又、バイアス磁界を発生させないことによって、書込み
プロテクト状態では記録及び消去をより確実に禁止でき
るようにして信頼性を向上している。 尚、書込みプロテクト状態ではコントローラ16は、バ
ッファメモリ45を経て入力されるデータの取込みを停止
する。例えばバッファメモリ45にコントローラ16へのデ
ータ転送を停止させると共に、バッファメモリ45にデー
タを転送するデータソース側に対し、データの転送動作
を停止させる信号を送る。 このように構成された第1実施例の動作を以下に説明
する。 先ず再生モードにおいては、コントローラ16の端子C3
は“L"、つまり記録モードでもないし、消去モードでも
ない。このためスイッチ41がオン,オフにかかわらず、
定電流回路31は再生モードでの電流値IRに保持させる
(記録モード及び消去モードでの大電流状態にならな
い)し、他方の定電流32はオフ状態に保持される。この
様子を第3図に示す。 一方、記録モードになると、コントローラ16は端子C3
から記録又は消去指令信号となる“H"の信号を出力する
と共に、端子C1を記録モード状態、つまり“H"にする。
この端子C1が“H"になると、アンプ35は非反転アンプ36
が選択される状態になる(これを第3図(d)で非反転
アンプONと表わす。)と共に、スイッチ33は記録モード
側接点aが選択される(接点aがONと記す。)。上記端
子C3が“H"になると、スイッチ44を経て定電流回路32に
対し、界磁コイル15に向けてバイアス用電流Iの供給を
行う指令が行われ、スイッチ33の接点aを通ってディス
ク13にバイアス磁界を印加する。又、上記端子C3が“H"
になると、コントローラ16は磁界検出回路18の検出信号
が書込みプロテクト回路19を介して入力される状態にな
り、磁界検出回路18の出力は記録モードでは非反転アン
プ36を通してコンパレータ39の非反転入力端に印加さ
れ、この入力レベルは基準電圧VRと比較される。この入
力レベルは正常な磁界印加状態においては、第3図
(g)に示すように基準電圧VRのレベルを越えることに
なり、従って正常な状態ではコンパレータ39の出力は
“H"になる。従ってコントローラ16はコンパレータ39の
出力を端子C2から取込み、記録モードでの磁界の極性が
正常であることを認識し、記録動作を続行させる。又、
このコンパレータ39の出力が“H"であると、スイッチ41
はオン状態が保持され、定電流回路31は記録データに応
じてライト発光パワーに設定され、データの記録を行う
ことが続行される。 一方、例えば界磁コイル15の巻線が断線したりして、
磁界が発生しないとか小さな磁界しか発生しない場合
(この状態を第3図(f)のHmで示す。)とか磁界が逆
極性で印加されている場合にはコンパレータ39への入力
レベルも小さくなり(負の極性になる場合もある。)、
従ってコンパレータ39の出力は第3図(h)に示すよう
に“L"になる。このコンパレータ39の出力が“L"になる
と、スイッチ41はオフにされ、定電流回路31はライト発
光パワーでの発光が禁止される状態、つまり書込みプロ
テクト状態に保持される。又、上記スイッチ41がオフに
されると、EX−OR回路42の出力は“H"になり、ディレイ
素子43を介してスイッチ44もオフになり、界磁コイル15
への電流の供給は停止されることになり、確実に書込み
プロテクト状態が保持される。 又、上記端子C2が“L"になると、コントローラ16はバ
ッファメモリ44からの記録用データの取込みを停止する
し、バッファメモリ44にデータを転送するデータソース
側にも信号を送り、データの転送を停止させる。 次に消去モードについて説明すると、コントローラ16
は端子C3を“H"、端子C1を“L"にする。端子C1が“L"に
なると、アンプ35は反転アンプ37側が選択されると共
に、スイッチ33はb側が選択され界磁コイル15には記録
モードとは逆向きの電流が流れる。しかして、正常に界
磁コイル15によってバイアス磁界が発生すると、その磁
界の向きは記録モード時とは逆になる。このバイアス磁
界は磁界検出回路18で検出され、反転アンプ37を介して
反転されてコンパレータ39に入力される。従って、正常
な状態であると、コンパレータ39の状態は“H"になり、
スイッチ41、44はオン状態を保持し、消去が続行され
る。 一方、正常に磁界が発生しないとか磁界の極性が正常
でないと、コンパレータ39の出力は“L"になり、スイッ
チ41はオフにされ、消去を行う発光状態には至らない
し、このスイッチ41がオフになった後、スイッチ44もオ
フになり、バイアス磁界の発生も停止し、消去動作を禁
止する書込みプロテクト状態に保持する。 このように動作する第1実施例によれば、実際にディ
スク13に印加される磁界を極性を含めて検出し、正常な
磁界印加状態の場合のみ記録及び消去動作を続行させ、
異常であると検出した場合には記録及び消去動作を禁止
することになる。 従って、この実施例を用いた記録再生装置によれば、
記録とか消去モードでの動作によってデータの記録とか
消去を確実に行うことができ、装置の信頼性を向上でき
る。又、貴重なデータを消去してしまうことを防止でき
る。 第4図は本発明の第2実施例の主要部を示す。 この実施例では磁界検出回路51が、ディスク13に関し
界磁コイル52に対向配置されるピックアップ14の対物レ
ンズ近傍に取付けている。 尚、この実施例では界磁コイル52はピックアップ14の
半径方向への移動と共に対抗する位置を保持して移動さ
れるようにしている。 上記磁界検出回路51によって、界磁コイル52がディス
ク13に対して正規の位置にないとき(界磁コイル52が正
規の磁界を発生しても)、ディスク13に正規の磁界が印
加されていないことを検出できるようにしてある。 又、この実施例では書込みプロテクト回路53は、第1
図に示すアンプ35を単一のOPアンプ37を用いたアンプ54
で形成している。つまり、磁界検出回路51の出力はスイ
ッチ38を介してOPアンプ37の非反転又は反転入力端に印
加できるようにしてあり、スイッチ38でオンされる接点
に応じて非反転あるいは反転アンプとして動作する。 その他は上記第1実施例と同様の構成であり、又、そ
の動作もほぼ同様のものとなる。 第5図は本発明の第3実施例の主要部を示す。 この実施例では例えば第4図に示す構成においてコン
トローラ16は端子C1の出力でスイッチ38を切換える制御
を行う代りに、基準電圧源61の基準電圧VR1,VR2を切換
える制御を行う。つまり、記録モードではスイッチ62を
基準電圧VR1側がオンするよう選択させ、一方消去モー
ドでは逆極性の基準電圧VR2側を選択させる。このよう
にすることによって消去と記録動作において、界磁コイ
ル52のバイアス磁界のレベルを異なる値に設定してお
り、より望ましい動作条件で動作させる場合等(消去と
記録とで界磁コイルにより発生される磁界が異なる場
合)にも適切に対処できる。尚、磁界検出回路51の出力
は、非反転アンプとして動作するアンプ63に入力され
る。 尚、上述の各実施例では、書込みプロテクト時にはレ
ーザダイオード21への発光パワーがリードモード以上に
ならないようにするのみでなく、バイアス磁界の発生も
停止しているが、レーザダイオード21への発光パワーが
リードパワー程度以上にならないようにするのみでも十
分の場合もある。 上述した各実施例では界磁コイルを用いたものである
が、本発明は界磁コイルを用いたものに限らず、第6図
に示す第4実施例のように永久磁石を用いたものにも適
用できる。この実施例ではバイアス磁界の印加手段とし
て永久磁石71を用いてあり、この永久磁石71は例えばモ
ータ72によって適宜角度回転可能にしてあり、このモー
タ72はコントローラ16の例えば端子C2の出力によりドラ
イブ回路73を介して駆動される。 この永久磁石71は例えば第7図に示すように周方向に
N極,S極,無極性部,…と形成されており、再生モード
では無極性部がディスク13に対向するよう保持され、消
去モードでは適宜角度(第7図では60゜)回転されてN
極(S極)とすると記録モードではS極(N極)が対向
するように(モータ72を介して)制御される。 この実施例でも磁界が正しい場合のみ記録及び消去を
行い、正しく磁界が印加されていないと、記録とか消去
の動作が禁止される。 尚、上述の各実施例では磁界のレベルが正常であるか
否かを単一レベル(正常値とみなせる下限側のみの値)
で行っているが、ウインドコンパレータを用いて、構成
することによって、磁界レベルが正常値とみなせる下限
及び上限内の所定範囲内にあるか否かを判断させるよう
にすることもできる。 尚、各実施例において、記録モード及び消去モードで
磁界の向き等が正しいと判断した後に実際に記録とか消
去を行うようにしても良い。又、記録及び消去モード中
にも動作させ、磁界が正常でないと判断したら、記録及
び消去を直ちに中止させるようにもできる。 [発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、記録モード時及び
消去モード時に、ディスクに印加される磁界の極性を検
出する手段を設けてあるので、正規の極性及び大きさと
異なる状態で記録とか消去を行う誤動作を確実に防止で
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第3図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は第1実施例の構成を示す構成図、第2図は第1実施
例を備えた光磁気記録再生装置の構成図、第3図は第1
実施例の動作説明用タイミングチャート図、第4図は本
発明の第2実施例を示す構成図、第5図は本発明の第3
実施例を示す構成図、第6図は本発明の第4実施例を示
す構成図、第7図は第4実施例における永久磁石の形状
を示す正面図、第8図は従来例を示す構成図である。 11……光磁気記録再生装置 13……ディスク、14……ピックアップ 15……界磁コイル、16……コントローラ 17……バイアス磁界異常検出装置 19……書込みプロテクト回路 31,32……定電流回路 33……スイッチ、35……アンプ 39……コンパレータ、40……基準電圧源

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.界磁コイル等を用いて光磁気ディスクへの情報デー
    タの記録、再生及び消去を行う光磁気ディスク装置にお
    いて、 記録時及び消去時における界磁コイル等による磁界の極
    性及び磁界の大きさを検出して異常か否かを検出する磁
    界異常検出手段を有し、 この磁界異常検出手段の出力によって記録及び消去の動
    作を禁止すると共に、再生モードでの発光パワーに相当
    する電流値をレーザダイオードに供給し続けることを特
    徴とするバイアス磁界異常検出装置。
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