JPS6234333A - 光学式情報記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、光学式情報記録再生装置に関する。

［従来の技術］ 従来の光学式情報記録再生装置は、磁性膜を有する円盤
を回転させ、光ビームを利用して上記磁性膜に同心円状
または渦巻状に情報信号を記録し、その記録された信号
を再生するものである。

この装置には、一般に、光磁気ディスク装置と呼ばれる
ものがあり、非磁性体上に強磁性材料の薄膜を形成した
円盤を記録媒体として用いる。記録前に、記録媒体上の
磁性膜は予め垂直方向に向きを揃えて磁化されている。

そして、記録時に、外部磁界を作用させて、レーザ光源
、結像レンズ等で構成される記録部から、所定情報に応
じて変調された光ビームを、上記磁性膜に照射する。

この場合、光ビームが照射された部分は、光エネルギー
によって昇温し、その温度がキュリ一点温度（約１６０
℃）に達すると、その磁化方向が無秩序とな゛る。そし
て、記録媒体の移動に伴なって、その記録媒体における
光ビームの位置が他の部分に移動すると、光ビームが照
射されていた部分の温度が低・下し、外部の磁束によっ
て２周囲の磁化方向と逆の方向に再び磁化される。

このようにして、磁性膜に磁化の反転として、情報が記
録され、信号列が形成される。

一方、読取時には、再生部の半導体レーザ等から発振し
、偏光子で偏光された光ビームが、磁性膜に形成された
信号列に照射され、磁気カー（Ｋ　ｅ　ｒ　ｒ）効果に
よって、照射部分の磁化方向に従って旋光された光とし
て反射される。この反射光を、再生部のビームスプリッ
タ等で入射光と分別し、検光子を通して受光素子に導き
、偏光方向から磁化方向を検出することによって情報を
再生する。

ところで、光磁気ディスクの特徴は、記録、再生、再記
録が可能なことであり、不必要な情報は消去できること
にある。

記録ビットを消去する場合には、記録媒体を回転させ、
記録ビット列上をトラッキングしながら、光ビームを記
録ビット部分に照射し、この部分を一旦、キュリ一点ま
で上げることによって、記録媒体における記録ビット以
外の部分の磁化方向と同方向の直流バイヤス磁界を与え
ながら冷却する。これによって、所定情報の消去を行な
い。

再記録に備える。

また、ディスク上のデータの整理等のために、同一媒体
上で、データの移動を起なうモード（以下、「転記モー
ド」という）の場合、まず、既に記録されているデータ
をディスクから読取る。そして、その読取データを、一
時記憶用のメモリへ記録し、その記録内容をディスクの
別の場所に記録する。その後に、ディスクの次の回転に
おいて、既に読取ったデータが書かれている部分を消去
する１以上のような動作手順によって、転記モードが終
了する。

上記のように、一時記憶用のメモリへ読取った後、再び
、そのデータが書かれていた部分を再び照射して消去す
る。このために、再生−記録−消去という動作手順を実
行し、各動作において、それぞれ、ディスク１回転の時
間を確実に必要とする。したがって、転記モードにおい
て時間が長くなるという問題がある。

〔発明の目的］ 本発明は、上記従来技術における問題点に着目してなさ
れたもので、同一媒体上でデータの移動を行なう転記モ
ードにおいて、そのデータ移動に要する時間をｍ縮する
ことができる光学式情報記録再生装置を提供することを
目的とする。

［発明の実施例］ 第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。

！ｓ２図は、上記実施例の動作を説明する説明図である
。

上記実施例において、ディスク上に形成された光磁気記
録媒体１と、消去および書込用のバイヤス磁界発生用の
コイル２と、光ビームを集束させる対物レンズ３と、２
つのビームを有し、それぞれ個別に変調することができ
るマルチビーム半導体レーザ６と、このレーザユニット
をドライブするレーザドライバ４，５とを有する。

また、レーザビームを平行光にするためのコリメータレ
ンズ８と、レーザ光を直線偏光にするための偏光器９と
、レーザ６からの光ビームをディスク方向に導き、また
、ディスクｌからの反射光をディテクタ方向に通過させ
るビームスプリッタ１０とが設けられている。

さらに、ディスク１からの反射光をディテクタ１４．１
５の２方向に分割するビームスプリッタ１１と、所定方
向の偏光のみを通過させる検光子１２．１３と、差動増
幅塁１９への入力を切換えるディテクタ１７．１８とが
設けられている。

また、バイヤス磁界のコイル２をドライブし。

磁界の方向を変えるドライバ２０と、ディスク１から読
出された信号を元の信号に戻す復調回路２１と、読出さ
れた信号を一時蓄えるメモリ２２と・各部の動作を制御
するコントローラ２３とが設けられている・ 次に、上記実施例の動作について説明する。

ただし、−光磁気の信号の読出原理については。

その説明を省略しである。

ディスク１上には、半導体レーザ６によって、第２図に
示すようなビーム配列で照射される。トラックの信号方
向に対して、先行する先行ビームＦと後続のビームＢと
の２つのビームとが発生する。

まず、記録時の動作について説明する。

この記録時には、コントローラ２３かう先行ビーム用の
レーザドライバ４へ信号が送られ、先行ビームＦが、記
録に必要なパワーで、記録情報に応じて変調されて照射
される。このときに、後続ビームＢは、コントローラ２
３から後続ビーム用レーザドライバ５へ再生の信号が送
られ、再生用のパワーによって常時点灯する。

ここで、記録と同時に、その記録された信号を再生し、
もとの信号と比較し、書込みの状態をチェックする。

また、フォトディテクタ１４．１５は、先行ビームＦ、
後続ビームＢのそれぞれを、独立して検出できるように
分割されている。

記録時に、差動増幅器１９の入力は、スイッチ１２．１
８を介して、後続ビーム検出用のディテクタに接続され
、その再生信号は、コントローラ２３等に送られる。

次に、転記モードについて説明する。

転記モードの場合、まず、データを再生するために、先
行ビームＦを再生パワーにして、連続点灯し、スイッチ
１７．１８を先行ビーム検出用のディテクタへ接続する
。

そして、後続ビームＤは、消去用パワーとして連続点灯
にする。

ここで、データの書込、再生は、セクタ単位で行なわれ
る。メモリ２２は、このｌセクタ分の容量を持つメモリ
である。転記を行なう場合、再生データは、１セクタ毎
に、メモリ２２に書込まれるとともに、後続ビームＢに
よって、ディスク１上のデータが消去される。そして、
コントローラ２３は、書込状態を指示し、転記すべきア
ドレスしたがって、上記実施例における転記モードにお
いては、再生と同時に消去動作が行なわれる。

このために、その再生動作の後には、記録動作のみを行
なえばよいために、消去に必要な時間を省略することが
できる。したがって、転記に要する時間が全体的に短く
なる。

［発明の効果コ 本発明によれば、転記モードにおいて、消去に必要な時
間だけ所要時間を省略することができるために、転記に
必要な全体の時間を短縮することができるという効果を
有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。 第２図は、上記実施例の動作を示す説明図である。 １・・・光磁気記録媒体、 ６・・・マルチビーム半導体レーザ、 ４．５・・・レーザドライバ。 ９・・・偏光器。 ２２・・・メモリ、 ２３・・・コントローラ。 特許出願人　　キャノン株式会社 トラ・ソ７士處行方向 １ＱＪ−

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）先行ビームと後続ビームとを同一トラック上に照
   射する光学式情報記録再生装置であって、前記先行ビー
   ムを再生用ビームとして使用し、前記後続ビームを消去
   用ビームとして使用し、前記先行ビームによって再生し
   た情報を前記後続ビームにより消去することを特徴とす
   る光学式情報記録再生装置。
2. （２）特許請求の範囲第１項において、 前記先行ビームにより再生した情報を記憶するメモリを
   有し、前記メモリに記憶した後、前記後続ビームにより
   再生情報を消去することを特徴とする光学式情報記録再
   生装置。
3. （３）特許請求の範囲第１項において、 前記先行ビームによって再生した情報を同一媒体上の別
   の位置に記録することを特徴とする光学式情報記録再生
   装置。
4. （４）特許請求の範囲第１項において、 前記先行ビームを記録用ビームとして使用し、前記後続
   ビームを再生用ビームとして使用することを特徴とする
   光学式情報記録再生装置。