JPS61250850A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、光ビームを利用して所定情報を、記録、再生
または消去する光学的情報記録再生装置に関する。

［従来の技術］ 従来の光学的情報記録再生装置は、非磁性体上に強磁性
材料の薄膜を形成した円板を記録媒体として使用し、予
め、記録媒体上の磁性膜を垂直方向にそろえて磁化しで
ある。そして、記録するときは、外部磁界を発生させた
まま、記録情報に応じて変調した光ビームをＬ記磁性膜
に照射する。

このようにして光ビームが照射された部分は、光エネル
ギーによって温度が−Ｌ昇し、その温度がキュリ一点温
度（約１６０°Ｃ）に達すると、上記磁化方向が無秩序
となる。そして、記録媒体の移動に伴って光ビームの位
置が他の部分に移動すると、］二記加熱された点におけ
る温度が低下し、」−記外部磁界によって、周囲の磁化
方向と逆の方向に再び磁化される。このようにして、所
定情報は、磁化の反転として磁性膜に記録され、信号列
が形成される。

一方、読取りの場合には、再生部における半導体レーザ
などから発振し、偏光子によって偏光された光ビームが
、磁性膜に形成された信号列に照射され、磁気カー効果
によって、照射部分の磁化方向に従って旋光された光と
して反射される。この反射光を、再生部におけるビーム
スプリッタ等によって入射光から分別し、検光子を介し
て受光素子に導き、偏光方向に基づいて磁化方向を検出
することによって情報を再生している。

さらに、所定情報を消去する場合には、記録媒体」二の
記録ビット列」−をトラッキングしながら、上記記録ビ
ット部分に光ビームを照射する。そして、この照射部分
を一旦、キュリ一点まで」二昇させ、記録媒体における
記録ビット以外の部分の磁化方向と同方向に直流バイア
ス磁界をかけながら冷却する。これによって、記録され
た所定情報を消去することができる。

また、」−記従来例は、１つのアクチュエータによって
２つのビームを同時に駆動し、これによって情報の記録
および再生を行っている。つまり、−１−記２つのビー
ムのうち、先行するビームによって、情報の記録を行い
、後続のビームによって、」二記記録した内容を確認す
るようにしている。

ところで、」−記従来例において、データを転送する場
合（記録媒体Ｉ−において記録されている情報を別の場
所に書換える場合）、または、記録媒体上の同一部分に
、新たな情報を記録し直す場合には、記録されている情
報を一旦、消去し、再び書込む必要がある。

この場合、」二記記録およびその確認する前に、消去の
動作が必要であり、その消去に要する時間は、」二記記
録および確認に要する時間と同じ程度必要である。した
がって、データ転送またはデータ書直しを行なうために
は、記録を行なう場合よりも、消去に要する時間だけ長
い時間がかかるという問題がある。

これは、消去および再生（確認）動作、記録および再生
（確認）動作、再生のみの動作というように、３つの動
作を、１つのヘッドで実行しなければならないためであ
り、上記３つの動作のうちの１つの動作を行っている場
合には、他の動作を実行することができないからである
。

［発明の目的］ 本発明は、上記従来の問題点に着目してなされたもので
あり、記録媒体上に光学的に、情報を記録、再生または
消去する光学的情報記録再生装置において、同一記録媒
体におけるデータ転送またはデータの書換えを行なう時
間を短縮することができる光学的情報記録再生装置を提
供することを目的とするものである。

［発明の実施例］ 第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。

光磁気記録媒体１は、ディスク状に形成され、消去用バ
イアス磁界発生用コイル２と、書込み用バイアス磁界発
生用コイル２°と、光ビームを収束させる対物レンズ３
，３゛と、変調可能な消去用のマルチビーム半導体レー
ザ４と、変調可能な書込み用のマルチビーム半導体レー
ザ４′とが設けられている。

また、半導体レーザ４，４゛をドライブするし　　゛−
ザドライバ５，６，７．８と、レーザビームを平行光に
するため′のコリメータレンズ８，８゛　　□と、レー
ザ光を直線偏光する偏光子９．９′とが設けられている
。

そして、ビームスプリッタ１０．１０’は、レーザから
の光を光磁気記録媒体１の方向に導き、光磁気記録媒体
ｌからの反射光をディテクタ方向に透過させるビームス
プリフタであり、ビームスプリッタ１１．１１”は、光
磁気記録媒体１からの反射光をディテクタ１４，１５．
１４’。

１５′の方向へ分割するためのものであり、検光子１２
，１３．１２’、１３’は、所定方向の偏光のみを通過
させるものであり、ディテクタ１６．１７．１６’、１
７’は、差動増幅器１８．１８’の入力な切換えるもの
である。

さらに、ドライバ１９．１９’は、バイアス磁界のコイ
ル２，２′をドライブして磁界の方向を変えるものであ
り、復調回路２０．２０”は、光磁気記録媒体１からの
信号を元の信号に戻す回路であり、コントローラ２１は
、Ｉ−記各部の動作を制御するものである。

次に、上記実施例の動作について説明する。

第２図は、光磁気記録媒体における所定トラックを、光
スポツト列が照射している状態を示した図である。

光スボ７）ａｌおよびａ２は、上記トラックの進行方向
に対して先行するビーム群を構成するものであり、光ス
ポラｌ−ａ　１は、再生用のビームスポットであり、光
スポラ）ａ２は、消去用のビームスポット°である。光
スポラ）ａｌ　、ａ２は、消去用マルチビーム半導体レ
ーザ４からトラックに照射されるものである。

一方、光スポラ）　ａ３　、ａ４は、トラックの進行方
向に対して後続の位置にあるビーム群を構成するもので
あり、光スポラ）ａ３は、記録用のビームスポットであ
り、光スポラ）ａ４は、記録確認用のビームスポットで
ある。光スポラ）ａ３゜ａ４は、書込み用マルチビーム
半導体レーザ４′からトラックに照身（されるものであ
る。

−に記実施例において、光磁気記録媒体ｌに記録された
情報を再生する場合、まず、コントローラ２１からｌ／
−ザドライバ５へ信壮を送る。そして、この信号に基づ
いて、半導体レーザ４が、再生用のパワーで光磁気記録
媒体１にレーザを照射し、情報の再生を行なう。すなわ
ち、第２図における光スポットａ１によって、記録ピッ
ト列を追跡することによって、情報の再生を行う。

そして、光スポットａ１に基づいて再生した情報を消去
する場合２コントローラ２１からレーザドライバ６に信
号を送り、この信号に基づいて、゛１′−導体レーザ４
が、消去用のパワーで光磁気記録媒体１にレーザを照射
し、情報の消去を行なう。

すなわち、第２図における光スポツトａ２を照射するこ
とによって情報を消去する。

一方、所定情報を記録する場合には、コントローラ２１
からレーザドライバ７へ信号を送る。そして、この信号
に基づいて、半導体レーザ４′が、記録用のパワーで光
磁気記録媒体１にレーザを照射し、情報の記録を行なう
。すなわち、第２図における光スポラ）ａ３によって、
情報の記録を行う。

そして、その記録情報を確認（再生）する場合には、コ
ントローラ２１からレーザドライバ８へ信号を送る。こ
の信号に基づいて、書込み用半導体レーザ４′が、再生
用のパワーで光磁気記録媒体ｌにレーザを照射し、情報
の再生を行なう。すなわち、第２図における光スポラ）
ａ４によって、記録ピット列を追跡し、これによって、
情報の確認（再生）を行う。

ところで、光スポットａｔ、ａ２を１つの制御手段（第
１制御手段）が制御し、光スポットａ３　、ａ４を別の
制御手段（第２制御手段）が制御する。そして、」二記
両制御手段が同時に動作する。上記実施例の場合、光ス
ポラ）ａｌ、ａ２を制御するのは、半導体レーザ４とレ
ーザドライバ５と６とからなる１組の制御手段であり、
光スポラｌ−ａ　３　、　ａ　４を制御するのは、半導
体レーザ４′とレーザドライバ７と８とからなる１組の
制御手段であり、半導体レーザ４，４′は同時に動作す
る。

したがって、ビームスポットａ２とａ３とを動作させる
ことによっ°て、消去動作と記録動作を同時に実行する
ことができる。また、消去動作と記録動作と再生動作と
を同時に実行でき、さらには、消去動作と再生動作とを
同時に実行できる。

これらの動作を実行する時間は、従来装置において消去
動作を行う時間とほぼ同じ時間であり、実時間で情報の
転送または情報の書換えを行うことができる。

［発明の効果］ 本発明によれば、記録媒体−１：に光学的に、情報を記
録、再生または消去する光学的情報記録再生装置におい
て、同−記録媒体におけるデータ転送またはデータの書
換えを行なう時間を短縮するこＯ とができるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。 第２図は、上記実施例において、同一トラック」二にお
ける各ビームスポットを示す図である。 １・・・光磁気記録媒体、 ２・・・消去用バイアス磁界発生コイル、２″・・・書
込み用バイアス磁界発生コイル、４・・・第１制御手段
としての消去用マルチビーム半導体レーザ、 ４′・・・第２制御手段としての書込み用マルチビーム
半導体レーザ、 ２０．２０”・・・復調回路、 ２１・・・コントローラ。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録媒体上に光学的に、情報を記録、再生または
   消去する光学的情報記録再生装置において、複数のレー
   ザビームを制御するビーム制御手段を、複数有すること
   を特徴とする光学的情報記録再生装置。
2. （２）特許請求の範囲第１項において、 前記ビーム制御手段が２つ設けられ、前記ビーム制御手
   段のそれぞれは、２つのレーザビームを制御するもので
   あることを特徴とする光学的情報記録再生装置。
3. （３）特許請求の範囲第１項において、 前記ビーム制御手段は、所定情報を消去するためのレー
   ザビームを制御する第１制御手段と、所定情報を記録／
   再生するためのレーザビームを制御する第２制御手段と
   を有することを特徴とする光学的情報記録再生装置。