JP2682391B2 - マイクロプロセッサ - Google Patents

マイクロプロセッサ

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JP2682391B2
JP2682391B2 JP5216023A JP21602393A JP2682391B2 JP 2682391 B2 JP2682391 B2 JP 2682391B2 JP 5216023 A JP5216023 A JP 5216023A JP 21602393 A JP21602393 A JP 21602393A JP 2682391 B2 JP2682391 B2 JP 2682391B2
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JP
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flip
flop
pipeline
wave
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JP5216023A
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JPH0793149A (ja
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正則 泉川
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロプロセッサに関
し、特にウェーブパイプラインを使ったマイクロプロセ
ッサに関する。
【0002】
【従来の技術】ウェーブパイプライン技術はレジスタ回
路やラッチ回路を追加することなくシステムのパイプラ
インの速度を押し上げることができる。
【0003】ウェーブパイプラインでは組み合わせ回路
の伝搬遅延よりも高速にクロッキングすることにより、
データ伝搬のコヒーレントな複数の波がストレージエレ
メント間に置かれる。組み合わせ回路の入力から出力ま
でのすべての伝搬パスが同じ程度の遅延時間を有してい
れば、各波は隣接した波に干渉することなく伝搬する。
図3に波の伝搬の様子を示す。
【0004】ウェーブパイプラインは、たとえば「19
92年2月、アイ・イー・イー・イー国際固体回路会議
ダイジェスト・オブ・ペーパー P56−57」(I
EEE International Soltd−S
tate CtrcuitConference,Di
gest of Papers,Feb.,1992)
に示されている。
【0005】該文献において、演算器またはSRAM単
体に該ウェーブパイプライン技術が適用された例が示さ
れている。ただし、マイクロプロセッサ全体、またはマ
イクロプロセッサの一部に該ウェーブパイプライン技術
を使った従来例は見られない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のウェーブパイプ
ライン技術を適用したSRAM、または演算器をマイク
ロプロセッサの一部として使った場合、低周波数でマイ
クロプロセッサを動かすときにストレージエレメント間
に波が1つしか生成されず、マイクロプロセッサ内のパ
イプラインが異なる場合、マイクロプロセッサが正しく
動作しないという課題点があった。
【0007】本願発明の目的は、ウェーブパイプライン
を用いたSRAM、または演算器をマイクロプロセッサ
の一部として使った場合に、波が1つしかない低周波数
において動作させたときもマイクロプロセッサが正常に
パイプライン動作するようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明は次の手段を提供する。 ウェーブパイプラインを用いたSRAMまたは演算器
(1)と、パイプライン動作時にSRAMまたは演算器
(1)へ入力される入力データ(6)をパイプライン停
止時に自己の出力データ(20)を選択して入力とする
フリップフロップ(2)と、パイプライン動作時にSR
AMまたは演算器(1)において生成された出力データ
(22)をパイプライン停止時に自己の出力データ(2
4)を選択して入力とするフリップフロップ(3)と、
パイプライン動作時にフリップフロップ(3)からの出
力データ(24)をパイプライン停止時に自己の出力デ
ータ(28)を選択して入力とするフリップフロップ
(4)と、ウェーブパイプライン動作時はフリップフロ
ップ(3)の出力(24)を、ウェーブパイプライン動
作を行わないときはフリップフロップ(4)の出力(2
8)を選択するセレクタ(5)から構成されることを特
徴とするマイクロプロセッサ。 パイプライン停止時に前記フリップフロップ(4)は
前記フリップフロップ(3)より1つデータを保持し、
前記セレクタ(5)はパイプライン再スタート時に前記
フリップフロップ(4)の出力データ(28)を選択す
ることを特徴とする前記に記載のマイクロプロセッ
サ。
【0009】
【実施例】次に本願発明における実施例について図面を
参照して説明する。本発明の一実施例として、SRAM
を用いたキャッシュ・メモリを図1に示す。
【0010】SRAM1をウェーブパイプラインで動か
す。フリップフロップ2,3,4はパイプライン間のデ
ータを保持する。セレクタ5はフリップフロップ3又
は、フリップフロップ4のいずれかを選択し、次段のパ
イプラインの入力部とする。高周波数でウェーブパイプ
ライン動作を行うときはフリップフロップ3を選択し、
低周波数でウェーブパイプライン動作を行わないときは
フリップフロップ4を選択することにより、いずれの場
合にもマイクロプロセッサを正しく動かすことができ
る。切り換え信号は、外部から入力するか、又はチップ
上で周波数の検出をし生成される。
【0011】マイクロプロセッサのストール(失速)か
らリスタートを行うためには、ストール中パイプライン
間のデータを保持しておく必要があるが、波として伝搬
するデータは保持することができない。
【0012】フリップフロップ4を用いたストールから
のリスタート方法を図2を用いて説明する。図中の数字
はパイプライン間のデータを古い順に表わしている。
【0013】Aは通常のパイプライン動作中でありセレ
クタ5はフリップフロップ3を選択する。
【0014】Bはストール中でありフリップフロップ4
にはフリップフロップ3より1つ古いデータを保持す
る。
【0015】Cはリスタートを示しセレクタ5はフリッ
プフロップ4を選択する。
【0016】
【発明の効果】 以上のようにセレクタ5の選択制御を
行うことにより,ウェーブパイプライン動作時はフリッ
プフロップ3の出力を選択し、低速ではフリップフロッ
プ4の出力を選択することによりマイクロプロセッサの
パイプラインを正しく動作できる。
【0017】またフリップフロップ2,フリップフロッ
プ3をセレクタ付きフリップフロップで構成してストー
ル中にデータを保持できるようにしておくと、通常の動
作中はフリップフロップ3の出力を、再スタート時はフ
リップフロップ4の出力を選択することにより再スター
トを上手に切ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1に示した実施例の動作説明図である。
【図3】ウェーブパイプラインの概念図である。
【符号の説明】
1 ウェーブパイプラインが可能なSRAM 2,3,4 セレクタ付きフリップフロップ 5 2入力セレクタ 6 SRAM1への入力データ 7 SRAM1からの出力データ 8 クロック 9 波の伝搬領域 20,22,24,28 出力データ 26,30 入力データ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェーブパイプラインを用いたSRAM
    または演算器1と、パイプライン動作時にSRAMまた
    は演算器1へ入力される入力データ6をパイプライン停
    止時に自己の出力データ20を選択して入力とするフリ
    ップフロップ2と、パイプライン動作時にSRAMまた
    は演算器1において生成された出力データ22をパイプ
    ライン停止時に自己の出力データ24を選択して入力と
    するフリップフロップ3と、パイプライン動作時にフリ
    ップフロップ3からの出力データ24をパイプライン停
    止時に自己の出力データ28を選択して入力とするフリ
    ップフロップ4と、ウェーブパイプライン動作時はフリ
    ップフロップ3の出力24を、ウェーブパイプライン動
    作を行わないときはフリップフロップ4の出力28を選
    択するセレクタ5から構成されることを特徴とするマイ
    クロプロセッサ。
  2. 【請求項2】 パイプライン停止時に前記フリップフロ
    ップ4は前記フリップフロップ3より1つデータを保持
    し、 前記セレクタ5はパイプライン再スタート時に前記フリ
    ップフロップ4の出力データ28を選択することを特徴
    とする請求項1に記載のマイクロプロセッサ。
JP5216023A 1993-08-31 1993-08-31 マイクロプロセッサ Expired - Lifetime JP2682391B2 (ja)

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JPH0793149A JPH0793149A (ja) 1995-04-07
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JPH09171462A (ja) 1995-12-20 1997-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 演算装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
IEEE INTERNATIONAL SOLID−STATE CIRCUIT CONFERENCE,DIGEST OF PAPERS,PP.56−57,FEB,.1992

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JPH0793149A (ja) 1995-04-07

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