JPH0581189A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0581189A
JPH0581189A JP23966191A JP23966191A JPH0581189A JP H0581189 A JPH0581189 A JP H0581189A JP 23966191 A JP23966191 A JP 23966191A JP 23966191 A JP23966191 A JP 23966191A JP H0581189 A JPH0581189 A JP H0581189A
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JP
Japan
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signal
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signal line
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JP23966191A
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English (en)
Inventor
Fumiyasu Asai
文康 浅井
Toshiyuki Sadakane
利行 定兼
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプライン段の処理要素が処理を実行する
ために必要な時間に応じて転送要求信号を遅延すること
を可能とした情報処理装置の提供を目的とする。 【構成】 複数段の処理ユニットがパイプライン構造に
接続されており、一つの処理ユニットから次段の処理ユ
ニットへ転送要求信号を送り、被要求側の処理ユニット
から要求側の処理ユニットへ転送要求信号に応答する応
答信号を返送するハンドシェイク方式にてデータを処理
する情報処理装置であって、転送要求信号線上に、それ
ぞれ異なる遅延時間を有する遅延回路DS, DLを複数配置
しておき、入力データまたは制御信号の値により決定さ
れるパイプライン段内の処理要素203, 205が処理を実行
するために必要な時間に応じて、データラッチL11, L12
により複数の遅延回路DS, DLの内の一つを選択するよう
に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハンドシェイク方式によ
りパイプラインの各段間でデータを転送する方式の情報
処理装置に関し、特に入力データまたは制御信号の値に
応じて最適な遅延時間が選択されるようにしたパイプラ
イン処理方式による情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハンドシェイク方式によりパイプライン
の各段間でデータを転送する方式の情報処理装置の一例
が本願出願人により特願平3-3274号として出願されてい
る。
【0003】この特願平3-3274号の発明は、パイプライ
ン段内の処理要素が情報を処理するために必要な時間に
応じて、転送制御回路の伝播遅延時間を動的に切換える
ようにしている。図1はそのような情報処理装置のパイ
プライン段の1段の構成を示すブロック図である。
【0004】図1において、参照符号100 はデータをそ
のオペランド部のオペレーションコードに従って処理す
る処理部である。またL1, L2はそれぞれエッジトリガタ
イプのデータラッチであり、共に処理対象のデータ(DAT
A)及びオペレーションコード(OPC) がパケットの形で入
力される。
【0005】C1, C2はいずれも転送制御回路であり、そ
の詳細な構成はそれぞれ図2(a) 及び図2(b) の回路図
に示されている。
【0006】DA, DB, D1, D2はいずれも遅延素子であ
り、それぞれの遅延時間は、TDA, TDB (但し、TD
DA+TDB), TD1, TD2である (但し、TD1<TD2)
【0007】Mはマルチプレクサであり、その詳細な構
成は図3の回路図に示されている。
【0008】105は2入力 NOR回路である。また、L3は
エッジトリガタイプのデータラッチであり、デコーダ10
2 の出力信号線CNT0, CNT1の2ビットが入力されてい
る。
【0009】ここで、デコーダ102 は本実施例ではデコ
ーダ102 への入力信号線CNTA, P-L/#S, L/#Sの論理値に
従って出力信号線CNT0, CNT1への出力信号値を図4に示
されている真理値表に従って出力する。なお、「#」は
反転信号またはローアクティブであることを示している
が、各図においては記号の上側に横線(バー)を付して
示している。
【0010】L4もエッジトリガタイプのデータラッチで
あり、信号線CNTAが入力されている。また、103 はセレ
クタであり、データラッチL4の出力信号線CNTAD と転送
制御回路C2の出力信号線#A2 及び#A2Dが入力されてお
り、信号線CNTAD が”1”である場合に信号線#A2 を、
信号線CNTAD が”0”である場合に信号線#A2Dをそれぞ
れ選択して出力信号線#A2Iへ出力する。
【0011】図2(a) は転送制御回路C1の詳細な構成
を、図2(b) は転送制御回路C2の詳細な構成をそれぞれ
示す回路図である。
【0012】転送制御回路C1(C2)は、2入力NANDゲート
132, 133(142, 143)及び2入力NANDゲート136, 137(14
6, 147)でそれぞれ構成されたセット・リセットフリッ
プフロップ15及び16 (17及び18) と、4入力NANDゲート
131(141)と、インバータ134, 135, 139(144, 145, 149)
と、2入力NANDゲート138(148)とでそれぞれ構成されて
いる。
【0013】前段のパイプライン段からの転送要求信号
S1(S2)は4入力NANDゲート131(141)及びセット・リセッ
トフリップフロップ16(18)の他方の入力端に与えられ、
その出力#M1 はセット・リセットフリップフロップ15(1
7), 同16(18)の一方の入力端及び2入力NANDゲート138
(148)の一方の入力端に与えられている。フリップフロ
ップ(17)及び16(18)の他方の入力端には次段のパイプラ
イン段の転送制御回路からの応答信号#A2I(#A3) が入力
されている。
【0014】応答信号#A2I(#A3) は4入力NANDゲート13
1(141)にも与えられており、更に4入力NANDゲート131
(141)にはセット・リセットフリップフロップ15, 16(1
7, 18)の#Q出力も与えられている。セット・リセットフ
リップフロップ15(17)の#Q出力はインバータ135(145)を
介してラッチ信号F21(F22)としてラッチL1(L2)に与えら
れている。また、セット・リセットフリップフロップ18
の#Q出力は4入力NANDゲート141 の他に第2応答信号#A
2Dとしてセレクタ103 にも与えられている。
【0015】2入力NANDゲート138(148)の他方の入力端
には反転リセット信号#Resetが与えられており、その出
力はインバータ131(141)を介して第1応答信号#A2 とし
てセレクタ103 へ出力されている。
【0016】図3はマルチプレクサMの詳細な構成を示
す回路図である。
【0017】マルチプレクサMは、インバータ110, ト
ランスファーゲート111, 112及びNチャネルゲート113,
114にて構成される従来公知の構成を有している。
【0018】トランスファーゲート111, 112の一端に信
号F2DDが与えられており、出力信号P-L/#Sがトランスフ
ァーゲート111 のPチャネル側及びトランスファーゲー
ト112 のNチャネル側とNチャネルトランジスタ114 の
ゲートとに、またその反転信号がトランスファーゲート
111 のNチャネル側及びトランスファーゲート112 のP
チャネル側とNチャネルトランジスタ113 のゲートとに
それぞれ与えられている。
【0019】Nチャネルトランジスタ114, 113のドレイ
ンは接地されており、それらのソースがトランスファー
ゲート111, 112の他端に接続されている。そして、トラ
ンスファーゲート111, 112の出力が信号PS2L, PS2Sとし
て2入力 NOR回路105 に与えられている。
【0020】次に、上述のような従来の装置の動作につ
いて説明する。
【0021】最初に、転送制御回路の基本的な動作につ
いて、その動作説明のための図5のブロック図を参照し
て説明する。
【0022】図5において、転送制御回路C2は転送制御
回路C1と同一構成であるが、応答信号#A2Dが付加されて
いる。
【0023】図5において、参照符号DXは遅延素子であ
り、図1に示されている遅延素子DA, DB, D1またはDA,
DB, D2をそれぞれまとめて示している。スイッチSWは、
転送制御回路C2から出力される二種類の応答信号#A2, #
A2D を切換えるために備えられており、図1のセレクタ
103 に相当する。
【0024】(1)「スイッチ(SW)103 が#A2 を選択出力
する場合」初期化は信号線Restを”1”にすることによ
り行われる。初期化後はセット・リセットフリップフロ
ップ15, 16, 17,18はリセット状態になる。
【0025】次に転送要求信号S1が”1”になると転送
制御回路C1においてセット・リセットフリップフロップ
15がセット状態になり、信号線F21 が”1”に立ち上が
る。この信号線F21 は、遅延素子DXを通過して伝送制御
回路C2の転送要求信号線S2へ伝送される。この際、応
答信号線#A1 はNANDゲート131, NORゲート138,インバー
タ139 にて決定される遅延時間の間は”0”を維持し、
前段に応答信号パルスを出力する。
【0026】転送制御回路C2においては、信号線S2が”
1”になるため、セット・リセットフリップフロップ1
7, 18が共にセット状態になり、信号線F22 が”1”に
立ち上がる。また、同時に応答信号線#A2 はNANDゲート
146, 147, 141 で決定される遅延時間の間は”0”を維
持し、転送制御回路C1へ応答信号パルスを出力する。
【0027】転送制御回路C1においては、応答信号#A2
が”0”になることにより、セット・リセットフリップ
フロップ15がリセット状態になる。従って、信号線F21
が”0”に立ち下がる。このため、転送制御回路C2にお
いて信号線S2が遅延素子DXの遅延時間経過後に立ち下が
り、これによりセット・リセットフリップフロップ18は
リセット状態になる。またこの際、転送制御回路C2の更
に次段からの応答信号#A3 が出力されていればセット・
リセットフリップフロップ17もリセット状態になる。
【0028】転送制御回路C1においては、転送要求信号
S1が立ち下がっていればセット・リセットフリップフロ
ップ16がリセット状態になって初期状態に戻る。
【0029】以上のような動作過程により1個のデータ
転送が完了する。
【0030】このような従来のハンドシェイク方式のデ
ータ転送は2サイクルハンドシェイク方式と称され、た
とえば1988年2月発行の"SOLID-STATE CIRCUITS VOL. 2
3 No.1(P111 〜P117)に開示されている。
【0031】(2)「スイッチ(SW)103 が#A2Dを選択出力
する場合」初期状態は上述の(1) の場合と同様である。
【0032】転送要求信号S1が”1”になると、転送制
御回路C1においてセット・リセットフリップフロップ15
がセット状態になり、信号線F21 が”1”に立ち上が
る。この信号線F21 が”1”に立ち上がった信号は遅延
素子DXを通過して転送制御回路C2の転送要求信号線S2に
伝送される。この際、応答信号線#A1 はNANDゲート131,
NORゲート138,インバータ139 にて決定される遅延時間
の間は”0”を維持し、前段に応答信号パルスを出力す
る。
【0033】転送制御回路C2においては、信号線S2が”
1”になるため、セット・リセットフリップフロップ1
7, 18が共にセット状態になり、信号線F22 が”1”に
立ち上がる。また同時に、応答信号線#A2Dはセット・リ
セットフリップフロップ18の出力#Qが”0”となるので
転送制御回路C1へ応答信号を出力する。
【0034】転送制御回路C1においては応答信号#A2D
が”0”になることにより、セット・リセットフリップ
フロップ15がリセット状態になり、信号線F21 が”0”
に立ち下がる。従って、転送制御回路C2においては、信
号線S2が遅延素子DXの遅延時間が経過した後に立ち下が
り、これによりセット・リセットフリップフロップ18は
リセット状態となって応答信号#A2Dが”1”に復帰す
る。またこの際、次段からの応答信号#A3 が出力されて
いれば、セット・リセットフリップフロップ17もリセッ
ト状態になる。
【0035】転送制御回路C1においては、転送要求信号
S1が立ち下がっていればセット・リセットフリップフロ
ップ16がリセット状態になり、応答信号#A2Dが”1”に
復帰することにより初期状態に戻り、次のデータの転送
が可能になる。
【0036】以上のような動作過程により1個のデータ
転送が完了する。
【0037】このような従来のハンドシェイク方式のデ
ータ転送は4サイクルハンドシェイク方式と称される。
【0038】以上に詳述したように従来の情報処理装置
では、2サイクルハンドシェイク方式と4サイクルハン
ドシェイク方式との双方によってデータ転送が行えるよ
うに構成されており、必要に応じて切り換えて使用され
る。
【0039】このような2種類のハンドシェイク方式の
タイミングを図面を参照して説明する。
【0040】図6(a) は4サイクルハンドシェイク方式
の場合の転送制御回路C1及びC2の間で授受される転送要
求信号S2と応答信号#A2 とのタイミングを示すタイミン
グチャートである。
【0041】図6(a) から明らかなように、4サイクル
ハンドシェイク方式では以下に示すサイクル(1) 〜(4)
の4サイクルで1データを転送する。
【0042】サイクル(1):応答信号線#A2 は転送要求信
号S2の立ち上がりに呼応して立ち下がる。
【0043】サイクル(2):転送要求信号S2は応答信号線
#A2 の立ち下がりに呼応して立ち下がる。
【0044】サイクル(3):応答信号線#A2 は転送要求信
号S2の立ち下がりに呼応して立ち上がる。
【0045】サイクル(4):転送要求信号S2は応答信号線
#A2 の立ち上がりに呼応して立ち上がる。
【0046】一方、図6(b) は2サイクルハンドシェイ
ク方式の場合の転送制御回路C1及びC2の間で授受される
転送要求信号S2と応答信号#A2 とのタイミングを示すタ
イミングチャートである。
【0047】この図6(b) に示されているように、2サ
イクルハンドシェイク方式では以下のサイクル(1) 及び
(2) の2サイクルで1データを転送する。
【0048】サイクル(1):応答信号線#A2 は転送要求信
号S2の立ち上がりに呼応して立ち下がり、転送制御回路
C2固有の時間だけアクティブレベル”0”を維持した
後、ノンアクティブレベル”1”に復帰する。
【0049】サイクル(2):転送要求信号S2は応答信号線
#A2 の立ち下がりに呼応して立ち下がる。
【0050】以上から明らかなように、4サイクルハン
ドシェイク方式においては、データの転送方向とは逆方
向に授受される応答信号線#A2 の信号がアクティブであ
る期間が比較的長く、これが転送スループットを低下さ
せていることが理解される。これは前述の文献"SOLID-S
TATE CIRCUITS" VOL. 23 No.1 にも開示されているよう
に、2サイクルハンドシェイク方式における転送スルー
プットは55メガワード/秒であるのに対して、4サイク
ルハンドシェイク方式におけるそれは33メガワード/秒
であるという実験結果がある。
【0051】しかし、上述のような従来の情報処理装置
では、2サイクルハンドシェイク方式のみを用いてデー
タ転送を行うことには問題がある。図7は2サイクルハ
ンドシェイク方式のみを用いてデータ転送を行う場合の
転送信号のタイミングチャートを示している。
【0052】図7に示されているように、第1ワードW1
の転送要求信号が比較的長い遅延時間の遅延素子D2を通
過して信号PS2Lとして立ち下がるまでにはTD2の遅延時
間があるので、第2ワードW2の転送要求信号が比較的短
い遅延時間の遅延素子D1を通過して信号PS2Sとして出力
された際にも第1ワードW1の転送要求信号がPS2Lに”
1”として維持されており、結果的には転送要求信号S2
のハッチングを付した部分のように第2ワードW2の転送
要求信号は第1ワードW1の転送要求信号に重なってパイ
プラインにつまりが生じる。
【0053】一方、4サイクルハンドシェイク方式では
このような事態は生じない。その理由は、4サイクルハ
ンドシェイク方式では第1ワードW1の転送要求信号S2
が”0”に立ち下がるまでは次の第2ワードW2の転送要
求信号を転送制御回路C1が出力しないからである。
【0054】従って、上述の従来例では上述のような事
情を考慮して、ハンドシェイク方式としては通常は転送
効率が高い2サイクルハンドシェイク方式を用い、遅延
時間が長い遅延素子から遅延時間が短い遅延素子に切り
換わる場合にのみ、動作が安定的な4サイクルハンドシ
ェイク方式を用いることにより、誤動作がなく、効率の
よいデータ転送を行うようにしている。
【0055】次に図1を参照して従来の装置の動作につ
いて説明する。
【0056】(1)「初期化」初期化はリセット端子を”
1”にすることにより行われる。これにより、転送制御
回路C1, C2はいずれも初期化される。また、データラッ
チL4はセット端子があるために出力信号線CNTAD は”
1”になる。このため、セレクタ103 は信号線#A2 を選
択する。即ち、初期状態においては2サイクルハンドシ
ェイク方式で動作する。
【0057】また同様にして、データラッチL3の出力端
子からの信号線CNTA, P-L/#Sも”1”になっている。
【0058】(2)「マルチプレクサMにより遅延素子D1
が選択されていた状態から遅延素子D2が選択された状態
に変化する場合」
【0059】初期化後、データのオペレーションコード
フィールドのL/#Sビットに”0”のデータが入力され、
転送要求信号S1が”1”になると、信号線F21 が立ち上
がり、データラッチL1にデータがラッチされ、デコーダ
102 のL/#S入力端に”0”が入力される。またこの際、
信号線P-L/#S及びCNTAはいずれも”1”であるから、信
号線CNT0, CNT1には図4の真理値表に示されているよう
にそれぞれ”0”, ”1”が出力され、信号線F21 の立
ち上がりから時間TDA後にデータラッチL3にラッチされ
る。こにより、信号線P-L/#S及びCNTAはそれぞれ”
0”, ”1”になるので、マルチプレクサMは遅延素子
D1を選択する。
【0060】マルチプレクサMは図3に示されているよ
うに構成されているので、信号線PS2Lには”0”が出力
され、また信号線PS2Sには信号線F21 が立ち上がってか
ら時間TD +TD1後に”1”が現れる。これにより、 N
ORゲート105 の出力信号線S2がアクティブになり、遅延
時間TD +TD1の2サイクルハンドシェイク方式のデー
タ転送が実現される。また、この遅延時間内にオペラン
ド処理が処理部100 により実行され、データラッチL2に
その結果がラッチされる。
【0061】図8のタイミングチャートに示されている
ように、第2ワードW2のデータのオペレーションコード
フィールドのL/#Sビットが”1”であると、転送要求信
号S1が”1”になれば信号線F21 が立ち上がり、データ
ラッチL1にデータがラッチされ、デコーダ102 のL/#S入
力端に”1”が入力される。またこの際、信号線P-L/#S
及びCNTAはそれぞれ”0”, ”1”であるから、信号線
CNT0, CNT1には図4の真理値表に示されているようにい
ずれも”1”が出力され、信号線F21 の立ち上がりから
時間TDA後にデータラッチL3にラッチされる。
【0062】これにより、信号線P-L/#S及びCNTAはいず
れも”1”になるので、マルチプレクサMは遅延素子D2
を選択する。マルチプレクサMにより、信号線PS2Sに
は”0”が出力され、また信号線PS2Lには信号線F21 が
立ち上がってから時間TD +TD2後に”1”が現れる。
【0063】NORゲート105 により信号線S2がアクティ
ブになり、遅延時間TD +TD2の2サイクルハンドシェ
イク方式のデータ転送が実現される。また、この遅延時
間内に処理部100 によりオペランド処理が実行され、デ
ータラッチL2にその結果がラッチされる。
【0064】(3)「マルチプレクサMにより遅延素子D2
が選択されていた状態が遅延素子D1が選択された状態に
変化する場合」
【0065】初期化後、第1ワードW1のデータのオペレ
ーションコードフィールドのL/#Sビットが”1”であれ
ば、信号線F21 が立ち上がり、データラッチL1にデータ
がラッチされ、デコーダ102 のL/#S入力端に”1”が入
力される。またこの際、信号線P-L/#S及びCNTAはいずれ
も”1”であるから、信号線CNT0, CNT1には図4の真理
値表に示されているようにいずれも”1”が出力され、
信号線F21 の立ち上がりから時間TDA後にデータラッチ
L3にラッチされる。これにより、信号線P-L/#S及びCNTA
はいずれも”1”になるので、マルチプレクサMは遅延
素子D2を選択する。
【0066】マルチプレクサMにより信号線PS2Sには信
号線F21 が立ち上がってから時間TD +TD2後に”1”
が現れる。これにより、 NORゲート105 によりの出力信
号線S2がアクティブになり、遅延時間TD +TD2の2サ
イクルハンドシェイク方式のデータ転送が実現される。
また、この遅延時間内に処理部100 によりオペランド処
理が実行され、データラッチL2にその結果がラッチされ
る。
【0067】図9のタイミングチャートに示されている
ように、第2ワードW2のオペレーションコードフィール
ドのL/#Sビットに”0”のデータが入力され、転送要求
信号S1が”1”になれば信号線F21 が立ち上がり、デー
タラッチL1にデータがラッチされ、デコーダ102 のL/#S
入力端に”0”が入力される。またこの際、信号線P-L/
#S及びCNTAはいずれも”1”であるから、信号線CNT0,
CNT1には図4の真理値表に示されているようにそれぞ
れ”1”, ”0”が出力され、信号線F21 の立ち上がり
から時間TDA後にデータラッチL3にラッチされる。
【0068】これにより、信号線P-L/#S及びCNTAはそれ
ぞれ”1”, ”0”になるので、マルチプレクサMは遅
延素子D2を選択する。マルチプレクサMにより信号線PS
2Sには”0”が出力され、また信号線PS2Lには信号線F2
1 が立ち上がってから時間TD +TD2後に”1”が現れ
る。
【0069】また、信号線#A2Dの立ち上がりのタイミン
グでデータラッチL4は信号線CNTA上に現れた”0”をラ
ッチするので、セレクタ103 は応答信号#A2Dを選択す
る。これによりハンドシェイク方式が2サイクルハンド
シェイク方式から4サイクルハンドシェイク方式に切り
換えられる。またこの遅延時間内にオペランド処理が処
理部100 により実行され、データラッチL2にその結果が
ラッチされる。
【0070】第3ワードW3のオペレーションコードフィ
ールドのL/#Sビットに”0”のデータが入力され、転送
要求信号S1が”1”になれば信号線F21 が立ち上がり、
データラッチL1にデータがラッチされ、デコーダ102 の
L/#S入力端に”0”が入力される。またこの際、信号線
P-L/#S及びCNTAはそれぞれ”1”, ”0”であるから、
信号線CNT0, CNT1には図4の真理値表に示されているよ
うにそれぞれ”0”,”1”が出力され、信号線F21 の
立ち上がりから時間TDA後にデータラッチL3にラッチさ
れる。
【0071】これにより、信号線P-L/#S及びCNTAはそれ
ぞれ”0”, ”1”になるので、マルチプレクサMは遅
延素子D1を選択する。マルチプレクサMにより信号線PS
2Lには”0”が出力され、また信号線PS2Sには信号線F2
1 が立ち上がってから時間TD +TD1後に”1”が現れ
る。これにより、 NORゲート105 の出力信号線S2がアク
ティブになる。
【0072】また、信号線#A2Dの立ち上がりのタイミン
グでデータラッチL4は信号線CNTA上に現れた”1”をラ
ッチするので、セレクタ103 は応答信号#A2Dを選択す
る。これによりハンドシェイク方式が4サイクルハンド
シェイク方式から2サイクルハンドシェイク方式に切換
えられる。従って、これにより、遅延時間TD +TD1
2サイクルハンドシェイク方式のデータ転送が実現され
る。また、この遅延時間内に処理部100 によりオペラン
ド処理が実行され、データラッチL2にその結果がラッチ
される。
【0073】以上に詳述したように、従来の装置では、
パイプライン段にある処理要素の処理時間に応じて転送
要求信号線上に挿入された遅延時間が異なる遅延素子を
選択することが可能である。この場合、ハンドシェイク
方式は通常は転送効率が良い2サイクルハンドシェイク
方式が用いられ、遅延時間が長い遅延素子から遅延時間
が短い遅延素子に切り換わる際にのみ動作が安定的な4
サイクルハンドシェイク方式を用いるように構成して、
パイプラインがつまることを防止している。
【0074】
【発明が解決しようとする課題】従来の情報処理装置は
以上のように構成されているので、通常は転送効率がよ
い2サイクルハンドシェイク方式が用いられているもの
の、遅延時間が長い遅延素子から遅延時間が短い遅延素
子に切り換わる際には誤動作 (パイプラインの詰まり)
を防止するために転送効率がやや劣る4サイクルハンド
シェイク方式を用いている。このため、上述のような切
換えが頻繁に行われる場合には、データ転送のスループ
ットが低下することは避けらられない。
【0075】また従来の情報処理装置では、ハンドシェ
イク方式を切換えるための回路、具体的には図1に示さ
れているようなセレクタ(103),タラッチ(L4), デコーダ
(102) が余分に必要であり、回路規模が大きくなるとい
う問題もある。
【0076】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、パイプライン段の処理要素が処理を実行す
るために必要な時間に応じて転送要求信号を遅延するこ
とを可能とした情報処理装置の提供を目的とする。
【0077】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、複数段の処理ユニットがパイプライン構造に接続さ
れており、一つの処理ユニットから次段の処理ユニット
へ転送要求信号を送り、被要求側の処理ユニットから要
求側の処理ユニットへ転送要求信号に応答する応答信号
を返送するハンドシェイク方式にてデータを処理する情
報処理装置であって、転送要求信号線上に、それぞれ異
なる遅延時間を有する遅延手段を複数配置しておき、入
力データまたは制御信号の値により決定されるパイプラ
イン段内の処理要素が処理を実行するために必要な時間
に応じて、選択手段により複数の遅延手段の内の一つを
選択するように構成されている。
【0078】
【作用】本発明の情報処理装置では、パイプライン構造
に接続された複数段の処理ユニットの一つの処理ユニッ
トから次段の処理ユニットへ転送要求信号を送り、被要
求側の処理ユニットから要求側の処理ユニットへ転送要
求信号に応答する応答信号を返送することによりハンド
シェイク方式にてデータを順次転送しつつそれぞれのパ
イプライン段内の処理要素によりデータ処理を実行する
際に、それぞれのパイプライン段内の処理要素が処理を
実行するために必要な時間に応じて選択手段が複数の遅
延手段の内の一つを選択するので、4サイクルハンドシ
ェイク方式に移行することなく、2サイクルハンドシェ
イク方式のみでデータ転送が行われる。
【0079】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。
【0080】図10は本発明に係る情報処理装置の構成
の一実施例を示すブロック図である。
【0081】このパイプライン段に入力されるパケット
はデコーダ202及びデータラッチL1に入力される。デコ
ーダ202 では入力されたオペレーションコードをプリデ
コードしてその結果をデータラッチL1に一旦保持させ
る。このデータラッチL1に保持されたプリデコード値は
セレクタ205 に与えられる他、データラッチL11 のデー
タ入力D1に直接信号P1として与えられ、更にインバータ
206 により反転された上でデータラッチL12 のデータ入
力D2に信号#P1 として与えられている。
【0082】データラッチL1にラッチされたデータは処
理時間の短い処理要素である内部メモリ203 及び処理時
間の長い処理要素である外部メモリ204 にそれぞれ与え
られる。そして、セレクタ205 はプリデコード値に従っ
て内部メモリ203 または外部メモリ204 のいずれかを選
択してデータラッチL2へ出力する。
【0083】当該パイプライン段の処理時間の短い処理
要素である内部メモリ203 に対応する遅延回路DSはイン
バータを縦列接続して構成されており、また処理時間が
長い処理要素である外部メモリ204 に対応する遅延回路
DLは遅延素子DL1 とそれに接続されているエッジトリガ
タイプのフリップフロップF/F1により構成されている。
【0084】また、内部メモリ203 と外部メモリ204 と
のいずれかを選択するセレクタ205に対応する回路、即
ち両遅延回路DS, DLの内の一方を選択する回路として、
エッジトリガタイプのデータラッチL11 とL12 とが用い
られている。
【0085】2入力の ANDゲート207 の一方の入力端に
はリセット信号#MRST が、他方の入力端には転送制御回
路C1からの信号線C21 がそれぞれ入力されている。そし
て、ANDゲート207 の出力はデータラッチL11 及びL12
のリセット端子Rにそれぞれ入力されている。遅延回路
DSの出力C23SDと遅延回路DLの出力C23LD とは2入力の
ORゲート208 の両入力にそれぞれ入力されており、この
ORゲート208 の出力が転送制御回路C2への転送要求信号
C24 、即ち転送制御入力となっている。
【0086】また、C1, C2は図2(a) 及び(b) にそれぞ
れの構成が示されている従来同様の2サイクルハンドシ
ェイク方式の転送制御回路である。なお、図10におい
ては転送制御回路C1, C2のリセット端子は省略してあ
る。
【0087】P1は遅延回路の切換え制御信号であり、こ
の切換え制御信号P1が”0”である場合にはデータラッ
チL11 のデータ入力D1が”1”に、データラッチL12 の
データ入力D2が”0”にそれぞれなって遅延回路DSが選
択される。データラッチL11,L12はいずれも初期状態に
おいてはリセットされている。データ入力が”1”であ
る方のデータラッチは転送要求信号C22 の立ち上がりに
同期して出力を”1”にし、転送要求信号C21 が”0”
に復帰した際に出力を”0”に戻す。
【0088】また、遅延回路DL内のフリップフロップF/
F1は転送要求信号C21 が”0”に戻る都度、直ちにリセ
ットされて出力C23LD を”0”にするので、パイプライ
ンに詰まりを生じること無しにデータ転送を行うことが
出来る。
【0089】以下、本発明の情報処理装置の動作につい
て、図11のタイミングチャートを参照して説明する。
【0090】第1〜第4ワードW1〜W4で出力される4デ
ータ(パケット)が当該パイプライン段を通過し、この
内の第1,第2,第4ワードW1, W2, W4は遅延素子DSを、第
3ワードW3は遅延素子DLをそれぞれ使用してデータ転送
されるものとする。
【0091】まず、リセット直後の状態 (初期状態) に
おいては、転送要求信号C21 が”0”であるので、デー
タラッチL11, L12はいずれもリセットされ、また転送要
求信号C23S, C23Lは共に”0”になる。従って、フリッ
プフロップF/F1もリセット状態である。また、初期状態
では、切換え制御信号P1は”0”であるので、遅延回路
DSが選択されている。
【0092】動作の起点は転送要求信号C21 の立ち上が
り、即ち第1ワードW1の当該パイプライン段での処理の
開始時点である。転送要求信号C21 が”1”に立ち上が
ると、遅延素子D11 の遅延の後に信号線C22 が”1”に
立ち上がる (図11の(1))。この信号線C22 の立ち上が
りのタイミングでデータ入力が”1”になっている方の
データラッチL11 の出力、即ちC23Sが”1”に立ち上が
る (図11の(2))。そして、遅延回路DSの遅延時間の経
過後に信号線C23SD が立ち上がり (図11の(3))、OR回
路208 を介して転送要求信号C24 が立ち上がる (図11
の(4))。この転送要求信号C24 が転送制御回路C2の転送
制御入力となる。
【0093】転送制御回路C2は転送要求信号C24 の立ち
上がりに同期して転送完了信号#A1を転送制御回路C1へ
返送し、第1ワードW1の当該パイプライン段での処理、
即ちこの場合は内部メモリへのアクセスを終了する。
【0094】この処理時間は遅延素子D11 の遅延時間と
遅延回路DSの遅延時間との和となり、図11ではT11 に
て示されている。
【0095】転送制御回路C1は転送完了信号#A1 を受け
取ることにより転送要求信号C21 を”0”に戻し、これ
によって直ちにデータラッチL11 がリセットされて、C2
3Sが立ち上がる (図11の(5))。
【0096】続く第2ワードW2の処理は第1ワードW1の
処理と同様である。
【0097】次に第3ワードW3の処理は、当該パイプラ
イン段での処理時間が長い外部メモリへのアクセスであ
る。
【0098】まず、転送要求信号C21 が立ち上がり、第
3ワードW3の当該パイプライン段での処理が開始され
る。この転送要求信号C21 の立ち上がりで切換え制御信
号P1がラッチされて値が”1”に確定する。これによ
り、データラッチL11 のデータ入力D1は”0”に、デー
タラッチL12 のデータ入力D2は”1”になる。転送要求
信号C21 の”1”への立ち上がりから遅延素子D11 の遅
延の後に信号線C22 が”1”に立ち上がる。この信号線
C22 の立ち上がりのタイミングにおいて、データ入力
が”1”になっている方のデータラッチL12の出力、即
ちC23Lが”1”に立ち上がる。そして、遅延素子DL1の
遅延の後に信号線C23LL が立ち上がり、これによりフリ
ップフロップF/F1がクロックをラッチして出力C23LD
を”1”に立ち上げる。そして、OR回路208 を介して転
送要求信号C24 が立ち上がる。この転送要求信号C24 が
転送制御回路C2の転送要求信号入力となり、転送制御回
路C2は転送要求信号C24 の立ち上がりに同期して転送完
了信号#A1 を転送制御回路C1に返送し、第1ワードW1の
当該パイプライン段の処理が終了する。
【0099】この処理時間は、遅延素子D11 の遅延時間
と遅延素子DL1 の遅延時間との和となり、図11ではT1
3 にて示されている。
【0100】転送制御回路C1は転送完了信号#A1 を受け
取ることにより転送要求信号C21 を”0”に戻し、これ
により直ちにデータラッチL12 がリセットされてC23Lが
立ち下がる。また、C23 が”0”に立ち下がると、フリ
ップフロップF/F1がリセットされ、C23LD も直ちに立ち
下がる (図11の(6))。
【0101】続く第4ワードW4は再度内部メモリへのア
クセスである。
【0102】まず、転送要求信号C21 が立ち上がり、こ
の転送要求信号C21 の立ち上がりで切換え制御信号P1が
ラッチされて値が”0”に確定する。これにより、デー
タラッチL11 のデータ入力D1は”1”に、データラッチ
L12 のデータ入力D2は”0”になる。転送要求信号C21
の立ち上がりから遅延素子D11 の遅延の後に信号線C22
が”1”に立ち上がる。この立ち上がりのタイミングに
おいて、データ入力が”1”になっている方のデータラ
ッチL11 の出力、即ちC23Sが”1”に立ち上がる。そし
て、遅延回路DSの遅延の後に信号線C23SD が立ち上が
る。この際、信号線C2LDは既にC23Lの立ち下がりに同期
して”0”に復帰しているので (図11の(6))、C23SD
がOR回路208 の支配入力となり、C24 が立ち上がる。
【0103】このようにして、第3ワードW3と第4ワー
ドW4との転送要求信号が重なること無しにデータ転送さ
れるので、パイプラインに詰まりが生じることもない。
【0104】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明の情報処理
装置によれば、当該パイプライン段に設けられた複数の
遅延回路の内の遅延時間が長い方の遅延回路を、遅延素
子とエッジトリガタイプのフリップフロップとで構成し
たので、2サイクルハンドシェイク方式のみによりデー
タ転送を行ってもパイプラインに詰まりを生じること無
しに高速でデータ転送が出来る。また、従来に比して、
2サイクルハンドシェイク方式と4サイクルハンドシェ
イク方式とを切換えるための回路が不要になるので、回
路規模が縮小される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の情報処理装置のパイプライン段の1段の
構成例を示すブロック図である。
【図2】従来の情報処理装置の転送制御回路の詳細な構
成を示す回路図である。
【図3】従来の情報処理装置のマルチプレクサの詳細な
構成を示す回路図である。
【図4】従来の情報処理装置のデコーダの出力信号の真
理値表を示す図である。
【図5】従来の情報処理装置の転送制御回路の動作説明
のためのブロック図である。
【図6】4サイクルハンドシェイク方式及び2サイクル
ハンドシェイク方式の場合の転送制御回路相互間で授受
される転送要求信号と応答信号とのタイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図7】従来の情報処理装置の2サイクルハンドシェイ
ク方式のみを用いてデータ転送を行う場合の転送信号の
タイミングチャートである。
【図8】従来の情報処理装置の短い遅延から長い遅延に
変化する場合のタイミングチャートである。
【図9】従来の情報処理装置の長い遅延から短い遅延に
変化する場合のタイミングチャートである。
【図10】本発明に係る情報処理装置の構成の一実施例
を示すブロック図である。
【図11】本発明の情報処理装置の動作を説明するタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
203 内部メモリ 204 外部メモリ C1, C2 転送制御回路 DS 遅延回路 DL 遅延回路 L11 データラッチ L12 データラッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】また従来の情報処理装置では、ハンドシェ
イク方式を切換えるための回路、具体的には図1に示さ
れているようなセレクタ(103),データラッチ(L4), デコ
ーダ(102) が余分に必要であり、回路規模が大きくなる
という問題もある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0086
【補正方法】変更
【補正内容】
【0086】また、C1, C2は共に図2(a) に構成が示さ
れている従来同様の2サイクルハンドシェイク方式の転
送制御回路である。なお、図10においては転送制御回
路C1, C2のリセット端子は省略してある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数段の処理ユニットがパイプライン構
    造に接続されており、一つの処理ユニットから次段の処
    理ユニットへ転送要求信号を送り、被要求側の処理ユニ
    ットから要求側の処理ユニットへ前記転送要求信号に応
    答する応答信号を返送するハンドシェイク方式にてデー
    タを処理する情報処理装置において、 前記転送要求信号線上に配置され、それぞれ異なる遅延
    時間を有する遅延手段を複数と、 入力データまたは制御信号の値により決定されるパイプ
    ライン段内の処理要素が処理を実行するために必要な時
    間に応じて、前記複数の遅延手段の内の一つを選択する
    選択手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
JP23966191A 1991-09-19 1991-09-19 情報処理装置 Pending JPH0581189A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009110588A1 (ja) * 2008-03-06 2009-09-11 日本電気株式会社 データ転送装置及び方法並びに半導体回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009110588A1 (ja) * 2008-03-06 2009-09-11 日本電気株式会社 データ転送装置及び方法並びに半導体回路
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