JP2680373B2 - 交差偏波間干渉補償装置 - Google Patents

交差偏波間干渉補償装置

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JP2680373B2 JP63236022A JP23602288A JP2680373B2 JP 2680373 B2 JP2680373 B2 JP 2680373B2 JP 63236022 A JP63236022 A JP 63236022A JP 23602288 A JP23602288 A JP 23602288A JP 2680373 B2 JP2680373 B2 JP 2680373B2
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【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第7図,第8図) 発明が解決しようとする問題点(第9図,第10図) 問題点を解決するための手段(第1図) 作用 実施例(第2図,第3図) 変形例(第4図〜第5図) 発明の効果 〔概要〕 交差偏波共用伝送方式の受信機における交差偏波間干
渉補償装置に関し, 伝送路でのフェージング等により生じる主偏波と交差
偏波間の遅延差に対してこれを適応的に補償して交差偏
波間干渉補償能力の低下が生じることを防ぎ,かつ符号
速度で動作する干渉補償装置を提供することを目的と
し, 交差偏波の信号を識別し復調する交差偏波復調回路
と,交差偏波復調回路での信号識別のタイミング決定に
用いるクロックを発生するクロック発生回路と,交差偏
波復調回路の復調信号に基づき干渉信号を打ち消す補償
信号をトランスバーサルフィルタを用いて発生する補償
信号発生回路と,補償信号発生回路の補償信号を用いて
主偏波中の干渉信号を除去する合成回路と,補償信号発
生回路のタップ係数に基づき干渉信号の抑圧効果が大と
なるようにクロック発生回路のクロックの位相を制御す
る位相制御回路とを具備してなる。
〔産業上の利用分野〕
本発明は交差偏波共用伝送方式の受信機における交差
偏波間干渉補償装置に関する。
〔従来の技術〕
ディジタル無線通信システムでは,周波数利用効率改
善のため,多値化が進められており,現状では256QAM方
式が実用化のため試験回線に導入されるまでに至ってい
る。この多値化と共に,主偏波と交差偏波の偏波面共用
により同一周波数帯における伝送容量を従来の片側偏波
伝送方式に比べて単純に2倍にする試みも行われてい
る。
この交差偏波共用伝送方式による通信システムが第7
図に示される。図中,20,30はそれぞれ垂直偏波V用と水
平偏波H用の送信機,21〜27は垂直偏波V側受信装置,31
〜37は水平偏波H側受信装置である。
21,31は受信部,22,32は復調回路,23,33は主偏波の信
号識別を行う識別器,24,34は交差偏波側の信号識別を行
う識別器,25,35は主偏波の復調信号を等化するトランス
バーサル形等化器,26,36は主偏波中の干渉信号を除去す
るための補償信号を発生する補償信号発生回路,27,37は
主偏波から補償信号を差し引くことによって干渉信号を
除去する合成回路である。ここで補償信号発生回路26,3
6としてはトランスバーサルフィルタを用いたものが一
般的である。
このシステムは,無線伝送路で垂直偏波Vと水平偏波
H間で干渉が起こり,一方の偏波(主偏波)に他方の偏
波(交差偏波)が干渉波として漏れ込んだ場合に,その
主偏波側の受信装置において,主偏波中の干渉信号と逆
周波数特性の補償信号を交差偏波を波形成形して作り,
この補償信号によって干渉信号を打ち消して交差偏波間
干渉を補償するものである。この互いの偏波間の干渉を
抑圧するために交差偏波間干渉補償装置が用いられる。
第8図には垂直偏波Vを主偏波とした場合についての
交差偏波間干渉補償装置が示される。図示の如く,識別
器23,24はA/D変換器で構成されており,このA/D変換器2
3,24のタイミングクロックとしては,クロック再生回路
28において復調回路22からデータ信号のクロック周期が
抽出再生されたものが用いられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の交差偏波間干渉補償装置では,主偏波中に含ま
れる干渉信号と,受信側で作られた干渉波補償用の補償
信号との間に遅延差があると補償能力が低下する。この
遅延差は無線伝送路におけるマルチパスフェージング等
による主偏波と交差偏波の伝搬距離差等に基づき生じる
ものである。
上述の補償能力の低下は以下のように説明することが
できる。第9図には伝送路において交差偏波間干渉が起
こる直前の主偏波と交差偏波との位相関係が示される。
ここで,主偏波への干渉波は当然交差偏波と同位相であ
る。
一方,伝送路において主偏波と交差偏波との間に伝搬
径路差があった状態で受信装置に受信されると,主偏波
と交差偏波との位相関係は例えば第10図に示されるよう
に,第9図での位相関係よりも交差偏波の位相がτ遅れ
たものとなる。受信装置の復調回路の識別器では,
t1′,t2′……の時刻に主偏波と交差偏波を共に識別す
る。
ここで主偏波中に漏れ込んだ干渉信号の抑制は,この
干渉信号に特性が等しくなるように交差偏波を波形成形
した補償信号を主偏波から差し引くことによって行われ
る。ところが,補償信号は,主偏波中の干渉信号の位相
とは異なる位相で識別された交差偏波に基づき生成され
ているので,補償信号と干渉信号との誤差が大きくな
り,このため補償能力が低下するものである。
このように主偏波と交差偏波間に伝搬遅延差がある場
合,従来は例えば第8図に示されるように,識別器23と
24の入力側のAとA′で遅延差を合わせることにより主
偏波側に含まれる干渉信号と補償信号との位相が最適な
状態になるように設定している。
しかしながら,伝送路でのマルチパスフェージング等
により主偏波と交差偏波間にランダムな遅延差が生じる
ような場合にはこれを補償することができず,交差偏波
間干渉補償装置の干渉補償能力が著しく劣化することを
避けられない。
この対策として,補償信号発生回路に用いられている
Tスペース形のトランスバーサルフィルタの代わりに,
遅延差の影響を受けないフラクショナルスペース形のト
ランスバーサルフィルタ,例えばT/2スペース形トラン
スバーサルフィルタを用いて装置を構成すればよい。し
かしこの場合には,識別器の動作クロックがTスペース
形に比べて2倍となり,使用するA/D変換器に2倍の動
作速度のものが要求される。
したがって本発明の目的は,伝送路でのフェージング
等により生じる主偏波と交差偏波間の遅延差に対しても
これを適応的に補償して交差偏波間干渉補償能力の低下
を防ぎ,かつ符号速度で動作する干渉補償装置を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明に係る原理ブロック図である。
本発明に係る交差偏波間干渉補償装置は、交差偏波の
信号を識別し復調する交差偏波復調手段41と,交差偏波
復調手段41での信号識別のタイミング決定に用いるクロ
ックを発生するクロック発生手段42と,交差偏波復調手
段41の復調信号に基づき干渉信号を打ち消す補償信号を
トランスバーサルフィルタを用いて発生する補償信号発
生手段43と,補償信号発生手段43の補償信号を用いて主
偏波中の干渉信号を除去する合成手段44と,補償信号発
生手段43のタップ係数による位相の進み遅れ情報に基づ
き干渉信号の抑圧効果が大となるようにクロック発生手
段42のクロックの位相を制御する位相制御手段45とを具
備してなる。
〔作用〕
位相制御手段45は補償信号発生手段43のタップ係数か
ら求めた位相の遅れ進み情報から,タイミングクロック
の位相を進み/遅れの何れの方向に調整することが最適
な補償効果を得るのに良いかを判定し,交差偏波復調手
段41に供給されるタイミングクロックの位相をその方向
に調整する。このようにして識別タイミングが最適とな
った復調信号を発生し,これを用いて主偏波中の干渉信
号を抑圧する。
〔実施例〕
以下,図面を参照して本発明の実施例を説明する。第
2図は本発明の一実施例としての交差偏波間干渉補償装
置を示すブロック図である。この実施例装置は64値QAM
方式受信機に本発明を適用したものであるが,図面簡明
化のため図中にはIチャネルのみの回路が示されてい
る。またIチャネルとQチャネル間の干渉はここでは無
視している。
第2図において,受信された主偏波は復調回路1で復
調され,その出力信号はA/D変換器からなる識別器2で
信号レベルを識別される。この実施例では64値QAMであ
るので,主偏波の復調信号のレベル数(多値数)は8で
あり,,識別器2からは3ビット(P1,P2,P3)のデータ信
号の他に2ビット(P4,P5)の誤差信号を加えた合計5
ビットの信号が出力されるものとする。
識別器2からの出力信号は等化器3で歪を等化された
後に,減算器9で干渉波成分を除去され,出力データD0
として出力される。
一方,交差偏波は復調回路6で復調されてA/D変換器
からなる識別器7に入力され,ここでレベル識別された
後にTスペース形トランスバーサルフィルタからなる補
償信号発生回路8に入力される。補償信号発生回路8は
主偏波中の干渉波信号を打ち消すための補償信号を,識
別器7の出力信号に基づき発生し,これを減算器9に送
出する。
この補償信号発生回路8の概略的な構成例が第3図に
示される。図示の如く,5タップの1次元構成のTスペー
ス形トランスバーサルフィルタからなり,縦続制御され
た4つの遅延器811〜814と,それらの入出力にタップ係
数C-2〜C2を乗じる重み付け回路と,その出力を加算し
て補償信号yKを生成する合成器83とを含み構成される。
ここでタップ係数C0が中央タップT0の係数となる。
4はクロック再生回路であり,主偏波の復調信号から
情報シンボルの周期のクロックを抽出再生する。このク
ロックは識別器2に供給されて信号識別用のタイミング
クロックとされると共に,移相器5を介して或る位相量
だけ偏移されて識別器7にも供給され,信号識別タイミ
ング用のクロックとされる。
移相器5の位相量は制御回路10によって適応的に制御
される。制御回路10は比較器11,12,15と,アンドゲート
13,14と,アップ/ダウンカウンタ16とを含み構成され
る。
比較器11には減算器9からの出力データD0中の誤差信
号ε(下位2ビットのP4,P5)が入力されており,比
較器11はこれを所定のしきい値TH1と比較して誤差信号
εが大きければ“1"を,小さければ“0"をアンドゲー
ト13に出力する。
また比較器12には補償信号yKが入力されており,この
比較器12もまたこの補償信号yKを所定のしきい値TH2
比較して補償信号yKが大きければ“1"を,小さければ
“0"をアンドゲート13に出力する。
アンドゲート14は一方の入力端子にアンドゲート13か
らの出力信号が,また他方の入力端子に一定周期のクロ
ックCLKが入力されており,その出力信号はアップ/ダ
ウンカウンタ16のクロック入力端子に入力される。
比較器15には補償信号発生回路8中のトランスバーサ
ルフィルタの中央タップT0の前後のタップT-1とT1の係
数C-1とC1が入力されており,比較器15はこの両者の大
小を比較してその比較結果をカウンタ16のカウントアッ
プとカウントダウンのモード切換制御端子に出力する。
カウンタ16はそのカウント値を位相制御量θdとして移
相器5に出力する。
実施例装置の動作が以下に説明される。主偏波中に含
まれた干渉波信号は補償信号発生回路8で発生された補
償信号でキャンセルされることによって干渉補償がなさ
れる。この際,干渉波信号と補償信号との誤差が小さい
ことが干渉補償効果を上げるために必要であり,誤差を
小さくするには識別器7における交差偏波の信号識別タ
イミングクロックの位相を移相器5によって適切なもの
に調節することが必要である。
この位相調節方法は以下のようにして行われる。トラ
ンスバーサルフィルタを用いて波形等化を行う場合,タ
ップ係数C-2〜C2をモニタすることにより波形歪が生じ
ているか否かが分かる。歪がminimum fade(最小位相推
移形フェージング)によるものか,あるいはnon minimu
m fade(非最小位相推移形フェージング)によるものか
は中央タップの前後のどちらのタップ係数が大きく制御
されているかを知ることにより判定できる。
そこで補償信号発生回路8におけるトランスバーサル
フィルタの中央タップの前後にあるタップの係数C-1とC
1の大小を比較することにより,進み側符号間干渉量が
大きいか遅れ側符号間干渉量が大きいかを判定すること
ができ,それにより識別タイミングクロックの位相が最
適なものより進んでいるか遅れているかを判定できる。
この判定は比較器15において行われ,その結果,タイ
ミングクロックの位相を進める場合にはカウンタ16のモ
ードをアップカウントモードにするように出力信号を送
出し,一方,位相の遅らす場合にはカウンタ16をダウン
カウントモードとするように出力信号を送出する。
カウンタ16は比較器15からの出力信号に基づきアンド
ゲート14からのカウント用クロックCLKをカウントアッ
プあるいはカウントダウンし,その結果のカウント値を
位相量制御信号θdとして位相器5に送出する。これに
より移相器5はクロック再生回路4からのクロックをθ
dだけ偏移させる。
干渉補償を行った結果,出力データD0の誤差信号ε
が所定の値TH1よりも小さくなった場合,あるいは補償
信号yKが所定の値TH2よりも小さい(すなわち干渉が小
さい)場合には移相器5の位相制御を行う必要はない。
そこで比較器11,12はこれらの状態を判定し,アンドゲ
ート13によってアンドゲート14を閉じてカウンタ16に供
給されるクロックCLKをしゃ断し,それにより位相制御
動作を停止させる。
本発明の実施にあたっては種々の変形形態が可能であ
る。第4図はかかる変形例を示すブロック図であり,移
相器へ位相制御量θdを送出する制御回路部分の構成を
示している。この制御回路には補償信号yKと誤差信号ε
が入力されており,これらから補償信号発生回路8内
のトランスバーサルフィルタのタップ係数C-1,C0,C1
算出する係数算出回路50と,これら係数から位相制御量
θdを計算する位相量算出回路60とからなる。
係数算出回路50は補償信号発生回路8内のトランスバ
ーサルフィルタ係数制御回路と同じ構成の公知のもので
あり,それと共用することも可能である。この係数算出
回路50はフリップフロップ51,排他的論理和回路52〜54,
アップダウンカウンタ55〜57を含み構成されており,そ
の動作は,フリップフロップ51と排他的論理和回路52〜
53によりそれぞれ中央タップT0とその前後のタップT-1,
T1の相関をとり,カウンタ55〜57で積分し,それにより
カウンタ55〜57の出力にそれぞれタップ係数C-1,C0,C1
を得る。
位相量算出回路60は係数C-1とC0が入力される排他的
論理和回路61,係数C0とC1が入力される排他的論理和回
路62,排他的論理和回路61と61の出力信号が入力される
排他的論理和回路63,アップ/ダウンカウンタ64,一方に
排他的論理和回路63の出力信号が入力され他方にカウン
ト用クロックCLKが入力されるアンド回路65を含み構成
される。カウンタ64は排他的論理和回路61の出力信号に
よってアップ/ダウンのモードが設定される。
この変形例装置の動作が以下に説明される。
干渉波と補償波の時間が一致している場合,第5図
(A)に示されるように補償信号発生回路8内のトラン
スバーサルフィルタは中央タップT0のみが出力される。
一方,同図(B)に示されるように干渉波に対して補償
波が時間遅延を生じている場合には,中央タップT0の前
後のタップT-1とT1は正負逆の信号を出力する。そこ
で,これを利用し,中央タップT0と同じ方向の制御信号
(タップ係数)を出力しているタップの側に,識別器7
に供給されるクロックの位相を移相器5で動かすことに
よって,最適な識別タイミングを見つけることができ
る。
この制御方向の判定は排他的論理和回路61〜63によっ
て行われ,排他的論理和回路61と62の出力信号が同じ場
合にはアンド回路65を閉じてカウンタ64を停止し,排他
的論理和回路61の出力信号が“1"の時にカウンタ64をカ
ウントアップモードに設定し,“0"の時にカウントダウ
ンモードに設定する。そしてこのカウンタ64の出力信号
をクロック位相制御量θdとして使用し,移相器5に送
出する。
以上の実施例は1次元構成のトランスバーサルフィル
タによるものであったが,勿論これに限らず,例えば多
値QAM方式の通信装置ではIチャネルとQチャネル間で
の干渉も考慮して直交2次元構成のトランスバーサルフ
ィルタを用いて本発明を実施することができる。第6図
は係る2次元構成の場合の補償信号発生回路部分の構成
を示す図であり,IチャネルとAチャネル間の干渉も補償
するように補償信号発生回路に4つのトランスバーサル
フィルタ部が用意される。
また上述の実施例では干渉波成分をベースバンド帯で
補償信号によってキャンセルするように構成したが,こ
れに限らずIF帯でキャンセルする構成とすることもでき
る。
さらに本発明はアナログ形またはディジタル形の何れ
の回路にも適用できるものであることは明白である。
〔発明の効果〕
本発明によれば,主偏波と交差偏波の遅延差がフェー
ジング等によりランダムに変化しても,交差偏波側の信
号識別タイミングが適応的に制御されることによってこ
れが補償されて遅延差が吸収される。これにより偏波間
の遅延差の発生によって交差偏波間干渉補償能力が低下
することを防止できる。しかも補償信号発生に用いるト
ランスバーサルフィルタとしてはTスペース形のもので
よく,結果としてフラクショナルスペース形のものに比
べて符号速度を高めた場合,使用する素子の周波数の上
限に対する制限を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る原理ブロック図, 第2図は本発明の一実施例としの交差偏波間干渉補償装
置を示すブロック図, 第3図は実施例装置における補償信号発生回路のトラン
スバーサルフィルタ部の構成例を示すブロック図, 第4図は本発明の変形例の構成を示すブロック図, 第5図は変形例装置の動作を説明するための図, 第6図は本発明を2次元構成の交差偏波間干渉補償装置
に適用する場合の変形例のブロック図, 第7図は従来の偏波共用システムの概略構成例を示すブ
ロック図, 第8図は従来の交差偏波間干渉補償装置を示すブロック
図,および, 第9図と第10図は偏波間の遅延差による干渉補償能力の
低下原因を説明する図である。 図において, 1,6,22,32……復調回路 2,7,23,24,33,34……識別器 3,25,36……等化器 4,28……クロック再生回路 5……移相器 8,26,36……補償信号発生回路 9……減算器 10……制御回路 11,12,15……比較器 13,14,65……アンドゲート 16,55〜57,64……アップ/ダウン/カウンタ 51……フリップフロップ 52〜54,61〜63……排他的論理和回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交差偏波共用伝送方式の受信機における交
    差偏波から漏れ込んだ主偏波中の干渉波の影響を抑圧す
    る交差偏波間干渉補償装置であって, 交差偏波の信号を識別し復調する交差偏波復調手段と, 該交差偏波復調手段での信号識別のタイミング決定に用
    いるクロックを発生するクロック発生手段と, 該交差偏波復調手段の復調信号に基づき干渉信号を打ち
    消す補償信号をトランスバーサルフィルタを用いて発生
    する補償信号発生手段と, 該補償信号発生手段の補償信号を用いて該主偏波中の干
    渉信号を除去する合成手段と, 該補償信号発生手段のタップ係数による位相の進み遅れ
    情報に基づき該干渉信号の抑圧効果が大となるように該
    クロック発生手段のクロックの位相を制御する位相制御
    手段と を具備してなる交差偏波間干渉補償装置。
  2. 【請求項2】該位相制御手段は該補償信号発生手段のタ
    ップ係数から求まる進み側符号間干渉量と遅れ側符号間
    干渉量の大小関係に基づき該クロック発生手段のクロッ
    クの位相を制御するように構成された請求項1記載の交
    差偏波間干渉補償装置。
  3. 【請求項3】該位相制御手段は該補償信号発生手段のメ
    インタップの前後のタップのうち、該メインタップのタ
    ップ係数と同じ極性を持つタップ側へ該クロック発生手
    段の制御位相量を変化させるように構成された請求項1
    記載の交差偏波間干渉補償装置。
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