JP2679149B2 - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

Info

Publication number
JP2679149B2
JP2679149B2 JP63227057A JP22705788A JP2679149B2 JP 2679149 B2 JP2679149 B2 JP 2679149B2 JP 63227057 A JP63227057 A JP 63227057A JP 22705788 A JP22705788 A JP 22705788A JP 2679149 B2 JP2679149 B2 JP 2679149B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake
turbofan
partition wall
turbo fan
heating chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63227057A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0275822A (ja
Inventor
清樹 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP63227057A priority Critical patent/JP2679149B2/ja
Publication of JPH0275822A publication Critical patent/JPH0275822A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2679149B2 publication Critical patent/JP2679149B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は加熱装置の調理性能及び加熱効率の改善に関
するものである。
従来の技術 従来のターボファンによる熱風循環加熱に於いては第
9図に示すように加熱室1の空気は加熱室1とターボフ
ァン3との間に設けられた隔壁5の吸気通風開口部5を
通りターボファン3の下部より吸気され、その外側面よ
り排気される。排気された空気は加熱ヒータ2により加
熱されて、隔壁5の排気通風開口部6を通り加熱室1に
還流する。
ここで、ターボファン3について説明する。
第9図(b)はターボファン3の正面図であり、吸気
は正面全面で行われるが羽根のある周辺部と羽根のない
中央部とではその吸気量が異なる。すなわち、羽根のな
い中央部は排気により負圧大きくなるため、吸気の大部
分は通常はこの部分で行なわれることになる。吸気した
空気は羽根部14の羽根により運ばれターボファン3の外
側面より排出される。以下羽根のないターボファン3の
外側面より排出される。以下羽根のないターボファンの
中央部(二点鎖線の内側)を吸気部中央部3a、羽根のあ
るターボファンの周辺部(二点鎖線の外側)を吸気部周
辺部3bと記す。なお、第9図(a)は正面図が下面にな
るように取付けられた場合である。
従来の熱風循環の模試図を第10図に示す。すなわち、
ターボファン3に吸気される加熱室1内の空気は隔壁4
の吸気用通風開口部5に四方より集中してしまってい
た。実際加熱室1内の被加熱物20は必然的に熱風が集中
する吸気用通風開口部5の近くの上部中央が他の部分に
比べ焼けすぎてしまう傾向をもつことは避けられず、特
にケーキ、パティ等容積があらい、被加熱物自体の熱伝
導も比較的小さい調理物にあっては、この傾向が顕著に
出やすかった。
また、第10図に示すようにターボファンの吸気部周辺
部に対向する隔壁部分に十分な吸気用開口が設けられて
いないため、一旦ターボファンより外周方向へ送風され
た熱風が加熱室を経由せず再びターボファンに吸気され
る廻り込み現象をおこし加熱効果を低下させていた。
また、従来例として第11図に示すようにターボファン
3が直接加熱室1内に露出しているタイプがあるが、隔
壁を備えていないため、ターボファンより送風された熱
風が加熱室内を十分循環せず再びターボファンに吸気さ
れてしまい、上記例を同様加熱効果率を低下さえてい
た。また、回転部であるターボファンがユーザの手に直
接接触することとなり安全面で課題があった。
発明が解決しようとする課題 本発明は、この様な従来の課題を解消するものであ
り、調理器の基本的性能である均一調理性能の向上をは
かるとともに、熱風の送風部から吸気部への廻り込みを
極力おさえることにより加熱効率を高めることを目的と
する。
課題を解決するための手段 上記目的を達するため、本発明は被加熱物を収納する
加熱室と、下面に設けた吸気部より前記加熱室の空気を
吸気し、吸気した空気を羽根部により外側面に設けた吸
気部に送風し排気する構成ターボファンと、前記ターボ
ファンの外側面に対向して設けられた加熱ヒータと、前
記加熱室と前記ターボファンとの間に設けた隔壁部とを
備え、前記ターボファンの吸気部中央部に対向する前記
隔壁部の吸気通風量を、前記ターボファンの吸気部周辺
部に対向する前記隔壁部の吸気風量に比べ小さくする構
成とした。
また、隔壁部に於いて、前記ターボファンの吸気部周
辺部に対向する前記隔壁部の部分に吸気通風開口部を備
えた構成とした。
また、ターボファンの吸気部中央部の通気抵抗を上げ
るためのバッフル部を前記ターボファンの吸気部中央部
に対向して設けた構成とした。
作用 本発明によれは、ターボファンは、吸気部周辺部に対
向する隔壁開口より多く吸気することとなるため、加熱
室内の熱風は一部に集中して吸気されることなく、加熱
室→ターボファン→ヒータ部とバランスよく循環する。
またターボファン吸気部周辺部に対向して隔壁部に多
く開口が設けられていることにより、無理なく加熱室側
より吸気が行れることとなる。従ってターボファンより
送風された熱風が加熱室を経由せず再びターボファンに
吸気される廻り込み現象を極力抑えることができる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明す
る。
なお、従来例と同一機能を有する構成部品に同一符号
を付した。また、本実施例においてはターボファンは従
来例で用いたターボファンと同一構成であり、その吸気
部は羽根のない吸気部中央(3a)部と羽根を有する吸気
部周辺部(3b)とよりなっている。その詳細な説明は省
略する。
第1図及び第2図に示すように、第1の実施例は被加
熱物を収納する加熱室1と、加熱用ヒータ2と、加熱室
内に熱風を循環させるためのターボファン3と、加熱室
とターボファンの間に隔壁4とを備え、ターボファン3
の吸気部周辺部に対応する範囲内に吸気通風開口部5を
備えている。隔壁の加熱室への熱風の排気通風開口部6
は、ヒータ2より外周部に備えられており、熱風の循環
はターボファン3よりヒータ2部を通過しヒートアップ
され隔壁の排気通風開口部6より加熱室1に送風され、
加熱室内を循環し隔壁の吸気通風開口部5よりターボフ
ァン3により吸気される。
ターボファン3の回転中心であり吸気部中央部に対向
する隔壁部には吸気通風開口部が設けられておらず、タ
ーボファン3の周辺部にターボファン3の回転軸に垂直
方向に設けられた羽根部14からなる吸気部周辺部に対向
した隔壁部に吸気通風口部5を設けている。従って庫内
の熱風は、ターボファン3の回転中心へ目掛けて一点に
集中していくことがなく、ターボファンの周辺部に対向
した隔壁部吸気通風開口部6へ分散して吸気される。こ
の結果、第3図加熱室内の被加熱物は熱風の中央集中に
よっておこる加熱ムラが発生せず、均一に近い調理出来
上がりを得ることができる。
またターボファン3中央部には庫内より熱風が直接吸
気されないため、ターボファン1中央部の回転軸上に設
けられた軸受部に熱風が廻り込むことがなくなり、軸受
部の寿命に影響が大きい軸受部の雰囲気温度を低く保つ
ことができ、軸受部の寿命化に効果を上げている。
ターボファン3の吸気部周辺部3bに対向した隔壁部の
吸気通風開口部5の形状の外側縁は、ほぼターボファン
の回転軸に垂直方向に設けられた羽根部14の外径より大
としている。もし隔壁部の吸気通風開口部5の外側縁が
ターボファンの直径大より大きいと、ターボファンの直
径より外側の隔壁部の通風開口部は、ターボファンより
の熱風を庫内へ排出することとなる、結局近接する隔壁
部通風開口間で吸気、排気を同時に行うことになり、効
率が低下してしまう。また逆に隔壁部の吸気通風開口5
がターボファン3の直径より小さければ、吸気通風開口
部5が中央に片寄る事又、吸引力が高まる事等により熱
風が中央集中する傾向が高まり、調理性能上、また軸受
部の寿命上よくない。一方、ターボファン3の吸気部周
辺部3bに対向した隔壁部の吸気通風開口部の内側縁はほ
ぼターボファン3の回転軸に垂直方向に設けられた羽根
部14の内径の大きさとしている。もし隔壁部の吸気通風
開口部5の内側縁が、羽根部14内径より小さければ、や
はり吸気通風開口5が中央に片寄る事、又、吸気通風開
口部の中央よりの吸引力が高まり、それに従って外縁部
よりの吸引力が低下することになり、熱風が中央に集中
する傾向が高まり、調理性能上、また軸受部の寿命上よ
くない。
また逆に隔壁部の吸気通風開口5の内側縁がターボフ
ァン3の回転軸に垂直方向に設けられた羽根部の内径よ
り大きい場合は、吸気通風開口と対向しない羽根部の内
側に吸気されにくくなるため、ターボファンの送風効率
が著しく低下してしまうという弊害か発生してしまう。
本実施例は前述のごとく、隔壁部の吸気通風開口部
が、ターボファンの回転軸に垂直方向に設けられた羽根
部14に対応する吸気部周辺部3bにほぼ対向して設けられ
た事を特徴としている。
また、第2実施例を第4図に示し説明する。ターボフ
ァン3の吸気部中央部3aに対向する隔壁部を開口11の開
口率をターボファン3の吸気部周辺部3bに対向する隔壁
部の開口12の開口率に比へ小さくし、第1実施例と同様
な効果を備えている。
第3実施例を第5図、第6図に示し説明する。
第5図に於いてはターボファン3の吸気部中央部3aに
対向する隔壁部にターボファンの吸気に対し通風抵抗を
高めるための円筒状のバッフル部13を設けた場合で第1
実施例と同様な効果が得られる。第6図に於いてフタ状
のバッフル14をターボファン3の吸気部中央部3aに対向
し備えた場合で、第1実施例と同様な効果が得られる。
第7図は第4実施例を示しており、第3実施例でのバ
ッフルと同様なバッフル15をターボファン側に設けた構
成とした場合で、第1実施例と同様な効果が得られてい
る。
第8図は第5実施例を示しており、ターボファン3に
対向する隔壁部にターボファン直径大の範囲に吸気用通
風開口部16を備えている構成で上記実施例に比較すれば
熱気の熱中がおこりやすいが従来例と比べれば、第1実
施例とほぼ同様な効果が得られる。
また上記実施例はターボファン3が加熱室1上部に設
けられた場合のみを示したが、ターボファンガ加熱室1
の側面に設けられた場合でも同様に応用される。
発熱の効果 本発明によって、加熱室内の熱風をより均一に循環さ
せ、従来の熱風の一部へ集中により生じる加熱ムラを大
幅に改善させた。均一加熱性能は調理器具にとって重要
なファクターであり、コストアップを伴わずこれを実現
させた事は商品のコストパフォーマンスを大きく向上さ
せる効果がある。
また本発明によって加熱効率も向上させる事ができ、
ユーザに於いて調理時間の短縮化、ランニングコストの
低減等に於いて効果が見い出され事となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の構成図、第2図は同内面
斜視図、第3図は同熱風循環の模式図、第4図は本発明
の第2の実施例の構成図、第5図は本発明の第3実施例
の構成図、第6図は本発明の第4実施例の構成図、第7
図は本発明の第5実施例の構成図、第8図は本発明の第
6実施例の構成図、第9図(a)は従来例の構成図、
(b)はターボファンの正面図、第10図は従来例の熱風
循環の模式図、第11図は従来例の構成図である。 1……加熱室、2……加熱ヒーター、3……ターボファ
ン、3a……吸気部中央部、3b……吸気部周辺部、5……
吸気通風開口部、6……排気通風開口部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加熱物を収納する加熱室と、下面に設け
    た吸気部より前記加熱室の空気を吸気し、吸気した空気
    を羽根部により外側面に設けた排気部に送風し排気する
    構成のターボファンと、前記ターボファンの外側面に対
    向して設けられた加熱ヒータと、前記加熱室と前記ター
    ボファンとの間に設けた隔壁部とを備え、前記ターボフ
    ァンの吸気部中央部に対向する前記隔壁部の吸気通風量
    を、前記ターボファンの吸気部周辺部に対向する前記隔
    壁部の吸気通風量に比べ小さくする構成とした加熱装
    置。
  2. 【請求項2】隔壁部に於いて、前記ターボファンの吸気
    部周辺部に対向する前記隔壁部の部分に吸気通風開口部
    を備えた構成とした請求項1記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】ターボファンの吸気部中央部の通気抵抗を
    上げるためのバッフル部を前記ターボファンの吸気部中
    央部に対向して設けた構成とした請求項1記載の加熱装
    置。
JP63227057A 1988-09-09 1988-09-09 加熱装置 Expired - Lifetime JP2679149B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63227057A JP2679149B2 (ja) 1988-09-09 1988-09-09 加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63227057A JP2679149B2 (ja) 1988-09-09 1988-09-09 加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0275822A JPH0275822A (ja) 1990-03-15
JP2679149B2 true JP2679149B2 (ja) 1997-11-19

Family

ID=16854854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63227057A Expired - Lifetime JP2679149B2 (ja) 1988-09-09 1988-09-09 加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2679149B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3701295B2 (ja) * 2003-05-15 2005-09-28 シャープ株式会社 加熱調理器
ITMO20040114A1 (it) * 2004-05-14 2004-08-14 Gilberto Cattaneo Applicazione all'interno di forni statici o a convenzione di un sistema di convogliamento dell'aria tramite cilindri e-o intercapedine e sistema di ventilazione verticale contrapposta..
JP5242250B2 (ja) * 2008-06-24 2013-07-24 株式会社東芝 加熱調理器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6399422A (ja) * 1986-10-14 1988-04-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 熱風循環式オ−ブン

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0275822A (ja) 1990-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3656469A (en) Air-circulation apparatus for self-cleaning oven and the like
JPH0155372B2 (ja)
JP2679149B2 (ja) 加熱装置
US3118436A (en) Oven construction
JP2001070175A (ja) 加熱調理器
JPS622658B2 (ja)
JPH06103099B2 (ja) 熱風循環式調理器
CN212346277U (zh) 热风对流与快速外排水汽的高效电烤箱
JPS58221335A (ja) 加熱調理器
CN215127509U (zh) 一种烹饪器具
JPH07111256B2 (ja) 熱風循環式調理器
CN212591714U (zh) 一种具有负离子功能的空气炸锅
JPH0320659Y2 (ja)
JPH0144965Y2 (ja)
JPH10179415A (ja) ホットプレート
JPH0144964Y2 (ja)
JPH11211098A (ja) 加熱調理器
JPS609217B2 (ja) 調理器
JPS6039687Y2 (ja) オ−ブンレンジ
KR910000662Y1 (ko) 토스터의 열분산장치
JP3303314B2 (ja) 組込み型炊飯器
JPH0718930Y2 (ja) 電気温風機
JPH0726976Y2 (ja) 無煙ロースター
JPH0623916Y2 (ja) 乾燥装置
JPH0132407B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070801

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

Year of fee payment: 12