JPH0726976Y2 - 無煙ロースター - Google Patents
無煙ロースターInfo
- Publication number
- JPH0726976Y2 JPH0726976Y2 JP11168989U JP11168989U JPH0726976Y2 JP H0726976 Y2 JPH0726976 Y2 JP H0726976Y2 JP 11168989 U JP11168989 U JP 11168989U JP 11168989 U JP11168989 U JP 11168989U JP H0726976 Y2 JPH0726976 Y2 JP H0726976Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roaster
- air
- intake chamber
- air curtain
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、焼肉用の無煙ロースターに関する。
朝鮮料理やジンギスカン料理等の焼肉店では、通常、テ
ーブル毎にロースターを置き、その上で肉を焼きながら
食するものである。
ーブル毎にロースターを置き、その上で肉を焼きながら
食するものである。
ロースター上で肉が焼ける際には、煙が発生したり、油
分が周囲に飛散したりするとが多く、これら油や煙の充
満で衣服や髪の毛にしみや臭いがつくということでお客
が敬遠することもある。特に女性客からの不評が多かっ
た。
分が周囲に飛散したりするとが多く、これら油や煙の充
満で衣服や髪の毛にしみや臭いがつくということでお客
が敬遠することもある。特に女性客からの不評が多かっ
た。
このような煙の充満を少しでも解消するため、ロースタ
ー上方に排気用のフードを設けるなどすることも行われ
ている。
ー上方に排気用のフードを設けるなどすることも行われ
ている。
しかし、排気タイプの無煙ロースターでは、煙を排気導
入個所まで導く必要があり、完全に煙や油の飛散を抑え
ることはできない。
入個所まで導く必要があり、完全に煙や油の飛散を抑え
ることはできない。
さらに、排気のためには室内の空調空気をも一緒に捨て
なければならず、暖冷房のエネルギーロスを招き、非常
に不経済なもとなる。また、排気のための強制空気流で
ロースターの燃焼効率も低下することもある。
なければならず、暖冷房のエネルギーロスを招き、非常
に不経済なもとなる。また、排気のための強制空気流で
ロースターの燃焼効率も低下することもある。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、油に飛散
や煙の充満を確実に防止でき、しかも省エネルギー的で
あり、ロースターの鉄板表面の温度の低下も生じない無
煙ロースターを提供することにある。
や煙の充満を確実に防止でき、しかも省エネルギー的で
あり、ロースターの鉄板表面の温度の低下も生じない無
煙ロースターを提供することにある。
本考案は前記目的を達成するため、ロースターの左右脇
上部に給気チャンバーの吹出口と吸気チャンバーの吸込
口を対向させて臨ませ、これら給気チャンバーと吸気チ
ャンバーはファンを有するダクトで室外に連通させたこ
とを要旨とするものである。
上部に給気チャンバーの吹出口と吸気チャンバーの吸込
口を対向させて臨ませ、これら給気チャンバーと吸気チ
ャンバーはファンを有するダクトで室外に連通させたこ
とを要旨とするものである。
本考案によれば、室外からの新鮮な空気はファンに吹出
口から吹き出されて吸気チャンバーの吸込口に向かいエ
アーカーテンを形成する。
口から吹き出されて吸気チャンバーの吸込口に向かいエ
アーカーテンを形成する。
このエアーカーテンは、ロースターの上方を覆い、油や
煙はエアーカーテンに遮られてそれより外へでることは
少ない。
煙はエアーカーテンに遮られてそれより外へでることは
少ない。
また、ロースターの鉄板表面で焼かれる肉からでた油分
は煙や、僅かに上昇してエアーカーテンに巻き込まれ、
吸込口から吸気チャンバーへ入り、さらにダクトを介し
て室外に排出される。
は煙や、僅かに上昇してエアーカーテンに巻き込まれ、
吸込口から吸気チャンバーへ入り、さらにダクトを介し
て室外に排出される。
さらに、エアーカーテンはロースターに直接触れるもの
でないので、ロースターから熱を奪うことも少ない。
でないので、ロースターから熱を奪うことも少ない。
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案の無煙ロースターの第1実施例を示す斜
視図、第2図は同上説明図で、図中1は給気チャンバ
ー、2は吸気チャンバーであり、これらには途中にダン
パー4とファン5とを設け、室外に開口するダクト3、
3′が連結される。
視図、第2図は同上説明図で、図中1は給気チャンバ
ー、2は吸気チャンバーであり、これらには途中にダン
パー4とファン5とを設け、室外に開口するダクト3、
3′が連結される。
テーブル6のロースター7を設置するための凹所8を形
成するが、前記給気チャンバー1と吸気チャンバー2と
はこの凹所8を間にしてテーブル6下で間隔をおいて配
設し、これら給気チャンバー1に設けた吹出口9と吸気
チャンバー2の吸込口10とをロースター7の左右脇上部
に臨ませた。
成するが、前記給気チャンバー1と吸気チャンバー2と
はこの凹所8を間にしてテーブル6下で間隔をおいて配
設し、これら給気チャンバー1に設けた吹出口9と吸気
チャンバー2の吸込口10とをロースター7の左右脇上部
に臨ませた。
このロースター7は、都市ガスもしくはL.P.Gを燃料と
する通常のものでよく、一例として高さ110m、奥行き22
0m、幅380m程度のものである。
する通常のものでよく、一例として高さ110m、奥行き22
0m、幅380m程度のものである。
また、吹出口9と吸込口10とは相互に対向するが、第2
図に示すようにロースター7の鉄板7aの表面からの吹出
口9までの距離h1と吸込口10までの距離h2とはいずれか
一方が大きいようにして異ならせることが望ましい。
図に示すようにロースター7の鉄板7aの表面からの吹出
口9までの距離h1と吸込口10までの距離h2とはいずれか
一方が大きいようにして異ならせることが望ましい。
次に、使用法について説明する。
発熱するロースター7の鉄板7a上で肉を焼き、これを食
するのは従来と同じである。
するのは従来と同じである。
両ファン5を駆動すれば、室外の新鮮空気はダクト3内
に取込まれ、風量Q1でダクト3内を通過して給気チャン
バー1に入り、さらに吹出口9から風速V1でロースター
7の上方に横向きに吹出される。
に取込まれ、風量Q1でダクト3内を通過して給気チャン
バー1に入り、さらに吹出口9から風速V1でロースター
7の上方に横向きに吹出される。
このように吹出された空気はエアーカーテンを形成し風
速V2で吸込口10から吸気チャンバー2内へ取込まれ、こ
の吸気チャンバー2からダクト3′を風量Q2で流れ、室
外に排気される。
速V2で吸込口10から吸気チャンバー2内へ取込まれ、こ
の吸気チャンバー2からダクト3′を風量Q2で流れ、室
外に排気される。
このようにロースター7の鉄板7a上では少し間隔を存し
て平行にエアーカーテンが形成されるので、このエアー
カーテンが上部を覆い、鉄板7a上からでる煙や油分は当
該エアーカーテンに達するとこれに差込まれともに吸込
口10から吸気チャンバー2内へ吸込まれてエアーカーテ
ンから外側に出ることは少ない。
て平行にエアーカーテンが形成されるので、このエアー
カーテンが上部を覆い、鉄板7a上からでる煙や油分は当
該エアーカーテンに達するとこれに差込まれともに吸込
口10から吸気チャンバー2内へ吸込まれてエアーカーテ
ンから外側に出ることは少ない。
また、このエアーカーテンは室内の空気を取込むことは
ほとんどなく、室内からエアーカーテンに入る空気の流
れ風量Q3は微量なものにとどまる。
ほとんどなく、室内からエアーカーテンに入る空気の流
れ風量Q3は微量なものにとどまる。
なお、エアーカーテンは前記のごとくロースター7の鉄
板7a上から離れて平行に形成されるものであるから、鉄
板7aの熱を奪うおそれは少なく、このエアーカーテンの
強さはダンパー4の開度を選択することで容易に調整で
きる。
板7a上から離れて平行に形成されるものであるから、鉄
板7aの熱を奪うおそれは少なく、このエアーカーテンの
強さはダンパー4の開度を選択することで容易に調整で
きる。
以上述べたように本考案の無煙ロースターは、エアーカ
ーテンにより油の飛散や煙の充満を確実に防止でき、し
かもこのエアーカーテンは室内の空気を用いずに形成す
るので室内の暖冷房のエネルギーロスを最少限に抑え省
エネルギー的なものである。
ーテンにより油の飛散や煙の充満を確実に防止でき、し
かもこのエアーカーテンは室内の空気を用いずに形成す
るので室内の暖冷房のエネルギーロスを最少限に抑え省
エネルギー的なものである。
さらに、ロースターの鉄板表面の温度の低下も生じさせ
ず、ロースターの燃焼効率の低下のおそれもないもので
ある。
ず、ロースターの燃焼効率の低下のおそれもないもので
ある。
第1図は本考案の無煙ロースターの第1実施例を示す斜
視図、第2図は同上説明図、第3図はロースター回りの
正面図、第4図は同上側面図である。 1……給気チャンバー、2……吸気チャンバー 3,3′……ダクト、4……ダンパー 5……ファン、6……テーブル 7……ロースター、7a……鉄板 8……凹所、9……吹出口 10……吸込口
視図、第2図は同上説明図、第3図はロースター回りの
正面図、第4図は同上側面図である。 1……給気チャンバー、2……吸気チャンバー 3,3′……ダクト、4……ダンパー 5……ファン、6……テーブル 7……ロースター、7a……鉄板 8……凹所、9……吹出口 10……吸込口
フロントページの続き (72)考案者 稲田 紀道 福岡県福岡市博多区博多駅前4丁目13番11 号 東洋熱工業株式会社九州支店内 (72)考案者 田中 正己 福岡県福岡市博多区千代1丁目17番1号 西部瓦斯株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】ロースターの左右脇上部に給気チャンバー
の吹出口と吸気チャンバーの吸込口を対向させて臨ま
せ、これら給気チャンバーと吸気チャンバーはファンを
有するダクトで室外に連通させたことを特徴とする無煙
ロースター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11168989U JPH0726976Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 無煙ロースター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11168989U JPH0726976Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 無煙ロースター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0355029U JPH0355029U (ja) | 1991-05-28 |
JPH0726976Y2 true JPH0726976Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=31660160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11168989U Expired - Fee Related JPH0726976Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 無煙ロースター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0726976Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-26 JP JP11168989U patent/JPH0726976Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0355029U (ja) | 1991-05-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |