JP3303314B2 - 組込み型炊飯器 - Google Patents

組込み型炊飯器

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JP3303314B2 JP29552391A JP29552391A JP3303314B2 JP 3303314 B2 JP3303314 B2 JP 3303314B2 JP 29552391 A JP29552391 A JP 29552391A JP 29552391 A JP29552391 A JP 29552391A JP 3303314 B2 JP3303314 B2 JP 3303314B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蒸気処理部を備えた組込
み型炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般家庭においても組み込み収納
型の台所の導入が進んできている。これに伴って、炊飯
装置もキャビネット内に収納できる収納型のものの導入
が進んでいる。
【0003】以下、従来の組込み型炊飯器について図4
に基づいて説明する。図において、1は組込み型炊飯器
本体(以下本体と呼ぶ)である。2はその略中央に引き
出し自在に内装されている炊飯部であり、その内部には
炊飯鍋3、加熱手段4等を内装している。炊飯部2の上
部を形成する外蓋5には、炊飯時の水蒸気を排出する蒸
気口6が形成されている。蒸気口6の上方には、蒸気排
出ファン7に連通した吸気口8があり、上記蒸気排出フ
ァン7によって炊飯部1で発生した蒸気は本体外殻に設
けた排気口9から排出している。
【0004】以下、この従来の組込み型炊飯器の動作に
就いて説明する。電源スイッチ(図示せず)を入れる
と、炊飯部2に内装された加熱手段4に通電され、炊飯
動作を開始し、炊飯鍋3にセットした米等は加熱炊飯さ
れる。その際に発生する多量の蒸気は、蒸気口6から蒸
気排出ファン7によって吸気され、排気口9より本体1
外に排気されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
炊飯時の多量の蒸気をそのまま本体外に排出している。
このため、室内の湿度が上昇したり、台所に置いた家具
類が濡れたり、また冬期には白く排気が見えると言った
課題を有していた。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、簡単な構成で炊飯部から排出される蒸気を処理し
て、外部に排出される蒸気の量を減少させることによっ
て湿度上昇や結露を防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の組み込み型炊飯器は、炊飯部と、この炊飯
部から排出される蒸気を通気して冷却処理する熱交換器
を内蔵する蒸気処理部と、この蒸気処理部を冷却する冷
却ファンをもった排気経路と、前記冷却ファンの吸気側
に配された本体下部より導気する冷却ダクトと、前記蒸
気処理部で除湿処理された排気を通す蒸気経路とを備
え、前記蒸気経路を前記排気経路内に導くとともに、前
記蒸気処理部の蒸気経路を前記蒸気処理部の排気経路お
よび熱交換器の上方に配置したものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、炊飯部より排出した蒸気
は、蒸気処理部によって冷却除湿 処理されるが、処理後
にあっても高温であるため、上方へ向かって上昇する。
蒸気経路は蒸気処理部の排気経路および熱交換器の上方
に位置するため、処理後の蒸気は、滞留することなく、
蒸気経路へ向けて、排出される。また、その後、排気経
路の冷却風と混合され、さらに湿度を下げて機外に排出
される。このため、機外に排出される水蒸気の量は極め
て減少し、室内の結露や排気の白化等の不快な状況を防
止することができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例について、図1・図2・
図3を参照しながら説明する。図において、11は組込
み型炊飯器本体(以下、本体と呼ぶ)である。12はそ
の略中央で前後方向に引き出し自在に内装されている炊
飯部であり、内部には炊飯鍋13・加熱手段14等を内
装している。また炊飯部12の上部を形成する外蓋15
には、炊飯時の水蒸気を排出する蒸気口16が形成され
ている。17は前記蒸気口16の近傍に形成された捕集
管であり、蒸気捕集ファン18の吸気側に接続されてい
る。20は本体11の前面上部に設けた排気口であり、
前記捕集管17で捕集された蒸気は蒸気処理部19で処
理されてこの排気口20から機外に排気される。21は
蒸気処理部19を構成するプレートフィン型の熱交換器
であり、この熱交換器21の熱交換パイプ21aの一端
は、前記蒸気捕集ファン18の排気側に接続されてい
る。この熱交換器21は、蒸気捕集ファン18に接続さ
れた側が高く反対側が低くなるよう、すなわち熱交換器
21内の通気方向に対し順次低くなるように傾斜して形
成している。22は本体11外の冷気を吸気する冷却フ
ァンで、熱交換器21を構成するフィン21bに対して
送風し冷却している。また前記冷却ファン22の吸気側
に取りつけた冷却ダクト22aの吸気口は前記炊飯部1
2の熱的影響を受けない下方に開口していて冷気を吸引
することができるようになっている。23は冷却ファン
22からフィン21bを介して前記排気口20に達する
排気経路である。24は排気経路23の上方に形成した
蒸気経路で、前記熱交換パイプ21aのもう一つの端部
つまり排気側と連結されている。また蒸気経路24と前
記排気経路23はフィン21bと排気口20の間に設け
た排気経路23の接続口25に接続されている。更に蒸
気経路24の側壁、すなわち熱交換された後の排気が当
たる側の側壁24bは、排気を前記排気口20の中央部
に向かってガイドするように設けられ、排気経路23の
幅方向に片寄ることをなくしている。26は前記接続口
25と排気経路23の間で前記蒸気経路24の上壁24
aと一体に形成したガイド翼で、蒸気経路24からの排
気を排気経路23内に導くものである。27は蒸気経路
24中に位置している熱交換器21の熱交換パイプ21
a近傍に設けた排水パイプである。
【0010】以上のように構成された組み込み型炊飯器
について、以下その動作を説明する。図示していない電
源スイッチを入れると、加熱手段14が炊飯動作を開始
し、炊飯部12から多量の水蒸気が発生し蒸気口16か
ら排出する。この水蒸気は、蒸気捕集ファン18によっ
て捕集管17を通して捕集される。捕集された水蒸気
は、熱交換器21を構成する熱交換パイプ21aに向け
て排気される。一方熱交換器21のフィン21bは、冷
却ファン22によって、炊飯部12の下方に配設した冷
却ダクト22aから吸気した機外の低温の空気による冷
却風によって冷却されている。こうして熱交換器21内
では熱交換が行われ、熱交換パイプ21aに流入した蒸
気は冷却されて一部は凝縮し結露して除湿される。こう
して除湿された水蒸気は蒸気経路24中に吐き出され
る。同時に結露した結露水は、前記熱交換パイプ21a
中を流れて、排水パイプ27を通って排水される。除湿
された水蒸気は蒸気経路24中を流動し、蒸気経路24
の側壁24bおよび側壁24bに相対する側壁24c
ガイドされて、排気口20の略中央に向かって方向転換
される。方向転換された水蒸気は、接続口25へ流出
し、フィン21bを冷却した排気経路23内を流れる冷
却風中に吐き出される。この場合、除湿された水蒸気
は、蒸気経路24から排気経路23の中央までガイド翼
26によって導かれる。こうして除湿された水蒸気は、
排気経路23を流れる冷却風の略中央に吐き出されるた
め、非常に効率よく、均等に冷却風と混合される。ここ
で混合された空気は、排気口20から排気される。この
排気空気は、熱交換による除湿と、冷却風との混合によ
って含有水分量が非常に低下している。このため、室内
の結露やたとえ冬季のような低温下で運転したとして
も、排気の白化はないものである。
【0011】以上説明したように本実施例によれば、組
込み型炊飯器の蒸気口16より排出した蒸気を捕集し、
熱交換器21内で一部を熱交換して結露させて除湿し、
同時に熱交換器21を出た除湿された排気を冷却風と混
合して、さらに湿度を下げて排出するもので、室内の結
露や排気の白化等の不快な状況を防止することができ
る。
【0012】また冷却ダクト22aから冷却風を吸引す
る構成としているため、低温の冷却風を得ることがで
き、より除湿性能を向上することができる。
【0013】また蒸気経路24を排気経路23の上方に
形成したことで、熱交換後の蒸気を含む排気は排気経路
23に導かれるので滞留を防止することができる。
【0014】またガイド翼26を設けたことにより、蒸
気を含んだ排気を冷却風内により良く混合することがで
き、排気の白化をより防止することができる。
【0015】また蒸気経路24の側壁24bを排気口2
0の略中央に向けて排気をガイドするように形成したこ
とにより、蒸気を含んだ排気を冷却風内のほぼ中央に向
けて排出することができ、幅方向に片寄った混合を防止
すると共に、排気の白化をより防止することができる。
【0016】また熱交換器21を傾斜して設定したこと
により、熱交換器21内で結露した水の排出を行なうこ
とができ、安定した熱交換を実施し、除湿性能を維持す
ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、熱交換器によって冷却除湿され、滞留すること排
出された排気を冷却風と混合して処理するため、外部に
排出される蒸気の量を減少させることができ、室内の結
露や排気の白化等の不快な状況を防止することができ
る。
【0018】また、請求項2記載の発明によれば、蒸気
経路と排気経路との接続口に蒸気経路を延長したガイド
翼を排気経路の略中央の高さまで伸延することによっ
て、減少した蒸気はガイド翼を伝って排気経路の略中央
に導かれ、同様にガイド翼に絞られた排気経路に放出さ
れる。ガイド翼を通過した後は排気経路は急に拡大する
ことによって蒸気の一層の拡散を促し、排気口周囲の結
露や排気の白化を防止するものである。
【0019】また、請求項3記載の発明によれば、蒸気
経路の水平に相対する側壁をそれぞれ蒸気経路の中央に
向けて傾斜案内することにより、蒸気経路中の減少した
蒸気の水平方向の偏在を無くし、減少した蒸気の一層の
拡散を促し、排気口周囲の結露や排気の白化を防止す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における組込み型炊飯器の縦断
面図
【図2】同組込み型炊飯器の蒸気処理部を中心とした箇
所の平断面図
【図3】図2のX−X矢印による断面図
【図4】従来の組込み型炊飯器の要部の縦断面図
【符号の説明】
11 組込み型炊飯器本体 12 炊飯部 16 蒸気口 20 排気口 21 熱交換器 21a 熱交換パイプ 21b フィン 22 冷却ファン 22a 冷却ダクト 23 排気経路 24 蒸気経路24b、24c 側壁 25 接続口 26 ガイド翼
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−154630(JP,A) 特開 平3−212217(JP,A) 実開 昭63−192916(JP,U) 実開 昭62−64353(JP,U) 実開 昭63−192915(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯部と、この炊飯部から排出される蒸
    気を通気して冷却処理する熱交換器を内蔵する蒸気処理
    部と、この蒸気処理部を冷却する冷却ファンをもった排
    気経路と、前記冷却ファンの吸気側に配された本体下部
    より導気する冷却ダクトと、前記蒸気処理部で除湿処理
    された排気を通す蒸気経路とを備え、前記蒸気経路を前
    記排気経路内に導くとともに、前記蒸気処理部の蒸気経
    路を前記蒸気処理部の排気経路および熱交換器の上方に
    配置した組み込み型炊飯器。
  2. 【請求項2】 蒸気経路と排気経路との接続口に、前記
    蒸気経路を延長したガイド翼を排気経路の略中央の高さ
    まで伸延してなる請求項1記載の組み込み型炊飯器。
  3. 【請求項3】 蒸気経路の水平に相対する側壁をそれぞ
    れ蒸気経路の中央に向けて傾斜案内してなる請求項1ま
    たは2記載の組み込み型炊飯器。
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