JPH11211098A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
- Publication number
- JPH11211098A JPH11211098A JP1526298A JP1526298A JPH11211098A JP H11211098 A JPH11211098 A JP H11211098A JP 1526298 A JP1526298 A JP 1526298A JP 1526298 A JP1526298 A JP 1526298A JP H11211098 A JPH11211098 A JP H11211098A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- rear surface
- main body
- blower
- exhaust plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来、送風機の直進排気のみで制御部品など
の冷却性能を向上させようとしていたため、対応手段は
送風機の回転数増加や排気孔面積の拡大などの限られた
ものでしかなかった。 【解決手段】 本体背面19と排気板11の間に隙間2
1を設けてプロペラ式の送風機12からの斜め排気20
の量を増加し排気効率を向上させることで全体の冷却性
能を向上させる。
の冷却性能を向上させようとしていたため、対応手段は
送風機の回転数増加や排気孔面積の拡大などの限られた
ものでしかなかった。 【解決手段】 本体背面19と排気板11の間に隙間2
1を設けてプロペラ式の送風機12からの斜め排気20
の量を増加し排気効率を向上させることで全体の冷却性
能を向上させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品を加熱調理す
る加熱調理器の冷却構成に関する。
る加熱調理器の冷却構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の加熱調理器の本体背面部分
斜視図を示し、図6は従来の加熱調理器の断面図を示
す。従来の加熱調理器では加熱調理器内部を冷却するた
め送風機3からの排気は図5に示すように排気板1を本
体背面2に隙間無く取り付け背面に対向する部分のみ開
口部である排気孔を有し直進排気8のみとなっている。
斜視図を示し、図6は従来の加熱調理器の断面図を示
す。従来の加熱調理器では加熱調理器内部を冷却するた
め送風機3からの排気は図5に示すように排気板1を本
体背面2に隙間無く取り付け背面に対向する部分のみ開
口部である排気孔を有し直進排気8のみとなっている。
【0003】図6に示すように送風機3により、加熱調
理器の前側下部の吸気口4から冷却空気5を吸気し、制
御機器6を冷却した後、本体背面2に設置してある排気
板1の排気孔7から本体外部に直進排気8にて排気され
る構成となっている。
理器の前側下部の吸気口4から冷却空気5を吸気し、制
御機器6を冷却した後、本体背面2に設置してある排気
板1の排気孔7から本体外部に直進排気8にて排気され
る構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、送風機3から正対方向に送り出される直進
排気8は排気抵抗が小さいため排気量が多く、斜め方向
へ送り出される斜め排気9は排気抵抗が大きいため排気
量が少なかった。従って、送風機3の上流側の制御機器
を空冷するための冷却性能を向上させようとすれば送風
機3に正対する本体背面2に取り付けた排気板1に排気
孔7を増やして対応するか、送風機3の回転数を上げて
排気量を上げるのが従来の常套手段であった。しかし、
送風機3に正対する排気板1に排気孔7を増やそうとし
ても排気孔7を開けられる排気板1の面積には限界があ
り、送風機3の回転数を上げようとしても比較的低コス
トの2極隅取モーターであれば理論的に3600回転が
上限であるうえ騒音・振動音がさらに大きくなり使用者
に不快感を与えることとなる。また、送風機3の回転数
を増加させるということは送風機3の消費電力が増えて
しまい省資源という立場に立つと好ましくないという課
題を有していた。
の構成では、送風機3から正対方向に送り出される直進
排気8は排気抵抗が小さいため排気量が多く、斜め方向
へ送り出される斜め排気9は排気抵抗が大きいため排気
量が少なかった。従って、送風機3の上流側の制御機器
を空冷するための冷却性能を向上させようとすれば送風
機3に正対する本体背面2に取り付けた排気板1に排気
孔7を増やして対応するか、送風機3の回転数を上げて
排気量を上げるのが従来の常套手段であった。しかし、
送風機3に正対する排気板1に排気孔7を増やそうとし
ても排気孔7を開けられる排気板1の面積には限界があ
り、送風機3の回転数を上げようとしても比較的低コス
トの2極隅取モーターであれば理論的に3600回転が
上限であるうえ騒音・振動音がさらに大きくなり使用者
に不快感を与えることとなる。また、送風機3の回転数
を増加させるということは送風機3の消費電力が増えて
しまい省資源という立場に立つと好ましくないという課
題を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、送風機の排気を効率良く排気して制御機器の
冷却を良好にするために本体背面に設置された排気板の
取り付けを本体背面との間に隙間を有するように取り付
けた構成とするものである。
するため、送風機の排気を効率良く排気して制御機器の
冷却を良好にするために本体背面に設置された排気板の
取り付けを本体背面との間に隙間を有するように取り付
けた構成とするものである。
【0006】上記発明によれば、送風機の冷却効率が向
上し加熱調理器内部の冷却が促進される。
上し加熱調理器内部の冷却が促進される。
【0007】
【発明の実施の形態】加熱室と、前記加熱室に収納した
食品を加熱する加熱器と、前記加熱器の通電制御を行う
制御機器と、前記制御機器を冷却する本体後部に設置さ
れたプロペラ式の送風機と、加熱調理器の本体背面の後
方に設置された排気板とを備え、前記排気板は本体背面
との間に隙間を設けた取付状態としたものである。
食品を加熱する加熱器と、前記加熱器の通電制御を行う
制御機器と、前記制御機器を冷却する本体後部に設置さ
れたプロペラ式の送風機と、加熱調理器の本体背面の後
方に設置された排気板とを備え、前記排気板は本体背面
との間に隙間を設けた取付状態としたものである。
【0008】そして送風機の冷却効率を向上させること
が可能となるため、被冷却物である制御機器などは使用
温度上限に対し充分余裕をもつことができる。
が可能となるため、被冷却物である制御機器などは使用
温度上限に対し充分余裕をもつことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
説明する。
【0010】(実施例1)図1は本発明の実施例1の加
熱調理器の断面図、図2は、本発明の実施例1の加熱調
理器の本体背面部分斜視図を示す。
熱調理器の断面図、図2は、本発明の実施例1の加熱調
理器の本体背面部分斜視図を示す。
【0011】図2において、本体背面19に排気板11
は本体背面19と排気板11の排気孔17を有する面の
間に隙間21を設けた状態で取り付けられている。この
ようにすれば図1に示すようにプロペラ式の送風機12
により、本体前部の吸気口13から冷却空気14を吸気
し、制御機器15を冷却した後、本体背面19に設置し
てある排気板11の排気孔17からの直進排気18と、
排気板11と本体背面19との隙間からの斜め排気20
とで本体外部にスムーズに排出される構成となってい
る。
は本体背面19と排気板11の排気孔17を有する面の
間に隙間21を設けた状態で取り付けられている。この
ようにすれば図1に示すようにプロペラ式の送風機12
により、本体前部の吸気口13から冷却空気14を吸気
し、制御機器15を冷却した後、本体背面19に設置し
てある排気板11の排気孔17からの直進排気18と、
排気板11と本体背面19との隙間からの斜め排気20
とで本体外部にスムーズに排出される構成となってい
る。
【0012】次に動作・作用について説明する。図1に
示すように送風機12が送風・排気した場合、直進排気
18と斜め排気20に分けるとプロペラファンタイプの
送風機12では直進排気18より斜め排気20の送風量
が格段に多い。従って、本発明の如く排気板11と本体
背面19の間に隙間21を設ければ排気風量を増加させ
ることができるため、冷却空気14の量の増加、つまり
冷却性能の向上が容易に可能となる。
示すように送風機12が送風・排気した場合、直進排気
18と斜め排気20に分けるとプロペラファンタイプの
送風機12では直進排気18より斜め排気20の送風量
が格段に多い。従って、本発明の如く排気板11と本体
背面19の間に隙間21を設ければ排気風量を増加させ
ることができるため、冷却空気14の量の増加、つまり
冷却性能の向上が容易に可能となる。
【0013】(実施例2)図3は、本発明の加熱調理器
の本体背面部分斜視図を示し、図4は、本発明の加熱調
理器の断面図を示す。
の本体背面部分斜視図を示し、図4は、本発明の加熱調
理器の断面図を示す。
【0014】図3において、本体背面19にできる丈大
な排気口25を設けて本体外部に排気板11aとなる部
分を一体に絞り成形すると同時に本体背面19の面と、
排気孔17を有した面の間に隙間21aを設ける。この
ようにすると図4に示すとおり本体背面19と排気板1
1aとの隙間21aから排出される斜め排気20aの排
気量を増加させることが可能となり冷却性能を容易に向
上させることが可能となる。
な排気口25を設けて本体外部に排気板11aとなる部
分を一体に絞り成形すると同時に本体背面19の面と、
排気孔17を有した面の間に隙間21aを設ける。この
ようにすると図4に示すとおり本体背面19と排気板1
1aとの隙間21aから排出される斜め排気20aの排
気量を増加させることが可能となり冷却性能を容易に向
上させることが可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかのように本発明の
加熱調理器によれば、次の効果が得られる。
加熱調理器によれば、次の効果が得られる。
【0016】本体背面に隙間を設けた状態で排気板を取
り付けることにより、送風機の冷却効率を向上させるこ
とが可能となるため、被冷却物である制御機器などは使
用温度上限に対し充分余裕をもつことができる。つま
り、 (1)被冷却物である制御機器などが同一であれば、送
風機の送風量つまり回転数を減少させることが可能とな
って省電力に貢献できる。 (2)送風機の送風量を同一とするならば、制御機器な
どは使用温度上限を超えないレベルでのスペックダウン
と部品点数の削減が可能となるため省資源に寄与でき
る。
り付けることにより、送風機の冷却効率を向上させるこ
とが可能となるため、被冷却物である制御機器などは使
用温度上限に対し充分余裕をもつことができる。つま
り、 (1)被冷却物である制御機器などが同一であれば、送
風機の送風量つまり回転数を減少させることが可能とな
って省電力に貢献できる。 (2)送風機の送風量を同一とするならば、制御機器な
どは使用温度上限を超えないレベルでのスペックダウン
と部品点数の削減が可能となるため省資源に寄与でき
る。
【0017】そして、本体背面に排気孔を設けて本体外
部方向に一体に絞り起こせば、排気板自体が不要となり
省エネルギー、省資源に貢献できる。
部方向に一体に絞り起こせば、排気板自体が不要となり
省エネルギー、省資源に貢献できる。
【図1】本発明の実施例1における加熱調理器の断面図
【図2】同加熱調理器の本体背面の部分斜視図
【図3】本発明の実施例2における加熱調理器の本体背
面の部分斜視図
面の部分斜視図
【図4】同加熱調理器の断面図
【図5】従来の加熱調理器の本体背面の部分斜視図
【図6】同本体背面の断面図
11,16 排気板 12 送風機 13 吸気口 14 冷却空気 15 制御機器 17 排気孔 18 直進排気 19,19a 本体背面 20,20a 斜め排気 21,21a 隙間
Claims (2)
- 【請求項1】 加熱室と、前記加熱室に収納した食品を
加熱する加熱器と、前記加熱器の通電制御を行う制御機
器と、前記制御機器を冷却する本体後部に設置されたプ
ロペラ式の送風機と、加熱調理器の本体背面の後方に設
置された排気板とを備え、前記排気板は本体背面との間
に隙間を設けた加熱調理器。 - 【請求項2】 排気板は本体背面から一体に成形した請
求項1記載の加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1526298A JPH11211098A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1526298A JPH11211098A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11211098A true JPH11211098A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11883949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1526298A Pending JPH11211098A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11211098A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2814634A1 (fr) * | 2000-09-27 | 2002-03-29 | Brandt Cooking | Boitier de commande electronique pour appareils de cuisson |
KR101206369B1 (ko) * | 2010-09-16 | 2012-11-30 | 남주희 | 주방용 바람분사장치 |
-
1998
- 1998-01-28 JP JP1526298A patent/JPH11211098A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2814634A1 (fr) * | 2000-09-27 | 2002-03-29 | Brandt Cooking | Boitier de commande electronique pour appareils de cuisson |
EP1193452A1 (fr) * | 2000-09-27 | 2002-04-03 | Brandt Cooking | Boítier de commande électronique pour appareils de cuisson |
KR101206369B1 (ko) * | 2010-09-16 | 2012-11-30 | 남주희 | 주방용 바람분사장치 |
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