JPH0623916Y2 - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置

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JPH0623916Y2
JPH0623916Y2 JP1989012809U JP1280989U JPH0623916Y2 JP H0623916 Y2 JPH0623916 Y2 JP H0623916Y2 JP 1989012809 U JP1989012809 U JP 1989012809U JP 1280989 U JP1280989 U JP 1280989U JP H0623916 Y2 JPH0623916 Y2 JP H0623916Y2
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JP
Japan
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drying
outside air
air
suction
port
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Application number
JP1989012809U
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JPH02103692U (ja
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幸雄 内田
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Yamaha Corp
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Yamaha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、乾燥装置に関し、特に、送風機の機能に工
夫を施すことにより、乾燥効率を高めるようにしたもの
である。
[従来の技術] 従来、この種の乾燥装置においては、第4図に示すよう
に、乾燥庫1の天井部2内に送風機3を設置し、この送
風機3の吸引作動により、前記乾燥庫1の天井部2の側
面に設けた外気導入口4からエアフィルタ5を介して吸
引された外気Aを加熱ヒータ6で加熱し、この加熱され
た暖気Bを前記乾燥庫1内に臨ませた吐出口7から吐出
させるとともに、前記乾燥庫1の下部に設けた排気口8
から排気させてなる構成を有するものがある。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来装置にあっては、乾燥庫
1の天井部2の側面に設けた外気導入口4から吸引され
る外気Aが送風機3で全て吸い込まれて加熱ヒータ6に
より加熱されるために、乾燥庫1内の収納物(図示せ
ず)の並べ方によって乾燥度合が異なり、しかも、乾燥
庫1の下部に設けた排気口8の位置関係により性能が左
右されてしまう。
また従来、第5図に示すように、外気導入口4を乾燥庫
1の上部に設け、乾燥庫1内の暖ためられた空気を送風
機3で吸い込んで加熱ヒータ6により加熱し、この加熱
された暖気Bを再び前記乾燥庫1内に臨ませた吐出口7
から吐出させるとともに、内部の圧力バランスにより、
外気導入口4と排気口8により空気の対流を行なわせ、
この循環作用で乾燥庫1内の収納物を一様に乾燥させて
なる構成を有するものがあるが、この種のものでは乾燥
時間が長くなるといった問題があった。
この考案は、上記の事情のもとになされたもので、その
目的とするところは、乾燥時間が短くて、効率良く乾燥
することができるようにした乾燥装置を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記した課題を解決するために、この考案は、乾燥庫の
天井部内に設置した送風機の作動によりエアフィルタを
介して吸引された外気を加熱し、この加熱された暖気を
前記乾燥庫内に臨ませた吐出口から吐出させ、かつ前記
乾燥庫の下部に設けた排気口から排気させてなる乾燥装
置において、 前記送風機は、外気を吸引する第1の吸気口と、前記乾
燥庫内の暖気を吸引する第2の吸気口とを有する両吸込
型ファンからなり、この両吸込型ファンの第1及び第2
の吸気口に至る経路を隔離してなるとともに、前記第1
及び第2の吸気口から同時に吸引される外気及び暖気を
加熱して一つの吐出口から前記乾燥庫内に吐出させてな
る構成としたものである。
[作用] すなわち、この考案は、送風機を、外気を吸引する第1
の吸気口と、乾燥庫内の暖気を吸引する第2の吸気口と
を有する両吸込型ファンで構成し、この両吸込型ファン
の第1及び第2の吸気口に至る経路を隔離するととも
に、前記第1及び第2の吸気口から同時に吸引される外
気及び暖気を加熱して一つの吐出口から乾燥庫内に吐出
させるようにしてなるために、乾燥庫内側の暖気の循環
作用で流れが一様になり、また、同時に新鮮な外気が常
に導入されるために、乾燥庫内の相対湿度が下がり、乾
燥効率が高められる。
さらに、外気と暖気を別経路で吸気するために、外気と
暖気との相互干渉が生じず、これによって、吸込効率の
低下が防止され、送風機の能力を有効利用することが可
能になるとともに、外気と暖気の混合割合が変動しな
い。
[実施例] 以下、この考案を第1図から第3図に示す一実施例を参
照しながら詳細に説明する。なお、この考案に係る図示
の実施例において、第4図に示す従来装置と構成が重複
する部分は同一符号を用いて説明する。
すなわち、この考案の乾燥装置は、第1図に示すよう
に、乾燥庫1の天井部2内に設置した送風機3の作動に
より外気導入口4からエアフィルタ5を介して吸引され
た外気Aを加熱ヒータ6で加熱し、この加熱された暖気
Bを前記乾燥庫1内に臨ませた吐出口7から吐出させる
とともに、前記乾燥庫1の下部に設けた排気口8から排
気させるにおいて、前記送風機3を、第2図及び第3図
に示すように、外気Aを吸引する第1の吸気口31と、
前記乾燥庫1内の暖気Bを吸引する第2の吸気口32と
を有する両吸込型ファンで構成する。そして、この両吸
込型ファンは、前記第1及び第2の吸気口31、32に
至る経路が隔離され、これら第1及び第2の吸気口3
1、32から同時に吸引される外気A及び暖気Bを、前
記加熱ヒータ6で加熱して一つの吐出口7から前記乾燥
庫1内に吐出させてなる構成としたものである。
なお、上記実施例において、送風機3の外気Aを吸引す
る第1の吸気口31と乾燥庫1内の暖気Bを吸引する第
2の吸気口32との口径を変えて、暖気吸込量と外気吸
込量を変えることにより、乾燥する内容物により乾燥効
率を調整することが可能である。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、この考案は、送風機
を、外気を吸引する第1の吸気口と、乾燥庫内の暖気を
吸引する第2の吸気口とを有する両吸込型ファンで構成
し、この両吸込型ファンの第1及び第2の吸気口に至る
経路を隔離するとともに、前記第1及び第2の吸気口か
ら同時に吸引される外気及び暖気を加熱して一つの吐出
口から乾燥庫内に吐出させるようにしてなることから、
乾燥庫内側の暖気の循環作用で流れが一様になり、ま
た、同時に新鮮な外気が常に導入されるために、乾燥庫
内の相対湿度が下がり、乾燥効率を高めることができ
る。
さらに、外気と暖気を別経路で吸気するために、外気と
暖気との相互干渉が生じず、これによって、吸込効率の
低下を防止することができ、送風機の能力を有効利用す
ることができるとともに、外気と暖気の混合割合が変動
しない、というすぐれた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る乾燥装置の一実施例を示す概略
的断面図、 第2図は同じく送風機の概略的側面図、 第3図は同じく送風機の概略的底面図、 第4図は従来の乾燥装置を示す概略的断面図、 第5図は同じく従来の乾燥装置の他の例を示す概略的断
面図 である。 1…乾燥庫、2…天井部、 3…送風機、 31…第1の吸気口、 32…第2の吸気口、 4…外気導入口、5…エアフィルタ、 6…加熱ヒータ、7…吐出口、 8…排気口、 A…外気、B…暖気。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】乾燥庫の天井部内に設置した送風機の作動
    によりエアフィルタを介して吸引された外気を加熱し、
    この加熱された暖気を前記乾燥庫内に臨ませた吐出口か
    ら吐出させ、かつ前記乾燥庫の下部に設けた排気口から
    排気させてなる乾燥装置において、 前記送風機は、外気を吸引する第1の吸気口と、前記乾
    燥庫内の暖気を吸引する第2の吸気口とを有する両吸込
    型ファンからなり、この両吸込型ファンの第1及び第2
    の吸気口に至る経路を隔離してなるとともに、前記第1
    及び第2の吸気口から同時に吸引される外気及び暖気を
    加熱して一つの吐出口から前記乾燥庫内に吐出させたこ
    とを特徴とする乾燥装置。
JP1989012809U 1989-02-06 1989-02-06 乾燥装置 Expired - Lifetime JPH0623916Y2 (ja)

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JPH02103692U JPH02103692U (ja) 1990-08-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5815894A (ja) * 1981-07-20 1983-01-29 三洋電機株式会社 乾燥機
JPS6046062B2 (ja) * 1982-07-13 1985-10-14 日本鋼管株式会社 溶射用耐火材料
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JPS60129584A (ja) * 1983-12-15 1985-07-10 カンソ−ン工業株式会社 多段棚式乾燥装置
JPH0247431Y2 (ja) * 1985-08-09 1990-12-13

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