JP2678284B2 - 工程紙及びその製造方法 - Google Patents
工程紙及びその製造方法Info
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- JP2678284B2 JP2678284B2 JP6605088A JP6605088A JP2678284B2 JP 2678284 B2 JP2678284 B2 JP 2678284B2 JP 6605088 A JP6605088 A JP 6605088A JP 6605088 A JP6605088 A JP 6605088A JP 2678284 B2 JP2678284 B2 JP 2678284B2
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- JP
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- process paper
- manufacturing
- tetrafluoroethylene copolymer
- copolymer resin
- substrate
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- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H19/00—Coated paper; Coating material
- D21H19/80—Paper comprising more than one coating
- D21H19/82—Paper comprising more than one coating superposed
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H19/00—Coated paper; Coating material
- D21H19/10—Coatings without pigments
- D21H19/14—Coatings without pigments applied in a form other than the aqueous solution defined in group D21H19/12
- D21H19/20—Coatings without pigments applied in a form other than the aqueous solution defined in group D21H19/12 comprising macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H19/00—Coated paper; Coating material
- D21H19/36—Coatings with pigments
- D21H19/44—Coatings with pigments characterised by the other ingredients, e.g. the binder or dispersing agent
- D21H19/56—Macromolecular organic compounds or oligomers thereof obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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- Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は工程紙及びその製造方法に関し、更に詳しく
は耐熱性、耐溶剤性及び離型性に優れ、特に粘着性のあ
るシリコンゴムフィルムの製造に好適な工程紙及びその
製造方法に関するものである。
は耐熱性、耐溶剤性及び離型性に優れ、特に粘着性のあ
るシリコンゴムフィルムの製造に好適な工程紙及びその
製造方法に関するものである。
従来、紙基材の上にポリプロピレン等の熱可塑性樹脂
を積層した工程紙が広く用いられている。しかし乍ら、
これら従来の工程紙は耐熱性、耐溶剤性、離型性が必ず
しも十分ではないため、例えばシリコンゴムの工程紙と
して使用するには不適である。一方、FEP等のフッ素系
樹脂フィルムも耐熱性や耐溶剤性は満足し得るものの、
離型が軽過ぎ、また剛性が不足しているため、工程紙と
しては満足し得る状態ではない。
を積層した工程紙が広く用いられている。しかし乍ら、
これら従来の工程紙は耐熱性、耐溶剤性、離型性が必ず
しも十分ではないため、例えばシリコンゴムの工程紙と
して使用するには不適である。一方、FEP等のフッ素系
樹脂フィルムも耐熱性や耐溶剤性は満足し得るものの、
離型が軽過ぎ、また剛性が不足しているため、工程紙と
しては満足し得る状態ではない。
本発明は上記の如き実情に鑑み、耐熱性、耐溶剤性及
び離型性が共に良好で、特に粘着性のあるシリコンゴム
フィルムの製造に最適な工程紙及びその製造方法を提供
するものである。
び離型性が共に良好で、特に粘着性のあるシリコンゴム
フィルムの製造に最適な工程紙及びその製造方法を提供
するものである。
即ち、本発明は四フッ化エチレン共重合樹脂層を基材
上に積層してなる、耐熱性、耐溶剤性及び離型性に優れ
た工程紙を、及び 上記工程紙を製造するための方法として、四フッ化エ
チレン共重合樹脂を基材上に溶融押出し、該樹脂層を基
材上に積層することを特徴とする耐熱性、耐溶剤性及び
離型性に優れた工程紙の製造方法、及び 四フッ化エチレン共重合樹脂フィルムを接着剤を介し
て基材上に接着させることを特徴とする耐熱性、耐溶剤
性及び離型性に優れた工程紙の製造方法を、それぞれ内
容とするものである。
上に積層してなる、耐熱性、耐溶剤性及び離型性に優れ
た工程紙を、及び 上記工程紙を製造するための方法として、四フッ化エ
チレン共重合樹脂を基材上に溶融押出し、該樹脂層を基
材上に積層することを特徴とする耐熱性、耐溶剤性及び
離型性に優れた工程紙の製造方法、及び 四フッ化エチレン共重合樹脂フィルムを接着剤を介し
て基材上に接着させることを特徴とする耐熱性、耐溶剤
性及び離型性に優れた工程紙の製造方法を、それぞれ内
容とするものである。
本発明に用いられる四フッ化エチレン共重合体として
は、四フッ化エチレン分子とエチレン分子とが4:6〜6:4
の割合で共重合させたものが好適である。四フッ化エチ
レン分子が上記割合よりも少ないと、耐熱性及び耐溶剤
性が十分でなくなり、逆に多くなると、離型性が軽くな
り過ぎる傾向がある。
は、四フッ化エチレン分子とエチレン分子とが4:6〜6:4
の割合で共重合させたものが好適である。四フッ化エチ
レン分子が上記割合よりも少ないと、耐熱性及び耐溶剤
性が十分でなくなり、逆に多くなると、離型性が軽くな
り過ぎる傾向がある。
本発明に用いられる基材としては紙、合成樹脂フィル
ム、金属箔、それらのラミネート等が用いられる。合成
樹脂フィルムとしては耐熱性樹脂、例えばPBT、PET等の
ポリエステル、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリア
セタール等が挙げられる。
ム、金属箔、それらのラミネート等が用いられる。合成
樹脂フィルムとしては耐熱性樹脂、例えばPBT、PET等の
ポリエステル、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリア
セタール等が挙げられる。
本発明において、四フッ化エチレン共重合樹脂層を基
材上に積層する方法としては、四フッ化エチレン共重合
樹脂フィルムを接着材を用いて積層する方法、四フッ化
エチレン共重合樹脂を基材上に溶融押出しする方法等が
用いられる。接着剤を用いる方法による場合は、四フッ
化エチレン共重合樹脂フィルムの接着面に、予めコロナ
処理、オゾン処理等の表面活性処理を施すのが好まし
く、また接着法、押出し法のいずれの場合も、基材を予
めアンカーコート処理等を施し、樹脂との接着性を増強
しておくのが好ましい。
材上に積層する方法としては、四フッ化エチレン共重合
樹脂フィルムを接着材を用いて積層する方法、四フッ化
エチレン共重合樹脂を基材上に溶融押出しする方法等が
用いられる。接着剤を用いる方法による場合は、四フッ
化エチレン共重合樹脂フィルムの接着面に、予めコロナ
処理、オゾン処理等の表面活性処理を施すのが好まし
く、また接着法、押出し法のいずれの場合も、基材を予
めアンカーコート処理等を施し、樹脂との接着性を増強
しておくのが好ましい。
また四フッ化共重合樹脂に無機物を混練したり、また
該樹脂フィルムにエンボス加工等を施し、四フッ化共重
合樹脂層の表面に凹凸を設けることにより、該工程紙よ
り転写されたフィルムは上記工程紙の凹凸が転写され、
巻き取り時にブロッキングし難いフィムを作ることがで
きる。上記の如き機能を果たす無機物としては、炭酸カ
ルシウム、シリカ、マイカ、クレー、タルク、ゼオライ
ト、アルミナ、酸化チタン、酸化スズ、ガラス粉、硫酸
バリウム、ベントナイト、珪藻土、石こう、炭酸水素ナ
トリウム等が例示される。これらの配合量は２〜40重量
％の範囲が好ましく、２重量％未満ではブロッキング防
止効果が小さく、一方40重量％を越えると、接着性、ラ
ミネート加工性が悪くなる。
該樹脂フィルムにエンボス加工等を施し、四フッ化共重
合樹脂層の表面に凹凸を設けることにより、該工程紙よ
り転写されたフィルムは上記工程紙の凹凸が転写され、
巻き取り時にブロッキングし難いフィムを作ることがで
きる。上記の如き機能を果たす無機物としては、炭酸カ
ルシウム、シリカ、マイカ、クレー、タルク、ゼオライ
ト、アルミナ、酸化チタン、酸化スズ、ガラス粉、硫酸
バリウム、ベントナイト、珪藻土、石こう、炭酸水素ナ
トリウム等が例示される。これらの配合量は２〜40重量
％の範囲が好ましく、２重量％未満ではブロッキング防
止効果が小さく、一方40重量％を越えると、接着性、ラ
ミネート加工性が悪くなる。
以下、本発明を実施例、比較例を挙げて説明するが、
本発明はこれらにより何ら制限を受けるものではない。
本発明はこれらにより何ら制限を受けるものではない。
実施例１ 四フッ化エチレンコポリマー樹脂フィルム（旭硝子
（株）製、「アフレックス」フィルム25μｍ厚、コロナ
片面処理品、四フッ化エチレン分子／エチレン分子＝5/
5）のコロナ処理面に接着層としてエマルジョンウレタ
ン（広野化学工業（株）製、エマルジョンウレタンNo30
00）を40kg/m2（Wet）コーティング後130g/m2の紙基材
と積層し110℃×10分の加熱で接着させ、四フッ化エチ
レンコポリマー樹脂工程紙を得た。
（株）製、「アフレックス」フィルム25μｍ厚、コロナ
片面処理品、四フッ化エチレン分子／エチレン分子＝5/
5）のコロナ処理面に接着層としてエマルジョンウレタ
ン（広野化学工業（株）製、エマルジョンウレタンNo30
00）を40kg/m2（Wet）コーティング後130g/m2の紙基材
と積層し110℃×10分の加熱で接着させ、四フッ化エチ
レンコポリマー樹脂工程紙を得た。
上記工程紙上にシリコンゴム液（信越化学工業（株）
製KE1201、触媒としてCat RGを７％添加）をキャスト
（厚さ200μｍ）し、150℃、30分でキュアを行い、シリ
コンゴム皮膜を形成させた後、25mm幅で剥離テストを行
った。同時に耐熱性、耐溶剤性のテストも実施した。結
果を第１表に示す。
製KE1201、触媒としてCat RGを７％添加）をキャスト
（厚さ200μｍ）し、150℃、30分でキュアを行い、シリ
コンゴム皮膜を形成させた後、25mm幅で剥離テストを行
った。同時に耐熱性、耐溶剤性のテストも実施した。結
果を第１表に示す。
比較例１ 130g/m2の紙基材にポリプロピレン樹脂（三井石油化
学工業（株）製、LA−221）を溶融押出し（厚さ25μ
ｍ）し、ポリプロピレン工程紙を得た。
学工業（株）製、LA−221）を溶融押出し（厚さ25μ
ｍ）し、ポリプロピレン工程紙を得た。
得られた工程紙上に実施例１と同様にシリコンゴム皮
膜を形成し剥離製、耐熱性、耐溶剤性のテストを行っ
た。結果は第１表に示す。
膜を形成し剥離製、耐熱性、耐溶剤性のテストを行っ
た。結果は第１表に示す。
〔作用・効果〕 途上の通り、本発明によれば耐熱性、耐溶剤性及び離
型性の共に優れた工程紙を提供することができる。本発
明の工程紙は人工ヒフ、酸素富化膜等の用途に好適な粘
着性のシリコンゴムフィルムの製造に最適である。
型性の共に優れた工程紙を提供することができる。本発
明の工程紙は人工ヒフ、酸素富化膜等の用途に好適な粘
着性のシリコンゴムフィルムの製造に最適である。
Claims (10)
- 【請求項１】四フッ化エチレン共重合樹脂層を基材上に
積層してなる、耐熱性、耐溶剤性及び離型性に優れた工
程紙。 - 【請求項２】四フッ化エチレン共重合樹脂が四フッ化エ
チレン分子とエチレン分子とが4:6〜6:4の割合で共重合
させたものである請求項１記載の工程紙。 - 【請求項３】シリコンゴム皮膜形成用である請求項１又
は２の工程紙。 - 【請求項４】四フッ化エチレン共重合樹脂を基材上に溶
融押出し、該樹脂層を基材上に積層することを特徴とす
る耐熱性、耐溶剤性及び離型性に優れた工程紙の製造方
法。 - 【請求項５】基材にアンカーコート処理を施す請求項４
記載の製造方法。 - 【請求項６】四フッ化エチレン共重合樹脂フィルムを接
着剤を介して基材上に接着させることを特徴とする耐熱
性、耐溶剤性及び離型性に優れた工程紙の製造方法。 - 【請求項７】四フッ化エチレン共重合樹脂フィルムの接
着面に表面活性処理を施す請求項６記載の製造方法。 - 【請求項８】表面活性処理がコロナ処理である請求項７
記載の製造方法。 - 【請求項９】表面活性処理がオゾン処理である請求項７
記載の製造方法。 - 【請求項１０】基材にアンカーコート処理を施す請求項
６記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6605088A JP2678284B2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 工程紙及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6605088A JP2678284B2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 工程紙及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01239191A JPH01239191A (ja) | 1989-09-25 |
| JP2678284B2 true JP2678284B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=13304658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6605088A Expired - Lifetime JP2678284B2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 工程紙及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2678284B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5392156A (en) * | 1992-03-31 | 1995-02-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical device |
-
1988
- 1988-03-18 JP JP6605088A patent/JP2678284B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01239191A (ja) | 1989-09-25 |
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